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2017年12月23日 (土)

茨城/常総 薄暮の水海道商店街

茨城県常総市、関東鉄道/水海道駅からの歩き旅です。

(2011年8月当時)

●水海道案内図

「みつかいどう」と読み、かつてはこの水海道市でしたが現在は合併して常総市となっています。

左側に表示が出ているものは殆どが神社仏閣系です。

ちなみに駅は真ん中下の自転車の絵がある部分のすぐ上あたりなので、これらの神社仏閣へは距離があります。各々駅からの距離を㌔数で書いておりますが、4km、5kmとあり、歩きでは時間がないと困難です。

そんな事もあり、またここにに着いた時間も遅くて既に暗くなりかけていた為、今回記事では駅前の商店街がメインになります。

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●駅前バス停

駅前広場にあるバス停です。

他の都市への便も出ていて、土浦駅西口行きもありました。これは6年前の夏のものですが、現在も便があります。ただ、1日2便のみでした。土浦駅までは68分となっています。

あとは岩井ターミナル行きがあるのが個人的に特筆?もので、鉄道駅のない岩井(旧・岩井市⇒現・坂東市)へのアクセスがここからできるのですね。

実は坂東市へ行った時にアクセス方法を調べていましたが、千葉県の野田市駅からバスに乗るというものがあり、それしか頭になかったのですが、ここからも行けるのか、と。1日5便しかなく、時間的にも100分かかるようで、あまりお勧めはできませんが。

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●駅前広場と通り

右側が駅になりますが、駅前は線路と平行にこの道路が通っています。

駅前の商店街は、左側の茶色の建物の向こうを左へ入って進む事となります。

薄暗くなってかなり画質悪いです、すみません。

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●水海道マンホール

旧水海道市の表記でマンホールがありました。

「I LOVE MITSUKAIDO」の文字が単なる平板なマンホールでなくてよかったです。

市の木カシに停まっている市の鳥ウグイスが配され、そのバックに市の花サクラがある、という構成です。メッセージは他とは違うオリジナリティーのあるものですが、載っているものは割に平板ですね、絵はなかなかインパクトあるものですが。

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●ここからが商店街

駅前広場からまっすぐ入って行きましたが、線路と走る道路の方が幹線道っぼくて、駅から伸びるこの道は逆に裏道っぽい様相を呈しています。

そんな中でも色々味のある建物が散見され、そういう意味での見応えはあると思います。

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●野村屋

商店街を進んでゆきます。

右側に野村屋というホテルがあります。ホテル野村屋、って表記が不思議な感じでした。××屋、とくると「旅館」がつくイメージがありますが、ここはホテルなんですね。

そしてこういうのを見る度に現在稼働しているかを確認するのですが、現役のようです。サイトもありましたが、2食付6,000円ってリーズナブルですよね、しかも駅近で。クレジットカードが使えないのが難点ですが。

この辺りは駅前にドカンとビジネスホテルが建っているというよりはこういう旅館的な宿泊施設が点在している感じです。

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●振り返って

先のホテル野村屋の所まで来て、駅側へと振り返ったカットです。

看板は裏側は野村屋旅館になっていました。なんや「旅館」やん、と思いましたが、それは別にどっちでもよい事ですね。

商店街の街灯が青緑っぽく多数光っていました。

街の様子を鮮明に撮りたかったのですが、それとはまったく縁遠く、辛うじて様子が分かる限界点にまで、時間的には来ていました。これ以上はほぼ撮れないかなと。

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●不思議な空間

上の写真から更に進んだ所です。

稲荷神社?的なスペースが未知の両サイドに現われました。

正直、常総市で見た個人的に最もインパクのある所でした。写真がぼやけてるんで何も伝わりませんが。

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●看板

珠算教室の看板がありましたが、おそらく昭和の頃に描かれたものでしょう

こういう歴史遺産は残しておいてほしいですね。

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●昭和感満載

最もこれを感じたのがこの辺りです。

いくつかは確実に現役ではないだろう、と思って見ていましたが、これを昼間の鮮明な写真として残したかったですが、こんな具合なので余計に古めかしく見えるかもしれません。

ボロボロの飯屋の看板に「定食」の幟、それにコカコーラのロゴにと…。

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●駅通り商店街

の店店がゲートに記されている部分です。

人通り僅かのゴーストな感じの通りにシャッターで閉まった店の面々…。

建物の威圧感もものすごかったです。

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●江戸屋薬舗

最後はこの写真です。

右側に写っている立派な建物についての解説がありました。

「江戸屋薬舗」という事で、1700年創業し、江戸表へ米穀類を送ってその帰りの船で、薬草類を持ち帰ったそうです。江戸の薬を売っていたという訳ですか。今のこの建屋も江戸末期安政年間のものというので貴重な文化遺産です。

薄暮どころかかなり暗くなってきている中でも写真を撮って、更にはこのように記事として晒しているのは他ならぬこの街の風景が懐かしさに溢れていて、それを伝えたいからです。

歴史に思いを馳せながらこの水海道の街を歩けば、きっと目に見えるい゛鐘に深い旅が味わえるのではないでしょうか、という事でこの記事の結びとしたいと思います。

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