JR粉河駅 (和歌山県紀の川市)
和歌山県紀の川市のJR粉河(こかわ)駅です。
紀の川市ではJR打田駅をupしていますが、今回はこれにつづいて紀の川市の駅についての記事をお送りします。
-JR粉河駅-
【路線】JR和歌山線(王寺-和歌山間)
【開業】1900年11月25日
【訪問】初訪問-2009年8月
【1日あたり平均乗車人員】 1,112人/日 (2016年)
【近隣の主要駅】 (王寺方面)橋本駅→9駅
(和歌山方面)打田駅→2駅
●駅名標周辺
「こが」でも「こなかわ」でもなく、 「こかわ」です。
紀の川市では2駅隣の打田(うちた)駅が中心駅とされていますが、ここ粉河は市を代表する観光名所のひとつである「粉河寺」の最寄駅として、市内の重要な駅となっています。
といっても和歌山線のみに属する形であり、沿線の紀の川市の駅もすべてこの形で、特別大きい駅というのがこれといってないところが紀の川市内の駅の特徴です。むしろJRではなく、和歌山電鉄の貴志駅というたま駅長の駅の方が断然有名で、JR駅にひとつ市内の分かり易い拠点駅がほしいものだと思いました。
2009年に初訪問しましたが、これはその時の様子です。2018年、今年再訪しましたが、特に大きくは変わっていませんでした。
1面しか見えていませんが、2面3線のホームです。
ホーム上に屋根のあるエリアがかなり小さく、拠点駅感があんまりない感じです。
向かいホームとは向こうの跨線橋で繋がっています。
上の写真にも遠目に見えていますが、粉河寺の広告塔が立っていました。
こういうところはやはり単なる1駅にとどまらないところ、というものでしょうか。粉河寺はとにかく敷地の広いお寺で、すぐには回り切れないです。
当駅から北へ1kmとありますが、駅前の道路をまずはひたすらまっすぐ歩く事となります。
とにかく粉河寺が観光名所であるこの辺りで、900m直進で粉河寺の案内板が出ていました。
傍にいるのはビリケンさんではなくて童男大士(どうなんたいし)というもので、粉河寺の中にもその像はありますが、千手観音の化身とされています。国宝となっている「粉河寺縁起絵巻」にも載る重要人物?とされています。
過去2回行きましたが、この道しか通った事がありません(笑)
駅からまっすぐ伸びていく道です、粉河寺もこの道まっしぐらです(笑)
商店街的な性格の強い通りという感じでしたが、あまり立ち止まって行くような所は記憶にはなかったです。中心街らしく金融機関は並んでいましたが。
●駅前東
駅からまっすぐ伸びている上の写真の道路は駅から北へ伸びていますが、こちらは線路と平行に、駅前広場から東へ伸びている道路です。
直進すると県道7号と交差する道で、この道自体も和歌山県道123号となっています。
平屋建ての横に長い駅舎で、北陸の小都市の中心駅のような雰囲気でしたが、あまり駅自体のスペースが広い訳ではなかったと思います。
この沿線だと岩出駅(岩出市)や打田駅(ここ紀の川市)などの市の中心駅がありますが、どれもこじんまりとしすぎるくらいの駅舎で「これ市の中心駅か?」と思わされるぐらい小さな駅舎で、ここがかなり大きい部類に入るのでは?と感じるほどです。
駅名表示のこじんまり感もこの辺り特有という感じでした。
ここから行くならズバリ粉河寺です。ここを行かない手はないかと。
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