長野/伊那 いーなの商店街群
長野県伊那市、JR伊那市駅からの歩き旅です。
(2012年7月当時)
●駅バス停
伊那市駅バス停として標識が2本並んでいました。
伊那バスとして市内循環線として2路線で1時間に1本程度あり、あとJRバスの運行がされているようでした。
この駅から徒歩3分程度の所に伊那バスターミナルというのがあります。
この街での印象で最も強かったのは商店街の通りでしょうか。ほぼ商店街の記憶だった気がします。もちろん駅周辺ですが。
珈琲たいむという珈琲がありますが、ここはcoffeeタイム。タイムという名の喫茶店ですね。軒先は「珈琲タイム」表記となっていました。
このような歩道のみ屋根のついた商店街が続いていました。
人口7万ほどの街ながら、駅前交差点がこのような斜めから渡れるスクランブル状になっていました。
歩道に屋根のつく商店街がずーっと続いていて、高さもそこそこの建物もずーっと続いていて、人口にたがわず?割に都会的な街の雰囲気でした。
伊那市のマンホールのカラー版がありました。
米を馬に括り付けて運び峠を越える姿が描かれていますが、「伊那節」との表記もあります。これは地元の民謡・伊那節にこの絵のような歌詞があるという事です。
のポスターが貼ってありました。
毎年8月の第一土日に行なわれ、昨年で60回を数え、還暦の歴史を持ちます。
市民おどりやおどりコンテストも行われ、市内での賑やかな年に一度のイベントという訳ですね。
オープニングにはパレードが行われ、また2日目には花火大会があり、4,000発の花火が打ち上げられるといいます。長野県といえば、夏周辺時期の土日に毎週のように行われている諏訪湖花火大会のイメージが個人的に強いのですが、ここも結構な数の打ち上げがあるのですね。
もう1枚貼られていたのはプレミアム商品券のものですが「いーな伊那」というものでした。分かり易いネーミングです。
長野県で「上伊那」と呼ばれる地方の県現地機関事務所が入った庁舎で、上伊那地域振興局が複数階にわたってあります。
あまり高くは見えないですが5階建てです。
細い路地に入ると、かなり年季の入った建物群に出くわして、路面の濡れと相まってか荒涼とした雰囲気を醸し出していました。
コンクリート色丸出しの建物に人通りの少ない通り、こんな情緒溢れたものがあるか、というぐらい。
という地名が見られた辺りで、屋根つき商店街がやはりずーっと続いています。
「電子マネーい~なちゃんカードの街」との表記がありました。
商店街の屋根サイドには、提灯が並んでいました。
先の「伊那まつり」を1週間前に控える状況にあった為、祭りの準備モードだったのでしょうね。
ちょっとしたスペースがありましたが、プチバラ庭園という感じでした。
伊那橋は1894(明治27)年にかけられたのが最初といわれる歴史のある橋で、 「信濃の橋百選」として本の中に納められているといいます。
昭和39年当時では歩道部分がなく、昭和41年は歩道部分がついたものとなっていました。
橋の親柱に種田山頭火の句碑があるのは、山頭火がここを訪ねた事があるからで、1940年に亡くなっていますが、その前年にここを訪ねたとありました。
この橋の架かっている川は小沢川といいます。
商店街に始まり、商店街に終わる今回の記事ですが、この赤い縁のアーケードが長々と続いていました。古い町なんだなという印象をかなり受けましたが、昨今の郊外型主流の波の中で、これら商店街がどれほど稼働しているのか…と思わされました。
他の街のようなシャッター商店街が目立つという感じではなかったのも印象としてあり、古い商習慣?の街がいまだに続いている部分もあるのかな、と思ったり。
以上伊那市でした。
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