福岡/行橋 ゆく橋くる橋 正八幡宮
福岡県行橋(ゆくはし)市、JR行橋駅からの歩き旅です。
(2011年3月当時)
●APA HOTEL
訪問時に泊まったホテルです、
行橋市は福岡県でも東部にあり、小倉からは南に位置し、この辺りにホテルなんかあるのか??と思いつつ探してみたらあったので、ここに停まって翌朝散策したものです。
アパホテルは福岡県内には現在10店舗あり、この行橋駅前のAPAはそのうちのひとつです。
●おいなりさん
駅近くにあるこのお稲荷さんは「正八幡宮」と幟が出ていましたが、これが実際にここの名称です。
境内周りが溝になっていて、お稲荷さんの色である朱塗りの欄干で橋が架かっていました。行橋でいきなり「橋」に出会いました(笑)
正八幡宮の拝殿です。
平安初期の860年が起源とされている由緒正しき宮です。
戦勝祈願からのちには領内安堵までその役割を時代とともに変えつつ参拝祈願され続けたお宮でもありました。
願いをみちびく戦いの神、として長きにわたり信仰/崇拝され、その範囲は豊前一円にまで広がっているといいます。
今時季でいえば七夕祭が7/7に開催されています。
下側写真の拝殿と直角に位置しているのは「参集殿」です。
本殿の右手前にある大きなクスノキが御神木で、樹齢約350年といわれています。素朴な疑問として、この樹齢350年はいつ400年とかに変わるのか??と思いますね。いつまでも350年と言われていたりするかも?と。正確な誕生年が分からないと、そういう事になるのかな?と。
ちなみにここの境内には大きなクスノキが多数あります。
「むすび玉」と呼ばれる玉がありました。
水に浸かった形でこの大きな玉がクルクルと回ります。ボウリングの球のようでした。
行橋だけに(笑)
それで「行橋(ゆくはし)」の地名由来は??と調べてみると…
行事(ぎょうじ)と大橋(おおはし)の合成地名だそうです。その漢字を行と橋を合わせて、読み方まで変えて「ゆくはし」にするとは…
何かの橋に因んでの命名かと思っていましたが…、しかし大橋ということはこちらに橋があったのか…??この大橋という地区は宿場町として賑わっていたようです。
橋のついた由来まではよく分かりませんが、この反った石橋「ねがい橋」は情緒溢れた大変印象的なものでした。
この正八幡宮では「干支めぐり」というのがあり、御神木の周りに十二支のお社が祀られていて、参拝者の干支の社にお参りできるシステム??がありました。
という訳でしたがの写真には、戌と亥がありました。
神社に行くと、それぞれ狛犬の表情や恰好が違うというもので、それなりにまとまった格好をしていればあまり気づく事はないかもしれませんが、これはちょっと目を止めて見てしまうのではないでしょうか?身体の反り具合に口の開け具合にと。
●境内
正八幡宮の様子に終始したこの記事となりましたが、境内の一角はこんな感じです。
行橋駅からほど近いので気軽に歩いて寄れます。
干支めぐりはちょっとユニークで、自分の干支の祀られている所を、願いを込めてお祈りするのは良いかもしれません。
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