宮城/大崎 東鳴子は勘七湯!
(2017年5月当時)
●勘七湯 入口
東鳴子温泉に立ち寄った際に泊まった宿がこの「勘七湯」です。
宮城県内を旅していて名取→気仙沼ときて、どこへ泊まろうか?となった時に、どこか温泉地となり、鳴子か東鳴子となり、東鳴子からこの宿を選んだという具合で、当日予約で入れました。
JR鳴子御殿湯駅から徒歩約3分、東鳴子温泉街の中にあり、この写真の向こうが鳴子御殿湯駅になります。
この真ん中に見えている建物に「勘七湯」の看板がありますが、泊まったのはこの建屋ではなく、この建物の手前の路地を入った所にあります。
この向こうにある建物が宿泊時に当てられた部屋のある方です。
この手前側の建物は今は宿泊には利用されていないようでしたが…
建物自体にかなりの年季が見られますが、創業は天明年間の1784年で、現在の御主人で7代目だそうです。HPはコチラ
路地を入った突き当たりに泊まった宿の建屋があるのですが、その玄関口周辺です。
集中下駄箱方式で、ここで靴を脱ぐこととなります。スリッパに履き替えて上がります。
玄関のすぐ先がフロントで、御主人が出迎えてくれました。
朝食だけのプランで予約したのですが、朝食は部屋まで運んでくれるというので、時間を指定して運んでもらう形でした。夕食は付けていなかったので、各自という形になります。
コンビニは近くにはなく、鳴子御殿湯駅を越えて結局1km程歩いた所にありました。食べに行く場合は、徒歩2,3分程度の所に「千両」という食堂?がありますが、夜だとここくらいしか空いてないようです。近くにミニスーパーはありますが、夜閉まるのが早くて少々残念です。
コンビニはやや遠いですが、歩いて買い出してきました。戻ってきた時に宿の御主人とばったり出会ったのですが「言ってくれれば車で送りましたのに」と。宿に入る時にもそんなような事を言っておられた気もしますが、そこまでして頂くのもなんだし、夜でも街並みを感じたかったしで、敢えて歩いて行きました。未知の地の夜の1kmは結構遠いものでした。
ここが東鳴子で唯一と言ってよいレベルで夜も開いている飲食店です。
駅を越えて反対側にもいくつかお店自体はあるようですが、明確に夜でも営業している事を感じられたのはこの店だけでした。
結果的に行きませんでしたが、ラーメンやトンカツ定食などがあるようです。
階段を上がって(エレベータもあります)こんな赤いじゅうたんの館内でした。
外観渋めなのに、中身がこんなビビッドだとは!
「やまぶき」という部屋での泊まりとなりました。
ちなみにこの時の宿泊料は¥6,720でした。旅館のサイトを見ると、2食だと1人利用では9,000円台からとなりますが、この時は1食の利用だったというのもあるかもしれません。リーズナブルな面も本当に助かりました。
泊まった部屋はバスはおろかトイレもなく、キッチンは部屋の外にこのような共同式で大きめのものがありました。お湯を沸かして飲み食いする場合はここで沸かす、という感じですね。
自分の泊まった部屋からだと、廊下を隔ててほぼ真向いにありました。
懐かしい感じの重量感あるアクリルのルームキーです。
部屋の一角に差し込んで電機代わりにするようなイマドキのキーとは全然違います。昭和の末期か平成の初期か初めてひとりで宿泊した時に持ったルームキーの重厚っぷりときたらありませんでした、ちょうどこんな様なキーでした。
東鳴子温泉、とありますが、鳴子温泉に比べるとやや穏やかで賑やか度もやや低いかなという感じです。温泉宿の軒数はそこそこありつつも何故かその割に静かな温泉街で、不思議な雰囲気でした。温泉利用客が行き交うなんてシーンは皆無で、荒涼としてちょっと怖いくらいでした。
温泉宿必須アイテムともいうべき、ウェルカムお菓子です(笑)
それがこの「くるみゆべし」。これがそれにあたるか分かりませんが、鳴子ゆべしなんてのもあるそうです。ちなみにゆべしを変換すると「柚餅子」となります。
ちょっとこじんまりとした部屋でした。
和室で布団が敷いてあると嬉しいですね。
窓までのこじんまりとしたスペースですが、くつろげました。
椅子がフカフカでちょっと派手っぽくて印象的でした。
勘七湯の文字が入った浴衣やバスタオルがありました。
館内にお風呂がありますが、24時間入浴可能です。
大浴場はそれほど大きいものではないですが、室数がそんなには多くなく、和室が33室とありますが、この日はそんなに埋まっていた感じではなかったと思います。そこそこ宿泊客はいましたけど。
そんな訳でお風呂は割とのんひり入らせてもらいました。
最後の写真はコレです。
チェックイン時に時間指定していましたが、朝8:00頃に部屋に持ってこられました朝食です。
思えば部屋まで食事を持ち込んで頂いたのは、この時初めてかもしれませんでした。
いい感じの和定食でした。朝からありがとうございました。
という訳で、この朝食を頂いて程なく、チェックアウトさせて頂き西へ、鳴子温泉側へとのんびり歩いて行きました。
東鳴子温泉街は、鳴子御殿湯駅の両側でちょっと性格も違う感じなので、その辺りも別記事でお伝えできれば、と思っています。
以上、東鳴子 勘七湯でした
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