埼玉/北本 余命2ヶ月の温泉
埼玉県北本市、JR北本駅からの歩き旅です。
(2018年11月当時)
●駅前通り
先ずは北本駅から駅前の通りを歩いて行きます。
北本に初めて来たのは2011年の事でしたが、この時は駅の真ん前しか行ってなくて、街のネタが殆どないと思って、先日再訪してきました。
通っているうちにこのパステル調のクリーニング屋さんに目がいって撮りました。手前には何気に「無人市」がありました。
北本駅東口からから北東へ更に進みます。
商店街的な名残か、独特の丸い2連街灯が立っていました。といっても他の箇所では見受けられず、どうなっているのかな?というところでしたが、この通りは結構住宅地の性格も強く、そこに店が点在している感じでした。
北本駅東口から北東へ500m程度進むと、この歩道橋の架かる広い国道17号線と交差します。国道17号は東京の中央区から新潟市までを結ぶという総延長にして450kmを越える長い国道です。1952年に国道に指定されました。
この交差する道路を右折して目的地へと向かいます。
国道17号に差し掛かる交差点を右折して暫し歩いていたら、左手にこのようなキリンの居る風景に出くわしました。大きな太鼓とキリンで、とてもインパクトがあります。
こういうインパクトのある造形物って墓石店とか、こういう工芸展のものと察するのですが、これは見事な工芸品!でした。三越にあるようなライオン像もありました(笑)
上の写真の工芸店・アートジャパンの建屋の部分ですが、赤い看板の下に謎の「M」の影が!この赤地の看板にピッタリのMでした。それも曲線の「m」です。
そしてここにも太鼓と一緒のキリンとは別に、キリンがいました(笑)
そのmの正体は…
下の写真にあります、マクドナルドと隣接していた訳ですね。
例の、高い位置にあるあの「m」の影が隣のビルに写り込んでいたのでした。
ちなみにここのマックでハンバーガーを頂きました、思い切り余談ですが。
「北本天然温泉 美肌の湯」としてでっかい看板の出た日帰り温泉がありました。
今回の歩き旅の目的地はズバリここでした!
ここへ来ただけでも北本を訪ねた価値があるというものでした。
さあ入ろう!と意気揚々と乗り込んだのですが…
入るや否や、いきなりこれでした…
2019年1月31をもちまして…、と「日」の表記が抜けてるのがお茶目でしたが…設備の老朽化もあり閉店の運びとなったとの事です。
もう残り2ヶ月を切りました。
ここはすっかりリニューアルされて2020年にHANAホテル北本、というホテルになるそうです。
現名称である「美肌の湯」というのも今年改称になったそうで、約20年前に「楽市楽湯」という名称で開業し、その後「湯花楽」への改称を経て、今年2月に現名称になった矢先の事でした…。
入口を過ぎて、一般入浴料820円とレンタルタオルセット210円の、しめて1,030円を払って入りました。
100円で黒酢が飲めるコーナーがありました。
閉店前の割にはそれなりに設備投資されている様子でした。
マッサージ機も旧来のものではなく、割に新しい無重力のができるタイプでしたし。お風呂は2階層にわたって、どちらの階にも浴槽もサウナもありました。ただ、ジェットバス系の部分が「これ以上の圧力で出ません」的な記載があったり、その面については設備投資が厳しい事の表れなのかな、と感じさせられました。
食堂もありましたが、フードコートのようにバイブの番号札を持たせる方式のやつでした。
そこそこのスーパー銭湯で、終末期の閑散とした雰囲気もなく、最後まで平常運転で営業しようという気概のようなものを感じました。
来年1月末、つまり来月末までというカウントダウン態勢にはいった当温泉ですが、営業しているうちに多くの皆さんに来てほしい、と、訪ねた人間からのささやかなエールをここに贈りたいと思います。最後まで頑張って下さい!!
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