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2019年3月23日 (土)

茨城/龍ヶ崎 米町新町そして上町

茨城県龍ケ崎市、関東鉄道/竜ヶ崎駅からの歩き旅です。

(2012年5月当時)

▼まずはマンホールから。

龍ケ崎市の花・キキョウと市の木・マツを配し、そして市の鳥ハクチョウが牛久沼を優雅に泳ぐ姿、というのがコンセプトだそうです。

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▼龍ケ崎駅の程近くに、このような「米薬師」というお寺がありました。

「薬師堂」とよばれる事が多いようで、米薬師とはあまり呼ばれないようです。

お堂の青銅色の屋根が横から見ると程よい曲線の三角で、正面から見ると末広がりな感じになっていて、なかなか印象的なものがありました。

広い敷地の割に色んなものが、ポツンポツンと置かれているだけの感じで、特に説明板も見受けられませんでした。なので歴史も由緒もよく分からずで…。

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▼駅前広場過ぎた辺りで向こうの右側「竜ヶ崎通運」などが見えていた地点です。

限りなく日通に近いデザインですが、駅前にある日通がことごとく年季入っているのと同じように、ここもまたかなりの年季の入りようでした。

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▼竜ヶ崎駅バス停の時刻表です。

行先として

・江戸崎
・戸張
・突合
・佐貫駅

とありました。

佐貫駅は、市名を名乗る当駅よりも利用者数が断然多く、実質的な龍ヶ崎市の交通の中心的存在となっていますが、2020年には「龍ケ崎駅」を名乗る事が決まったそうです。

電車でも両駅は1駅挟んで存在する形となっていますが、バス路線でも繋がっています。

戸張(とはり)は、竜ヶ崎駅より少し東に位置しており、地裁や警察署などが近くにあるエリアで、江戸崎は隣の稲敷市の地区となります。

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▼竜ヶ崎駅から東へ200m程の地点で、終着駅からまっすぐ進んだ形で、このような幹線道と商店街があり、ここは龍ケ崎米町郵便局などがある辺りです。

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▼同じ米町ですが、コミュニティバスのバス停です。

きれいに1時間に1本のダイヤとなっていました。この手のバスにしては本数が多い方かなと思います。

しかし17時台が終バスという早さでした…。

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▼上の写真より少しだけ進んだ所ですが、左側の建物がまさに取り壊されようとしていた感じでした。

壁の表面がボロボロになっていて、どんだけ年季入ってるんだという感じでしたが、前面の覆いもこの時の取り壊しで組まれたものかも不明で、ずっとこんな状態ではないだろう、さすがに…とは思いましたが、実際のところどうなのでしょうか。壊されていたのだとすると、今ここは更地になっているか、別の建物が建っているかですね。

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▼米町から更に東へ進んで次の「新町」というバス停です。

コミュニティバスだけでなく、関東鉄道のバス停標識もありましたが、3路線で各々1日数本の少ない便数でした。

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▼という事で新町の周辺マップがありました。

方角は上が北で、竜ヶ崎駅から東へ歩いてきています。

現在地は、横に通っているオレンジの道路の真ん中より左の部分で、オレンジ部分の左側約1/4あたりです。

ここから進んでいくと、上町・にぎわい広場へと至る、というところです。

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▼上の地図にも載っている「八坂神社」です。

始まりは平安末期、鎌倉時代に入ろうかという頃だそうで、当時は台地より下は沼地であったという龍ケ崎の開拓にあたった農民の心のよりどころであったそうです。

1577(天正5)年に現在地に移され、龍ケ崎の鎮守として住民の篤い信仰に支えられ続けているといいます。

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▼更に東へ上町へと至り、商店街が活発になってきた気がしました。

駅から離れるほど活発化してくる気がするのもなんだか皮肉な感じでしたが、古き良き商店街の雰囲気に溢れていました。

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▼最後は、この写真です。

登録有形文化財「小野瀬(おのせ)家住宅」です。

江戸時代の18世紀末には商いをはじめていたとされ、1830年代には巨万の富を築いたとされています。

この住宅は1923(大正12)年頃のものといわれ、当初は競売にかかって存続すら危ぶまれていたところを市内の方に買い取られて存続が決定、野外文化財登録にこぎつける事となった、という経緯があります。

消えてなくなるか文化財となるかは大違いですね。

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