京都/城陽 気になる木なら見てみよう
京都府城陽市、JR城陽駅からの歩き旅です。
(2012年5月当時)
▼城陽駅の線路に沿った道は整備されていて、つつじ?が咲いた通りとなっていました。
そして、ここへ来るまで知らなかったんですが、城陽市は京都サンガのホームタウンです。と、いってもホームタウンのひとつで、色んな市がホームタウンとなっているので、そのうちのひとつという感じです。
駅から100m程南の所にあります。北側はもう少し近い所に踏切があります。
予備校とか銀行などがありました。
▼上の踏切から西へ進んだ所にあった「城陽模型」のウインドウに沢山のプラモデルの箱がありました。
しかし、この城陽模型…
2017年9月初めをもって閉店したそうで、こんなニュースにもなっていました。
1972年に創業されて、80年代初めはガンプラで盛況したのかな?と想像しますが、いつの間にやらプラモデル店というのも少なくなったなと感じていたところ、ここに出くわしたのでいつまでも存在していてほしいと思ったのですが、現状調べてみたら閉店していました…
ベンチが複数脚あるバス停ってなかなかお目にかかれないのでは?と思い見ていました。
ちなみにここでは近鉄寺田駅行きで、寺田駅はここから西へ1km弱の地点にあります。
ダイヤ的にはきれいに1時間に2本、8時台~18時台のみで設定されていましたが、その18時台のバスが最終です。
市役所は城陽駅から南西方向にあり、徒歩5分程度で着きます。
白を基調とした角ばった建物で、窓の部分の黒っぽい色と交互に織りなされたツートンストライプの形になっており、また表の入口の庇部分は円盤が半分飛び出たような形になっていました。
前の広場もなく、いきなり道路に面して建っていることに驚きましたが。
▼城陽市役所から南東へ200m程歩いた所に、この城陽郵便局があります。
面によって色が違う建物となっていて、片や白で片や茶色という構成でした。角度が違えば全然違う建物の様でした。
▼ 「サポウト」の文字が目に入って撮っただけのものです(笑)
▼城陽の駅前は味気ない感じだったな、というのがそれまでの訪問での感想で、商店街はどこにあるんだろうと思って歩き回っているうちに行き着いたところです。
5月のGW期間中でもあったので、鯉のぼりが賑やかに舞い、街を彩っていました。
個人的に城陽市で最も印象的だったカットです。
落ち葉が凄かった覚えがありましたが、写真で見てもこんな感じでした。
この高校は城陽が市となった1972年に開学しており、先の城陽模型が創業したのもこの年であり、城陽にとっての1972年というのは色々と縁の深い年という事を感じさせられます。
先に載せた商店街の鯉のぼりですが、この高校のボランティアのメンバーが飾りつけをした、とありました。
かなり古い歴史を持つ神社のようで「山城国風土記」には「水度の社」なる記載があり、奈良時代には存在していたものとされています。
鳥居の下には綱が架けられていました。
鴻ノ巣山という山の裾にあり、緑に包まれた道を歩いて行った訳です。
本殿を奥にしてくっつく形のものではなく、敷地のの真ん中にドカッと立っている感じの拝殿でした。
酒樽が沢山乗っかってるのも印象的でしたし、この反った屋根も画になる感じでした。
屋根部分のぐにゃっとした曲がり具合が素晴らしいですね。横から撮ると奥行きが感じられて、また深い味わいが感じられました。
この奥に本殿があります。
拝所の塀の関係で垣間見える感じにしか見えませんでしたが、風格を感じる建物でした。
この本殿は重要文化財に指定されており、1448年建立で城陽市内では最も古い建物とされています。城陽に来て、その最たる象徴的な建物を見る事ができて良かったというところです。
1448年にこの京都府内で建ったという事で、応仁の乱前夜に生まれて、それからずっと世の中と共に生きてきた建物であり、時代の生き証人な訳ですね。
幹から突然ボコッと唇が出っ張っているような木がありました。老女の顔に似ているとして、この名前で言い伝えられているといいます。
ちなみにこんな風に幹からコブが出るような現象は、虫が入ったか枝が切られたか等して、木が自らを修復しようとする働きだといわれています。この辺りは結構色んな木があったりして、樹木が見どころとなっています。
高さ17mある立派な木ですが、この個体は特に参道を代表する木と位置付けられているのでしょうか、枝の分岐っぷりがものすごかったです。
上の写真の木と共に「城陽市の名木・古木」の中に選ばれていて、城陽の街の楽しみ方がこれらの「木を見ること」であると気づきました。
京都府にあって「城陽市」という個人的な印象はなかなか渋い所、という感じで、何を見に行けばよいのか??何を見つけられるのか??と思ってやってきたのですが、木めぐりなんてするのも良いかなと思いました。
プチ土産という感じですが、「山城風情」とか「梅城陽」というお菓子を買いました。
しかし今検索で調べてもなかなか出てこず、スポット的な商品だったのかもしれません。
それならそれで、これは貴重なカットなのかもしれません、という事で以上、城陽市でした。
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