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2019年4月20日 (土)

秋田/由利本荘① 本荘公園は4月が旬!! 

秋田県由利本荘市、JR羽後本荘駅からの歩き旅です。

(2012年8月当時)

▼羽後本荘の駅から出てすぐ、このような大通りへ。

広い道路にゴツゴツした建物が続いていて、北海道の小都市の駅前にこんな感じの街並み多かった印象が強いのですが、ホントそれによく似た感じでした。

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▼道中に食堂の建物に出くわしましたが、既に「貸店舗」の表示が…

この名前で検索しても全然出てきませんでした。閉店後相当経っているのかもしれないですね。

昭和期には食堂としてさぞや栄えたのでは…?と思わされる雰囲気をすごく感じました。

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▼更に駅から離れる形で進んで行ったところです。

色んなお店や施設が並んでいる「幹線道の商店街」という感じの駅前通りです。

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▼由利本庄市文化交流館「カダーレ」です。

カダーレ、とカタカナ表記がされていますが、その名前由来は「仲間に入って」という意味の方言「かだれ」からきているのだそうです。

羽後本荘駅から西へ約300~400m程の地点にある複合公共施設で、図書館・公民館・教育学習施設などを持ち、文化ホールも有しており、2011年に開館しましたが、この時の訪問が2012年当時で、まだ出来たてのホヤホヤだったのでした。

それだけあってフォルムも斬新な建物で、BCS賞などの建築関連の賞も頂いたりしています。

前の道路の曲がり具合と建物の曲がり具合が妙にマッチしてる感じでしたが、そこを狙って設計しているのかもしれません。

建物の形そのものも実にユニークで、建物を見てるだけでも充分堪能できました。

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▼本荘は城下町の側面も強く、電話ボックスがこんなに立派なところもありました。

白壁の和風建築電話ボックス、なんとも贅沢です。

そしてサイドには城壁を模した塀が。

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由利本荘市役所です。

茶色と白のビビッドの色遣いがとても印象的な、学校風の建物でした。

てっぺんの部分が出っ張っているのも建物としてインパクトがあります。

旧・本荘市時代の1969年竣工という事で、建物として今年でちょうど50周年を迎えます。

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本荘公園として整備されている辺りで、塀は城郭風ですが、その周辺の木々や床面などもかなり整備されていました。

そして本荘公園の地図があり、由利本荘市の案内図や広域案内図まで並んでいました、この辺り由利本荘の観光のメインになっている事が窺えます。

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▼お堀周辺の様子です。

よく整備されて、水面はぼんやりと樹木が映っていました。

この時はあいにくの天気で、そのせいで霞んでいた部分があったのかもしれません。

本荘城は当時の遺構があまり多くなく、公園として整備され出したのは1990年代に入ってからといいます。そんな中で水掘は貴重な遺構のひとつです。

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▼復元された大手門です。

本荘城は、最上義光の家臣である楯岡満茂によって、江戸時代に入ってからの1610年に築城されたもので、元は「本城」であったようです。

門をくぐれば本格的にお城の公園です。

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▼大手門をくぐって公園スペースへ。

このような庭園状のスペースや、芝いっぱいのスペースなどがありました。

そして正面には階段がデンと構えていました。

その階段の辺りから大手門へ向かっての眺めが3枚目の写真のカットです。

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▼石段を上がった先の公園案内図です。

昔の城郭感の溢れる地割というか、そういうものをすごく感じました。

桜の名所として秋田県内でも屈指の地のようで、東北地方の桜の開花時期を考えると、ちょうど今この時期がまさに桜の最盛期ではないかと思います。

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▼その階段を上って行ったところには、本丸の館として休憩室的な建物と「修身館」として本荘のまち・歴史・文化などを学ぶ体験学習的な施設などがあります。この建物へもまた階段を上っていきましたが…。

修身館は本荘城三の丸にあった藩校「修身館」からそのまま名前が取られていますが、利用状況としては年間1万人強の方々が利用されているようで、その中でもこの4月の利用者数が断然多く、桜祭りなどの影響大との事でした。やはり今が旬なのですね、この本荘公園は。

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▼本荘城の本丸跡に鎮座している「本荘神社」です。

右側には稲荷神社が建っていて、これと並ぶ形で存在しています。

例祭が4月28日にあるという事で、これまたもうすぐな訳で、桜の見ごろと共に色々とあるこの界隈です。

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満州開拓の碑というのがありました。

正式表 記は「満開拓の碑」とさんずいの付く形でした。

もうすぐ平成も終わり令和を迎えますが、この日は平成元年に設置されたとありました。

中国にある満州国への「由利郷開拓団」が結成され、秋田県派遣の開拓団の中でも最大規模の人数で大きな成果を上げたという事で、ここにその功績を讃える形でつくられたようです。

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▼本荘公園には色々なものがあり、何故かこんな鳥の大きなケージがありました。

インコのような鳥が1羽確認できましたが、あとはいるのかいないのか分からない状態でしたが…

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▼由利本荘の街を見下ろした様子です。

平山城である本荘城なので、少し高い所へも行く訳で、それなりの街の眺めが堪能できます。

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▼本荘神社周辺の様子です。

桜の時期などの賑わう時期を除けば、割と穏やかでのんびりした感じで見られると思います。観光客で賑わうという感じではありませんでした。

ただこの時はそれに輪をかけて、雨天でもあり出歩く事自体が失敗だった感がありました。

その為に少し雰囲気の出たカットになったかな、という感じはしますが…

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一旦ここで切って、主要な建物に焦点を当てて次の記事にてお送りしたいと思います。

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