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2019年6月 5日 (水)

千葉/白井① しろい七福神とそろばんと 

千葉県白井(しろい)市、 北総鉄道/白井駅からの旅です。

(2019年1月当時)

▼白井駅の駅記事は2011年8月訪問時のものですが、この辺りは駅前のほんのわずかな所しか歩いておらず、街の記事をupし辛い状況にあり、今年の1月に7年半ぶりに再訪しました。今回記事の写真はその2019年1月当時のものとなります。

駅記事と時期が同じではありませんが、再訪時は初回とさほど雰囲気が変わっておらず、違和感は特にありませんでした。

まず最初に白井駅の両サイド出口への案内となるマップです。

両出口の周辺に何があるかを大体これで確認した訳ですが、公共施設系が中心で、観光要素が感じられなかったので、Google Mapで観光名所を検索しました。徒歩圏域は街の風景がただ続くだけで、これといったものは見つけられそうになく、バスを利用する事としました。

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▼駅前南口へ出てきました。

駅記事にありますが、駅を出て左へ曲がると南口になりますが、まずは長い線路を横切る橋を渡って、そしてこの広場スペースに行き着きます。

噴水みたいなのがありましたが水は出ていませんでした。

そして円形の噴水?の向こうには「梨の泉」と名づけられた水溜めのようなスペースがありました。手前の噴水含め「梨の泉」のようですが、その噴水部分には直径1mもの御影石の球体があり、水が流れている時は「梨が洗われているよう」だそうです。

白井市はづくりが盛んで、その生産量は日本屈指であるといいます。日本の都道府県で梨生産量の最も多いのはやはり千葉県で、平成28年時点で全体の10%を越えて(13%)います。2006年度の資料ですが、自治体ごとの生産ランキングでは白井市は全国4位でした。

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▼白井市のマンホールです。

色違いバージョンも見つかりました。

やはり梨の生産がアピール材料であり、真ん中にドカンと据えられていました。外周は市の花である「さつき」と思われます。ちなみに市の木は「シイ」であり、梨ではありません(笑)

カラーバージョンが複数種あるケースは結構珍しいと思いますが、観れてラッキーでした。

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▼噴水の部分の写真で向こうにチラッと見えていたのが、このスーパーチェーン「マルエツ」で、東京を中心に関東に多数の店舗を有し、東京143店舗に対して、千葉県内では50店舗を有しているといいます。

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▼白井駅南口の実質的な駅前通りです。

高い枯れ木に挟まれた、やや幅の狭い道路に沿って色んな建物が並んでいました。

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▼バスのりばに戻って、周辺の様子です。

のりばとしては「ちばレインボーバス」1番(JR西船橋駅行き)2番(鎌ヶ谷市市役所行き)のりばがあり、これ以外に「白井市循環バス」というコミュニティバスがあります。空に架かる虹を思わせるどこかメルヘンチックな車体は癒しの雰囲気でした。

そしてここから乗ったバスは2番のりばから、鎌ヶ谷市役所行きの便に乗りました。

1時間に1~2本程度でしたが、この辺にでも行ってみれば何かあるかな??と思い、乗ってみたものです。

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▼白井駅からバスに乗る事約7分、行き着いたのはここでした。

バス停名にして「本白井郵便局」です。

色々あった末に降り立った所です。なんでこんな所に降りたんだよ?という感じですが…

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▼実はこの本白井郵便局バス停に着いたのは偶々で、ここへ下りた必然性は全くありません。

元々日帰り温泉の付近へ行きたかったのですが、乗った路線のバスが間違っていたようで、急に思っていたのと違う方面へ進み出したので、オーバーしすぎない程度に降り立ったのがここだったという訳です。本当にこの白井市という所は、観光名所とかご当地ならではの何かを探しづらい街でした。

結果少々オーバーしてしまったので、とりあえず白い駅方面に最悪徒歩で戻る事も想定しつつ、少しずつ戻っていきました。

まず降りたバス停付近ではこんな感じの昭和な掲示物が遺っていました。いちばん下の分など、顔がもはや錆色になってしまっていますが、元の色を知るべくもない状態でした。

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▼昭和な看板のすぐそばに、昭和に建てられたであろう崩れんばかりのこの建物がかなり印象的でした。

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▼歩いて程なく日蓮宗の「秋本寺」というお寺に出くわしました。

秋本太郎左衛門尉勝光という武将によって1303年に開山されたという歴史あるお寺で、開山者の名字を取って寺の名になるって結構珍しいのでは?と思いましたが、白井市では唯一の日蓮宗寺院です。

そしてここに幟が立っていました。 「しろい七福神」と。

ここでやっと観光的な要素をこの白井市に見出す事ができました。

「七福神めぐり」ができるではないか!と。

たしかにできます。市内各寺院に七福神が点在しており、ここ秋本寺には毘沙門天がいます。

その他詳細はコチラ

白井に旅の要素が見出せてなんとも安心しました、色々行って見るものだなと。

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▼更には、このような年季の入った建物に出くわしました。

右読みの看板です。 「銅鐵板金」とあり下に「建築請負」とありました。

検索しても全く出てません。いつ稼働を閉じたのか全く知る術もありませんでした。

両サイドの銅板イラストのようなものも何気にインパクトありますが、こんな建物が残り続けている事が貴重の一言でした。

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▼更に駅方面へ向かって歩いて行く途中にこの「そろばん博物館」がありました。

こういうのこそ、ご当地ならではという感じのものに出会えたというものでした。

幹線道沿いの一角にポツンとある実にこじんまりとした建物でした。

2011年の5月に開館してまだ8年という意外と歴史に浅い建物でした。

中にもチラッと入りましたが、帳場みたいなのとそろばんが色んな種類のがありました。2Fの展示コーナーだとじっくり見れたと思いますが、他のお客さんが偶々結構来ていて、狭苦しい感じもあって、ちょっと覗いただけで金も払わずに出ていきました。

【白井そろばん博物館】

住所:千葉県白井市復1459-12

電話番号:047-492-8890

利用時間:10:00~16:00

休館日:月・火曜日(祝日の場合は開館)

入館料:大人300円、学生200円 幼児無料

HP:https://www.soroban-muse.com/

アクセス:JR白井駅より徒歩約25分

     白井駅より千葉レインボーバス「白井」バス停徒歩1分

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▼そのそろばん博物館からわずか50mの位置にある「白井」バス停です。

そこには、そろばん博物館のベンチがありました。

とりあえず白井市にて観光できるものが見つけられたのが、第一の収穫でした。

一旦ここで白井市の旅記事を〆ます。

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