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2019年9月 1日 (日)

JR吉松駅 (鹿児島県姶良郡湧水町)

鹿児島県姶良郡湧水町のJR吉松(よしまつ)です。

湧水町は鹿児島県の北部内陸地域に位置し、人口は9,552人(2019.6.1現在)です。

2005年に旧・吉松町と栗野町が合併してできた町で、池から湧き出る湧水に因んでの命名といいますが、湧水というのは「水が湧く」という事で、このような名詞に動詞をくっつけたような自治体名はなかなか珍しいのでは?という気がします。

-JR吉松駅-
【路線】
JR肥薩線(八代-隼人間)
      吉都線(吉松-都城間)

【開業】1903年9月5日
【訪問】2019年1
【1日あたり平均乗車人員】 116人/日 (2013年) 
【近隣の主要駅】 (八代方面) 人吉駅→4駅 
           (隼人方面) 霧島温泉駅→4
駅 
           (都城方面) えびの駅→3駅

▼駅の名前はよく聞いていましたが、こうして訪ねたのは今年の初めの事で「ようやく来れた」という感じでした。

JR肥薩線と吉都線を結ぶ駅であり、南九州にあって郡部の珍しいキー駅の役割を担っています。なので、隣駅表示も片方は2つ書かれてありました。

JR吉都(きっと)線の「吉」はこの吉松の事で、「都」の都城駅と結んだ路線という事です。

隣駅の「くりの」 (栗野)駅は湧水町になる前、合併相手の町名駅で、吉松もこの旧町を名乗った駅となります。

もう片方の「まさき」 (真幸。これで「まさき」と読みます)駅は肥薩線で、宮崎県の駅となります。吉都線ではここにある「つるまる」 (鶴丸)駅を経て次からが宮崎県の駅となります。

鹿児島の駅記事が続きますが、これは今年の初めに霧島温泉郷を訪ねた事に始まる一連の旅で訪問した駅を順次upしていってるためです。

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▼時刻表です。

左から 「隼人・鹿児島方面」(肥薩線)  「人吉・熊本方面」(肥薩線)  「都城・宮崎方面」(吉都線)

となっています。

最も本数が多いのが肥薩線の「隼人・鹿児島方面」で、1時間に1本近くありますが、これが最多です。この駅が複数路線にまたがるキー駅であっても、全体的な本数は多いといえない状況です。

全体を通して終電時刻が20時台とはすごいですね、早すぎる…ヒトの生活としては、そうしたものであるべきかもしれませんが…。

肥薩線の反対方面(人吉・熊本方面)は1日に3本しかなく、吉都線の都城方面は概ね2時間に1本という形です。

この時は吉都線の駅をいくつか降り立った訳ですが、常に時刻表とのチェックをしながら巡っていました。

九州の内陸部を走るレアな路線で、存続していてほしいなと個人的には望みますが、この先どうなるのかな?とも感じました。

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▼ホームは2面4線で、実際に使用されているのは2面3線で、残り1線は留置線です。

ホーム上にはドカッと売店がありました。

この時は見かけませんでしたが、昭和の頃によくあった駅弁の立ち売りを今もやっているそうです。

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▼南九州の内陸部では屈指のキー駅であるためか、豪華な雰囲気が感じられ、ホーム上の屋根が広く大きく取られているだけでなく、骨組みにも着色されていたりしました。

1日あたりの乗車数は100人そこそこですが、そう思わせない立派なホームで、この時は両側ホームに電車が停まっていました。

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▼そのホームに停まっていた電車たちの様子です。

上の写真では両側ホームに列車が停車していましたが、この時3つ稼働しているホーム全部に列車が停まっていたのでした。

上側の単独で写っている電車は「キットカット電車」で、前面には縁起良く「吉」の字が並んでいます。

このあたりは縁起の良い駅名三部作?で、丸、吉、真と縁起良い漢字が並んでいるのです。

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▼両面あるホームを繋いでいるのはこの跨線橋です。

改札側のホームと、島式ホーム2つがあり、階段は橋から3つ下りている格好になります。

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▼その跨線橋の内部です。

とりあえず階段部分は掲示物はなく、手すりの上と下で色が分かれるツートンになっていて、デザインにアクセントがついたものとなっていました。。

橋の部分は掲示物がありました。手すりを境にしたツートンはここでも続いていて、また屋根部分は骨組み部分が丸みを帯びてちょっと凝った形となっていました。

この階段は、階段が3つ下りている跨線橋の真ん中のもので、上りきった後は両サイドに通路がある形です。

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▼島式ホームから跨線橋を渡って来て、改札側のホームへ。

ここは列車が停車しないホームです。

当日日付つきの顔抜き看板があったり、チェンソーアートの木彫物があったり、ただの通過点の一駅では無いようなものが色々と置かれていました。という事で、今年の1月3日の事でした。貴重な「平成31年」です。

この湧水町では「チェンソーアート全国大会」というのが近年になり毎年行われている事から、このようなものが置いてあるようです。

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▼改札を出るところです。

切符入れがポツンとあって、ただ縦にまっすぐなゲートがあるだけの構造でした。

ただ出口までには少し距離を感じさせる奥行きがありました。

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▼駅前広場には動輪が静態保存されていました。

そしてその両サイドには肥薩線の開通記念碑や、吉松駅の開業100周年記念碑なども並べられていました。

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▼駅前広場の延長上ともいうべきスペースには、このような蒸気機関車も静態保存されていました。

C5552号というものでした。

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▼この駅前には色々ありすぎて嬉しい誤算でした。

こんな郡部のひっそりした感じの駅にこんなに色んなものがあるとは…往時は栄えていたのかな??などと思いを馳せてしまいます。

ということでこれは「石倉」という"近代化産業遺産"として保存されているもので、燃料庫だそうです。1903年の開業当時に造られ、鉄道関連施設としての石造物では現存最古級ともいわれています。

また、案内板にありましたが、この駅は鉄道の街として大いに栄え、最盛期には600人を越える職員が働いていたそうです。

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▼吉松駅の駅舎です。

郡部とはいえ交通の要衝の役目を果たし続けている駅だけあってか、2階建てのそこそこの規模の駅舎となっています。

それぞれの階の屋根縁に当たる部分がオレンジになっていて、白を基調とした建物において、良いアクセントになっています。

当初は、肥薩線と吉都線の分岐駅で、どの道待ち時間が発生するので、どんな所かな?位な感じでやって来ましたが、あれこれ見る分に関しては時間つぶしができる所、というのが訪ねての感想でした。

ただ、駅前が賑わっているとか栄えているとか、そういう感じはありませんでした。なので食べる所を探すなどは困難でした。しかし真ん前に銭湯があります。

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▼最後はこのカットで。

キットカットです(笑)

ホームにキットカット電車が停まっていましたが、「吉都」線に因んでのもので、駅で切符を買った時に駅員さんがくれました。

切符購入者には全員くれたのでしょう、正月期間でキャンペーン的なものであったのかもしれません。

という訳で、この切符にあるように次に向かったのは「京町温泉」駅でした。

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