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2022年10月の4件の記事

2022年10月30日 (日)

生活と思い出と世の中と(1996年)

遡って振り返る、「生活と思い出と世の中と」。28回目は1996(平成8)年です。

O-157による食中毒が流行ったり、再び自民党政権へ戻ったり、巨人の「メークドラマ」があったり、色々な一年でした。

 

●仕事

最初に入社した会社で年を越した最後の年でした。つまりこの翌年2月に退職を切り出し、3/31付で退職しているので、そういう事を考えながら働いていた日々ではありました。会社が平日休みだったので、平日開催の転職フェアみたいなのに行ったりしてました。

また最初の会社は異動が激しくて、その中にあって1/1~12/31まで全く異動がなく、最初の会社では同じ勤務地で過ごした唯一の年でした。

 

●ニュース

ダイエーやイトーヨーカドーが元日から営業、と話題になっていました。当時ダイエーがうちの近所にあった事もあり、この日に売り出されていたMacのパソコンを買いました。

当時同業の商業界に身を置いていたので、元旦営業か…!と思いましたが、元日だけが「休み」だった自分は、とりあえず客入りがどんな感じか気になって、行ったついでに初めてパソコンを買った訳です。当時の上司から「うちも元旦営業すると言ったら、いくら手当てが出たら出勤する?」と聞かれたりもしました。「いくら積まれても出ない!」と言いましたが(笑)お金の問題ではない、と。

村山内閣が年が明けてすぐ、退陣を表明したのも驚きでした。55年体制を崩しての当時の社会党首班の内閣だった訳ですが、残念でした。

当時からおじいちゃん感のあった村山首相ですが、現在も御存命であることに驚きます、御年98歳。時々近況がニュースとして入り、ご健在が報告されています。

村山内閣に代わって、橋本龍太郎氏が首相となりました。以前から政界のホープ的存在でしたが、ここで就任となりました。また「民主党」が結成されたのもこの年でした。

羽生善治氏が将棋のタイトル七冠を独占したのも話題になりました。後に藤井聡太氏が脚光を浴びますが、そういうもののハシリ的な活躍と話題の取り上げ方をされていた事を感じます。

アトランタ五輪が開催され、マラソンの有森裕子選手が銅メダルを獲得し「自分をほめてあげたい」という発言が流行語大賞になりました。

O-157が発生してニュースになりましたが、今のコロナみたいに厳重な感じでなかったし、一過性のものという感じが結構ありましたね。

 

●もちもの

先述の通り、MacのPCを買いました。当時はWindows95が前年に出て、一般層に「パソコン」というものが急速に普及し始めた時期でした。

それまではパソコンなんて「マニア」の持ち物だった訳で、インターネットは「パソコン通信」と呼ばれるマニアのもので、今では当たり前になったパソコンを「当たり前にし始めた」のがこの時期だったと思います。

 

●訃報

岡本太郎さん …「太陽の塔」作者として名高く「芸術は爆発だ」のフレーズも有名

三橋美智也さん …戦後歌謡界を牽引した流行歌手

横山やすしさん …「やすし・きよし」で漫才ブームの頂点に君臨。派手な趣味と破天荒な生活ぶりも話題に。

司馬遼太郎さん …ノンフィクション作家の重鎮

金丸信さん …自民党の重鎮にして副総理まで務めた政界のドン。

高橋悦史さん …渋みのある俳優として「必殺仕舞人」や「鬼平犯科帳」などで活躍

フランキー堺さん …「赤かぶ検事奮戦記」などユーモアと味のある役者、「霊感ヤマ感第六感」の司会でも人気

非常階段・ミヤコさん …若手女性漫才師「非常階段」として活躍も病により早世

山形勲さん …闇のフィクサーなど力を持った重鎮的な悪役を得意とした俳優

坂本新兵さん …朝の番組「ママと遊ぼうピンポンパン」のシンペイちゃんとして子供たちに親しまれた

渥美清さん …「男はつらいよ」の寅さんとして国民的人気俳優

小林昭二さん …ウルトラマンのキャップに仮面ライダーのおやっさん、「西部警察」シリーズでもおやっさんを演じた俳優

藤子・F・不二雄さん …ドラえもんなど国民的アニメの原作者として大人気を得た漫画家。

塚本信夫さん …「帰ってきたウルトラマン」の隊長、「仮面ライダー」のおやっさんと小林昭二氏の足跡をたどった俳優

安田伸さん …クレージーキャッツのメンバー

柏戸 …大鵬と共に横綱として君臨し、柏鵬時代をつくりあげた横綱。

武原英子さん …清純派女優として活躍、「太陽にほえろ!」ゴリさんの最初の恋人役も。にしきのあきら氏と結婚後引退も後に復帰。

2022年10月16日 (日)

生活と思い出と世の中と(1997年②)

遡って振り返る「生活と思い出と世の中と」。27回目は生活と思い出と世の中と(1997年①) に続く1997(平成9)年の第2回目です。

今からもう四半世紀も前なのですね。

前回記事で描き切れなかった内容を振り返ります。

●ドラマ

当時見ていたドラマを列挙します。

・ガラスの靴 加藤紀子さん主演。シンデレラをモチーフとしながら、出生の秘密をめぐるドロドロの展開も。

・いいひと。 草彅剛さん初主演作として話題に。困ってる人が居たら助けずにいられない、いいひとのドラマ

・FIVE 5人の少女が犯罪組織と戦う。ともさかりえ、鈴木紗理奈、篠原ともえ、遠藤久美子、知念里奈の当時豪華な5人の共演

・ボディガード 長渕剛さんの4年ぶりレギュラードラマ。ボディーガードを生業とし、ある親子を守り通すドラマ

・失楽園 先日逝去された古谷一行さんの主演、川島なお美さんとの濡れ場で話題になった究極的な不倫ドラマ。映画でも別キャストで上映。

・あぐり NHK連続テレビ小説。吉行和子さんの母あぐりさんの半生を描く、新人田中美里さんの演技と夫役野村萬斎さんの怪演と。

・WHO? 昼帯ドラマ。星野真里さんの初主演作。女子高生が和菓子屋の大家族に飛び込んで新生活で巻き起こる数々

・ウルトラマンダイナ ウルトラマンティガの次作でつるの剛士さん主演。布川敏和/小野寺丈/山田まりや/木之元亮等豪華共演

・七曲署捜査一係 単発ドラマ。「太陽にほえろ!」の10年ぶりリメイク。舘ひろしさんをボスにキャストを一新。

 

●プロ野球

セ・リーグはヤクルト、パ・リーグは西武が優勝し、西武は2年間オリックスに優勝を掴まれましたが、3年ぶり優勝でした。

日本シリーズはヤクルトが4対1で制して日本一になりました。西武は2年間優勝を逃しての出場でしたが、日本一になれず、やはり黄金時代は過ぎたかな、とこの時点で感じました。

この年から年135試合制に移行しました。またドーム球場の開設として、大阪ドーム、ナゴヤドームが完成、試合が行われるようになりました。この時は、これからすべてドーム化されていくのか、と思っていましたが、そうでもなかったですね。

新人王はセ・リーグ広島・澤崎俊和投手、パ・リーグはロッテ・小坂誠選手でした。澤崎投手は同期の黒田博樹投手より先に台頭しましたが、その後は一時抑えに回ったりしたものの早くに引退し、この前後の広島では新人で活躍した選手が多く短命に終わっていました。

セ・リーグの本塁打王はヤクルトのホージー選手でしたが、陽気なキャラも含めて有名になり、ヤクルトは同時入団したオルティス選手が振るわず、ホージー選手が当たって良かったと思いました。

セ・リーグの最優秀防御率は広島・大野豊投手で当時42歳での規定投球回到達かつこのタイトル獲得となりました。

巨人はFAで清原和博選手が移籍し話題に。松井秀喜選手とのアベック打線で売りましたが、やはり巨人の重圧かチームが1975(昭和50)年以来の最下位か?というぐらい不調を極め、後半巻き返しで4位になったものの、かなりの低調ぶりでした。開幕はヤクルト戦で、この試合では広島から復活を期して移籍してきた小早川毅彦選手に3連続本塁打を打たれ、小早川選手の復活を後押しする格好となりました。桑田真澄投手が2年ぶりに復帰、1995(平成7)年のダイビングキャッチで肘を負傷後の待望の復活でした。

阪神ではグリーンウェル選手が鳴り物入りで入団したものの「神のお告げ」という有名なセリフを残してわずか7試合で帰国、引退しました。

引退としては、大石大二郎(近鉄)、西村徳文(ロッテ)、福良淳一(オリックス)といずれも後にオリックスの監督となる、一時代を築いた内野手が揃って現役を退きました。

 

●大相撲

概ね貴乃花の時代でしたが、優勝は貴乃花が3回と最多で、曙、若乃花、貴ノ浪が1回ずつでした。

曙は当時横綱でしたが、その横綱在位期間のうち1996(平成8)~1999(平成11)年の4年間で、この年の1度だけしか優勝していなかったのは調べてみて意外でした。

引退力士としては、まず元小結・浪乃花がケガもあり27歳の早い引退となりましたが、小兵で味のある力士でした。

また長年、関脇12場所を務めるなど三役で活躍し、大関候補にも名前が挙がった琴ヶ梅も引退、幕内に上がれないまま引退した大竜は元十両として年寄襲名しました。

戦後初の奈良県出身の幕内力士として注目された力櫻は諸事情で若くして引退となり、後にプロレスの道へ進む事となります。

元関脇・若翔洋も引退、大型の身体で関脇へ駆け上がった時期は注目されました。また琴別府も引退、十両へ上がりながら大病で序ノ口まで降格し、そこから新入幕を果たした苦労人でした。

そして元大関・小錦も遂に引退しました。大関としては1993(平成5)年までで、翌年からは関脇へ陥落後、平幕で相撲を取り続けた4年間でした。その超重量の身体を支えるひざの故障に苦しみながら、土俵に立つとひときわ歓声の大きかった人気力士でした。

 

2022年10月 9日 (日)

生活と思い出と世の中と(1997年①)

遡って振り返る、「生活と思い出と世の中と」。26回目は1997(平成9)年です。

この年4月~消費税がそれまでの3%から5%へと上がりました。

 

遂に平成もひとケタ年まで遡るようになってきました。

●仕事

この年3/31をもって、新卒から4年間勤めた会社を辞めました。

有給使って辞めたかったのですが、結局まるまる最終日まで普通に働き続けました。

4年間働いて退職金は10万ちょっとでした。一番大きかったのは、土日全く休めなかった事でした。その後もこの状態がずっと続くのが辛かったですね。

次の就職先を決めずに辞める事となり、それまでに転職活動もしていましたが決まらず、結局辞めてからは暫く無職でした。

離職票を提出し、失業保険を3ヶ月分もらって…という時期は再就職活動に身が入らず、最初の1ヶ月は旅行行きまくってましたが、不規則生活が祟ったのか体調を崩してしまい、カイロプラクティックに通ったりもしていました。稼ぎのない時期に1回4,000円がなかなかキツかったです。

体調を崩しながら、良い時は就活し…という感じでしたが、結局は11月初めに工場勤務のアルバイトを始める事としました。正社員はとりあえず一旦捨てて、そろそろ生活の為に働き口を…という事でバイトへ切替しました。なので4~10月の7ヶ月は「無職」でした。

 

●ニュース

まずは消費税が3%から8年ぶりに増税となり5%へと上がりました。当時はキツかったですが、今はその倍かと思うと負担がまだ軽かったんだな、と思います。

神戸の連続児童殺害事件、地元だけに震撼しました…酒鬼薔薇の件ですね。

山一證券の自主廃業で涙の会見もありました。ダイアナ妃が交通事故死という衝撃もあり「パパラッチ」という言葉も流行りました。

ロシアのタンカー「ナホトカ」からの重油流出事故で日本に大影響もありました。

秋田新幹線として、それまでの盛岡から秋田へ新幹線が延伸開業しました。遂に秋田県に新幹線が通り、東北の日本海側へも新幹線時代が来ました。

「たまごっち」が流行ったり、ルーズソックスが流行ったり…そんな年でもありましたね。

 

●訃報

中田ラケットさん 「中田ダイマル・ラケット」として兄弟漫才氏の弟。チリチリの髪型にゴツイ体格でツッコミ役。

池田満寿夫さん 画家。テレビにもタレント的に活動。

萬屋錦之介さん 「子連れ狼」の拝一刀を始めとして、「破れ傘刀舟・悪人狩り」など闇で成敗する正義キャラでも活躍した俳優。

椎谷建治さん 主に刑事ドラマや時代劇などの悪役として活躍も50歳の早世。

杉村春子さん 女優として文学座で大重鎮。

方倉陽二さん 漫画家。藤子不二雄氏のアシスタントとして関連のマンガを書いたり、自作で「アカンベー」などのギャグマンガを執筆

大津あきらさん 作曲家。中村雅俊さんの「心の色」など多数のヒット曲を世に送り出す。

西村晃さん ふてぶてしい悪役を中心に活躍したが、二代目「水戸黄門」に抜擢され茶目っ気黄門と親しまれる。

可愛かずみさん 女優としてグラビアなどでも活躍するも衝撃的な自殺

勝新太郎さん 映画スターとして活躍し、TVでも「座頭市」「警視K」などで活躍。

小坂一也さん 歌手から俳優へ転向。気弱そうな男が犯罪に手を染めるような悪役が印象的

青田昇さん プロ野球選手として活躍後、コーチ・解説者などでも活躍。ハッキリした物言いが印象的。

趙方豪さん 「ガキ帝国」で紳助竜助らと共演し主演デビュー。その後も俳優として活躍も41歳で早世

伊丹十三さん 俳優から映画監督へ転身し「マルサの女」など多くのヒット作を監督するも自殺

三船敏郎さん 日本映画界の重鎮。TVドラマでも時代劇で重鎮として活躍。

 

●旅行

生まれて初めて沖縄へ行きました。2月に行ったので、本土なら寒いのをとっても「暖かく」、異文化異世界に感動しまくりながらの2日間でした。

4月には九州一周し、福岡を除く殆どの県に初めて行き、長崎は中学時代修学旅行で行ったのでカットしました。短期間だったので、熊本県とかはちょっとしか寄らなかったり、そういうのはありました。一番良かったのは宮崎県でしょうか。夜の商店街?で釜揚げうどんを食べたりして。大分県では別府のアフリカンサファリに入って車内からライオンに餌やりしたり…。

その4月の末には「北海道」を一周しました。当時あった寝台列車「日本海」に乗って、初上陸地が函館で、海鮮ラーメンの素晴らしさに感動しながら、その後帯広⇒釧路⇒網走⇒旭川⇒名寄⇒稚内⇒小樽⇒千歳⇒札幌…という感じで、会社辞めてでないとなかなかできない旅行、そんな感じでした。

▼北海道周遊時の券

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2022年10月 2日 (日)

生活と思い出と世の中と(1998年)その②

遡って振り返る「生活と思い出と世の中と」。25回目は1998(平成10)年の第2回です。

 

●ブロ野球

横浜ベイスターズが日本一になりました。大洋時代以来38年ぶり。権藤監督率いるチームのマシンガン打線が大活躍し、セ・リーグで優勝し西武との日本シリーズも制しました。

巨人は高橋由伸選手が入団し松井、清原の各選手とMKTトリオを形成していました。引退も多く、川口和久投手が引退、代打で活躍していた吉村禎章選手も引退、そして日本ハムから移籍してきた金石昭人投手も引退しました。

ヤクルトでは長く主力として先発に中継ぎに活躍してきたベテラン伊藤昭光投手が引退し、西武から移籍してきた渡辺久信投手も33歳の若さで引退しました。

日本ハムのベテラン広瀬哲朗選手が引退、西武からダイエーへ移り西武へ戻ってきた渡辺智男投手も引退しました。

新人としては中日に川上憲伸投手や井端弘和選手などが入団しました。

 

●大相撲

若貴が並び立った最後の年と言えます。

兄弟2人で2回ずつ優勝し、若乃花はこの年横綱となり、ここに「兄弟同時横綱」が誕生しました。

しかし、翌年は2人とも優勝がなく、翌々年早々に若乃花は引退する事となります。

主な引退力士としては、元幕内・旭里や、幕内上位で長く活躍した元小結・三杉里、若貴同様二世にして兄弟で活躍した小城乃花、千代の富士引退後の九重勢として活躍を期待された元小結・巴富士、将来を大きく期待されながら三役になれなかった元幕内・久嶋海などでした。

 

●ドラマ

見ていたドラマだけ書きます。

昼帯ドラマ「39歳の秋」というのを見ていました。片平なぎささんの主演、39歳未婚女性の恋愛に揺れる心もようを描いた作品。主題歌が中森明菜さんの「とまどい」という、ドラマにマッチした良いものでした。

金曜日のTBS「あきまへんで!」という中村玉緒さん主演の異色バラエティー的なドラマでした。玉緒さんが女中を務める家の家族が色々いて、藤原紀香さんが西村雅彦さん演じる「サム」に夢中で、紀香妹役が内田有紀さんでサムを「ピカチュウ」とバカにしてて、弟役がまだ嵐になる前の二宮和也さんでした。

「お熱いのがお好き?」というドラマは椎名桔平さん主演、「あぐり」の田中美里さんや、細川俊之さんなど出ていましたが、最終回がナント生放送と異色のドラマでした。

「世紀末の詩」は竹野内豊さん主演のミステリアスな野島伸司さん作のドラマで、毎回「愛とは何か?」というのを大学教授役の山崎努さんと問い、語るようなドラマでした。

今殆どドラマ見ないですが、この時はかなり見なくなっていたとはいえ、それなりに見てたんだな…と感じます。

 

●旅行

最も金のない時期で旅行なんてとても…な時期でした。

 

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