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2023年7月 1日 (土)

生活と思い出と世の中と(1989年③)

遡って振り返る、「生活と思い出と世の中と」。46回目は1989(平成元)年の第3回です。

ここでは当時見たテレビなどをもとに当時の様子を綴っていきます。

ひとり暮らしを始めた年もあって、結構色々見ていました。

 

●ドラマ(本放送) ※見た作品だけ

「あなたが欲しい-I WANT YOU-」

 渡辺謙さん主演。思えば、病気で活動休止前に最後に彼を見たような気がします。財宝を探す男たちと3姉妹との出会いからストーリーが始まる…そこからよく覚えてませんが、渡辺さんが髪の後ろを少しくくって出ていたのは記憶にあります。
 主題歌が泉谷しげるさんの「春夏秋冬」で、タイトルは聞いたことがあって昔の曲だとは知っていましたが、この当時ロックのイメージが個人的に強くて、この曲があまりにも淡々としたものだったので、ものすごくギャップを感じました。昔はフォーク系だったのか、とこの時点で知りました。

 

「暴れん坊将軍Ⅲ」

 前年1988年からスタートしていた「Ⅲ」で、翌年9月まで続きますが、この年は何といってもレギュラー御庭番で三ツ木清隆さんが演じた「左源太」の壮絶な殉職劇がありました。代わって、後任というか一話だけ被りがありますが五代高之さん演ずる「才三」がレギュラー入りしました。その少し後に無名時代の高島礼子さんがやはり女性御庭番としてレギュラー入りしています。

 

「あいつがトラブル」

 南野陽子さん主演の横浜を舞台にした刑事ドラマ。織田裕二、宍戸開といった面々が若手としてイキのいい活躍をしていました。
織田さんの革ジャンとジーンズがカッコ良かった印象、宍戸さんはひたすらコミカルで。途中からなぜか、うじきつよしさんが同僚刑事として加入してきました。

 南野さんはこの作品で、髪を短く切ってウェーブをかけた独特のヘアスタイルで登場、拳銃の腕前は一流ながら経験不足で失敗を重ねながら成長していくのがストーリーの基軸でした。彼らの所属は色々な刑事の寄せ集めのような「失踪人課」という特殊部門で、はぐれ者の彼ら若手たちと、また「代表」として彼らの上司が、萩原健一さん演じる「沖田」で、中年ながらかなりの型破り刑事で、爆弾を持って走ったり、銃口に走って立ち向かったりの無鉄砲ぶりでした。これは彼が「太陽にほえろ!」で演じた「マカロニ刑事」がそのまま歳を取った姿…という想定で創られたキャラクターだそうです。

 それまで映画を中心に活動していた萩原さんがテレビに戻ってきた感があって、個人的には彼の活躍を楽しみにしながら見ていました。

 

「愛し合ってるかい!」

 「愛し合ってるか~い!」という陣内孝則さんの掛け声がインパクトの強かったドラマでした。小泉今日子さんにバービーボーイズのコンタこと近藤敦さんがドラマに出るなどの異色学園ドラマでした。それまでの生徒に焦点を当てた学園モノと違って、教師の恋愛等にもスポットを当てていた感がありました、あまりしっかり見ていませんでしたが和久井映見さんが生徒役で出ていた印象があります。

 

「明日に向かって走れ!」

 フジテレビの30分ドラマ枠の作品で前番組「スワンの涙」に続く、平成のスポ根ドラマでした。

 「スクールウォーズ」で不良にしてラガーマンとして活躍した大木大介を演じた松村雄基さんが駅伝部の監督役として主演し、熱血指導で生徒たちを引っ張る、というスクールウォーズと同じ「大映テレビ」の制作で、生徒役には当時の有望な若手がたくさんいましたが、その中に後にTOKIOのリーダーになった城島茂さんもいました。

 

「鬼平犯科帳」

 中村吉右衛門さんが主演しロングランシリーズになった鬼平犯科帳の第一作は、この年に放送されました。中堅同心の「酒井祐助」役は後に勝野洋さんに定着しましたが、当初は篠田三郎さんが演じていて、次作は柴俊夫さんになるなどコロコロ変わっていました。中西龍さんの名調子がスッと入ってくる流暢なものだった、最初からその印象が強かったです。

 

「勝手にしやがれヘイ!ブラザー」

「もっとあぶない刑事」終了から半年後、同じ時間枠で、柴田恭兵さんと仲村トオルさん、そして中条静夫さんという面々の共演が実現したドラマです。
中でも恭兵&トオルのコンビは話題性があり、当時の目玉の一つとして大々的に報じられていました。
トップ屋の恭兵さんと弁護士の卵的なトオルさんが異母兄弟という設定で、父親役が中条さんでした。トオルさんが大型バイクを乗り回すシーンも印象的でした。翌90年3月まで半年間放送されました。

 

「華麗なる追跡」

 この年11月に亡くなった松田優作さんの遺作となった単発ドラマ。
久しぶりにテレビでアクションをする事、そして共演が陸上選手のフローレンス・ジョイナーさんという異色具合が話題性を呼んだドラマでした。結構優作さんのアクションシーンが見れて、若い頃からの大きな衰えは感じられませんでしたが、膀胱がんがかなり進行し、直後には入院し一人で歩行のできない状態だったという事で、脚本もアクションシーンを軽減するよう自ら手を加えていたといいます。

 彼のガンが公表されたのは死後でしたが、この作品が放送されたのが死の一か月前で、観ている側は誰も、まさか彼がそんな重篤な状態だったとは知る由もありませんでした。11月にその死が報じられた時は、相当な衝撃でした。映画「ブラックレイン」やこの作品で、あんなにアクションしていたのに、末期がんだったとは…という感じでしたね。

 

「女ねずみ小僧」

大地真央さん主演で、何人かの女優が主演した女ねずみ小僧ですが、カタカなのサブタイトルが印象的でちょっと「今風」を感じる時代劇でした。「太陽にほえろ!」の「山さん」の露口茂さんが「太陽ー」以降でレギュラー出演した数少ない作品でもありました。

 

「キツイ奴ら」

小林薫さんに、ドラマ初出演の玉置浩二さんがコンビを組んだ異色ドラマでした。柳葉敏郎さんのヤクザ?に借金し、その返済を迫られながら、奮闘する?そんな感じのドラマだった、記憶です。♪キ・ツ・イ~のフレーズが印象的でもありました。

 

「こまらせないで!」

大映テレビ枠のドラマで、荻野目洋子さん演じる主人公が、普段は地味に幼稚園の先生をしながら、渡辺徹さん演じるダメ兄貴が窮地に陥ると、自分の正体を明かさずしてスーパーレディーに変身してピンチを救うという一話完結ものでした。
島崎和歌子さんや的場浩司さんが出だしの作品でもありました。また沢田亜矢子さん演じる義母と渡辺徹さんのダメ兄貴が、荻野目さんの主人公をめぐって言い争う掛け合いが面白く、ひとつの見せ場でもありました。天宮良さんが演じる刑事が、徹さん演じる親友と対照的にカッコよかったのも印象的で、その後天宮さんはもっと二の線で躍進していくと思ったのですが…

 昨年末、渡辺徹さん急死の際に、この作品でのエピソードを的場浩司さんがコメントし徹さんの死を悼んでいました。

 

「ゴリラ・警視庁捜査第八班」

石原プロが石原裕次郎氏亡き後に制作した最初の作品で、往年の「西部警察」のスケールをはるかに上回る事を標榜して始まったドラマでした。

初回からフィリピンロケを敢行し、派手な爆破や銃撃シーンで大規模なアクションを展開し、放送スタート前には特番が組まれて大々的に宣伝されていました。

渡哲也さんを行動隊長とし、舘ひろしさんと神田正輝さんという石原プロの「両輪」が刑事役として共演する事も話題となり、神田さんがひげを生やすなどイメチェンを図っていました。
「西部警察」と同じ日曜20時枠で放送されていましたが、自分が当時過ごしていた山陰地方では、テレ朝系がなかったので遅れで月曜22時だかに放送され、その後月曜24時ごろに放送され、この番組が終わってその日のテレビ番組が全終了していました。

初期に渡さんが足を怪我してしまい思うように動けなくなった事や、当初準レギュラーとしてオープニングにも名を連ねていた仲村トオルさんが出なくなった事、派手なアクションが中途半端でストーリーが分かりにくい事等で視聴率が振るわなかった事もあり、倉本聰さんをライターに据え「社会派」路線へ転換し、ストーリーに重厚性を持たせるなどテコ入れがなされました。
渡さん演じる倉本の妻が難病で入院する、舘さんの伊達刑事が末期がんに侵されながらも刑事を続ける、など続きものの要素を取り入れ、田中美奈子さんをレギュラー入りさせ、神田さんは髭を剃り元のイケメンに戻り等しながら、翌90年の最終回では舘さんの伊達が残された命を燃やし尽くす形で壮絶な殉職を遂げる3時間スペシャルが放送され、1年間の放送が完結しました。

その後石原プロでは人情系の刑事ドラマが制作され続け、このような派手な刑事ドラマは制作されなくなりました。

 

「ゴリラ・警視庁捜査第八班」より。
風間(神田正輝さん)の片手でのオートマック拳銃の弾丸装填

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「あの夏に抱かれたい」

 野村宏伸さんが主演、生き方がよく分からないまま突っ走る若者として、それまでの「教師びんびん物語」の榎本からは全く対照的なワイルドな役柄で一本立ち感がありました。その彼に惚れる世間知らずのお嬢様を演じていたのが少し年上の紺野美沙子さんという、局は違いますが「教師びんびん」のスピンオフ感はありました。
主題歌の吉田拓郎さん「落陽」が印象的で、当時からでも20年近く前の曲のリメークでしたが、未だにどこかで語り継がれているような名曲です。

 

「過ぎし日のセレナーデ」

田村正和さんが主演で古谷一行さんとコンビを組むという「男たちによろしく」以来2年ぶりの共演で、これに高橋惠子さんなども共演、あまり見ていませんでしたが、当時は漠然と大人の恋愛ものを時系列的に描いたものかと思っていましたが、もっと深い作品だったようで。翌年3月まで半年間放送されていました。

 

「スワンの涙」

正式には「青春オーロラ・スピン スワンの涙」というタイトルでした。
宮沢りえさんが主演した、水泳を題材にした大映テレビ30分枠のスポ根ドラマです。
ライバルからのいじめや、鬼コーチのしごきに耐えながらシンクロの選手として輝いていく、当時新進気鋭の宮沢りえさんが主演したこともあり、30分ドラマながら人気は高かった印象がありました。

 

「青春家族」

89年上期のNHK朝ドラです。
いしだあゆみさんと清水美砂さんのW主演で親子役でもありました。
清水さんの弟役には後にSMAPになる稲垣吾郎さんがいて、ちょうど声変わり独特の声が印象的でした。

割とほのぼのとしたドラマという印象がありましたが、個人的に毎朝トーストを焼いて食べながらこのドラマを見て大学へ通っていたので、その思い出とリンクする作品でもありました。

 

当初は全部書いて1記事にしようと思いましたが、長くなりすぎたので次回後編をお送りします。

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