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2024年2月の1件の記事

2024年2月 4日 (日)

生活と思い出と世の中と(1983年③)

遡って振り返る、「生活と思い出と世の中と」。70回目は1983年の第3回です。

当時見ていた、あるいは見ていなかったけどリアルで知っていたテレビ番組を中心に振り返ります。
当時小6~中1だったので、ドラマについては後者の方が多いですが…

 

●ドラマ

「明石貫平35才」

 …見ていませんでしたが、西田敏行さんがかつて自身が主演し人気を博した「池中玄太80キロ」のようなドラマに主演するという事で話題になっていました。また西城秀樹さんのドラマ出演も珍しく、当時髪を短くしたばかりだった事もあり話題になっていました。

「暴れん坊将軍Ⅱ」

 …前作の「吉宗評判記・暴れん坊将軍」が4年以上続いた後、西郷輝彦さん主演の「葵の暴れん坊」を挟んで、第二シリーズとしてこの年から放送され、やはり4年間続く事となります。
 このシリーズでは御庭番が交代し、荒木茂さんと朝加真由美さんが登場、最後までこのコンビで4年間続けることとなります。
 また初期のみでしたが、堤大二郎さんが演じる津川文之進を登場させて、新風を吹き込んでいましたが、半年余り退場する事となりました。

「大奥」

 …15年前に同じ「大奥」として1年間放送されていたもののリバイバル版で、このシリーズもまた1年間かけて大河ドラマ的な構成で大奥の攻防を描かれていました。基本見ていませんでしたが、当時放送中に徳川家光役で出演していた沖雅也さんが自殺した事もあり、ちょっとだけ見ていました。実際には彼が自殺したその日が、このドラマでの彼の出番の最終回と偶然重なっていました。

「オサラバ坂に陽が昇る」

 …リアルでほとんど見ておらず、当時読んでいた学習雑誌に、伊藤つかささんにスポットを当てたコーナーがあり、そこで柴田恭兵さんの横顔が写っているのを見ました。タイトルから石坂浩二さんの主演かと勝手に思っていましたが、実際は矢崎滋さんの主演でした。

「おしん」

 …国民的知名度を誇ったNHKテレビ小説で、1年間にわたって放送され、大ブームを起こしました。主演した小林綾子さんが大人気を得て、また「耐え忍ぶ」事の代名詞的にも「おしん」が使われ、当時苦難の末に糖尿病を克服して横綱になった隆の里関は「おしん横綱」と呼ばれました。

「おゆう」

 …タイトルからしてなにかと「おしん」と比べられた、こちらは民放のポーラテレビ小説のドラマです。

 放送開始の時期は「おしん」と同じで、主演したのは後にTBSのキャスターになった浜尾朱美さんで、元々キャスター志望もあり、女優はこれ以降ほぼせずにキャスターへ転身しました。

「女7人あつまれば」

 …当時見ていませんでしたが、シブがき隊が出演していたという事で、学習雑誌に載っていて、その付録の写真だかで、彼らがバイクに乗った姿がありました。なので他の出演者が誰か全然知りませんでしたが、加山雄三さん主演と知ったのは後年の事でした。

「家族ゲーム」

 …長渕剛さんがテレビドラマに進出した初作で、石野真子さんと離婚直後もあり話題性はありました。当時はまだ「順子」しか世間的に知られてない感じで、ここで主題歌だった「GOOD-BYE青春」が売れて、歌手としての存在感を上げつつ、破天荒な家庭教師役で役者としての存在感も注目され始めました。同年に映画版で松田優作さんが主演していました。

「金曜日の妻たちへ」

 …「金妻」の初作で、3部作はこの年から始まりました。これまたあまり見ていませんが、前年に「太陽にほえろ!」のゴリさんを10年勤めあげた竜雷太さんが、同じ金曜日のこの番組にレギュラー出演していました。

「外科医 城戸修平」

 …これも見ていませんが、中村雅俊さんにスポットを当てた雑誌記事でその存在を目にしました。中村さんが外科医に扮して周囲の人々との交流を描く姿を後年見ましたが、この翌年に文学座の後輩にあたる渡辺徹さんが主演した「風の中のあいつ」の源流のようなドラマと感じました。中村さん自身の歌う主題歌「燃える囁き」が印象的でした。♪生ーきてーみてー のフレーズがずっと頭の中に残っていて。

「高校聖夫婦」

 …これはリアルで見ていました。

 鶴見辰吾さんと伊藤麻衣子さんの高校生にして疑似夫婦ものというショッキングなストーリーが話題になり、いとうまい子さんを女優として初めて見たのがこの作品で、厳密にはデビュー作ではありませんが、実質世に出た作品としても知られます。
 突然ラジカセ(!)をセットしてみんなの前で二人で踊り出すとか、大映らしい荒唐無稽さがここにもありました。

「積み木くずし」

 …前項の「高校聖夫婦」の前番組である大映ドラマで、俳優・穂積隆信さんの娘に関する体験記が原作となったドラマで、これは親と一緒に見ていました。それこそ親が一緒に見るように促してきて見ていました。
 不良少女役を「欽どこ」ののぞみちゃんこと高部知子さんが熱演、バイオレンスぶりが芝居とは思えない迫力で怖かったのをよく覚えています。母親役の小川真由美さんはこのドラマで知りましたが、こんなにも辛い事ばかり続くのか、ってぐらいの気持ちで見ていました。父親役が前田吟さん、当時まだ「ぎん」と読むのを知らず、勝手に「まえだ こん」さんだと思っていました。
 カウンセラー役で古谷一行さんが電話で応対していましたが、当時は事務的な印象を持っていました。熱く誠実に対応されているのを後年見て感じましたが、当時は「なんで助けに行かないんだよ」とか勝手に思っていました。
 壮絶なドラマと思っていましたが、その後高部さんがあの事件で急に消えるとは、当時思いもよりませんでした。

「スチュワーデス物語」

 …今ではこの言葉を使用しなくなりましたが、これまた大映ドラマで、劇中のいろんなセリフが一大ブームを巻き起こした作品でした。
 実際の主演は村沢教官役の風間杜夫さんで、当時「蒲田行進曲」で人気を博していましたが、テレビドラマではこの役で一気にブレイクし、そのハンサムぶりが注目され、レコードも出してこのドラマの挿入歌としても起用されました。

 実質的な主人公は「ドジでのろまな亀」と自称するスチュワーデス訓練生・松本千秋を演じた堀ちえみさんでした。
彼女の体当たりの演技と大映ドラマらしいセリフが大きな話題となって、世間的にもそうでしょうし、我々の通っていた学校でも随分話題になました。「ジャンプ!ジャンプ!」の掛け声や「鶴のマークのおねえちゃん」なんかもそのひとつでしたし。
 脇で支えるキャラが強烈なのも大映ならではで、父親役の長門裕之さんがめちゃくちゃ怖かったですね、後妻の連れ子である千秋にとにかく辛く当たりまくって。風間さんの上司役が石立鉄男さんで、厳しく優しい当時の理想の上司にあがっていたかは分かりませんが、そんな役柄でした。漫才の春やすこさんがドラマに出ていたのもビックリでしたし、長髪が魅力の高樹澪さんが劇中でいきなりショートカットにしたのもある種の衝撃でした。

「事件記者チャボ!」

 …水谷豊さんが主演した事件記者モノで、新聞記者としての活躍を描いたものですが、後に妻となる伊藤蘭さんと「あんちゃん」以来半年ぶの共演で、当時は「また共演したのか」ぐらいな感じで見ていましたが結婚した時はビックリでした。
 このドラマでの水谷さんの髪型が、前髪の真ん中部分を鶏の土坂のうにチョロっと出して上にあげた、まさに「チャボ」とよばれるスタイルだったのが印象的でした。
 半年間放送され、その後1984年春に渡辺徹さん主演「風の中のあいつ」へバトンタッチされました。その前の1983秋にはこの新旧主演(当時まだ決まっていませんでしたが)同士の主演する映画(「夜明けのランナー」「逃れの街」)が併映されていました。

「新ハングマン」

 …リアルではあまり見れませんでしたが、ハングマンシリーズ3作目で、それまで2作が続きものであったのに対して、キャスト・設定を一新したもので、それまで準主演格で「デジコン」役で人気を博した名高達郎さんがそれまでと異なる役でしたが主演として一本立ちし、文字通り「ハングマンの顔」となった作品です。

 女性ハングマンに早乙女愛さんが扮した事も話題になりましたが、ハングマンのリーダー的な役どころに山城新伍さんが扮し、エロおやじぶりを発揮していたのが印象的でした。ただ、ハングマンの若手メンバーは有名にならない、のジンクスがあるのか、ここに出ていたヌンチャク役の小林竜一さんという方はその後あまり見かけることがなくなりました(関西ローカルドラマには出ていましたが…)

「青春はみ出し刑事」

 …日本テレビ系で土曜日に放送されていた30分ドラマで、当時この枠はずっとJACに在籍していた高木淳也さんのドラマで「カンフーチェン」のシリーズが放送されていましたが、同じ高木さんの主演で今度は刑事ドラマとなった格好です。

 それまで刑事ドラマは乱発のように何かしら新作が出ていましたが、1982年頃からは人気長寿ドラマだけが残る格好となり、新作もそのシリーズ(「Gメン'82」「西部警察PARTⅡ」など)ぐらいしか制作されなくなってきていました。この年久々に30分とはいえ新作のアクション刑事ドラマが放送され、個人的には楽しみで毎週見ていました。
 高木淳也さんと堀広道さんのはみ出しコンビがドジを繰り返しつつ事件にあたるドラマで、マスコットガール的立ち位置に当時新人アイドルだった森尾由美さんが扮し、「積木くずし」で話題になった穂積隆信さんがその上司役でした。
 この当時はJACの若手トリオが大人気で、真田広之さんを筆頭に、黒崎輝さんと高木さんとトリオでレコードをリリースしたり、凄まじい人気ぶりでした。

「誰かが私を愛してる」

 …TBS系木曜22時、21時からの「ザ・ベストテン」が終わった後の「木曜座」枠最後のドラマで、当時小6でフルには見ていませんが、「べストテン」が終わった延長上で序盤だけ見ていました。
 主演は多岐川裕美さんで、野口五郎さんのドラマ主演でも話題となり、「太陽にほえろ!」山さんの露口茂さんがホテル支配人役で掛け持ち出演していました。
 主題歌は野口五郎さんの「19:00の街」で、彼自身久々のヒット曲にもなりました。

「天まで上がれ!2」

 …石立鉄男さん主演のヒットドラマの2作目ですが、前作のようなホームドラマ的なものとは全然違った、警官が怪盗を捕まえる事がドラマの主軸となったものでした。同じようなキャストが全く違ったものをやっていました。あの坂上忍さんも少年役で出演していましたが、脚本でキスシーンとなっていた部分を自分で書き換えて、キスなしにしたという逸話を当時聞きました。
 「オサラバ坂に陽が昇る」に出ていた柴田恭兵さんも本作に出演し、怪盗役で出演し、石立さんとの前作とは違ったコンビネーションを見せていました。
 石立さんが人情味のある正義のヒーロー的な役柄をやるのは、この時期くらいまででした。

「婦警さんは魔女」

 …榊原郁恵さんが主演した婦人警官もので、「噂の刑事トミーとマツ」の終了後放送された大映テレビのドラマです。
 前作トミマツから松崎しげるさんが継続出演し、この時の彼のアフロヘアが話題になりました。

「壬生の恋歌」

 …NHKの連続ドラマで新選組を描いたものですが、新選組の活躍というより、新人隊士ひとりにスポットを当てて、その人間模様を描いたものでした。ちょうど「太陽にほえろ!」を降板したばかりの三田村邦彦さんがその新人隊士役として主演していました。

「水戸黄門」(第14部)

 …このシリーズから黄門役が2代目・西村晃さんになりました。初代・東野英治郎さんのイメージしかないままで見ると、随分変わった感じがしました。でも個人的にはこの黄門様が一番好きになりました。ちっょと品と茶目っ気があって。
 また、格さんが大和田伸也さんから伊吹吾郎さんに交代しました。個人的に、歴代格さんで最も似合うのは伊吹さんだったと思います。迫力とか腕っぷしの強さとかすごくイメージに合っていた気がしました。

  

---------------------------------以後は、前年から続いているドラマです。

「西部警察PARTⅡ・Ⅲ」

 …3月まで「PARTⅡ」が放送され、この終盤で井上昭文さん演じるおやっさんこと浜刑事が殉職しました。まさかおやじさんが殉職するとは思いませんでしたが、大人の事情が色々とあったようですね。代わって登場したおやっさんは、まさに「おやっさん」の俳優で小林昭二さん演じる南刑事でした。ウルトラマン、仮面ライダーなどの番組でおなじみの人気俳優で、それまでのおやっさん役はどちらかというと悪役俳優のイメージの色濃い方々でしたが、ここで立花藤兵衛か!と思ったものでした。

 PARTⅡの最終回は特にそれらしい話でもなく、3月終わりに全40話が終了して、4月からそのままPARTⅢに突入し、全く何も変わっていないそのままの続きものでした。単に改編でⅡとⅢに分けただけでしょうか?

 PARTⅢは翌年10月まで1年半続きますが、この年は序盤6話で三浦友和さん演じるオキこと沖田刑事の病状が悪化し、元々「命を限られた男」として1年前に加入しましたが、その命の期限が迫り、彼に色々な症状が現れ、事件を解決し雪山へ消えていくシーンで終わったのを見ていました。この時期(5月?)にあんな雪山ってどこなんだ?なんて話を中学の同級生としていたものでした。
 代わって登場したのが、柴俊夫さん演じるタイショーこと山県刑事、男くさくて適度にお調子者気質のあるタイショーはハト(舘ひろしさん)とは悉くソリが合わず、30代同士ながらしょっちゅう殴り合いのケンカをする始末で、この二人のコンビぶりも見もののひとつとなりました。

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 そしてもう一人、ジュンこと五代純刑事として石原良純さんが軍団入りを果たしました。以前から番組スポンサーである宝酒造の「純」という焼酎のCMに出演していましたが、遂に登場したか、という感じでした。
 北海道の川に鮭を戻そうという「カムバック・サーモン」という運動もこの番組のこの時期に知りました。
 また暮れには番組カレンダーを親が買っていました(笑)
 日曜の夜は、この番組を見てひと安心して、次の日からまた学校、そんな週を繰り返していました。

「太陽にほえろ!」

 …放送10年を越え、スタート時からのメンバーはボスの石原裕次郎さんと山さんの露口茂さんの2人のみで新年を迎え、第1回目のタイトルは「七曲署1983」というもので、最後にボスがアクションを見せ、1981年の奇跡の復活から初めてといっていいほど見せた裕次郎さんのアクションシーンでした。
 2月に三田村邦彦さん演じるジプシーこと原刑事が転勤となりましたが、受験の追い込みで見る事ができませんでした。翌週には長谷直美さんが演じる岩城令子が、それまでロッキー(木之元亮さん)の未亡人として交通課勤務を続けていましたが、縁あって七曲署配属となりマミー刑事として登場しました。

 5月は高知ロケで前後編にわたり「南国土佐・黒の推理」「南国土佐・黒の証明」が放送されました。
 7月にはブルースこと沢村刑事として又野誠治さんが加入、番組末期のアクション面はほぼ彼が一手に担う格好になります。
 松田優作さんに似た雰囲気で豪快なアクションを次々と繰り広げる又野さんの活躍は「ジーパンの再来」と言われるほどでした。
 彼の登場により、渡辺徹さん演じるラガー刑事が、登場から2年近くずっと一番下でしたが、ようやく先輩刑事となりました。
 また、世良公則さん演じるボギー刑事が1年フルに在籍していたのはこの年だけでした。

 この年、個人的にラジカセを与えられ、この番組を「録音」してました(笑)今でもそのテープは残っていますが、テレビ画面にマイクを押し付けるように近づけて録音するのは、他の音が入らないように緊張感をもってやったものでした(笑)


 「Gメン'82」

 Gメン'75のその後として、前年から放送されましたが、「西部警察」と大河ドラマとの裏番組でまともにぶち当たり、視聴率には勝てず、この年連続ドラマのGメンとしては終了し、1975年からの歴史に終止符を打ちました。その他の長寿刑事ドラマはまだ続いていきますが、このGメンの終了後、新作刑事ドラマはなかなか制作されず、ひとつの時代の終焉を迎えたといってよいと思います。時々見ていましたが、やはり西部警察を見たい欲が勝って、長続きしませんでした。

 

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