2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

50タイ

2019年8月11日 (日)

タイ/バンコク⑦ 何はなくともワット・ポー

タイ/バンコク、Sathorn港から川をゆく!(後編) 以来の久々の記事です。

(2014年8月当時)

▼川を行ったところで記事の更新が止まってしまっていました(笑)

 

タイを代表する観光名所「ワット・ポー」の最寄りの港である「ター・ティアン(Tha Tien)」港に着いて、中へ入るとこのような木の床の建物に色んなお店が並んでいました。

 

本当に「庶民的」という言葉がピッタリの店ばかりでした。ジュースなんかも売っていて、帰りに港で船を待っていた時も買いました。

 

時々、日本語を見かけると嬉しくなったもので、この下の3枚目の写真の左上に「おみやげが安い」という表記が見受けられました。

P1010148
P1000887
P1010149

▼上の写真の木床の建物が港の駅のような位置づけならば、ここはさしずめ「駅前通り」という事になるでしょうか。

 

屋内は雑貨系なら、こちらは食物系という事になるかと思います。

P1000889

▼これも港の前の一角ですが、蓮が咲いている!と思って見てみたものです。

タイにもハスってあるんだな、と。

接写した時にその綺麗さに尚の事引き込まれました。

P1010129
P1010132
P1010135
P1010137
P1010143

▼これは通りの露店っぽいところで買った、いちごジュース的なものでしょうか。

いちご味ではなかったと思いますが、そんな感じの味と砂糖がかなり使われていたような感じのものでした。40バーツだったかなと。

P1010125

▼港から程なく、少し右へ歩いて行けば、すぐにワット・ポーの一部が見えてきます。

この他に実にいろいろな建物が見えてきますが「どこが入口なんだろう?」と探し回っていました。

P1000890

▼色んな車が走っているワット・ポー周りでした。

上の写真と全く違う建物で、どこまでが該当施設なのかよく分かりませんでした。

P1000897

▼真っ白な塀がいかにも宮殿という感じでした。

その前の道路は常に色んな車がひっきりなしに通り続けているカオスな状態でした。

バス停も設けられていました。このタイ旅行の間、バスはなかなか乗る勇気が出なかったです。乗り方とか降り方とか色々と…

P1000911

▼こういうアングルで見ると、いかにも海外という感じがしました。

街の建物のの続き方、色んな車が通っている感じとか。

P1000910

▼やっと正式なワット・ポーの入口を見つけました!

入口のようでそうでないところが何ヶ所もあって、歩きながらモヤモヤしていました。

そして、チケットは100バーツとありました。

こんな素晴らしい宮殿に300円あまりで入れる訳です。

P1000916

▼ワット・ポーに入場して、そのチケットと共に。

ここまででも既に色んな建物が現われていますが、このワット・ポーは敷地面積がナント約80,000㎡もある壮大なもので、中には勿論もっと色んな建物があります。

入場の際は寺院によっては服装にかなりうるさいところもあるようで、服装チェックが入ったりもするそうです。シャツにジーンズぐらいなら問題ないと思いますが、短パンとかタンクトップとか肌を露出する系のものが引っ掛かる場合があるようです。ここではそのようなチェック風景は見ませんでしたが…。

P1000918 
P1000920

▼中に入るや、神秘的な建物の数々がこれでもか!というぐらいに押し寄せてきます。

バンコクで最も古い寺院であるこのワット・ポーは14世紀ごろの創建といわれ、タイ古式マッサージの総本山であるといいます。

とにかく壮観です!

なんと説明したらよいのか言葉もありません。

先端が天に向かって長く伸びているような、この灯籠のようなもの(仏塔)がとにかく多数ありました。

またオレンジ屋根の独特の傾斜をした建物も沢山ありましたし、その屋根サイドに施されている装飾もまた芸術的なものがありました。

P1000921
P1000926
P1000930
P1000933

▼何本もの塔の先が天空に向かって伸びてゆくさまは、やはり圧巻の一言です。

下側の写真で両サイドに立っているのは、日本でいうところの金剛力士像みたいなもんでしょうか。

P1000943
P1000934

P1000936

▼もう色々ありすぎて、その中から何を載せたら良いのか??状態ですが、屋根の妻の部分をアップで撮ってみたものもあります。

灯籠的な建物(仏塔)は真っ白バージョンもありました。

P1000948
P1000951
P1000960
P1000961

▼それぞれについて説明できないところがもどかしい限りですが、こんな風景がありますよ、こんなのが見られますよ、程度で載せていきます。

P1000964
P1000976

▼やはり仏塔の群れは圧倒的感満載です。

実際に目にしたら、きっとこの写真以上に圧倒される事でしょう。

P1010033 
P1010081

▼日本の狛犬のようなものもありました。

というか、この辺りから逆に日本へ入ってきたであろうものでしょうが。

P1000981

▼これらは御開帳ではありませんが、中に安置されている形のもので、沢山の方がカメラを向けていた仏像です。

仏像は殆どこういう金ピカ系でした。

ワットポー最大の仏像としては「大涅槃仏」という足の裏から撮らないと全体の収まらない、巨大な寝そべっている仏像がありますが、最後までどこにあるのか分からずじまいでした。とにかく敷地が広すぎるので、事前に下調べしておいたほうが良いと思います。

P1010024 P1010023
P1010061 P1010062

▼仏像群がありました。

結構シンプルな形です。

頭の先が尖っていて、ふくよかさがなくシャープでスリムな感じでした。日本のは太りすぎなのでしょうか?(笑)

たまに金ピカでないものもありました。

P1010040
P1010037
P1010042
P1010052

▼ワット・ポーの写真としてはこれで最後にしますが、とにかく広い敷地に色んな建物があります。

1時間では足りないくらいですので、十分な時間を確保して観れれば良いともいました。

どうしても時間がない状態であれば、とにかく仏塔群を見る事、かもしれません、それだけでも激しく圧倒されます。


この後は、この近くにある「ワット・プラケオ」に行ってみましたが、時間的な部分と入場料が500バーツもするのと色々…でやめました。

この移動の際に、教科書通りの詐欺グループに出会ったのもよく覚えています。

「日本人デスカ?」と聞いてきて、案内するとかなんとか言ってきたので振り切って歩いて去っていくと「そこ(ワット・プラケオ)は今日は休みで、やっていない!」と大声で制止しようとして来て。この詐欺、ちょうど「地球の歩き方」の下の蘭に載っていたのを見てたので、引っ掛からずに助かりました。元々この手の誘いは全部振り切る主義で(特に海外は)、必要だったら自分から要求するわ!という具合なので良かったですが、くれぐれも騙されないようして下さい(多分ボッタクリです)

とにかくこの界隈は、バンコク観光の目玉としてしばしば観光サイトなどで紹介される所で、中心地から少し離れていますが、タイに来たならここは行っておきたい、という所と個人的に強く感じた所です。

P1010070 
P1010067 P1000978

2015年11月 8日 (日)

BTS/サイアム駅 (タイ/バンコク)

タイ/バンコクのBTS/サイアム(สถานีสยาม)駅です。

-BTS/サイアム
【路線】BTSスクムウィット線(モーチット-ベーリング間)
       シーロム線(サナームキラーヘンチャート-バーンワー間)

【開業】1999年12月5
【訪問】2014年8
【近隣の主要駅(モーチット方面)パヤータイ駅→2駅
           (ベーリング方面)チットロム駅→隣駅
           (サナームキラーヘンチャート方面)同駅→隣駅
           (バーンワー方面)サパーンタークシン駅→隣駅6

●路線図

この駅ではホームの様子が撮れなかったので、代わってこんな写真を最初にもってきましたが、BTSの路線図です。

右上と左下という形で、BTSの2路線がありますが、その交点となる非常に重要な拠点駅がここ、サイアム駅なのです。

ちなみに左側に縦に川が流れている部分で、川のすぐ右にあるのがサパーンタークシン駅です。ここから洋上の船に乗ってあの「ワットポー」へ行きました。

P1010208

●駅階段

高架駅であるBTSは、このように袖に階段がついているパターンが殆どで、いくつも踊り場のついた長めの階段がここにも見えています。室内型ではないので、雨の時などは少々辛いですね。

P1010215

●駅名表示

階段下にある駅名の表示部分です。

ゲートのてっぺんにあたる部分にこんな風に色がついて、そこに表示がある、というのがBTSの駅名表示の一般的な形でしょうか。

P1010217

●駅前風景

バンコク随一の繁華街で、右側に見える「サイアム・パラゴン」などの商業施設が数多くあります。

バンコクにはBTS沿線ごとにそれなりの数の大型商業施設が存在しますが、日系のお店がよく入っていたり、日系ではないけど日本にもあるお店が入っていたりして、そういう意味で馴染みを感じて入っていける部分はあります。

バンコク訪問した際にショッピングに重きを置きたい方には、このサイアムはうってつけの場所ではないかと思います。

P1010209

2015年8月22日 (土)

タイ/バンコク⑥ Sathorn港から川をゆく!(後編)




タイ/バンコク、6つ目の旅記事はタイ/バンコク⑤ Sathorn港から川をゆく!(前編)に続く「後編」となります。

(2014年8月当時)

●大聖堂?!

チャオプラヤー川を渡っている途中、Sathorn(サトーン)港からター・ティアン港の間のところですが、とにかく色んな建物が建ってて、その度毎に目を奪われて色々撮ってしまっていました。高級ホテルがあるかと思いきや、ボロボロの年季の入った建屋もあり、こんな大聖堂様の建屋もあり、たいへんバリエーションに富んでおります。

そんな観光に打ってつけのこの辺りで、痛ましい事件が起こってしまったのは残念な限りです…。こうして通った事のある場所だけに、背筋が凍る想いです。

P1000855

●王と王妃

つくづく王国である事を感じさせる、このような写真には多々出くわしましたが、水上であっても例に漏れずです。建物の側面に幕が下りる形で?!デカデカと、豪快であり、また国民性であるといわれる大雑把な、印象も受けました。

P1000856

●ショベル船?!

船にショベルのくっついたものがありました。こういうものがあり得るだろうとは思うものの、実物としてこのようなものをそれまで見た事がなかった為、すごい違和感を覚えました。平たく言えば「なんじゃ、これ?」と思った訳です。何を掬うのかにもよりますが、掬い過ぎると重みで転覆しないか?妙に心配になります。重心的にいかにも危なっかしそうに見えるので。

P1000858

●金ピカと年季

の入った建屋が収まる妙なショットです。

本当にいろんな建屋がある川沿いリバーサイド(笑)です。

P1000862

●N5

とナンバーリングされた「ラーチャウォン(Ratchawongse)」船着場を過ぎて行くところです。

港の縁の部分にタイヤが並んでいて、船着き場である事を感じさせてくれます。ここもまた全便が停まる所とされています。

P1000863_2

●色々な船

とにかく色んな船が水上を走っています。

こんな豪華そうに見える船もいいな、と思いますが、短時間だし乗ってしまえば一緒か、とも(笑)とにかく見てる分には色々あって楽しいです。例のテロ事件以後この辺りはどうなっているのか?気になるところです。

P1000868

●バンコクリバーパークコンドミニアム

という42階建ての高層マンションです。

ボロい建屋があったかとお思えばすぐにこんな壮観なものが同じ川沿いにあるものだから、本当にごった煮?!状態です。でもやはりこういう建物がちょいちょい出てくるので、リバーサイドは目が離せません。

P1000870

●橋をくぐる

サトーン港も上に橋がありましたが、ここもまた大きな橋の下をくぐっていきます。

ここは「N6:サパーンプット」の船着場でしょうか。オレンジの旗のみがつけられていて、いわば「急行」が停まる船着場のようです。

こういうのも後で調べないと分からない事で、航行してる当時は実に何気なく辺りを見回していたのみでした。

P1000871

●色々な船・2

旅客船もあれば個人の船もありで本当に色々です。

この写真、ちょっと錯覚しそうですが、船体の上に白い柱と金の宝珠?!があるわけではなく、この船の上には屋根があるだけで、柱などは向こうの建屋についているものです

P1000875

●到着!

N8とナンバーリングされた、目的地「ター・ティアン(Tha Tien)」港に着きました。

ここは世界的にも有名な「ワット・ポー」の最寄り港にもかかわらず、「普通」船しか停まらないようで、特急とか急行の便はここをすっ飛ばしていきます。帰りの時に長々待っていて、「ようやく来るかな」と思っていても、黄色やオレンジの旗のついた特急/急行のもので、ここを華麗に通り過ぎる…、どんどん待ちの客が増えて、溢れんばかりになっていく中、その様子を何度となく見る事となりました。少々疲れましたが良い思い出です…。

P1000880_2

●桟橋

最後はこの写真です。

船が着いて、この桟橋を(手前に)渡っていきます。渡った先は水などの飲料が売っていたり、雑貨店が並んでいたり、少し賑やかな商店群が屋内にあります。

対岸に見える壮観な建物はワット・ポーではなく、ワットアルンという寺院で、三島由紀夫の「暁の寺」の由来であるともいわれています。また歴代タイの国王「ラーマ」のラーマ2世の菩提寺であるともされています。夜景がまた壮観らしいのですが、昼間見るだけでも結構な絶景です。

ワットポーはこの船着場を歩いて程なくの所にあり、鉄道(MRT/BTS)での直接アクセスは困難ですが、こうして船に乗ればすぐに行けるので、タイへ来たならワット・ポーあるいは向かいのワットアルンなどに行かれてみては…?と思います。

P1000882

2015年8月18日 (火)

タイ/バンコク⑤ Sathorn港から川をゆく!(前編)

タイ/バンコク、5つ目の旅記事はBTS/サパーン・タークシン駅からSathorn港へ出て、初の水上の様子です。

(2014年8月当時)

もうすでに去年のお盆の旅行記を今頃お伝えする事となってしまいましたが、これまで海外に8回(この時点で6回)渡航して、初の水上旅となりました。渡航の為に船で韓国へは二度行きましたが、現地の国内で船に乗ったのはこの時が最初(現時点では最後でもある)という事です。

●駅から港へ

向こうに写っているのがサパーン・タークシンの駅の歩道橋で、この手前に向かって港へ歩いていく格好になり、ものの2分ほどでSathorn港には着きます。本近くです。

その間は色々と賑やか敷くパラソルが立ち並んでいて、麦わら帽子が吊ってあったりしてました。

P1000812

●乗船口

パラソルの並ぶ店を横目に進んで行くと、前方にはこのような建屋が。

これこそがSathorn港の乗船口です。

上から階段がおりていますが、上は車道だったような。そっから下りてここへも行ける構造になってはいるのですが…。

P1000820

●案内板

英語でも表記してあって分かり易かったです。

1日乗船券だと150バーツで、1回券だと40バーツという訳です。川の中をたどるルートも示してあります。考えてみると日本でこんな風に舟運で互い違いの方向ののりばに停まる、というシステムは今存在するのでしょうか?

右側の看板にはボートのレンタルサービスとありました、それもいいですね!

看板の向こうには乗船券売場があります。海外現地で船に乗るとか、ハードル高いかな、と思って躊躇もしましたが、ここはハッキリ言って問題ありません。どこへ行きたいか指さしすればOKで、また日本語も話されていました。各国から観光客が来て慣れているのでしょうね。ここは大丈夫です、迷ったらまず飛び込んでみて下さい、と言いたいです。川へじゃなく、窓口へ!(笑)

ちなみにあの有名な「ワットポー」を訪ねたい時は、№8(Tha Tien)を指さしてください。綴りが分からなくても大丈夫です

P1000822

●乗船券

40バーツ出して購入したチケット、薄い紙で結構大きいです。

Chao Phrayaとあるのは、この川の名前である「チャオプラヤー」です。

2枚目の写真は、その裏面で、ルートが示してありますが、Sathorn港は番号のない「CENTRAL」の部分にあります。中央桟橋のある、という位置づけです。

で、このチケットは乗船後も大切に持っておく必要があります。

船に乗っている時間はそんなには長くないのですが、途中船内で切符を切りに来る(万一購入しなかった方はここで払う)ので。切符を確認したら、結構豪快にハサミを入れ込んでくれます

P1000826
P1000835
P1000854

●色んな船

この港は、というかこの川は?大変多くの船が行き交います。

江戸時代の舟運盛んなりし頃ってこんな感じだったんだろうか?などと思い巡らせてしまいます。こんなユニークな形のものも。

P1000825

●この船に

乗る事に!

ここで乗船券を買うのはたやすい事ですが、船の乗り方はちょっと注意が必要です!

船体にある旗の色により、停まる地点が変わってきます。ここのSathornは中央桟橋という事でオールラウンドですが、ワットポー最寄りのThaTienは旗なしのものか青旗の船しか停まらない…等あるのです。なので、船が来る時に職員さんが〇色の旗の船に乗ってねとか、この船に乗ってねとか言ってきます。そこそこの日本語で。

P1000827

●港を発つ!

いよいよSathornを発ちました。という事で、後ろを向いて。

この港が段々遠ざかっていきます。

P1000828

●船内

こうしてプラスチックのシートに座っても良し、前の部分のように外へ出ても良しとなっていました。

とりあえずこのシートにて、のんびりくつろぎながら周辺の景色の素晴らしさに目を奪われる事しきりでした♪

P1000832

●川からの眺め

川沿いという事で、穏やかな所を通行するのかと思いきや、景色は結構豪華で、このリバーサイドに高級ホテルはじめ高層ビルが立ち並ぶ、超都会エリアだったのでした。そんな中を船で行き来しているというなんとも贅沢なものでした。これで片道日本円にして150円程度ですから、本当に贅沢そのものです。

P1000838

●きらびやか

層ビルだけでなく、こんな華美な建屋も大小問わずありました。

これは船着き場で№2とありました。先ほどのチケットの裏面で、この2番がなく、ルートに入っていなかったのでしょう、飛ばしていきました。で、別の船が停まっていました。

P1000849

●船着き場

これも近くの船着き場ですが、やはりスルーしていきました。

向こうの建物、特に右半分がまた素晴らしい、と目を奪われていました。

そんなこんなのバンコクの川の旅、まだまだ素晴らしい景色満載です。

P1000843

2015年7月11日 (土)

BTS/サパーンタークシン駅 (タイ/バンコク)

タイ/バンコクのBTS/サパーンタークシン駅です。

-BTS/サパーンタークシン
【路線】BTSシーロム線(サナームキラーヘンチャート-バーンワー間)
【開業】1999年12月5
【訪問】2014年8
【近隣の主要駅(サナームキラーヘンチャート方面)サラデーン駅→4駅
           (バーンワー方面)ウォンウィアン・ヤイ駅→2駅

●駅名標

サパーンタークシン、とは「タークシン橋」を意味するそうです。

複線化工事の為、廃駅になる予定である、などと書かれているのをネット上で見かけ、また2012年時点のニュースでも「廃駅へ」といった記事を見つけましたが、2014年8月時点、つまりこの写真の時点ではとりあえず普通に稼働していました。

この駅へ寄ったのは理由がありまして…

タイ屈指の名所「ワットポー」へ行くための船着き場の最寄駅なのです。

今は途中駅ですが、開業から10年近く、2009年5月まではシーロム線の終着駅でした。川の手前という事でキリが良かったのかもしれませんが、現在は橋で川を渡ってここから6駅行った「バーンワー」駅が終着となります。

P1000790

●ホームと階段

BTSの駅では違う駅を訪ねる度に出くわすラッピング電車の柄がいつも違う事にただただ驚きました。こちらは英語で書いてあるものですね。

BTSの場合はホームの規格がある程度画一化されている感じで、何処へ行っても同じような感じなので、その時に停まっているラッピング電車の柄を見るのが楽しみのひとつでした。

P1000796

●ホームから

でっかい看板の入った高層ビルが見えました。

上層へいくにつれ、段々細くなっていく面白いフォルムが印象的な高層ビルでした。周りの雲によっても随分と写り具合が変わってくるものですね。

P1000787

●ホームから・2

上の写真から視点を少し右にずらしてアップで撮った様子です。

タイらしい寺院がありました。駅前にあると行きたくなります。何ヶ所かこの手の所に行ったのですが、同じような光景なのにいちいち高まります(笑)、これも異国に来ているからこその感情でしょうか。

P1000789

●ホームから・3

駅の高架からすぐ見下ろした感じのカットですが、こちらは台湾系の寺院でした。タイでこのタイプの建屋を見たのは初めてだったので、すごく新鮮でした。まさかこんな所でこんな建物を見られるとは屋根がオレンジである事が多いのですが、ここのは青っぽい屋根でした。

そして前の道路には幹線道とは思えない道路に普通の乗用車やタクシーや、そして3輪のトゥクトゥクも混在していました。トゥクトゥクは交渉で値段を決めるというのですが、トラブルも聞くので手が出ませんでした。

P1000797_2
P1000798

●サパーンタークシン駅 駅舎

例によって…という感じで同じような形のBTSの駅舎ですが、この駅の両階段が跨いでいる先はこのような川になっています。そんな所は各駅でそれぞれ表情を持っている、というところですが、川があるというのはたいへん特徴的です。

ワットポーへ向かう船着き場は、この手前にあたります。当駅からだと歩いて5分もかからない感じで、この駅の重要性のひとつはこの船着き場へのアクセスの良さです。

廃駅になるのか?正確な現状は不明ですが、バンコク旅の醍醐味のひとつである船旅ができるこのエリアの近くに駅があってほしいものです。ともあれ本当に廃駅になるのであれば、この記事は非常に貴重なものになる…とも感じます

当初は別の場所からタクシーで行くなども考えましたが、どんなトラブルに巻き込まれるか…と考えると結局この時の旅で一度も利用する事なく、ずっと鉄道でアクセスしていました。経験として今度はタクシー利用も良いかもですが、トゥクトゥクも含めて…、それは次の訪問時に考えるとします。

という訳で、サパーンタークシン駅でした。

P1000811

P1000801

2015年6月26日 (金)

BTS/エカマイ駅 (タイ/バンコク)

 タイ/バンコクのBTS/エカマイ駅です。

-BTS/エカマイ
【路線】BTSスクムウィット線(モーチット-ベーリング間)
【開業】1999年12月5
【訪問】2014年8
【近隣の主要駅(モーチット方面)アソーク駅→3駅
           (ベーリング方面)プラカノン駅→隣駅

●BTS oneday pass

高架を走るBTSの1日乗車券です。

この日はタイ旅行の3日目(最終日)で朝から買いました。

券売機だと使えるお金の種類が限られて色々と煩わしいので、こういう1日乗車券は大変助かります。お金を出す手間も省けるし、財布を出す事もなくなるので、その分盗難に遭う可能性もグッと減るというものです。

お値段は130バーツ、日本円で約400円強というところでしょうか。この安さで下の写真の路線図の分だけ、1日中乗り放題なのです。1駅間の運賃が16バーツ(50円強)だったりするので元々が安いんですが、1駅ずつでも8回も載れば元が取れます。

ちなみに地下鉄のMRTでも同様の1日乗車券であります。海外旅行をするにあたり、各駅をめぐって観光する場合、こういう乗車券があるのは本当に有難いです。

P1000725

P1000726

●駅名標

「エッカマイ」という感じですかね、よく「エカマイ」と表記されているのを見たので、これにならって記事タイトルもこの表記にしました。

語数とタイ語の文字数が合いそうな感じですね。ちょくちょく駅名とタイ語の文字数が不釣り合いな感じも少なからず見るもので。

P1000729

●ホームとアーモンド列車

エカマイ駅のホーム、といっても他のBTS駅とさして変わらずで画一化されたものと思われます。それより目を惹いたのがこの「Almond」のラッピング列車!

タイのラッピング列車はすごいな、と思わされた最たるものでした。他の駅でもサッカーの代表チーム?のラッピングとかありましたし、写実感がものすごい、そんな感じでした。

P1000728

●エカマイ駅 駅名と駅舎

駅から下りて、下から撮った様子です。大体の駅はこうした構造で、またいかにもという感じのコンクリート製ですね、

P1000746

●駅階段

そして大抵のBTS駅はこのように高架から階段がおりています、両サイドに。

階段の屋根は大抵まっすぐではなくて、曲線を描いているのも大きな特徴のひとつです。

P1000744

●エカマイ駅 駅舎遠景

手前にあるのがエカマイ駅の高架周辺です。

駅それぞれに違うのはやはり周りに建っているビル群の様子、この部分はその駅ごとの顔というか表情のようなものがあります。このカットというかこの並び、個人的にすごく好きです。

ここは、この手前に素晴らしい寺院があって、その事を前夜に知って、朝から勇んでやってきた次第です。まだホテルのチェックアウトもせずに…。Wat That Thongという寺院ですが、観光地化されたものではなく、地域密着型といいますが、それでも素晴らしい建屋群です。タイにはこうしたお寺が少なからずありますが、駅の近くにある事もまた魅力です。

P1000754

2015年5月13日 (水)

BTS/プラカノン駅 (タイ/バンコク)

タイ/バンコクのBTS/プラカノン駅です。

-BTS/プラカノン
【路線】BTSスクムウィット線(モーチット-ベーリング間)
【開業】1999年12月5
【訪問】2014年8
【近隣の主要駅(モーチット方面)アソーク駅→4駅
           (ベーリング方面)ベーリング駅→6駅

●駅名標

これまでのタイの駅記事では、MRTのスクンビット駅と交差するBTSのアソーク駅より北の駅ばかりでしたが、アソークを越えて南の駅に来たのはここが初めてでした。

このつづりで「プラカノン」と読むそうです。

P1000670

●ラッピング電車

BTSには色んな駅へ寄って、また色んな電車を見たものでした。

行く先々で違うラッピング電車が見られて、これもまた楽しみのひとつとなりました。

で、これはサッカーのチームのようですが、中でもタイ代表のものでしょうか。タイは東南アジアを代表するサッカーの国ではあるそうですが、まだワールドカップの出場歴はないそうです。

P1000668

●ホーム

基本的にBTSは2面2線で、どこもこんな感じのホームなので、変わり映えはしませんが、一応プラカノン駅の様子、という事で。

P1000671
P1000672

●駅から

高架から見下ろしたものや、階段の途中から見えたものや色々ですが、廃墟となってボロボロになったまま放置のものが多く見られました。上から部屋の仕切りが見えて、屋根がなくそのままのものが駅の真ん前にあるとかビックリするレベルですが、この駅でなくともそういう光景は見たので、ここでは全く不思議な事ではないんだな、と体感しました。

P1000675
P1000679
P1000693

●下りて行くところ

これもまたBTSの駅おんなじようなものですが、周りの景色が若干違うところが、それぞれ行って楽しめる部分ではあります。

P1000673

●駅の真下

にあたる道路です。

これもまたBTS共通になりますが、大抵はこういう幹線道と平行に真上を列車が走っている格好になります。

P1000680

●プラカノン駅 駅舎

階段部分を中心としたカットになりますが、道路の上、階段を上り切ったところに駅名の表示があります。

右側の手前の絵は、ひったくり注意を呼びかけています。とにかく海外旅行だったので、お金はかなり分散して持ちました。靴下の中にまで入れたり(笑) カバンの持ち方も気をつけたし、金持ち感を出さずTシャツ1枚で歩いたり…と。

BTSでは2011年までこの先いくつかしかまでしか駅が繋がっていませんでしたが、以後少し延伸されて、終点まで6駅という状態です。今後その先がまた延伸されるようで、その時に色々駅を訪ねるのも楽しそうです。またタイへ行く機会があれば、違う街の様子も楽しみたいところです。

P1000682

2015年5月 3日 (日)

BTS/チットロム駅 (タイ/バンコク)

タイ/バンコクのBTS/チットロム駅です。

-BTS/チットロム
【路線】BTSスクムウィット線(モーチット-ベーリング間)
【開業】1999年12月5
【訪問】2014年8
【近隣の主要駅(モーチット方面)サイアム駅→隣駅
           (ベーリング方面)プルンチット駅→隣駅

●駅名標

モーチットとかプルンチットとか、「チット」の名のつく駅が多いこのBTS路線ですが、当駅もそのひとつです。

バンコク屈指の商業エリアとされ、この時ここへ寄った理由の一つに「伊勢丹」があるというので、見てみたかったのがあります。

P1000624

●王と王妃の看板

またまたタイといえば…という感じで駅高架から見下ろせば、屋根の上にもこのような看板が!どこでも崇拝されているのですね。

P1000623

●ホーム

2014年より可動式ホーム柵が設置され、とありましたが、この昨年8月当時は設置されて間もない状況だったのでしょうか。開業してから15年はこのような柵はなかったのでしょうね。

P1000626

●階段

高架から下りていく所です。

向こうの看板は携帯電話の画面が出ていました。液晶メーカーなのか機体のメーカーなのか…?

BTSは大抵の駅がホームは3階部分で、2階は改札や窓口、売店等で、1F出口へ降りていく感じの構造です。

P1000627

●多数のホテルと駅舎の一部

バンコク屈指の商業エリアという事を先述しましたが、屈指のホテルエリアであるともいえます。インターコンチネンタルとか高級ホテルが多数見られて、どれも建物が素晴らしくて惚れ惚れする、そんなエリアでもありますね。

ここは通路から出て2F部をひたすら歩いて商業施設まで行ってしまったこともあって、駅舎をまともに撮るのを忘れてしまい、ここに一部見えていますが、こんな形での小出しになります。

P1000628

●駅からの通路

駅から商業施設への連絡通路です。

実に多くの人々が行き交っていました。

そして下には多数の車が!

バンコクは世界有数の渋滞量を誇る街として実に有名で、これを解消するために鉄道網の充実化が図られている、という部分がかなりありますが、どこもかしこも人でいっぱい、とにかくそんな印象が強かったですね。

しかしこのエリアは伊勢丹だけでなく、多くの日系企業が出ているので、それらを見るのも楽しいですし、日本人からすると違和感が薄いかもしれません、特に商業施設は。下の通りはすごくタイらしさが出ていて、その辺りのギャップを感じるのもこのエリアの楽しみ方のひとつかと思います。

という訳でチットロム、寄ってみられても良いかな、と思いました!

P1000641_2

2015年4月26日 (日)

タイ/バンコク④ ルンピニ公園の穏やかなひととき

タイ/バンコクの旅行記第4弾は、ルンピニ公園をとりあげます。

MRTのシーロム駅からアプローチしました。

(2014年8月当時)

●標識

ルンピニ公園へ向かう途中の交差点付近にあった標識です。

片方向はタイ語、もう片方向は英語表記となっていて、それぞれ違うものを何故違う言葉で書くのか?と思いました。どちらにせよ英語の方しか読めませんが…。

P1000264

●ビルに王妃

高層ビルの上層にもこんな風に王妃の像が!

つくづく王国だな、という事を感じさせられます。本当にどこでも見られましたが。

P1000266

●タイの鳥

という訳ではないんでしょうが、タイで初めてマトモに見た鳥で、個人的にあまり見た事のないような鳥でした。ムクドリとかそういう系統の鳥でしょうか。

このあたりから公園敷地内のカットとなります。

P1000277

●ラーマ6世像

ここでなんといっても一際目を惹くのは、この「ラーマ6世像」です。この時のタイの観光で初めてこのような像を見ました。

現在のタイ国王はラーマ9世で、なんと1946年から今に至るまで69年も在位している訳ですが、その3代前の国王という事になります。ラーマ6世は1881年で1925年に亡くなっており、在位期間は1910年から25年までとなります。第一次世界大戦が治世中で最大の出来事になるでしょうか。ここにこの像があるのは、このルンピニ公園が1920年代、彼の治世下にあった頃に造られたからでしょう。

タイ王朝において初の海外留学をした国王で、イギリスに滞在し、帰国後即位して先代の始めた改革を推し進めた人物とされています。義務教育化とか氏姓制度とか、日本の夜明けの時期のような内容でした。あと、歴代国王を「ラーマ〇世」と呼ぶことに決めたのもこの国王の時だそうです。

P1000280

P1000284

P1000281

P1000286

●ラーマ6世像の下

像の土台部分です。

タイのこういう飾り物はホントに金とかそういう系の色が目立ってきらびやかですね。

そして「象」!

タイの人にとって象は切っても切れない関係で、生活・宗教・戦闘いろんな場面で関わってくるといい、王や王妃の肖像などがあちこちで見られると共に、この「象」もまた至る所で見られます。信仰心の強い国という事は本当に強く見受けられます。

P1000287

P1000290

●BTS

ここへはMRT(地下鉄)のシーロム駅から来た、と冒頭触れましたが、この駅はBTS(高架)のサラデーン駅とも乗換可能な距離にあり、ビル群をバックに高架の上を電車が走っているシーンが撮れました。

P1000291

●花時計

タイにも花時計なんてあるんだ、と思いながら見てました(笑)

向こうに見えるゲートの先が本格的な公園敷地内となりますが、その広さは570,000㎡というので、正方形でいうと800m弱四方ということになるでしょうか。よく言う東京ドームでの尺度でいう、12個分相当です。

P1000296

●公園入場

いよいよ本格的に敷地内に入りました。

ちなみに入場無料です。

海外のこういうゲートのあるところって、まず無料で入れるのかどうか気になってしまいますが、そこは人が入っていく様子をじっくり見て「大丈夫!」と判断して入らせて頂きました(笑) 

この時の旅では、ここや寺院関係少し入りましたが、入場料払ったのは世界にとどろく「ワットポー」ぐらいでした。

P1000298

●What?

と思うようなものが沢山ありました。説明書きがタイ語だとサッパリ分からずで、これがなんのものなのか全然分かりませんでした。

P1000300

●バス・トイレ付

公園敷地内にあるこの絵の描かれたバス…

この正体は「トイレ」でした!

利用はしませんでしたが、タイの公衆トイレは有料のところも少なくなく、ここもそうなのかな?と思いつつ暫く眺めていました(笑)

P1000303

●注意事項

タイ語で書いてあったのでこれまたサッパリでしたが、絵でなんとなく雰囲気分かるかなと…。

とりあえず園内は禁煙なので、タバコを吸われる方は要注意です。

P1000307

●池

公園内の池です。

この公園をくまなく回った訳ではないんですが、池にはオオトカゲが多数みられる、とありました。事前に見た旅の本になく、現地でネット全く使えずで、結局帰ってからつかんだ情報でしたが、人を見たらすぐ逃げていくというオオトカゲ、みてみたかったようなそうでないような…。

とにかくのんびりしたスペースで海外旅行に来ている事さえも忘れそうでした(笑)

P1000309

●休憩スペース

屋根つきの休憩スペースがあり、ちょっと座っていこうかと思いましたが、主のようにドカッと居ついていた方がいたので遠慮しときました。

暑いのでこういう屋根のついた日よけの出来るスペースというのは貴重ですね。

P1000313

という訳で、一部しか見てませんがルンピニ公園、タイという異国で現地人さながらにゆっくりできたよい思い出となりました。

2015年4月12日 (日)

BTS/戦勝記念塔駅 (タイ/バンコク)

-BTS/モーチット
【路線】BTSスクムウィット線(モーチット-ベーリング間)
【開業】1999年12月5
【訪問】2014年8
【近隣の主要駅(モーチット方面)モーチット駅→4駅
           (ベーリング方面)パヤータイ駅→隣駅

●駅名標

前回タイ記事の「モーチット駅」からBTSに乗って4つ目の駅です。

記事タイトルとしては日本語の「戦勝記念塔」駅としており、この駅名標にも英名としては「Victory Monument」と表記されていますが、現地駅名は「アヌワーサリーチャイサモーラブーム」駅というそうです。長いので和名を記事タイトルにしました。

P1000598


●踊り場へ

高架のホームから階段を降りていく所です。

BTSの駅は大抵、このような踊り場部分に広告看板があります。

これは…ピザなのでしょうか??

階段を降りた先には売店が覗いて見えます。

P1000600

●更に広告

がありました。

ここは英語表記のものが多かったですね、タイ語じゃサッパリ分からなくて、外国語ながら英語がこんなに親しみもてるとは…というのは海外に行けば思う事のひとつですね!

ホテルでのチェックインのやりとりも英語話すしかなかったから、単語並べ立ててやってました。何年も授業で英語やると多少なり身につくものはあるのかな、と実感します。

P1000601

●ホーム下

高架ホームから見下ろした様子です。

ここにもナント、ピザの広告看板がありました!

その傍に何人かオレンジ色のベスト?を来た方々が居ますが、バイクタクシーと思われます。他の駅でもよく見受けましたが、駅を出るやこのような方々のバイクの後ろに乗ってどっかへ行ってしまってて、機動力の高いタクシーとして重宝されているようです。

日本じゃ見られない光景なので、初めて見た時は何か分からずただ驚いて見ていただけでした。

P1000602

●ホーム下・2

こちらはパラソルの並んだ露店群となっていました。

これもまたバンコクの高架駅の下でよく見かけた光景でした。なかなか買おうという気にはなれませんでしたが…

色んな駅を行った訳ですが、こういう光景に限ればどこでもある感じで、色んな所に行ったという達成感のようなものはあまり芽生えなかった、というのが正直な所ではありました。ただし、ここの駅前はかなりインパクトの強いものがありましたので、その部分は例外的でした。それは、この次の写真にて。

P1000617

●戦勝記念塔周辺

駅名にもなっている戦勝記念塔を中心にロータリーがつくられている状態で、高架の線路も周辺で弧を描きながら通っています。

戦勝、とありますが、1940年のタイ・フランス領インドシナ紛争を指し、ここでのフランス軍との戦いで没した兵士たちの慰霊碑として建てられているものです。

1940年11月から約半年間、タイとフランスで戦いが展開され、拡大し続ける中、和平を斡旋したのはなんと日本だったという、あまり歴史の教科書で見かけないこの事に驚きました。終戦は「東京条約」なるものを締結される形で迎えたといいます。第二次世界大戦の開戦は、この年の暮れになるという、1941年というものの日本の慌ただしさが改めて感じられました。

「戦勝」とあるように、結果的にタイの要求をフランス側がほぼ受諾する形となりました。

P1000603

気がつけば、駅の写真を撮ってなかったのですが、駅として独立した建屋ではなかった印象があって、またその方向にもカメラを向けづらかった覚えもあります。駅ホームと周辺の雰囲気のみとなりますが、戦勝記念塔駅でした!