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芸能・アイドル

2017年5月 7日 (日)

GWアンジュルムライブ参戦記Ⅱ(5/5)

前回記事に続いて、アンジュルムライブ参戦記、今回は後編として、
5/5のコンサートツアー(名古屋・日本特殊陶業ビレッジホール)についてお送りします。

連休当初はこの公演のチケットは実は持っていませんでした。
5/3の日に池袋でイベントがあった訳ですが、そのスタート前に原宿によって「娯楽道」
さんでチケットを昼夜購入、うち夜公演は「う列」、席は「い」列から始まるので、実に
前から2列目でした。これを¥20,000以下でゲットし、実際眺めはこれ以上にない
素晴らしさでした!

JR金山駅から歩いてすぐにある日本特殊陶業会館はHello Projectのコンサートでも
利用されていますが、そんな所で単独でやるのか!と驚きました。去年の名古屋の
ホール(名古屋市公会堂)の入りが芳しくなかったので、どうか?と思う部分はありました。

今回のコンサートはハロコンでやっている「フォレストホール」ではなくて、下の
「ビレッジホール」の方でした。当初その事に気づかず、2Fで待てど暮らせど進まない
な、と思っていたら思い切り勘違いで、またもや開演間近に入る事に…
ちなみにフォレストホールのキャパは約2,300で、今回のビレッジホールの方は半分の
1,146だそうです。埋まって何よりでした。

さて、この記事がupされる頃には、ホールツアーのファイナル(中野サンプラザ)の夜公演も
終わっていると思うので、ネタバレ的にセットリストに沿って書いていきたいと思います。
(名古屋公演に限った内容ではなく)

武道館はセトリが変わるようですが、それでも武道館まで楽しみとして取っておきたい方は
以下は御覧ならないようにして下さい。

◎オープニング

アンジュルムの「A」とスマイレージの「S」が交互に前面の幕に映されていて、
まだ幕は上がっていない状態で映像が動いていきます。

最後には「ANGERME」の文字がぐるっと3次元的に回って、幕が上がらないまま、
透過的にメンバーの姿が見えた、という「この幕どうなってるの?」という疑問も束の間、
幕が下へ落ちて、メンバーの歌唱がスタート。この演出にはオドロキでした。

①I 無双 Strong

「アイムソーストロング」という事ですが、ツアーで初披露された曲です。

とにかくカッコいい、昔のロックバンドで恐縮ですが「HOUND DOG」(大友康平さん
の)を思わせる「歯ぁくいしばって進んで行くぜ」的な力強い、圧倒的なナンバーです。

かみこのソロがのびやかに、そして力強く歌い上げられ、どうかこのままの声で
声量を上げてくれ、と思ったものです。本当にこの子にはこの声で伸びてほしいです。

最初これが新曲かと思っていたのですが、どうやらそうではないようです。音源と
してどこに入っていくのでしょうか?

②愛のため今日まで進化してきた人間、愛のためすべて退化してきた人間

去年のシングルですね、かっさーのデビュー作で、歌い出しが新人かっさーと
という曲。今回はあいあいが居なくて8人だけのツアーとなりましたが、この穴を
誰が埋めるのか、というのも気にしながら見ていました。

③涙は蝶に変わる

前回のホールツアー「九位一体」ではアンジュルムベストアルバムから色んな
ナンバーがセトリに入っていましたが、唯一この曲だけ抜けてたというかライブで
披露されず、今回が初披露となる曲で、どんな風にパフォーマンスされるのかと
見ていました。フラメンコ調の曲にありがちな薔薇の花が燃えるシーンが
スクリーンに映し出されていて、ベタやなと思って見ていました(笑)

しかしまぁ最初の曲といい、ユニゾンは強いですねこのグループは。1+1=2以上の
力が出ているように思います。

④ぁまのじゃく

3曲終わったところで、セットの幕に学校の写真が写ってチャイムが鳴るので、
学校のセット仕立てで最初のMCか?と思っていたら、そうではなく、この曲の
始まりの前フリだったのでした。

それまで下に居たメンバーが一斉に階段を駆け上がって上からはけていって、
タケちゃんだけが階段上部に座っていて、駆け上がってきたりなぷーに手を引かれて
一緒に上がっていく、すると曲がかかりだし、前の中央入口からかみこが出てくる
のを筆頭に1人ずつ出てくる形で。前奏の間にかっさーが出てきて、かみことこんにちは
とあいさつして、あやちょにはかっさーがお辞儀して、最後はタケちゃんがすべりこみ
セーフという形で駆け出してきて、むろたんとハイタッチして、そのむろたんが歌い出す
という形で進んで行きました。

この9人では初めてだと思いますが、かっさーにも歌割がありました。この曲を
リリース時に歌ったのは今やあやちょだけなのですが、そのあやちょが残りながら、
5期になるかっさーまですべての期が在籍して、この曲を歌うなんて素晴らしいですよね。
メンバーは変わっても、変わらずに在籍するあやちょが他のメンバーと共に
変わらないものを伝えている、この曲にそんな部分が見えました。

⑤スマイル美人

ここで、何というナンバーをもってきたのか!!たしか自分が初めてスマイレージの
ライブツアーに参戦した2014年のスマイルチャージでタケちゃんとめいめいが
コーナー曲として回替わりで歌っていて、それ以来と記憶しています。

冒頭でスクリーンに砂時計が落ちて割れる映像が印象的でした。今回のツアーは
こういう映像にもさまざまな凝りが見られました、②の曲でも病原菌みたいな?!
丸いものの連なりみたいな映像があって(進化を表わしている??)、そんなものにも
ついつい目を奪われたりしていました。

かみこの「バイバイバイ」と、ラストのむろたんの声張り上げての「バイバイバーイ」が
なんとも印象的でした。

⑥パン屋さんのアルバイト

ちょっと…まだ最初のMCやんないの?というぐらい怒涛の展開で曲が続いてきます。

この曲きたか!これはあれです、3期が初めてツアーで歌割もらえた曲といって、
よく莉佳子が喜んでた曲です。最初のフレーズを3期が全員、1人ずつ歌う形でした。
3期も最初はツアーでスマイレージ時代の曲をやっていても歌割がなくて(誰も
メンバーが抜けなかったので)、スマ曲の歌割があると喜んでました。
今回は全然変わってしまい、かななんが最初のソロバートをとっていました。

1人の歌っているメンバーに両手で指差す?振りが楽しいです、ヲタクがやっていても。

⑦ショートカット

まさかの…という感じで、これ見れるのか!と思って見てました(笑)

前髪があろうがなかろうが、額の前でハサミをチョキチョキとするフリをヲタクが
やっていると笑いが止まらずでした(失礼)

あやちょの「フーッ!」ってシャウトが変わらないものとして残り続けるのが嬉し
かったです。そしてラスト、それまでにょんさんが務めていた「旅したーーい」の部分、
むろたんが務めあげていました。

MC1

さて、序盤の幕が下りてから7曲もずっとMCなしでやってきて、初めて大阪公演で
見た時は少々疲れました。

あやちょが1人で出てきてリーダーとして?挨拶「いやー、ここまでやってきましたが…」
という感じで一言二言喋って、楽しんでくれますか-?みたいな煽りを入れつつ、
ここからが本題というところで、1人ひとりリレー形式で、次のメンバーの事を各回の
お題を交えつつ紹介していってました。

あやちょは自分自身のお題に沿った内容をコメントし、「眠れない時は…、ひつじを
数えて、それでも寝れなかったら猫にして…と動物を変えていきます」というように
コメント。「続いてはこの方!」として、登場してきたのがかっさーでした。上の段から
登場してきたメンバーは、各人に因んだ曲に合わせて少し踊りを入れてから階段を
下りていき、かっさーは下りながらお題に沿った内容はあやちょが「最近〇〇な彼女」
てな感じで紹介してはけていきます。そしてかっさーはそれにこたえる形でコメントし、
「続いてはこの方!」とリレーしていきます。

その順番と登場時にかかる曲(BGM)は…

あやちょ 夢見る15歳

かっさー 上手く言えない

りかこ 魔法使いサリー (バックが黄色なので色変えてます)

タケちゃん ドットビキニ

かななん チョトマテクダサイ

むろたん 乙女の逆襲

かみこ 糸島Distance

りなぷー 好きよ純情反抗期

全員、登場時には上段ステージで少し踊る訳ですが、むろたん!!

乙女の逆襲の落ちサビ前の間奏部分に合わせて、スカートを右に左にヒラヒラと
翻して、魅せる事を怠らないな、とつくづく思いました。

りなぷーは眠れない時は友達に電話するそうで、それで余計眠れなくなる事もあると。

最後のりなぷーが「今日はこんなテーマでお送りしましたが、続いては少し雰囲気を
変えて、この曲!」とフリを入れてはけます(すぐ出てきますが・(笑))

⑧恋ならとっくに始まってる

りなぷーが横へはけて同時に前からあやちょが1人で出てきて、「もう…」と発します。
それから他のメンバーが一斉に登場、この曲最近こういう形の演出がされてますね。
ライブツアーでも同様だった記憶があります。

今のメンバーが違和感なく歌ってるのでついつい忘れがちですが、この曲もう1年も
前でかっさーはまだ居なかった頃なんですね。殆どが2期までの歌唱なんでこの曲
にはそんな変化はないのですが、もうひとつ前のシングルになるとかみこすら居なかった
のに、今では当時から居たような感じでパフォーマンスしてて、「これいつ出たんだ
っけ?」的な事を色んな曲につきいちいち考えてしまいます。

⑨糸島Distance

この曲結構あいあいのソロ歌唱のイメージが個人的にあって、能古島のくだりは
かっさーが歌っています。すいとーとも最初はかっさーが歌ってて、結構代役こなし
てるなと。ハーフなのでかみこのきれいな歌声は聴けません。個人的にかみこ歌唱で
ベストだと思ってます「天神の灯りが…」のくだり。イベントでここがうまく歌えずに
泣きそうになっていたのをりかこがフォローしていたのを鮮明に覚えています。

間奏で顔を前と横に向けて手拍子するとこが好きです、ヲタクも一緒にやってて(笑)

⑩乙女の逆襲

これこそ、あいあいが居なかったらどうする??曲の筆頭かと思いましたが、ここで
すごい演出が…ヲタの声と相まって一旦涙腺が決壊しかかりました。

例の間奏の部分で、全員が横並びであいあいバレエをやっていました。しかもヲタは
「あいあい!あいあい!」とコールする、しかもその時ステージのライトは緑一色
こんな演出がありますか!!ヤバすぎました。

そのあいあいコールの中で、莉佳子が「あいあい!あいあい」と口開いているのが
見えた瞬間、涙どころではありませんでしたよ年甲斐もなく。これこそ前の席でないと
なかなか見えず、前で見れた名古屋公演サマサマでした。

⑪忘れてあげる

今のメンバーでのシングルですね。あいあいの「桜舞う~」の部分はむろたんが
歌っていました。

この曲は最後のあやちょの「忘れてあげる」と共に横向いて顔見上げる姿が神々しい
の一言です。2期の歌唱も皆いい。

VTR映像で小休止

洋館みたいなところで各メンバーがひとりひとりメイクしたりしていて、あやちょが
入ってくるけど、その入る前に月夜の月に雲がかかり、あやちょは変なメガネを
掛けて入ると、メンバー全員その変なメガネになってた?説明しづらいですが…

その延長上で、次の曲が始まります。

⑫ミステリーナイト

ミステリアスの名映像から、衣装替えしたメンバーが中央の入口から各人ポーズを
取った形で静止し、曲が始まると共に振りも始まりました。

この曲はやはり「未来はミステリー~イーーーー」の部分ですね、タケちゃん、かみこ、
むろたんが担当していましたが個人的にはめいめいの印象が強くて、これはなかなか
越えられない、と思ってしまいます。めいめいの途中からファルセットになっていく
歌唱がなんとも小気味よかったのです。でもま、今のメンバーは各人なりの歌唱が
あるので、そこはそれを大事にしてほしいなとは思いますね。

⑬さよならさよならさよなら

えっ!この曲が来た??とばかりにこのツアーで初めて見た時声を上げてしまいましたが、
まさかコンサートで見れるとは思ってもみませんでした。ちょうど六スマにハマりかけて頃
で、イベントの現場で流れていたこの曲にも惹きつけられた覚えがあります。

この曲はあやかのんの印象が個人的に強くて、二人の対照的な歌唱がすごくよく出た
曲だと思っていましたが、今のメンバーで聴くのも面白いですね。ちょうどあやちょの
歌唱が飛躍的に向上する前夜ともいうべき時期の曲でした。


⑭良い奴

そのあやちょの歌唱の飛躍的向上を感じたのがこの曲でした。「10年先でも」の部分
は聞き惚れます。いい方向に成長していってくれたなぁ(上からでスミマセン)とつくづく
思ったものでした。

この辺りのスマ曲を今回のツアーで掘り起こして、アンジュ期に入ったメンバーが
歌うのですが、やはりむろたんの存在は大きいですね。スマ期から普通に居たみたい
に主力としてサラッと歌ってる感じで。田村さんを受け継ぐと言った1年前の決意を
今体現しているのかなと思いました。

⑮同じ時給で働く友達の美人ママ

恋ブーが好きなのかライブツアーでも歌ってましたが、久々にこの曲来たな、という
感じでした。

りなぷーのセリフに最後「ありえなーい!」がすごいというか、りなぷーにこのパート
やらせるか!というその起用がなんとも素晴らしいなと思いました。

曲的にはこの辺からノリノリが続いていきます。

MC2

曲が済んで4人残って、他の4人の着替え待ちがてら、話をするコーナーです。
かななんが「りなぷーどう?楽しい??」りなぷー「楽しいー」と返して、
「りなぷーが楽しそうで何よりです」とかななんがしめる事が多かったような。

着替え終わった4人が出てくると、それまでの4人が着替えにはけて、
ここでは客席への声掛けやってました。「まだまだ盛り上がれますか~」と。
1F席お腹から声出せるか?とか、2F席しっかり見えてるので気を抜かないでよ、
とかまぁそんなようなやつです。

⑯大器晩成

ここからがラストスパート。

ここで鉄板中の鉄板曲が登場です。

あやちょが「Aw!」の口をしているのが見えて面白かったのと、やはり莉佳子ジャンプ、
ジャンプもそうですが、着地してすぐにクルッと一回転できるその感覚がすごいな、と
思うのですいつも。

⑰次々続々

この曲の時はかっさー居なかったんだ、とか思って聴いてました。

しかしこの曲はカウントダウンとか独特のヲタコールがつくり上げられていきましたね。


⑱ドンデンガエシ

この曲はかみこも居なかったんだと。でもかっさーにしても、オリジナルの頃から普通に
居たように踊ってます。かみこは入って数か月でスッと溶け込みましたが、かっさーは
1人年が離れての1人加入で相当馴染む事自体に月日を要したようですが、
パフォーマンス的に悪目立ちもせずこなしてると思えます。

確かに去年研修生のベストパフォーマンス賞を獲ったというものの、どういう意図経緯で
アンジュに抜擢されたのか謎です。でもとにかくグループに馴染んで着実にファンも
取り込み成長しているのが分かり、これがグルーブ、それもアンジュルムの凄さなの
かなと思わされます。

この曲の最初でタケちゃんが「〇△☆∩いくー!」とシャウトしていますが、これが
とてつもなく好きです、カッコよすぎ!漢です(笑) これはタケちゃんしかできない。

⑲出すぎた杭は打たれない

史上最速のこの曲で本編は終わり、タケちゃんの「ラストナンバー~」の叫びがまたまた
炸裂します。

りなぷーがこの曲のヲタコールがなかなか合わず、イライラしていたのが大阪の時か
見事に合っていて「やればできる」的な事言っててワロタという感じでした。

アンコール

⑳私の心

選曲は素晴らしかったです、ここにこれもってきたか!と思って。花嫁衣裳?もきれい
でした。がしかし、幕が…半透明な感じでメンバーが見えていて、誰がどこに居て
歌っていたのか分かりづらかったです。完全に幕が下りるのが落ちサビ前の演奏
部分でもありで。しかしあやちょの「見てくれない…」は神でした。

ラストMC

21友よ

最後はこの曲で一つになりましょう「友よ~」ってあやちょが叫んではじまりますが、
あやちょって大声張り上げて叫ぶとき大抵目を閉じてるなってよく思います。

この曲、ホントにいいです。単に曲がいいというのではなくて、円陣組んだり、
くっついたり離れたりしますけど、くっつく時にメンバーがちゃんと隣接するメンバー
を見ている所が素晴らしくて。両サイド組む相手がいる時は必ず両側を見ていて、
ビジネス抜きの絆か仲良さか、そういうものを見せてくれます。本人たちが
楽しんでくれないと、見ているこっちも楽しくならないので、ホント大事と思います。

…以上
書いてるだけでとてつもない量になってしまったので、ちょっと疲れましたが、
覚えているうちに書いておかないと、というところで、今日の中野も両公演とも満員で
いい形で来週の武道館に繋がっていければ、と思いますね。

GWアンジュルムライブ参戦記Ⅰ(4/30、5/3)

いつも旅ブログを書いておりますが、このGWは旅と並行してヲタクと化しておりました。

愛してやまない「アンジュルム」の参戦記をとりとめもなく綴っていきたいと思いますが、
読者対象はヲタクさんとして、ある程度御存知の体で書き、導入的な内容はまた別で
書きたいと思います。

さて、今回のGW休みで自分が参戦した内容は以下のものです。

4/30 コンサートツアー(名取市文化会館)

5/3 新曲予約イベント(東武池袋)

5/5 コンサートツアー(日本特殊陶業ビレッジホール)

5/6 新曲予約イベント(エアポートウォーク)

まず、4/30の名取市文化会館の公演から。

一応まだ本日の中野サンプラザ公演が残ってるのでネタバレ的なものは避けます。
(多少小出ししてしまうかもしれませんが…)

この時は個人的には4/23のNHK大阪ホールに続く、2度目のコンサートツアー参戦となり、
1週間ぶりに、しかも長期連休最初の参戦という事で、仕事もロクに手につかず?!に過ごし
ておりました。以下日記兼ねて行程などを。

チケットとホテル(会場すぐ傍のルートイン!)は早くから確保していましたが、
航空券を取っておらず、初日どこへ行くかも考えるようになり、動向を見ていたら、
つばきファクトリー茨城のイベントというのが4/29にあるのを知り、これ経由で行こうか
と思いました。が、連休前夜に行ったゴルフ練習で背筋がバキバキと音を立て激痛に
襲われて、態勢を変えのるのにも悶えまくりで翌朝も芳しくなく、回避しました。

結局4/29は昼寝後に、出かけるくらいなら問題ないと判断して、他の予定を検討して
いましたがこれがムリとなり、時既に夕方で飛行機も高く、前泊移動を中途半端に。
新横浜で泊まって翌日仙台(名取)へ向かう事としました。(東京のホテルも空いてなくて)

東京からは新幹線で仙台へ約2時間。11時前に仙台に着いて、東北本線で名取へ。
1時間に2本しかなかったので要ダイヤ確認でした。名取からは徒歩で会場である
「名取市文化会館」へ。
最寄駅は空港アクセス線の「社せきのした」という駅ですが、名取駅からも十分
徒歩で行けます。

しかしこの時別の症状が出て、鼻炎で首から上が耐え難い状態に。会場前の木で
寝ながら、昼公演開場時刻を過ぎてもボーっとした意識で会場入り口を見ていました。
意を決して入って、とっとと席に着きました。この会場では結構後ろの席でしたが、
アルファベットの並びでSとかUとかの列で、でもそんなに距離は感じませんでした。

昼は1階はほぼ埋まって、2階はよく見えずでしたが結構埋まってた印象でした。
これなら佐々木莉佳子凱旋公演もいい感じになるかな、と。なにしろアンジュルム
ではホールツアーは今回、初の宮城公演(仙台ではなく)となるので莉佳子も楽しみ
とブログで書いており、ただ「ぴあ」のサイトなどを見ると、予約が「○」状態が続いて
いたので正直心配ではありました。

体調最悪…と思いながら、「莉佳子、おかえり」コールを心地よく聞いておりました。

そして始まりました。初の宮城での単独コンサート。これだけで胸熱でした。

大阪で公演を見たのでセトリ的にはフムフムといった具合でしたが、莉佳子コールが
やはりすごかった…。気持ちがはやり過ぎたか、最後のMCで衣装の一部が取れたか
何かではけてから再び喋ったりしていました。泣くのは夜??とか勝手に想像しながら
見ておりました。

とにかくオープニングの仕掛けが凝っていて、ここから出てくるの?みたいな感じでした。
幕が上がり下がりするのが少々あれかなと思った部分は正直ありましたが。
で、最初の曲はこのツアー初公開でしたが、とにかくカッコいい。
あの曲もこの曲も、結構鉄板モノがないのに成立してる…そんな感じですね。

昼公演後グッズ買いに行きましたが、莉佳子は勿論あやちょや何人かのメンバーの
日替りは既に売り切れていました。宮城しか来れないお客さんもいるだろうし、
そういう人たちは買えたらいいなと思いましたがグッズは結構売れていたようでした。

昼と夜の間、ひどい体調を立て直すため現場をはけて(笑)、泊まりのホテルにチェックインかねがね部屋で寝ていたら開演20分前とかになっていて、慌てて会場へ。

さらに盛り上がるぞ夜公演!と思っていましたが、この時は日曜日の晩、明日仕事の
方も少なからずで、仙台から更に離れた名取という地(空港は近いですが…)での公演、
悪条件が重なったか、自分の席であるS列の後ろからは5,6列程殆ど空席で、
2階も前面のファミリー席以外ほとんど空席でした。

「これはまずい…」とヲタクが感じるほどで、こんなのメンバーが、特に莉佳子が見たら
どう思うか??と考えてしまいました。メンバーがそれまでTwitterで事ある毎に「当日券
あるんで来て下さい」と言ってたけど、昼は埋まってて「そんなに言う程じゃないのでは?」
と思っていましたが、夜のこの状態を受けて言ってたのか??と思い知りました。

で、夜公演スタート。いつものように進んで行くけど、決定的に昼公演あったものが
なくなっていました。それは客席への煽りで、「1階席、まだまだ声出せますか?」
「2階席も~」というのが昼ありましたが、夜は「会場の皆さん~」と纏められていました。
これはメンバー士気下がってるかな??とか余計な事を考えながら見ていました。

このツアーはとにかく、最初っから飛ばしまくりで、何曲歌ってもMCは出てきません。
で、MCは最初のメンバーが喋って、回ごとに決まったお題につき、次のメンバーへ
振る形で次々続々とメンバーが登場します(これってネタバレ?)

その紹介シーンであやちょが「今回のテーマ?…わすれちゃった!どうしよう…
誰も助けてくれない…」とか、ハプニングもまたライブの醍醐味です。

曲は…そうですね、現メンバーでは初披露のものもあって、ここの歌割は
こうきたか!という感じで見れるかと思います。かみこやかっさーの歌割が
ここなのか!まろやめいめいが抜けた後は、こんな感じか、といった具合に。

そんなこんなで宮城の公演も終わりを迎えようとというところのラストMCで、
地元の莉佳子は今回の宮城公演と武道館では泣かない、という事を目標に
しているので泣きません!と。でも目はウルウル来てるのかな…というところ。

でもしかし、その後、意外な人物の目から涙が…

タケちゃん。最初なんだかモゴモゴ喋っていて、後ろの方からだと「何言ってるん
だろうな?」という感じでしたが、言いにくかった事に対して意を決したのか、
「ぶっちゃけ言うと」の前置きで、この公演の空席が目立った事が悔しくて、
自分たちの実力の現状を改めて思い知ったという事。諸条件悪かったと思い
ますが、間違ってもこれで今後「宮城のホールは1公演にする」とか「宮城は
ライブツアーに戻す」という事はしないでほしいと思います。

そのタケちゃんの涙で莉佳子もかみこもいよいよ堪え切れなくなったか、という
ところでした。

話は武道館のチケットの件にも及び、とにかくまだ足りないという事で、
ちょっとスマイレージのどん底時代(自分はまだ在宅でしたが)を思わせるシーンに
生で遭遇する事になりました。

とはいっても、あやちょが「初めてみなさんが敵に思えた」と発言。その意味は、
「こっちがいくら盛り上がって煽っても、それ以上の力で客席から押し返してくる」
という事で、この公演の盛り上がりのすごさを感じたという事かなと。
必ずしも数だけが問題ではなくて、そこに居る人々の熱い盛り上がり具合を含め
メンバーもファンも同じ想いで受け止めて、しっかりとした一体感がそこにある、
とあやちょは言いたかったのでしょう。

ホールで唯一完売しなかった名取のツアーでしたが、盛り上がりに関しては
すごかったと思います。たまには壁にぶち当たってヲタクも一緒に思いを共有
するのも良いかと思いました。スマイレージ期に在籍していたメンバーは
「もうあんな思いはしたくないし、後輩にさせたくない」と強く思っているでしょうが、
それをまた跳ね返す事も経験しているので、まだまだ強く大きくなれると
この公演で感じました。

あやちょは、テーマ忘れたりライブハウス同様御愛嬌な部分もありましたが、
テーマの「~変わるもの 変わらないもの~」の中で、"変わらないもの"を一手に
引き受けていたと感じました。

スマイレージとしてデビューした当時から見ると、メンバーはガラッと変わってしまい、
彼女だけがオリジナルメンバーとして今も残り続けている訳で、メンバーどころか
グループ名すら変わってもやはり彼女はこのグループに必要だと思うし、個人的には
オリジナルメンバーが1人もいない形になった状態で見るのはちょっと辛いと思います。

そういう意味でのグループの良心であり、革命への期待感もあります。

色んなステージでの色んな姿をこのグループに見てきましたが、それでもやはり
「あやちょがいる」この安心感が、これまでの様々な変化にもすんなり受け入れて
見てこれたのかな、と思っています。

かななんは、相変わらずスペるな思って見ていましたが、タケちゃんが泣いた時の
フォローとかやはり年輪を積んできたからこそのものがあるなと感じました。
「ずんだ」がとにかく大好きで、という話もしていました。

特にアンジュルムになってからそうですが、歌割に存在感が出てきたというか、
それ以前は歌割もそんなになくて、あってもなんか歌ってるなぐらいな印象しか
無かったのですが、七転び八起きあたりから本当に歌の中で活路を見出した、
と思えます。来月には遂にグループ2人目の成人となりますが「継続は力なり」
を体現したこれまで通り活躍してほしいと思います。

タケちゃんはやはり、先ほどの悔し涙。確かに夜公演はしんみりする時間が
それなりにあったけど、なんとなくメンバー・ヲタとも触れないでおく事も出来たかも
しれませんが、そこを切り込んだくれて良かったと思いました。ここから大きくなる為
に、やはり蓋をせずに直視して、みんなで共有する、それができてよかった、と
見ていて思いました。

タケちゃんはやはりステージ上での「OJT」がすごい、本当の意味での「現場で教育
する」を実践しているなと思います。曲中に後輩にスキンシップして絆を深めたり、
特にこの面でかなり苦戦したと思われる新人「かっさー」への対応、普段やトークの
時に弄れなくても、曲中のフリーな部分でわざとかっさーに自分を弄らせるような
仕草もしていて、こうやって後輩を馴染ませてる、というのが手に取るように分かります。

一昨年にょんさん卒業時にサブリーダーを任命されたけど、その時はノリと勢いだけ
じ゛ゃない?と思ってたけど、すごく後輩をよく纏めてるなとヒシヒシ伝わります。

りなぷーは「宮城で今回やるという事で、ずっと仙台って言ってたけど、スタッフさんに
"仙台じゃないよ、宮城だよ名取だよ"といわれて、こまかっ!と思った」という話が
印象的でした。でも地元の人たちからすると、ここは仙台ではない訳で、今後気を
つけます、という事も言っていましたが。

むろたんは本当にステージングが大舞台向きだなといつも思います。自分にカメラの
抜きが入る時にことごとくキメポーズを炸裂させて、これが大画面に映し出される訳
ですが、本当にキマってる。そういう格好いいポーズとか常に研究してるんだろうな
というのがよく分かります。

それとやはり1年前に「田村さんのポジションを受け継ぎます」と宣言してましたが、
歌唱に情念のようなものが入って行きつつあるなと感じました。勿論めいめいの
歌割を受け継ぐ自体がある意味重圧で、必要に駆られてそうなっていったのかも
しれませんが、きっともっとハロプロを代表する歌姫になっていくと思っています。

りかこはいわずもがな、ここが華の凱旋公演な訳で、泣かない事を目標にした
と言っていたけど、泣きたい時には思い切り泣けばいい、と思って見ていました。

歌唱はだいぶ幅が出てきたと思いますが、発声が苦しそうにも感じました。
喉の調子なのか本人の声質なのか分かりませんが。でもそれを補って余りある
ダンスはさすがお見事でした。人間というより動物の本能で踊ってるのか、
というぐらい俊敏な面も見え、その身体の動きをみているだけでスカッとした
気分になったりもしました。

かみこはとにかくかなり早い段階からすぐに汗だくになって、ホールだとその姿が
スクリーンに映し出されるのですが、髪の毛がぐちゃぐちゃになっていて、ちょっと
かわいそうにも思えました。でもある曲であの伸びやかな声を声量大に歌い上げて、
この子はこの声のまま声量をつけて成長してほしい、と思いました。
ハロプロらしからぬ歌唱でそのまま伸びていくのもありかな、というところで。

そしてかっさー、この13歳の新人にとって今回が初のホールツアーな訳で、
りかこでも初ホールツアーは14歳になっていて(武道館ではギリギリ13歳)、
しかもかっさーの場合は1人加入でこの状態、初ホールという体験を同じくする
相手が居ない中でかなり緊張したのではと思います。

ステージでは沢山の先輩に支えられながら個性を折られる事なく、のびのび育って
るなという事をライブハウスツアーでもそうですが感じてました。MCで長々喋る
かと思って見いていたら、結構簡潔にホール向けの喋りもできていて、やるなと
思ったし、何より表情が本当に豊かになったと思います。自分が楽しんで、それを
客席に伝染させて…という事ができる驚異の新人かと思います。

実際現場では最近かっさーにはまる人が多いようで、よく耳にします。歌に関しては
めいめいを彷彿する憑依型の片鱗は見られますが、これからどうなっていくのか、
今のアンジュルムって結局このかっさーがどんなふうに成長していくか?が
最も分かり易いテーマかな?と個人的に思っていて、それを楽しみに来ている
ヲタの方も少なからずではないかなと思うので、まだまだ期待したいところです。

次は、5/3の池袋での新曲予約イベントです。

5/1,2は世間レベルの出勤日という事で活動なく、5/3に東京の東武池袋百貨店の
8Fスカイガーデンにて6/21発売の23枚目のシングル発売イベントが行われました。

ここ行くの初めてでした!池袋といえば「サンシャインガーデン 噴水広場」の
イメージばかりありますが、リリース週でもなく、とにかくGWはガッチリ集客しよう、と
いう事で組まれたイベントかと思います。

これまでならメンバーが散らばってあちこちで2,3人ずつトーク&握手会でやっていた
ものを今回はミニライブ&握手会にした、というところでしょうか。ライブ形式にして
くれたのは個人的に嬉しいです。

しかし、なんとも中途半端すぎるイベントでした。

箇条書きすると

・新曲はまだ撮影もしていない

 

・振り入れはしたが、まだ人様にお見せできるレベルではない

 

・曲名は1曲(愛さえあれば何にもいらない)だけは言える

 

・あとはタイトルは言えないがバラードである

 

・もう1曲(トリプル)あって、国民的アニメの曲である

というところで、こんな様な制約の中でメンバーも言いたくても言えない、「ここまでは
話せる…」という部分を曲間のMCで話していました。どんな曲か分からんものに
対して、CDを予約購入するというある種の戦略にはまった格好ですが、
アンジュルムの単独ライブが見れるなら、とつい行ってしまうのです悲しい性か。

でも、新曲について話せる限りは話してくれました。バラードの曲はコンテンポラリー
ダンスというもので、振りつけがかなりかなり難しかったと。

普段は3時間で振りが体に入る、という事でこれもまた何気にハロプロのすごさだ
と思いますが、今回の曲は2日やってもまだ怪しい…とか、いつもすぐに覚える
りなぷーが相当苦戦して、その間違って覚えたものをかななんが真似して
一緒に間違っていたという話もありました。

ミニライブのセトリ的にはアンジュルムの前作までのシングルから、という形でした。
この日は2回まわしで13:00~と15:30~でしたが、
「大器晩成」「臥薪嘗胆」「ドンデンガエシ」「出すぎた杭は打たれない」「次々続々」
「糸島Distance」「恋ならとっくにはじまってる」
こんなようなところでしょうか、
いつもより1曲多い6曲でした。
現場のBGMではスマイレージの頃からの古い曲も流れていましたが。

武道館チケットがいまひとつのようで、ここでは新曲の話をすると共に武道館の
告知を強めにしてました。それまでの完売していた回では武道館告知は「来て下さい」
程度でしたが、今回は少し厳しいようで。
「携帯持ってるならパーバーパーとやればできるから」とかタケちゃんがいえば、
かななんは「そこの階段に居るおじいちゃんとお孫さん!」と明らかにヲタではない
ギャラリーでもない通行中の方に振るぐらいでした。

ただ、このイベントの券の枚数は予定分完売したそうです。
翌日は行ってませんが、ららぽーと豊洲のイベントでは武道館チケットも販売し、
持っていった分は完売したそうで、まずは何よりでした。

とりあえず、GW前半ヲタ活記はここまでです。ありがとうございました。

2016年12月29日 (木)

アンジュルム ライブツアー2016秋-絆- ツアー参戦記

アンジュルムのライブツアー「絆」が、この12/23の高崎公演をもって終了しました。

今回参加したのは、鹿児島、周南、大分、松山と西日本が主体で、最後の高崎は元々は行く予定なかったんですが、間際にまだチケット販売がされていた(追加で?)のてい゛急遽参加する事にしました。結果ホントに良かったです。

回ごとに色々エピソードがありましたが、曲ごとに触れていきます。今回はツアー限りのユニット2曲を除く、全員でのパフォーマンスは全曲「アンジュルム改名後にリリースした曲」という縛りが設けられていました。

そんな中でオープニングをかざったのが、

1.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間

というとても長いタイトルの曲、現時点でのアンジュルムの最新曲のひとつです。

今作はこの7月に加入したばかりの新メンバー・かっさー(笠原桃奈)のデビュー作であり、彼女の13歳の誕生日直前の10/19にリリースされています。つまりこの時点で彼女は12歳な訳です。スマイレージメジャーデビュー後アンジュルムを通じて今まで、12歳時点でソロバートが与えられているのはこのかっさーただひとりです。そしてこの曲の冒頭こそが、そのかっさーのソロバートで始まるのです。

どうでもいいのですが、彼女のパートの後ヲタのコールは「ももな(ももにゃ?)ー」と入るんですが、個人的にはすごく「かっさー」なイメージなんで「かっさー」とコールしたいところです。

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▲12歳で加入した新メンバー笠原桃奈

そのかっさー加入まで最年少であったりかこ(佐々木莉佳子)が、かっさーが後ろにもたれかかってるのを支えるという出だしで、音が鳴らないで莉佳子がずっと支えてる事もありました。

人造人間がモチーフになっていて、ラストは真顔でどこ見てるか分からない人造人間を各自演じているようですが、人造人間ゆえの心の無さのようなものを表現しているのでしょうか?

まず、このツアー自体がかっさーのツアーデビューであり、彼女を含めた新しい9人体制の「絆」がツアー自体の主題だと思いますが、そんな中での最初の曲、かっさーにとってツアーで生まれて初めて披露した曲という事です。

2.次々続々

最初のMCが終わった後に紹介されるのがこの曲。前作シングル曲で、ハロプロ全体でもこの2016年通してのベストシングルに挙げられてもおかしくないほどの名曲といえます。

こちらはかみこ(上國料萌衣)のデビュー曲であり、今年出た2枚のシングルでは、4月のこの次々続々などがかみこのデビュー作、10月の「愛のため今日まで…」などがかっさーのデビュー作となり、最近のアンジュルムは特に、曲のリリースごとに誰かの最終曲やデビュー曲になったりしていてメンバー変動の激しさが窺えます。

かみこは今回が2度目のツアーで、初ツアーの初日が今回のファイナルと同じ高崎という偶然でした。

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▲今回が2度目のツアーの上國料萌衣

かみこのデビュー曲であるということは、今年5月に卒業しためいめい(田村芽実)のラストシングルであり、彼女のパートは今ツアーで現メンバーに受け継がれている訳ですね。ラップの部分に莉佳子が起用されていたり、色々実験なのか冒険なのか、やっていってるな、という感じは窺えました。♪変わり続けられるような勇気~の部分を勝田里奈(りなぷー)が受継ぐとは予想だにしませんでした。

3.七転び八起き

アンジュルムになってから2曲目のシングルで、メンバー9人のうち3人がマイクも持たずダンサーに専念する構成の曲です。今回は歌う6人がめいめいからかっさーに変わった形で、ダンサー陣はりなぷー(勝田里奈)、むろたん(室田瑞希)、りかこと変わらずでした。オリジナルのダンサーは卒業したかにょん(福田花音)、りなぷー、りかこでしたが、かにょん卒業後にむろたんがダンサー入りして現在に至ります。

個人的に♪明日の事よ-りも、の歌唱部分がツボで、これを相川茉穂(あいあい)が担当している箇所もあったり、必ずしも元々歌割の多いメンバーばかりがやっている訳ではなく、各メンバーにスポットが当たるところがアンジュルムの良いところかとも思います。最後のタケちゃん(竹内朱莉)のドスの利いたボーカルは理由なしに大好きです。

4.カクゴして!

春のホールツアーで初めてライブで公開されて大人気だったアルバム曲。今回の全員曲セトリの中で唯一、シングル盤に入っていない曲でもあります。

はっちゃけ感が満載で、アンジュルムの楽屋がそのまま楽曲になったような曲?!ただ、フリが曲に忠実で、いわゆるフリーの部分が意外と少なかったかな、という印象でした。

めいめいが居なくなった分、かみこの存在感がこの曲では大きいなと個人的には感じました。


◆一人喋りコーナー(3分)

それまでは、その場の抽選で喋るメンバーを決めていた「ガチなやつ」だったのを、予め喋るメンバーを決めてのトークに切り替わっていました。抽選だと回数の不公平感が出るからでしょうか。

最後の回でリーダー・あやちょ(和田彩花)が真剣に話してくれて、この先もまだまだ頑張っていくと宣言してくれたのは感動しました。りかこもこれから真剣に考える機会を増やしていきたい、という大人の階段を上っていく姿が垣間見られたし、皆結構3分きっかりにうまく纏められてるな、とも感じました。かみこのトークはまだまだこれからで結構「イェー」で誤魔化してた感がありましたが、なんでもこなす彼女の事なので、気がつけば喋りも達者になってる事かと。


5.恋ならとっくに始まってる

1人喋りのコーナーが終わってメンバーが袖へはけていくと、あやちょ一人だけが出てきて「もぅ…」とセリフを言い始め、曲がかかりだして、そのタイミングで全員が出てくるというちょっとした演出がなされていました。

アンジュルムになって初めてのつんく♂によって手がけられたこの曲は卒業しためいめいで始まりめいめいで終わる、めいめいの卒業曲のようなものでしたが、今ではあやちょと2期の見せ場になっている状態で、3期以降のメンバーは逆に脇に回っているような状態です。

ライブハウスであやちょが自分のパートをすっ飛ばしたりというのはそこそこあると感じますが、この曲でその事態によく出くわす気がします。


6.乙女の逆襲

アンジュルム改名後たで占められている今回のセトリにあって、「大器晩成」と並ぶ最も古い曲という事になります。

ワンハーフで披露される事が多く、フルコーラスはなかなか貴重のように思います。大器晩成ほどではないものの、ソロバートがあまり多い曲ではなくて、個人的には淡々と流れていく曲、というイメージが強いです。かななん(中西香菜)の低音がうまく活かされている曲で、声の高いタケちゃんとのコントラストは見事であり、めいめい×かななん、の組み合わせに負けず劣らずいい味を出しています。

上からになってしまいますが、かななんは本当にうまくなったなと思います。正直最初は色々厳しいと感じ、1年半が経とうとしていた2期イベントの動画を見ていても歌が…と思う部分はありましたが、舞台経験とか、表現力の塊であるめいめい仕込みの甲斐あってか?歌唱や表現に幅が出てきて、昔のヘタレぶりなどどこ吹く風?という感じです。スマイレージの頃は自虐的に劣等生と言っていたのが、今やアンジュルムのサブリーダーですから。

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▲低音で魅せる中西香菜

7.忘れてあげる

こちらは打って変わって最も新しい曲です。

しっとりしたある意味アンジュルムらしくない曲かもしれませんが、楽曲に幅をもたせる意味でアリな曲だと思うし、「こういうのもできるよ」というのを見事に見せつけてくれたな、という感じがします。

あやちょの「♪忘れてあげる」と歌い上げて横顔見せるシーンが芸術的ですらあると感じます。かっさーのソロバートの歌唱はどこかかつてのハロプロ感を彷彿とさせ、Berryz工房の菅谷梨沙子のようになりそうな、そんな片鱗をちらりと見せているようにも思え、将来をついつい期待してしまいます、スペック的にもキャラ的にも色々未知数な部分が多いように見えますが、結構歌唱枠で獲ったのかな、とも思います、1人加入ですし。

8.~9.(ツアー限定ユニット)2曲

あやちょ・かななんの「Do It!Now」が印象的でした。まだモーニング娘。が全国区で轟いてた末期だったかなと思いますが、ちょくちょく行きがかりの店でも耳にしたので、

あとはかみことかっさーという初々しいコンビの「泣き虫少年」。かみこが先輩としてアクトするのが初めてでそこも注目点でしたし、2人並ぶとどうしてもかっさーの方が大人っぽく見えてしまうなんとも言えない不思議な雰囲気を持ったコンビです。かみこの方が4歳も年上なんですが…

あいあい・むろたんの同期コンビの「会いたいロンリークリスマス」でむろたんが、歌詞のてにをはを間違えて、終曲後あいあいがむろたんにグーパンチしてた貴重な回に出くわしました。逆の事があっても…とは思うけど、あいあいがこんな事をやるなんて3期が加入した時には想像打に出来なかったですね。

ユニット限定曲が終わると歌い終わったメンバーはそのまま残って、他のメンバーが出てきて再び全員集合。先ほどの2曲について、それぞれ歌ったメンバーに感想を求める、というちょっとしたMCが入ります。曲の感想を求める趣旨ながら、全然関係ない話になったり、単なる弄りになったり…そこがまだアンジュルムでした。

10.糸島Distance

MC明けに始まるしっとり系の曲。といっても「忘れてあげる」よりはかなり賑やかな感じではありますが。北海道のライブでは「嗚呼すすきの」をやるといいますが、今後ツアーのセトリから外れる事があっても福岡のライブでは特別に差し挟まれそうなご当地ソングになっていくものと思われます。

かみこの「♪天神のあかりが浮かび始める頃~」というパートに彼女らしいまっすぐで素直なボーカルが堪能でき、彼女の持ち味はこういうところなんだな、と感じ取れます。あるイベントでこの部分が上手く発声できずに泣きかかった事があり、それを当時先輩になったばかりの年下りかこが優しくフォローするシーンが見られたのを思い出します。

されにしても「まだ間に合うかな」に始まり、「まだ間に合うよね」とか「まだ間に合うでしょ」とか似たような歌詞が何度も出てきて、よく間違えずに歌えるなと毎度毎度感心するばかりです。

この曲からは最後までひたすら突っ走っていくのみです!

11.臥薪嘗胆

割にしっとりした糸島distanceから打って変わってここからギアはトップにシフトチェンジして、そのままぶっちぎっていく、そんな最初の曲がこれです。

オリジナルで出た当初は冒頭部分は延々と、卒業したかにょんが歌い続けていて、彼女の卒業宣言直後のリリースでもあり、フィーチャー曲でもあったのかな?と思いましたが、今では3期を中心としてそれぞれ節ごとに歌割が分散されています。

間奏の部分でこれまた卒業しためいめいが円になって走った後に中心に立って独特のクイックな踊りをやっていたのですが、これを新人のかっさーが受継いでいて、何かが壊れたような、憑りつかれたような動きをするかっさーを見てるのが面白かったです。何にせよこの子は結構な表現者になるのではないか?と思って見ています。今回のツアーで結構ヲタを惹きつけたようでもありますし。

12.大器晩成

アンジュルムの名刺代わりともいうべき、欠くべからざる曲です。

この曲もまためいめいが独特の大振りなダンスをやっていたのですが、これをかっさーが引き継いでいて、これまた豪快というか、かっさーの動きが全体に激しく、また固さも感じました。しなやかさと対照的な剛な感じですね。

あやちょが端っこで機材に隠れながらモグラたたきのモグラみたいに顔を出したり引っ込めたりして遊んでる回もありました。で、最期落ちサビ始まる時の、りかこジャンプの後、着地してすぐさまクルッと1回転する莉佳子がカッコよすぎました、めまいしないかなと思うんですが…、恐るべき身体能力、と思います。

13.出すぎた杭は打たれない

ハロプロ史上最速曲といわれる、速くてまた重厚なサウンドの曲です。

オイオイというヲタのかけ声が早すぎるのか、途中で絶対ついていけなくなったヲタの声とずれていくのが聴いてて面白くもあります。

今回のセトリは全編アンジュルム曲で構成されていて、スマイレージ時代の曲がゼロという事ですが、アンジュルム期でも既に様々な局面があり、例えばこの曲の時はめいめいはおろかかにょんすらいた訳ですが、現メンバーで考えてみて「この曲の時、かみこメンバーだったっけ?かっさーは??」とか、どの曲もそうですが、ついついそんな事を考えてしまいます。それでも今のメンバー達、特にオリジナルのリリース時に居なかったかみこやかっさーは、その事を感じさせない、リリース時から自分達居たよ、と言わんばかりのパフォーマンスをやってくれます。

14.ドンデンガエシ

本編最後の曲です。曲が始まって歌い出した直後の間奏部分でタケちゃんの気合十分の掛け声がツボです、今は何と言ってるのでしょうか?「〇〇(地名?)いくよー!!」でしょうか?これはもうライブ見るか、動画見て感じてもらうしか!ですよホントに。

ワンハーフだと披露されないむろたんとあいあいの手をタッチして見合いながら前進していくシーンがとても好きなんですが、これもまた彼女たちの対等さというのか打ち解け具合?が感じられて、いいなと思えるのです。ホントに3期加入時はこんな事絶対想像できなかったわけですから。それどころかあいあいすぐ辞めちゃうんじゃないか、という話すら出たりしてて。よくここまで、良い意味で居ついてくれたなと思うし、抜擢した方はこのような化学変化を想像、あるいは期待していたのでしょうか、そこんところも是非知りたいですね。

そんなこんなで、本編は終了します。本当に怒涛に2文字がピッタリなここまででした。

アンコール
15.上手く言えない

アンコールではトリプルA面最新曲のうちの1曲をもってきました。

途中の「ピヨピヨピョ」という部分をヲタが段々大声で言うようになり、それをメンバーが規程笑ってしまう事があるので、それを見ていて面白さもありました。

16.友よ

一人一人感想を述べて笑わせてもらった後は、この曲で一つになりましょう!って事で、ラストの曲にふさわしい、1年前に初披露されてすっかり定番曲になった感すらあります。

岡林信康ではありません、といっても若い人たちには全く分からないですね。学生紛争等日本が今とは全く違う時代であった頃、彼のこの同じタイトルの曲はよく流れいたそうです。

ある程度アドリブを利かしていて、メンバーの素であったり、あるいはタイトル通りの「絆」の深さも感じられます。また間奏部の円になって肩組む(円陣組む、と言った方が早いか?)で♪Yes、Yes!と叫ぶんですが、そのフレーズの合間に「ハイ」とかメンバー達が最近合いの手を入れるようになり、ライブで生ものとして曲を進化させたな、という事を感じずにいられませんでした。

肩を組んだり離れたり…「絆」そのものの曲かと思います。かっさーの馴染み具合をあやちょはずっとはかっていたようですが、今回はホールツアーがなしの結果で良かった、とも言っていました。当初の形ではとても大きな舞台ではできない、と。でもツアー終わった今なら絶対にホールも通用する、と確信できた、というのがとてもよかったです。メンバーたち自身がそう思えないと前へ進んで行けないので。

という事で、今からホールツアー楽しみではありますが、その前に今年中にこのツアーの振返りができて良かったです。

2016年5月11日 (水)

アンジュルム コンサートツアー2016春九位一体参戦記

今回はアンジュルムのコンサートツアー「九位一体」のセトリに沿って感じた事などを綴ってみようかと思います。

【よってネタバレ要注意です】

ここまで5/5大阪を皮切りに5/7名古屋まで終了していますが、幸いにもそのすべてに参加する事ができました。こういうの書くといつも前置きが堅苦しくなってしまうので、今回は読んでる方がメンバーの名前や愛称を知ってる体で書きます。

まずは1曲目

1.「次々続々」

今回の最新シングルのいちばん初めにきている文字通り「最も旬の」売り込みたい曲を先頭にもってきています。

とにかくカッコいい曲、個人的な好みになりますが、最近は特に出す曲出す曲がカッコよくて高まるばかりです。ど根性路線とか熱すぎるとか、かわいい路線への回帰を等の声もあるのですが、個人的にはいい流れと思っています。これ以上何を歌っているのか分からないレベルにはならないでほしいとは思いますが…

当初この曲を聞いた時の印象はあまり良いものでなく、「Wow oh o,oh」ばっかり言ってる曲ぐらいな感じでしたが、やはり生で見てMV見てするうちにドンドンハマった「スルメ」曲でした。音楽を聴く自体が往々にしてそういうものかもしれませんが…

それと、冒頭書くべきだったかもですが、この曲に入る前のオープニングの部分の演出が素晴らしくて、メンバーが円を囲む隊形となり、メンバーが手を動かす度にものすごい効果音が出て、ロボットが動く感じ?何せそのキビキビした動きは目を見張りました。天井には赤や緑の無数の光が散りばめられ、これもまた素晴らしい演出、スタッフの愛を感じました。

曲自体は、3・2・1、GO!というノリどころがあり、また間奏中に9(ナイン)から徐々に観客からのカウントダウン(リーダーあやちょの指示で入った)が入り、盛り上がりに拍車が掛かっています。メンバーがファンにノリを指示するところもこのグループならではかと思います。ファンも一体になったパフォーマンスですね。

最年長あやちょがジャンプした後に、最年少りかこがキビキビ踊る間奏もいいし、ダンスレベルはグループ随一のタケちゃんの動くところとトメとメリハリの効いたソロダンスもカッコ良いと感じます。

グループ初といってよいラップの入っている所も注目で、意外とりなぷーがサラッとこなしていたり、彼女のパフォーマンスが最近、曲を出す度に上がっている事を感じたりもしています。

最後に新メンバーのかみこが、彼女にとってデビュー曲になる訳ですが、最初からパートを任されていて、期待度を感じながら見たりもしています。

2.「ドンデンガエシ」

前作シングル曲のひとつです。個人的には前作の中では最も好きな曲です。見ていてとにかく見どころの多い曲、という感じでしょうか。

めいめいとりかこの繰り広げる殴り合いのようなダンス、一歩タイミングを間違えばりかこがめいめいを蹴っ飛ばしかねない激しさで、それこそパフォーマンスレベルを問われるシーンではないかと思います。

サビ部分の右左半分に分かれての手を挙げるシーンも注目、というかこれに合わせて観客も手を交互に振り上げる事でライブでの一体感が得られる、そんな楽しさもこの曲にはあります。その後はバット持って球を打って、その球の行く末を見るようで、敬礼する部分なんかも楽しい振りとなっています。

個人的にツボが2つあって、ひとつはむろたんとあいあいが手を合わせるシーン、その時に微妙に見つめ合うというか、それを見ていて同期愛みたいなものを勝手に感じたり、もうひとつは落ちサビ前の間奏の終わり部分、りかことあいあいが向き合って、体を互いに左右に交互に振るシーン、コンサートではともかく、イベントなどでは変顔して笑わせてる事もあり、そんな楽しさを見るのもこの曲の醍醐味と感じています。

3.「糸島distance」

2曲歌い終わったところで、最初のMCに入り、選手宣誓のような口調でメンバーがこの公演での意気込みのようなものを語っていきます。「1秒1秒無駄なく大切にします」とかそんな感じで。

それが終わると、早速3曲目に入っていきます。

そしてこの曲、今回の新曲のひとつですが、福岡県の糸島を舞台にしたいわばご当地ソング。福岡市のすぐ西にあるのが糸島市で、糸島半島は福岡市と糸島市のそれぞれ市域が入っています。

ピエロをモチーフにした衣装が面白く、あいあいは赤で目立ってしかも、頭の両サイドが大きく出っ張り、自ら大好きなウルトラマンの怪獣に例えて「ゴモラみたい」と言う程、そんな面白い衣装で、またご当地ソングらしく?!「好いとーと」という九州弁も散りばめられています。

車を運転する振りが序盤に出てきますが、そこでむろたんだけがアクセルを踏む動作をしているところが個人的な注目点です。

歌の注目点としては、序盤のあやちょの伸びのある歌唱、これは音源で聴くより絶対にライブの方が聴き甲斐があるというものです。昔の彼女の歌唱に比べたら別人のように飛躍向上していて、また新人かみこがここでもしっとりと力強く歌い上げていて、即戦力を感じさせてくれました。

イベントではこの部分がうまく出ずに落ち込んだりしていましたが、先輩りかこがすかさずフォローに入るシーンが見えたり、このグループの単に楽しいだけでなく、バックアップ体制とか絆の深さとか、そういったものも感じ取る事ができました。

4.「カクゴして!」

昨年末に発売されたベストアルバムの新曲のひとつで、ライブでは全く披露されなかったものですが、ここから3曲一気にそれらのナンバーを持ってきて、「おっ」という感じでした。観客の中には「っしゃーキター1」と叫んでいた方も居たとか。

「愛しちゃってんじゃないの!」とセリフのような叫びが特徴的で、「カクゴして!」と何回も繰り返す振りがなかなかクセになりそうな曲でもあります。

5.「汗かいてカルバナル」
これも昨年のアルバム書き下ろしにして今回初披露曲です。曲名の通り、サンバのリズムに乗ったゴキゲンな曲です。ピンポイントで注目点があまり思いつきませんが、とにかくみんな緩く楽しんでる感じです。
この曲のラスト近くでりなぷーがステージ後ろから椅子を持ってきて、ラストであいあいがその椅子の上に乗って、次の曲へと展開が続く形になっています。
6.「マリオネット37℃」
初披露曲の最後で、かなり他とは一線を画す異質な曲です。ルーチンワークをやる操り人形だけど意志を持ってるんだ的な?そんなしたたかさと所詮は操り人形にすぎないもの悲しさを曲調から感じます。
序盤にりかこが魅せるダンスも彼女らしからぬしっとりしたもので、新境地という印象も受け、また前曲のラストで椅子の上で立っていたあいあいはこの曲の序盤から人形として踊りだします。
そしてこの曲の最大の見せ場はラストのあいあいの長いソロバレエシーン。
ステージ上に映し出されたもう一人の自分が踊っているのに合わせて、2人で踊るような形で延々と踊り続け、やがてスクリーンに映ったもう一人は消え去ってしまい、あいあいがそれに驚き、間もなくカーテンが掛かって影になる、というところで終わっていきます。相川推し必見の曲でしょうね。
アンジュルムはそれぞれに得意分野があって。りかこやあいあいは同期のむろたんほどの歌割はもらえていないものの、ダンスで見せるシーンが用意されていたり、常に一人一人誰かが主役、という場面をもっているのもこのグループの強みだと思いました。
★ MC
ここで着替えしてMCとして4人登場。前の曲で、ソロバレエを披露しているあいあい以外のメンバーは早々にステージからはけているので、着替えができる訳ですね、それでも結構な早替えだそうですが…
ここではあやちょが「かみこがアンジュルムに入って半年になりますが…、入ってビックリした先輩のエピソードとかあれば教えて下さい」という事で、新人かみこにメンバーに対してビックリした事や面白おかしかった事を話す、という趣旨のトークが繰り広げられました。勝田さんの「いちごモンスターさん」の話とか、色々してくれました。
 
7.「新・日本のすすめ!」
かつての「オープニングにピッタリな曲」と思っていた曲ですが、この9人では初披露だったと思います。
初めて聴いた時は「スマイレージがついに演歌をを歌うようになったか…」と思ったものですが、とにかく色々と目まぐるしくメロディーの変わるこの曲、そしてその演歌的に歌い上げるコンビがかつてはめいめいとにょんさんだったのですが、にょんさんが卒業してしまい、今度のそのお相手はタケちゃん。「タケめい」の2期で特にしのぎを削ってきたこの二人が歌い合うところが本当に素晴らしかったです。「胸熱」の一言でした。
もっとこのコンビを見ていたかったのですが…この二人がいればアンジュルムの歌唱は揺るぎない、と勝手に思っていたのですが…、にょんさん、めいめいと実力者が抜けていく事に不安がありますが、むろたんなりかみこなりまた出てくるものと期待もしております。
8.「夢見る15歳
間もなくリリースして6周年を迎える記念すべきメジャーデビュー曲。当時は4人のスマイレージとして、メディアに華々しく取り上げられた頃てもありましたが、その4人で歌っていた曲を今や9人で歌っている、と考えると歴史とかこのグループの激動っぷりを考えずにはいられません。Liveで見ていてもいちいちそんな事ばっかり考えてしまいます。

しかも当初歌っていた4人の中で今もも残っているのはリーダーあやちょだけなのです、あやちょはイコールスマイレージからアンジュルムに至るこのグループの全歴史そのものなのです。それだけで素晴らしいと思えます。
跡はやはりこの曲も、それまでにょんさんが受け持っていたパートを残ったメンバーで引き継いでいるのですが、最後の「♪なぜかさーみーしぃよぉお」の部分をむろたんが担当、まだモノマネの域のようにも感じましたが、大事なパートでもあるし自分のものにしていってほしいなと思います。
9.「ブギートレイン'11 (※大阪のみ)
ミキティとして一世を風靡した藤本美貴さんの曲をスマイレージ時代にカバーしたものですね。大阪公演では披露されましたが、名古屋公演では時間の関係か?披露されませんでした。
個人的にはミキティのオリジナルのメロディイメージが強くて、ノリどころがズレたりしてしまうのですが、タイミングが合えばみんなで盛り上がれる曲かな、とは思います。
10.「ミステリーナイト!
名古屋公演ではここからは番号がひとつ繰り上がる事となりますが、スマイレージ末期のシングルですね、白が基調でフリフリで日本一スカートの短いアイドルだったスマイレージが、黒の網タイツ穿くようになったか…と思ってこの曲の出た当時見ていました。
この曲でもにょんさんが歌っていた間奏明けの「♪今夜ひーとりーを…」の部分、むろたんが引き継いでました。やはり今後の歌唱の軸になる存在、と改めて感じました。
にょんさんが抜けるまでは彼女たち3期メンバーは、アンジュルムになってからの新曲でしかほとんどソロパートがなかったのですが、1人主力が欠けるとこうなるのか!というぐらいむろたんに歌割が回ってきて、更に今月末にはめいめいまで居なくなる、それを見越して与えられている部分もありますが、本当にむろたんにかかる期待の大きさがよく見えました。
 
11.「有頂天LOVE
4人のスマイレージで最後のシングル曲ですね。
奇数だとタッチできないメンバーがいて、ちょっと残念に思わなくもないような。このタッチする時に原曲のフリに忠実にやる時と、ある程度フリーダムでガッチリ手を合わせたり、キツいタッチしたり、悪乗りするとカンチョーまでやったり…と色々ですが、今回はどこまでスタッフから許されてるのかな?と思いながら見るのが好きです個人的に。
あとは銃を構えて撃つフリ(スケートでキム・ヨナが゜やってたやつ)で、メンバーと目が合うかな?と思って見てみるのも楽しみ方のひとつかな?と(笑)
 
★ VTRコーナー
「こんにちは こんばんは」のBGMにのせて、メンバーがBBQをやるシーンが延々とながれていました。前のホールツアーの「RUN」みたいに笑うとこはあんまりないかもしれませんが、自由なグループらしいほのぼの和気あいあいとした楽しさは感じ取れるかな、というところです。
12~16.メドレー
「君は自転車私は電車で帰宅」(和田・2期)
℃-uteシングルのカバーで、初期スマイレージはカップリングによくカバー曲を入れていたので、元々のオリジナル曲がちょっと少ない部分がありました。しっとりバラードでアクセントにするには良い選曲かと思いますが、自転車チリリンや黄色い自転車とサンドウィッチのような生粋のオリジナル曲のが個人的には良かったかなと。
全員スマイレージの頃からのメンバーで、さすが間の取り方は絶妙でしたね。
「寒いね。」 (2期・3期)
スマイレージ2期が正メンバーになって1年くらい経った頃の曲で、この当時は売上もきびしかったかなと。シングル曲では数少ないバラードの佳曲。
あやちょが引っ込んで代わりに3期が登場。歌い出しがあやちょじゃない事にまず「!」と思いましたが、めいめいで始まり、(にょんさんが歌っていた次のパートを)タケちゃんが続くというなかなか黄金の展開!と思って見ていました。
「チャンス到来」 (2期・上國料)
3期が引っ込んで、新人かみこ登場。スマイレージ時代のカップリング曲をここでまた蔵出ししてきたか…と思って見ていましたが、原曲聴いてると初期の「あやかのん」の声が目立ちます(2期も居たけど)が、だいぶ歌ってる人が違うな…とここでまた思い知りました。
「エイティーンエモーション」 (3期・上國料)
2期がメドレー3曲歌った所で引っ込み、再度3期の登場。スマイレージ時代の曲で、この曲が出た当時にこのグループに在籍していたメンバーが1人もいないという状態で歌われていきました。3期とかみこだけというのも非常に珍しくかつ新鮮で良い取り合わせだったと思います。
「手を握って歩きたい」 (和田・上國料→全員)
スマイレージからの全歴史を知るあやちょと、アンジュルムになってからでも唯一の途中加入メンバーであるかみことのアクト。保護者のようにかみこを引き連れて歌い回るあやちょと、完全に身を任せて安心しきってのびのびと歌っているかみこ、とても対照的ですが、本当にいいグループだなという事をここでもまた実感させられました。そしてまた、あやちょも若い、というかいつまでも無邪気ですねこの子は。
途中から全員勢揃いして歌い出すんですが、あやちょかみこの2人から一転、急に賑やかというか安心感いっぱいの雰囲気になりました(この2人が不安という訳じゃなくて)
かみこは初期、2期、3期とひと通り一緒した格好になり、色々学ぶところあったかなと思いましたし、何よりこのセトリ自体が、彼女にとって殆ど初めてやる曲ばっかりではないかなと思います。こないだまでのライブツアーとはガラリとセトリが変わってるので。それはもう相当必死になって、かみこは練習したんだと思います。そこもまた今回の注目点だと思うし、それにも関わらず、あまりにもサラッとやってのけてるかみこが逆にすごいとも思いました。
 
17.「恋ならとっくに始まってる」
今回の新曲のひとつで、久々の、アンジュルムになってからは初めてのつんく♂作詞作曲作品です。生きる為の代償として声を失ってしまったつんく♂が、メロディーを作ってそれを伝えるという作業は、それまででも相当な根気を要したと思いますが、ましてや今は…となると想像を絶するような想いです。それでもメンバーがキチンと咀嚼して、歌詞の世界観を頭でも身体でも理解して、表現していく、そこがハロプロだな…とつくづく思いました。
3期以降は初めてつんく♂作品を新曲として歌う訳ですが…。ただこの曲に関して言えば、今回卒業するめいめいにむけて作られたという事で、ソロでこそないものの、めいめいの為のめいめいを送る餞の曲だな、という事もまた感じさせられました。
★MC(アメリカ)
2期の4人、いわゆる「アメリカ」でのトークコーナー。
毎回持回りで仕切り役が変わり、その仕切り役の名前で、その当人以外の3人がそれぞれ「あいうえお作文」をする、しかも褒めちぎって気分良くしてください、という条件つきで。
今やすっかり大御所感のある2期も、ついこないだスマイレージ初武道館の時に4人だけで1曲歌った、と言って大感動していたんですが、後輩ができると変わるもんですね…でもホントにこのグループって2期でもってる部分が大きいですよね、いくらその後に入った3期や4期がかわいいとか最強とかいっても、この2期がいないとアンジュルム独特のワチャワチャ感が出ないし、他のグループより際立って異彩を放つ、という事はあり得ないんですよね。それだけにアメリカが今度遂に一人欠けてしまうのは本当に寂しいものです。
そうそう、このコーナー、あいうえお作文するんですが、3分経ったら自動的に次の曲が流れだすという、そんな緊張感の中でやってるのも面白かったです。実際そのリミットが来て急に慌てだす回もあったりで。そんな中、機転利かせて対応してるの見るのも面白かったです。
 
18.私、ちょいとカワイイ裏番長
アメリカトークコーナーで3分のリミットが来たら流れてくるのは、この曲のイントロなのです。スマイレージ時代からのグループ随一のノリノリナンバー、破壊力抜群ともいうべき曲で、うむも言わさず会場全体のボルテージが一気に上がる曲ですね。
そしてこの曲のイントロでついこないだまでは、初期メンバーのにょんさんが「煽り」をやっていて、観客に何度も「ちょいカワ」と叫ばせてきたんですが、半年前のホールツアーでは彼女が卒業を控えるとあって、めいめいにその座を譲っていました。で、いめいめの煽りが超絶カッコよくて、絶妙な緊張感を生み出す感じがとてもシビレた訳ですが、今回はそのめいめいまでもが卒業してしまうという事で、3期メンバーが煽り役をやっていました。
3期の元気印であるむろたんとりかこ、りかこは元気ではあるんですが、声のボリュームがやや厳しいかなと。地声がハスキーで通りにくい声でもあり、それにまだ14歳でもありで。一方むろたん、大阪の時はまだちょっと言わされてる感もあったけど、次の名古屋の時には腹の底から煽り立ててたな、という印象。もうこの子に任せて大丈夫、と思いました。あとは経験だけという感じで。でもやはり、この煽りの〆の部分でひょっこりめいめいが出てきて「オーケイ、アンジュルムスパート!」と言い切るのを見てしまうと、役者が一枚も二枚も上だと思わざるを得ませんでした。空気がピシッと引き締まるんですよね、この曲に相応しく。
この曲もやはりですが、にょんさんが歌っていたパートが少なくないので、残ったメンバーで分けていました。「私の愛をかーるく見るなーぅあー」の部分をりなぷーが歌ってたのはビックリでした。それもこの語尾も忠実に再現して。
3期が入ってからのこの曲の見どころは「りかこキック」ですね!「大器晩成」の落ちサビで、りかこが大ジャンプする「りかこジャンプ」は浸透していますが、この曲のりかこのキックの足の上がり方は半端じゃないです。頭の先以上上がってるだろ、というぐらい。ちなみにあいあいもゆるゆるな動きに見えてキックの足は結構上がってるので、そこも注目点かもです。
19.乙女の逆襲
アンジュルムとしての第1弾「大器晩成」と共に両A面で出た曲です。
3期のデビュー曲でもありますが、いきなり新メンバーだったあいあいにソロバレエシーンを設けるなど、なかなか粋な事するなと思って見ていました。いつしかライブではそのシーンに観客からの手拍子が入れられるようになっていて、ファンと共につくる、とよく言いますが、このシーンにそれがよく出ています。

20.七転び八起き
アンジュルム2曲目のシングルで、6人ボーカル3人ダンサー編成の曲です。にょんさんがダンサーの1人でしたが、卒業後はむろたんがダンサーに回っています。ダンサーはマイクを持たないので、ステージ上に置いてパフォーマンスして、それからまた次の曲までに置いていたマイクを取る、という作業をしている、そんなとこ妙に注目してしまいました。
この曲のソロバートの聴きどころは「♪明日のことよりも~」という部分で、むろたんが歌っていたところをかみこが歌っていましたが、本当にのびやかでいい声をしていました。かみこにはこのまままっすぐ素直に伸びていってほしい、ライブ見ながらでもそんな事を考えていました。
そしてラストの部分の同様の歌詞のところ、タケちゃんが歌うのですが、これがいつ聴いてもカッコいい!「漢」ですよ(笑) 「あーしたっのこーとよーりーも、今日がだーいっじーひー」と。「今日がー」から先のタメて全力で歌い切るんですが、たぎるようなというか?すごく魂にきますよこの部分は。
21.臥薪嘗胆
「七転び八起き」と共に出たシングル曲で、もっと直接的にポップというか力強い曲です。最初からにょんさんのパートがずっと続いていましたが、ライブツアーの時から既にバードか分けられていて、3期とかみこにそれぞれ振られていました。
この曲の間奏でめいめいがみんなを引き連れて颯爽と前へ出るシーンがあるんですが、あれ次誰がやるの??としか思えなかったですね。それが似合う人とそうでない人って必ずあると思うので。「がしんしょーたーん」って叫ぶのも楽しいです。コールとかじゃなくて、歌詞に合わせて歌える部分っていいですね、ライブにはもってこいです。
22.大器晩成
なんというか怒涛のセトリというか、休む間もなくとはこの事で。次から次へとギアの上がった曲ばっかり繰り出してきてくれて、ヲタクとしても体力残るかな?と半ば心配にもなりかねないこの流れ、でもこれが楽しいからまた始末が悪いというものですね。
説明不要のアンジュルム初の曲、この曲がやはりこのグループの大きなターニングポイントになった事は間違いありません。
3期デビュー曲にして、ソロバートが殆どない曲、そんな中で当時の新人むろたんに落ちサビのソロバートがあり、そして最後の盛り上がりへ、クライマックスへ一気に昇華していくところです。むろたんが歌い上げると観客全体が「フーーーッ」となって最高潮へ、そしてりかこジャンプの炸裂、という流れです。この時のむろたんはどんな気分なのか聞いてみたいものです。
 
23.友よ
本編最後の曲です。
前の大器晩成が終わった後に、3期だけで観客への「みなさーん!まだまだ体力残ってますかー?」とやっていました。もう3期に任せるようになったか、と見ていましたが、気づけば彼女たちももう加入から1年半、実質的な活動ベースでももうすぐ1年半になろうかというところで、2期よりも早く重要な役どころを任せていこうとしているのかな?という部分が窺えました。いい事だと思います。
で、この曲は見る度に涙腺が緩んで仕方ないのですが、パブロフの犬状態です。ハロプロの犬ではありません(笑)
前はにょんさん、今回はめいめいと卒業メンバーが続いていき、そのメンバー達が「♪ありがとう出会ーってくれたこと」と歌い上げるものだから、目が潤まずにいられない、というものですね。名古屋の夜公演で、めいめいがこの曲に感極まった部分はなんともいえませんでした。いい公演を見せてもらった、これに尽きます。今後回を重ねていくにつれて、まためいめいの涙が見られそうな気がします。
円陣を組むところが個人的にかなりのツボですが、そこで「Yes!Yes!~」のくだりをメンバーもファンも一緒になって合掌するところ、ホントいいですね、一体感そのもの、ツアータイトルである「九位一体」どころではなく、千位、二千位一体ぐらいな!ラストの肩を組んだり離れたりを繰り返すところもgoodです。特に組むところで、みんながみんな隣の相手を笑顔で見つめながら、いかにも嬉しそうな顔して組んでいくんですが、これがもう多幸感そのものですね。ビジネス仲良しでは絶対出せないだろう、というような満面の笑みで。この曲を作ってくれた方、演出する方々、そしてその世界観を見事に表現する彼女ら、すべてに感謝したくなる、そんな曲です。
☆ アンコール
24.出すぎた杭は打たれない
アンコール明けに「ハロプロ最速」と言われる前作シングルのこの曲を持ってきました。
めいめいがのっけから「てっつーのぷらいっどぅ!」と歌う姿も、見納めの時が確実に近づいてる事をどうしても意識させられてしまいますね。
サビの中の盛り上がっていく大事な部分をりかこが歌っているのですが、この部分は大事に歌いこなしてほしいと思います。歌唱面ではまだちょっと中心になりづらい部分がありますが、すごく華のあるキャラクターなので、歌が進化すれば鬼に金棒というものです。今はそれを補って余りある激しい動きで見る者を圧倒してくれているのも事実ですが。
25.スキちゃん
ラストMCの後、最後に「みんなとひとつになる曲」です。
スキちゃんスキちゃんかみこがスキちゃん!から始まって9人、アンジュルムになってから長いなーと感じます。スマイレージのインディーズ期の曲なんで、当初は4人だった訳ですよね、倍以上「〇〇がスキちゃん!」と言ってる訳で。
最初から手を真上にしてジャンプしながら叩くようなノリノリの曲で、初めて現場でこの曲聴いた時のノリの激しさが尋常じゃなかった覚えがあります。今はもうだいぶ慣れましたが…。
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そんなこんなアンジュルムのホールツアー、あとは埼玉三郷と、群馬、そして日本武道館の田村芽実卒業スペシャルを残すのみです。ネタバレ覚悟でこれを見て、1人でも行きたくなる方がもしいれば幸甚の極みというものです。駄文で素気なく書いてるので、見られる事すらあるか?ですが…とにかくアンジュルム最高!です。

2015年12月 5日 (土)

アンジュルム武道館・百花繚乱Ⅱ MARO-FOREVER!

アンジュルム武道館・百花繚乱Ⅰ 旅立ちのにょんさんが来た! に続く第2編のアンジュルム日本武道館(11/29)観戦記?です。

≪RUN!≫

前回記事内容と順不同になりますが、今回の主役であり、この公演を最後にグループを卒業する福田花音(ふくだ・かのん)ちゃん(20)。公式ニックネームは「かにょん」で、あと自称した「まろ」が想定外に?浸透し、「マロテスク」「マロテスカー」なる造語も生まれたほどでしたが、個人的には「にょんさん」という先輩っぽい異名がしっくりくるので、前回記事同様ここでは彼女の呼称は「にょんさん」で通します。

さて、「RUN!」ですが、これは近日まで行われていたホールツアーでも、メンバーの着替えタイムに上映されていた動画で、ロカビリーのBGMに合わせて、若いメンバーから順番にひとりひとり、リレー形式で走り続けるものです。

りかこ→とにかく激走。「太陽にほえろ!」の新人刑事を彷彿とさせるカッコよさで走りまくる

あいあい→カーブを曲がりながらのなかなかの走り、でものんびり感が否めない(笑)

むろたん→走り方はダイナミックな感じでカッコいい、けどあまり速くないみたい

めいめい→合羽?に帽子の不思議なスタイルでちょこちょこ走る。前髪が揺れてない(笑)

りなぷー→「禁」を解いたようにデコ出しで走る、それ自体がすごい事に?!

タケちゃん→2期で最もカッコいいダイナミックな走り、「漢」の風格(笑)

かななん→途中で停まって横断歩道渡ったり、ちょっと笑いを入れて

にょんさん→妙な緩すぎる走りに笑いを禁じ得ない

あやちょ→アンカー?最後の1人を待ち受けて走っていく?元陸上部のダイナミックな走りがあまり出てなかった感

ホールツアーの動画はあやちょが走ってジャンプする?所で終わり、今回も全く同じなの??と思って見ていたら、最後9人全員が集まる動画がプラスされていて、ここだけは武道館仕様になっていました。

≪サプライズ≫

歌い終わって、「さぁ後半戦だ!」と思っていたメンバー達、ところが突然℃-uteのリーダーにしてハロプロリーダーでもある矢島舞美さんがここでサプライズ登場!「花音へ」と手紙を読んで号泣させました。

このサプライズには「なぜここで舞美?」のような向きもありましたが、アンジュルムは、例えばBerryz工房に対しての℃-uteとか並び称されるライバルグループがなく、送り出す側としてハロプロのリーダーである彼女が最適任者との判断なのでしょう、元々こういった感動的なコメントを誰に対してもできる人物でもありで。個人的には「さわやか五郎」さんに何らかの形で出てほしかったですが…

≪1万人の「わたし」≫

サプライズ手紙にすっかり涙いっぱいのにょんさん、次の曲のスタンバイに入る時、あやちょが「花音ちゃん、大丈夫?」と確認、大舞台で予想外の事が起きると慌てると思いますが、なんとか事が運んで、端から見ててもホッとしました。

そして、にょんさん最初で最後のソロ曲にして自作詞曲「わたし」の登場です。ここは独り舞台。アンジュルムの武道館では1人スピーチはあったものの、1人歌唱は初めてです。1万人を前にして「わたし」が堂々の披露、一面ピンクのサイリウムで揺れる空間に曲が生み出す異常なまでのノリが重なって、「マロテスク」ワールドが全面展開されていた武道館でした。

≪涙あふれる交差点≫

今回初披露となった「交差点」という曲。ニューアルバム"スマイレージ・アンジュルム SELECTION ALBUM「大器晩成」"の中の1曲ですが、これが素晴らしいバラード曲で、今回の卒業公演向けにつくられたのではないか?というぐらい、本当にこの場にピッタリはまった曲でした。

今回卒業するにょんさんを除く8人で、これから旅立つ「君」に向けての内容、という事もさることながら、その8人で歌っている姿を目にする事自体が、にょんさんが居なくなったこのグループを今この段階で見せられているようで、自然と涙腺も緩みつつ見つめていました。

しかし…それだけにとどまらず、途中からにょんさんが1人でセンターステージに突然現れます。メインのステージに残る8人、センターステージに去るにょんさん、この向き合いながら歌い綴っていく様子が…もう涙なしで見る事ができませんでした。こんなの絶対リハーサルからみんな泣いてただろ…と思わされました。

去る事を決めた「君」、その事がとても勿体ないけど、君らしい決断だね…って本当に今この場にハマり過ぎてて、メンバーも皆涙声にうわずりながらの歌唱で、完全に泣いていたメンバーも居たし、何より去るにょんさんも温かい笑顔を浮かべていた、と思っていたにょんさん自身が涙を溢れさせて、この瞬間が「え?早くも大団円か!」と思わされました。ここでこんなに涙で盛り上げてしまって、この後どうするんだ??と要らぬ心配もしてしまいました。

≪ちょいカワ≫

ライブでは中盤から後半の盛り上げにすっかり定番となった「ちょいカワ」(私、ちょいとカワイイ裏番長)。

半月前から行われていた4年ぶりのホールツアーから、この曲のイントロの「煽り」はめいめいをはじめとする2期メンバーが担当していて、今公演も同様でした。それまでのツアーではにょんさんが担当していて、武道館の大舞台でも煽りまくっていた訳ですが、このへんに如実に世代交代感が出ていました。

今やすっかり2期は歌唱の中心になり、3期が入った事により先輩にもあり、益々存在感が増す一方の状態ですが、めいめいの劇画調の入ったやや大げさな煽りがこの曲にはピッタリだし、何より会場全体の空気をピシッと締め直すにはもってこい、と感じさせられます。そして1万人が叫ぶ「ちょいカワ」のコール、「ちょいカワ」×4を7回で28回この単語を大声で話す、というのは結構エネルギーを使います。そんな事をよそにメンバー達はもう準備万端、めいめいの「オーケイー!」という小気味のいいレスを受けて、曲は始まります。

間奏でも「ちょいカワ」と大合唱するので、更に更にボルテージが上がるというものです。この曲で個人的に注目しているのは、りかこの足を高く上げてキックするフリです。他のどのメンバーと見比べてもズバ抜けて足が上がっているこの「りかこキック」は彼女が「大器晩成」で見せる「りかこジャンプ」と双璧をなす、と勝手に思っています。

≪2期の存在感≫

その後は、ホールツアーでやっていたナンバーを武道館でも。「新しい私になれ」のサビ前の部分でタケちゃんが1万人を前に「いくよ!」の煽りがカッコ良かったです。2期の中でもめいめいとタケちゃんは何かと小気味よいパフォーマンスで魂を揺さぶられというものです。

正直言って2期が入った時に、こんな面白い事になるなんてカケラも想像しなかったですね。まず入るタイミングが最悪で、本人たちも「叩かれた」「メンバーとして認められてない」などネガティブな発言がよく出ていましたが、よくぞここまで自分たちでポジションを築いていったな、と思います。

ただ居続けるだけでは、こんな面白い集団には絶対ならなかっただろうと思います。ライブが長くできない雌伏の期間もありましたが、その間も舞台で実力をつけ、絆を深めたり、時をかけて力を蓄えていったんだな、と改めて感じましたし、だからこそにょんさんも「安心して」卒業できると言ったのだと思うし、彼女の決断を大きく後押ししたのは、この2期メンバーの大きな成長にあると思います。

≪友よ≫

やはりホールツアーでやっていたナンバーが続いていましたが、ホールで初披露した新アルバム書き下ろし曲のひとつ「友よ」がラスト近くにもってこられました。「交差点」で涙あふれる大団円か?と思わされもしましたが、これまた別れをテーマにした曲、この公演でなかなか出てこないので武道館の大舞台で最後の曲として使われるのか??と思っていましたが…

音源で聴くと、単なる別れとまた会おう的な曲、に終始しかねないところですが、途中で円陣組んで叫んだり、このグループの「この9人」の結束を強く感じるシーンが大変印象的で、1年ほどで終わってしまう「この9人」の結束はこのシーンに全て凝縮されている、といっても過言ではない、そんな強烈な印象を与えてくれました。色々シーンが変わりゆくこのグループですが、その一瞬一瞬を目に焼き付けなければ、と強く思います。

≪ラストナンバー≫

最後はこの曲「大器晩成」

アンジュルムに改名してからの歴史はこの曲に始まり、この曲の一応の成功で、アンジュルムの路線が定まり今に至る訳で、とにかく事ある毎にこの曲が持ちだされて来た、そんな印象が強かったです。2015年のアンジュルムの象徴曲ともいうべきもので、前回の武道館では最初と最後に2度出てきたと記憶しています。

むろたんのサビ前大熱唱と1万人の大歓声が響き渡り、続いてりかこジャンプというイキのいい3期が出てきた事を表現している曲でもあります。とにもかくにも色々ありながらも終わってみれば実にあっという間の武道館公演…だったなと、それしか思えませんでした。

≪アンコール≫

本編が終わった後、武道館は再び一面に濃いピンクのペンライトが揺れ動いて「かにょん」コールが響き渡りました。思ったより早い進行で、帰り時間がずっと気になっている中、助かったと思いながら、いよいよ来る真の最後の瞬間を待っていました。

長い長いアンコール、時計を見ながら少々焦りさえも覚え始めたそんな時、現われました!

にょんさんがひとりで。

荘厳なドレスに長いピンクのスカート、それまでの有名歌手がマイクを置く時のような歴史に残るクラスの豪華な衣装で。

今夜2曲目のソロ歌唱がここに用意されていました。

歌うのは「私の心」。アルバム曲の名バラードですが、スマイレージ末期の舞台「SMILE FANTASY」でも彼女がソロで歌った曲で、スタッフにも「福田といえば"私の心"だね」といったような事を言われた、と記憶していますが、とにかく彼女を象徴する曲のひとつであはると感じます。

出だしの「好きよ~」の部分にすごく彼女の存在感が出ていて、この部分にまず、この曲といえばにょんさん、と思わせる要素があるかと思います。後にも先にもこんな素晴らしい衣装で歌うアンジュルムとしてのにょんさんを見る事はない、と思いながらただただ見つめて、聴き入っていました。

≪残るメンバーへ≫

「私の心」を1人で歌い終えた後、残りの8人のメンバーが出てきました。

残るメンバーはメインステージ、にょんさんは花道を隔ててセンターステージにいて、にょんさんは花道を黙って、みんなのいるステージへと歩みを進めていきます。この時1万人の会場は無言、ただただ場面を見守るのみでした。

そして…自らが読む別れの手紙

思えば最初の武道館の時の最後のMCで、何度もやめようと思ったと言った後、あと少し頑張る、ような事を言っていましたが、この時から「先は長くなさそう」と感じた方々も少なからず居たのでは…と思いました。この少し後に卒業する宣言をしたようですが、去年の7月でもそれなりに思うところはあったのかな、と思いました。

3期の事に触れ、1年間だけだったけど濃厚な1年だった、と言い、「ありがとう」のセリフを3期に送った時に、りかこがビクッと反応して、涙で顔をくしゃしくゃにしながらうつむいていたのが…涙を誘いました。

2期について触れた時には、辛かった4人に何もしてやれず「ごめんね」のセリフを送った時、初期についてきてすっかり百戦錬磨でたくましくなった彼女たちも涙せずにはいられない状況でした。りかこほどの号泣でないにしろ、やはりうつむいて手を顔に当ててという感じで…、でもしかし、そこはアンジュルム!と思った部分があって、そんな感動的なにょんさんの最後の手紙でも、ちょいちょい笑いを入れてきていて、「イジられるタケ」とか、湿っぽい一辺倒にならない、ただでは起きない感が出ていました。

さして、自分と共に唯一残った初期メンバー、ここまで2人3脚でグループの全歴史を一緒に共有してきた戦友「あやちょ」への言葉。「こんなひょろっとした頼りなさそうな子がリーダー?」と思っていたけど、今思えば「リーダーはあやちょにしか勤まらない」と。あやちょはリーダーシップだけではなく、歌唱面も最初は相当独特の感じで「…」と思わせる部分も決してなかったとは言い難く、でもそれも舞台をきっかけに乗り越えて、今では抜群の声量を誇るメンバーになりました。

にょんさんが安心して卒業できるのは、2期もそうですが、あやちょに対しても「自分が居なくなって初期メンバーがひとりになっても、今のあやちょならきっとやっていける」と確信したからに他ならないと思います。この二人は必要以上にベタベタしない「ビジネスパートナー」と言われたりもしますが、二人とも真逆でつかず離れず絶妙の距離感を保っていたからこそ、ここまでやってこれたのではないか?と思います。苦楽は共にしてきたので何も言わなくても、互いに楽な関係で、たがいに分かり合えて、また我々観客サイドからみてもただ並ぶだけでとても「絵になる」2人です。それが崩れてしまうのは、とても悲しい事ですが、人間生きていたらどこかで「旅立ちの時」がくるというもので、今がその時なのですね…

メンバーのラストMCでは、りかこが力なく始めたと思ったら、涙で喋れなくなってしまいました。みんなから笑われながらも「大丈夫」と気丈振舞い、また泣くりかこ。何とか喋り終えて次のあいあいにバトンを渡し、つぎのむろたんも前回の武道館同様に涙で言葉詰まるか?の寸前で踏みとどまって気丈にコメントを終えていました。タケちゃんの時は冷たい対応気味のにょんさん、そこには別れとか全く感じさせない、いつもの日常のこのグループの雰囲気がありました。ここも湿っぽい一辺倒にならない流れをつくっていたのかも。タケちゃんは本人が意図するしないに関わらず、こういう場面でいい働きをしているように思います。

次は「旅立ちの春が来た」が披露されました。

≪旅春、そしてひとつに≫

この9人での「旅春」、見た事あったかどうか忘れましたけど新鮮でした。最後の最後で観れた感で一杯でした。「笑顔で送り出して」をはじめとする、歌詞のいろんな部分が実に刺さりました…、この曲が出たのは2年半前ですが、それ以来卒業メンバーが出るのは今回が初めてで、この曲の威力を今頃になって初めて思い知らされたものでした。

そして、本当の本当に「最後」の曲、「スキちゃん」でした。

ここは敢えてなのか、何のひねりなくこの曲できたのですが、あまり仰々しいものにしない狙いもあったたのかな、とも。

メンバーが「ありがとう」とひとしきり挨拶して、消えていくのを見届けて、慌てて帰路に着いたため、以後は見ていませんが、「かにょん」コールがずっと鳴り響いていました…

その後は色々しんどかったのですが、本当にわざわざ現場まで来て良かった、ありきたりですが、こんな感想しか出ないような、素晴らしいライブでした。福田花音FOREVER!

2015年12月 2日 (水)

アンジュルム武道館・百花繚乱Ⅰ 旅立ちのにょんさんが来た!

2015年11月29日

ついにこの日がきた…

アンジュルム3度目の日本武道館公演は「福田花音卒業スペシャル」

「スマイレージ」結成当時の4人からただ2人だけ残ったメンバーのうちのひとり、福田花音ちゃんの卒業コンサートです。

この半年前にあたる5月に卒業発表をしてすぐに2度目の武道館コンサートがあって、その日にこの11/29に卒業公演が行われる事が発表され、「まだ半年ある…」と思っていたら、あっという間にやってきましたこの日。

まず、グッズを買う列が超絶長くて、初めて武道館の裏手まで行って並びました。買うまでに2時間かかりました…。

≪入 場≫

そんなこんなであっという間にやってきた開場時刻の17:00。個人的にその日のうちに大阪まで戻らねばならず、逆算すると20:30までしか居られない!そんな事は承知の上であえてこの日曜の晩に東京の現場にやってきた訳ですが、いざ行ってみるとずっと居たい気にもかられました。という訳で、帰り時刻を気にしながら武道館を楽しむ事となりました。

入場して東スタンド1階D列24番、ファミリー席の通路側でゆったり座って観覧、開演の18:00を前に妹分の「つばきファクトリー」、そして「こぶしファクトリー」のオープニングアクトがあり、観覧の注意へ。これが終わろうとする時が最も高まりますね…。

≪本編開始≫

そしてそして、「百」「花」「繚」「乱」の字が1文字ずつバラバラの形で屏風状にステージ上に置かれていたのですが、これの後ろにそれぞれハロプロ研修生が裏について動かしまわっていました。ちょうど昔の「8時だョ!全員集合」の「全員集合」が並びゆく状態のようでした。

18時過ぎについにスタート!ホールツアーの出だしと同様の曲の運びで、最新曲「出すぎた杭は打たれない」からスタート。のっけから最上級にボルテージを上げてきます。

2曲終わったところで最初のメンバー挨拶。初回はスマイレージとして初の武道館、2回目はアンジュルムとして、また3期メンバー初の武道館、今回は全員初めてではないものの、グループ内の核となるメンバー、まろこと福田花音ちゃん(以後「にょんさん」と表記)の最終日、アイドル引退となる日です。

ハロー!プロジェクトではモーニング娘。以外のグループで、このような壮大な卒業式が行われるのは異例で、いかに彼女がこのグループの立役者であったか、ハロープロジェクトに貢献した「功労者」であったか、を物語っていると思います。娘。以外のグループもメンバーが抜ける事はありますが、それらの殆どは脱退的な扱いで、一定期間を務めて満を持して去っていくという形のものではなく、彼女は娘。以外のグループで華々しく「卒業」する初のメンバーということでまずは革命を起こしたと思います。

≪発 表≫

今回の公演ではもちろん全面的ににょんさんの卒業が主題になっている訳ですが、これに伴って?の発表がありました。

●新メンバーお披露目

 既にイベントやマスコミ発表などで、お披露目はされていましたが、4期メンバーとなる上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)ちゃんのコンサート会場での初お披露目があり、大晦日のハロプロのカウントダウンコンサートで初ステージを踏む事が発表されました。

実質ここが彼女のデビューとなりますが、本日去る福田花音という歌唱の最重要メンバーが抜ける穴を残ったメンバーがどう埋めるのか?その歌割も今後大変気になるところです。

●サブリーダー発表

 去りゆくにょんさんからの発表、正直この時「まさか…あやちょ(リーダー・和田彩花ちゃん)卒業?」がよぎりました。「私が卒業したら、初期メンバーはあやちょ一人になってしまうので…」と言われ、次のセリフを待っていたら… 「サブリーダー、中西香菜」ときて、「あぁここでサブリーダーをつくるのか!」と思いました。それで終わりかと思ったらサブリーダーをもう一人、という事で「竹内朱莉!」ときて、2期の年長から2人選ばれた格好でした。2年前大阪を中心に当時の新曲にのせて「ヤッタルチャン大作戦」をつんく♂指令で敢行した2人ですね。

≪一人一人…≫

にょんさんはかねてより、この卒業コンサートでは「今までハロプロの卒業コンサートで誰もやった事のない事をやりたい!」と言っていて、そんな内容も盛り込まれているとかなんとか…と聞いていたのですが、それが「メンバー全員とのデュエット」でした。

自分以外のメンバーが8人もいる訳ですが、その全員と2人だけで歌う、それもただ2人で一緒に歌うのではなく、お互い見つめ合いながら、歌を通して互いの存在を確認し、お別れのメッセージを伝え合っている…、そう感じて涙腺がかなり緩みました。

という訳で、ここからそれぞれのメンバーとのデュエットの印象を。


1.with和田彩花(あやちょ)
 「ふたりはNS」

この直近のホールツアーでは、3期メンバーの曲、2期3期の曲、2期の曲、初期の曲…とメドレー形式で進んでいく部分で、今公演も基本はそのホールツアーに沿ったセットリストかな、という印象でしだか、「じゃあこの辺で3期の曲か!」と思っていたら…

リーダーあやちょとにょんさんのいわゆる「あやかのん」で登場してきました。

この曲ってスマイレージの曲にはなかったと思いますが、あやかのんというとこの曲のイメージが強い、と言われる方も居るようで、Youtubeでみてもよく出てきます。性格的に真逆で特にブラベートでも仲が良い訳ではない、でもずっと一緒に過ごしてきて、いつしか傍にいて黙っていても何の抵抗もなくしっくりくる、それを体現しているこの二人だからこそ、ピッタリの曲なのだろう、と思いました。

元々スマイレージは2010年、華々しすぎるほど華々しいデビューを飾り、これぞ王道のアイドルグループ、というそんな道をひた走ってきていました。当時のハロプロ先輩グループといえば「モーニング娘。」「Berryz工房」「℃-ute」、そのどれもが脅威に感じたといわれるものすごいグループで、その年の日本家コード大賞最優秀新人賞を獲得し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで「最強の4人組」といわれ、ハロプロどころかアイドル界で天下を獲れる、とまでいわれていたグループでした。しかし…

その最強の4人も翌年末には、相次ぐ卒業で2人を残すのみとなってしまい、2期メンバーが4人入ったものの往時の輝きは取り戻せず、連日出ていたTVからもいつしか消えていました…、またこの時から今回のホールツアーが実現するまで丸4年もの長きにわたって、ずっとツアーはライブハウスのみで、そのツアー自体も丸1年できない時期もあり、本当に彼女たち自身がいう「どん底」の時期がありました。

2014年秋、メンバーの増員と新グループ名「アンジュルム」への改名による9人での活動…とにかくめまぐるしい展開に追いつけないファンも少なからず…というところで、そのすべてに関わってきたのが、リーダーであるあやちょとこの日卒業するにょんさん、グループをここまで守り通してきたこの2人なのです。その2人が並び立つだけで、独特の空気感が漂っていました。グループの双璧であり戦友、ハロプロの15年以上もの歴史の中でも、これほどの名コンビはそういないといわれるこの組み合わせもこの夜が見納めでした。

真逆な2人は磁石のNとS、アニメの曲ながら非常にこの2人にしっくりきていました。


2.with佐々木莉佳子(りかこ)
 「黄色い自転車とサンドウィッチ」

あやちょとのデュエットまでは、単に「あやかのん」か…と思って見ていたのですが、あやちょが袖にはけ、代わってりかこが登場した時に「?ひょっとしてひとりひとり全員とのデュエット?」と感じました、実際そうなるのですが。

りかことのデュエットに彼女のメンバーカラーである「黄色」のついた曲をもってきたのはなかなか心憎いと思いましたが、りかこはグループでは最年少、それも唯一の中学生という事で、初期メンバーであるにょんさんとは学年にして実に7歳差、妹を見るお姉さんを通り越して、娘を見るようなそんな目をしていたように感じられ、「これからもすくすくと育つんだよ」というまなざしを送りながら、にょんさんは歌っていたように思いました。


3.with相川茉穂(あいあい)
 「しっかりしてよ、もう!」

ナント!スマイレージ初期のアルバム「悪ガキッ」の曲でライブでもなかなか披露されなかったこの曲がここで復活!まさかのレア曲という感じでした。

このタイトルがあいあいに向けてのメッセージなのかな?と(笑)

あいあいは去年3期メンバーとして加入した中でも最も経験値が少なく、パフォーマンス面でも不安視されていたメンバーで、当初は必死に踊る姿に痛々しさすら感じた事もありましたが、最近はすっかり慣れて、気がつけば他のメンバーよりも笑顔全開でパフォーマンスしているなという印象すらあります。他の同期メンバーが研修生の中でも屈指のパフォーマンスを誇る存在として名前が通っていたのもあり、かなり気後れもしたのかと思いますが、良い仲間に恵まれ厳しく優しく指導されて、相当頑張ってここまで来たのかな、と。グループでこの1年もっとも成長したメンバーかとも思いました。

にょんさんとも「しっかりした」歌唱で見事に競演しいました。かなり時期が経つまでこの2人の絡みが想像できないほどでしたが、秋の2人のキャンペーンなどでだいぶ打ち解けたのでしょうか。歌を通して卒業していく先輩からエールを送り、後輩もしっかりとこれに応えていた、その姿がとても微笑ましかったです。


4.with室田瑞希(むろたん)
 「踊ろうよ」

これまたスマイレージ初期アルバムのレア中のレア曲で、自分もTwitterで「にょんさんのいるうちにライブでこの曲が歌われる事はもうないな」と何度か呟いておりましたが、いやいやどうして…この最後の日に出てきました!

曲前奏部分のセリフに「スマイレージ」なるラップ調のフレーズがあり、勝手に「お蔵曲」かと思っていましたが、この曲来た時は勝手に歓喜していました。

そして相手はむろたん。3期のまとめ役的存在であり、3期で最も歌唱の安定したメンバーでもあります。初期時代をほぼ知らない3期メンバーがこの初期レア曲を歌うのも価値がありますが、この歌える2人で痛快に歌い上げていく姿がなんとも清々しく、にょんさんはむろたんに対しては「アンジュルムの歌をこれから支えていってね」とメッセージを送っているように見えました。


5.with田村芽実(めいめい)
 「すまいるブルース」

これまた「スマイル」という全グループ名の入った、自分で勝手に「お蔵曲」と思っていたものでしたが、ここで復活。この曲は特に「須磨入(すまいる)姉妹」という名義での曲で、基本スマイレージ時代からほとんどの楽曲が全員によるもので、こういった一部メンバーものが皆無に等しいこのグループでは本当にレアな曲です。アイドルとしてはかなり異色の演歌調のユニークな曲でもあります。

その須磨入姉妹が一夜限りの復活!めいめいも当時からかなり迫力が増してきているので、その成長を感じられるのも良かったし、ここからはにょんさんと2期との歌唱で、3期より何倍も付き合いが長く、いわゆる「どん底」時代も一緒に過ごしてきた仲間との息の合った競演という感じでした。


6.with勝田里奈(りなぷー)
 「恋人は心の応援団」

この曲は元々はモー娘。全盛期の「カントリー娘。に石川梨華」名義で発売されたシングル曲で、スマイレージが2012年に出した「ドットビキニ」のカップリングとしてカバーされました。

りなぷーとはもっとフワッとした曲とか意外とバラードを歌うかと思っていましたが、軽いポップ調のこの曲をチョイス。相手に個性に合わせて巧みに歌い分けるにょんさんの巧さが光っていました。もちろん相手を見る事で今この時を楽しみつつも惜別のメッセージを送っているようにも見えました。


7.with竹内朱莉(タケちゃん)
 「ねぇ先輩」

埼玉コンビのこの2人では屈指の名作といわれたアルバム「②スマイルセンセーション」からの怒涛のナンバーで。最初タケちゃんが登場するや、ボルテージの高いソロダンスを披露、小さな体で大きく踊るタケちゃんの面目躍如といったところですが、にょんさんも一緒になってバキバキ踊ってました。そんなに踊るイメージがない、とスタッフからも言われていたそうですが、そこはハロプロ、それなりに皆踊れるのだな、という部分を見せつけられました。

8.with中西香菜(かななん) 「ヤッタルチャン」

大阪出身のかななんといえば、この曲しかない、というぐらい彼女の代名詞的な曲で、冒頭から大阪弁でなんやかんやセリフがある曲なのですが、この大阪弁のセリフの部分をなんとにょんさんがやってのける、というなかなか「分かってるな」という演出で魅せてくれました。

セリフの最後には「かななん!ヤッタルチャンになるんやでぇ~」と。これ後からの話で、完全ににょんさんのアドリブだったというのも心憎いですね。普段タケちゃんが歌うパートをかななんが歌っていましたが、彼女のボーカルも本当に飛躍的に向上しました。その事を感じ取れる瞬間でもあったし、にょんさんも最初彼女が加入して「劣等生」と言われた頃の事を重ね合わせて、本当によくここまで来たな、という事を感じ取ったのではないでしょうか?

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…とまぁ、彼女がやりたかった事で今まで誰もやってこなかった事、というのはこの全員とのデュエットですが、1人ひとりと最後の時間を楽しみ、かつメッセージを伝え受取りするのに、これ以上の方法があるのか?というぐらい素晴らしい時間でした。

一回で書き切れないので、ここで切って次に譲ります。まずはここまでのところで、感じたところとか背景とか交えながら書いてみました。

2015年6月 7日 (日)

アンジュルム日本武道館!150526⑤ ~9人の乙女の逆襲・物語はつづく

5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526④ ~大器晩成で終わる!に続く最終弾です。

あの感動の武道館ライブから既に1週間以上が経過し、その感動を実は忘れつつありますが、色々思い出してみたいと思います。

とりあえず曲順的に最後まで書いてみたのですが、今回の最終記事では9人のメンバーそれぞれのMCで覚えている内容や、それぞれのパフォーマンスを見た感想などを書き綴ってみたいと思います。

メンバーの並びとして、初期2期は生まれた順、その次に3期の生まれた順という構成になっていて、2期最年少よりも3期最年長の方が生まれが早い(学年は同じ)ため、このような並びとなっています。その、下から順に書いていきます。 (※年齢は公演日時点)

りかこ(佐々木莉佳子=13)

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グループ最年少でひとりだけ中学生、次に若いメンバー達と3歳も年が離れているりかこ。この日は14歳の誕生日を迎えるわずか2日前でした。美少女ともてはやされて雑誌のモデルにも起用されていますが、とにかくその激しいダンスが何よりも見せ場で、「大器晩成」の落ちサビ部分でのハイジャンプはとても印象的です。その前のむろたんの熱唱と相まって、アンジュルム3期の即戦力っぷりを惜し気もなく見せつけてきた感満載です。

彼女は去年のスマイレージ武道館では、「ハロプロ研修生」という立場でバックダンサーを務めていますが、正規のメンバーとしてパフォーマンスをするのは勿論今回が初めてです。デビューできて、新メンバーとして活躍できている事を爆発させている感じでしたが、最初のMCから思い切り泣いてしまったのがなんともびっくりしました。序盤から波乱含み?と思いつつ見ていましたが、これ以外のシーンではどこ吹く風か全身をフルに使ったダイナミックなステージングを思い切り披露してくれました。

3期の中でもお姉さんな雰囲気のむろたんと、あいあいりかこの2人とに分かれる感じで、最初のMCでもあいあいが泣き、りかこが「あいあいが泣くから…」と言いながらつられ泣き、互いの泣くところで、互いにめちゃくちゃ笑ってて、この2人の関係性の面白さもよく見られました。「魔法使いサリー」でソロバートが見られたことも良かったです。これからいよいよ本格的に歌でも活躍するのか、と思って。いわゆるロコドルという地方アイドル出身の希望の星としても更に期待感が高まるのでは?と思いました。

あいあい(相川茉穂=16)

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9人の中で最も素人に近い存在のあいあい。研修生歴が半年足らずのうちにメンバーに選ばれて、その同期メンバーがむろたん、りかこという研修生の中でも中心メンバーとして大活躍する2人に比べられながらやってきた事でしょう。最初のMCで最初に泣きだしたのはあいあいでした。何とか言い終えた後、こんどはりかこが泣いて…という、「どうなるのか?」状態でした。「初めての武道館は一回しかない!」という至極当たり前にして金言といえるセリフだと思いました。

あいあいもりかこ同様、これまでの曲でソロバートがなく、今回の「魔法使いサリー」では堂々とソロバートを歌い上げ、その姿に感動しつつ見入っていました。普段あまり喋らないのか、口調がたどたどしく、一文の短い「散文調」の喋り口で、皆が不安視しながら聞き入るのですが、歌はなかなかどうして「歌えるな!」と思って聴いていました。ステージ袖の方で、りかことワチャワチャしながら手を振ってた姿は記憶にしっかり残っています。加入当初はついていくのが精一杯で、見てるのも辛くなる程でしたけど、最近はライブでもよく笑顔を見せるようになったと思います。武道館でもそれが出ていて良かったです、まさに笑いあり涙ありで…。

後日の映像で開演前に緊張しすぎて泣いてしまってたのを見て、後から更に驚く事となりました。普段打っても響かないイメージの子が内面では色々な想いを持っているんだ、という事ですね。

むろたん(室田瑞希=16)

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新メンバーである3期3人の中で最もしっかりした存在で、最初のMCから同期2人が泣いた時も(先にコメント済んでいた事もあったけど)、泣かずに乗り切ったし、逆に最後のMCでは1人泣きそうになって言葉が詰まったところをグッとこらえて乗り切ってました。後日のコメントで「3期皆泣く中で、どうしても泣く訳にいかなかった」としっかりしたところを見せてくれました。「3期が入って良かった、と思って頂けたら…」という、言ってほしかったコメントをしてくれたのも良かったです。

3期の中で唯一、既に持ち歌(この公演前時点での)でソロバートのあったむろたんですが、新曲ではそれこそ爆発、と言わんばかりに沢山のソロバートでのびやかな歌唱を見せつけていました。まさにアンジュルム新時代を象徴する存在で、特にこの秋のにょんさん卒業後は間違いなく、アンジュルム歌唱の中心的な存在になっていくものと思われる…、そんな期待感を大きく膨らませてくれる大活躍でした。

めいめい(田村芽実=16)

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2期メンバーとしてスマイレージで去年初めて武道館のステージを踏んだ当時最年少メンバーだっためいめい。去年はかわいらしい髪型だったのが、今年は編み込みをふんだんに使っての激しいオールバックで、そのワイルドぶりにまず驚きました。

中盤でのちょっとした喋りは、わざとらしさ見え見えながら、なかなかに笑いを誘ってくれました。「あれ?もう1時間も経ったんだ!まだ5分くらいかと思った」というものでしたが、5分はいきすぎでも、ホントにあっという間に1時間経っていたのは確かですね。

新曲「臥薪嘗胆」で見せたのびやかでパワフルな歌唱は妙に新鮮でした。めいめいといえばグループ歌唱の幅を何倍もに広げるほどの声色の持ち主で、壮大に歌い上げる感満載なんですが、自分の中では割と変化球を投げ込んでくる感じで、今回のように直球でズバッとくるような印象があまりなかったので、そういう意味で新鮮でした。最後のMCで「アンジュルム、キテるんじゃないかと思います!」と言い切ったのは素晴らしかったです。沸きましたよここは(^^

りなぷー(勝田里奈=17)

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同じく2期メンバーで、前回スマイレージ武道館の時に公演中に泣いていた姿が目に焼き付いていたものでしたが、今回は慣れたもの?で泣きだす3期に色々言ってました(笑)同じくスマイレージ武道館の時にスクリーンに「省エネダンス」とか散々映し出されていましたが、今回は本人いわく「めちゃくちゃ踊った」そうで、「普段は帰る時の体力を残している」とか「今回はその体力が残ってないようだけど、なんとかして帰らせて頂く」とか、天然な爆笑セリフの中に最近ちょっとウケ狙ってる?というフシも感じられ、なかなかの芸達者になったな、と思って見ていました。

たしか3期2人を引き連れてステージ袖へ来てた印象があって、 「りなぷーがいちばん上だ!引率してる!」と思って見てました、多分記憶違いじゃないと思うのですが…

タケちゃん(竹内朱莉=17)

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2期メンバーとして前回スマイレージ武道館のMCで泣いてしまったタケちゃん。心に届く歌を!という事で前回分見返すとかなりその辺り伝わってくるのですが、今回も普段以上に違が入ってるな、と感じられました。で新曲でも重要なパートで次々と歌唱が回ってきて、むろたんの台頭も印象的でしたが、2期であるこのタケ・めいの2トップで今後いくのかな?という印象も受けましたね一方では。

彼女もまた3期の泣きっぷりに突っ込みまくりで、去年は自分たちが泣いていても、今年は余裕?すら感じました。最後のMC「みなさん、幸せになってくれましたかー!」と大きく呼びかけた姿に頼もしさを感じました。直後に「今日は私、眠れないと思います!」ときて、そんなにこみあげるものがあったのかー、と思っていたら、「が、ご飯食べてきっとすぐに寝ると思いまーす!」としっかり笑い取る方向へ持っていったか…という感じでしたね。

かななん(中西香菜=17)

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2期の最年長ながら全くの素人から入って様々な壁に直面し、スマイレージ武道館でも過去の辛い出来事の数々をを思い出して泣いていたかななん。先輩になって今回はとにかく堂々としたステージングが印象的でした。あとMCでの客弄りを見て、こんなに機転が利くようになったんだ、という成長ぶりも存分に見えました。

最後のMCでは、先輩で今秋に卒業するにょんさんを全面にフィーチャリングしていました。 「福田さんのMCの部分は私が引き継ぐ」と堂々と宣言してくれて、頼もしくも感じました。

新曲では歌割が増えるだけでなく、重要なパートも任され、他のメンバーに負けない声量を見せてもくれ、最も著しい成長が感じられたメンバーかと思います。今後は色々な方面へ更なる飛躍が期待されます。

かにょん(福田花音=20)

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リーダー・あやちょと共に波瀾万丈の歩みをたどってきたスマイレージ⇒アンジュルムの屋台骨をグループ結成時から支えてきた「にょんさん」。かにょんが公式ですが、個人的に「にょんさん」がしっくりくるのでこう書かせて頂きます。他に自分でつけた「まろ」が異常に定着し、Berryz工房のももち同様に、自己プロデュース力が大変強い部分を持っています。

今回のこの武道館公演、そのわずか6日前に自らの今秋での卒業を発表し、この事はYAHOOトップにも載ったほどで、この公演が彼女の活動期間が明らかに有限のものである、とした上でのものという事で、彼女の動きから目が離せない、緊迫感をもったものとなりました。

この前夜にはまた「作詞家の勉強をする…」とブログで綴り、その形で当日を迎えました。最初から5曲ノンストップの後、最初のMCもひと通り終わり、メンバー全員がはけた中での1人のステージ。武道館の大観衆が一面に彼女のメンバーカラーであるピンクのサイリウムを点灯する中、改めて卒業を発表、その声は若干涙に震えるような部分も感じたものの、しっかりした口調で今後の事を話していました。 「ピンク…、私の色…」と思わず出たその言葉にはグッと来るものがありました。

ひとり芝居はなかなかお約束な感じでしたが、こういうのがいちばんサマになるのも彼女のキャラクターのなせる業でもあります。芝居は苦手、と本人は言うけど、芝居がかったものの言い方は、声がのりやすいのもあってお手のもの、という感じでしたね。

で、最後には次回の武道館まで決まってしまい、それがなんと彼女のファイナルという事で、日曜日に武道館公演という花道を与えられたのでした。モーニング娘。のメンバー以外で単独で、土日に武道館で卒業公演、ハローの中でも異例中の異例、破格の待遇というものでしょう。スマイレージの他の初期メンバーの卒業は必ずしもその使命を全うした感があったとは言い難い部分もあると思いますが、このにょんさんの待遇はまぎれもなく「功労者」としての扱いと考えられ、それだけ敬意を払われているのかな、と感じました。

卒業の「今秋」というのが具体的にいつか?という話題もありましたが、11/29と決まり、あと半年、彼女はアンジュルムのメンバーとして全力でその任務を全うしようとしています。前回武道館の時に「もうちょっと…?」という感じで、あまり先が長くないような含みを感じたのですが、こう決まった以上、有限の期間を応援するしかない、とも思いました。

あやちょ(和田彩花=20)

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スマイレージ、そしてアンジュルムのリーダーとして初期から引っ張ってきたグループの顔といえるメンバーです。

当初は4人横並びで、もっとも生まれが早かったのでリーダーになったような事が書かれていて、自らのプロフィールにも「しっかりしなくていいと言われている」ような事も書いてありました。また、たどたどしい口調で、歌も不思議ボイス全開、考えてる事はもっと不思議で、全くつかみどころのないメンバーのように思われていましたが、メンバーの加入/卒業といった波乱を乗り越えていくうちに実に頼もしいリーダーになっていき、また課題ともいわれた歌唱面はBerryz工房のエース・菅谷梨沙子とダブルキャストで共演する事により飛躍的に向上し、天下無双のリーダーになったと思います。

前回武道館で、初めての大舞台で皆が泣いたり、涙ぐんだりしていた中を、ただ一人完全笑顔で気丈にコメントしていた強い姿は目に焼き付いています。(笑いで感情を誤魔化してたのかもしれませんが…) どんな大舞台に立っても、ライブハウスを回っていくうちに得た一体感、この感覚を大事にしたい、事ある毎にこう言っていますが、この気持ちを彼女が持ち続けている限り、このグループは大丈夫、と思っています。

相棒であり戦友であり「あやかのん」と親しまれる、たった2人残った初期メンバーのにょんさんが11月で遂に卒業を迎える事で「あやちょは…」と周囲を心配させましたが、その心配も一蹴し、まだまだ彼女はこの道を突っ走っていってくれる、事でしょう。

ステージ袖近くのスタンドで見てたんで、近くに来て手を振ってくれたのは感動モノでした。

あいあいと2人で歌った「シューティングスター」、歌で自らが引っ張る役になるなんて、ちょっと前では考えられない事でした。自らの声量も増し、非常にノッてる感じが窺えます。今後にょんさんという何にも代えがたい中心人物を失う事になりますが、あやちょがリーダーで居る限りはまだまだこのグループはそれまでのテイストを残しながら突っ走っていくし、独特の空気感・多幸感にも揺るぎがないと思います。

まだまだ書きたい事が色々あったように思いますが、武道館成功おめでとう

そして次の武道館も大成功を祈るばかりですsign03

2015年6月 2日 (火)

アンジュルム日本武道館!150526④ ~大器晩成で終わる!

5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526③ メドレー~ちょいカワ番長に続く第4弾です。

前回はライブの超・鉄板曲「私、ちょいとカワイイ裏番長」でボルテージが一気に最高潮、というところまでで、この次は23曲目「好きよ、純情反抗期」 。6人体制のスタートした2012年8月のシングル曲で、それまでの曲は明るい楽しい系の曲が多くて、久々に出た「笑顔禁止系」の曲だったと記憶しています。ちょいカワでボルテージ上がった後にこれを持ってきたか…と思いながら聴いていましたが、なかなかどうして盛り上がってました…

24曲目「有頂天LOVE」。ちょいカワ番長の次はこの曲かと思ってましたが1曲挟んでの登場となったこれもまたライブの定番中の定番曲。4人時代最後の2011年8月にリリースされたシングル曲で、曲調も相まってスマイレージの快進撃がこれから始まる!といわんばかりの勢いが感じられましたが、、その後メンバーチェンジを余儀なくされる事態に…。どんな局面を迎えてもこの曲の鉄板ぶりは揺るぎのないところです。メンバーが2人向き合ってタッチしたり、背後から突いたり、特にライブハウスではこの辺りの攻防?!が大変面白いのですが、武道館の広いステージでは、エアのタッチをしたり、これはこれで面白いと思って見てました。

あと、この曲は大変コールする場所が多いのですが、普段ライブハウスのような小さな箱慣れのせいか、大きなステージではコールを知らない人も少なからず居て、その辺りが整わない部分もあります。これは仕方のないところですが、大きな箱の経験が多ければライブ観客もそれなりに増えて、もっと一体感のあるノリができるかな…と思ったりもしました。自分もファミリー席で見ていた身なので、冷静に見ていたのかもしれません。

25曲目「同じ時給で働く友達の美人ママ」。4人時代の2010年9月リリースの3rdシングルで、ファンキーな前奏が印象的で、MVに元モーニング娘。の辻ちゃんが美人ママ役で出ていたりもしました。間奏に長ゼリフがあり、ここもまた聴きどころです。しかしなかなか息もつかせぬ展開だな…と。先述の長ゼリフについては、にょんさんのセリフもあるのですが、彼女の卒業後ここを誰がやるのか?どうしても卒業を意識すると、そういう部分にばかり関心がいってしまいます。それだけ彼女がこのグループの歌唱に重要な存在であるという事に他ならないのですが…。

26曲目「臥薪嘗胆」。なんとここで新曲です。このラストナンバーのところで!
「大器晩成」の次に「臥薪嘗胆」かよ?と普通に思いましたね。しかし臥薪嘗胆っぽくない曲?この言葉ほど難しげでないというか、それなりにアイドルの曲で、安心した部分はありました。しかしこのタイトルで売れるのかな?というすごくダイレクトな事を考えてしまいました。そうこうしてるうちに曲は終わり、あっという間に日本武道館本編は終了の時を迎えて行きました。本当にあっという間、この夢のような空間がずっとずっと続いてほしい…sign03と思い続けても、時はただただ前へ前へと流れていくだけでした。しかしこの曲、最初の部分だけ聴いてたらにょんさんフィーチャーかと思う程、ソロバートが続いていた印象でしたね

そして、アンコール…

「アンジュルム」「アンジュルム」の掛け声を知らない方も少なからずいる訳で、「アンコール」と聴こえてきたり色々しましたが、とにかく「アンジュルム…」と何度も叫んでおりました。その整わないアンコールの中を…

ようやく出てきたアンジュルムのメンバー、ここで出たのはやはり新曲の「七転び八起き」(27曲目)。全部この路線?と思わざるを得ませんでしたが…、こちらの方が「臥薪嘗胆」に比べて純和風路線といいましょうか。昔の杉良太郎時代劇の風車が回る感じ(これも昭和ネタでスンマセン)で、つまりいささか時代劇の世界を感じさせるテイストの曲に感じたのでした。めいめいの声がまっすぐにとどろいていたのが印象的でした、タケちゃんもより重要なパートを任されてる感じで。そしてむろたん、新星ここに輝く!という感じで大活躍感がなんともいえませんでした。ある程度にょんさんの卒業を見据えた展開になってるのかな、と。

アンコールのあとは1曲終わってMCへ。本日初披露の「臥薪嘗胆」「七転び八起き」そして「魔法使いサリー」7/22にトリプルA面で発売される、という事で湧きあがった場内。

そして…リーダーあやちょが「ここでお知らせがあります。アンジュルム11月29日…」と言った後のこの「間」に大変嫌な予感がしました。折しもにょんさんがこの6日前に卒業を発表したばかりで、まさか、それに連れ立ってグループ自体も解散??本気でこの一瞬にその事が頭をよぎりました。そしたら…「日本武道館公演が決定しました~!」と。

逆の意味でまさかのまさかな発表でしたが、その瞬間に大スクリーンに

 アンジュルム
11月29日 日本武道館
福田花音ファイナル決定!

と、映し出されました…

え?武道館のライブ当日に次の武道館決定?

で、こういう決定を聞くとまず真っ先に曜日が気になるのですが、ナント… 「日曜日」です!地方民としては日曜だと夜のステージではライブ見れても当日中に帰れないので、中途半端に辛い…とこの時は思いました。

しかし、にょんさん卒業が思っていたより遅い時期で少し良かったかな…と。まだ半年あるのか、というところで。

最後の最後は、再度「大器晩成」にて幕となりました!「♪何にもー惑わされずにー」というあやちょのソロバートの部分、いつもよりかなりと力が入ってる感じでした。

大器晩成で始まり、大器晩成で終わる、この公演のタイトルに「大器晩成」が添えられていた意味がこんな部分にあったのか…と思いました。


今回の記事はここまで。次がラストです。メンバー毎のパフォーマンス等々の感想とラストMCの感想を書き綴りたいと思います。

2015年6月 1日 (月)

アンジュルム日本武道館!150526③ メドレー~ちょいカワ番長

5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526② 天真爛漫~コーナー曲に続く第3弾です。

メンバーが何人かずつ交代々々で披露した「コーナー曲」が終わった後は、9人全員合流してのアクト再開です。

14曲目「嗚呼すすきの」、昨年8月リリースの「スマイレージ」名義で最後のシングル曲で、北海道では特に歌われ、このライブの前のGWでの北海道のツアーで、通常のセトリに入っていなかったものの特別に歌われていました。

15曲目「私の心」、昨年の武道館ライブで和田彩花・福田花音という初期メンバーとしてただ2人残った「あやかのん」が歌い上げたバラード曲で、基本的に全員に均等に近い歌割でありながら、出だしの「♪好きよー」の部分のにょんさんのハマりようが秀逸。昨秋の彼女たちの舞台「SMILE FANTASY」では「『私の心』といえば、福田」というスタッフさんの一言で、舞台上でソロで歌う事となったといいます。

そして次は…「この公演のためにつくられたスペシャルメドレー」という事で、「何がくるのかな?」と複雑なサウンドを聞きながら思い巡らせていました。特別Verなので、前奏だけではなかなか分からないまま始まったこの公演の16曲目は「初恋の貴方へ」、この曲正直あまり知りませんでした。聴いた事はあるけど、コーナー曲でたまに出てくる程度、という感じでハローの別のところのカバーか何かと思っていたらオリジナルと知ってビックリ。4人時代の「恋にBooingブー!」のカップリングということで。それほど4人時代の曲は知らないのですが、その頃からのファンにはメンバーは変われど、よくぞセトリに入れてくれた!というところでしょうか。

メドレー続いて「パン屋さんのアルバイト」(17曲目)、この曲も4人時代「ショートカット」のカップリングですが、それなりに馴染みはありました。個人的には4人時代と全く関係ないところで2期メンバー4人だけのイベントで歌われていた印象が非常に強いですね。とってもかわいらしい曲です。剛柔自在なのがこのグループのウリのひとつでもあるかな、と。しかしこの日のこの曲でビックリしたのが、めいめいが勢いづいてあやちょにキスしにいった事…!でした。

まだまだメドレー「プリーズミニスカポストウーマン」(18曲目)、ツアーでは普通にセトリにある事の多いこの曲をメドレーにもってきました。6人時代になる直前、7人時代の最後2011年末に出たシングルで、しばらくの間はこの曲がスマイレージでは最も売れていた曲、でした。「♪物ー語はーつづくー」のところでにょんさんの卒業が頭をよぎり目元がジワリときましたね…。

「ドットビキニ」(19曲目)、初武道館で歌われた時が印象的だった夏のナンバー。6人時代初期の2012年5月リリースのシングルで、個人的にも初めて「生スマイレージ」を見たのが、この曲の即売イベントの時でした。地元に来るというので何気なく見に行ったのが今からもう3年前のこの時だったのです。ただし当時はまだそんなハマってなくて、本格的にハマるのはこの先更に1年余りを要する事となります。1曲あたり結構長めに歌うメドレーはまだ続き、「ヤッタルチャン」(20曲目)、かななんの関西弁のセリフで始まる楽しい曲ですが、「♪世の中な!」と切り出した瞬間に「オオーッ」と巻き起こった歓声が凄かったです。さすがは武道館、武道館に居るんだ!という事を改めて実感しました。この曲の頃からスマレイージ面白いな!と本格的に思い始めハマった事もあり個人的に思い入れある曲です。

メドレー最後は「スキちゃん」(20曲目)、言わずもがなのスマイレージインディーズ時代の鉄板ライブ曲ですが、てっきりアンコール後と思いきや、本編の、しかもメドレーでこの曲持ってくるとは思っても見ませんでしたね~。普段はメンバーひとりずつに対して「〇〇(←メンバーの愛称)がスキちゃん!」というコールをするのですが、メドレーにつきこれがなし、という少々残念なところでした、セトリ自体が神なので文句はないんですが…(メ_^

そしてそして…、

ついにキタ!激しいドラムのイントロと共にメンバーが腕を組んでいて、にょんさんがマイクを持って…「オイーッスッ!!」という昭和の土曜8時のアレを思わせるような(知らない方スミマセン…^^)、とにかく煽りです!「日本武道館のみんなとアンジュルムでコール&レスポンス」。「ちょ・い・カ・ワ」と4回叫びました。右半分と左半分で叫び合い、更にこれを武道館の全員で16回、大声で叫ぶ、おそらくこのライブで最も大きな声の出た、最もボルテージの上がった瞬間ではないでしょうか??いつもはライブハウスなんで多々叫ぶだけですが、大画面に「ちょいカワ」って何度も載るのがまたいいんですよね。コール&レスポンスがひとしきり済んだらにょんさんが「日本武道館!みんなついてこぉーーい!」と張りあげて始まる「私ちょいとカワいい裏番長」 (22曲目)。みんなの歌唱が個性的、主旋律として引っ張るにょんさん、テンション上げて劇画調に仕立てるめいめい、高音でまっすぐ通すタケちゃん、マイペースのりなぷー、ドスきかせるかななん、スコーンと気持ちよく歌い上げるあやちょ…、特にあやちょ、この曲の出た当時はまだかわいい前面の声だったのが、大きな声がよく通るようになって聴いてて本当にスカッとします。この武道館ライブでアンジュルムのアクトを久々に見た方が居たとしたら、あやちょの歌唱の飛躍的進歩に驚いた事と思います。いつもライブハウスで聴くこの曲は、そんなスペースでは勿体ない、こういう大きな箱が似合う曲だな、という事をつくづく感じました。

第3弾はここまで、次はいよいよ終盤へ突入です!

2015年5月31日 (日)

アンジュルム日本武道館!150526② 天真爛漫~コーナー曲

5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526① ~魔法使いサリーまでに続く第2弾です。

前回では、6曲目の「魔法使いサリー」まででしたが、次は7曲目「天真爛漫」です。

この曲は2013年にリリースされたアルバム「(2)スマイルセンセーション」の中の曲で、このアルバムがメンバーも絶賛する「神曲」揃いで、どの曲がシングルでもおかしくない、といわれた名作中の名作です。この曲今の9人になってからやったことあったかな?とふと思いましたが、たまに9人で初披露となる曲もあるであろうところは普段とは違う、武道館仕様のセットリストならではですね。

8曲目「ねぇ先輩」、これも「(2)スマイルセンセーション」の中の曲で、スピーディーに畳み掛けるサウンドが大変な印象的なナンバーです。上げたり下げたり大きく動いて、とにかく体力を非常に使うダンスが印象深く、武道館の大観衆を惹きつけるにはうってつけの曲かなと思いました。

9曲目「ショートカット」、スマイレージ初期4人時代を象徴する王道のアイドルナンバーで、ファンからも大変人気の高い曲のひとつです。ラストでにょんさんが大声で歌い上げる「♪旅したーーーい」の部分、これが広い武道館の隅々まで響き渡っているという事実にただただ感動しました。この観衆の中には、アンジュルムの単独ライブを初めて見るという方も居られると思うので、そういった方々にこのパワーを見てほしい、聴いてほしいと強く思いました。

10曲目「チョトマテクダサイ」、激動のメンバー変遷を遂げたスマイレージ~アンジュルムにあって、昨年末まで3年間も続いた初期2人・2期4人の6人体制、その第1弾として2012年2月に発売されたシングル曲で、この公演で先に出てきた魔法使いサリーの衣装によく似たメンバーカラーごとの衣装でした。アンジュルムになってからは当時のメンバーカラーと違ってしまいましたが…。歌詞にある「♪日本一になる日まで~」の部分はいつ聴いても、いつか日本一になってほしいな、と思わされます。


…といったところで、MCに入り4人が残りました。にょんさん、かななん、りなぷーこと勝田里奈ちゃん(17)、むろたん(前記事にて紹介メンバーは本名割愛)の4人。「スターティングライブツアー」という事で、各人の「スタートさせたい事」というお題でのトーク。かななんは今までいろんな方々に迷惑をかけてきたから「かなの恩返し」として、色んな事をしたい!と。でもそれが他のメンバーには悉くお節介な事で、笑いに繋がっていった感じで、最後には「スタッフさん、ホントになんでもやりますから!」で〆てました。

しかしやはりにょんさん、「運動がしたい!」というもので、「運度やってるじゃないですか、今」とライブ(でダンス)してる事を指摘され、「ライブはなんなんですか?」の問いに、「ライブは、、、出勤?」で場内は大爆笑が巻き起こりました。この空気感がアンジュルムですね。今年の3/3まで活動していた先輩の「Berryz工房」がもっていたこの空気感、これをそのまま受け継いだといってよいと思います。ハロプロは今年激動の時期を迎え、いくつもの新ユニットができましたが、Berryzテイストを色濃く残し、ハロプロの単にかわいいだけとかスキルが高いだけとかではない、一筋縄でいかない部分を強く感じさせ、これがまた「ハマる」強い要素のひとつかと、つくづく思いました。

話戻して、にょんさんの始めたい「運動」で「スイムウォークはやっていた」と言い、ただ「やってたら、知らないおじさんに追いかけられた」のセリフにステージ上のメンバーは「えー!!」と凍りついていたかと思いきやすかさず「ここに居るんじゃないですか?」と観客席を指さして客弄りするかななん。この機転がまた場内の爆笑を誘いました。2期メンバーは加入当初はほとんど喋らなかったといい、当然こんな事も出来るはずがなかったのですが、今ではハロプロ屈指の面白メンバーとして異彩を放っています。スマイレージ時代からキラキラした初期メンバーがとかく注目されがちですが、今の多幸感をもたらす部分は2期メンバーが大いに担っているといえます。

MCの後は、何人かずつのメンバーが登場してのコーナー曲で、まずは11曲目「どうしよう」で、タケちゃんこと竹内朱莉ちゃん(17)、めいめいこと田村芽実ちゃん(16)、最年少のりかこの3人です。この曲は2013年3月のシングル「旅立ちの春が来た!」のカップリング曲で、ハードなサウンドが印象的です。去年のツアー「SMILE CHARGE」のセトリにも入っていて、序盤から「ヲイヲイ」と煽りのあるライブ向きの曲でもあります。

12曲目は「シューティングスター」、初期スマイレージの名曲とされる曲のひとつで、1stアルバム「悪ガキッ(1)」に収録されています。どちらかというとほのぼのした曲で、この曲をあやちょとあいあいで。あやちょは初期メンバーとして、この曲含め全曲をリリース時から知る身として、あいあいはスマイレージに憧れて3期として新しく入ってきた身として、それぞれまったく対照的な立場の2人が歌い上げていく姿がまたよかったです。あいあいがあやちょというリーダーと肩を並べて歌う姿を見て「なかなか歌えるなぁ」と思って見ていました。こんな大舞台全く初めてで。

13曲目「夕暮れ恋の時間」、(2)スマイルセンセーション収録のアルバム曲で、出だしからキャッチーなポップナンバー。3期メンバーのあいあいがスマイレージに加入する前に毎日のように聴いていたという曲です。しかしここではあいあいは歌わず、にょんさん、かななん、りなぷー、むろたんという先ほどMCしていた4人のアクトとなりました。この曲の最後にキメ台詞ともいえる「♪わたし~、ヨシ!かわいいぞー」という部分、にょんさんの定番です。やはり本人が歌い上げていましたが、彼女は秋での卒業を発表しており、この曲聴きながら「今後、この部分誰がやるの??」と思った方も少なくないのではないでしょうか?

と、ここまできましたが、前記事でメンバーの事を4人分ふれていたので、この記事でも何人か触れる事とします。

まずは、「りなぷー」ですが、ハロプロ研修生である「ハロプロエッグ」出身の2期メンバーで、ゆるくてふんわりとした「癒しキャラ」とされていますが、ツッコミは鋭く、しれっと毒を吐くところも容姿とは裏腹で彼女の魅力といえます。当初はかなりおとなしい印象でしたが、最近はいう事もしっかりしてきて、決してガツガツしていないむしろその逆ではありますが、内に秘めた力強さを度々感じさせるようになり、先輩になってまた世話焼きな面もでてきた印象です。

続いて「タケちゃん」。りなぷーと同じハロプロエッグ出身の2期メンバーで、一言でいえば「ボーイッシュ」で名前にあるような竹を割ったようなスカッとした性格。MCが苦手でいう事がまとまらないのでノリで勢いでいく感じながら、書道に長けており、小学生に指導できる師範の資格もあり、この武道館公演の前まで毎日のようにTwitterで達筆かつ個性的な数々の漢字を裏紙((笑))に書いてUPしていました。

最後に「めいめい」。3期が入るまでは最年少で、早い時期から歌唱面では大事な部分を任されていましたが、特に2013年7月「ヤッタルチャン」のロックな外見と歌唱を見せてから、特にそのような部分が強調され、またミュージカル志向が強く表現力豊かで、グループの歌唱のハードな面を広げる部分に貢献し、2期ではタケちゃんに並ぶ歌唱の中核として活躍しています。

記事②はここで切ります。次はメドレーから入ります。