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芸能・アイドル

2016年12月29日 (木)

アンジュルム ライブツアー2016秋-絆- ツアー参戦記

アンジュルムのライブツアー「絆」が、この12/23の高崎公演をもって終了しました。

今回参加したのは、鹿児島、周南、大分、松山と西日本が主体で、最後の高崎は元々は行く予定なかったんですが、間際にまだチケット販売がされていた(追加で?)のてい゛急遽参加する事にしました。結果ホントに良かったです。

回ごとに色々エピソードがありましたが、曲ごとに触れていきます。今回はツアー限りのユニット2曲を除く、全員でのパフォーマンスは全曲「アンジュルム改名後にリリースした曲」という縛りが設けられていました。

そんな中でオープニングをかざったのが、

1.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間

というとても長いタイトルの曲、現時点でのアンジュルムの最新曲のひとつです。

今作はこの7月に加入したばかりの新メンバー・かっさー(笠原桃奈)のデビュー作であり、彼女の13歳の誕生日直前の10/19にリリースされています。つまりこの時点で彼女は12歳な訳です。スマイレージメジャーデビュー後アンジュルムを通じて今まで、12歳時点でソロバートが与えられているのはこのかっさーただひとりです。そしてこの曲の冒頭こそが、そのかっさーのソロバートで始まるのです。

どうでもいいのですが、彼女のパートの後ヲタのコールは「ももな(ももにゃ?)ー」と入るんですが、個人的にはすごく「かっさー」なイメージなんで「かっさー」とコールしたいところです。

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▲12歳で加入した新メンバー笠原桃奈

そのかっさー加入まで最年少であったりかこ(佐々木莉佳子)が、かっさーが後ろにもたれかかってるのを支えるという出だしで、音が鳴らないで莉佳子がずっと支えてる事もありました。

人造人間がモチーフになっていて、ラストは真顔でどこ見てるか分からない人造人間を各自演じているようですが、人造人間ゆえの心の無さのようなものを表現しているのでしょうか?

まず、このツアー自体がかっさーのツアーデビューであり、彼女を含めた新しい9人体制の「絆」がツアー自体の主題だと思いますが、そんな中での最初の曲、かっさーにとってツアーで生まれて初めて披露した曲という事です。

2.次々続々

最初のMCが終わった後に紹介されるのがこの曲。前作シングル曲で、ハロプロ全体でもこの2016年通してのベストシングルに挙げられてもおかしくないほどの名曲といえます。

こちらはかみこ(上國料萌衣)のデビュー曲であり、今年出た2枚のシングルでは、4月のこの次々続々などがかみこのデビュー作、10月の「愛のため今日まで…」などがかっさーのデビュー作となり、最近のアンジュルムは特に、曲のリリースごとに誰かの最終曲やデビュー曲になったりしていてメンバー変動の激しさが窺えます。

かみこは今回が2度目のツアーで、初ツアーの初日が今回のファイナルと同じ高崎という偶然でした。

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▲今回が2度目のツアーの上國料萌衣

かみこのデビュー曲であるということは、今年5月に卒業しためいめい(田村芽実)のラストシングルであり、彼女のパートは今ツアーで現メンバーに受け継がれている訳ですね。ラップの部分に莉佳子が起用されていたり、色々実験なのか冒険なのか、やっていってるな、という感じは窺えました。♪変わり続けられるような勇気~の部分を勝田里奈(りなぷー)が受継ぐとは予想だにしませんでした。

3.七転び八起き

アンジュルムになってから2曲目のシングルで、メンバー9人のうち3人がマイクも持たずダンサーに専念する構成の曲です。今回は歌う6人がめいめいからかっさーに変わった形で、ダンサー陣はりなぷー(勝田里奈)、むろたん(室田瑞希)、りかこと変わらずでした。オリジナルのダンサーは卒業したかにょん(福田花音)、りなぷー、りかこでしたが、かにょん卒業後にむろたんがダンサー入りして現在に至ります。

個人的に♪明日の事よ-りも、の歌唱部分がツボで、これを相川茉穂(あいあい)が担当している箇所もあったり、必ずしも元々歌割の多いメンバーばかりがやっている訳ではなく、各メンバーにスポットが当たるところがアンジュルムの良いところかとも思います。最後のタケちゃん(竹内朱莉)のドスの利いたボーカルは理由なしに大好きです。

4.カクゴして!

春のホールツアーで初めてライブで公開されて大人気だったアルバム曲。今回の全員曲セトリの中で唯一、シングル盤に入っていない曲でもあります。

はっちゃけ感が満載で、アンジュルムの楽屋がそのまま楽曲になったような曲?!ただ、フリが曲に忠実で、いわゆるフリーの部分が意外と少なかったかな、という印象でした。

めいめいが居なくなった分、かみこの存在感がこの曲では大きいなと個人的には感じました。


◆一人喋りコーナー(3分)

それまでは、その場の抽選で喋るメンバーを決めていた「ガチなやつ」だったのを、予め喋るメンバーを決めてのトークに切り替わっていました。抽選だと回数の不公平感が出るからでしょうか。

最後の回でリーダー・あやちょ(和田彩花)が真剣に話してくれて、この先もまだまだ頑張っていくと宣言してくれたのは感動しました。りかこもこれから真剣に考える機会を増やしていきたい、という大人の階段を上っていく姿が垣間見られたし、皆結構3分きっかりにうまく纏められてるな、とも感じました。かみこのトークはまだまだこれからで結構「イェー」で誤魔化してた感がありましたが、なんでもこなす彼女の事なので、気がつけば喋りも達者になってる事かと。


5.恋ならとっくに始まってる

1人喋りのコーナーが終わってメンバーが袖へはけていくと、あやちょ一人だけが出てきて「もぅ…」とセリフを言い始め、曲がかかりだして、そのタイミングで全員が出てくるというちょっとした演出がなされていました。

アンジュルムになって初めてのつんく♂によって手がけられたこの曲は卒業しためいめいで始まりめいめいで終わる、めいめいの卒業曲のようなものでしたが、今ではあやちょと2期の見せ場になっている状態で、3期以降のメンバーは逆に脇に回っているような状態です。

ライブハウスであやちょが自分のパートをすっ飛ばしたりというのはそこそこあると感じますが、この曲でその事態によく出くわす気がします。


6.乙女の逆襲

アンジュルム改名後たで占められている今回のセトリにあって、「大器晩成」と並ぶ最も古い曲という事になります。

ワンハーフで披露される事が多く、フルコーラスはなかなか貴重のように思います。大器晩成ほどではないものの、ソロバートがあまり多い曲ではなくて、個人的には淡々と流れていく曲、というイメージが強いです。かななん(中西香菜)の低音がうまく活かされている曲で、声の高いタケちゃんとのコントラストは見事であり、めいめい×かななん、の組み合わせに負けず劣らずいい味を出しています。

上からになってしまいますが、かななんは本当にうまくなったなと思います。正直最初は色々厳しいと感じ、1年半が経とうとしていた2期イベントの動画を見ていても歌が…と思う部分はありましたが、舞台経験とか、表現力の塊であるめいめい仕込みの甲斐あってか?歌唱や表現に幅が出てきて、昔のヘタレぶりなどどこ吹く風?という感じです。スマイレージの頃は自虐的に劣等生と言っていたのが、今やアンジュルムのサブリーダーですから。

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▲低音で魅せる中西香菜

7.忘れてあげる

こちらは打って変わって最も新しい曲です。

しっとりしたある意味アンジュルムらしくない曲かもしれませんが、楽曲に幅をもたせる意味でアリな曲だと思うし、「こういうのもできるよ」というのを見事に見せつけてくれたな、という感じがします。

あやちょの「♪忘れてあげる」と歌い上げて横顔見せるシーンが芸術的ですらあると感じます。かっさーのソロバートの歌唱はどこかかつてのハロプロ感を彷彿とさせ、Berryz工房の菅谷梨沙子のようになりそうな、そんな片鱗をちらりと見せているようにも思え、将来をついつい期待してしまいます、スペック的にもキャラ的にも色々未知数な部分が多いように見えますが、結構歌唱枠で獲ったのかな、とも思います、1人加入ですし。

8.~9.(ツアー限定ユニット)2曲

あやちょ・かななんの「Do It!Now」が印象的でした。まだモーニング娘。が全国区で轟いてた末期だったかなと思いますが、ちょくちょく行きがかりの店でも耳にしたので、

あとはかみことかっさーという初々しいコンビの「泣き虫少年」。かみこが先輩としてアクトするのが初めてでそこも注目点でしたし、2人並ぶとどうしてもかっさーの方が大人っぽく見えてしまうなんとも言えない不思議な雰囲気を持ったコンビです。かみこの方が4歳も年上なんですが…

あいあい・むろたんの同期コンビの「会いたいロンリークリスマス」でむろたんが、歌詞のてにをはを間違えて、終曲後あいあいがむろたんにグーパンチしてた貴重な回に出くわしました。逆の事があっても…とは思うけど、あいあいがこんな事をやるなんて3期が加入した時には想像打に出来なかったですね。

ユニット限定曲が終わると歌い終わったメンバーはそのまま残って、他のメンバーが出てきて再び全員集合。先ほどの2曲について、それぞれ歌ったメンバーに感想を求める、というちょっとしたMCが入ります。曲の感想を求める趣旨ながら、全然関係ない話になったり、単なる弄りになったり…そこがまだアンジュルムでした。

10.糸島Distance

MC明けに始まるしっとり系の曲。といっても「忘れてあげる」よりはかなり賑やかな感じではありますが。北海道のライブでは「嗚呼すすきの」をやるといいますが、今後ツアーのセトリから外れる事があっても福岡のライブでは特別に差し挟まれそうなご当地ソングになっていくものと思われます。

かみこの「♪天神のあかりが浮かび始める頃~」というパートに彼女らしいまっすぐで素直なボーカルが堪能でき、彼女の持ち味はこういうところなんだな、と感じ取れます。あるイベントでこの部分が上手く発声できずに泣きかかった事があり、それを当時先輩になったばかりの年下りかこが優しくフォローするシーンが見られたのを思い出します。

されにしても「まだ間に合うかな」に始まり、「まだ間に合うよね」とか「まだ間に合うでしょ」とか似たような歌詞が何度も出てきて、よく間違えずに歌えるなと毎度毎度感心するばかりです。

この曲からは最後までひたすら突っ走っていくのみです!

11.臥薪嘗胆

割にしっとりした糸島distanceから打って変わってここからギアはトップにシフトチェンジして、そのままぶっちぎっていく、そんな最初の曲がこれです。

オリジナルで出た当初は冒頭部分は延々と、卒業したかにょんが歌い続けていて、彼女の卒業宣言直後のリリースでもあり、フィーチャー曲でもあったのかな?と思いましたが、今では3期を中心としてそれぞれ節ごとに歌割が分散されています。

間奏の部分でこれまた卒業しためいめいが円になって走った後に中心に立って独特のクイックな踊りをやっていたのですが、これを新人のかっさーが受継いでいて、何かが壊れたような、憑りつかれたような動きをするかっさーを見てるのが面白かったです。何にせよこの子は結構な表現者になるのではないか?と思って見ています。今回のツアーで結構ヲタを惹きつけたようでもありますし。

12.大器晩成

アンジュルムの名刺代わりともいうべき、欠くべからざる曲です。

この曲もまためいめいが独特の大振りなダンスをやっていたのですが、これをかっさーが引き継いでいて、これまた豪快というか、かっさーの動きが全体に激しく、また固さも感じました。しなやかさと対照的な剛な感じですね。

あやちょが端っこで機材に隠れながらモグラたたきのモグラみたいに顔を出したり引っ込めたりして遊んでる回もありました。で、最期落ちサビ始まる時の、りかこジャンプの後、着地してすぐさまクルッと1回転する莉佳子がカッコよすぎました、めまいしないかなと思うんですが…、恐るべき身体能力、と思います。

13.出すぎた杭は打たれない

ハロプロ史上最速曲といわれる、速くてまた重厚なサウンドの曲です。

オイオイというヲタのかけ声が早すぎるのか、途中で絶対ついていけなくなったヲタの声とずれていくのが聴いてて面白くもあります。

今回のセトリは全編アンジュルム曲で構成されていて、スマイレージ時代の曲がゼロという事ですが、アンジュルム期でも既に様々な局面があり、例えばこの曲の時はめいめいはおろかかにょんすらいた訳ですが、現メンバーで考えてみて「この曲の時、かみこメンバーだったっけ?かっさーは??」とか、どの曲もそうですが、ついついそんな事を考えてしまいます。それでも今のメンバー達、特にオリジナルのリリース時に居なかったかみこやかっさーは、その事を感じさせない、リリース時から自分達居たよ、と言わんばかりのパフォーマンスをやってくれます。

14.ドンデンガエシ

本編最後の曲です。曲が始まって歌い出した直後の間奏部分でタケちゃんの気合十分の掛け声がツボです、今は何と言ってるのでしょうか?「〇〇(地名?)いくよー!!」でしょうか?これはもうライブ見るか、動画見て感じてもらうしか!ですよホントに。

ワンハーフだと披露されないむろたんとあいあいの手をタッチして見合いながら前進していくシーンがとても好きなんですが、これもまた彼女たちの対等さというのか打ち解け具合?が感じられて、いいなと思えるのです。ホントに3期加入時はこんな事絶対想像できなかったわけですから。それどころかあいあいすぐ辞めちゃうんじゃないか、という話すら出たりしてて。よくここまで、良い意味で居ついてくれたなと思うし、抜擢した方はこのような化学変化を想像、あるいは期待していたのでしょうか、そこんところも是非知りたいですね。

そんなこんなで、本編は終了します。本当に怒涛に2文字がピッタリなここまででした。

アンコール
15.上手く言えない

アンコールではトリプルA面最新曲のうちの1曲をもってきました。

途中の「ピヨピヨピョ」という部分をヲタが段々大声で言うようになり、それをメンバーが規程笑ってしまう事があるので、それを見ていて面白さもありました。

16.友よ

一人一人感想を述べて笑わせてもらった後は、この曲で一つになりましょう!って事で、ラストの曲にふさわしい、1年前に初披露されてすっかり定番曲になった感すらあります。

岡林信康ではありません、といっても若い人たちには全く分からないですね。学生紛争等日本が今とは全く違う時代であった頃、彼のこの同じタイトルの曲はよく流れいたそうです。

ある程度アドリブを利かしていて、メンバーの素であったり、あるいはタイトル通りの「絆」の深さも感じられます。また間奏部の円になって肩組む(円陣組む、と言った方が早いか?)で♪Yes、Yes!と叫ぶんですが、そのフレーズの合間に「ハイ」とかメンバー達が最近合いの手を入れるようになり、ライブで生ものとして曲を進化させたな、という事を感じずにいられませんでした。

肩を組んだり離れたり…「絆」そのものの曲かと思います。かっさーの馴染み具合をあやちょはずっとはかっていたようですが、今回はホールツアーがなしの結果で良かった、とも言っていました。当初の形ではとても大きな舞台ではできない、と。でもツアー終わった今なら絶対にホールも通用する、と確信できた、というのがとてもよかったです。メンバーたち自身がそう思えないと前へ進んで行けないので。

という事で、今からホールツアー楽しみではありますが、その前に今年中にこのツアーの振返りができて良かったです。

2016年5月11日 (水)

アンジュルム コンサートツアー2016春九位一体参戦記

今回はアンジュルムのコンサートツアー「九位一体」のセトリに沿って感じた事などを綴ってみようかと思います。

【よってネタバレ要注意です】

ここまで5/5大阪を皮切りに5/7名古屋まで終了していますが、幸いにもそのすべてに参加する事ができました。こういうの書くといつも前置きが堅苦しくなってしまうので、今回は読んでる方がメンバーの名前や愛称を知ってる体で書きます。

まずは1曲目

1.「次々続々」

今回の最新シングルのいちばん初めにきている文字通り「最も旬の」売り込みたい曲を先頭にもってきています。

とにかくカッコいい曲、個人的な好みになりますが、最近は特に出す曲出す曲がカッコよくて高まるばかりです。ど根性路線とか熱すぎるとか、かわいい路線への回帰を等の声もあるのですが、個人的にはいい流れと思っています。これ以上何を歌っているのか分からないレベルにはならないでほしいとは思いますが…

当初この曲を聞いた時の印象はあまり良いものでなく、「Wow oh o,oh」ばっかり言ってる曲ぐらいな感じでしたが、やはり生で見てMV見てするうちにドンドンハマった「スルメ」曲でした。音楽を聴く自体が往々にしてそういうものかもしれませんが…

それと、冒頭書くべきだったかもですが、この曲に入る前のオープニングの部分の演出が素晴らしくて、メンバーが円を囲む隊形となり、メンバーが手を動かす度にものすごい効果音が出て、ロボットが動く感じ?何せそのキビキビした動きは目を見張りました。天井には赤や緑の無数の光が散りばめられ、これもまた素晴らしい演出、スタッフの愛を感じました。

曲自体は、3・2・1、GO!というノリどころがあり、また間奏中に9(ナイン)から徐々に観客からのカウントダウン(リーダーあやちょの指示で入った)が入り、盛り上がりに拍車が掛かっています。メンバーがファンにノリを指示するところもこのグループならではかと思います。ファンも一体になったパフォーマンスですね。

最年長あやちょがジャンプした後に、最年少りかこがキビキビ踊る間奏もいいし、ダンスレベルはグループ随一のタケちゃんの動くところとトメとメリハリの効いたソロダンスもカッコ良いと感じます。

グループ初といってよいラップの入っている所も注目で、意外とりなぷーがサラッとこなしていたり、彼女のパフォーマンスが最近、曲を出す度に上がっている事を感じたりもしています。

最後に新メンバーのかみこが、彼女にとってデビュー曲になる訳ですが、最初からパートを任されていて、期待度を感じながら見たりもしています。

2.「ドンデンガエシ」

前作シングル曲のひとつです。個人的には前作の中では最も好きな曲です。見ていてとにかく見どころの多い曲、という感じでしょうか。

めいめいとりかこの繰り広げる殴り合いのようなダンス、一歩タイミングを間違えばりかこがめいめいを蹴っ飛ばしかねない激しさで、それこそパフォーマンスレベルを問われるシーンではないかと思います。

サビ部分の右左半分に分かれての手を挙げるシーンも注目、というかこれに合わせて観客も手を交互に振り上げる事でライブでの一体感が得られる、そんな楽しさもこの曲にはあります。その後はバット持って球を打って、その球の行く末を見るようで、敬礼する部分なんかも楽しい振りとなっています。

個人的にツボが2つあって、ひとつはむろたんとあいあいが手を合わせるシーン、その時に微妙に見つめ合うというか、それを見ていて同期愛みたいなものを勝手に感じたり、もうひとつは落ちサビ前の間奏の終わり部分、りかことあいあいが向き合って、体を互いに左右に交互に振るシーン、コンサートではともかく、イベントなどでは変顔して笑わせてる事もあり、そんな楽しさを見るのもこの曲の醍醐味と感じています。

3.「糸島distance」

2曲歌い終わったところで、最初のMCに入り、選手宣誓のような口調でメンバーがこの公演での意気込みのようなものを語っていきます。「1秒1秒無駄なく大切にします」とかそんな感じで。

それが終わると、早速3曲目に入っていきます。

そしてこの曲、今回の新曲のひとつですが、福岡県の糸島を舞台にしたいわばご当地ソング。福岡市のすぐ西にあるのが糸島市で、糸島半島は福岡市と糸島市のそれぞれ市域が入っています。

ピエロをモチーフにした衣装が面白く、あいあいは赤で目立ってしかも、頭の両サイドが大きく出っ張り、自ら大好きなウルトラマンの怪獣に例えて「ゴモラみたい」と言う程、そんな面白い衣装で、またご当地ソングらしく?!「好いとーと」という九州弁も散りばめられています。

車を運転する振りが序盤に出てきますが、そこでむろたんだけがアクセルを踏む動作をしているところが個人的な注目点です。

歌の注目点としては、序盤のあやちょの伸びのある歌唱、これは音源で聴くより絶対にライブの方が聴き甲斐があるというものです。昔の彼女の歌唱に比べたら別人のように飛躍向上していて、また新人かみこがここでもしっとりと力強く歌い上げていて、即戦力を感じさせてくれました。

イベントではこの部分がうまく出ずに落ち込んだりしていましたが、先輩りかこがすかさずフォローに入るシーンが見えたり、このグループの単に楽しいだけでなく、バックアップ体制とか絆の深さとか、そういったものも感じ取る事ができました。

4.「カクゴして!」

昨年末に発売されたベストアルバムの新曲のひとつで、ライブでは全く披露されなかったものですが、ここから3曲一気にそれらのナンバーを持ってきて、「おっ」という感じでした。観客の中には「っしゃーキター1」と叫んでいた方も居たとか。

「愛しちゃってんじゃないの!」とセリフのような叫びが特徴的で、「カクゴして!」と何回も繰り返す振りがなかなかクセになりそうな曲でもあります。

5.「汗かいてカルバナル」
これも昨年のアルバム書き下ろしにして今回初披露曲です。曲名の通り、サンバのリズムに乗ったゴキゲンな曲です。ピンポイントで注目点があまり思いつきませんが、とにかくみんな緩く楽しんでる感じです。
この曲のラスト近くでりなぷーがステージ後ろから椅子を持ってきて、ラストであいあいがその椅子の上に乗って、次の曲へと展開が続く形になっています。
6.「マリオネット37℃」
初披露曲の最後で、かなり他とは一線を画す異質な曲です。ルーチンワークをやる操り人形だけど意志を持ってるんだ的な?そんなしたたかさと所詮は操り人形にすぎないもの悲しさを曲調から感じます。
序盤にりかこが魅せるダンスも彼女らしからぬしっとりしたもので、新境地という印象も受け、また前曲のラストで椅子の上で立っていたあいあいはこの曲の序盤から人形として踊りだします。
そしてこの曲の最大の見せ場はラストのあいあいの長いソロバレエシーン。
ステージ上に映し出されたもう一人の自分が踊っているのに合わせて、2人で踊るような形で延々と踊り続け、やがてスクリーンに映ったもう一人は消え去ってしまい、あいあいがそれに驚き、間もなくカーテンが掛かって影になる、というところで終わっていきます。相川推し必見の曲でしょうね。
アンジュルムはそれぞれに得意分野があって。りかこやあいあいは同期のむろたんほどの歌割はもらえていないものの、ダンスで見せるシーンが用意されていたり、常に一人一人誰かが主役、という場面をもっているのもこのグループの強みだと思いました。
★ MC
ここで着替えしてMCとして4人登場。前の曲で、ソロバレエを披露しているあいあい以外のメンバーは早々にステージからはけているので、着替えができる訳ですね、それでも結構な早替えだそうですが…
ここではあやちょが「かみこがアンジュルムに入って半年になりますが…、入ってビックリした先輩のエピソードとかあれば教えて下さい」という事で、新人かみこにメンバーに対してビックリした事や面白おかしかった事を話す、という趣旨のトークが繰り広げられました。勝田さんの「いちごモンスターさん」の話とか、色々してくれました。
 
7.「新・日本のすすめ!」
かつての「オープニングにピッタリな曲」と思っていた曲ですが、この9人では初披露だったと思います。
初めて聴いた時は「スマイレージがついに演歌をを歌うようになったか…」と思ったものですが、とにかく色々と目まぐるしくメロディーの変わるこの曲、そしてその演歌的に歌い上げるコンビがかつてはめいめいとにょんさんだったのですが、にょんさんが卒業してしまい、今度のそのお相手はタケちゃん。「タケめい」の2期で特にしのぎを削ってきたこの二人が歌い合うところが本当に素晴らしかったです。「胸熱」の一言でした。
もっとこのコンビを見ていたかったのですが…この二人がいればアンジュルムの歌唱は揺るぎない、と勝手に思っていたのですが…、にょんさん、めいめいと実力者が抜けていく事に不安がありますが、むろたんなりかみこなりまた出てくるものと期待もしております。
8.「夢見る15歳
間もなくリリースして6周年を迎える記念すべきメジャーデビュー曲。当時は4人のスマイレージとして、メディアに華々しく取り上げられた頃てもありましたが、その4人で歌っていた曲を今や9人で歌っている、と考えると歴史とかこのグループの激動っぷりを考えずにはいられません。Liveで見ていてもいちいちそんな事ばっかり考えてしまいます。

しかも当初歌っていた4人の中で今もも残っているのはリーダーあやちょだけなのです、あやちょはイコールスマイレージからアンジュルムに至るこのグループの全歴史そのものなのです。それだけで素晴らしいと思えます。
跡はやはりこの曲も、それまでにょんさんが受け持っていたパートを残ったメンバーで引き継いでいるのですが、最後の「♪なぜかさーみーしぃよぉお」の部分をむろたんが担当、まだモノマネの域のようにも感じましたが、大事なパートでもあるし自分のものにしていってほしいなと思います。
9.「ブギートレイン'11 (※大阪のみ)
ミキティとして一世を風靡した藤本美貴さんの曲をスマイレージ時代にカバーしたものですね。大阪公演では披露されましたが、名古屋公演では時間の関係か?披露されませんでした。
個人的にはミキティのオリジナルのメロディイメージが強くて、ノリどころがズレたりしてしまうのですが、タイミングが合えばみんなで盛り上がれる曲かな、とは思います。
10.「ミステリーナイト!
名古屋公演ではここからは番号がひとつ繰り上がる事となりますが、スマイレージ末期のシングルですね、白が基調でフリフリで日本一スカートの短いアイドルだったスマイレージが、黒の網タイツ穿くようになったか…と思ってこの曲の出た当時見ていました。
この曲でもにょんさんが歌っていた間奏明けの「♪今夜ひーとりーを…」の部分、むろたんが引き継いでました。やはり今後の歌唱の軸になる存在、と改めて感じました。
にょんさんが抜けるまでは彼女たち3期メンバーは、アンジュルムになってからの新曲でしかほとんどソロパートがなかったのですが、1人主力が欠けるとこうなるのか!というぐらいむろたんに歌割が回ってきて、更に今月末にはめいめいまで居なくなる、それを見越して与えられている部分もありますが、本当にむろたんにかかる期待の大きさがよく見えました。
 
11.「有頂天LOVE
4人のスマイレージで最後のシングル曲ですね。
奇数だとタッチできないメンバーがいて、ちょっと残念に思わなくもないような。このタッチする時に原曲のフリに忠実にやる時と、ある程度フリーダムでガッチリ手を合わせたり、キツいタッチしたり、悪乗りするとカンチョーまでやったり…と色々ですが、今回はどこまでスタッフから許されてるのかな?と思いながら見るのが好きです個人的に。
あとは銃を構えて撃つフリ(スケートでキム・ヨナが゜やってたやつ)で、メンバーと目が合うかな?と思って見てみるのも楽しみ方のひとつかな?と(笑)
 
★ VTRコーナー
「こんにちは こんばんは」のBGMにのせて、メンバーがBBQをやるシーンが延々とながれていました。前のホールツアーの「RUN」みたいに笑うとこはあんまりないかもしれませんが、自由なグループらしいほのぼの和気あいあいとした楽しさは感じ取れるかな、というところです。
12~16.メドレー
「君は自転車私は電車で帰宅」(和田・2期)
℃-uteシングルのカバーで、初期スマイレージはカップリングによくカバー曲を入れていたので、元々のオリジナル曲がちょっと少ない部分がありました。しっとりバラードでアクセントにするには良い選曲かと思いますが、自転車チリリンや黄色い自転車とサンドウィッチのような生粋のオリジナル曲のが個人的には良かったかなと。
全員スマイレージの頃からのメンバーで、さすが間の取り方は絶妙でしたね。
「寒いね。」 (2期・3期)
スマイレージ2期が正メンバーになって1年くらい経った頃の曲で、この当時は売上もきびしかったかなと。シングル曲では数少ないバラードの佳曲。
あやちょが引っ込んで代わりに3期が登場。歌い出しがあやちょじゃない事にまず「!」と思いましたが、めいめいで始まり、(にょんさんが歌っていた次のパートを)タケちゃんが続くというなかなか黄金の展開!と思って見ていました。
「チャンス到来」 (2期・上國料)
3期が引っ込んで、新人かみこ登場。スマイレージ時代のカップリング曲をここでまた蔵出ししてきたか…と思って見ていましたが、原曲聴いてると初期の「あやかのん」の声が目立ちます(2期も居たけど)が、だいぶ歌ってる人が違うな…とここでまた思い知りました。
「エイティーンエモーション」 (3期・上國料)
2期がメドレー3曲歌った所で引っ込み、再度3期の登場。スマイレージ時代の曲で、この曲が出た当時にこのグループに在籍していたメンバーが1人もいないという状態で歌われていきました。3期とかみこだけというのも非常に珍しくかつ新鮮で良い取り合わせだったと思います。
「手を握って歩きたい」 (和田・上國料→全員)
スマイレージからの全歴史を知るあやちょと、アンジュルムになってからでも唯一の途中加入メンバーであるかみことのアクト。保護者のようにかみこを引き連れて歌い回るあやちょと、完全に身を任せて安心しきってのびのびと歌っているかみこ、とても対照的ですが、本当にいいグループだなという事をここでもまた実感させられました。そしてまた、あやちょも若い、というかいつまでも無邪気ですねこの子は。
途中から全員勢揃いして歌い出すんですが、あやちょかみこの2人から一転、急に賑やかというか安心感いっぱいの雰囲気になりました(この2人が不安という訳じゃなくて)
かみこは初期、2期、3期とひと通り一緒した格好になり、色々学ぶところあったかなと思いましたし、何よりこのセトリ自体が、彼女にとって殆ど初めてやる曲ばっかりではないかなと思います。こないだまでのライブツアーとはガラリとセトリが変わってるので。それはもう相当必死になって、かみこは練習したんだと思います。そこもまた今回の注目点だと思うし、それにも関わらず、あまりにもサラッとやってのけてるかみこが逆にすごいとも思いました。
 
17.「恋ならとっくに始まってる」
今回の新曲のひとつで、久々の、アンジュルムになってからは初めてのつんく♂作詞作曲作品です。生きる為の代償として声を失ってしまったつんく♂が、メロディーを作ってそれを伝えるという作業は、それまででも相当な根気を要したと思いますが、ましてや今は…となると想像を絶するような想いです。それでもメンバーがキチンと咀嚼して、歌詞の世界観を頭でも身体でも理解して、表現していく、そこがハロプロだな…とつくづく思いました。
3期以降は初めてつんく♂作品を新曲として歌う訳ですが…。ただこの曲に関して言えば、今回卒業するめいめいにむけて作られたという事で、ソロでこそないものの、めいめいの為のめいめいを送る餞の曲だな、という事もまた感じさせられました。
★MC(アメリカ)
2期の4人、いわゆる「アメリカ」でのトークコーナー。
毎回持回りで仕切り役が変わり、その仕切り役の名前で、その当人以外の3人がそれぞれ「あいうえお作文」をする、しかも褒めちぎって気分良くしてください、という条件つきで。
今やすっかり大御所感のある2期も、ついこないだスマイレージ初武道館の時に4人だけで1曲歌った、と言って大感動していたんですが、後輩ができると変わるもんですね…でもホントにこのグループって2期でもってる部分が大きいですよね、いくらその後に入った3期や4期がかわいいとか最強とかいっても、この2期がいないとアンジュルム独特のワチャワチャ感が出ないし、他のグループより際立って異彩を放つ、という事はあり得ないんですよね。それだけにアメリカが今度遂に一人欠けてしまうのは本当に寂しいものです。
そうそう、このコーナー、あいうえお作文するんですが、3分経ったら自動的に次の曲が流れだすという、そんな緊張感の中でやってるのも面白かったです。実際そのリミットが来て急に慌てだす回もあったりで。そんな中、機転利かせて対応してるの見るのも面白かったです。
 
18.私、ちょいとカワイイ裏番長
アメリカトークコーナーで3分のリミットが来たら流れてくるのは、この曲のイントロなのです。スマイレージ時代からのグループ随一のノリノリナンバー、破壊力抜群ともいうべき曲で、うむも言わさず会場全体のボルテージが一気に上がる曲ですね。
そしてこの曲のイントロでついこないだまでは、初期メンバーのにょんさんが「煽り」をやっていて、観客に何度も「ちょいカワ」と叫ばせてきたんですが、半年前のホールツアーでは彼女が卒業を控えるとあって、めいめいにその座を譲っていました。で、いめいめの煽りが超絶カッコよくて、絶妙な緊張感を生み出す感じがとてもシビレた訳ですが、今回はそのめいめいまでもが卒業してしまうという事で、3期メンバーが煽り役をやっていました。
3期の元気印であるむろたんとりかこ、りかこは元気ではあるんですが、声のボリュームがやや厳しいかなと。地声がハスキーで通りにくい声でもあり、それにまだ14歳でもありで。一方むろたん、大阪の時はまだちょっと言わされてる感もあったけど、次の名古屋の時には腹の底から煽り立ててたな、という印象。もうこの子に任せて大丈夫、と思いました。あとは経験だけという感じで。でもやはり、この煽りの〆の部分でひょっこりめいめいが出てきて「オーケイ、アンジュルムスパート!」と言い切るのを見てしまうと、役者が一枚も二枚も上だと思わざるを得ませんでした。空気がピシッと引き締まるんですよね、この曲に相応しく。
この曲もやはりですが、にょんさんが歌っていたパートが少なくないので、残ったメンバーで分けていました。「私の愛をかーるく見るなーぅあー」の部分をりなぷーが歌ってたのはビックリでした。それもこの語尾も忠実に再現して。
3期が入ってからのこの曲の見どころは「りかこキック」ですね!「大器晩成」の落ちサビで、りかこが大ジャンプする「りかこジャンプ」は浸透していますが、この曲のりかこのキックの足の上がり方は半端じゃないです。頭の先以上上がってるだろ、というぐらい。ちなみにあいあいもゆるゆるな動きに見えてキックの足は結構上がってるので、そこも注目点かもです。
19.乙女の逆襲
アンジュルムとしての第1弾「大器晩成」と共に両A面で出た曲です。
3期のデビュー曲でもありますが、いきなり新メンバーだったあいあいにソロバレエシーンを設けるなど、なかなか粋な事するなと思って見ていました。いつしかライブではそのシーンに観客からの手拍子が入れられるようになっていて、ファンと共につくる、とよく言いますが、このシーンにそれがよく出ています。

20.七転び八起き
アンジュルム2曲目のシングルで、6人ボーカル3人ダンサー編成の曲です。にょんさんがダンサーの1人でしたが、卒業後はむろたんがダンサーに回っています。ダンサーはマイクを持たないので、ステージ上に置いてパフォーマンスして、それからまた次の曲までに置いていたマイクを取る、という作業をしている、そんなとこ妙に注目してしまいました。
この曲のソロバートの聴きどころは「♪明日のことよりも~」という部分で、むろたんが歌っていたところをかみこが歌っていましたが、本当にのびやかでいい声をしていました。かみこにはこのまままっすぐ素直に伸びていってほしい、ライブ見ながらでもそんな事を考えていました。
そしてラストの部分の同様の歌詞のところ、タケちゃんが歌うのですが、これがいつ聴いてもカッコいい!「漢」ですよ(笑) 「あーしたっのこーとよーりーも、今日がだーいっじーひー」と。「今日がー」から先のタメて全力で歌い切るんですが、たぎるようなというか?すごく魂にきますよこの部分は。
21.臥薪嘗胆
「七転び八起き」と共に出たシングル曲で、もっと直接的にポップというか力強い曲です。最初からにょんさんのパートがずっと続いていましたが、ライブツアーの時から既にバードか分けられていて、3期とかみこにそれぞれ振られていました。
この曲の間奏でめいめいがみんなを引き連れて颯爽と前へ出るシーンがあるんですが、あれ次誰がやるの??としか思えなかったですね。それが似合う人とそうでない人って必ずあると思うので。「がしんしょーたーん」って叫ぶのも楽しいです。コールとかじゃなくて、歌詞に合わせて歌える部分っていいですね、ライブにはもってこいです。
22.大器晩成
なんというか怒涛のセトリというか、休む間もなくとはこの事で。次から次へとギアの上がった曲ばっかり繰り出してきてくれて、ヲタクとしても体力残るかな?と半ば心配にもなりかねないこの流れ、でもこれが楽しいからまた始末が悪いというものですね。
説明不要のアンジュルム初の曲、この曲がやはりこのグループの大きなターニングポイントになった事は間違いありません。
3期デビュー曲にして、ソロバートが殆どない曲、そんな中で当時の新人むろたんに落ちサビのソロバートがあり、そして最後の盛り上がりへ、クライマックスへ一気に昇華していくところです。むろたんが歌い上げると観客全体が「フーーーッ」となって最高潮へ、そしてりかこジャンプの炸裂、という流れです。この時のむろたんはどんな気分なのか聞いてみたいものです。
 
23.友よ
本編最後の曲です。
前の大器晩成が終わった後に、3期だけで観客への「みなさーん!まだまだ体力残ってますかー?」とやっていました。もう3期に任せるようになったか、と見ていましたが、気づけば彼女たちももう加入から1年半、実質的な活動ベースでももうすぐ1年半になろうかというところで、2期よりも早く重要な役どころを任せていこうとしているのかな?という部分が窺えました。いい事だと思います。
で、この曲は見る度に涙腺が緩んで仕方ないのですが、パブロフの犬状態です。ハロプロの犬ではありません(笑)
前はにょんさん、今回はめいめいと卒業メンバーが続いていき、そのメンバー達が「♪ありがとう出会ーってくれたこと」と歌い上げるものだから、目が潤まずにいられない、というものですね。名古屋の夜公演で、めいめいがこの曲に感極まった部分はなんともいえませんでした。いい公演を見せてもらった、これに尽きます。今後回を重ねていくにつれて、まためいめいの涙が見られそうな気がします。
円陣を組むところが個人的にかなりのツボですが、そこで「Yes!Yes!~」のくだりをメンバーもファンも一緒になって合掌するところ、ホントいいですね、一体感そのもの、ツアータイトルである「九位一体」どころではなく、千位、二千位一体ぐらいな!ラストの肩を組んだり離れたりを繰り返すところもgoodです。特に組むところで、みんながみんな隣の相手を笑顔で見つめながら、いかにも嬉しそうな顔して組んでいくんですが、これがもう多幸感そのものですね。ビジネス仲良しでは絶対出せないだろう、というような満面の笑みで。この曲を作ってくれた方、演出する方々、そしてその世界観を見事に表現する彼女ら、すべてに感謝したくなる、そんな曲です。
☆ アンコール
24.出すぎた杭は打たれない
アンコール明けに「ハロプロ最速」と言われる前作シングルのこの曲を持ってきました。
めいめいがのっけから「てっつーのぷらいっどぅ!」と歌う姿も、見納めの時が確実に近づいてる事をどうしても意識させられてしまいますね。
サビの中の盛り上がっていく大事な部分をりかこが歌っているのですが、この部分は大事に歌いこなしてほしいと思います。歌唱面ではまだちょっと中心になりづらい部分がありますが、すごく華のあるキャラクターなので、歌が進化すれば鬼に金棒というものです。今はそれを補って余りある激しい動きで見る者を圧倒してくれているのも事実ですが。
25.スキちゃん
ラストMCの後、最後に「みんなとひとつになる曲」です。
スキちゃんスキちゃんかみこがスキちゃん!から始まって9人、アンジュルムになってから長いなーと感じます。スマイレージのインディーズ期の曲なんで、当初は4人だった訳ですよね、倍以上「〇〇がスキちゃん!」と言ってる訳で。
最初から手を真上にしてジャンプしながら叩くようなノリノリの曲で、初めて現場でこの曲聴いた時のノリの激しさが尋常じゃなかった覚えがあります。今はもうだいぶ慣れましたが…。
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そんなこんなアンジュルムのホールツアー、あとは埼玉三郷と、群馬、そして日本武道館の田村芽実卒業スペシャルを残すのみです。ネタバレ覚悟でこれを見て、1人でも行きたくなる方がもしいれば幸甚の極みというものです。駄文で素気なく書いてるので、見られる事すらあるか?ですが…とにかくアンジュルム最高!です。

2015年12月 5日 (土)

アンジュルム武道館・百花繚乱Ⅱ MARO-FOREVER!

アンジュルム武道館・百花繚乱Ⅰ 旅立ちのにょんさんが来た! に続く第2編のアンジュルム日本武道館(11/29)観戦記?です。

≪RUN!≫

前回記事内容と順不同になりますが、今回の主役であり、この公演を最後にグループを卒業する福田花音(ふくだ・かのん)ちゃん(20)。公式ニックネームは「かにょん」で、あと自称した「まろ」が想定外に?浸透し、「マロテスク」「マロテスカー」なる造語も生まれたほどでしたが、個人的には「にょんさん」という先輩っぽい異名がしっくりくるので、前回記事同様ここでは彼女の呼称は「にょんさん」で通します。

さて、「RUN!」ですが、これは近日まで行われていたホールツアーでも、メンバーの着替えタイムに上映されていた動画で、ロカビリーのBGMに合わせて、若いメンバーから順番にひとりひとり、リレー形式で走り続けるものです。

りかこ→とにかく激走。「太陽にほえろ!」の新人刑事を彷彿とさせるカッコよさで走りまくる

あいあい→カーブを曲がりながらのなかなかの走り、でものんびり感が否めない(笑)

むろたん→走り方はダイナミックな感じでカッコいい、けどあまり速くないみたい

めいめい→合羽?に帽子の不思議なスタイルでちょこちょこ走る。前髪が揺れてない(笑)

りなぷー→「禁」を解いたようにデコ出しで走る、それ自体がすごい事に?!

タケちゃん→2期で最もカッコいいダイナミックな走り、「漢」の風格(笑)

かななん→途中で停まって横断歩道渡ったり、ちょっと笑いを入れて

にょんさん→妙な緩すぎる走りに笑いを禁じ得ない

あやちょ→アンカー?最後の1人を待ち受けて走っていく?元陸上部のダイナミックな走りがあまり出てなかった感

ホールツアーの動画はあやちょが走ってジャンプする?所で終わり、今回も全く同じなの??と思って見ていたら、最後9人全員が集まる動画がプラスされていて、ここだけは武道館仕様になっていました。

≪サプライズ≫

歌い終わって、「さぁ後半戦だ!」と思っていたメンバー達、ところが突然℃-uteのリーダーにしてハロプロリーダーでもある矢島舞美さんがここでサプライズ登場!「花音へ」と手紙を読んで号泣させました。

このサプライズには「なぜここで舞美?」のような向きもありましたが、アンジュルムは、例えばBerryz工房に対しての℃-uteとか並び称されるライバルグループがなく、送り出す側としてハロプロのリーダーである彼女が最適任者との判断なのでしょう、元々こういった感動的なコメントを誰に対してもできる人物でもありで。個人的には「さわやか五郎」さんに何らかの形で出てほしかったですが…

≪1万人の「わたし」≫

サプライズ手紙にすっかり涙いっぱいのにょんさん、次の曲のスタンバイに入る時、あやちょが「花音ちゃん、大丈夫?」と確認、大舞台で予想外の事が起きると慌てると思いますが、なんとか事が運んで、端から見ててもホッとしました。

そして、にょんさん最初で最後のソロ曲にして自作詞曲「わたし」の登場です。ここは独り舞台。アンジュルムの武道館では1人スピーチはあったものの、1人歌唱は初めてです。1万人を前にして「わたし」が堂々の披露、一面ピンクのサイリウムで揺れる空間に曲が生み出す異常なまでのノリが重なって、「マロテスク」ワールドが全面展開されていた武道館でした。

≪涙あふれる交差点≫

今回初披露となった「交差点」という曲。ニューアルバム"スマイレージ・アンジュルム SELECTION ALBUM「大器晩成」"の中の1曲ですが、これが素晴らしいバラード曲で、今回の卒業公演向けにつくられたのではないか?というぐらい、本当にこの場にピッタリはまった曲でした。

今回卒業するにょんさんを除く8人で、これから旅立つ「君」に向けての内容、という事もさることながら、その8人で歌っている姿を目にする事自体が、にょんさんが居なくなったこのグループを今この段階で見せられているようで、自然と涙腺も緩みつつ見つめていました。

しかし…それだけにとどまらず、途中からにょんさんが1人でセンターステージに突然現れます。メインのステージに残る8人、センターステージに去るにょんさん、この向き合いながら歌い綴っていく様子が…もう涙なしで見る事ができませんでした。こんなの絶対リハーサルからみんな泣いてただろ…と思わされました。

去る事を決めた「君」、その事がとても勿体ないけど、君らしい決断だね…って本当に今この場にハマり過ぎてて、メンバーも皆涙声にうわずりながらの歌唱で、完全に泣いていたメンバーも居たし、何より去るにょんさんも温かい笑顔を浮かべていた、と思っていたにょんさん自身が涙を溢れさせて、この瞬間が「え?早くも大団円か!」と思わされました。ここでこんなに涙で盛り上げてしまって、この後どうするんだ??と要らぬ心配もしてしまいました。

≪ちょいカワ≫

ライブでは中盤から後半の盛り上げにすっかり定番となった「ちょいカワ」(私、ちょいとカワイイ裏番長)。

半月前から行われていた4年ぶりのホールツアーから、この曲のイントロの「煽り」はめいめいをはじめとする2期メンバーが担当していて、今公演も同様でした。それまでのツアーではにょんさんが担当していて、武道館の大舞台でも煽りまくっていた訳ですが、このへんに如実に世代交代感が出ていました。

今やすっかり2期は歌唱の中心になり、3期が入った事により先輩にもあり、益々存在感が増す一方の状態ですが、めいめいの劇画調の入ったやや大げさな煽りがこの曲にはピッタリだし、何より会場全体の空気をピシッと締め直すにはもってこい、と感じさせられます。そして1万人が叫ぶ「ちょいカワ」のコール、「ちょいカワ」×4を7回で28回この単語を大声で話す、というのは結構エネルギーを使います。そんな事をよそにメンバー達はもう準備万端、めいめいの「オーケイー!」という小気味のいいレスを受けて、曲は始まります。

間奏でも「ちょいカワ」と大合唱するので、更に更にボルテージが上がるというものです。この曲で個人的に注目しているのは、りかこの足を高く上げてキックするフリです。他のどのメンバーと見比べてもズバ抜けて足が上がっているこの「りかこキック」は彼女が「大器晩成」で見せる「りかこジャンプ」と双璧をなす、と勝手に思っています。

≪2期の存在感≫

その後は、ホールツアーでやっていたナンバーを武道館でも。「新しい私になれ」のサビ前の部分でタケちゃんが1万人を前に「いくよ!」の煽りがカッコ良かったです。2期の中でもめいめいとタケちゃんは何かと小気味よいパフォーマンスで魂を揺さぶられというものです。

正直言って2期が入った時に、こんな面白い事になるなんてカケラも想像しなかったですね。まず入るタイミングが最悪で、本人たちも「叩かれた」「メンバーとして認められてない」などネガティブな発言がよく出ていましたが、よくぞここまで自分たちでポジションを築いていったな、と思います。

ただ居続けるだけでは、こんな面白い集団には絶対ならなかっただろうと思います。ライブが長くできない雌伏の期間もありましたが、その間も舞台で実力をつけ、絆を深めたり、時をかけて力を蓄えていったんだな、と改めて感じましたし、だからこそにょんさんも「安心して」卒業できると言ったのだと思うし、彼女の決断を大きく後押ししたのは、この2期メンバーの大きな成長にあると思います。

≪友よ≫

やはりホールツアーでやっていたナンバーが続いていましたが、ホールで初披露した新アルバム書き下ろし曲のひとつ「友よ」がラスト近くにもってこられました。「交差点」で涙あふれる大団円か?と思わされもしましたが、これまた別れをテーマにした曲、この公演でなかなか出てこないので武道館の大舞台で最後の曲として使われるのか??と思っていましたが…

音源で聴くと、単なる別れとまた会おう的な曲、に終始しかねないところですが、途中で円陣組んで叫んだり、このグループの「この9人」の結束を強く感じるシーンが大変印象的で、1年ほどで終わってしまう「この9人」の結束はこのシーンに全て凝縮されている、といっても過言ではない、そんな強烈な印象を与えてくれました。色々シーンが変わりゆくこのグループですが、その一瞬一瞬を目に焼き付けなければ、と強く思います。

≪ラストナンバー≫

最後はこの曲「大器晩成」

アンジュルムに改名してからの歴史はこの曲に始まり、この曲の一応の成功で、アンジュルムの路線が定まり今に至る訳で、とにかく事ある毎にこの曲が持ちだされて来た、そんな印象が強かったです。2015年のアンジュルムの象徴曲ともいうべきもので、前回の武道館では最初と最後に2度出てきたと記憶しています。

むろたんのサビ前大熱唱と1万人の大歓声が響き渡り、続いてりかこジャンプというイキのいい3期が出てきた事を表現している曲でもあります。とにもかくにも色々ありながらも終わってみれば実にあっという間の武道館公演…だったなと、それしか思えませんでした。

≪アンコール≫

本編が終わった後、武道館は再び一面に濃いピンクのペンライトが揺れ動いて「かにょん」コールが響き渡りました。思ったより早い進行で、帰り時間がずっと気になっている中、助かったと思いながら、いよいよ来る真の最後の瞬間を待っていました。

長い長いアンコール、時計を見ながら少々焦りさえも覚え始めたそんな時、現われました!

にょんさんがひとりで。

荘厳なドレスに長いピンクのスカート、それまでの有名歌手がマイクを置く時のような歴史に残るクラスの豪華な衣装で。

今夜2曲目のソロ歌唱がここに用意されていました。

歌うのは「私の心」。アルバム曲の名バラードですが、スマイレージ末期の舞台「SMILE FANTASY」でも彼女がソロで歌った曲で、スタッフにも「福田といえば"私の心"だね」といったような事を言われた、と記憶していますが、とにかく彼女を象徴する曲のひとつであはると感じます。

出だしの「好きよ~」の部分にすごく彼女の存在感が出ていて、この部分にまず、この曲といえばにょんさん、と思わせる要素があるかと思います。後にも先にもこんな素晴らしい衣装で歌うアンジュルムとしてのにょんさんを見る事はない、と思いながらただただ見つめて、聴き入っていました。

≪残るメンバーへ≫

「私の心」を1人で歌い終えた後、残りの8人のメンバーが出てきました。

残るメンバーはメインステージ、にょんさんは花道を隔ててセンターステージにいて、にょんさんは花道を黙って、みんなのいるステージへと歩みを進めていきます。この時1万人の会場は無言、ただただ場面を見守るのみでした。

そして…自らが読む別れの手紙

思えば最初の武道館の時の最後のMCで、何度もやめようと思ったと言った後、あと少し頑張る、ような事を言っていましたが、この時から「先は長くなさそう」と感じた方々も少なからず居たのでは…と思いました。この少し後に卒業する宣言をしたようですが、去年の7月でもそれなりに思うところはあったのかな、と思いました。

3期の事に触れ、1年間だけだったけど濃厚な1年だった、と言い、「ありがとう」のセリフを3期に送った時に、りかこがビクッと反応して、涙で顔をくしゃしくゃにしながらうつむいていたのが…涙を誘いました。

2期について触れた時には、辛かった4人に何もしてやれず「ごめんね」のセリフを送った時、初期についてきてすっかり百戦錬磨でたくましくなった彼女たちも涙せずにはいられない状況でした。りかこほどの号泣でないにしろ、やはりうつむいて手を顔に当ててという感じで…、でもしかし、そこはアンジュルム!と思った部分があって、そんな感動的なにょんさんの最後の手紙でも、ちょいちょい笑いを入れてきていて、「イジられるタケ」とか、湿っぽい一辺倒にならない、ただでは起きない感が出ていました。

さして、自分と共に唯一残った初期メンバー、ここまで2人3脚でグループの全歴史を一緒に共有してきた戦友「あやちょ」への言葉。「こんなひょろっとした頼りなさそうな子がリーダー?」と思っていたけど、今思えば「リーダーはあやちょにしか勤まらない」と。あやちょはリーダーシップだけではなく、歌唱面も最初は相当独特の感じで「…」と思わせる部分も決してなかったとは言い難く、でもそれも舞台をきっかけに乗り越えて、今では抜群の声量を誇るメンバーになりました。

にょんさんが安心して卒業できるのは、2期もそうですが、あやちょに対しても「自分が居なくなって初期メンバーがひとりになっても、今のあやちょならきっとやっていける」と確信したからに他ならないと思います。この二人は必要以上にベタベタしない「ビジネスパートナー」と言われたりもしますが、二人とも真逆でつかず離れず絶妙の距離感を保っていたからこそ、ここまでやってこれたのではないか?と思います。苦楽は共にしてきたので何も言わなくても、互いに楽な関係で、たがいに分かり合えて、また我々観客サイドからみてもただ並ぶだけでとても「絵になる」2人です。それが崩れてしまうのは、とても悲しい事ですが、人間生きていたらどこかで「旅立ちの時」がくるというもので、今がその時なのですね…

メンバーのラストMCでは、りかこが力なく始めたと思ったら、涙で喋れなくなってしまいました。みんなから笑われながらも「大丈夫」と気丈振舞い、また泣くりかこ。何とか喋り終えて次のあいあいにバトンを渡し、つぎのむろたんも前回の武道館同様に涙で言葉詰まるか?の寸前で踏みとどまって気丈にコメントを終えていました。タケちゃんの時は冷たい対応気味のにょんさん、そこには別れとか全く感じさせない、いつもの日常のこのグループの雰囲気がありました。ここも湿っぽい一辺倒にならない流れをつくっていたのかも。タケちゃんは本人が意図するしないに関わらず、こういう場面でいい働きをしているように思います。

次は「旅立ちの春が来た」が披露されました。

≪旅春、そしてひとつに≫

この9人での「旅春」、見た事あったかどうか忘れましたけど新鮮でした。最後の最後で観れた感で一杯でした。「笑顔で送り出して」をはじめとする、歌詞のいろんな部分が実に刺さりました…、この曲が出たのは2年半前ですが、それ以来卒業メンバーが出るのは今回が初めてで、この曲の威力を今頃になって初めて思い知らされたものでした。

そして、本当の本当に「最後」の曲、「スキちゃん」でした。

ここは敢えてなのか、何のひねりなくこの曲できたのですが、あまり仰々しいものにしない狙いもあったたのかな、とも。

メンバーが「ありがとう」とひとしきり挨拶して、消えていくのを見届けて、慌てて帰路に着いたため、以後は見ていませんが、「かにょん」コールがずっと鳴り響いていました…

その後は色々しんどかったのですが、本当にわざわざ現場まで来て良かった、ありきたりですが、こんな感想しか出ないような、素晴らしいライブでした。福田花音FOREVER!

2015年12月 2日 (水)

アンジュルム武道館・百花繚乱Ⅰ 旅立ちのにょんさんが来た!

2015年11月29日

ついにこの日がきた…

アンジュルム3度目の日本武道館公演は「福田花音卒業スペシャル」

「スマイレージ」結成当時の4人からただ2人だけ残ったメンバーのうちのひとり、福田花音ちゃんの卒業コンサートです。

この半年前にあたる5月に卒業発表をしてすぐに2度目の武道館コンサートがあって、その日にこの11/29に卒業公演が行われる事が発表され、「まだ半年ある…」と思っていたら、あっという間にやってきましたこの日。

まず、グッズを買う列が超絶長くて、初めて武道館の裏手まで行って並びました。買うまでに2時間かかりました…。

≪入 場≫

そんなこんなであっという間にやってきた開場時刻の17:00。個人的にその日のうちに大阪まで戻らねばならず、逆算すると20:30までしか居られない!そんな事は承知の上であえてこの日曜の晩に東京の現場にやってきた訳ですが、いざ行ってみるとずっと居たい気にもかられました。という訳で、帰り時刻を気にしながら武道館を楽しむ事となりました。

入場して東スタンド1階D列24番、ファミリー席の通路側でゆったり座って観覧、開演の18:00を前に妹分の「つばきファクトリー」、そして「こぶしファクトリー」のオープニングアクトがあり、観覧の注意へ。これが終わろうとする時が最も高まりますね…。

≪本編開始≫

そしてそして、「百」「花」「繚」「乱」の字が1文字ずつバラバラの形で屏風状にステージ上に置かれていたのですが、これの後ろにそれぞれハロプロ研修生が裏について動かしまわっていました。ちょうど昔の「8時だョ!全員集合」の「全員集合」が並びゆく状態のようでした。

18時過ぎについにスタート!ホールツアーの出だしと同様の曲の運びで、最新曲「出すぎた杭は打たれない」からスタート。のっけから最上級にボルテージを上げてきます。

2曲終わったところで最初のメンバー挨拶。初回はスマイレージとして初の武道館、2回目はアンジュルムとして、また3期メンバー初の武道館、今回は全員初めてではないものの、グループ内の核となるメンバー、まろこと福田花音ちゃん(以後「にょんさん」と表記)の最終日、アイドル引退となる日です。

ハロー!プロジェクトではモーニング娘。以外のグループで、このような壮大な卒業式が行われるのは異例で、いかに彼女がこのグループの立役者であったか、ハロープロジェクトに貢献した「功労者」であったか、を物語っていると思います。娘。以外のグループもメンバーが抜ける事はありますが、それらの殆どは脱退的な扱いで、一定期間を務めて満を持して去っていくという形のものではなく、彼女は娘。以外のグループで華々しく「卒業」する初のメンバーということでまずは革命を起こしたと思います。

≪発 表≫

今回の公演ではもちろん全面的ににょんさんの卒業が主題になっている訳ですが、これに伴って?の発表がありました。

●新メンバーお披露目

 既にイベントやマスコミ発表などで、お披露目はされていましたが、4期メンバーとなる上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)ちゃんのコンサート会場での初お披露目があり、大晦日のハロプロのカウントダウンコンサートで初ステージを踏む事が発表されました。

実質ここが彼女のデビューとなりますが、本日去る福田花音という歌唱の最重要メンバーが抜ける穴を残ったメンバーがどう埋めるのか?その歌割も今後大変気になるところです。

●サブリーダー発表

 去りゆくにょんさんからの発表、正直この時「まさか…あやちょ(リーダー・和田彩花ちゃん)卒業?」がよぎりました。「私が卒業したら、初期メンバーはあやちょ一人になってしまうので…」と言われ、次のセリフを待っていたら… 「サブリーダー、中西香菜」ときて、「あぁここでサブリーダーをつくるのか!」と思いました。それで終わりかと思ったらサブリーダーをもう一人、という事で「竹内朱莉!」ときて、2期の年長から2人選ばれた格好でした。2年前大阪を中心に当時の新曲にのせて「ヤッタルチャン大作戦」をつんく♂指令で敢行した2人ですね。

≪一人一人…≫

にょんさんはかねてより、この卒業コンサートでは「今までハロプロの卒業コンサートで誰もやった事のない事をやりたい!」と言っていて、そんな内容も盛り込まれているとかなんとか…と聞いていたのですが、それが「メンバー全員とのデュエット」でした。

自分以外のメンバーが8人もいる訳ですが、その全員と2人だけで歌う、それもただ2人で一緒に歌うのではなく、お互い見つめ合いながら、歌を通して互いの存在を確認し、お別れのメッセージを伝え合っている…、そう感じて涙腺がかなり緩みました。

という訳で、ここからそれぞれのメンバーとのデュエットの印象を。


1.with和田彩花(あやちょ)
 「ふたりはNS」

この直近のホールツアーでは、3期メンバーの曲、2期3期の曲、2期の曲、初期の曲…とメドレー形式で進んでいく部分で、今公演も基本はそのホールツアーに沿ったセットリストかな、という印象でしだか、「じゃあこの辺で3期の曲か!」と思っていたら…

リーダーあやちょとにょんさんのいわゆる「あやかのん」で登場してきました。

この曲ってスマイレージの曲にはなかったと思いますが、あやかのんというとこの曲のイメージが強い、と言われる方も居るようで、Youtubeでみてもよく出てきます。性格的に真逆で特にブラベートでも仲が良い訳ではない、でもずっと一緒に過ごしてきて、いつしか傍にいて黙っていても何の抵抗もなくしっくりくる、それを体現しているこの二人だからこそ、ピッタリの曲なのだろう、と思いました。

元々スマイレージは2010年、華々しすぎるほど華々しいデビューを飾り、これぞ王道のアイドルグループ、というそんな道をひた走ってきていました。当時のハロプロ先輩グループといえば「モーニング娘。」「Berryz工房」「℃-ute」、そのどれもが脅威に感じたといわれるものすごいグループで、その年の日本家コード大賞最優秀新人賞を獲得し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで「最強の4人組」といわれ、ハロプロどころかアイドル界で天下を獲れる、とまでいわれていたグループでした。しかし…

その最強の4人も翌年末には、相次ぐ卒業で2人を残すのみとなってしまい、2期メンバーが4人入ったものの往時の輝きは取り戻せず、連日出ていたTVからもいつしか消えていました…、またこの時から今回のホールツアーが実現するまで丸4年もの長きにわたって、ずっとツアーはライブハウスのみで、そのツアー自体も丸1年できない時期もあり、本当に彼女たち自身がいう「どん底」の時期がありました。

2014年秋、メンバーの増員と新グループ名「アンジュルム」への改名による9人での活動…とにかくめまぐるしい展開に追いつけないファンも少なからず…というところで、そのすべてに関わってきたのが、リーダーであるあやちょとこの日卒業するにょんさん、グループをここまで守り通してきたこの2人なのです。その2人が並び立つだけで、独特の空気感が漂っていました。グループの双璧であり戦友、ハロプロの15年以上もの歴史の中でも、これほどの名コンビはそういないといわれるこの組み合わせもこの夜が見納めでした。

真逆な2人は磁石のNとS、アニメの曲ながら非常にこの2人にしっくりきていました。


2.with佐々木莉佳子(りかこ)
 「黄色い自転車とサンドウィッチ」

あやちょとのデュエットまでは、単に「あやかのん」か…と思って見ていたのですが、あやちょが袖にはけ、代わってりかこが登場した時に「?ひょっとしてひとりひとり全員とのデュエット?」と感じました、実際そうなるのですが。

りかことのデュエットに彼女のメンバーカラーである「黄色」のついた曲をもってきたのはなかなか心憎いと思いましたが、りかこはグループでは最年少、それも唯一の中学生という事で、初期メンバーであるにょんさんとは学年にして実に7歳差、妹を見るお姉さんを通り越して、娘を見るようなそんな目をしていたように感じられ、「これからもすくすくと育つんだよ」というまなざしを送りながら、にょんさんは歌っていたように思いました。


3.with相川茉穂(あいあい)
 「しっかりしてよ、もう!」

ナント!スマイレージ初期のアルバム「悪ガキッ」の曲でライブでもなかなか披露されなかったこの曲がここで復活!まさかのレア曲という感じでした。

このタイトルがあいあいに向けてのメッセージなのかな?と(笑)

あいあいは去年3期メンバーとして加入した中でも最も経験値が少なく、パフォーマンス面でも不安視されていたメンバーで、当初は必死に踊る姿に痛々しさすら感じた事もありましたが、最近はすっかり慣れて、気がつけば他のメンバーよりも笑顔全開でパフォーマンスしているなという印象すらあります。他の同期メンバーが研修生の中でも屈指のパフォーマンスを誇る存在として名前が通っていたのもあり、かなり気後れもしたのかと思いますが、良い仲間に恵まれ厳しく優しく指導されて、相当頑張ってここまで来たのかな、と。グループでこの1年もっとも成長したメンバーかとも思いました。

にょんさんとも「しっかりした」歌唱で見事に競演しいました。かなり時期が経つまでこの2人の絡みが想像できないほどでしたが、秋の2人のキャンペーンなどでだいぶ打ち解けたのでしょうか。歌を通して卒業していく先輩からエールを送り、後輩もしっかりとこれに応えていた、その姿がとても微笑ましかったです。


4.with室田瑞希(むろたん)
 「踊ろうよ」

これまたスマイレージ初期アルバムのレア中のレア曲で、自分もTwitterで「にょんさんのいるうちにライブでこの曲が歌われる事はもうないな」と何度か呟いておりましたが、いやいやどうして…この最後の日に出てきました!

曲前奏部分のセリフに「スマイレージ」なるラップ調のフレーズがあり、勝手に「お蔵曲」かと思っていましたが、この曲来た時は勝手に歓喜していました。

そして相手はむろたん。3期のまとめ役的存在であり、3期で最も歌唱の安定したメンバーでもあります。初期時代をほぼ知らない3期メンバーがこの初期レア曲を歌うのも価値がありますが、この歌える2人で痛快に歌い上げていく姿がなんとも清々しく、にょんさんはむろたんに対しては「アンジュルムの歌をこれから支えていってね」とメッセージを送っているように見えました。


5.with田村芽実(めいめい)
 「すまいるブルース」

これまた「スマイル」という全グループ名の入った、自分で勝手に「お蔵曲」と思っていたものでしたが、ここで復活。この曲は特に「須磨入(すまいる)姉妹」という名義での曲で、基本スマイレージ時代からほとんどの楽曲が全員によるもので、こういった一部メンバーものが皆無に等しいこのグループでは本当にレアな曲です。アイドルとしてはかなり異色の演歌調のユニークな曲でもあります。

その須磨入姉妹が一夜限りの復活!めいめいも当時からかなり迫力が増してきているので、その成長を感じられるのも良かったし、ここからはにょんさんと2期との歌唱で、3期より何倍も付き合いが長く、いわゆる「どん底」時代も一緒に過ごしてきた仲間との息の合った競演という感じでした。


6.with勝田里奈(りなぷー)
 「恋人は心の応援団」

この曲は元々はモー娘。全盛期の「カントリー娘。に石川梨華」名義で発売されたシングル曲で、スマイレージが2012年に出した「ドットビキニ」のカップリングとしてカバーされました。

りなぷーとはもっとフワッとした曲とか意外とバラードを歌うかと思っていましたが、軽いポップ調のこの曲をチョイス。相手に個性に合わせて巧みに歌い分けるにょんさんの巧さが光っていました。もちろん相手を見る事で今この時を楽しみつつも惜別のメッセージを送っているようにも見えました。


7.with竹内朱莉(タケちゃん)
 「ねぇ先輩」

埼玉コンビのこの2人では屈指の名作といわれたアルバム「②スマイルセンセーション」からの怒涛のナンバーで。最初タケちゃんが登場するや、ボルテージの高いソロダンスを披露、小さな体で大きく踊るタケちゃんの面目躍如といったところですが、にょんさんも一緒になってバキバキ踊ってました。そんなに踊るイメージがない、とスタッフからも言われていたそうですが、そこはハロプロ、それなりに皆踊れるのだな、という部分を見せつけられました。

8.with中西香菜(かななん) 「ヤッタルチャン」

大阪出身のかななんといえば、この曲しかない、というぐらい彼女の代名詞的な曲で、冒頭から大阪弁でなんやかんやセリフがある曲なのですが、この大阪弁のセリフの部分をなんとにょんさんがやってのける、というなかなか「分かってるな」という演出で魅せてくれました。

セリフの最後には「かななん!ヤッタルチャンになるんやでぇ~」と。これ後からの話で、完全ににょんさんのアドリブだったというのも心憎いですね。普段タケちゃんが歌うパートをかななんが歌っていましたが、彼女のボーカルも本当に飛躍的に向上しました。その事を感じ取れる瞬間でもあったし、にょんさんも最初彼女が加入して「劣等生」と言われた頃の事を重ね合わせて、本当によくここまで来たな、という事を感じ取ったのではないでしょうか?

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…とまぁ、彼女がやりたかった事で今まで誰もやってこなかった事、というのはこの全員とのデュエットですが、1人ひとりと最後の時間を楽しみ、かつメッセージを伝え受取りするのに、これ以上の方法があるのか?というぐらい素晴らしい時間でした。

一回で書き切れないので、ここで切って次に譲ります。まずはここまでのところで、感じたところとか背景とか交えながら書いてみました。

2015年6月 7日 (日)

アンジュルム日本武道館!150526⑤ ~9人の乙女の逆襲・物語はつづく

5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526④ ~大器晩成で終わる!に続く最終弾です。

あの感動の武道館ライブから既に1週間以上が経過し、その感動を実は忘れつつありますが、色々思い出してみたいと思います。

とりあえず曲順的に最後まで書いてみたのですが、今回の最終記事では9人のメンバーそれぞれのMCで覚えている内容や、それぞれのパフォーマンスを見た感想などを書き綴ってみたいと思います。

メンバーの並びとして、初期2期は生まれた順、その次に3期の生まれた順という構成になっていて、2期最年少よりも3期最年長の方が生まれが早い(学年は同じ)ため、このような並びとなっています。その、下から順に書いていきます。 (※年齢は公演日時点)

りかこ(佐々木莉佳子=13)

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グループ最年少でひとりだけ中学生、次に若いメンバー達と3歳も年が離れているりかこ。この日は14歳の誕生日を迎えるわずか2日前でした。美少女ともてはやされて雑誌のモデルにも起用されていますが、とにかくその激しいダンスが何よりも見せ場で、「大器晩成」の落ちサビ部分でのハイジャンプはとても印象的です。その前のむろたんの熱唱と相まって、アンジュルム3期の即戦力っぷりを惜し気もなく見せつけてきた感満載です。

彼女は去年のスマイレージ武道館では、「ハロプロ研修生」という立場でバックダンサーを務めていますが、正規のメンバーとしてパフォーマンスをするのは勿論今回が初めてです。デビューできて、新メンバーとして活躍できている事を爆発させている感じでしたが、最初のMCから思い切り泣いてしまったのがなんともびっくりしました。序盤から波乱含み?と思いつつ見ていましたが、これ以外のシーンではどこ吹く風か全身をフルに使ったダイナミックなステージングを思い切り披露してくれました。

3期の中でもお姉さんな雰囲気のむろたんと、あいあいりかこの2人とに分かれる感じで、最初のMCでもあいあいが泣き、りかこが「あいあいが泣くから…」と言いながらつられ泣き、互いの泣くところで、互いにめちゃくちゃ笑ってて、この2人の関係性の面白さもよく見られました。「魔法使いサリー」でソロバートが見られたことも良かったです。これからいよいよ本格的に歌でも活躍するのか、と思って。いわゆるロコドルという地方アイドル出身の希望の星としても更に期待感が高まるのでは?と思いました。

あいあい(相川茉穂=16)

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9人の中で最も素人に近い存在のあいあい。研修生歴が半年足らずのうちにメンバーに選ばれて、その同期メンバーがむろたん、りかこという研修生の中でも中心メンバーとして大活躍する2人に比べられながらやってきた事でしょう。最初のMCで最初に泣きだしたのはあいあいでした。何とか言い終えた後、こんどはりかこが泣いて…という、「どうなるのか?」状態でした。「初めての武道館は一回しかない!」という至極当たり前にして金言といえるセリフだと思いました。

あいあいもりかこ同様、これまでの曲でソロバートがなく、今回の「魔法使いサリー」では堂々とソロバートを歌い上げ、その姿に感動しつつ見入っていました。普段あまり喋らないのか、口調がたどたどしく、一文の短い「散文調」の喋り口で、皆が不安視しながら聞き入るのですが、歌はなかなかどうして「歌えるな!」と思って聴いていました。ステージ袖の方で、りかことワチャワチャしながら手を振ってた姿は記憶にしっかり残っています。加入当初はついていくのが精一杯で、見てるのも辛くなる程でしたけど、最近はライブでもよく笑顔を見せるようになったと思います。武道館でもそれが出ていて良かったです、まさに笑いあり涙ありで…。

後日の映像で開演前に緊張しすぎて泣いてしまってたのを見て、後から更に驚く事となりました。普段打っても響かないイメージの子が内面では色々な想いを持っているんだ、という事ですね。

むろたん(室田瑞希=16)

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新メンバーである3期3人の中で最もしっかりした存在で、最初のMCから同期2人が泣いた時も(先にコメント済んでいた事もあったけど)、泣かずに乗り切ったし、逆に最後のMCでは1人泣きそうになって言葉が詰まったところをグッとこらえて乗り切ってました。後日のコメントで「3期皆泣く中で、どうしても泣く訳にいかなかった」としっかりしたところを見せてくれました。「3期が入って良かった、と思って頂けたら…」という、言ってほしかったコメントをしてくれたのも良かったです。

3期の中で唯一、既に持ち歌(この公演前時点での)でソロバートのあったむろたんですが、新曲ではそれこそ爆発、と言わんばかりに沢山のソロバートでのびやかな歌唱を見せつけていました。まさにアンジュルム新時代を象徴する存在で、特にこの秋のにょんさん卒業後は間違いなく、アンジュルム歌唱の中心的な存在になっていくものと思われる…、そんな期待感を大きく膨らませてくれる大活躍でした。

めいめい(田村芽実=16)

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2期メンバーとしてスマイレージで去年初めて武道館のステージを踏んだ当時最年少メンバーだっためいめい。去年はかわいらしい髪型だったのが、今年は編み込みをふんだんに使っての激しいオールバックで、そのワイルドぶりにまず驚きました。

中盤でのちょっとした喋りは、わざとらしさ見え見えながら、なかなかに笑いを誘ってくれました。「あれ?もう1時間も経ったんだ!まだ5分くらいかと思った」というものでしたが、5分はいきすぎでも、ホントにあっという間に1時間経っていたのは確かですね。

新曲「臥薪嘗胆」で見せたのびやかでパワフルな歌唱は妙に新鮮でした。めいめいといえばグループ歌唱の幅を何倍もに広げるほどの声色の持ち主で、壮大に歌い上げる感満載なんですが、自分の中では割と変化球を投げ込んでくる感じで、今回のように直球でズバッとくるような印象があまりなかったので、そういう意味で新鮮でした。最後のMCで「アンジュルム、キテるんじゃないかと思います!」と言い切ったのは素晴らしかったです。沸きましたよここは(^^

りなぷー(勝田里奈=17)

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同じく2期メンバーで、前回スマイレージ武道館の時に公演中に泣いていた姿が目に焼き付いていたものでしたが、今回は慣れたもの?で泣きだす3期に色々言ってました(笑)同じくスマイレージ武道館の時にスクリーンに「省エネダンス」とか散々映し出されていましたが、今回は本人いわく「めちゃくちゃ踊った」そうで、「普段は帰る時の体力を残している」とか「今回はその体力が残ってないようだけど、なんとかして帰らせて頂く」とか、天然な爆笑セリフの中に最近ちょっとウケ狙ってる?というフシも感じられ、なかなかの芸達者になったな、と思って見ていました。

たしか3期2人を引き連れてステージ袖へ来てた印象があって、 「りなぷーがいちばん上だ!引率してる!」と思って見てました、多分記憶違いじゃないと思うのですが…

タケちゃん(竹内朱莉=17)

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2期メンバーとして前回スマイレージ武道館のMCで泣いてしまったタケちゃん。心に届く歌を!という事で前回分見返すとかなりその辺り伝わってくるのですが、今回も普段以上に違が入ってるな、と感じられました。で新曲でも重要なパートで次々と歌唱が回ってきて、むろたんの台頭も印象的でしたが、2期であるこのタケ・めいの2トップで今後いくのかな?という印象も受けましたね一方では。

彼女もまた3期の泣きっぷりに突っ込みまくりで、去年は自分たちが泣いていても、今年は余裕?すら感じました。最後のMC「みなさん、幸せになってくれましたかー!」と大きく呼びかけた姿に頼もしさを感じました。直後に「今日は私、眠れないと思います!」ときて、そんなにこみあげるものがあったのかー、と思っていたら、「が、ご飯食べてきっとすぐに寝ると思いまーす!」としっかり笑い取る方向へ持っていったか…という感じでしたね。

かななん(中西香菜=17)

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2期の最年長ながら全くの素人から入って様々な壁に直面し、スマイレージ武道館でも過去の辛い出来事の数々をを思い出して泣いていたかななん。先輩になって今回はとにかく堂々としたステージングが印象的でした。あとMCでの客弄りを見て、こんなに機転が利くようになったんだ、という成長ぶりも存分に見えました。

最後のMCでは、先輩で今秋に卒業するにょんさんを全面にフィーチャリングしていました。 「福田さんのMCの部分は私が引き継ぐ」と堂々と宣言してくれて、頼もしくも感じました。

新曲では歌割が増えるだけでなく、重要なパートも任され、他のメンバーに負けない声量を見せてもくれ、最も著しい成長が感じられたメンバーかと思います。今後は色々な方面へ更なる飛躍が期待されます。

かにょん(福田花音=20)

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リーダー・あやちょと共に波瀾万丈の歩みをたどってきたスマイレージ⇒アンジュルムの屋台骨をグループ結成時から支えてきた「にょんさん」。かにょんが公式ですが、個人的に「にょんさん」がしっくりくるのでこう書かせて頂きます。他に自分でつけた「まろ」が異常に定着し、Berryz工房のももち同様に、自己プロデュース力が大変強い部分を持っています。

今回のこの武道館公演、そのわずか6日前に自らの今秋での卒業を発表し、この事はYAHOOトップにも載ったほどで、この公演が彼女の活動期間が明らかに有限のものである、とした上でのものという事で、彼女の動きから目が離せない、緊迫感をもったものとなりました。

この前夜にはまた「作詞家の勉強をする…」とブログで綴り、その形で当日を迎えました。最初から5曲ノンストップの後、最初のMCもひと通り終わり、メンバー全員がはけた中での1人のステージ。武道館の大観衆が一面に彼女のメンバーカラーであるピンクのサイリウムを点灯する中、改めて卒業を発表、その声は若干涙に震えるような部分も感じたものの、しっかりした口調で今後の事を話していました。 「ピンク…、私の色…」と思わず出たその言葉にはグッと来るものがありました。

ひとり芝居はなかなかお約束な感じでしたが、こういうのがいちばんサマになるのも彼女のキャラクターのなせる業でもあります。芝居は苦手、と本人は言うけど、芝居がかったものの言い方は、声がのりやすいのもあってお手のもの、という感じでしたね。

で、最後には次回の武道館まで決まってしまい、それがなんと彼女のファイナルという事で、日曜日に武道館公演という花道を与えられたのでした。モーニング娘。のメンバー以外で単独で、土日に武道館で卒業公演、ハローの中でも異例中の異例、破格の待遇というものでしょう。スマイレージの他の初期メンバーの卒業は必ずしもその使命を全うした感があったとは言い難い部分もあると思いますが、このにょんさんの待遇はまぎれもなく「功労者」としての扱いと考えられ、それだけ敬意を払われているのかな、と感じました。

卒業の「今秋」というのが具体的にいつか?という話題もありましたが、11/29と決まり、あと半年、彼女はアンジュルムのメンバーとして全力でその任務を全うしようとしています。前回武道館の時に「もうちょっと…?」という感じで、あまり先が長くないような含みを感じたのですが、こう決まった以上、有限の期間を応援するしかない、とも思いました。

あやちょ(和田彩花=20)

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スマイレージ、そしてアンジュルムのリーダーとして初期から引っ張ってきたグループの顔といえるメンバーです。

当初は4人横並びで、もっとも生まれが早かったのでリーダーになったような事が書かれていて、自らのプロフィールにも「しっかりしなくていいと言われている」ような事も書いてありました。また、たどたどしい口調で、歌も不思議ボイス全開、考えてる事はもっと不思議で、全くつかみどころのないメンバーのように思われていましたが、メンバーの加入/卒業といった波乱を乗り越えていくうちに実に頼もしいリーダーになっていき、また課題ともいわれた歌唱面はBerryz工房のエース・菅谷梨沙子とダブルキャストで共演する事により飛躍的に向上し、天下無双のリーダーになったと思います。

前回武道館で、初めての大舞台で皆が泣いたり、涙ぐんだりしていた中を、ただ一人完全笑顔で気丈にコメントしていた強い姿は目に焼き付いています。(笑いで感情を誤魔化してたのかもしれませんが…) どんな大舞台に立っても、ライブハウスを回っていくうちに得た一体感、この感覚を大事にしたい、事ある毎にこう言っていますが、この気持ちを彼女が持ち続けている限り、このグループは大丈夫、と思っています。

相棒であり戦友であり「あやかのん」と親しまれる、たった2人残った初期メンバーのにょんさんが11月で遂に卒業を迎える事で「あやちょは…」と周囲を心配させましたが、その心配も一蹴し、まだまだ彼女はこの道を突っ走っていってくれる、事でしょう。

ステージ袖近くのスタンドで見てたんで、近くに来て手を振ってくれたのは感動モノでした。

あいあいと2人で歌った「シューティングスター」、歌で自らが引っ張る役になるなんて、ちょっと前では考えられない事でした。自らの声量も増し、非常にノッてる感じが窺えます。今後にょんさんという何にも代えがたい中心人物を失う事になりますが、あやちょがリーダーで居る限りはまだまだこのグループはそれまでのテイストを残しながら突っ走っていくし、独特の空気感・多幸感にも揺るぎがないと思います。

まだまだ書きたい事が色々あったように思いますが、武道館成功おめでとう

そして次の武道館も大成功を祈るばかりですsign03

2015年6月 2日 (火)

アンジュルム日本武道館!150526④ ~大器晩成で終わる!

5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526③ メドレー~ちょいカワ番長に続く第4弾です。

前回はライブの超・鉄板曲「私、ちょいとカワイイ裏番長」でボルテージが一気に最高潮、というところまでで、この次は23曲目「好きよ、純情反抗期」 。6人体制のスタートした2012年8月のシングル曲で、それまでの曲は明るい楽しい系の曲が多くて、久々に出た「笑顔禁止系」の曲だったと記憶しています。ちょいカワでボルテージ上がった後にこれを持ってきたか…と思いながら聴いていましたが、なかなかどうして盛り上がってました…

24曲目「有頂天LOVE」。ちょいカワ番長の次はこの曲かと思ってましたが1曲挟んでの登場となったこれもまたライブの定番中の定番曲。4人時代最後の2011年8月にリリースされたシングル曲で、曲調も相まってスマイレージの快進撃がこれから始まる!といわんばかりの勢いが感じられましたが、、その後メンバーチェンジを余儀なくされる事態に…。どんな局面を迎えてもこの曲の鉄板ぶりは揺るぎのないところです。メンバーが2人向き合ってタッチしたり、背後から突いたり、特にライブハウスではこの辺りの攻防?!が大変面白いのですが、武道館の広いステージでは、エアのタッチをしたり、これはこれで面白いと思って見てました。

あと、この曲は大変コールする場所が多いのですが、普段ライブハウスのような小さな箱慣れのせいか、大きなステージではコールを知らない人も少なからず居て、その辺りが整わない部分もあります。これは仕方のないところですが、大きな箱の経験が多ければライブ観客もそれなりに増えて、もっと一体感のあるノリができるかな…と思ったりもしました。自分もファミリー席で見ていた身なので、冷静に見ていたのかもしれません。

25曲目「同じ時給で働く友達の美人ママ」。4人時代の2010年9月リリースの3rdシングルで、ファンキーな前奏が印象的で、MVに元モーニング娘。の辻ちゃんが美人ママ役で出ていたりもしました。間奏に長ゼリフがあり、ここもまた聴きどころです。しかしなかなか息もつかせぬ展開だな…と。先述の長ゼリフについては、にょんさんのセリフもあるのですが、彼女の卒業後ここを誰がやるのか?どうしても卒業を意識すると、そういう部分にばかり関心がいってしまいます。それだけ彼女がこのグループの歌唱に重要な存在であるという事に他ならないのですが…。

26曲目「臥薪嘗胆」。なんとここで新曲です。このラストナンバーのところで!
「大器晩成」の次に「臥薪嘗胆」かよ?と普通に思いましたね。しかし臥薪嘗胆っぽくない曲?この言葉ほど難しげでないというか、それなりにアイドルの曲で、安心した部分はありました。しかしこのタイトルで売れるのかな?というすごくダイレクトな事を考えてしまいました。そうこうしてるうちに曲は終わり、あっという間に日本武道館本編は終了の時を迎えて行きました。本当にあっという間、この夢のような空間がずっとずっと続いてほしい…sign03と思い続けても、時はただただ前へ前へと流れていくだけでした。しかしこの曲、最初の部分だけ聴いてたらにょんさんフィーチャーかと思う程、ソロバートが続いていた印象でしたね

そして、アンコール…

「アンジュルム」「アンジュルム」の掛け声を知らない方も少なからずいる訳で、「アンコール」と聴こえてきたり色々しましたが、とにかく「アンジュルム…」と何度も叫んでおりました。その整わないアンコールの中を…

ようやく出てきたアンジュルムのメンバー、ここで出たのはやはり新曲の「七転び八起き」(27曲目)。全部この路線?と思わざるを得ませんでしたが…、こちらの方が「臥薪嘗胆」に比べて純和風路線といいましょうか。昔の杉良太郎時代劇の風車が回る感じ(これも昭和ネタでスンマセン)で、つまりいささか時代劇の世界を感じさせるテイストの曲に感じたのでした。めいめいの声がまっすぐにとどろいていたのが印象的でした、タケちゃんもより重要なパートを任されてる感じで。そしてむろたん、新星ここに輝く!という感じで大活躍感がなんともいえませんでした。ある程度にょんさんの卒業を見据えた展開になってるのかな、と。

アンコールのあとは1曲終わってMCへ。本日初披露の「臥薪嘗胆」「七転び八起き」そして「魔法使いサリー」7/22にトリプルA面で発売される、という事で湧きあがった場内。

そして…リーダーあやちょが「ここでお知らせがあります。アンジュルム11月29日…」と言った後のこの「間」に大変嫌な予感がしました。折しもにょんさんがこの6日前に卒業を発表したばかりで、まさか、それに連れ立ってグループ自体も解散??本気でこの一瞬にその事が頭をよぎりました。そしたら…「日本武道館公演が決定しました~!」と。

逆の意味でまさかのまさかな発表でしたが、その瞬間に大スクリーンに

 アンジュルム
11月29日 日本武道館
福田花音ファイナル決定!

と、映し出されました…

え?武道館のライブ当日に次の武道館決定?

で、こういう決定を聞くとまず真っ先に曜日が気になるのですが、ナント… 「日曜日」です!地方民としては日曜だと夜のステージではライブ見れても当日中に帰れないので、中途半端に辛い…とこの時は思いました。

しかし、にょんさん卒業が思っていたより遅い時期で少し良かったかな…と。まだ半年あるのか、というところで。

最後の最後は、再度「大器晩成」にて幕となりました!「♪何にもー惑わされずにー」というあやちょのソロバートの部分、いつもよりかなりと力が入ってる感じでした。

大器晩成で始まり、大器晩成で終わる、この公演のタイトルに「大器晩成」が添えられていた意味がこんな部分にあったのか…と思いました。


今回の記事はここまで。次がラストです。メンバー毎のパフォーマンス等々の感想とラストMCの感想を書き綴りたいと思います。

2015年6月 1日 (月)

アンジュルム日本武道館!150526③ メドレー~ちょいカワ番長

5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526② 天真爛漫~コーナー曲に続く第3弾です。

メンバーが何人かずつ交代々々で披露した「コーナー曲」が終わった後は、9人全員合流してのアクト再開です。

14曲目「嗚呼すすきの」、昨年8月リリースの「スマイレージ」名義で最後のシングル曲で、北海道では特に歌われ、このライブの前のGWでの北海道のツアーで、通常のセトリに入っていなかったものの特別に歌われていました。

15曲目「私の心」、昨年の武道館ライブで和田彩花・福田花音という初期メンバーとしてただ2人残った「あやかのん」が歌い上げたバラード曲で、基本的に全員に均等に近い歌割でありながら、出だしの「♪好きよー」の部分のにょんさんのハマりようが秀逸。昨秋の彼女たちの舞台「SMILE FANTASY」では「『私の心』といえば、福田」というスタッフさんの一言で、舞台上でソロで歌う事となったといいます。

そして次は…「この公演のためにつくられたスペシャルメドレー」という事で、「何がくるのかな?」と複雑なサウンドを聞きながら思い巡らせていました。特別Verなので、前奏だけではなかなか分からないまま始まったこの公演の16曲目は「初恋の貴方へ」、この曲正直あまり知りませんでした。聴いた事はあるけど、コーナー曲でたまに出てくる程度、という感じでハローの別のところのカバーか何かと思っていたらオリジナルと知ってビックリ。4人時代の「恋にBooingブー!」のカップリングということで。それほど4人時代の曲は知らないのですが、その頃からのファンにはメンバーは変われど、よくぞセトリに入れてくれた!というところでしょうか。

メドレー続いて「パン屋さんのアルバイト」(17曲目)、この曲も4人時代「ショートカット」のカップリングですが、それなりに馴染みはありました。個人的には4人時代と全く関係ないところで2期メンバー4人だけのイベントで歌われていた印象が非常に強いですね。とってもかわいらしい曲です。剛柔自在なのがこのグループのウリのひとつでもあるかな、と。しかしこの日のこの曲でビックリしたのが、めいめいが勢いづいてあやちょにキスしにいった事…!でした。

まだまだメドレー「プリーズミニスカポストウーマン」(18曲目)、ツアーでは普通にセトリにある事の多いこの曲をメドレーにもってきました。6人時代になる直前、7人時代の最後2011年末に出たシングルで、しばらくの間はこの曲がスマイレージでは最も売れていた曲、でした。「♪物ー語はーつづくー」のところでにょんさんの卒業が頭をよぎり目元がジワリときましたね…。

「ドットビキニ」(19曲目)、初武道館で歌われた時が印象的だった夏のナンバー。6人時代初期の2012年5月リリースのシングルで、個人的にも初めて「生スマイレージ」を見たのが、この曲の即売イベントの時でした。地元に来るというので何気なく見に行ったのが今からもう3年前のこの時だったのです。ただし当時はまだそんなハマってなくて、本格的にハマるのはこの先更に1年余りを要する事となります。1曲あたり結構長めに歌うメドレーはまだ続き、「ヤッタルチャン」(20曲目)、かななんの関西弁のセリフで始まる楽しい曲ですが、「♪世の中な!」と切り出した瞬間に「オオーッ」と巻き起こった歓声が凄かったです。さすがは武道館、武道館に居るんだ!という事を改めて実感しました。この曲の頃からスマレイージ面白いな!と本格的に思い始めハマった事もあり個人的に思い入れある曲です。

メドレー最後は「スキちゃん」(20曲目)、言わずもがなのスマイレージインディーズ時代の鉄板ライブ曲ですが、てっきりアンコール後と思いきや、本編の、しかもメドレーでこの曲持ってくるとは思っても見ませんでしたね~。普段はメンバーひとりずつに対して「〇〇(←メンバーの愛称)がスキちゃん!」というコールをするのですが、メドレーにつきこれがなし、という少々残念なところでした、セトリ自体が神なので文句はないんですが…(メ_^

そしてそして…、

ついにキタ!激しいドラムのイントロと共にメンバーが腕を組んでいて、にょんさんがマイクを持って…「オイーッスッ!!」という昭和の土曜8時のアレを思わせるような(知らない方スミマセン…^^)、とにかく煽りです!「日本武道館のみんなとアンジュルムでコール&レスポンス」。「ちょ・い・カ・ワ」と4回叫びました。右半分と左半分で叫び合い、更にこれを武道館の全員で16回、大声で叫ぶ、おそらくこのライブで最も大きな声の出た、最もボルテージの上がった瞬間ではないでしょうか??いつもはライブハウスなんで多々叫ぶだけですが、大画面に「ちょいカワ」って何度も載るのがまたいいんですよね。コール&レスポンスがひとしきり済んだらにょんさんが「日本武道館!みんなついてこぉーーい!」と張りあげて始まる「私ちょいとカワいい裏番長」 (22曲目)。みんなの歌唱が個性的、主旋律として引っ張るにょんさん、テンション上げて劇画調に仕立てるめいめい、高音でまっすぐ通すタケちゃん、マイペースのりなぷー、ドスきかせるかななん、スコーンと気持ちよく歌い上げるあやちょ…、特にあやちょ、この曲の出た当時はまだかわいい前面の声だったのが、大きな声がよく通るようになって聴いてて本当にスカッとします。この武道館ライブでアンジュルムのアクトを久々に見た方が居たとしたら、あやちょの歌唱の飛躍的進歩に驚いた事と思います。いつもライブハウスで聴くこの曲は、そんなスペースでは勿体ない、こういう大きな箱が似合う曲だな、という事をつくづく感じました。

第3弾はここまで、次はいよいよ終盤へ突入です!

2015年5月31日 (日)

アンジュルム日本武道館!150526② 天真爛漫~コーナー曲

5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526① ~魔法使いサリーまでに続く第2弾です。

前回では、6曲目の「魔法使いサリー」まででしたが、次は7曲目「天真爛漫」です。

この曲は2013年にリリースされたアルバム「(2)スマイルセンセーション」の中の曲で、このアルバムがメンバーも絶賛する「神曲」揃いで、どの曲がシングルでもおかしくない、といわれた名作中の名作です。この曲今の9人になってからやったことあったかな?とふと思いましたが、たまに9人で初披露となる曲もあるであろうところは普段とは違う、武道館仕様のセットリストならではですね。

8曲目「ねぇ先輩」、これも「(2)スマイルセンセーション」の中の曲で、スピーディーに畳み掛けるサウンドが大変な印象的なナンバーです。上げたり下げたり大きく動いて、とにかく体力を非常に使うダンスが印象深く、武道館の大観衆を惹きつけるにはうってつけの曲かなと思いました。

9曲目「ショートカット」、スマイレージ初期4人時代を象徴する王道のアイドルナンバーで、ファンからも大変人気の高い曲のひとつです。ラストでにょんさんが大声で歌い上げる「♪旅したーーーい」の部分、これが広い武道館の隅々まで響き渡っているという事実にただただ感動しました。この観衆の中には、アンジュルムの単独ライブを初めて見るという方も居られると思うので、そういった方々にこのパワーを見てほしい、聴いてほしいと強く思いました。

10曲目「チョトマテクダサイ」、激動のメンバー変遷を遂げたスマイレージ~アンジュルムにあって、昨年末まで3年間も続いた初期2人・2期4人の6人体制、その第1弾として2012年2月に発売されたシングル曲で、この公演で先に出てきた魔法使いサリーの衣装によく似たメンバーカラーごとの衣装でした。アンジュルムになってからは当時のメンバーカラーと違ってしまいましたが…。歌詞にある「♪日本一になる日まで~」の部分はいつ聴いても、いつか日本一になってほしいな、と思わされます。


…といったところで、MCに入り4人が残りました。にょんさん、かななん、りなぷーこと勝田里奈ちゃん(17)、むろたん(前記事にて紹介メンバーは本名割愛)の4人。「スターティングライブツアー」という事で、各人の「スタートさせたい事」というお題でのトーク。かななんは今までいろんな方々に迷惑をかけてきたから「かなの恩返し」として、色んな事をしたい!と。でもそれが他のメンバーには悉くお節介な事で、笑いに繋がっていった感じで、最後には「スタッフさん、ホントになんでもやりますから!」で〆てました。

しかしやはりにょんさん、「運動がしたい!」というもので、「運度やってるじゃないですか、今」とライブ(でダンス)してる事を指摘され、「ライブはなんなんですか?」の問いに、「ライブは、、、出勤?」で場内は大爆笑が巻き起こりました。この空気感がアンジュルムですね。今年の3/3まで活動していた先輩の「Berryz工房」がもっていたこの空気感、これをそのまま受け継いだといってよいと思います。ハロプロは今年激動の時期を迎え、いくつもの新ユニットができましたが、Berryzテイストを色濃く残し、ハロプロの単にかわいいだけとかスキルが高いだけとかではない、一筋縄でいかない部分を強く感じさせ、これがまた「ハマる」強い要素のひとつかと、つくづく思いました。

話戻して、にょんさんの始めたい「運動」で「スイムウォークはやっていた」と言い、ただ「やってたら、知らないおじさんに追いかけられた」のセリフにステージ上のメンバーは「えー!!」と凍りついていたかと思いきやすかさず「ここに居るんじゃないですか?」と観客席を指さして客弄りするかななん。この機転がまた場内の爆笑を誘いました。2期メンバーは加入当初はほとんど喋らなかったといい、当然こんな事も出来るはずがなかったのですが、今ではハロプロ屈指の面白メンバーとして異彩を放っています。スマイレージ時代からキラキラした初期メンバーがとかく注目されがちですが、今の多幸感をもたらす部分は2期メンバーが大いに担っているといえます。

MCの後は、何人かずつのメンバーが登場してのコーナー曲で、まずは11曲目「どうしよう」で、タケちゃんこと竹内朱莉ちゃん(17)、めいめいこと田村芽実ちゃん(16)、最年少のりかこの3人です。この曲は2013年3月のシングル「旅立ちの春が来た!」のカップリング曲で、ハードなサウンドが印象的です。去年のツアー「SMILE CHARGE」のセトリにも入っていて、序盤から「ヲイヲイ」と煽りのあるライブ向きの曲でもあります。

12曲目は「シューティングスター」、初期スマイレージの名曲とされる曲のひとつで、1stアルバム「悪ガキッ(1)」に収録されています。どちらかというとほのぼのした曲で、この曲をあやちょとあいあいで。あやちょは初期メンバーとして、この曲含め全曲をリリース時から知る身として、あいあいはスマイレージに憧れて3期として新しく入ってきた身として、それぞれまったく対照的な立場の2人が歌い上げていく姿がまたよかったです。あいあいがあやちょというリーダーと肩を並べて歌う姿を見て「なかなか歌えるなぁ」と思って見ていました。こんな大舞台全く初めてで。

13曲目「夕暮れ恋の時間」、(2)スマイルセンセーション収録のアルバム曲で、出だしからキャッチーなポップナンバー。3期メンバーのあいあいがスマイレージに加入する前に毎日のように聴いていたという曲です。しかしここではあいあいは歌わず、にょんさん、かななん、りなぷー、むろたんという先ほどMCしていた4人のアクトとなりました。この曲の最後にキメ台詞ともいえる「♪わたし~、ヨシ!かわいいぞー」という部分、にょんさんの定番です。やはり本人が歌い上げていましたが、彼女は秋での卒業を発表しており、この曲聴きながら「今後、この部分誰がやるの??」と思った方も少なくないのではないでしょうか?

と、ここまできましたが、前記事でメンバーの事を4人分ふれていたので、この記事でも何人か触れる事とします。

まずは、「りなぷー」ですが、ハロプロ研修生である「ハロプロエッグ」出身の2期メンバーで、ゆるくてふんわりとした「癒しキャラ」とされていますが、ツッコミは鋭く、しれっと毒を吐くところも容姿とは裏腹で彼女の魅力といえます。当初はかなりおとなしい印象でしたが、最近はいう事もしっかりしてきて、決してガツガツしていないむしろその逆ではありますが、内に秘めた力強さを度々感じさせるようになり、先輩になってまた世話焼きな面もでてきた印象です。

続いて「タケちゃん」。りなぷーと同じハロプロエッグ出身の2期メンバーで、一言でいえば「ボーイッシュ」で名前にあるような竹を割ったようなスカッとした性格。MCが苦手でいう事がまとまらないのでノリで勢いでいく感じながら、書道に長けており、小学生に指導できる師範の資格もあり、この武道館公演の前まで毎日のようにTwitterで達筆かつ個性的な数々の漢字を裏紙((笑))に書いてUPしていました。

最後に「めいめい」。3期が入るまでは最年少で、早い時期から歌唱面では大事な部分を任されていましたが、特に2013年7月「ヤッタルチャン」のロックな外見と歌唱を見せてから、特にそのような部分が強調され、またミュージカル志向が強く表現力豊かで、グループの歌唱のハードな面を広げる部分に貢献し、2期ではタケちゃんに並ぶ歌唱の中核として活躍しています。

記事②はここで切ります。次はメドレーから入ります。

2015年5月30日 (土)

アンジュルム日本武道館!150526① ~魔法使いサリーまで

いつも旅の事ばかり書いてる本ブログ、今回は違う話を。

一昨日、2015年5月26日におこなわれたアイドルグループ「アンジュルム」の日本武道館公演について書きたいと思います!

アンジュルムは、「モーニング娘。'15」や今年3/3で活動停止となった「ももち」のいたBerryz工房などの「ハロー!ブロジェクト」に所属する9人組女性アイドルグループです。

といっても、昨年末までは「スマイレージ」という名で活動しており、こちらの方が名前が通るのかもしれません。そのスマイレージが更なるパワーアップを目指して、昨年9月末にメンバー増員と改名を宣言、10月初めにはハロプロの「研修生」から3人の増員が発表され、12月中旬には一般公募したグループ名を決定し、実質今年初めから9人で活動しています。

そんなアンジュルムの日本武道館公演、この日を待ちに待っておりました!旧名である「スマイレージ」時代の去年7/15に初めて武道館公演を実現したのですが、それから1年と経たないうちに新名「アンジュルム」としての初武道館となりました。

ちなみにスマイレージ初武道館の時に書いた記事は以下のものです

 スマイレージ 初日本武道館ライブ 2014.7.15(①開場まで)

 スマイレージ 初日本武道館ライブ 2014.7.15(②本編)

 スマイレージ 初日本武道館ライブ 2014.7.15(③本編Ⅱ)

今回のコンサートのタイトルは「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」。STARTING LIVE TOURとしてアンジュルムとなってから初めてのツアーが3月よりスタートしていますが、いずれもライブハウスで、彼女たちはここ数年ライブハウスばかりで47都道府県全部めぐるという女性アイドルグループ史上初の「快挙」を成し遂げてはいるものの、ホールでのコンサートがなく、ライブハウスでしかできない、ある意味冷遇の感もあります。そんな中で去年7/15は47都道府県巡る前の「ご褒美」的意味合いで武道館ライブを与えられましたが、その後今に至るまでホールツアーが1本もない状態です。ライブハウスか武道館か、という極端な状態ですね。

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▼会場前のお花です
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17:30開場ながら朝9時台に着き、それまで色々ウロウロしてましたが、開場時刻に武道館に入場、やっぱり広い!!かくして東C列38番、ファミリー席という立つ事の出来ない席ながら、ステージ袖が実に至近にあり、ステージよりも若干高い位置にあるという願ってもない良席でした。

そして18:00を過ぎ、オープニングアクトとして、まずは「つばきファクトリー」が登場。ハロプロの中では最も新しいユニットです。往年の名曲、初めてアイドルというものを定着させたといってよい南沙織さんや、ハロプロメンバーの事務所の大先輩である森高千里さんが世に送り出した「17才」が現代風にアレンジされ、ダンスもふんだんに取り入れた形で歌われていきました。

次は「こぶしファクトリー」、今年初めにメンバーが発表され、メジャーデビューを目指しつつも既にオリジナルの持ち歌はあるユニットで、その持ち歌である「念には念」を披露、芸達者揃いというか既にできあがった感もある、そんなユニットです。

最後は、メジャデビュー済で先ごろオリコン週間で初の1位を記録し、ホールコンサートも成功させた「Juice=Juice」の登場です。その初1位曲「Wonderful World」を熱唱、3グループの中で唯一メジャーデビュー済とあって、流石の貫禄を放っていました。

次はいよいよ本編…アンジュルムの登場、、、となる訳ですが、

ステージど真ん中に白い幕が張られていたのがずっと気になっていました。そんな中、厳かな音楽が流れ始め、いよいよ登場か!と思いつつイントロが延々と続いていきました…

そしてついに…

リーダー・あやちょこと和田彩花ちゃん(20)の「日本武道館-、いくよーー」の掛け声とともに、このライブのタイトルであり、新生「アンジュルム」として初のシングル曲である「大器晩成」のイントロが流れると、前述の白く張られた幕にメンバー9人のシルエットが映し出され、この幕が上がって登場?と思いきや、シルエットが消えて程無く、幕は前方へロケットのように飛び出し、メンバーははるか前方の花道を越えた所でいきなりスポットが当たる形で登場しました。ちょっとした瞬間移動のトリックを感じさせるド派手な演出で…と、そんな事もろくに考えさせないうちに怒涛の勢いで「大器晩成」が歌われていきました。

アンジュルムになってからの第1弾シングルで、スマイレージ時代から含めると18枚目のシングルとなりますが、オリコンデイリーチャートでは2回1位を獲得し、自己最高の売上枚数を記録した、まさにアンジュルムの現時点での代名詞的な曲です。去年新メンバー(3期)として入ったむろたんこと室田瑞希ちゃん(16)のソロバートが炸裂、ファンからの大歓声が飛ぶのが定番ですが、それまで経験のない、武道館でのこの大歓声はひと際大きく、むろたんもいつも以上に笑顔全開だったように見えました。

この「むろたん」はグループ加入前はハロプロの「研修生」として、デビューを夢見て日々活動してきた、研修生の「エース的存在」で、いつデビューするか注目を浴びながら後から入ってきた研修生に先にデビューされたり、そうしているうちに高校生になり、「もうデビューできないんじゃないか?」と焦燥感にかられたともいい、去年10月のスマイレージ(当時)増員時の新メンバーに選ばれると、声を上げて泣きだすほどでした。アイドルの世界は厳しいですね、高校生でそんな崖っぷちの気分になるとか。また今回の武道館公演が決まった時に人目はばからずに涙していたのも彼女だけだった事も印象深く、それだけにステージ上での全開の笑顔は「デビューできた」「活躍できる」という、そんな喜びをいつも噛みしめているようで、その姿にまた応援したくなる感情が更に湧いてきます。

「大器晩成」が怒涛の勢いで終わると、次の曲は同じ両A面のもう一曲「乙女の逆襲」、ハロウィンチックなこの曲もまた新生アンジュルムの代名詞的なナンバーで、ハモリが随所に印象的でもありますが、なかでもかななんこと中西香菜ちゃん(17)の低音ハモリが存在感があり、また彼女の武器とも思えます。

この「かななん」は2011年に2期メンバーとして加入していますが、今の2期4人のうち唯一の歌・ダンス全く未経験の素人で、当初は毎日のように怒られ続けたといいます。また大阪から上京してきた当時唯一の「地方組」(他は全員関東出身)で、そんな境遇の中、持ち前の努力と根性でここまでやってきた、という部分は称賛に価します。個人的に同じ関西人として頑張ってほしい想いもあります。

またこの曲では、新メンバー(3期)のあいあいこと相川茉穂ちゃん(16)のソロバレエシーンがあり、ここではファンが「チャッチャッ」と手拍子を入れ、シーン終了後に大歓声を起こすのが定番です。この「あいあい」は3期メンバー3人の中で最も研修生歴が浅く、半年ほどでメンバー加入が発表されました。3人のうち前述むろたんと、最年少のりかここと佐々木莉佳子ちゃん(13・当時)は研修生の中でも中心的な存在で、この2人を同時加入させた事で、スマイレージの立て直しは本気である事を印象づけましたが、あいあいはあまり知られていない存在で、同期として研修生で名の通ったこの2人と比べられるのは辛かったと思うし、今でもそんな想いの中で活動しているのかな?と思ったりもします。

▼3期メンバー加入時の新聞記事。

 前方真ん中黄色い服の3人が新メンバーで、左から相川茉穂、佐々木莉佳子、室田瑞希となります。

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さて、2曲終わったところで最初の挨拶かな!とモードを下げかけていたら、息もつかせずにそのまま3曲目へ突入してビックリでした。次は「ミステリーナイト!」。2014年4月、今からちょうど1年ほど前に発売されたシングルで、この曲で当時のスマイレージとしてオリコン週間では自己最高の2位を記録し、現在は「大器晩成」含め週間2位は2曲となっています。それまで衣装的に「白」が多かったイメージもあると思いますが、この曲では「黒」で網タイツも穿いたりしてかなりセクシー路線に舵を切ってた感もありますが、網が破れるとペンで書き足したりなど、セクシーとおよそ無縁なエピソードも少なからずありました。

いつもはライブハウスなので、皆同じ高さの所でパフォーマンスしているのが、武道館では高い所や低い所からそれぞれ3人ずつになったりなどして、見せるバリエーションが広がってくるな、という事をすごく感じました。普段2次元で今回は3次元的なスペース活用がされていて。

3曲も終わればMC…と思ったらまだ続き、結局最初から5曲連続ノンストップのオープニング、全く予想外でしたね…

4曲目は…絶対不可欠のこの曲!

「夢見る15歳」

スマイレージの代名詞曲として最も代表的な曲にして、ちょうど5年前のこの日に発売された記念すべきメジャーデビュー曲です。おそらく単独ライブでは一度も欠かす事なく歌われ続けている曲ではないでしょうか。この日の武道館公演もメジャーデビューした当日であり、ちょうど5年の節目を迎えた訳ですが、この5/26という記念日は改名したといえど揺るがない大切な日です、特に初期メンバー2人にとっては。

前述あやちょと共にスマレイージオリジナルメンバーとしてずっと2人支え続けてきた盟友・かにょんこと福田花音ちゃん(20)はこの事を強調していて、5/26に対する思いはひと際強いと感じました。

この曲では、ステージ袖までメンバーがやって来て、その距離の近さに感動しました。いきなりあやちょが来て、しかもソロバートの部分で目が合う程の距離?これだけで「来てよかった」と思えました(笑)  前回武道館の時は、この曲でメンバー紹介映像が出てくるなど曲も特別アレンジされていました。

5曲目「地球は今日も愛を育む」

スマイレージ時代最後のシングル「嗚呼すすきの」と両A面の曲です。

ライブハウスでもこの曲の後にMCが入る事が多く、この時も「いくらなんでもこれでMCに入るだろう」と思ったら、その通りでしたsmile前回武道館ではこの曲、アンコール後に本邦初披露として歌われていました、その時のDVD見ても合いの手が一切なくて今となってはすごく不思議な感じです。後からどんどんコールが増えていきましたよね。

…………

5曲終わったところでようやく最初のMCが入りました。

3期メンバーは初の武道館、という事で、3期の3人がひとりひとりコメント。

むろたんは「3期が入って良かったと思って頂ければうれしい」という事で、それまで3期はソロ歌割も皆無で大きな見せ場がない印象だったので、後にこのライブで随分と3期の存在を感じる事となります。

次にあいあい「武道館のステージに立つ事は簡単な事ではないと思います」と言うと、しばしの「間」が発生。研修生歴も浅く、しゃべり慣れていないあいあいに皆が「がんばれ」という気持ちで視線を集める中、ひとつひとつ散文のように喋り続けるうちに涙声になるあいあい。メンバー皆も「がんばれ」という中、なんとか言い終えました。

最後はりかこ。順調に挨拶を始めるも、隣のあいあいの顔が見えた瞬間、泣いて言葉が出なくなってしまって。手を顔も前で振りながらあいあいを指さすりかこ、笑いながら見ているあいあい。貴重な?3期同士の絡みが見れましたが、泣くりかこに先輩メンバーは親目線で励ましたり冷やかしたり…。ようやく口を開いたりかこ「あいあいが泣くから…」と。

この「りかこ」はメンバー最年少で唯一の中学生ですが、宮城県気仙沼出身で、東日本大震災により住んでいた家が津波で流されてしまった過去をもち、仮設住宅で暮らす様子が地元メディアでも取り上げられました。震災復興支援として気仙沼でアイドルユニット「SCKガールズ」が立ち上げられ、そのセンターポジションで活躍していましたが、「宇宙一のアイドルになる!」の言葉を残して、東京へ進出。ハロプロ研修生となり、約1年半の活動後、スマイレージ3期メンバーに選ばれました。当時のAKB・前田敦子と大島優子を足して2で割ったような美少女、ともてはやされましたが、彼女の魅力はなんといっても圧倒的な全力ダンスにあると思います。

さて、3期の涙のMCの後、メンバーは一度舞台からはけて、かにょん(以後「にょんさん」と表記します)がひとり残りました。

にょんさんはこの数日前にWEB番組「ハロステ!」でアンジュルムならびにハロー!ブロジェクトの卒業を報告し、YAHOOトップにもこのニュースはあがっていました。いつかは来ると思ってはいたものの、こんなに早くに「福田花音 卒業」がくるとは思いもせず、改めて武道館の観客の前で卒業を報告していました。「やめないでー」の声も聴こえてきて、心に刺さりました。辺り一面、彼女のメンバーカラーであるピンクに!このあたりの観客の一体感を武道館のような大舞台で感じる事ができ、自分のこの中に居られる事が大変幸せでした。

卒業報告したにょんさんは引き続き、次の曲紹介も。曲振りをあやちょにしようとしたら、あやちょどころか誰も居らず(衣装着替え中)、ここからしばしにょんさんのひとり小芝居に。瞬間的に着替えができないかな?と言ってるうちに、ステージ袖にホウキが投げつけられ、「魔法 ホウキ…」と繰り返しながら、とりあえず跨ってみるとステージは消灯、代わって上のモニターにのホウキに乗ったにょんさんが映し出され(瞬間移動の演出)、空から次の曲紹介、その曲はナント「魔法使いサリー」sign03誰もが知ってる?あの曲です。

全員それぞれのメンバーカラーの色の衣装で現れて、往年の曲が歌い上げられていきます。この曲では特に3期メンバーがフィーチャーされている感じで、それぞれにソロバートがあり、前面でのダンスありで、本格的に3期の活躍が楽しめる形となっていました。

そんな3期の台頭を見ながら、一方で卒業を宣言しているにょんさんの去る事も頭の中で駆け巡り、これはちょうどBerryz工房が活動停止前のツアーで研修生をフィーチャーしている感じのシーンがあるのですが、それと重なって見えました。 つまり、去りゆく者がこれから担う者に対して「後は頼んだよ」と託する姿、そんな風に見えて涙で目も曇りがちでした。この曲についは、色んな人の色んな見方、感じ方があったことでしょう。

…ちょっと長くなりすぎてしまったので、いったんここで切ります。

続編はのちほど!

2015年3月 3日 (火)

2015年3月3日 Berryz工房よ永久に…

いよいよ、その日が来た…

2015年3月3日、Berryz工房 無期限の活動停止。

この話を聞いたのが去年の8月2日、カフェでTwitter見てたら一気に飛び込んできたこの情報、当初何が起こったのか全然理解できず、それこそ「なんじゃこりゃ」って言うのは、こういう時の気持ちか!とかいろいろ考えておりました。落ち着いてようやく理解したけど、今度はその理由が何なのか全く釈然とせず、皆の進路も全くもって分からない、というモヤモヤ続きの出来事でありました。

今日のラストコンサートは三度目となる日本武道館での開催、これも最初この情報だけで、平日なんで地方から行けない!とか色々思ってましたが、チケットがすぐ完売になるや直前にライブビューイングが各箇所で決定、となってなんとか最後の舞台に立ち会えそうです。

このグループにハマったのは2010年末、たまたま見ていたYoutubeで久々にその存在を見て、「まだやってたんだ」と思うと共に「こんなに成長したのか、しかもすごく面白いんじゃない?」と思いながら過去のMVを毎日のように見ていた、そんなことがキッカケでした。

何せ個性的すぎる7人のメンバーは一度ハマったらなかなか抜け出す事の出来ない、エンターテイメント性はありすぎるほどある、そんなグループです。

そんな個性的なメンバーを簡単に!

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

●清水佐紀(しみず・さき)
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Berryz工房のキャプテン。自ら言う程「まとめたり引っ張ったりするリーダー型ではない」タイプ。でも暖かく見守る事によってこのグループがこんなにも個性的な集団になっていった、その立役者である事は間違いない。ダンスは素人から始めたにもかかわらず超人的な域にあり多くのメンバーにリスペクトされている。   …黄色見えにくいんでこの色にsmile

●嗣永桃子(つぐなが・ももこ)
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世間で有名な「ももち」その人。あんなにTVに出てても、Berryz工房でのカッコイイパフォーマンスを知る人はどれほどいたやら…、もっとそういう機会をつくってほしかった。彼女を世に出したのは「めちゃイケ」の大運動会、「人生変える」つもりで微熱ながら無茶苦茶やった事が今に至る。自分かわいいを連呼して、一見イラッと来るタイプながら、引くとこは引いて、やられる時はやられて、とにかく憎めないところが今日まで人気を保っている部分かと。

●徳永千奈美(とくなが・ちなみ)
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陽気なおバカさん。そして飽きっぽくて趣味が長続きしない、と自ら公言。そんな自分が「Berryz工房だけは長続きしている」と度々発言する。手足がとにかく細い、大食いでも太らない、肌が黒いのも特徴。ナイナイ岡村がももちに「めっちゃかわいい子がいる」と言っていたその本人でもある。とにかく前面に出る笑顔が魅力で、太陽のように皆を照らすとも言われている。

●須藤茉麻(すどう・まあさ)

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母性に満ち溢れた「ベリーズの母」。甲斐甲斐しくメンバーの面倒を見たり、黙々と後片付けをするという「良心の塊」。おだやかな性格で、真面目なタイプ。自ら言う「たらこ唇」が特徴。また怪力でもある。歌より演劇志向が強く、メンバーの中で映画に単独主演を初めて果たしたのも彼女であり、連ドラ「ハンチョウ」のゲスト出演歴もある。最近になってメンバーのお尻を触るという「変態」キャラが開花、苦手で怖いと思っていた歌も好きになり、色々と変貌を遂げた。

●夏焼雅(なつやき・みやび)

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Berryz工房の副キャプテン、に2013年春に就任。小学生の頃から既に「できあがった」ハッキリとした顔立ち。「オシャレ番長」の異名を持ち、持っている服は数知れずという。クールビューティーに見えて、言いたい事はハッキリ言うタイプ。また安定感に定評のあるその歌唱はBerryzの主旋律ともいえる。

●熊井友理奈(くまい・ゆりな)

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公称176cmを誇る長身でモデル並みの容姿といわれながら、トークはぐたぐだでのんびりしたマイペースの性格が逆に魅力で、周りから「天然」「癒し」と評され、同業者のファンも多い。当初は割に前に出る性格だったそうだが、この世界に入ってガツガツしてる皆を見て穏やかなタイプに変わったという。メンバー唯一の現役大学生でもある。

●菅谷梨沙子(すがや・りさこ)

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メンバー最年少にして9歳のデビュー時から常に歌唱の主力として活躍し続けてきた。髪を様々な色に染め周りを心配させるが自身は強い信念を持つ。当初は幼かった声もいつしかどこのアイドルも真似が出来ないような存在感のある野太い声を響かせるBerryzの核弾頭的存在。普段の喋りと歌声に最もギャップのある人物で、歌唱に際して相当なエネルギー消費をしていると思われる。

…と今更なんでこんな紹介のような文を書いてるのか自分でもわかりませんが、とりとめもなくつらつらと…

とにかく、最後はしっかりと見届けるsign03そういう事です。