長野電鉄/湯田中駅 (長野県下高井郡山ノ内町)
長野県下高井郡山ノ内町の長野電鉄/湯田中(ゆだなか)駅です。
山ノ内町は長野県の北東部に位置し、人口は11,852人(2018.4.1現在)で、志賀高原や湯田中渋温泉郷、地獄谷野猿公苑など観光資源に大変恵まれた町です。
-長野電鉄/湯田中駅-
【路線】長野電鉄長野線(長野-湯田中間)
【開業】1927年4月28日
【訪問】2017年8月
【1日あたり平均乗車人員】 646人/日 (2015年)
【近隣の都市駅】(長野方面)信州中野駅→5駅
●駅名標周辺
実際に看板形式になった駅名標があったはずですが確認できず、この駅名標を代用で載せます。一応隣駅表示があって、片側のみ記されていますが、長野電鉄の長野線の終着駅であり、ここは郡部ですがもっちも近い市の中心駅はここから5駅行った信州中野駅です。
猿の看板が印象的ですが、これは「地獄谷野猿公苑」の看板です。冬場には猿が温泉につかる国際的に有名な観光地で、ここがまずこの駅のウリです。この駅からあまり便数は多くありませんがバスが出ています。時間があれば是非寄りたい所です(寄れませんでしたが…)
●片道切符
長野駅からの切符、乗車券と特急券です。
JR長野駅の構内を一旦出てすぐの地下階段を下りて長野電鉄ののりばへ出ます。
そしてここから買った切符です。1年前のちょうど今ごろです。
湯田中は特急停車駅につき、乗車券1,160円に特急料金100円が加算され、特急利用時は総計1,260円となります。
特急利用で長野駅から45分前後で到着します(普通列車の場合は70分余りかかります)
駅のホームには地獄谷野猿公苑のお猿の写真は複数あり、ちょっとしたスナップ集といった感じでした。よほどここがウリなんだろうな、と感じました。それにしても子ザルはかわいいですね。
これは帰りの時のカットですが、長野へ向かう電車が折返しで来ていて、出発待ちの時に誰も乗っていなかったので撮れたものです。
行きは特急で来たので上等な感じの座席でしたが、この帰りは普通列車で帰ったので、こんな感じの座席でした。これはこれでほのぼのしていてよかったです。
特急列車の入ったホームのカットがいちばん上の写真ですが、特急だけあってなかなか長めでした。
2枚目の写真は古風な感じが見て取れるホームのカットです。コインロッカーも設置されています。
観光資源に恵まれて特急停車駅でもありますが、1日平均の乗車人員は600人余りとさほど多くなく、土日など休日頼みなのかもしれません。
これは駅を出て裏側に当たる位置にある湯田中駅の旧駅舎で現在「楓の館」として利用されている施設です。
日本の歴史的景観に寄与しているものとして文化財登録原簿に登録された、とありました。文化財登録原簿に登録された文化財が「登録有形文化財」という訳です。
旧湯田中駅舎に隣接する形で位置しているのがこの「楓の湯」です。
この湯田中駅前の日帰り入浴施設です。
折角駅前にある訳で入りたかったのですが、行きは少し離れた渋温泉まで行く必要があり、帰りは早めに出る必要がありで、利用する事ができず残念でした。
ただ、この前に足湯があり、そこだけは浸かってきました。その足湯の写真も載せています。
【楓の湯】
住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3277-1
(長野電鉄/湯田中駅より徒歩1分)
電話:0269-33-2133
営業時間:10:00~21:00(受付20:30まで)
料金:大人300円。小人150円
休館日:毎月第1火曜日(祝日の場合は翌日)
駅降りると湯田中温泉街という事もあり、郡部にしては賑わった駅前になっていて、広場を隔てていくつものお店があり、また多くのバスが停まっていました。長距離バスもここから出ています。
観光資源の豊富な場所でもあり、大きめの駅舎になっています。
階段のついた立派な建物で、駅の看板も真ん中にデンと出ていました。
白を基調とした建物で、青空によく映えています。曇天だと同化するのでしょうか。
田舎の駅だから小さいではなく、こういう駅もある訳であって、以前この沿線に行った時は長野駅から途中の信州中野駅までしか行きませんでしたが、少し足伸ばししてこんな駅があるとは!という感じでした。行ってみるもんですね。
この界隈には色んな温泉があります。それらをくまなく巡ってみるのも良いかなと思います。
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