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18福井県

2018年4月28日 (土)

福井/敦賀 松と港のメロディー

福井県敦賀市、JR敦賀駅からの歩き旅です。

(2006年6月当時)

●気比の松原へ

いきなり敦賀駅から離れますが、敦賀駅から北西へ約3kmというところでしょうか、バスでも10分程度かかる所にある「気比の松原」へ来ました。

日本海に面した豪快な松林で、若狭湾国定公園の一部で、敦賀観光のメインのひとつであり「日本三大松原」のひとつです。

敦賀気比高校って高校野球で有名ですが、その高校もここから1、2km離れてはいますが、近くにあります。

気比ってどういう意味かと思い調べてみたら、「食(け)の霊(ひ)」が語源で、食の神的な意味だそうです。ここだけでなく各地に同様の地名があるようです。

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●松並木を突っ切って

気比の松原、の松の木の多さを感じるにはうってつけの場所といえます。

道が一本通っているところの両サイドにズラーッと松の木が並んでいて、それも深く続いているという感じで。

ここの松林は平均樹齢200年の赤松黒松が約17,000本あるという事です。殆どが赤松で85%を占めているようですが。

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●名勝 気比の松原

松林のど真ん中に入ったものです。

とにかく辺り一面が松・松・松です!

意外にも?高木も沢山あり、ひょろ~っと長いのも沢山並んでいました。

「古事記」「日本書紀」の世からその存在が語られていた伝統ある松林で、拙ブログの前の記事とように緑いっぱいの景色が続いていました。エリア内に他に特に何がある訳ではないので、余計に落ち着きます。夏は海水浴客で賑わう傍で人も多いようですが。

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●海の松原

松原は海側にあり、その延長上でこのような海岸の砂浜にも松の木がありました。こういうのって江戸時代でもそのままあった景色なんだろうな、と感じた瞬間でした。

こんな所からでも養分を吸収して松の木が生きているんだなと思うと不思議であり、何か感動ですらありました。

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●みなとつるが山車会館

海沿いの松原から街へ戻りました。

「みなとつるがやまかいかん」と読みます。「だし」ではなく「やま」なのですね。ちゃんとルビも振ってありました。「だし」であってもルビを振っていたでしょうが。

敦賀を代表する「敦賀まつり」で巡行される山車などをメインとした展示施設で、1997年に開設されました。

気比の松原の次はここへ来ました。

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●山車

山車会館に入ってみました。そのタイトルにもなっている山車がありました。

隠し撮りみたいになっていてすみません。

手前は北前船ですかね?この敦賀は港町として大いに栄え、北前船が盛んに行き来していたといいます。

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●敦賀山車の手引き

ものすごく背の高い山車ですが、上に乗っているのは「松の木」で、高さ10mもの松の木を根元から切り取って立てた、とありました。

水引幕、武者人形など山車についているものについての説明書きがされていました。

この祭りについては京都祇園祭の影響を受けて室町末期に始まったとされていて、天正年間に織田信長の祭見物の記録があり、その頃にはあったとされています。

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●はみ出し刑事情熱系 in 敦賀

当時持っていたカメラで接写が全然だめでボケまくっていてすみません。

2004年まで8シリーズにわたって放送されていた人気刑事ドラマシリーズ「はみ出し刑事情熱系」の”最終話” として、ここ敦賀でロケが行われたという事で、出演者らと山車をバックに記念撮影されたカットが飾ってありました。

このロケが行われたのは第3シリーズの最終回(1999年3月放送)で、そのタイトルも「東京-小樽-敦賀 涙の日本海殺人ルート!」と、しっかり「敦賀」の文字が入っています。

写真がぼやけていて分かりにくいですが、最前の白い服でキメているのが主演の柴田恭兵さんです。向かって右は相棒役の風間トオルさんですね、シリーズ初頭では風間さんは髭面でそれまでのイメージをガラッと覆す雰囲気でしたが、この頃にはもう元の髭なしイケメンの姿に戻っています。

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●シアター

みなとつるが山車会館では、展示だけではなくこのようなスクリーンシアターもあり、映像から敦賀の街と祭りを知る事ができます。

今流されている映像がどのようなものかと思って調べていたら、この当時(2006年)と同じもののようです。

敦賀の歴史と祭りと山車とを映像を通して学び知る事ができ、ナレーションはご当地敦賀出身の俳優・大和田獏さんが務めています。獏さんの軽妙でソフトの語り口がすんなりと頭に入っていく感じがして、とっつきやすかったというか、身になった感がありました。

大和田兄弟って俳優が本業ですが兄の伸也さんと共にナレーションは更に絶品で、こういった地元のPR映像のナレーションなんて本当にうってつけの仕事だと思いました。

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●敦賀市立博物館

みなとつるが山車会館と隣接しているのがこの敦賀市立博物館です。

大変立派な建物で、これはきっと何か由緒ある建物であったに違いないと思って調べたら「旧大和田銀行」とありました。??また大和田??

そうです、設立者の大和田荘七(=おおわだ・しょうしち 1857-1947)は大和田伸也・獏兄弟の先祖であり、1882年にこの銀行を設立し、その本店であったこの建物は1892年竣工という明治中期の歴史ある建物なのですね。

大和田銀行は1945年に三和銀行に吸収合併されるまで存在し、2年後の47年に荘七が死去し、また大和田伸也さんが生まれたのもこの年なのですね。

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●萩の花郷

敦賀港へ来ました。

港あたりのちょっとした広場スペースにちょっとしたモニュメントがあり、敦賀開港100周年を記念したものでした。そしてその節目の年にイメージソングとしてつくられたのがこの右側に歌詞が載っているものです。

「作曲者」欄をご覧ください!

なんと「五木ひろし」

これまた福井県出身の五木さんの、詞ではなくメロディーの曲です。五木さんは実は結構以前から自ら作曲した曲を発表しており、シングルで見ても1980年代前半から既に発売されています。五木さんは敦賀出身ではありませんが、隣接する美浜町の出身で、その縁からこの企画が実現したと思われます。

敦賀港の開港が1899年で100周年は1999年なのでこの時につくられたと思われますが、先ほどのはみ出し刑事~のロケも1999年、敦賀港開港100周年に合わせての誘致だったのでしょうか??

とにかくこの「萩の花郷(はなさと)」も五木さんのシングル曲として1999年1月に発売されています。そしてそれがこのように碑になっています。

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●旧敦賀港駅

これもやはり1999年の「つるがきらめきみなと博21」の時に元の場所とは別な所につくられた復元駅舎で、ヨーロッパとの玄関口として栄えた敦賀港のキーとして栄えた頃を思い起こさせてくれるものとなっています。戦災により詳細な資料がなく完全復刻ではなくイメージ復刻のようなものらしいです。

この後の2009年に敦賀鉄道資料館として再生されています。

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●再現ジオラマ

旧敦賀駅舎内の展示のひとつです。

かつての街並み再現という事で壮大なジオラマがありましたが、昔は今ほどの人口はなかったと思われ、田んぼのある所はとことん田んぼが続いている感じだったんだろうな、と思わされます。

集落は集落としてある一定箇所に固まって、あとは田んぼみたいなそんな印象が勝手にあります。

完全に海に面して人家が集中していたのですね。

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●港の風景

最後になりますが、敦賀が港町であるという事がよく分かる風景です。

単に港があるという事だけでなく、その港を中心に栄え、周辺が整備されている、そういう意味での港町です。

水資源に恵まれ、港の位置が絶好の場所にあった事からか向かいの海運中心の世の頃は大いに栄えたようで、往時を偲ばせるものそこかしこにあると思うので、観光し甲斐のある街だと思います。

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2018年4月25日 (水)

JR敦賀駅【新】 (福井県敦賀市)

福井県敦賀市のJR敦賀駅です。

敦賀駅については以前に旧の敦賀駅を記事にあげていますが、数年ぶりに訪ねたら新駅になっていたという事で2014年に再訪した際の様子です。

●駅名標

思えば旧駅の記事を載せた時は駅内の様子は全然なかったので、旧新で定点観測したかったのですが、しようもありませんでした。

この新駅舎記事で初めて駅の内部を紹介する事となりました。

2006年から「新快速」が乗り入れるようになり、その知名度もすっかり上がったのではないかと思われるこの敦賀駅です。

1時間に1本は兵庫県姫路まで乗り入れ、京阪神が近くなったと思いますが、東海道から北陸本線へ行くにつれ電車の車両数は減り、停まる駅が飛ばされる訳ではなく実質の普通電車です。

とにかく乗換えなく兵庫から中部地方まで行けるようになったというだけの事、が今の状態です。もっと敦賀以東へも乗り入れないかな?という期待があったのですが、今のところは進展ないですね。新幹線がここまで延伸してくる方が先でしょうか。ここまで来たら、関西から見て新快速で敦賀まで乗って、そこから新幹線!の図式が一応できる訳ですね。

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●時刻表

右からですが、いちばん右が大阪・米原行きとして東海道本線へのアプローチです。所属しているのは北陸本線ですが、京阪神に比べたら全然本数は少ないものの京阪神に直通アプローチできる最も遠い場所ではあるのですよね、この敦賀は。

真ん中は北陸本線であり、東海道線への逆になります。なので福井や金沢など北陸側のアプローチです。右側の東海道本線側もですが、特急停車が多くて本数がそこそこあるように見えますが、特急が停車しない駅だとかなり本数減るだろうな、という事を感じざるを得ないですね。

そしていちばん左は西へ分岐する小浜線のものです。こちらは1時間に1本あるかどうかくらいのローカル線です。小浜や若狭側へのアプローチとなりますが、三方五湖などあったりして、観光として楽しめる側面もあります。

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●ホーム

ホームは実に3面7線もあるというこの敦賀駅です。

1・2番線は小浜線で、3~7番線が北陸線という具合です。

ちなみに新幹線は2023年開業予定との事で、あと5年です。結構すぐにやってくるのではと思っていますが、その頃までにはこの辺りは豪華な出で立ちになっているのでしょうか?

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●ホーム2

跨線橋もあれば、下へ降りる階段もあるという構造です。

ホーム右側には新快速電車が覗いて見えました。これがそのまま京阪神へ一本道で直通するのですね。

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●敦賀駅 新駅舎

06年に訪ねた時は旧駅舎でしたが、14年に訪ねた時にはこんな感じの大きな駅舎になっていました。新快速が乗り入れてきた恩恵があるのでしょうか、すごく立派になっていました。

マメに訪ねて行かないといつ大きな駅に変わっているか分からないので、結構重要ですよね再訪というのは、それをすごく感じさせられました。

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2018年4月14日 (土)

福井/鯖江 緑あふるる西山公園in2006 

福井県鯖江市、福鉄/西山公園駅からの歩き旅です。

(2006年6月当時)

●西山公園前 交差点

2006年という事で今から12年前の風景です。

西山公園駅から緑のあるエリアをぐるっと回ってきて信号のある所に出てきました。

この辺りは広大な西山公園と周辺の道で構成されている、そんな感じでした。

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●橋へ

上の写真で見えていた橋の部分へと上ってみたものです。

この上にある三角のてっぺんみたいなものは、橋と平行にあるのではなくて、橋の上を跨ぐ形で建っているんですね。道からでもよく見ればそのよう見えるんですが。

この辺りは西山公園駅から行くよりは、隣の西鯖江駅の方が実は断然近いです。その駅名に騙されましたけど、実際そうです。

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●池のほとり

ちょっとした庭園が見られ、つつじと思しき花々が咲き、休憩所のような建物との一体化した風景は、穏やかな佇まいに満ち溢れていました。

この時は6月でしたが5月上旬にはつつじまつりがあり、つつじは実に約5万株も植えられているといいます。

付近一帯丘陵という感じでしたが、こういった水辺の風景も少なからずありました。

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●緑と水辺の道

池から転じて小川の風景ですが、ここも緑いっぱいで藤棚があったり、今のような春の季節は特に良いのでしょうね、緑に満ち溢れて。

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●ホタルの里

6月になると沢山見られることでしょう、という事で、まさにこの時その6月でした。

夜見に行ければよかったのですが、こんな明るくては見えても意味がなく…で、夜もこの公園はおススメですよ、という事になるでしょうか。

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●西山古墳群

ここの丘陵を長泉寺山といいますが「長泉寺山古墳群」と総称され約70基の古墳があると記されていました。で、ここにある西山古墳群はその支群のひとつであると。

この場所の傍が1号墳で、あと3号墳4号墳の場所が示されていましたが、約1,700年前のものとされています。

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●街を見下ろし

西山から鯖江の街を見下ろした風景です。

それなりの高さまでくるので、こんな感じで街並みの一部が見えます。この辺りは緑が多いですが。

右端真ん中の辺りが最初の写真の橋になります。

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●冒険の森

という標識に沿って進めば、このようにアスレチックがありました。

運動もできるようになっている訳です。

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●運動会

下りてきての様子ですが、近所の小学校で遠藤会があったようで周辺も賑わっていました。良い時に来たなと思ってしばらく眺めていました。

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西山公園は11月のつつじが咲き誇る頃が見ごろだという事で、その時にまた行ってみたいものです。それから『西山動物園』という動物園も隣接していて、そこへも行きたかったですが、今度行けるなら是非行きたいところです。

2018年4月 4日 (水)

福鉄/西鯖江駅・西山公園駅 (福井県鯖江市)

福井県鯖江市の福鉄/西鯖江(にしさばえ)西山公園(にしやまこうえん)です。

まずは西鯖江駅から。

鯖江市では以前にJR鯖江駅をupした事がありますが、これに続く駅としてupします。

 -福鉄/西鯖江駅-
【路線】
福鉄福武線(越前武生-田原町間)
【開業】1924年2月23日
【訪問】2006年6月
【1日あたり平均乗車人員】 348人/日 (2015年) 
【近隣の主要駅 (越前武生方面)越前武生駅→5駅
           (田原町方面)田原町駅→18駅


●駅名標周辺ホーム

福井鉄道の福武(ふくぶ)線という路線に属していますが、この路線は福井市内だけではなく、越前市やここ鯖江市にも跨った路線となっており、鯖江市では中心のJR鯖江駅とは500m程の距離があります。この辺りではJRと福井鉄道が距離が近づいたり遠ざかったりしつつ平行に通っています。

この時は少し前になりますが2006年でした。JR鯖江駅前のホテルに泊まりましたが、この駅から歩いてきました。直線距離だと500mほどですが、歩くと800mあまりで10分はかかったかと思います。

福鉄沿線では鯖江市内で6駅ありますが、その中では最大規模の駅かといえます。JR鯖江駅のような市を代表する駅ではないものの、最も中心に近いのも大きいと思います。

ホームの内側に段差があり、数段下りて電車に乗り込む形になりますが、こうして見ると少々危ないなと感じます。

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●ホーム2

この駅ではあまりあちこち撮っていませんが、ホームから横を向いて線路の向こうが見える形でのカットです。

向こうにはプチトンネルが見えました。

ホームは相対式の2面2線で、それ自体が大規模ではなく普通かなというところです。

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●駅前

というか駅横というか、駅舎真ん前の通路周辺です。

左が駅舎の一部ですが、これだけでも結構な規模である事は窺えます。

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●西鯖江駅 駅舎

福鉄の沿線ではこれほどの規模の駅舎はあまりなく、鯖江市内では福鉄では最大と思います。

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つづいて、西山公園駅です。

-福鉄/西山公園駅-
【路線】
福鉄福武線(越前武生-田原町間)
【開業】1924年2月23日
【訪問】2006年6月
【1日あたり平均乗車人員】 不明
【近隣の主要駅 (越前武生方面)越前武生駅→6駅
           (田原町方面)田原町駅→17駅

●駅前

広くない駅前スペースに無理矢理車が停められていました。

この時は近くの小学校の運動会だったのか、かなり賑やかな様子で、この関連で車を止める場所がなかったのかもしれませんが、こんな感じでした。

駅前の出口から線路に沿って申し訳ほどのスペースがある程度で、沿線の単なる1駅に過ぎず、無人駅なので乗車人員記録もありませんが、この時が最も駅前がこんなに溢れた感じだったのかもしれません。

駅構内の様子を撮っていなかったのが惜しむらくところでした。

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●西山公園駅 駅舎

上の写真から近寄っただけのカットです。

東山公園もという駅は鳥取県米子市や名古屋の地下鉄にありますが、これと反対の西山公園があるのか!とこの時は思いましたね。ここの訪問も西鯖江駅と同じ2006年です。隣駅で近くて駅間は0.7km、全然歩いて行けます。

西山公園とは市内でも観光名所といえる緑いっぱいの景色が広がり、アスレチックなどもある大規模公園です。2011年度の統計によると年間訪問者数は100万人強で、これは福井県では東尋坊に次ぐ多さという事で、人気の高さが窺えます。西山動物園という動物園もあります。

開業も西鯖江駅とおんなじ1924年ですが、当初は「下鯖江」駅と称されていて、1987年になって現駅名を名乗っています。西鯖江の隣が下鯖江だったのですね。

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以上、西鯖江駅と西山公園駅でした!

2015年4月28日 (火)

福井/小浜 玄白の里と若狭国主代々御祈祷地

福井県小浜市、JR小浜駅からの歩き旅です。

(2014年7月当時)

●ようこそ御食国(みけつくに)

小浜駅に初めて来たのは1999年3月の事ですが、2014年7月に15年ぶりに再訪して、今回記事に出てくる写真を色々と撮ったという訳です。

そんな中、これは小浜駅を出た所。歓迎の幟に「ようこそ御食国(みけつくに)おばまへ」と。

御食国とは、古代朝廷に食料を貢いだと推定される国を指す言葉だそうで、ここ以外にも志摩地方や淡路の方も挙げられています。現在では6つの自治体(小浜、伊勢、鳥羽、志摩、洲本の各市と南伊勢町)が集まって「御食国サミット」というものまで開いたそうです。

また貫地谷しほりさんが主演したNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の舞台でもあり、ここ小浜駅もそのロケに使われています。

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●駅から目線

駅を出て駅前広場、その向こうは駅前通りというロケーションです。

タクシーとは正対する格好ですが、意外と多く停まってたなという印象でした。

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●OBAMA

といっても大統領の事ではありません(笑)

浅井三姉妹のイラスト看板がカラフルに立っていました。浅井長政の娘として生まれた彼女らは戦国の歴史シーンの中で、大きく関わりを持つ姉妹として知られ、右端の江(ごう)は大河ドラマの主人公にもなった訳ですが、彼女だけが後の代を継ぐ子孫を残し、その一人には徳川家光がいます。(ちなみに茶々の子は豊臣秀頼)

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●人魚が乗る

ポストの上に人魚が乗っていました。

小浜には「人魚の浜海水浴場」というのが存在します。

八百姫伝説というものですが、人魚の肉を食べて何百年も衰えることなく生き永らえたという娘の伝説がここ小浜には残っているといいます。人魚の話も綺麗なものばかりではないのですね。

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●商店街へ

という訳で駅前通りである屋根つき商店街を進んで行きます。

店舗が虫くいになって駐車場になっているような部分も見受けられました。

天井部の上には直角三角形のものが等間隔で突き出ていますが、和風建築の屋根を示すものでしょうか。

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●大阪行きバス

ののりばが、商店街を歩いて程ない地点にあります。

これによると小浜駅前から伊丹空港までは¥3,000、なんばまでは¥3,300となっています。去年の5月の改定という事ですが、今もまだこの値段でしょうか。まぁこの程度の値段で大阪まで行ける、という事ではあります。

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●杉田玄白像

江戸時代の蘭学者として「解体新書」などであまりに有名な杉田玄白は、江戸で生まれたのですが、小浜藩邸での出生であり、幼少期をここ小浜で過ごしたといいます。

この像がつくられたのは、玄白の生誕250年を記念してというもので、1983年につくられています。郷土の偉人として偉大な存在である訳ですが、正直ここに来るまで、この地の人だと知りませんでした。

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●蒸気機関車

の静態保存がありました。

杉田玄白像のある所の向かいにある公園敷地内です。

C58型蒸気機関車という事で、その171号機として昭和14年につくられ、昭和46年まで小浜線で活躍していたといいます。その間、昭和43年には福井国体が開催された折に、天皇皇后両陛下のお召し列車を務め、また小浜線最後の蒸気機関車でもあるといいます。

小浜線の無煙化という策により引退する事となりましたが、国鉄当局の厚意により小浜市へ貸与される形で、このように展示され、生きた教材としての役割を果たしています。

昭和14~46年の活躍という事ですが、これが永いのか短いのか、短いなという印象はもってしまいますね。サラリーマン人生よりも短い事を考えると…

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●向嶋山 長源寺

という日蓮宗のお寺です。ここから長源寺の写真です。

蒸気機関車の静態保存している公園のすぐ傍にあります。

開山は安住院・日源とされ、日源は元々は天台宗の僧でありながら、日蓮に弟子入りして日蓮宗に改宗したといわれています。

両サイドには網越しに仁王像が構えています。

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●山門裏

この山門は1687年建立といわれている市指定の文化財ですが、立派な木造建築物である事が山門を入った所から見ると改めて感じられました。

階段が下りているところもインパクトありました。こんなのがひとつあるだけで随分印象が違うな、と感じます。

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●本堂

堂々とした本堂が構えていました。

ちなみにこのお寺、若狭国主代々の祈祷所であったという由緒ある所です。

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●鐘楼

石垣が積み上げられた上に建っている鐘楼です。横には階段が数段つけられています。

鐘楼の下の部分というのもお寺によってまちまちで、そのお寺の特徴的な部分のひとつでもありますね。木造で崇広がりになっているのもあれば、台座的なものが殆どないものもあれば、…という感じで。

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●鬼子母神堂

とありました。

普通に賽銭箱の置いてある拝殿でしたが、屋根裾のカーブ具合が絶妙で惹かれました。

山門同様やはり木造の渋い建築物でもあります。

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小浜市の旅、第一弾はこんなところです。

この後は、街なかや海岸部なども回ってきました。長くなりすぎるので、この後はまた後の機会に譲るとしまして、ちりとてちんの名所めぐりや蒸気機関車を見に、また杉田玄白ゆかりの地としても楽しむ事の出来る街、という事で小浜へ寄る事があれば、この辺り着目頂いても良いかと思いました。

2014年7月 6日 (日)

JR福井駅 (福井県福井市)

福井県福井市のJR福井(ふくい)です。

福井市は福井県の北部(嶺北地方)に位置し、人口は264,786人(2014.5.1現在)で、福井県の県庁所在地で、柴田勝家の築いた北ノ庄城の城下町として栄えた所です。全国の県庁所在地では史上最高の213㎝の積雪を1963年に記録しています。

-JR・えちぜん鉄道/福井駅
【路線】JR北陸本線(米原-直江津間)
    えちぜん鉄道勝山永平寺線(福井-勝山間)

【開業】JR-896年7月15
    えち鉄-1929年9月21日

【訪問】初訪問-1995年6
【1日あたり平均乗車人員】 JR-9,602人/日 (2012年)
                  えち鉄-不明
【近隣の主要駅(米原方面)鯖江駅→4駅
           (直江津方面)芦原温泉駅→4駅
           (九頭竜湖方面)越前大野駅→15駅
           (勝山方面)永平寺口駅→11駅
           (三国港方面)福大前西福井駅→6駅

●駅名標周辺

この駅に初めて来たのは今から約20年前、1995年6月の事でした。当時金沢や富山なども初めて訪ねた、いうなれば自分の中の「北陸主要都市めぐりの旅」の一環でした。この時は朝からハイジャックか何かで号外が配られたり、高岡か富山の駅ベンチでウトウトしてたらTV局の取材受けたり色々思い出す事があります。

その後この駅を訪ねたのは、2006年まで13年開く事となり、あとは2008年に訪ねたくらいで、あまり寄ってないんですが、この写真は2008年訪問時のものです。ホーム内の写真は2008年、駅出た後の写真は2006年当時のもの(それしかない為)、としてお送りしたいと思います。

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●ホーム

「今庄そば」の看板がついてますが、そば屋さんがあり、駅を出た所の駅舎内にも同じ今庄そばの店舗があります。

福井県最大規模の駅という事もあってか、屋根がなかなか豪華でした。骨組みが多数にわたって張り巡らされていて。

JRとえちぜん鉄道は別になっていますが、こちらはJRのホームです。JRでは北陸本線に属しているのみですが、九頭竜湖方面へも分岐(隣の越前花堂駅で分岐)する「越美北線」の電車も乗り入れており、実質2路線の電車が運行されています。

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●ホーム2

次列車の電光掲示や出口への階段周辺です。

福井県を代表する中心駅でありながら、ホームが1面2線のみというのもなかなか珍しいかと思います。後年には北陸新幹線も通るようになる駅なのですが、在来ホームはこの形が続くのでしょうか。この当時2008年ですが翌年には高架橋が完成したといいます。

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●今庄そば

こちらが改札出た後の駅舎内のそば屋さんです。

ちなみにここから先の写真は2006年当時のものです。この時は福井県随一の名所「東尋坊」へ行ったんですが、その乗継でやってきました。この前年に新駅舎になっていて、'93年に来た時とのギャップが大きかったです。

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●走らせよう!北陸新幹線

駅前広場の外周に立っていた看板です。

この時は高架橋工事が着工されてから1年経った頃で、この2年半後くらいに高架工事は完成はするのですが、北陸新幹線の計画で2015年春開業を目指す路線は、長野から金沢までであり、2012年8月に金沢-敦賀間で起工式が行われています。福井駅部分は先にやったという事でしょうか。

とにもかくにも現状では、福井駅の新幹線開業は2025年予定とされているようです。まだ10年以上も先か…と思わずにいられないですね。

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●駅前交差点

流石は県都といった感じの風格ある街並みで、高いビルが駅前通りのサイドに立ち並んでいます。

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●えちぜん鉄道 駅舎

向かいにJRの駅舎が見えていますが、このように向かい合うようにして両者が建っています。

えちぜん鉄道側はこのような小さな駅舎ですが、元々は京福電鉄により運営されていましたが、10年ほど前に営業を譲渡し、現在はえちぜん鉄道の運営になっているという訳です。

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●JR福井駅駅舎

そしてこちらはJRの駅舎、2005年にリニューアルされたものです。

硬質のカクカクとした建屋の上に直角にスケルトン状の窓っぽいものが何ヶ所かくっついているような感じの建屋となっていて、向こう側も同様のデザインです。

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●1993年の福井駅

初訪問時のJRの駅舎です。

上の写真の13年前、携帯なんてロクに普及しておらず、ポケベルが普及しだして「ポケベルが鳴らなくて」なんて曲が流行ってた時代です。ネットもデジカメもないし、一般の生活ではアナログな時代だったな、と改めて感じさせられました。

地酒や商品の看板とか、JRのトクトクきっぷの看板とか、駅にそういうものがかからなくなって久しいな、とこれ見て改めて感じました。最近の駅はデザインは美しいけど、こういった「味」が消えていくのは寂しいものです。

だからこと、こんな時代の写真を残しておいてよかったなとつくづく感じました。

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2013年11月23日 (土)

福井/あわら セントピアあわらへ

福井県あわら市、「セントピアあわら」という日帰り温泉周辺の様子です。

(2006年6月当時)

芦原温泉

あわら温泉を漢字で表記すると、「芦原」温泉となります。

芦原温泉とあわら温泉は別物だと思ってて、芦原の方は「あしはら」温泉だと勝手に思ってました。が、こうして訪ねて初めて、つながった訳です。行ってみるもんですね。

あわら温泉の日帰り温泉である「セントピアあわら」へ行こうとやってきたのですが、最寄駅はえちぜん鉄道/あわら湯の町駅で、ここから徒歩で程なく行き着けます。

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温泉中央

と表示のある交差点です。

セントピアの隣の交差点にあたり、あわら湯のまち駅からだと徒歩5分弱程度のところでしょうか。

その名の通りで、この周りを取り囲むようにして温泉旅館が点在しています。

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セントピアあわら

上の交差点の隣、セントピア前という交差点すぐにあり、駅からでも徒歩5分で着きます。温泉旅館等敷居が高い、という方々にはうってつけの日帰り入浴施設で、あわら温泉を楽しむ事ができるというものです。

料金は大人500円とリーズナブルですので全くもって気軽に利用できます。

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温泉たまご

セントピア館内のカットですが、たまごを1個30円で売っていて、これを40分温泉につけるんだそうです。入浴のついでにどうぞ、という感じで。右向こうの黒い箱みたいなのが、たまごのお風呂ってわけですね。

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あわらの歴史

これも館内で、階段そばにはあわら近辺の歴史説明のパネルがありました。今から7年半も前の様子なので同様に存在するかは分かりませんが。地方の歴史というのは普段なかなか知り難い事なので、特に写真など交えてとなると益々レア感が高まるという貴重な気がします。中央の歴史だけだと興味が湧かなくても、地方の歴史を知る事で興味が湧く事もあると思うので、こういうの見る機会は大切にしたいと思っています。

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2013年9月22日 (日)

福井/大野 山王宮日吉神社とお堀

福井県大野市、JR越前大野駅からの歩き旅です。

(2011年10月当時)

清水広場

越前大野の駅舎脇に設けられているスペースです。

このすぐ右が駅ホームにあたります。

町のいたる所に湧水地がある、水の都・大野を象徴するものとして、清水が屋根をつけられた形で置かれ、「清水広場」としてスペースが設けられています。

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案内標識

駅前にあった標識です。

ここが駅の真ん前という事もあって、全部同じ矢印の方向を指しているのですが、ここに来るに当たっては越前大野城を訪ねる事を最優先に考えていたので、その距離だけをチェックしました。1,840m、よし行こう!て感じで。

ちなみに先に書いた御清水は「おしみず」などではなく、「おんしょうず」と読みます。

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大野駅前バス停

京福バスのバス停です。

当時駅前広場が絶賛工事中だったせいかは分かりませんが、このバス停は駅前広場から少し離れた位置にありました。

ダイヤを見ると、福井駅前行きがありましたが、1時間に1本は確実にあり、JRより便数ではかなり多いと見受けました。

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山王宮日吉神社

説明書きに、創建は鎌倉時代12世紀初期、とありますが、12世紀初期というと、1100年代の初期という事で、これが正しければまだ平安時代という事になります。

市民からは「山王さん」として親しまれているそうですが、南北朝の初期には、この辺りを「土橋の庄」と呼んでいたそうで、右に覗いて見えるお堀の存在からも昔の城跡であった事は確実視されています。

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日吉神社脇のお堀です。

先に城跡の話を書きましたが、亥山城跡として史跡とされています。

まんなかより少し上にポツンと何か浮いてるみたいなのがずっと気になってました…

下側の写真のシート被されまくりの建屋もなんなのか、気になるものが沢山なゾーンでした。

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2013年7月22日 (月)

えちぜん鉄道/あわら湯のまち駅 (福井県あわら市)

福井県あわら市のえちぜん鉄道/あわら湯のまち(あわら・ゆのまち)です。

あわら市では、JR芦原温泉駅をupしていますが、私鉄も通っているので、その駅のご紹介です。

-えちぜん鉄道/あわら湯のまち駅
【路線】えちぜん鉄道三国芦原線(福井-三国港間)
【開業】1911年12月15
【訪問】2006年6
【1日あたり平均乗降車人員】 不明
【近隣の都市駅(福井方面)福井駅→18駅 
          (三国港方面)三国駅→3駅 

駅名標周辺

ここへは今から7年も前、2006年6月の訪問ですが、その当時の様子です。

JR芦原温泉駅からは北西方面に約3kmの距離があります。

えちぜん鉄道でのあわら市の中心駅的な存在で、それなりの賑やかな雰囲気がホームの様子からも窺えます。

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駅舎内

「あわら湯のまち」と、漢字は「湯」だけです(笑

えちぜん鉄道は前身は京福電鉄の福井県の路線であり、当駅は京福の頃は「芦原湯町」という駅名でしたが、えちぜん鉄道に譲渡された2003年に現在の駅名に改称になっています。

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駅前通り

駅から伸びた通りです。

右手前のレンガの建屋は喫茶店で、ここでお昼を頂いたのを7年経った今も覚えています。

この通り自体はすぐ途切れますが、周辺は芦原温泉関連の宿が点在していて、なかなか良いところです。

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あわら湯のまち駅 駅舎

京福時代からこの駅舎だそうですが、私鉄の地方都市駅でありながら市営の観光案内所があるなど、あわら市では重要な駅である事が分かります。

それにしてもこの撮り方は…、、自分でもなんか「???」な感じです。もうちょっとマトモな撮り方あったやろ、と思いましたが…。

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駅舎 遠景

駅舎全景を撮ったのが、このようなカットです。

ロータリーに隠れてしまって、全景撮れてもこれでは…という出来になってしまいました。

まだこの時はブログにあげるとか考えた事もなかったから、撮り方もいい加減だったんですね、再訪したらどれだけマトモに撮れるか?トライするのもいいかな、と思いました。

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2013年3月30日 (土)

福井/勝山 恐竜のみち

福井県勝山市、えちぜん鉄道/勝山駅からの歩き旅です。

2006年6月当時のやや古いものですが、勝山の風景という事でお送りしたいと思います。

勝山というと、当ブログで挙げただけでもJR安房勝山駅(千葉県安房郡鋸南町)、JR中国勝山駅(岡山県真庭市)などがありますが、ここの駅名は全くの純粋な「勝山」駅です。思えば福井県の市の旅記事がひとつもなかったので、今更ながらですがupしたいと思います。

駅前通り

勝山の駅前の通りです。

駅前は少々狭いスペースでしたが、横にそれた形でこの通りに出ます。

駅から一つ目のこの信号が橋の前になります。

全体的に写真がかすみ目ですみません。

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勝山橋

勝山駅からこの勝山橋に至るまでほんの100mあるかないかというところです。

この橋の下を流れているのは有名な九頭竜川です。

勝山橋は、勝山駅と市街地を結ぶ重要な役割を果たし、市のあらゆる施設は橋を渡った先にあり、橋より手前はほとんど山の麓のようで川沿いに細々と平地が続くのみです。

全長は335㍍、幅は22㍍、歩道は6.5㍍ずつとゆったり取られています。元は1915年に架橋され、間もなく100歳を迎えようとしていますが、今の橋は2000年に造られ、恐竜(ブロントザウルス系?)と山並みをイメージしたこのような素晴らしいものとなっています。

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九頭竜川

勝山橋の下を流れているこの川は、有史以来氾濫を繰り返し、「崩れ川」と呼ばれたことがこの名の由来のひとつともいわれています。

岐阜と福井のいわゆる「越美」県境を源流に日本海側へ流れ出る全長116kmの一級河川です。この時はだいぶ干上がってたのか、いつもこうなのかは分かりませんでしたが、石砂がむき出しになっている面が多い印象でした。

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本町通り商店街

橋を渡ってすぐの通りですが、この本町通りは城下町時代の中心地であったという事で、今でも往時を思わせる素晴らしい店が軒を並べている、というのですが、この時あまり詳しく通っていなかったので、この事を実感できませんでした。

帰って調べてから分かる事も多く、訪ねるその時は行き当たりばったりで、あまり予備知識を入れ過ぎたくない、という我儘ぶりなのでミスマッチもありますが、それが自分流なのかとも思います。ガイドブック的なものをこのブログで表現しようと思っていないので…。

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恐竜モニュメント

通りの一角で見かけた恐竜のモニュメント、ここでは草食竜系のものでしょうか、見かけました。

この勝山で恐竜が前面に出ているのは、市内で化石が発見された量が日本で最も多いからといわれ、その事から「恐竜王国」と呼ばれています。また、国内で認められている国産恐竜は非常に少ないそうですが、そのうち3種類はここ勝山のものだそうです。

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勝山市 マンホール

マンホールでも「恐竜王国」の文字と共にここでは肉食竜が!

勝山の恐竜がらみで色々調べていたら、ここ勝山が舞台のひとつとなっている「恐竜を掘ろう」という映画の記事が出ていました。地元福井出身の俳優・大和田伸也さんが初監督を務める作品ということですが、、、ナント今日!!!

   2013年3月30日が、公開日なのです!!

いや、まったくの偶然でビックリしました。

何の気なしにチョイスして勝山市の記事をあげようと思っていたら、ここを舞台にした映画が本日公開とは…

ちなみに主演は松形弘樹さんで、美術店で孤独を感じながら惰性で暮らす日々を送る初老の男を演じ、若者たちや周辺の人々との関わりの中で…という話でしょうか。その他、内山理名、鈴木砂羽、木村祐一(キム兄)、ガッツ石松、村上弘明、高橋愛といったなかなかのメンツで、また本郷直樹、石田信之、伊丹幸雄、団時朗といった昭和40年代を賑わせた往年のスターたちを揃えた渋いキャスティングも素晴らしいです。

大和田兄弟といえば福井のイメージですが、彼らの故郷・敦賀市のある施設(山車会館?!)に行った時、上映されていたムービーのナレーションをしていたのが弟・獏さんでした。

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提灯並ぶ通り

旅のガイドブックには絶対載せないであろう写真と思いますが、こういった飲み屋街的な場末感のある?!通りを目にするのもまた旅の楽しみ、と個人的には思っています。

この提灯は時期的なものか、通常このようなのかは分かりませんが…

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勝山郵便局

コンクリート色の強い建屋で、独特の丸みを帯びた外周となっていました。

最近の市の本局はきれいな形のものが多い印象の中、独特の形でインパクトを与えてくれました。

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今回は記事を書きながら、素晴らしい偶然に出くわしました。

旅も素晴しいけど、これをupする時の素晴しさというものを改めて感じました!

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