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07福島県

2019年4月11日 (木)

福島/須賀川 花火ボータンの街

福島県須賀川市、JR須賀川駅周辺の様子です。

(2006年8月当時)

▼「EKIMAE-DORI」ってそのまんま駅前通りです。

何故こんな外国人にも分かりにくい表記にしたのか?と思わなくもありませんが、昔は結構スタンダードな表記だったかもしれません。

今から13年ほど前の景色ですが、ここはあまり変わっていないのでは?と勝手に思っています。

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▼ある地点の道路標識です。

空港の街・須賀川だけあって福島空港への標識が出ていました。

空港へは須賀川駅から約12kmの距離にあり、15~20分で着くと思われます。

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▼須賀川の滞在は時間がなかった事もあり、短時間であったので、あまり遠出はできていませんでした。

そんな中でここは最も駅から離れて訪ねた地点ではないかと思います。

須賀川駅から南へ約400mの所で、「釈迦堂川」に架かる橋です。欄干の部分に灯籠状のものが建っていて、ただの橋ではない所が感じられました。

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▼冒頭に「EKIMAE-DORI」とあった訳ですが、今度はもっと長い名前の通りに出くわして、そこもしっかりローマ字表記が長々となされていました。

その名も「釈迦堂川花火通り」です。先ほどの釈迦堂川から取られた名前で、名物の花火とくっつけての命名と思われ、須賀川は空港の街であると共に、「花火の街」でもあり、こんな名前の通りもあるわけだ、と納得したのでした。

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▼駅に程近い地点、歩道の花々がとってもきれいでした。色も鮮やかさに溢れていて。

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▼須賀川が花火の街である、事の象徴的なものがこのマスコットキャラクターの存在です。

この時は2006年という時期でまだ「ゆるキャラ」など流行っていなかった頃で、こういう2次元キャラクターはよくあったな、というような時代でした。

このボータンは、須賀川市のマスコットキャラクターですが、プロフィールがここにありました

    ↓

http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/3403.htm

平成6年3月28日生まれというかなりの先駆け的存在で、まぁいえば25歳な訳です(笑)

三次元スタイルもあるのですね → https://www.facebook.com/sukagawacity.botan/

ボータンの名は火祭りの火のボーっと燃える音のイメージ化と思ったら、加えて「牡丹園」のボタンからも来ているとは!

あまり遠出できなかった須賀川ですが、今度来る事がアレば少しはじっくり訪ねてみたいものです。

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2018年6月 9日 (土)

福島交通/飯坂温泉駅 (福島県福島市)

福島県福島市、福島交通/飯坂温泉(いいざか・おんせん)です。

福島市では中心駅のJR福島駅をupした事がありますが、今回はその福島駅から出ている「福島交通」の駅の御紹介です。

-福島交通/飯坂温泉駅-
【路線】
福島交通飯坂線(福島-飯坂温泉間)
【開業】1927年3月23日
【訪問】2017年5月
【1日あたlり平均乗車人員】 433人/日 (2016年)
【近隣の主要駅 (福島方面)福島駅→11駅  

●駅名標

ものすごくシンプルな駅舎でした。

IZAKAではなくIIZAKAと「I」が2つ続くローマ字表記でした。

福島駅から約9km、11駅でここに到着して終点を迎える福島交通飯坂線です。終着駅につき隣駅表示は片側のみです。福島交通はバス事業を主体とする会社で、鉄道路線としてはこの飯坂線の9km余のみです。「〇〇交通」という名で鉄道路線を有しているのも珍しいケースかと思います。

その名の通り温泉がありますが、駅の前から温泉街が広がっていて、宮城県の鳴子温泉・秋保温泉に並ぶ「奥州三名湯」のひとつといわれる東北きっての温泉街を誇ります。という事をここに訪ねるまで知りませんでした。実際に行ってみるものですね、やはり…

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●車止め

終着駅らしく車止めがありますが、その突起の根元の部分は鮮やかな黄色いものがついていました。

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●ホーム

2面1線という珍しい構造のホームです。面数>線数というのが珍しいですが、こういう終着駅構造のホームならそれもあるかな、というところですね。

冬は右側のみが乗降車共に使われ、それ以外は乗車と降車にそれぞれのホームが使われている形で、2面とも生きています。

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●時刻表

中に蛍光灯の入ったタイプと思われる、白いボード状の時刻表がありました。いかにも昭和っぽかったです。

平日は1時間に3本の時間帯が最も多く、休日は1時間に2.5本程度でしょうか。そこそこの本数はあり、事前にダイヤをチェックしておかないと行く事もままならない、いう事はないレベルでした。なので、福島駅から気軽に行く事ができます。

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●ももりんレンタサイクル

福島といえば「ももりん」 、個人的に2000年に初めて福島に来た時からあったキャラクターでその時は「ももりんバス」という事でナント無料で運行されていました。

さて、これは駅構内にあるレンタサイクルで、午前9時から利用可能です。しかも無料です。温泉街探訪には便利ですね。(利用すれば良かった…!)

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●駅前広場

駅前の広場は歩行者用の床面が広がっています。単なる市内の1駅という感じではなく、温泉街の駅らしい華やかさがありました。角度的に見えていませんがバスやタクシーの行き来するスペースもあります。

「仁丹」の文字がデカデカと残るところには昭和からの時の止まらなさを感じました。

また、数多くある「芭蕉〇〇の地」のひとつでもあり、松尾芭蕉像も建てられていました。この地に立ち寄って温泉に浸かったといいます。少なくともその頃からはあった由緒正しい温泉地な訳ですね。と思って調べてみたら、ナント2世紀からの歴史を有する、と記されておりビックリしました。

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●飯坂温泉駅 駅舎

平屋ながら和風建築状の素晴らしい駅舎で、2010年にこの駅舎になったといいます。2002年に東北の駅百選に選ばれていたというので、旧駅舎も素晴らしかったのでしょう。

この時はここで泊まる事も視野に入れて行動していましたが、その時の検索で沢山の温泉宿が出てきて、結構な温泉街である事は想像できたのですが、その温泉街にふさわしい駅舎と言えるかと思います。

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2017年12月26日 (火)

福島/伊達 雨に閉ざされた旅…

福島県伊達市、JR伊達駅前の様子です。

(2011年8月当時)

●駅前通りはここから

駅記事でもご紹介しましたが、ここに来た時にものすごい雨で、傘もないし、周りに何もないしで、正直殆ど動けませんでした。折角来たのに歩くのもままならないのは辛いです、バスも来ないし…、一切旅ができず、したがってこの記事でも駅前をお届けするのが精一杯です。日本全市を訪ねても、こんなに旅ができなかったのはここくらい、自分にとって「最も旅できなかった」市だと思っています。

地図がありますがそこには「伊達へ」とありました。2005年まではここは自治体名が伊達「町」でした。その人口11,000人ほどの伊達町と周辺の町との合併で伊達市になり、北海道に既にある伊達市と同じ市を名乗る事となりました。しかし伊達市の中心ではありません、来た時はそう思ってきたんですが…、ただし伊達市でJR唯一の駅でもあり、どこまでも微妙な立場だな…という感じです、

地図を見ると、町のど真ん中を分断するように阿武隈川が流れています。

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●ふれあい通り

よくある名前ですが、駅前通りにこのような名前がつけられ、その事がこの石に記されていました。

「駅から降りた人達が初めて見る景色である」と記されています、全くその通りです。その初めて見た景色が、どしゃ降りの子の街並みでしたが…

夢と希望を込めて、刻み込まれていましたが、この時は全然人がいませんでした…

平成8年に当時の伊達長名で署名されています。

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●駅前歩道

小さな池?が連続で存在しつづける不思議なエリアでした。逆にこんなにつくり込んで維持管理しているのかな?と思わされました。

この先を歩いて行きたかったのですが、悪天で時間もなくで、また先に何かある気もせずで、ホントにもう…すごく旅する気が萎えてしまっていました。違う地区(保原など)へ行けばよかった、と今にして思えばですが、そもそも福島県自体はあまり旅している県ではないので、伊達市の別の顔を跨見てみるのも良いかなと思っています。そんな風にしてまた訪ねたい街ばっかりで追いつきませんが…。

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●駅前公園

駅前すぐの歩道を左に向いた所にある公園的なエリアです。

しかしなにかこの荒涼感はなんだろう??と感じるしかありませんでした。

ただ床を整備して真ん中にデンと物を置いているだけのスペースで、何を目的としてつくられているのか頭の中が「??」ばかりでした。イベントスペース使われているとも思い難く。悪天候が余計にそう思わせたのかもしれません。

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●だてえきさんへ

という事で地元の小学生からのおてがみが貼られていました。

もう何年も前の事なので、ここでの彼や彼女はだいぶ大きくなっている事でしょう。

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●駅前屋台格納庫

駅前の歩道はずれにポツンとありました。

毎年7/24、25に長岡天王祭という祭りで山車が練り歩くそうですが、その山車がここに入っているのかも。この格納庫自体は平成五年にできたとあります。あまりに草むらの中にポツンと置かれている感じで、そこらの物置と勘違いされてしまいそうなレベルでした。

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●伊達ももの里マラソン大会

2011年当時で第51回を数える伝統あるマラソン大会で、この時は8/28に行なわれました。今年は57回目として8/27に開催されました。という事は第一回は1961年という事になりますね。

マラソンといっても42.195とかではなく、最長で10kmのようです。

福島といえば「もも」というほどですが、ここも桃をウリにしているようです。このマラソンも参加賞として桃がもらえるらしいです(笑)完走者には抽選で富士通製PCが当たるともありました。→コチラ

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●伊達市の四季

春のピンク具合が素晴らしいですが、桃をウリにしつつ春は桜が咲き誇る、イメージカラーピンクなんじゃないか?と思う位ピンクの似合う町です。街なかでそういう場面を見られたら…と思いましたが、この時は全く叶わずでした。

秋は霊山(りょうぜん)の紅葉が美しいといわれ、この写真もその分かと思われます。

観光地として探していると、市内の別の町である旧・梁川町辺りが城跡はじめいろいろありそうです。あまり派手な景色とか場所は見受けられませんでしたが、通好みの場所なら見つけられるのでは?と思い、今度はそういうものを探しに行ってみたいものです。

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2017年9月 2日 (土)

福島/南相馬 南相馬は原ノ町

福島県南相馬市、JR原ノ町駅前の様子です。

(2010年9月当時)

●原ノ町駅周辺地図

駅前によくある周辺地図です。ちなみに2010年当時につき、この記事全般にわたり震災前の様子です。

左上が北となりますが、その左上部分に書いてある地名は「南相馬市原町区」となっています。

これは、ここが旧・原町市から周辺町との合併によって南相馬市に2006年になった際に、この辺りが原町「区」という地名になったもので、新市制化による名称変更がなされたものです。

市内には原町区以外に「小高区」(旧・小高町)、「鹿島区」(旧・鹿島町)があり、いずれも合併前の自治体名が南相馬市内の区名となっています。

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●野馬道の里案内図

「のまおいの里」と読みます。

平将門が野馬を放って、これを敵兵に見立てて行なった軍事訓練が元とされている「野馬追」は国指定重要無形民俗文化財であり、年に一回イベントとして実行され、今年は7/29~31の期間で行われたという事です。その「野馬追」のお行列があったりして、ルートなどが示されていました。

このような全身鎧の武士が馬に乗って次々続々とやってくる姿は、Youtubeで見ただけですが壮観でした。お行列は割に淡々と、「行列」として練り歩く感じなので、見入る感じですが、本祭りの草原上での何十、いや百を超えてるのか??というぐらいの多数の武将を乗せた馬たちの乱れ走りともいうべき「馬追」はまさに戦国時代の合戦前のような雰囲気でした。

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●原ノ町駅前通り

現在の南相馬市になる前から、原町市として市の中心駅であった当地は、駅前の通りはそれなりにできあがっている感じでした。右手前の大きめの建物は市民情報交流センターです。

格別高い建物が続く街並みではないものの、そこそこ中層の建物は続いている感じでした。

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●駅横

原ノ町駅を降りて右側の線路沿いの道路周辺です。

右にあるのは駐輪場ですが、屋根が波のようになっていて、左側の道路のカーブと相まって曲線だらけの美しい絵面になっていたので、ここに載せました。この道路が直線であったなら、ここまで面白い画にならなかったかも、と勝手に思っています。

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●マンホール

旧・原町市のマンホールという事で、市の花しらゆりとの表記も見られます。

ちなみに現在の南相馬市の花はサクラだそうです。

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●駅前バス停

駅前のバス停です。表記が原ノ町駅前ではなく、旧市名の「原町」駅前になっています。

本数を見るとかなり少なく、3ルートぐらいありますがいずれも1日に1,2本くらいしかない極少路線のようでした。

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●原ノ町駅前郵便局

よく〇〇「駅前」郵便局とある場合は小さな局である事か多いのですが、ここは大きめの郵便局でした。しかしこれと別に本局があり、原ノ町駅からこの道路をそのまま1kmほど進んだ所に「原町郵便局」として存在します。

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●駅前更に進んで

原ノ町駅前郵便局の更に向こう、これでもまだ駅から100mもないぐらいの地点です。

向こうのホテル西山というのがありますが、この原ノ町駅からここまでの短距離で実に3つものホテルがあるという何気に宿泊には便利な街です。ちなみにこのホテル西山というところは、シングル4,000円で泊まれるというリーズナブルさですが、バストイレはなし(共同)で、バストイレありだと5,600円となっていました。それでも安いですね。しかも大浴場サウナ完備だそうです。

左手前のこじんまりとした建物は当時は釣具店でしたが、現在は建設会社の事務所になっているようです。この時の看板に「マミヤ・オーピー」とありますが、この東証二部上場企業名が出てるのは、かつてこの会社が釣具事業をやっていた事によると思われます。(2000年に撤退)

その向こうの建物が取り囲まれていますが、おそらくこの直後に取り壊されてしまったのでしょうね、今はそのまま更地になっているようです。7年でもこんなに変わってしまうのか、と感じさせられます。

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そんなこんなで、原ノ町駅から100mすら歩いたかどうか、ぐらいの短い旅?しかできなかった南相馬市でしたが、なんとか行く機会をつくってもっと魅力を感じたいものです。

GoogleMapとの対比でえらく様子が変わっている部分も知る事ができましたし、より一層また行ってみたいです、いつ機会がつくれるかですが…。

2016年2月18日 (木)

福島/喜多方 蔵くらクラ…

福島県喜多方市、JR喜多方駅からの歩き旅です。

(2011年8月当時)

●駅前にて

Marvelon号という市内循環バスが目の前に居ました。

喜多方まちなか循環バス「ぶらりん号」として1日5便、約30分かけて駅から駅へ1周する形で運行されています。

一瞬この光景を見て、まさかこんな地方都市に路面電車が走ってるのか??と思ったほど、溶け込んでいて、地面は軌道だったりするのか?と思いましたが、全然違いました。

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●駅前通り

駅前の道路はこんな雰囲気です。

喜多方といえば、ラーメンで有名、あるいは蔵の街並みで有名なのですが、この辺りはあまりそんな感じではありませんでした。多少そんな雰囲気がある、といった程度です。

そこそこの高さの建物は並んではいますが、観光客で賑わうような蔵の街並みへは、ここから少し歩く必要があります。

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●喜多方市マンホール

市の姿を表わすマンホールですが、ここにはラーメンも蔵もありませんでした。

しかも喜多方市の「市の木」は飯豊スギということで、それでもありません。

平成の大合併前の市の木が「マツ」であったようで、これがここに表われているのだそうです。

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●鉄塔と謎のエア人形

駅からまっすぐ100mそこそこの地点です。歩道部分が絶賛工事中でした。拡幅工事か何か…。

突如として鉄塔がデンと立っていたり、その手前に妙なエアの人形?があったり、なんだろうここ?の気持ちでいっぱいでした。

向こうに見える「喜多方シティホテル」は現在はガーデンホテル喜多方という名になっています。

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●蔵の片鱗

喜多方駅からまっすぐ200m程歩いて、これを右折して更に200m程歩いた辺りの交差点を左折したのがこの地点ですが、蔵の街並みの片鱗が見えてきました。

昭和の佇まいに満ち溢れたこの通り、この先は栄えてるのか…??そう思いながら、この道を向こうに歩みを進めていきました。

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●なまこ壁

通りを進んで行くと、建物の下半分がなまこ壁になっている家屋があったり、蔵の街並みを思わせる部分が出てきました。

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●カメラとシネの10ヶ月払い

いかにも昭和なこの看板、よくぞ残してくれましたという感じです。

10ヶ月払い…いわゆる「月賦」で払う、と言っていた時代でしょうね。カメラなどは高価な商品で月賦払いがスタンダードだったのでしょうか。スーツも月賦で買う、なんて言葉を聞いたものでした。

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●若喜商店

庫の街並みも本格的になってきて、雰囲気も賑やかになってきました。喜多方駅から歩いて10分程度の所でしょうか。

若喜商店という江戸時代から続く醤油・味噌の醸造元です。

宝暦5(1755)年創業で、既に250年以上もの歴史を持ち、現在の当主で12代目だといいます。ここのレンガ蔵は登録有形文化財という事ですが、上側の写真のこの建物は「ふれあい夢くうかん」という土蔵で、「赤べこ絵付け教室」という赤い牛の民芸品づくりのコーナーがあるようです。

下側の写真のレンガ煙突のある部分は醤油醸造所(舌噛みそうですが…)です。

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●突然、屋台

通りを歩いていて、唐突に表れた屋台群。

朝っぱらから…という感じですが、当日の夜に備えてのもので、人が居なかっただけなのか??8/14,15の喜多方の夏祭りがあるそうで、この訪問時が8/15の午前中でもあり、前日やっていて、今晩も祭り、そんな状態だったのでしょうか。

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●ステージ

これも祭りの時の仕様だったのでしょう。

蔵の街の中心地で見事に組まれていました。

喜多方に来て、駅の真ん前だけをウロウロしてたなら知り得なかった光景でした。

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●清川醸造元

喜多方で最も古い酒蔵が、この「清川」であり、前述の若喜よりも100年以上も前、1631年創業という事で、また6棟もの蔵をもつ、とありました。女性杜氏の酒造りでも有名といわれています。

伊達に蔵の街ではないな、というところで、江戸期からの老舗が次々と現れてきます。二、三百年も前のこの辺りがどうだったかは完全に想像になりますが、当時の雰囲気を今もどこかに残している訳で、それは本当に貴重な事であり、貴重なものでもあります。

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●マーケット横丁

横丁というだけあってか、先程までのメインの通りから横道それた所にありました。

昭和30年代はたいそう活況であったようで、これ以上にお店があったそうです。「喜多方ラーメン」の幟も複数見られます。

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●さまざまな、蔵

蔵造りの建屋が本当に多く見られます。

ほんの一部ではありますが、載せられるだけ載せます。

喜多方ラーメンが食べられて、この蔵の街並みが見られるならば、喜多方を十分に満喫したと感じられました、勿論それだけではありませんが。ご当地らしさを感じる事が、様々な市を訪ねていて、どうしても欲求として湧いてくるものですので。

レンガ蔵、土蔵…とにかくいろんな色にいろんな表情があり、どれもが唯一無二。それぞれに刻んだ歴史が垣間見られたら、さらに旅は楽しくなるというものです。

この訪問時、ものすごく暑くてバテて苦しんだ部分もありましたが、後で振り返ると、良いものを見て感じられたなという想いが強くなっていました。

喜多方は東北本線上になく、西へ会津の方へ逸れていくので、アクセス面ではやや大変ですが、訪ねる価値は十分ですので、これを見て少しでも「行きたい」と思われる方が居れば、こんなに嬉しい事はありません、

というところで、この記事を終わりたいと思います。

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2015年11月27日 (金)

JR郡山駅 (福島県郡山市)

福島県郡山市のJR郡山(こおりやま)です

郡山市は福島県の中央部に位置し、人口は328,855人(2015.5.1現在)で、福島県で最も人口の多い市です。福島県では、福島・郡山・いわきの3市がほぼ同等の人口数という状態で、県都・福島でもなく、最も広大な面積を誇るいわきでもなく、この郡山市こそが最多人口なのであります。

そしてそれは2013年に福島県一の人口になったとの事ですが、1966年以来47年ぶりの事であったといいます。それまでのトップはいわき市であり、福島市って一位になった事ないのかな?と思わされましたが…

-JR郡山駅-
【路線】
JR東北新幹線(東京-新青森間)
      東北本線(東京-盛岡間)
      磐越東線(いわき-郡山間)
      磐越西線(郡山-新津間)
【開業】1887年7月16日
【訪問】2000年1月
【1日あたり平均乗車人員】 18,614人/日 (2014年) 
【近隣の主要駅 (東京方面)那須塩原駅→2駅 ※新幹線
           (新青森方面)福島駅→隣駅
 ※新幹線
           
(東京方面)須賀川駅→2駅
           (盛岡方面)本宮駅→3駅
           (いわき方面)船引駅→4駅
           (新津方面)猪苗代駅→8駅


●駅名標

初めて訪ねたのは実に15年も前の2000年1月の事ですが、ここでは2013年の写真を中心に、時折2006年当時のものを入れながらお送りしたいと思っています。それぞれ撮ってる箇所が違っていたりしますので…、写真ごとに撮影年についても触れていきます。

奈良県の大和郡山市にも同じ「郡山という駅がありますが、あちらの駅名に「大和」と冠される事なく、こちらの駅名にも「会津」とかなんとか冠される事もなく、共に「郡山」駅として並び立っている状態です。

東北地方きってのキー駅のひとつで、新幹線は東北新幹線に属しながら山形新幹線の便も通ります。在来線では、まずは南北に東北本線に属し、東西には磐越西線磐越東線の両方に属する(つまりは接する)唯一の駅で、ちょうど東西南北に分岐する格好となり、更には属してはいないものの、郡山の頭文字の入る「水郡線」の列車も乗り入れており、県都・福島駅共々東北地方の交通の要衝となる非常に重要な駅、としての役割を果たしています。

ちなみにこの駅名標は、隣駅の名前から東北本線と磐越西線のものと思われます。

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●ホーム

東北本線のホームです。

郡山駅自体の初訪問は2000年1月の事になりますが、2006年再訪時の写真を主に載せています。

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●ホーム2

在来線のホームは4面6線にもなり、非常に広大です。東北地方の県庁所在地でない都市としてはかなりの異色といえます。

新幹線ホームの写真は撮っていませんが、新幹線も2面3線のホームとなっています。

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●会津路旅百景

もう9年も前の看板なので、今あるかどうかも分かりませんが、当時はこのような大きな看板がありました。

会津ときてこのような山の絵があると、磐梯山を真っ先に思い浮かべます。ちゃんと行った事がないですが…

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●短冊と提灯

この2006年に訪ねたのがお盆時期であった事もあってか、このような華やかに提灯が沢山吊るしてあり、短冊も多く吊下げられていました。

なので個人的には郡山駅の構内にはすごく賑やかなイメージを持っています。多分これ時期限定のものと思いますが。

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●階段横

これまた個人的ではありますが、郡山駅の構内で真っ先に思い浮かぶ光景といえばこれです。この駅階段です。

サイドに案内とこの「2F」の文字、これらがとても目に焼き付いています。なんかこの階段がとても危うい感じがするのも…。多数の人がここを上り下りしているのを横から見ると荷重耐えられるのかな?と思ったものでした。

ちなみにこの右下に写っているのは花火玉です。

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●駅前広場

駅前には車の入らない広いスペースがあり、ベンチもありで、「憩いの広場」という感じで、くつろげる感じでした。

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●駅前通り

0101が印象的な通りでした。これまた9年前なので今はどうなっているやら…?ですが、この後程無く2008年に閉店されたそうです。

マルイを「オイオイ」と言った人が居たという事で(笑)、あまり縁がない関西人でもマルイは分かるつもりですが面白いですね。

とにかく高層の建屋が続いており、さすが県内一の人口、東北地方で30万超の人口を誇る街は数えるほどにつき、ここでの駅前の充実ぶりは素晴らしいものがありました。

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●バスロータリー周り

ロータリーの周辺をバスがグルッと覆う姿は印象的でした。

JR神戸駅の前などもこうした円状のところにバスのりばがあって、それを思い出しました。

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●郡山駅 駅舎

2006年当時の駅舎です。

大きな駅舎に曲線のひさし、トレードマークともいってよいレベルの実に見事な光景です。

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●郡山駅駅舎2013

こちらは2013年の更に再訪時にて撮ったものですが、この曲線上に続く屋根はいつ見ても美しいラインを描いていて、これと共に駅舎を撮ると実に絵になると感じて止まないのですが、撮り方とか角度などでまた随分と印象が違ってくるな、と改めて感じました。

福島市、郡山市、いわき市と福島県3都市で人口が拮抗している状態ですが、当面はこの郡山が№1の状態が続くのでしょうか…??

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2015年10月28日 (水)

JRいわき駅 (福島県いわき市)

福島県いわき市のJRいわきです

いわき市は福島県の南東部に位置し、人口は324,831人(2015.5.1現在)で、福島県では県都・福島市よりも多い人口を有し、また最も面積の広い市でもあります。

また東北地方で人口30万を越える市は他に秋田市・福島市・郡山市・仙台市・盛岡市などがありますが、この中で新幹線駅を持たないのはいわき市のみです。東北本線から外れて存在する事が大きな原因のひとつですが、1966年に実に5市4町5村という大規模合併を経験して現在に至ります。

-JRいわき駅-
【路線】
JR常磐線(日暮里-岩沼間)
      磐越東線(いわき-郡山間)
【開業】1897年2月25日
【訪問】2010年9月
【1日あたり平均乗車人員】 5,910人/日 (2014年) 
【近隣の主要駅 (日暮里方面) 勿来駅→5駅、磯原駅→7駅
           (岩沼方面) 原ノ町駅→16駅
 (震災休止中駅含む)
           
 (郡山方面) 船引駅→11駅 

●駅名標

JR常磐線に属し、また磐越東線にも始発駅として属していますが、太平洋岸の都市としては東北屈指の人口規模を誇るいわき市の中心駅で、いわき市は多数の市が合併してできた経緯もあって、市街地は続いておらず、所々で途切れながら複数の市街が存在している状態です。

隣駅表示の両側が二股に分かれていますが、下側の内郷と草野は常磐線の駅で、左上の赤井は磐越東線の駅です。

市名も中心駅名も「いわき」という、ひらがな表記というのは大変珍しいと思います。

ひたちなか市、あま市、むつ市、かすみがうら市、みやま市…と思い起こしてもなかなか浮かばず、うきは市の「うきは」駅ぐらいでしょうか、ただしここは旧うきは町の中心駅で、市の中心駅は筑後吉井駅になります。

このいわきという街、個人的には節目の年の誕生日を迎えた地という意味で非常に思い出深いものがあります。

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●磐越東線観光マップ

当駅は県内最大人口を誇る郡山市の郡山駅とを東西に結ぶ「磐越東線」の始発駅という事で、この沿線のマップが出ていました。

基本的に郡山市といわき市という福島県の両巨頭ともいうべき都市に挟まれた郡部が続く形となりますが、ほぼ中間点の「小野新町(おの・にいまち)」という駅にはリカちゃんキャッスルというテーマパークがあります。

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●のりかえ

常磐線と磐越東線の2路線に属する事もあってか3面6線という広大なホームを有するキー駅です。

常磐線として1・2番ホームは水戸・上野方面で、1番は特急、2番は普通のようです。反対に原ノ町(南相馬市)等の方面は3番・4番が担当します。5・6番(主に6番)は磐越東線が担当しています。

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●ホーム

他のホームから列車が並んでいる様子が見られ、ホームの広さが感じられます。

また別のホームには違ったタイプの電車が停まっていて、複数路線に属する事も窺い知れるというものです。

東北の太平洋岸は都市駅が少なく、ここからでも何駅も離れないと他市の中心駅に行けない状態で、沿線ではまったくの中心的存在といえます。

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●駅前通り

さすがに30万都市の駅前通りという雰囲気で高層の建物が両サイドに続いています。

両サイドに大きな木が並んだ並木道も印象的です。

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●デッキの上

2F部に出口があり、辺りに広場状の通路があるペデストリアンデッキが設けられています。通路の曲線や真ん中部分のデザインなどビジュアルとしてなかなか凝ったつくりである事を感じさせてくれます。

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●いわき駅 駅舎

いろんな角度や遠近織り交ぜてのいわき駅の様子です。

駅名表示のある辺りが爽快な青色になっているのがとても印象的でした。それでいて「いわき駅」の文字自体は白でくっきりとなっていました。

これが今から5年前の様子ですが、今でも、いわき駅といえばこのブルーの色がパッと浮かぶほど印象強いものがありました。

福島県の3大都市である福島・郡山・いわきですが、福島・郡山のような東北本線上の新幹線のある駅とはまた違った趣の大型駅舎でした。福島・郡山と比べてアクセスにひと手間かかるこの「いわき」ですが、ここのような中心地のみならず、他の散発的に栄えたいわき市内の市街地も見てみたいものです。

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2015年5月12日 (火)

JR福島駅 (福島県福島市)

福島県福島市のJR福島(ふくしま)です。

福島市は福島県の北部に位置し、人口は283,066人(2015.2.1現在)で、福島県の県庁所在地であり、飯坂温泉などの温泉地を有しており、飯坂の喧嘩祭りは日本三大喧嘩祭りのひとつといわれています。県庁所在地ではありますが、人口としては県下3位になります。

-JR・阿武隈急行・福島交通/福島駅
【路線】JR東北新幹線(東京-新青森間)
      山形新幹線(福島-新庄間)
      東北本線(東京-盛岡間)
      奥羽本線(福島
-青森間)
    阿武隈急行
線(福島-槻木間)
    福島交通飯坂線(福島-飯坂温泉間)

【開業】JR-1887年12月15
     阿武隈急行、福島交通-1942年12月3日

【訪問】初訪問-2000年1
【1日あたり平均乗車人員】JR-16,726人/日 (2013年)  
                 阿武隈-2,233人/日 (2013年)
                 福島交通-2,200人/日 (2010年)

【近隣の主要駅(東京方面) 郡山駅→隣駅 ※新幹線
           
(新青森方面) 仙台駅→2駅 ※新幹線
           (新庄方面) 米沢駅→隣駅  ※新幹線
           (東京方面) 二本松駅→5駅
           (盛岡方面) 伊達駅→2駅
           (青森方面) 米沢駅→8駅
           (槻木方面) 角田駅→18駅 
※阿武隈急行
           (飯坂温泉方面) 飯坂温泉駅→11駅 
※福島交通

駅名標

こちらは新幹線の駅名標ですが、新幹線としては東北新幹線にありつつ、山形新幹線へと分岐もしています。またJRの在来線線としては、東北本線と奥羽本線に属しています。

また、JR以外にも阿武隈急行、福島交通飯坂線のそれぞれ始発駅であり、非常に多岐にわたる、東北の交通の要衝のひとつとなっています。

ここへ来たのは2000年の1月という今からもう15年も前の事ですが、今回は今年のGWに再訪したばかりの写真をupするとします。

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●ホーム

新幹線のホームです。

他の路線のホームは撮っていなくてすみませんですが、「ようこそ!福島市へ」ということで歓迎の小旗?が並んでいます。(1つしか見えていませんが、この手前側にずーっと並んでいました)

ここにあるウサギのゆるキャラ?「ももりん」という福島市のキャラクターで、福島市西側の吾妻連峰のひとつである吾妻小富士の残雪が、春が近づくにつれ、ウサギの形に似てくる事から「種まきウサギ」とか「雪ウサギ」などと呼ばれ、そのウサギがこうしてキャラクターになった、との事です。

ちなみにこのももりん、自分がここに初めて来た2000年1月当時には既にいました。昨今のゆるキャラブームに乗って、ポッと出てきたものとは全然違う歴史の長いキャラクターなので、その事は書いておこうと思います

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●駅階段

新幹線のホームから出口への階段ですが、「福が満開 福のしま」と階段の繋がりで見えるようにしてありました。

大々的に福島観光のキャンペーンをやっていたようで、このフレーズでのポスターは自分の地元でも見かけましたし、またこの時、この駅のホームへ駅員さんが何人も上がっていって、並んでひとつの横断幕を持って、駅を発つ電車を見送ったりもしていました。

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●お・も・て・な・し ステージ

大々的にイベントが行われていたようで…と触れましたが、このようなステージも構内にありました。

「ふくしまデスティネーションキャンペーン」という事で、この4/1~6/30まで、このようなキャンペーンが行なわれているのですね。この時が5/1でしたが、今からでもまだ来月末までがキャンペーンなので、この福島駅構内は色々なものが置かれたり、イベントが行われたり賑やかな状態が続くのでしょう。

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●県内自治体紹介ビデオ

これも駅構内のもので、県内59市町村の地図があり、各自治体の紹介ビデオが視聴できるという事で、ここに名前の載っているもののみかもしれませんが、見たい自治体部分をタッチする事で上映が始まる、とありました。

ちなみに福島市は、真ん中のピンクの部分の左上の広い部分にあたります。

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●キス天そば

駅構内のうどんそば屋で頂いた「キス天そば」です。

普段ないものを食べるのが楽しみでもありますし、このメニューは駅長おすすめか何か表示があったので、それもあって食べてみました。魚の天ぷらって、こういううどんそば屋さんではちょっと特別感あるな、と思います。

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●鉄道模型

ここまで全部、福島駅新幹線口内の様子ですが、大きな鉄道模型があり、トンネルや発電施設やいろんなものが散りばめられていました。

そして、単に模型として展示されているのではなく、「運転体験」ができるようにもなっています!単にボタンを押すとかではなく、ブレーキやアクセルがそれぞれレバー式になっているなど、本格的でもあります。

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発電実験コーナー

鉄道模型のすぐそばにあるこれは「発電の仕組み&発電実験コーナー」です。

福島といえば東日本大震災の影響がかなりある街だと思いますが、そんな中で風力発電や太陽光発電の仕組みなどについて詳しい説明がありました。こういうものまで駅の構内にあるんだな、と驚き、駅というより「〇〇情報館」的なエリアでしたね。

下側の写真は、これも体験コーナー的なもので、ボタンを押す事で左のライトが点灯し、これをパネルが受けて、電極が繋がっている先のプロペラを回すというもので、太陽光発電の仕組みを子供でも分かるように、といったものとなっています。

駅のこのコーナーだけでも子供がちょっと楽しめるスペースになってるのではないかな、と思います。

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わらじ祭りとけんか祭り

福島わらじ祭りというものが7/31・8/1に行なわれていて、これを象徴する大きな草鞋が置いてありました。

そして下の写真の御神輿は、飯坂けんか祭りのもので、この2つが並んでいました。

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自由通路

ようやく新幹線口の構内を出てのカットとなりますが、ホントに色々ありました。

で、ここは改札を出た先の自由通路です。

JRの改札を出て、他の阿武隈急行や福島交通の路線はこれを向こうに進んだ先になります。

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●いろんなももりん

の顔抜き看板がありました。

左のはシンプルなノーマルももりんで、これは15年前にもあったのですがいつのまにか、「ブラックももりん」「板倉ももりん」などが現われています。

後で調べたら、ももりんは1996年に誕生し、今年で20年目という大ベテランですが、ブラックももりんは、そのライバルとして去年誕生したばかりだそうです。

板倉ももりんについては記述は多くないのですが、「板倉」は江戸時代の福島藩の藩主の家柄で、当初は本多家が治めていましたが、1702年から明治を迎えるまでの長きにわたり、福島藩主を代々務めてきました。その兜をかぶった「ももりん」な訳ですね。

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●吉永小百合さんをイメージして?

在来線のホームへ出て、改札へ出る手前の所にありました。

福島市浄土平とありますが、福島市にある湿原で、JR東日本の「大人の休日倶楽部」のCMで吉永小百合さんが散策したそうで、吉永さんをイメージして撮影してみませんか?と呼びかけられています。

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●駅を出て

地下階段へ向かうところですが、その上の屋根の荘厳さが素晴らしかったです。

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福島駅 駅舎

なかなかうまく撮れなかったのですが、県庁所在地らしい大きな駅舎です。

福島県では、ここと郡山駅とが主要都市且つ新幹線停車駅として最重要拠点といえますが、同様の人口規模を誇るいわき駅も重要な駅となります。

郡山駅には度々寄っていたのですが、何故かこの福島駅へ寄る機会に恵まれず、このGWでやっとデジカメでは初めて色々おさめる事が出来ました。

福島では現在「ふくしまデスティネーションキャンペーン」が絶賛開催中ですので、今まさに旬の街、といえると思います。

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2014年6月16日 (月)

福島/田村 煙草神社で見下ろして

福島県田村市、JR船引駅からの歩き旅です。

(2013年8月当時)

Dsc05612●たむらかるた

船引駅前広場を隔てて向かい、駅前交差点角にある広場スペースにでっかい看板として掲げらています。

「みんなをかるたにしてみよう」と書かれてあります。

「町ごと全部、たむらかるた」ってしかし誰が考えたんでしょうか?面白い発想だけど、どうやって遊べというのか…ってとこが少々疑問に思えてならずでした。

Dsc05615●途中経過

上の写真の左端の掲示板の部分ですが、田村市役所の本庁舎建設工事が行われていて、平成25年4月~6月の様子が載っていました。この時はその年の8月ですが、今はどんな具合でしょうか。平成27年1月の運用開始を目指して進められている、との事で、もう半年後という事になりました。

Dsc05623●大滝根川

船引駅からまっすぐ100mと進まない所で、この川に架かる橋に行き着きます。

川の名は「大滝根川」といい、阿武隈川水系の川です。

向こうにいくにつれ、急カーブを描いていて、よい見映えになっていますが、この船引駅前の辺りが特にきついカーブを描いています。

Dsc05624●橋を渡れば

船引駅から直進100mで橋に差し掛かり、これを渡った直後の町の様子です。

駅から橋までの距離が短い分、ここからが実質的な街の風景になるといった感じです。

昔ながらではありますが、少し大きめの店舗(家屋も兼ねて?)が立ち並んでいます。

Dsc05625●夏祭り

ある所のシャッターに貼られていましたが、片や「中町ふれあい夏祭り」という町単位というかより小さなエリアでのちょっとしたお祭りで、もう一方は「灯籠流しと花火大会」という事で、"ふねひき夏祭り"とあり、こちらは(旧)自治体レベルでの大規模なお祭りな訳です。

大小さまざまな祭りがあるという訳で、特に子供たちにとっては想い出深い時期になるのかな、と思わされます。

Dsc05629●煙草神社

とあった鳥居です。

船引駅から約200m余の所で、右に折れて安久津稲荷神社というお稲荷さんと横並びする形で存在しています。

当地は煙草の葉の生産地であったそうで、またこの煙草神社という名の神社は各地に何ヶ所かあるようで、本宗は薩摩地方にあるとか。

Dsc05633●拝殿

煙草神社の拝殿です.

道をそれて小高い丘を上った先にあり、そこそこ見晴らしが良いところです。

名前はユニークですが、小高い丘の上にひっそりと建っていて、人通りも少なく、社務所などもなく、見た目は地味な印象でした。

Dsc05634●見晴らし

煙草神社から街を見下ろした様子です。

バックに山がそびえていてなかなか絵になっています。

見知らぬ街に来て平地を旅するのもいいのですが、やはりこうして俯瞰できると見晴らしよくて、いかにも旅したなーという気にさせてくれます。

Dsc05643●大町公民館

煙草神社の麓というべき?!場所にある木造の素晴らしい公民館です。

見事な板張りに広い瓦屋根はなかなか荘厳です。

といったところ、今回は煙草神社中心の内容になったかな、という所で、ここ田村市内ではもっとも観光として記憶に残っている地でもありました。少し高いだけでいつもと違う景色が見れる、という事にも気づかされた場所でもありました。

2014年3月19日 (水)

福島/本宮 薄暮の駅前通り

福島県本宮市、JR本宮駅 からの歩き旅です。

(2013年8月当時)

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●みずいろ公園

本宮市を代表する公園ですが、このオブジェが本宮駅前にあります。近隣のレジャー施設に押され気味ながら根強い人気を誇っているというこの公園、駅から徒歩約10分の所にあります。

ちなみにオープンしたのが平成5年5月5日の午前5時55分だそうで、翌平成6年には都市景観大賞なる賞を受けています。とか書きましたが、実際は行ってません。この時、かなり暗かったのもありで…。

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●駅前通り

を少し進んだ所です。

両サイドに建屋がビッシリ…という感じではなく、かなり更地も目立ちます。また、通りの途中から街灯が現われていました。

商店街の体はなしていますが、なんというか、建物の高さ的にバラバラな店舗が続いていました。

Dsc05550_2●分岐点

交差するのが県道8号線で、本宮熱海線という、当地と郡山市を結んでいる約16kmの道路です。

右折すれば郡山へと通じ、左折は福島や二本松、三春などといったところへ通じる事となります。

左向こうには福島銀行が見えています。

Dsc05553_2●本宮宿本陣跡

2009年NHK大河ドラマの主人公・直江兼続ゆかりの地、との書き方をしていますが、兼続の臣下にあたる武将が当地を治める事となり、町を整備し、この地には南町本陣があったといわれています。

本宮宿は奥州街道の中でも仙台道といわれるなかのひとつの宿場町として栄えた街で、結構賑わっていたといいます。

Dsc05555●本宮マンホール

「おすい もとみや」と書いてあるべきところが、「まゆみ」??

理解できなかったので、旧自治体名が「まゆみ」だったのか、調べてみてもそのような事実は見られず、旧・本宮町と白沢村が合併して2007年に本宮市になった、というのが分かっただけでした。

ここにある「まゆみ」とは、本宮市の木である「まゆみの木」でした。自治体名以外のものをこのマンホールの外周に書いてるとは結構異例ではないでしょうか。

Dsc05557●ホテル堺屋

本宮駅前にあるホテルです。

なかなか「じゃらん」なんかにはのっかってこないっぽい感じでしたが、本宮でもちゃんと泊まる所があるという事を記録で分からせるために敢えて撮りました。

最近このクラスの宿に泊まっていませんが、たまにはこういう所でのんびりくつろぎたいな、という想いも少なからずあります。

Dsc05560●ステージ

駅前を歩いていたら出くわしました。

時期的にお盆だったので、盆祭り用の特設ステージだったのでしょうか。

普段物静かな町にとっては盆祭りとか一大イベントだったりするしなぁ…なんてことをこれ見ながら思ってました。

子供の頃、盆踊りは夏の一大イベントだったな、と。

Dsc05566●本宮橋

石の台の上に何かちょこっと乗った橋となっていて、様子からしてやはり宿場町をイメージさせるものかな、と。

下を流れる側は安達太良(あだたら)川で、阿武隈川の支流のひとつです。

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何せ暗かったんで、特に川は絵にならなかった感じですが…

また昼間の明るい時に一度行けたらいいなと思うのですが、そんな日が来るのかどうか…を考えながらこの記事を終わろうと思います。