8.15の記憶
といっても戦争が終わって遥か後に生まれたので、戦争の記憶などではありません。
日本人にとっては今も特別な日でありますが、その事を初めて意識したのが今から29年前の今日、小4の時でした。1980年。おそらくそれまでもこの日が終戦記念日だと分かっていたとは思うのですが、この年の8月15日には父と生涯唯一(まだ生きてますが…)、甲子園へ高校野球観戦に行きました。
同じ県内ながら西宮は遠くて、結構長く電車に乗ってた覚えがあります。
初めて来た甲子園球場、野球観戦自体が初めてでした。
昨日のアッキーナの炭酸ネタではありませんが、初めてコーラを買って飲みましたが、喉が痛くて飲めませんでした。その後ガブガブ飲む事になるのがウソのようです。
この日は地元兵庫の滝川高校の試合がありました。
甲子園には色んな県から観戦に来ていて、福井県の新聞が読み捨てられていました。丁度社会の授業で都道府県を覚え始めた頃だったので、そういう他府県ネタに興味津々の頃でした。(それが今の旅好きにつながってる??)
この日、正午に突然サイレンが鳴り出して、皆が立ち始めました。
黙祷です。
終戦の日にこのような事をするんだと現地にて初めて知る事となったのです。当時はまだ終戦後35年、戦争の記憶が色濃く残っていて方々も多かったと思います。
この日はものすごく暑かった覚えがあります。カチ割りも食べたんじゃないか?その辺の記憶がいまいち曖昧ですが…。
甲子園の中にはあれ以来一度も入った事はありません。それ程の興味や機会がないだけで特に避けてるとかはないのですが、気がつけば29年も経っていました。今でもこの日の正午に球場で黙祷を捧げ、戦没者追悼のイベントが行われている…、まだまだ平和という事かなと…。確かに平和が故に起こる事件もあると思うのですが、他国と争いをしない平和な国で暮らしている、その事だけは大事にしたいと思います。
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