JR木曽福島駅 (長野県木曽郡木曽町)
長野県木曽郡木曽町のJR木曽福島(きそふくしま)駅です。
木曽町は長野県の中西部に位置し、人口は12,952人(2010.3.1現在)で、この駅のある木曽福島町と3つの村が2005年に合併してできた町です。これとは別に木曽郡木祖村という村も存りますが、「きそ」が字違いになっています。
-JR木曽福島駅-
【町内】町内3駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR中央本線 (東京-(塩尻)-名古屋間)
【開業】1910年月10月5日(訪問は2006年9月)
【1日あたり平均乗車人員】 991人/日 (2007年)
【近隣の都市駅】(塩尻方面)塩尻駅→9駅
(名古屋方面)中津川駅→11駅
私が行った類似駅名:
福島駅(福島市)→JR東北本線
福島駅(大阪市)→JR大阪環状線ほか
新福島駅(大阪市)→JR東西線
▼長野県の駅は久々のUPですが、それまでの4駅(南木曽、上松、大桑、藪原)と同じ中央本線の駅です。
前身の木曽福島町時代は町の唯一の駅でしたが、合併後は旧・日義(ひよし)村の2駅が加わり、町の中心駅で、特急「しなの」号が全便停車する重要な駅です。周辺は郡部が続きますが、郡部ですべての「しなの」が停車するのはこの駅のみです。南木曽や隣の上松などでは部分的に停車し、市の中心駅である恵那なども部分停車となっています。
上松と反対側の隣駅・原野は同じ木曽町内の駅です。
▼ホームは意外にも1面2線、特急然停車駅の割に少ないホーム数です。
しかしホーム上の屋根を支える柱が木製で芸術的なものを感じます。
階段上には大きな木製(檜?)の歓迎看板があり、ホームからは階段を下りて改札へ向かいます。
▼階段を降りて通路を歩いて改札へ向かいます。向こうがホーム側で、どちらの方向に下りてもホームがひとつなので、この通路を通ってくることになります。
特急全停車駅らしくきれいに整備された通路で、通っていても気持ちのいいものがあります。既に合併後でありながら、柱に旧町名で表示されているところは御愛嬌ということで。
▼駅から階段を降りて歩道を右折して、この通路へ。
この左先が改札になります。
割と長い通路を通っていく必要があります。
▼駅舎内には待合室があり、外のひさしの部分は何本もの木が並んでおり、実に見事なつくりになっています。
燈籠には
「木曽路のまんなか 木曽福島町 関所の町」
▼木曽福島駅の駅舎です。
まずは真正面からやや大きめに。ここからだと全体像は撮れません。
同じ沿線の南木曽駅と似たような宿場町様の駅舎ですが、南木曽の方が先に改築(1980年)し、翌年にこの駅が改築されたそうです。
▼やや斜めから全体像が撮れました。
南木曽駅よりはかなり大きい建屋だと思います。
南木曽は途中で切れて一層になっていますが、この駅は左側へも屋根がせり上がって左端まで二層に見えるようになっています。
駅前広場の床面もきれいに整備されており、この辺りでは重要な駅である事がこういうところからも窺えます。
駅前の様子は…また追々伝えていきたいと思います。
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