JR芦原温泉駅 (福井県あわら市)
福井県あわら市のJR芦原温泉(あわらおんせん)駅です。
あわら市は福井県の北端に位置し、人口は30,085人(20106.1現在)で、旧・芦原町と金津町が2004年に合併してできた新しい市です。えちぜんがわら発祥の地とされ、市内にはこの駅名にあるように芦原温泉や、浄土真宗を盛り上げた蓮如上人の布教拠点であった所「吉崎御坊」などがあります。
-JR芦原温泉駅-
【市内】市内6駅(JR、えちぜん鉄道各3)中の中心駅
【路線】JR北陸本線(米原-直江津間)
【開業】1897年9月20日(訪問は2008年8月)
【1日あたり平均乗車人員】 1,994人/日 (2007年)
【近隣の都市駅】(米原方面)福井駅→3駅
(直江津方面)加賀温泉駅→4駅
▼福井県の市のJR駅初登場です。
「あわら市」と、合併の際にひらがなになりましたが、旧町時代は芦原町と漢字表記で、この駅も漢字表記のものとなっています。東へ4駅、石川県には加賀温泉駅とやはり温泉と名のつく駅があります。
元々はこの芦原温泉駅のあった旧・金津町から「金津駅」という名称で、1972年に現駅名に改称されています。あわら市にあるJR3駅はすべて旧・金津町にあります。2006年度までは1日2,000人を越える乗車がありましたが、以後はその大台を割り込んでいます。
ここも訪問するまで「あしはらおんせん」だと普通に思っていて、あわら温泉というのはまた別の場所にあるんだと何の疑いもなく思っていました…。
▼2面4線と広く線路を持っていて、向こうに見える跨線橋でつながっており、またその部分が改札にもなっている橋上駅舎スタイルとなっています。
橋の部分が単なる渡り橋ではなく、改札機能も有していることもあり、しっかりとした建屋となっています。
▼観光名所が写真つきでホーム上にありました。
自然がつくり出した芸術的な断崖、東尋坊や日本に12しかない現存するお城である丸岡城などもここに挙げられていますが、これらは南隣の坂井市にあります。
▼ホームから階段を上がったばかりのところ、掲示物はそれなりにあるものの左側はなくやや寂しげな感じでした。
▼こちらも構内ですが、改札を出た側の部分です。
右にみどりの窓口が、左にはちょっとしたスペースがありました。
▼そのちょっとしたスペースというのがこれでした。
市内の「金津 創作の森」の案内展示がありました。一般に開放されている創作工房でものづくりに関わる事ができる施設だそうです。
▼ホームの端を見下ろした様子です。
屋根のあるスペースが広く、また広く線路スペースが取られています。
▼駅の構造図が乗っていました。
東尋坊方面へのバスが出ているのが分かります。
▼温泉のある駅のせいかタクシーが沢山停まっていて、広大な駅前広場を持つ芦原温泉駅です。
正面から見て両サイドに階段が下りている典型的な橋上駅舎の構造で、正面の2F部分は格子状の窓がびっしり続き、建物に花を添えている格好です。
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