JR小野新町駅 (福島県田村郡小野町)
福島県田村郡小野町のJR小野新町(おのにいまち)駅です。
小野町は福島県のど真ん中よりやや東寄りに位置し、人口は11,209人(2010.8.1現在)で、平安時代当地方を治めた小野篁(おののたかむら)に因んでつけられた町名といわれています。その篁の娘とされるのがかの有名な小野小町であり、小町に因んだものも町内には散見されます。
-JR小野新町駅-
【町内】町内2駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR磐越東線(いわき-郡山間)
【開業】1915年3月21日(訪問は2010年9月)
【1日あたり平均乗車人員】 481人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(いわき方面)いわき駅→6駅
(郡山方面)船引駅→5駅
▼兵庫県の小野市に小野町駅という類似した名の駅があります。
福島県のいわきと郡山という福島市と並ぶ県下屈指の大都市同士をつなぐ磐越東線の駅初登場で、この路線の途中駅では唯一寄った駅ですが、ここより東へいわき方面への列車は1日6本しかないという事もあり他の駅には寄っていないのです。いわき、という市は東北地方屈指の人口規模を誇りながら、新幹線路線からも外れてるし、このようにこの駅から急速に便数が減るしで鉄道に関しては冷遇されてる気がするのですが…
駅名標そのものに「ゆうゆうあぶくまライン」というこの磐越東線の愛称が表示されています。
▼ホームはこの面の両サイドに停まる1面2線のみですが、その横の留置線が多くとられています。キハ110系という列車が使用されていますが、ドアの部分が草色なのが印象的です。
▼上の写真の反対側の様子です。
ホーム上の屋根部分にも正面に駅名標の別バージョンがありました。
▼出口へはこの地下道でつながっています。
屋根の下には吊り式の駅名標もありました。
▼その地下への階段を反対から見た様子です。
ここも屋根が傾斜になっていて、平板な屋根のものよりも見ていて面白いものがあります。
▼地下階段の途中からホームを見上げた様子です。
郡部の駅ですが、ホーム上に自販機があってありがたいものがありました。
▼地下道の通路内です。
掲示物はそれほどありませんが、真ん中の緑のラインがいいアクセントになってます。
▼小野新町駅の駅舎です。
意外と大きいという印象を受けました。運転区間的に拠点となる駅ではあるのですが、なかなか立派な建屋でした。駅名は1文字ずつの表示となっていてます。
この駅から徒歩で行けるコレというものとしては「リカちゃんキャッスル」があります。タカラトミーのグループから独立した企業が運営しているオーブンファクトリーしいう形態のもので、素晴らしい宮殿様の建物に圧倒されます。
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