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2011年10月12日 (水)

三岐鉄道/楚原駅 (三重県いなべ市)

三重県いなべ市の三岐鉄道/楚原(そはら)です。

いなべ市は三重県の最北端に位置し、人口は45,692人(2011.9.1現在)で、2003年に三重県内初の平成の大合併で、旧・員弁(←「いなべ」とはこう書きます)郡4町が合併し、新たに市になりました。トヨタグループ企業であるトヨタ車体の工場があります。

-三岐鉄道/楚原
【路線】三岐鉄道・北勢線 (西桑名-阿下喜間)
【開業】1914年4月5日
【訪問】2011年7月
【1日あたり平均乗車人員】 471人/日 (2007年)  
【近隣の都市駅】(西桑名方面)西桑名駅→10駅 
          (阿下喜方面) 特になし

▼三岐鉄道は「さん」と濁ります。この駅の属する北勢線はかつて近鉄に属していましたが、2003年に現在の三岐鉄道に譲渡されました。

いなべ市は個人的には三重県で最後に訪ねた市で、この7月にここを訪ねたことにより、三重県の全市訪問完了となりました。そんな、記念すべき?!所です。

当駅はいなべ市の中心駅の位置づけにありますが、1日あたりの乗車人員は500人に満たない状態です。

阿下喜方面は盲腸線で、2駅で同じいなべ市内の終点・阿下喜(あげき)駅に着き、その先はありません。西桑名方面も始点の西桑名以外これといった都市駅はなく、町の中心である東員駅が2駅隣にある程度です。

駅名標は両隣駅がそれぞれ違う段の色違い2段表示になっていました。

岐阜県に同じ読みで蘇原という駅があります。

Himg0138

▼ホームは2面2線で、構内踏切での連絡方式となっています。

ちょうど、乗ってきた電車が阿下喜方面へ走り去っていくところ。

Himg0137


▼反対に西桑名方面へ走り去らんとするところです。

黄色の車体が鮮やかで印象的です。

Himg0136


▼駅舎内の待合室スペースが設けられていますが、かなり狭い空間となっています。

ベンチが数脚あるだけで、よくホーム上にあるような待合室の半分くらいの狭さ(椅子が片側しかなく)です。でもこのようなローカル鉄道の駅舎において、仕切り付の待合室がある自体貴重だし、さすがは市の中心駅という事になるのでしょうか。

Himg0183

▼駅舎前にあった名所案内です。

めがね橋とかねじり橋とかあるそうですが、あまり寄る時間がなかったので見ていません。近くだったら寄ってみたかったな、という思いはあったのですが…

いなべ市役所の員弁庁舎もあるとの事で、旧員弁町役場が現在の市役所の位置にありますが、分庁方式を採用しており、各部署ごとにそれぞれの旧役場の庁舎へ分かれています。
Himg0141

▼駅前、それもホームすぐに沿うような形でバス停の標識が複数建っています。

駅ホームの柵がいかにも昔ながらという感じの木製なのが渋いですね。

Himg0144


▼楚原駅の駅舎です。

正直思うところ、小さな駅です。

殆ど改札出たら待合スペースがないように見える雰囲気(実際は横に狭い部屋がありますが…)です。出入り口の門の部分とその上の屋根が少々豪華な感じで、周辺の他の駅よりはやや格上なのかな、と(他の駅あまりよく見てませんが)感じました。
Himg0181

▼駅舎の建屋全景です。

真四角ではなく、真ん中部分がトンガリ三角になっているのが建屋としてのよいアクセントとなっていると思います。平屋で小さな駅で、利用者数もそれほどないものの、沿線ではキー駅の部類になるかと思います。

Himg0143


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