JR燕三条駅 (新潟県三条市)
新潟県三条市のJR燕三条(つばめ・さんじょう)駅です。
三条市は新潟県のほぼ中央に位置し、人口は100,261人(2012.2.1現在)で、2005年の合併で新生・三条市となり、新潟県では新潟、長岡、上越市につづく第4の人口を誇る10万都市となりました。
県内屈指の工業都市で、隣の燕市とのつながりが強く、両市の境にある新幹線駅もこの記事で紹介する「燕三条」の名となっています。また国民的人気を誇ったプロレスラー・ジャイアント馬場氏の出身地でもあります。
-JR燕三条駅-
【路線】JR上越新幹線(大宮-新潟間)
弥彦線(弥彦-東三条間)
【開業】1982年11月15日
【訪問】2008年8月
【1日あたり平均乗車人員】 1,954人/日 (2010年)
【近隣の都市駅】(弥彦方面)吉田駅→3駅
(東三条方面)東三条駅→2駅
新幹線(大宮方面)長岡駅⇒隣駅
新幹線(新潟方面)新潟駅⇒隣駅
▼駅名標
この駅は上越新幹線の開通に際して、その建設が浮上したもので、上越新幹線の開業と共に開業しました。在来線では弥彦線に属しますが、この駅名標は新幹線のもので、ここへ来た時や発った時は新幹線を利用したので、在来線の様子は見ていません。新幹線では新潟と長岡という、県内二大都市の間に挟まれる格好となっています。
燕三条という駅名は隣の燕市の名と併記される状態ですが、この名に至るまでには様々な思惑が飛び交ったといい、その事が容易に想像できるネーミングと感じます。両市の境目に位置し、駅長室が三条市側にある事から、駅所在地も三条市という事になっています。
市内の中心駅は、市名を名乗る三条駅ではなく、東三条駅となります。三条駅も存在しますが、中心は東三条、山口県萩市もこのような状態になっています。
新幹線ホームの様子です。
こちらは東京方面のホームです。
屋根にすっかり覆われたホームで、我々山陽新幹線利用者にとっては、ちょっと違った雰囲気で豪華、というイメージを持ってしまいます。
▼六角凧
駅舎内の待合スペースには至る所にこのような六角凧が置かれていました。六角凧はこの三条が発祥地とされ、三条凧合戦なるイベントが毎年6月の第1土・日曜日に行なわれるといいます。今年ももうすぐですね!
江戸時代に子供たちがあげていた凧の糸の絡ませ合いから始まったとされていますが、こういった歌舞伎絵的な柄が好んで使われるといいます。
こちらは天井から吊るされた凧で、この白根大凧合戦も三条凧合戦と同時期に開催されるとの事ですが、木曜から翌月曜までの5daysとなります。
こちらは六角凧ではなくて、正方形の「大凧」が吊るされていました。
▼改札
県央の地として横断幕が下がっていましたが、新潟県央地域の中心都市として三条市が存在している事を示しています。
▼駅舎内
各箇所への標識が出ているところです。
まっすぐいくと、在来線である弥彦線、右へ行くと新幹線です。
そういえば、JRの在来線も通っている新幹線駅で、在来線の属している路線が「〇〇本線」でない駅は珍しい気がします。
▼駅内の鳥居
ナント駅構内にこのような鳥居のジオラマがありました。
「日本一の大鳥居」とされる弥彦神社のもので、当駅から13kmのところにありますが、実物は高さ30m、幅20mにもなるとあります。
▼燕三条駅 駅舎
新幹線も持つだけに立派な駅舎であり、また開業時から新幹線が停まるという前提があった為、尚の事だと思います。
両出口で燕口・三条口とありますが、ほぼ同様のデザインとなっています。
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