JR東萩駅 (山口県萩市)
山口県萩市のJR東萩(ひがしはぎ)駅です。
萩市は山口県の北東部に位置し、人口は52,211人(2012.2.1現在)で、幕末の大舞台のひとつ・長州藩の本拠地としてたいへん有名で、現在は長門市と共に山口県では数少ない日本海側の都市として存在しています。
萩城跡や長州藩の往時を思わせる街並みは秀逸で、最近は近隣の津和野と共に観光地としての側面が強くなっており、また萩焼の陶器や夏みかんの栽培なども有名です。
-JR東萩駅-
【路線】JR山陰本線(京都-幡生間)
【開業】1925年11月1日
【訪問】初訪問-2008年10月
【1日あたり平均乗車人員】 286人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(京都方面)益田駅→10駅
(幡生方面)長門市駅→6駅
▼駅跨線橋
初訪問は2008年10月ですが、夜と早朝しか居なかった為、まともに写真が撮れず、その時の写真で使えそうなのはこれくらいか、と思って載せてみました。掲示物は一応埋まっていますが、通路はあまり広いものではありませんでした。
この地域は県内でも屈指の?!交通網開発の遅い地域で、とにかく行くのが困難!というイメージを持っていました。都市からも離れているので、実際にここと何処かを行くというのは鉄道ではかなりしんどい話です。
この初訪問の後、昼間の萩を撮りたくて、つい先月2012年の4月にリベンジ訪問しました。
この時は前夜に新山口泊だったのですが、電車で行くよりバスで行く方が断然早く、1時間強で\1970です。電車だとまず益田までで2時間半くらいかかって、そこからまた山陰本線で10駅も行く事となり、接続次第では何時間かかるか、となってしまいます。車以外で行く時はくれぐれも計画を立ててから、これは冗談抜きです。
観光都市のせいかタクシーは多く停まっています。
とにかく電車で来ることが困難な所で、この時(2012年4月再訪時)は新山口からバスで来ました。この時は益田に行く前の寄り道として行ったのですが、電車は9時台の後は、14時前までなく、また何やかやアクシデントが続き、結局その時は益田への訪問を断念しました。山陰「本線」といいつつ、益田以西はほとんど電車がないので、くれぐれも要注意です。
それとこの駅前、一見豪華に見えますが、駅前そのものはこれ以外ほとんどない状態です。ホテルはここ以外は少し離れたところにあったり、食べる所も。ここを離れて橋を渡らないとなかなかいろんなものに出くわさず、中心地よりも少し離れたところにある、と行ってみたら感じます。
▼バスダイヤ
バスの発車時刻表が駅構内にありました。
それほどバスに頼る要素が強いのかな、と感じます。
ちなみに萩バスセンターとは少し距離があるので、これも要注意です。
▼萩城模型
東萩駅前広場隅にある萩城の模型です。
関ヶ原の戦いに敗れた毛利輝元が1604年に築城し、1884年に解体されたといいます。
現在の萩城跡にはこのような天守はありませんので、行く前にこれをイメージして行かないようにしたいものです。
萩市には、市名を名乗る萩駅もあるのですが、中心駅はこの「東萩」駅です。市名の駅が中心駅でないケースはいくつかありますが(香取(千葉)、小城(佐賀)など)、代わりに「東○○」など方角を冠した駅が中心駅になるケースはかなり珍しいかと思います。昔の鹿児島市(鹿児島中央、となる前の「西鹿児島」の時)くぐらいでしょうか。
萩駅は歴史ある駅舎が素晴らしい駅ではありますが無人駅で、駅前にタクシーもろくに停まっていない状態でした。このあたりもくれぐれも間違いのないようしたいものです。このような事ばかり書いていますが、自分自身が行った時にあまりにもいろんなアクシデントに遭い過ぎて、旅もままならなかったので、ついつい書いてしまいました。
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