JR下館駅 (茨城県筑西市)
茨城県筑西市のJR・関東鉄道・真岡鉄道/下館(しもだて)駅です。
筑西市は茨城県の南西部に位置し、栃木県とも接していて人口は107,052人(2012.4.1現在)で2005年に旧・下館市と3町が対等合併してできた新しい市で、筑波山の西にある事からつけられた名といわれ、古来よりの下館の名は自治体名としては消滅しました。
-JR・関東鉄道・真岡鉄道/下館駅-
【路線】JR水戸線 (小山-友部間)
関東鉄道常総線(取手-下館間)
真岡鐵道真岡線(下館-茂木線)
【開業】JR-1889年1月16日
関鉄-1913年11月1日
真岡-1912年4月1日
【訪問】2011年8月
【1日あたり平均乗車人員】JR-3,450人/日
(以下は乗「降」者人員)
関鉄-818人/日、真岡-723人/日(年不明)
【近隣の都市駅】(小山方面) 結城駅→4駅
(友部方面) 岩瀬駅→3駅
(取手方面) 下妻駅→5駅
(茂木方面) 真岡駅→6駅
▼駅名標
この駅にはJRでやって来たので、記事タイトルには「JR」と冠しましたが、JRのみならず関東鉄道や真岡(もおか)鉄道といった3社の路線が集中する交通の要衝的な存在となっています。
しかしこの駅名標、すごく横長の中に真ん中に感じに文字の駅名がギッチリ詰まってて、白のスペースの長い、えらく間延びした感じのものになっています。
JR駅としては100年を越える歴史をもっていますが、真岡鉄道としては今年開業100周年、関東鉄道の駅としては来年開業100周年の節目の年を迎える事となります。
▼ホームに電車
草が茂っているそばで停まっているこの電車は、関東鉄道のものです。
白を地としながら赤と青のラインが入ったコントラストのハッキリした配色の車体となっています。
▼ホーム
全部で3面6線にもなる広大なホームをもつ駅で、関東鉄道に2線、真岡鉄道は1線、JRには3線が配されています。
時刻は8時半すぎですが、盆時期の朝8時半で、人通りもそれ程でもないかな、という感じでした。利用者数でみると圧倒的にJRが多い状況となっています。
▼跨線橋
上の写真のものから、ホームへの階段を経てつながっている跨線橋で、こちら側には全面的に筋交いが通っています。
▼跨線橋内・1
この駅はホームが3面もあるので、真ん中の3・4番線から上がると、両サイドへ通路が出ています。そして出口も両側にあります。
右が真岡鉄道、左は関東鉄道へののりばとなります。
▼跨線橋内・2
すぐ左が3・4番線へ下りる階段で、向こうは5・6番線です。
手前には1・2番線への階段も下りています。
3面もあるので長い通路となっていて、それだけで普通の駅より大規模感があります。
▼駅前通り
駅を降りてから見た通りの様子です。
幅が広めの幹線道に、なかなか高層の建物が立ち並び、かなり都会的な雰囲気を感じる事のできる、いかにも都市駅の駅前風景です。旧・下館市としては人口6万余りの市でしたが、当時からこのような雰囲気であったのでしょう。
右側にあるシッョピングセンター・下館SPICAは1991年オープンだそうで、かつてはSATYを核としていたそうですが、マイカル破たんにより撤退してしまったという事です。
▼下館駅 駅舎
横にあまり長くなく、2層の建屋なので正方形ぽく、こじんまりとした感じに見えます。
駅名表示の後ろの上層の窓が上が曲線で、下が直線(なんという形でしょうか?調べてもなかなか分かりません…)の明かりとり風のものとなっています。建屋にの上下左右4分割の形で窓がついていますが、どれも全部違う形なのが逆に面白い感じです。
駅前広場はレンガっぽいタイルで床面が整備され、合間に植込みがなされています。
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