石川/かほく 西田哲学の町
石川県かほく市、JR宇野気駅からの歩き旅です。
(2010年7月当時)
▼西田幾多郎像
郷土が生んだ世界的哲学者、と銘打たれて宇野気駅前に立っている、西田幾多郎(1870-1945)先生の像です。西田哲学、と言われる彼の思想体系ですが、日本の近代哲学者でその名前が冠される人物は他には居ないといってもいいレベルで、かほく市はこんな偉人を生み出した訳ですね。
▼駅前の道
宇野気駅の駅前広場を出て右向いたところ、線路と平行に走る形の道路です。厳密には左へカーブを描いてるので離れていくんですが…
商店がまばらにある通りで、商店街というほどではない雰囲気でした。
▼福祉巡回バスダイヤ
かほく市の福祉巡回バスのダイヤです。
宇野気駅東という停留所名で標識が立っていました。
平成20年から実験運行を始め、翌21年10月13日から運行開始となったそうで、この方面はその更に翌年7月、運行開始より9か月ほど経った頃、という事になります。
4路線で1日5本前後のダイヤですが、平日だけのようで、また各ルート週2日の運行という便数的にかなり少ないものです。土日などの休日によそから旅に来て利用しようとしても無理という事でしょうか。
▼宇ノ気町宇野気区
という表記が看板にありました。「宇ノ気町」の部分は上から貼ってありました。
しかしなんで旧自治体名である「宇ノ気町」と貼ってあるのか不思議でした。現在の「かほく市」と貼ってあるなら分かるんですが…
▼西田幾多郎 生い立ちの地
として記念碑が建っていました。
宇野気駅前から歩き始めてまだ程ない地点です。
生家は別の地にあったのですが、火災に遭い、この地に移転してきたそうです。3歳から13歳まで当地で育った西田幾多郎氏、何不自由なく「美しき子」として育った、と説明板には書かれていました。
▼かほく四季まつり
の幟が出ていました。
駅前の道路は市の中心駅の駅前か、というほどひっそりとしたものでしたが、ここは幹線道へ出てきて、幾分活気が見られます。
四季まつりとあったものの、検索したら「サマーフェスタ」とか「花火大会」とか出てくるばかりでした。ちょうどこの時は花火大会を控えていた時期だったので、まぎれもなくその幟だったと思われますが…
▼宇野気郵便局
旧宇ノ気町の中心的郵便局でしょうか、規模が中途半端でよく分かりませんが、〇〇駅前郵便局、のような小規模局ではない雰囲気でした。
前に台形部分のものが突き出ていたりして、建物のカタチ的にユニークなものでした。
▼かほく市役所
旧・宇ノ気町役場です。
駅から来ると、坂道を上っていく格好となり、夏の暑い時期にしんどかった覚えがあります。2010年も今年のような猛暑で、しかも9月までだいぶ暑さを引っ張ってたような気がします。
▼駅前に戻る
かほく市役所まで歩いてきて引き返した、かほく市の旅。
旅というか、、当市ならではのものといえば西田幾多郎記念碑くらいでしょうか。
それだけでも得られれば良かったかな、と。
駅に戻る頃にはすっかり夜の景色になりつつある状態で、この道を左に曲れば宇野気駅です。
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