スマイレージ 初日本武道館ライブ 2014.7.15(②本編)
さて、長くなりすぎた前置きに続きスマイレージ武道館ライブの本編を!
18:30~開演ながら、お約束の?!若干遅れで、「どんな登場をするんだろう?」そこに興味が一点集中でした。
席が遠いというか最上に近い位置でよく見えないながらに、一人一人がいろんな場所から登場してきてポージング。それまで彼女たちがアクトを続けてきたライブハウスではただ出てきて歌うだけで、セットもなく走り回るのも狭いステージ上だけ、という感じだっただけにすごく新鮮に見えました。
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そしてこれまた多くの人が関心を持ったであろう、「最初の曲は??」。スマイレージには「新・日本のすすめ」というオープニングアクトに相応しい壮大な曲があり、また「私ちょいとカワイイ裏番長」というアゲアゲの曲があるんですが、そのどちらのタイプでもない「ぁまのじゃく」という、全くのデビュー曲を持ってきました。
意外といえば意外、当然といえば当然の選曲なのかもしれません。「初心忘るべからず」というか、スマイレージとして結成された2009年、1年ほどインディーズで活動していた頃のいちばん最初の曲、6人中2人しかいない初期メンバー(和田彩花・福田花音)にとっては最初の曲です。思い入れが最もあった曲、デビュー前の苦しい時代のいろんな事を思い出させる曲、という事でしょうね。
1曲目の歓喜に酔いしれているうちに次の曲が矢継ぎ早に入ってきます。次はナント!というべきここで「夢見る15歳」がこの曲はインディーズ活動を経て2010年に発表した「メジャデビュー」曲な訳で、インディーズ期は特にメジャーデビューを目指して色んな活動をやって来ていたので、その記念すべきデビュー曲に対してもやはり初期メンバーの思い入れが半端ではないと思います。で、この曲の終盤部分がアレンジされ、終りの演奏を長くして、その間にビジョンでメンバー紹介という演出できました。一人一人映し出されると共に上がる歓声…、後ろの方で見てるとその盛り上がり具合がよく分かるんで、この辺りが利点ですね、後方鑑賞の。
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こっから先は個別に覚えてるとこだけで行きますが、
◎ゲスト
最初に妹分であるJuice=Juiceともはや重鎮ともいうべき貫禄のBerryz工房が登場。
それぞれがスマイレージに対し手紙を読み祝福するという趣向。祝福もあれば暴露もあり、クレームもあり色々でしたが、個人的にはBerryz熊井⇒スマ福田の部分がいちばん楽しかったかなと。この組み合わせが好きなだけで、スマイレージって元々4人の頃はあやちょ(和田彩花)単推しという感じで箱には実はあまり興味なかったんですが、にょんさん(福田花音)の熊井(友理奈)推しの強さになんか感情移入して、ヲタクらしいとこ含め好きになりました。正直4人時代から今いる2人がそれぞれ別方向で好きだったという感じです。
あやちょはかわいいだけじゃなく、不思議な感じが惹きつけて止まずで(笑。当初はリーダーっぽくなく何を考えてるのか分からない感じでしたが、今やすっかり頼れるリーダーになったなと思うし、いい方向に成長してるなとも思えます。
で、次のゲストは℃-uteとモーニング娘。'14。結局全部出てきたか…とか思いましたが、「華を添えてくれた」という事にしておきたいと思います。あやちょが片思いしてると言われるくどぅー(工藤遥)が手紙の手渡し時に「彩花、頼んだぞ」と言った時は8,000人丸ごと歓喜の?!渦でした。
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◎嗚呼すすきの
8/20に発売される新曲を序盤にもってきました。初めて聴いたのでどんな曲?的なものしかなかったですが、あやちょとりなぷー(勝田里奈)にセリフを言わせるとは斬新なアイデアだなと。
◎ミステリーナイト
現時点で発売されている最新曲。オリコンウィークリーで初の2位を記録したこの曲、これまで上から見下ろす事が殆ど無かったので、広いスペースで独特の床に転がるパフォーマンスが違った角度で見れて良かったなと感じました。あとタケちゃん(竹内朱莉)の音切れなく「ミステリーーイイイー」が聞けたことも〇。
◎良い奴
去年の最後のシングルの同時A面曲。いつも最初のピアノソロに惹き込まれ、初めて聴いた時は「スマイレージがこういう曲を歌うようになったか…」と思ったものでした。「十年さーきでもっ」と歌うあやちょに歌唱力の大飛躍を感じさせられました。
◎ 〇〇がんばらなくてもええねんで!
4人時代の2ndシングル。ステージ最上部で、マイクスタンドとステッキを持って二期メンバー4人だけで登場。かつての4人時代を彷彿とさせる雰囲気でのパフォーマンス。サビで片足を上げる部分があるけど、武道館の段差が急なんでうっかり足上げてバランス崩すと将棋倒しとかエライ事なるだろな…とか変な想像しながら聴いてました。
◎新・日本のすすめ
去年のアルバム「スマイル・センセーション」の曲。オープニングアクトに相応しい壮大な前奏で、プロレスラーの登場にもうってつけの感じ?!この公演もこれがOPだと勝手に思ってましたが、2期メンバー4人が歌い終わったところに初期2人が前の方に登場して、6人合流で歌うという形式に。
◎ドットビキニ
2012年5月のシングル。今の6人体制では2曲目でまだなじまない感じがあったかも。個人的にはこの曲のイベントで地元に来ると聞いて、初めて生で彼女たちを見た記念すべき曲という事になるでしょうか。ただそこでは入れ込めず、1年近く離れる感じになってしまいましたが…。そんな事も思い出しながら見てましたが、会場の両サイドまで寄って上の上まで視線を送って、ライブハウスツアーの経験がここで生きてるな、と感じさせられました。
◎私の心
「スマイル・センセーション」のバラードの佳曲。初期メンであるあやちょとかにょん(あやかのん)2人だけの歌唱。あやちょがかにょんとタメ張るほど歌えるなんて…と感動し、また激動の歴史を2人だけはずっと乗り越えてきたんだな…と思うと目頭も自然と熱くなりました。
◎明日はデートなのに、今すぐ声が聞きたい
2009年のインディーズ2ndシングル。ここまではバラードで来てたスマイレージのシングル。こんな曲までつくれてしまうつんく♂というオッサンはすごいなと思いました。2期メンバーは自分たちが居なかった頃の曲だけど、ちゃんと引き継いでるなとも思いましたね。
◎ショートカット
初期スマを代表する2011年に出た4thシングル。4人時代の快進撃を象徴するような、当時のスマイレージらしい可愛い曲。でも色々と変な事を思い出してしまいました。ヒゲつけられたり、この曲では髪をバッサリ切られたり、ブタ鼻つけさせられたり、ハードすぎるスケジュールだったり、そりゃその後のメンバー変遷も起こるだろうよ、と思わされたりもしましたね。初期スマはメディア露出も多かったけど、一方で過酷な事やらされすぎたんじゃないか、と。
◎恋にBooingブー
ショートカットに続く5thシングル。まさかコレを歌うとは…って感じでしたが。あやちょはいちばん歌いたくない曲ではないか?と思うんですが…。
ブタ鼻つけさせられたのは、言うまでもなくこの曲です。サウンドは素晴らしいんですけどねこの曲。
◎タチアガール
スマイレージが4人時代ではなくなった(二期メンバーが初めて参加した)最初のシングル曲。初期メンバーが既に1人卒業後で、「落ち込んでちゃいられない」から始まる歌詞がまともに当時のグループを物語っていました。
MCというかパフォーマンスでリング上で格闘し全員がノックアウトとなりリング上に倒れ込んだスマイレージメンバー。客席からの「スマイレージ」コールで起こすという、仮面ライダーショーのようなノリの演出から、メンバーがゆっくり少しずつ身体を起こし、この曲のスローVerを寝ころびながら全員で歌い始めました。その間にりなぷーが泣きだし、頭叩きながらメンバーたちが支え…。後のMCでこの曲が自分たちの加入時最初の曲で当時のいろんな事がよみがえったようで。
この記事で終わらせるつもりでしたが、長くなりまくるので、残りの曲・アクトについてはまた後日に!
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