JR寒河江駅 (山形県寒河江市)
山形県寒河江市のJR寒河江(さがえ)駅です。
寒河江市は山形県の中部に位置し、人口は41,421人(2014.12.1現在)で、県内随一のサクランボの産地して知られる街です。
-JR寒河江駅-
【路線】JR左沢線(北山形-左沢間)
【開業】1921年12月11日
【訪問】2014年12月
【1日あたり平均乗車人員】 949人/日 (2013年)
【近隣の主要駅】(北山形方面)山形駅→8駅 ※北山形経由
(左沢方面)左沢駅→4駅
●駅名標周辺
去年の12/29に訪ねてきたばかりで、長井駅の次に訪ねました。
「山形県の未訪市を訪ねる」というテーマの下、長井駅を訪ねて、残るはココ寒河江市のみとなりました。しかし、長井から赤湯でJRに乗換えて山形へ移動し、またこの寒河江までやってくる、というのは大変時間のかかるものでした、同じ県でありながら。おかげでかなり暗くなってしまっていて、山形を出たのは16:32で、ここに着いたのが16:58という状態でした。
JR左沢線という路線に属する駅ですが、左沢は「あてらざわ」と読みます。
両隣駅は、南寒河江と西寒河江となっていて、南と西という反対方向じゃないのが両隣って珍しいですね。
とにかく、ここへの到着を以って、山形県の全市訪問を達成した瞬間でもありました。
●さくらんぼ駅名標
寒河江と書いて「さがえ」と読みます。なかなかの難読ですね。
ここだけの特別バージョンか分かりませんが、さくらんぼの名産地らしい駅名標がありました。
私鉄のように見えますがこれでもJR駅です。本来は天井から吊り下がってるこのタイプのものが通常版だ思いますが、ユニークなものを作ってくれたもので。
さくらんぼ駅名標はベンチの背中合わせになった間に建っているものでした。
市の中心駅らしく屋根は長く取られているものの、そんなに賑わっている訳ではなく寂しげな雰囲気が覆い尽くしていました。
の側です。
この左沢線は「フルーツライン」なる愛称をもっています。
跨線橋を上って改札へ。
ホームから上がってきた頃です。
このフロアに改札があり、エレベータもついてました。
改札のほぼ真上に近い辺りに吊下げられていました。
「寒河江に来てけで ありがとさまなっす!」という方言での御挨拶です。
意外にも?!橋上駅舎でした。
出口が片方しかない小規模駅舎を想像してたので嬉しい誤算というかホントに意外でした。
左沢線では山形を除く途中駅での唯一の市の中心駅という事もあり、沿線ではその担う役割が重要なところとされています。
自由通路にあった駅周辺図です。 駅前広場もしっかり設けられています。 自由通路の壁(内側)はこのような取り付け型でもってデザインがなされていました。やはり名物のサクランボが散りばめられています。 昭和30年ごろの寒河江の町並図刊行事業のようすが当時の区画と共に貼り出されていました。 上の写真の左端に写り込んでいますが、駅改札出て右側の自由通路の端が室内型待合室になっていて、観光案内などもありました。行った時は夕方だったのでヒッソリしてましたが、それでもこの駅がこれだけ色々充実しているとは思っていませんでした。 こちらは自由通路の外側に看板を立てる形で紹介されているのが、国指定史跡である慈恩寺です。 奈良時代に聖武天皇が建てたとされますが、こんな時代にどんな指示系統になっていてどんな段取りで進められたのか体感してみたいものです。今だと交通機関も発達してるし、メールもあるので当たり前のようにできるでしょうが。 平安時代に鳥羽天皇の代になって建物が充実していったともありました。仏像群があるという事で興味を惹きましたが、訪ねたのが既に暗く、街歩きが叶わない状態でした。また行きたいとは思いますが、ここへ行くの自体に時間がかかり、ピンポイントで行かないと観光もままならないですね。 自由通路から出口への階段には、絵画や仏像、特に仏像の写真が多数散りばめられ、惹きつけられました。 階段を降りて駅を出た所です。 一面の雪景色、ここの前に訪ねた長井市同様でした。 ここではそんな積もってる印象は受けませんが実際道路以外の部分はかなり積もってました。 すっかり暗くなってしまっていて、駅名の部分に光が入ってしまうなど万全な状態では撮れませんでした。東北の駅百選に入るという実は素晴らしい駅です。 本来夜中の訪問などは自分の中では訪問と見なさないのですが、なんとか記録に残り、また次いつ行けるか分からない場所の場合は訪問と見なして、記事にあげました。 しかしこの駅前広場もほとんど積もってる感じがないですね、ここを離れると見事に雪景色に出会います。 ここの町では長くも居れず、また雪でまともに歩く事もしなかったので、ほんの駅前だけしか見ていないのが少々心残りではあります。ただ、その駅近くでいいものが見れたので、それは収穫だったと思います。
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