JR直江津駅 (新潟県上越市)
新潟県上越市のJR直江津(なおえつ)駅です。
上越市ではJR高田駅をupした事がありますが、今回急遽この直江津駅を取り上げさせて頂くのは、この駅がJRとしては今日で最後の日を迎えるからです。
北陸新幹線開業に伴い、JR駅としての役割を終え、明日からは「越後トキめき鉄道」の駅として新たなスタートを切る事となります。
-JR直江津駅-
【路線】JR北陸本線(米原-直江津間)
信越本線(篠ノ井-新潟間)
【開業】1886年8月15日
【訪問】初訪問-2005年11月
【1日あたり平均乗車人員】 2,741人/日 (2013年)
【近隣の主要駅】(米原方面)糸魚川駅→8駅
(篠ノ井方面)高田駅→4駅
(新潟方面)柏崎駅→11駅
●駅名標
上越市では高田駅と並ぶいわばツイン中心駅体制となっていて、旧・直江津市の中心駅でありました。北陸本線の終着にして信越本線にも属し、更にはJRという会社においても、北陸本線はJR西日本、信越本線はJR東日本にそれぞれ属しています。
新潟県のこんな所にJR西日本とは驚きますが…。また北越急行ほくほく線には属していませんが、この路線の列車も乗入れしてきます。
ちなみに上越市に初めて来たのは2005年11月にこの駅の訪問時で、高田駅はその約3年後の2008年8月に訪ねています。この記事で載せる写真は途中までは2015年1月のもので、駅を出て以後の写真は、初訪問時のものをお送りします。
この駅は初回訪問して以降、何度かこのようにホームに立ち寄っていますが、乗換待ちばかりで、外へ出たのは初訪問の時以来もう10年近くありません。
そんな中、この広くて屋根との骨組みを五角形でなすホームの様子が大変印象的です。とにかく素晴らしさを感じるホーム屋根ですね。
乗り入れる路線すべての時刻表が3本ホームに横並びになっている様は、これまた印象的です。左から北陸本線、信越本線、そしてほくほく線です。
本線2つにも属していながら、そんなに多くの電車が来る訳ではない、そんなダイヤの密度を感じます。
3面6線にもなる広大なホームをもつこの駅ですが、天井も素晴らしければ、屋根のこのピビッドな青さもまた素晴らしいと感じます。澄み切った青色、とでもいうか、ホントに素晴らしいものがあります。柱の下部の青色もまたその素晴らしさをアシストしているようです。
ここからは初訪問の2005年11月当時の写真にてお送りします。上の写真とは約10年の開きがあります。ちなみにこれは写ルンですで撮った写真をCDにしてもらったものです。少し間を置きすぎたのか、色がこんなになってしまいました。
この日はあいにくの雨で、それでひどい目にあったというか、あまり快い旅ができなかったのはよく覚えています。ちなみに真ん前の左側の大きな建物はホテルです。
同市内の同じく中心駅である高田駅が相当に荘厳で素晴らしすぎる駅舎である為、地味に見えてしまいますが、そこそこの規模ではあります。
この写真には「JR」と冠されていますが、明日3/14からはそうではなくなるのですね…
JR直江津駅として確かに刻まれていた事をここに残し、明日、移管の日を迎えたいと思います。
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