アンジュルム日本武道館!150526② 天真爛漫~コーナー曲
5月26日に行なわれたアンジュルムの日本武道館ライブ「アンジュルムSTARTING LIVE TOUR SPECIAL@日本武道館 大器晩成」のレポート、アンジュルム日本武道館!150526① ~魔法使いサリーまでに続く第2弾です。
前回では、6曲目の「魔法使いサリー」まででしたが、次は7曲目「天真爛漫」です。
この曲は2013年にリリースされたアルバム「(2)スマイルセンセーション」の中の曲で、このアルバムがメンバーも絶賛する「神曲」揃いで、どの曲がシングルでもおかしくない、といわれた名作中の名作です。この曲今の9人になってからやったことあったかな?とふと思いましたが、たまに9人で初披露となる曲もあるであろうところは普段とは違う、武道館仕様のセットリストならではですね。
8曲目「ねぇ先輩」、これも「(2)スマイルセンセーション」の中の曲で、スピーディーに畳み掛けるサウンドが大変な印象的なナンバーです。上げたり下げたり大きく動いて、とにかく体力を非常に使うダンスが印象深く、武道館の大観衆を惹きつけるにはうってつけの曲かなと思いました。
9曲目「ショートカット」、スマイレージ初期4人時代を象徴する王道のアイドルナンバーで、ファンからも大変人気の高い曲のひとつです。ラストでにょんさんが大声で歌い上げる「♪旅したーーーい」の部分、これが広い武道館の隅々まで響き渡っているという事実にただただ感動しました。この観衆の中には、アンジュルムの単独ライブを初めて見るという方も居られると思うので、そういった方々にこのパワーを見てほしい、聴いてほしいと強く思いました。
10曲目「チョトマテクダサイ」、激動のメンバー変遷を遂げたスマイレージ~アンジュルムにあって、昨年末まで3年間も続いた初期2人・2期4人の6人体制、その第1弾として2012年2月に発売されたシングル曲で、この公演で先に出てきた魔法使いサリーの衣装によく似たメンバーカラーごとの衣装でした。アンジュルムになってからは当時のメンバーカラーと違ってしまいましたが…。歌詞にある「♪日本一になる日まで~」の部分はいつ聴いても、いつか日本一になってほしいな、と思わされます。
…といったところで、MCに入り4人が残りました。にょんさん、かななん、りなぷーこと勝田里奈ちゃん(17)、むろたん(前記事にて紹介メンバーは本名割愛)の4人。「スターティングライブツアー」という事で、各人の「スタートさせたい事」というお題でのトーク。かななんは今までいろんな方々に迷惑をかけてきたから「かなの恩返し」として、色んな事をしたい!と。でもそれが他のメンバーには悉くお節介な事で、笑いに繋がっていった感じで、最後には「スタッフさん、ホントになんでもやりますから!」で〆てました。
しかしやはりにょんさん、「運動がしたい!」というもので、「運度やってるじゃないですか、今」とライブ(でダンス)してる事を指摘され、「ライブはなんなんですか?」の問いに、「ライブは、、、出勤?」で場内は大爆笑が巻き起こりました。この空気感がアンジュルムですね。今年の3/3まで活動していた先輩の「Berryz工房」がもっていたこの空気感、これをそのまま受け継いだといってよいと思います。ハロプロは今年激動の時期を迎え、いくつもの新ユニットができましたが、Berryzテイストを色濃く残し、ハロプロの単にかわいいだけとかスキルが高いだけとかではない、一筋縄でいかない部分を強く感じさせ、これがまた「ハマる」強い要素のひとつかと、つくづく思いました。
話戻して、にょんさんの始めたい「運動」で「スイムウォークはやっていた」と言い、ただ「やってたら、知らないおじさんに追いかけられた」のセリフにステージ上のメンバーは「えー!!」と凍りついていたかと思いきやすかさず「ここに居るんじゃないですか?」と観客席を指さして客弄りするかななん。この機転がまた場内の爆笑を誘いました。2期メンバーは加入当初はほとんど喋らなかったといい、当然こんな事も出来るはずがなかったのですが、今ではハロプロ屈指の面白メンバーとして異彩を放っています。スマイレージ時代からキラキラした初期メンバーがとかく注目されがちですが、今の多幸感をもたらす部分は2期メンバーが大いに担っているといえます。
MCの後は、何人かずつのメンバーが登場してのコーナー曲で、まずは11曲目「どうしよう」で、タケちゃんこと竹内朱莉ちゃん(17)、めいめいこと田村芽実ちゃん(16)、最年少のりかこの3人です。この曲は2013年3月のシングル「旅立ちの春が来た!」のカップリング曲で、ハードなサウンドが印象的です。去年のツアー「SMILE CHARGE」のセトリにも入っていて、序盤から「ヲイヲイ」と煽りのあるライブ向きの曲でもあります。
12曲目は「シューティングスター」、初期スマイレージの名曲とされる曲のひとつで、1stアルバム「悪ガキッ(1)」に収録されています。どちらかというとほのぼのした曲で、この曲をあやちょとあいあいで。あやちょは初期メンバーとして、この曲含め全曲をリリース時から知る身として、あいあいはスマイレージに憧れて3期として新しく入ってきた身として、それぞれまったく対照的な立場の2人が歌い上げていく姿がまたよかったです。あいあいがあやちょというリーダーと肩を並べて歌う姿を見て「なかなか歌えるなぁ」と思って見ていました。こんな大舞台全く初めてで。
13曲目「夕暮れ恋の時間」、(2)スマイルセンセーション収録のアルバム曲で、出だしからキャッチーなポップナンバー。3期メンバーのあいあいがスマイレージに加入する前に毎日のように聴いていたという曲です。しかしここではあいあいは歌わず、にょんさん、かななん、りなぷー、むろたんという先ほどMCしていた4人のアクトとなりました。この曲の最後にキメ台詞ともいえる「♪わたし~、ヨシ!かわいいぞー」という部分、にょんさんの定番です。やはり本人が歌い上げていましたが、彼女は秋での卒業を発表しており、この曲聴きながら「今後、この部分誰がやるの??」と思った方も少なくないのではないでしょうか?
と、ここまできましたが、前記事でメンバーの事を4人分ふれていたので、この記事でも何人か触れる事とします。
まずは、「りなぷー」ですが、ハロプロ研修生である「ハロプロエッグ」出身の2期メンバーで、ゆるくてふんわりとした「癒しキャラ」とされていますが、ツッコミは鋭く、しれっと毒を吐くところも容姿とは裏腹で彼女の魅力といえます。当初はかなりおとなしい印象でしたが、最近はいう事もしっかりしてきて、決してガツガツしていないむしろその逆ではありますが、内に秘めた力強さを度々感じさせるようになり、先輩になってまた世話焼きな面もでてきた印象です。
続いて「タケちゃん」。りなぷーと同じハロプロエッグ出身の2期メンバーで、一言でいえば「ボーイッシュ」で名前にあるような竹を割ったようなスカッとした性格。MCが苦手でいう事がまとまらないのでノリで勢いでいく感じながら、書道に長けており、小学生に指導できる師範の資格もあり、この武道館公演の前まで毎日のようにTwitterで達筆かつ個性的な数々の漢字を裏紙((笑))に書いてUPしていました。
最後に「めいめい」。3期が入るまでは最年少で、早い時期から歌唱面では大事な部分を任されていましたが、特に2013年7月「ヤッタルチャン」のロックな外見と歌唱を見せてから、特にそのような部分が強調され、またミュージカル志向が強く表現力豊かで、グループの歌唱のハードな面を広げる部分に貢献し、2期ではタケちゃんに並ぶ歌唱の中核として活躍しています。
記事②はここで切ります。次はメドレーから入ります。
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