中国国鉄/大連駅 (中国/大連市)
中国/大連市の中国国鉄/大連駅です。
-中国国鉄/大連駅-
【路線】瀋大線(瀋陽北-大連間)
哈大線(大連-ハルビン間)
【開業】1903年1月
【訪問】2015年8月
【近隣の主要駅】 (瀋陽北、ハルビン方面) 金州駅→4駅
※瀋陽北まで共通
●大連火車站
鉄道駅を「火車站」などとよく表記している中国や台湾ですが、いわば市の文化財である事を表している石碑でしょうか。大連市人民政府と書かれています。
ここの駅は国鉄は利用していないので、中身まで窺い知れず、基本は駅外のカットを御紹介の形となります。
大連駅から駅前広場を隔てて高層ホテル群が立ち並ぶカットです。
自分が泊まったのは低い茶色のホテル(大連九州国際大酒店=旧・ラマダプラザ大連)ですが、これとて23階建てで、いかに高層のビル群が多いことか。
大連って北京や上海ほどの有名都市ではないにしても、やはり国の重要な都市のひとつであり、その中心部となるとやはり、これくらい栄えていてもおかしくないのかな、と思わされます。
大連駅からほぼ正面に向かってのカットです。
広場内はひたすら車が行き交うスペースで、とにかくクラクションの多い事多い事で落ち着かなかったです。中国だからそうなのか、分かりませんが、旅してて気が抜けない、海外なので気が抜けないんですけど、それに+αでクラクションには落ち着かずでした。
写真を撮っている地点が大連駅前広場の脇通路にあたりますが、ここから下を見下ろした所です。
一段落ち窪んだ形の駅前広場で、写真右端は駅の高架下の橋にあたり、これを渡ると駅向こう側に出ると同時に、快起3号線の大連駅があります。国鉄と快軌の大連駅はそれぞれ連結はしておらず、一度降りて出ていく形での乗換となりますが、両者は目と鼻の先にはあります。
下の写真は上の写真から左へ視線をずらして、大連駅から離れていく方向のカットです。
とにかく色んな小さな店があり、露店もごろごろしていて、「こんなもんまで売るか?」ってくらい、小汚いものまで売ってました。売れるのかどうか知りませんが、「中国」というものをここでも感じたような気がしました。
これは下段に降りてのカットで、大連駅前広場から下りてサイドにある多数の店のひとつです。CHINA MOBILEなどといったハイテク系もあれば、ジュース売ってる店や雑貨系の店、後多かったのが現地ツアー系の旅行会社でしょうか。勧誘の職員?!が多数いました。タクシーなどで案内して何百元もとるのか?と思うと萎えるので、華麗に交わしていました。総じてそういう危ない感じの人には出くわさなかったのは幸運でした。
上の写真の「下段」というのがこの写真の左側の部分で、右には大連駅舎があり、両者はこんな風に見えます。
下段の部分は言ってみればホコテンみたいなもので、車の心配は不要ですが、それでもバイクが通ってきたりするので、それはそれで注意です。それも音のないバイク、自転車にエンジン積んだようなやつですが、この街で初めて見たように思います。
かつての満州国時代に建てられた駅で、日本の「上野駅」がモデルになっています。「あゝ上野駅」です(笑)
これが中国国鉄で見た、記念すべき初めての駅ですが、上野駅がモデルなので中国らしさには正直欠けます。しかし立派な駅である事には変わりはなく、このカクカクッとした堂々たる風格はさすがです。
快軌の大連駅はこの裏手にあり、大連きってのリゾート地である「金石灘」までの路線が通っています。
とにかくゴツゴツとした重厚感のある駅舎です。
色んな角度から。
一楼とは「一階」を意味し、集票所はチケット(切符)売り場ですね。
「大連駅」ではなく、「大 連」と2文字で表記されており、建屋の堂々っぷりに加え、この駅名表示の見せ方も実に堂々としたものを感じました。
そんな、国鉄の大連駅でした。
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