香川/坂出 まろと牛神さまへの道
香川県坂出市、JR坂出駅からの歩き旅です。
(2016年12月当時)
●駅前俯瞰
坂出駅の高架ホームから見た駅前の様子です。
駅記事は2009年1月当時の様子ですが、今回記事は2016年12月再訪時の様子です。というのも、当時の駅から出ての写真があまりなく、先々月再訪でじっくり歩いて撮ってきたので、その時の様子を載せています。
こちらは駅北側の様子ですが、ずっと先には坂出港があり、坂出の港町たる面が見られます。
駅から出て地平からの駅前の様子です。
冒頭の写真にもありますが、高層ビルがひとつ建ってるのが目立っています。
この地図では下側が北になっていて、港方面もこちら側になります。
観光向きというより、市内各主要施設への案内的側面が強いものとなっていて、北側に主要施設が集中しています。
港町であるが故、切り離せないのが津波の危険性という事で、地域別に何メートルの津波が想定されるか色分けされています。
中心である坂出駅周辺はことごとく色づけされていて、駅の辺りは0.3~1メートルとなっています。しかもそこから上へ矢印が出ていて、どこまで影響を及ぼすのか…と考えると、本当に恐ろしいなと思います。
坂出駅の駅舎外側の柱にあったものです。
坂出市には讃岐国の国府が置かれていて、その国司志望の男の子という設定だそうですが、 「さかいでまろ」とストレートなネーミングの市公認キャラクターです。
くまモンなどの人気キャラクターを目指そう、と2013年に公認キャラクターのデザイン募集が行なわれ、1500点近くの応募から最終6点までに絞られた上での「市民総選挙」の末に2014年初めに「当選」したキャラクターだそうで、誕生して3年ほどでどの程度の浸透具合かはよく分かりませんが、浸透していくといいなと思います。プロフィール等はコチラ
車の進入しない歩道エリアがスペース的に広く取られています。
訪ねたのが年末であったので、イルミネーションが色々と置かれていました。それから別の所には絵馬も!
右側が坂出駅で、左側が駅前のイオンです。両者このような関係で対峙している格好です。かつては坂出サティとして営業していたのが、2011年にイオン坂出店に変更され現在に至ります。現存するイオン系の店舗では香川県最古なのだそうです。
駅北の駅前商店街です。
入って少ししてから歩道に屋根のついた商店街となっています。
店舗よりも銀行や駐車場が目立つ印象でした。
四国地方でも中国銀行があるのですね、しかも他支店同様の厳粛そうな雰囲気の建物で。
商店街に入って少しの所で、バス停標識が何本も立っていました。
のりばもあれば降り場もありますが、以下の通りです。
・高松空港リムジンバス降り場(坂出駅バス停)
・坂出市営バス瀬居線のりば(坂出案内所バス停)
・琴電バスのりば(元町バス停)
同じ場所にありながら、3つとも停留所名が違うとは…
ちなみにリムジンバスの便数は下側の写真にある通りです。ここはのりばではないので、到着時刻が示されており、のりばは向かい側である事が記されています。高松空港へは坂出からでは所要約50分、運賃は800円との事です。
駅前通り商店街を歩き続け、この『元町名店街』と交差しました。こちらは完全歩道のアーケード商店街です。いささか褪せた感じが渋いですが、この外観からして中身がどんな感じか…というのはちょっと想像してしまいますね。
坂出の商店街で相対的に活気のあるところ、だそうですが、2001年度から市の助成などで安く借りれるようになったものの手を挙げた借り手は1件もないという状態で、商店街の行く末が見えてくるような話ですね、
坂出市の「市の木」珊瑚樹です。
スイスガラ科の常緑高木で暖かい地方に多く、高さは5mにもなるといいます。
防火樹として庭木や生け垣に使用される事が多いといい、そんな感じの葉の質ではありますね。
●胸像
坂出市民ホール前にある胸像ですが、「番正辰雄市長」とあります。
番正辰雄(=ばんじょう・ただお:1916-89)とは、坂出市長を務めた人物で、1973年から4期にわたり坂出市長を務め、とりわけ瀬戸大橋の着工から開通まで関わった人物として坂出市の名誉市民としてもその名を連ねています。
上の元市長胸像のあるのがこの「坂出市民ホール」です。
坂出駅から北へ約300メートルの地点にある市民ホールで800席収容できるホールを有しています。
何よりこの切れ込みたいになったところに出ている階段、この形がユニークな建物です。
市民ホールより更に北へ100メートルあまり進んだこの地点には、「商工会館」があります。
足下の部分が斜めになっていたり全体的に荘厳な雰囲気すらある建物です。
建物の前には大きな立体看板が出ていて「北インターの早期フルインター化実現を!」とありました。「フルインター」とは上下線どちらも出入りできるインターチェンジですが、これに対して坂出北インターは、本州方面のみから出入可能な「ハーフインター」という事です。
坂出駅から北へ徒歩5分程度の所にある天満宮です。
天満宮という事で、菅公さま(菅原道真)が祀られています。
江戸時代の文政年間にこの地域に天災が多発したため、その平穏祈願として1830年に創建されたとあります。
牛が神として崇められているのも天満宮の特徴といいます。
坂出駅から徒歩5分程度の所までで、多くの写真を出してきましたが、この先は港町へと至る道を延々と歩いていました。思ったより時間かかったなという印象ですが、港付近はゴースト的な印象でした。立ち入っていいのかな??という感じで。その辺りはいずれかの機会にて。
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