韓国鉄道公社/天安駅 (韓国/天安市)
韓国/天安市の韓国鉄道公社/天安(천안)駅です。
天安市は忠清南道の市で、この時の旅ではソウル近郊の京畿道の市を訪ね歩いていましたが、遂にこれを越えて忠清南道に突入して初めて訪ねた地でした。人口は約60万人で、忠清南道唯一の特定市という事です。特定市という事は韓国ではソウルや釜山などの広域市に次ぐ、準広域市的な位置づけになります。独立運動家・柳寛順の故郷で「独立記念館」というものがあります。
-韓国鉄道公社/天安(천안)駅-
【路線】韓国鉄道公社京釜電鉄線(首都圏電鉄1号線)(ソウル駅-新昌間)
【開業】1905年1月1日
【訪問】2016年9月
【1日あたり乗降車人員】 19,471人/日(2009年)
【近隣の主要駅】 (ソウル方面)平澤駅→4駅
(新昌方面)牙山駅→3駅
●駅名標
天安と書いて英字では「Cheonan(チョナン)」と表記します。チョナンカンとは無関係です![]()
天安というと、中国北京の天安門を真っ先に連想しますが、ここにも天安がありました。ちなみに中国の天安は「ティエンアン」という感じで読むそうです。
ここまでソウル地下鉄1号線の延長上で、ソウルを出て、果川、軍浦、餅店、平澤などの駅を訪ねましたが、それらの属する京畿道を越えて忠清南道までやってきました。
黄色の帯が2つありますが、左側がソウル方面、右側がソウルから離れていく方向です、それぞれ平日と休日に分かれているようですが、ソウル方面の方が断然多く、離れていく方はかなり本数が少なくなっています。
この時確か11時台に訪ねたと記憶していますが、1時間に2本しかなく、次まだソウルから離れる方向で訪問するつもりであったので、時刻確認は必須でした。
全部で4面8線もあるそうですが、広々としたホームに、待避線にあたる部分には色々な列車が停まっていました。この辺りどの駅も緑の柱に骨組み、という感じで、画一化されてるに近い印象でした。
コンテナには「K-LINE」のものがあり、「日本か!」と思いました。
階段のサイドの部分もホームの柱などと同じ緑色でした。
そして階段横部分はホームが大変狭くなっています。
ホーム階段を上がったところです。
天井の部分が曲線を描いていてちょっとしたアクセントになっています。
改札を出た後の自由通路にあたる部分です。
窓より下の部分の内壁が色んな色にペイントされていました。ここもやはり天井部分が曲線を描いていましたが、柱の色は暗いピンク?とにかく色んな色が使われていて、カラフルにしてやろう感もあるようなないような…
なんかよく分かりませんでしたが、色んなものかカラフルに並んでいました。
駅内自体で明確にお店?があったのはこれぐらいだったような気がします。駅外に地下街はありますが。
左側がロータリー状になった駅前広場で、歩道ゾーンが広がって右側に店が軒を並べています。なんでもこの街ではホドクァジャというクルミ饅頭が名物だとか。
実はそれほど高い塔ではありませんが、下からとったら高く見えてしまいました。周りのビルに比べたらよっぽど低かったです。
駅前広場にある地下街への入口です。
下側の写真の塔は入口の裏手にあるものですが、根元の部分にある三文字のハングル「쇼핑몰」はショッピングモールを意味しています。s+y+pi+mo+ru…とか読んでると、塔のてっぺんに「Let's Shoppinng」とあるのが見えて分かりました。ハングルはホント読めれば分かる言葉が多いですね。
上の写真のショッピングセンター(地下街)への階段はこの写真を撮っている辺りの位置ですが、駅舎とはこういう位置関係です。間には駅前広場スペースにタクシーが停まっているなど、日本の都市駅と同様の構造でした。
この駅自体は橋上駅舎の典型で、右側へ橋の部分が伸びていますが、その向こうにも反対側の駅舎があります。
韓国の駅舎の駅名を示す看板部分って青地に白のイメージが色濃いですね。
Shopping Mallはそこそこ適当に巡って、駅前の街並みもそこそこ見ましたが、駅に戻って今度は通路を渡って反対側へ出てきました。
それまでの駅前はかなり賑やかだったのが一転してひっそりとした雰囲気に。明らかにこっちがサブ側というかそんな感じでした。
ちょっとしたロータリースペースと時計塔がつくられた、というところで、日本の駅でいうと、元々片側しか出口がなかったのが開発されて、もう一方にも出口ができたけど、ロータリーをつくっただけであとはこれからだよ、という感じの所がありますが、そんな感じです(笑)
こちら側は周りに何にもない中で駅舎が建っている状態ですが、てっぺん部分が段々になっていたり、下の階段部分もスケルトンで見えるような形になっていたり、完全に階段が横向きに下りてってる様子が分かる、いかにも橋上駅舎らしい姿となっています。
2008年まではここが地下鉄一号線の終着だったようで、地下鉄の延長上で行けたのはここまでだったのですが、その後は数駅先の新昌駅まで行けるようになり、この時もその新昌駅ではありませんが、この先の駅へ訪ねました。ソウル地下鉄の路線でTーMoneyカードさえあれば、ソウル郊外のかなり遠くまで行けて便利です。いちいち窓口行って切符買ってがmustになるとかなりハードル上がってしまうので。
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