岡山/美作② GO!GO!湯郷
岡山県美作市、林野の街をゆく!に続いての美作市の記事です。
前回美作市のこの記事の結びで、「今度は湯郷温泉をキチンと行っておきたい」などと
するかしないか不明な事を書いていたのですが、今年の初めにようやく実現してきました!
なので、今回は美作三湯とよばれる所のひとつである湯郷(ゆのごう)温泉街めぐり
としてお送りします。
●林野駅から
湯郷温泉街への最寄駅としては、美作市中心駅的な存在の林野駅となります。
かなり錆びれた感はありますが一応、この駅前には湯郷温泉街への歓迎看板
が今も出ています。
しかしこの駅は常時タクシーが停まっている感じではなさそうなので、来ない時は
電話した方がよさそうです。この時は最初来ていなくて、電話しようかと思っていたら
来たという感じでした。
「湯郷温泉まで」といえば走ってくれます。できれば行く建物の具体的な名前を
示してあげられればそれがベストですが。
●温泉街へ
林野駅からタクシーに乗って10分弱で着きました。
林野駅からではバスで湯郷温泉下というバス停まで6分となっていますが、便が
1日6本ほどしかなく、また林野駅への電車移動も属している「姫新線」のダイヤが
極少につき、電車+バスの移動はあまりあてにならず、林野駅まで来たならば、
タクシーを呼んだ方が良いと思います。
またバスでのアクセスでは岡山駅から100分程度で着く便もありますが、この便は
林野-湯郷と同じもので、岡山駅-湯郷-林野の順に着きます。便数としては同じ
ですが、岡山駅から乗った場合に途中で乗換える手間がある便が殆ど、という
公共交通機関の利用はあまり優しくないと思えるのが正直なところです。
その他京阪神方面からのバスのアクセスもありますが、これも美作ICまでの運行で、
そこからタクシー10分といったアクセスで、あまり優しくないな、というところです。
確かに、この辺りにはタクシーが停まっているような所も無かったし、バスの乗り入れ
も見かけなかったし、タクシー通っているのも見なかったので、帰りも電話で呼んで
捕まえたぐらいで、公共交通機関についてはあまり期待しない方が良いと思います。
昭和時代はどうだったのかな?とか想像してしまいます。
観光案内MAPのアップです。
川が流れるその内側に温泉街が形成されている感じです。
徒歩圏域で十分ひと通り行けるので、色んな所を行ってみるのも良いかと思います。
湯郷温泉街の中心的な場所で、上の写真のものは大体この前にあります。
タクシーで行く時に「湯郷温泉に行ってください」と言って、その後詳細を聞かれた時に、
特に何も行先が決まっていない場合は、この「観光案内所に行ってください!」と
言えばよいでしょう。
観光案内所のすぐ横にある施設です。
「現代玩具博物館・オルゴール夢館」といいます。
1995年に当時の東粟倉村(同じ現・美作市内)にて開館されましたが、2010年に
美作市制5周年を記念してこの地に移転されてといいます。なのでまだできて6、7年
という施設です。
一昔前のアミューズメント施設という感じのものがありました。
先程の観光案内所から道隔てて向かいといった距離感ですが、あんまり人で賑わう
といった感じではありませんでした。訪問時期が1月2日というのもあるかもしれま
せんが。
この辺りはいかにもという感じの温泉街で、こういう施設はここ以外には
見受けられなかった気がします。少なくともボウリングに関しては。
これは興味を引く施設だなと(笑)
アミューズメント施設の袖にあるような感じで建っていました。
HPがありました→http://www.spa-yunogo.or.jp/mokeikan/index.html
かなり近隣の方の寄贈が多いようですね。
プラレール大好きなお子さんの居られるご家庭などは面白いと思います。
この2つのお店はそれぞれ関係があるのかどうか分かりませんが、それにしても
えらい並び方だな…と思いまして。
観光案内所の真向いではありませんが、ほぼ向かいの様子です。こじんまりとした
何かしらの商店が細々と並んでいる、そんな感じです。
湯郷を代表する温泉旅館といっても過言ではない、という印象を受けました。
この黄土色の建物がなんとも独特です。
元々は「湯郷プラザホテル」という名称で昭和47年にオープンしたといいますが、
30年後の2002年に現名称に変更されたといいます。
日本に数少ない、全館畳敷きのホテルという事で、そんな動画も見られましたが、
予約サイトを見ると\22,500となっていました。他にも部屋があるのかもしれませんが、
さすが相応の雰囲気だな、と感じましたね。
PACHINKOと冠しているので純然たるパチンコ店と思われます、
車が沢山停まっていたので昭和時代の雰囲気を残した現役のパチンコ屋と思って
いましたが、シャッターは閉まってるし、表は草がぼうぼうで立派な廃墟でした。
お風呂に浸かってるイラストもあったので、まさか温泉兼用パチンコ店か?とか
思いましたが、そうではないようです。
林野駅からタクシーで来て、温泉街の玄関口といいますが、入口にあたる部分に
このような時計塔があります。
高さが約8mあり、8:00~21:00の間で毎時00分を迎えるごとに、上の部分(てっぺん
の屋根の真下部分が開いて巨大な「さんぶ太郎」が登場する、とありました。
那岐山でこの「さんぶ太郎」というのが箸でつまんで石を投げたら、この湯郷まで
飛んできた、との言い伝えがあるそうで。ちなみに「さんぶ」の部分は漢字だと
「三穂」と表記するようです。
ちなみにこの時計塔ができたのは2010年だそうで、「オルゴール夢館」がこの地に
移転したのと同様に美作市制5周年を記念して、出来たそうです。5周年は結構
色んなことしてたんですね、10周年は2015年のはずですが、何をしていたのか…?
よく分かりませんが。
先程の時計塔が入口とすると、ここはそれを過ぎたばかりの地点で、左には
廃墟の湯遊タイガー、そしてその向こうには季譜の里が見えています。
更に向こうは湯郷温泉の観光案内所があります。
観光案内所の前まで戻ってきました。
そこに面した道路はこのような分かれ道になっていて、左側はまっすぐ歩いて行くと
湯郷グランドホテルなどを経て市街地へと抜け、右側は温泉街の入り組んだ道に
行き当たります。
●常夜灯
これは先の写真にあったからくり時計塔ではありません。
観光案内所から見ると、その時計塔とは反対側に位置するもので、
真上の写真の分かれ道での左側を進んだところのものです。
この正体は昭和63年に開催された「瀬戸大橋博'88」で使用された
ものだそうで、湯郷温泉を位置づける道しるべとして、この地に設置された
とありました。
からくり時計塔が入口の目印ならば、この灯は中心地の目印というところ
でしょうか。
上の写真の真向いに位置していますが、湯郷を代表するホテルのひとつ、
といっていいと思います。
現・季譜の里である湯郷プラザホテルに遅れる事5年ほどの1978年2月の
創業という事で、間もなく40周年を迎えようとしています。
こちらは湯郷を代表する日帰り温泉施設、といっていいと思います。
この時は、ここだけ入ってきました。
入浴料金は600円、正月2日でもしっかり営業していました。
湯郷は勿論温泉街ではありますが、宿だけでなく、日帰り温泉も先のようにありますし、
無量足湯もこのようにあるので、気軽に寄って全然OKと思います。
コンビニがそこらにあるような所ではないので、その点はご留意を、というところです。
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