JRししぶ駅 (福岡県古賀市)
福岡県古賀市のJRししぶ駅です。
古賀市ではJR古賀駅をupした事がありますが、これに続いて古賀市の駅の御紹介です。
-JRししぶ駅-
【路線】JR鹿児島本線(門司港-鹿児島間)
【開業】2009年3月14日
【訪問】2017年7月
【1日あたり平均乗車人員】 1,411人/日 (2015年)
【近隣の都市駅】(門司港方面)古賀駅→隣駅
(鹿児島方面)新宮中央駅→隣駅、香椎駅→4駅
▼駅名標
このブログにしては鮮度の高い、先月訪ねたばかりの駅です。以前古賀駅に行った訳ですが、特に記事にできるほどの訪問はしておらず、およそ旅とよべるものではありませんでした。
今回、少し時間を割ける機会があり、こんな所にも寄ってみよう、というところで
「ひらがな駅名である事」と、
「かなり新しい駅である事」に
惹かれてやって来ました。
元々「鹿部」という表記であり、駅ができる時の仮称もこの漢字表記であったそうですが、周辺に分かり易くするためにあえて現在の平仮名表記にしたそうです。
2009年開業という事で、まだ開業して8年という新しい駅です。この辺りは、どんどん新駅ができていった印象があり、周辺の駅の開業年はこのような感じです。
千鳥 1991年
古賀 1890年
ししぶ 2009年
新宮中央 2010年
古賀駅の隣に2009年に当駅が開業し、更に翌年にはその隣にも新宮中央駅ができた、という時間軸で、よほど古賀駅周りの新駅要望が高かったのでしょうか。
●ホーム
両サイドにホームがあり、各々内側に線路が通っている2面2線のホームです。
両ホームにはそこそこの長さの屋根がついていますが、市の中心駅ではない事もあり、それに見合うようなスペックは用意されていないと思われます。
向こうへ行くごとに階段が近づき、そこには橋が通っていて、橋上駅舎である事が分かります。
階段の下はドアがついていて収納スペースか何かに使われていると思われます。この階段の下も柱だけの物から、このようなスペース用のドアがつけられているものまで、千差万別というものです。駅を訪ねてそういう違いを見るのも楽しみ方のひとつです。
下2枚の写真中、上側の写真はホームからの階段です。
この階段を上がって改札に行き着きます。
まだ新しい駅で経年劣化の無さを感じました(笑)
下側の写真は、改札を出た後の通路で両出口へ繋がる歩道の部分です。
一見、ホームとホームを結ぶだけの跨線橋かと思う程の通路幅の狭さでした。
手前に写っている階段の上部は「美明口(東口)」という出口への案内が出ています。美明口というのは、この周辺の古賀市美明という地名に因むものです。ちなみに西口は「日吉口」とあります。
東口駅前広場のモニュメントです。
この近くにある鹿部田渕遺跡を表したものと思われますが、古墳時代を中心とした建物群の遺跡があり、歴史公園として存在しています。この周辺の柱もそこには沢山立てられていて、当時の暮らしの片鱗を垣間見る事ができます。
と左側の説明部分には記されていました。
モニュメントの所の真ん中のメインの建物の事かと思います。
説明板の内容を写真に撮ったのに、ビックリするほどボヤけてて載せるに値しないものとなってしまいました。
駅東口出てすぐ、駅前広場の手前側の辺りですが、バス停に合わせてか、屋根が縁を通っていて、バスは雨をよけて待てるようになっています。傍にはベンチもついています。駅前バス停でも屋根もベンチもないような所もあるので、そういう点では設備が整っていると言えます。
屋根庇は外周をぐるっと囲む形でつながっています。
駅前の雰囲気と共にバスの時刻表を。
新駅らしいというのか、駅前感が希薄というか…、新駅は駅前広場はよく整備されていたりするのですが、駅前の街並みが駅前感が薄いところが多いなというのを個人的には感じます。
でバスについては、ここは3つの行先があります。
1.古賀駅東口
2.グリーンパーク
3.舞の里
このうち2.が最も多く1日9便程度、1.は5~7本、最少が3.で4~5本です。いずれも土日も運行しています。1日に約20本の便がここにやってくる事になります。ならすと1時間に2本弱の頻度で何がしかのバスが来る格好ですね。
古賀駅は隣駅ですが方角的には北、舞の里はその延長上の方向で、グリーンパークは西(内陸)の方になります。ちなみに古賀グリーンパークとは、自然と健康をテーマとした公園施設という事で、サイトを見るとカラフルな遊具も結構ありました。この時期御家族向けには良い所そうな感じでした。
駅外にある時刻表です。
駅を出てこのように時刻表があるというのは結構珍しい気がします。
1時間に3,4本程度が平均的なところです。博多からは25分前後というアクセス至便性はこの辺りに多数の新駅をもたらしたという事でしょうか、ベッドタウン的に。
このししぶというよりは古賀市としての地図がありました。市の中心駅でないにも関わらずこのような地図があるというのは、それなりの位置づけという事かもしれないな、と思ったものでした。
この古賀市では割に海沿いに線路が通っているのですが、観光として面白いのは線路から遠い内陸部のようで、この辺りは寄りたくてもなかなか寄れませんでした。交通の便の関係もあったりで。
東口しか撮っていませんが、駅舎です。
いかにも橋上駅舎のいでたちですが、四角の上に台形が載っているような形の駅舎です。
同時期にできた隣の新宮中央駅も似たような形の駅舎です。
何か店なり入っているといいのですが、そこまでのスペックがそもそも要求されていないのかもしれません、中心的機能は古賀駅に譲る面も多々ありかなというところで。
再来年でようやく開業10周年ですが、今後この駅前周辺がどのように駅前らしくなっていくのかいかないのか?その辺りが目下の興味の沸くところですね。
以上、ししぶ駅でした。
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