奈良/大和高田 栄華誇った商店街
奈良県大和高田市、JR高田駅からの歩き旅です。
(2006年11月当時)
●東口駅前道
高田駅東口から見下ろした様子で、駅前から道路が伸びていて、両サイドをビルが挟んでいました。
西口から西へ500m程の地点で南北に流れている川で、晩秋期もあって並木の葉の色が独特の濃さになっていました。川面にはきれいにそれらの様子が映っていて、水がきれいなのかなとも感じました。分かりませんが…。
てんじんじゃ、ではなく「てんじんしゃ」と読みます。高田天神社ともいいます。
高田駅東側から徒歩4分とも2分ともありましたが、駅からほど近い位置にある神社です。高田といえば個人的にいちばん記憶にあるのはここです。
創建は不明ですが1222年以前とされています。本殿の棟札が現存し、それが1222年のものだそうで。その当時って源氏の血統が途絶えて北条氏が完全に政権掌握したとされる頃ですね。
天神社のサイトでは2022年に造営800年としており、不明ながら基準を、判然としている最古の1222年としているのですね。
結婚式場もあったりしますが、秋祭りの頃には3台のだんじりが曳かれるという、関西らしさのある神社でもあります。(今年は10/11予定)
今日はもう終わりますが「節分」で、「落花生を袋に入れてお参りの方にお分けしています」とサイトにありました。
鳥居の扁額が立派でした。そして境内は多くの建物がありました。
高田の町で先程の天神社の次に印象深かったのが、渋すぎる商店街群でした。
10年以上前にこんな姿だと今頃取り壊されていないか心配でしたが、現在も割にそのまま残っているようでどこか安心しました。
幅の狭い道路にいくつかシャッターに閉ざされていて、昭和の息吹を色濃く感じます。でもここはまだ屋根もしっかりついているし、まだ活気のある方かもしれません。
これはだいぶシャッターに閉ざされた所の多い辺りですね。
店の看板?はちゃんときれいに残ってましたが、その互いに向き合っている距離が、上の写真のものに比べて近いように思われ、道幅もより狭いのでは?と感じました。
天神橋「西」商店街とはまた違った商店街で、ここは通路幅も広く、開いている店も多く、いかにも活気がありました。「西」商店街と名前が違うのは、旧・高田川(今回記事の写真にあるものではなく)を隔てて分けられているからだそうです。
「ようこそ さざんかストリートへ」と派手に横断幕を広げて「天神橋筋元気市」と、わかりやすく元気さを謳っています。
大和高田は、昭和時代には全国でも屈指の商店街を誇っていたと言われ、周辺に色んな施設があって隆盛を極めていたというだけに、その後の空洞化による衰退を御多分に漏れず迎えてしまいました。その後の商店街に呼び戻す活動をここもやっている訳ですね。
今度は屋根の真ん中が無くなってしまった商店街でした。高田駅の南西約200mの辺にあります。
そして表の入口にあたる部分にも何やら書いてあったと思われますが、錆びや色褪せなどで判読不能になっていました。〇〇通、のような商店街の名称があったのでしょうか?
でもしかし、ここの商店街はGoogleマップで見ても店名の記されている所が多く、決してゴーストな商店街ではないようです。
これはまた屋根が歯抜けのようになっていますが、商店として機能している所はないようで、機能していても住居かなという感じでした。
それにしてもいつ建てられたものか、かなり年代経っていそうですね。ここもかつては立派な商店街を形成して、人の通りも賑やかなものだったのでしょうか。30年前、40年前、はたまた50年前はどんな様子だったのでしょうか。などと気になるばかりでした。
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