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2018年8月18日 (土)

名鉄/竹鼻駅・羽島市役所前駅 (岐阜県羽島市)

岐阜県羽島市の名鉄/竹鼻(たけはな)駅・羽島市役所前(はしま・しやくしょまえ)の2駅の御紹介です。羽島市では、新幹線停車駅の岐阜羽島駅をupした事がありますが、羽島市では名鉄駅の方が多く、今回はその名鉄駅の方をupします。

まずは竹鼻駅から。

-名鉄/竹鼻
【路線】名鉄竹鼻線(笠松-江吉良間)
【開業】1921年6月25
【訪問】2011年11月
【1日あたり平均乗降車人員】 2,046人/日 (2016年)
【近隣の都市駅(笠松方面)笠松駅→6駅
           (江吉良方面)新羽島駅→3駅

●ホーム

名鉄竹鼻線という10km程の短い路線の駅のひとつで、その線名を名乗る駅でもあり、それなりの駅でもあるのかな、という感じでした。竹鼻線は名鉄でも愛知県を全く通らない数少ない路線のひとつでもあります。

ただホーム自体は1面1線のみでした。路線自体が短いのでホームが広い必要がないからでしょうか。利用者は少ない訳ではなく、1日あたりの乗降者は2,000人は超えています。ダイヤ的には15分に1本来る形で、決して少なくはないです。

竹鼻線の江吉良方面で江吉良駅へは2駅ですが、隣の羽島線との一帯運行で、その次の駅が新羽島駅であり、ここはJRの岐阜羽島駅と隣り合わせの駅です。つまりは新幹線駅までわずか3駅で着く格好となります。

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●ホーム2

沿線の1駅という感じで、特に何という事はありませんでしたが、広告看板の需要は最近やはりあんまりないのでしょうか。ここでも歯抜け状態になっていますが、昔はどこもこういう看板はビッシリだったような気がします。

ちなみに開業は1921年当初いまの竹鼻駅でしたが、その後1929~51年の間は「栄町」駅を名乗っており、その後また竹鼻駅に戻って今に至っています。開業当時は名鉄ではなく、「竹鼻鉄道」という鉄道会社が管轄しており、その本社がここにあった訳です。

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●竹鼻駅 駅舎

分かりづらいカットでしか撮っていないのですが、駅舎と周辺の様子です。

この駅ではホームで駅名標も撮っていなければ、駅舎もこんな適当な感じのが1枚あるだけで、特に急いでたとか撮れない状況であったとかの記憶はないのですが…。

平凡な駅舎のように見えて、中部の駅百選として第2回目に選定されています。

ちなみにこの訪問の4年前である2007年までは有人駅舎であり、現在は無人駅となっています。

Img_1671

以上、竹鼻駅でした。

つづいて、羽島市役所前駅です。

-名鉄/羽島市役所前
【路線】名鉄竹鼻線(笠松-江吉良間)
【開業】1929年4月1
【訪問】2011年11月
【1日あたり平均乗降車人員】 1,989人/日 (2016年)
【近隣の都市駅(笠松方面)笠松駅→7駅
           (江吉良方面)新羽島駅→2駅

●駅名標

「市役所前」という路面電車の駅か、バス停かのような駅名ですが、れっきとした名鉄の駅です。

先の竹鼻駅の隣駅であり、この訪問時は竹鼻駅からこの駅まで歩いて行きました。両駅間は約1kmにつき時間さえあれば全然歩いて行けます。ただし、今のような酷暑の時期は1km歩くのも苦行ですが…。

隣駅は江吉良駅であり、竹鼻線としてはここまでとなりますが、その隣が新羽島駅で、江吉良駅から先の羽島線との一帯運行につき、新羽島まで2駅で着き、イコール新幹線駅のJR岐阜羽島駅までわずか2駅の好立地という事になります。

そしてひの一帯運行の竹鼻線・羽島線では、竹鼻線で名古屋本線と接する笠松駅を除いて唯一の有人駅です。それだけキーになる駅という事でしょうか。

利用者数的には竹鼻駅よりほんの少しだけ少ない恰好となっています。

この駅は改称履歴が多く、1929年の開業当初は隣にある「竹鼻駅」をこの羽島市役所前駅が名乗っていました(この時に現・竹鼻駅は栄町駅に改称)。現・竹鼻駅が栄町駅から現在の竹鼻駅に戻った1951年に、当駅は「西」竹鼻駅に改称しています。更には1959年に羽島駅となり、1982年に現駅名になって今に至ります。

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●ホーム

1面2線のホームを持っており、この点では隣の竹鼻駅よりも優位性があるというか、設備としても恵まれた格好になると言えます。

待合室もしっかりした重厚なものがホーム真ん中にデンと構えています。

ホームの柱も、待合室の骨組みとなる部分もピンクが使われており、ピンクの大変印象的な駅となっています。

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●ホーム連絡

ホームと改札の間は構内踏切で結ばれていて、踏切を渡った後は長く緩いスロープになっていて、両サイドには手すりもつけられていました。

スロープの部分は屋根がついていて、ホームまで濡れずに行けるちょっと優しい、またちょっとお金のかかった?!仕様になっています。

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●ホームを外から

1面2線ホームを斜めから見た様子です。

真ん中に待合室が存在感を放っているのと、やはりピンク色を配されているのが目立ちます。

重厚な屋根が長く続いているのも特徴的で、設備的にも周辺の沿線駅より恵まれているのでは、という印象を受けました。

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●羽島市役所前駅 駅舎

こちらは横幅はコンパクトですが、ちょっと高めで2階建ての駅舎になっています。

2階は宿直施設との事で、一般用ではなく駅職員用のようです。実質1Fのみですが、それでも駅舎としての建物が2F建てで、有人駅であるという事での規模の大きさが表われています。

タクシーが複数台停まっていて、ここにもまたそれなりの駅であることが表われているように思いました。

という訳で、竹鼻駅とこの羽島市役所前駅につきお送りしましたが、この時の観光で楽しめたのはちょっとした大仏(佐吉大仏)や歴史民俗資料館などでした。街並みも昭和情緒が色濃く残っていました。新幹線だと岐阜羽島は飛ばしてしまいがちですが、ここに降り立ってちょっと足を伸ばす事で、また面白い旅ができるので、行っても行ってもまた行きたい所が増えてしまうのです。

以上、羽島市内の2駅でした。

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