JR竜野駅 (兵庫県たつの市)
兵庫県たつの市のJR竜野(たつの)駅です。
たつの市では、JR本竜野駅やJR播磨新宮駅をupした事がありますが、今回はその「たつの」の市名そのままの「竜野」駅の記事となります。
-JR竜野駅-
【路線】JR山陽本線(神戸-門司港間)
【開業】1889年11月11日
【訪問】初訪問-1992年6月
【1日あたり平均乗車人員】 2,172人/日(2017年)
【近隣の都市駅】(神戸方面)姫路駅→4駅
(門司港方面)相生駅→隣駅
●駅名標とホーム
たつの市にして「竜野」駅なので、てっきり市の中心駅かと思いきや、たつの市の中心駅は本竜野駅の方であり、この竜野駅は平成の大合併までは旧・龍野市にもなく、旧・揖保郡揖保川町という郡部の町内唯一の駅でした。
龍野市になかったのに、竜野駅だった訳です。たつの市の中心部からは5km程離れており、昔は延伸計画もあったようですが、立ち消えたようです。ちなみに本竜野駅はJR姫新線の駅で、ここ竜野駅はJR山陽本線と路線自体も違います。龍野の中心部へ行こうと思って、本竜野駅ではなくここへ来てしまった、というのはよく聞く話です。
山陽本線で、姫路駅から西へ進んで行って、隣の網干駅までが姫路市で、ここからはたつの市となります。そしてこの隣が相生駅(相生市)となります。新幹線駅の隣駅であるという観点では、好アクセスの駅といえます。
乗車人員は最新では1日あたり2,172人/日で、2000年代後半には2,000人を割り込んだ時期もありましたが、やや回復してきています。
ちなみに今回記事の写真は2007年訪問当時のものです。ここを初めて訪ねたのは1992年の事で当時の写真があれば良いのですが、なかったので15年後再訪時のもの、という形で載せています。
●ホーム
2面2線のホームで、両ホームは跨線橋で繋がっています。
橋は上部が吹き抜けになっているタイプのもので、渡る橋の部分は筋交いが施されていました。
床面が板張りで、学校の教室の床面を思い出しました。
掲示物は突き当たりのみで、サイドの壁はいかにも塗った感じのツートンカラーになっていますが、なにかガラーンとした印象を受けました。上部は先述の通り吹き抜けになっていました。
名古屋駅の小型版みたいなモニュメントがありました(いや全然違う)
駅前通りが駅から続く形ではなく線路と平行に道が走っている形でした。
駅の真ん前は民家やこじんまりした商店が軒を連ねる形で、全体的にのどかな印象でした。
角度を変えてのカットで、広場から駅舎の一部が見える形のものです。
駅外で線路を跨ぐ跨線橋の風景が画になるのでこれを絡めて撮りました。
タクシーはそこそこ停まっていました。
●駅を跨ぐ
駅構内の跨線橋は先に挙げていますが、これは駅の外を跨ぐ橋で、出口が片方しかないので、もう片方(北側)へ行く時の橋が線路を跨いでいる様子です。
平屋の駅舎です。
両隣の網干と相生の駅に挟まれる格好で地味な所ですが、平屋なりに立派な駅舎を有しています。山陽本線沿線だけにあまりにインパクトのあるような形ではなく、沿線の駅と同じようなタイプの建屋でした。例えば英賀保駅とか上郡駅のような。
今度ここに来たら、日帰り温泉へ行ってみたいものです。 「あかねの湯」という日帰り入浴施設があります。距離にして2.3km、歩いてでも行ける距離ですが、車で5分程度、タクシーで行ける金があればタクシーで行っても良いと思います。
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