神戸電鉄/三木上の丸駅 (兵庫県三木市)
兵庫県三木市の神戸電鉄/三木上の丸(みき・うえのまる)駅です。
三木市では神戸電鉄/三木駅などをupした事がありますが、この三木駅の隣駅がここ三木上の丸駅です。
-神戸電鉄/三木上の丸駅-
【路線】神戸電鉄粟生線 (鈴蘭台-粟生間)
【開業】1937年12月28日
【訪問】初訪問-2007年4月
【1日あたり平均乗車人員】 178人/日 (2017年)
【近隣の都市駅】(鈴蘭台方面)鈴蘭台駅→12駅
(粟生方面)三木駅→隣駅
▼ホームの様子はこんな感じです。
これでも市の中心の三木駅の隣駅ですが、雰囲気はガラッと変わってローカル感満載です。
これは初訪問時の2007年4月の様子ですが、8年後2015年再訪時もさして変わりありませんでした。(今もさして変わっていないはずです)
ホームはこの1面1線のみで、やや幅が狭くなっている部分にのみ屋根がついていて、大半は屋根なしエリアです。特に優等列車が走る訳でもないので、その辺りの考慮は不要という事で。
1937年12月28日に開業していますが、12月28日といえば昭和が生んだ大スター、石原裕次郎さんの誕生日です。裕次郎さんは兵庫県で生まれていますが、その3歳の誕生日に当たる日に同じ兵庫県にてこの駅は開業しました。
しかしその年には北海道の小樽へ転居したので、おそらくこの開業日には既に小樽への転居後と思われます。
屋根のないエリアに広告つきのベンチが並べられていました。
屋根のある部分の木造の渋さはハンパありませんでした。
高架ホームではなく、盛り土の上にある感じで、少し階段を下りて更に坂を下りる形で出口へと至ります。
やや高い所にあるので、なかなか眺めが良いです。
古風な家屋が随所に見受けられ、かなり渋い眺めでもあります。
そんな中で「光証券」の看板は浮いているように見えますが、今も存在しているようで、神戸に本店を構え、ここ三木支店です。
ここもまたホーム上の屋根あり部分と同じように渋すぎる木造建築物です。
少しの階段を借りて改札へ。
渋すぎる木造建築の中に自動改札機のあるこのギャップの大きさがすごいです
出札はシャッターが下りたままになっていますが、自動券売機があり、駅舎内の構内スペースがしっかり残っていて、また自販機もありました。これは10年ほど前の様子につき今は不明ですが。
▼こちらは上の写真と反対側で、駅舎内から出口へ向かってのカットです。
駅舎内にもベンチが設けられているのが見えます。ホームのベンチは陽ざらし雨ざらしですが、ここでは室内で座って待つ事ができます。ただし吹き抜けにつき完全なる室内ではありませんが。
この坂を下りて右へ折れた所が出口ですが、駅前広場スペースもなく、いきなり道路に行き当たります。
これこそが三木上の丸駅の駅舎です。
なんとも渋すぎる木造駅舎で、坂の上にポツンとあります。
なので駅舎の真ん前へ車が乗り入れる事は不可能な構造でもあります。
▼坂を下りきって道路に出ようとするところで、駅の場所を示すゲートが立っています。
ここの真ん前にバス停があります。
ここに立ってるのはゲートだけで、その向こうの青い角ばった建屋は駅舎ではありません。
ちょっと特殊な構造の駅で、のどかな感じですが、古き良き商店街が続いていたり、三木城跡があったりして、この近くは実は見どころが沢山あります。個人的に三木市でいちばん好きなエリアです。後の記事でその辺りをお伝えできればと思っています。
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