一畑電車/出雲大社前駅 (島根県出雲市)
島根県出雲市の一畑電車/出雲大社前(いずもたいしゃまえ)駅です。
出雲市ではJR・一畑電車/出雲市駅をupしていますが、これに続いての駅紹介です。
-一畑電鉄/出雲大社前駅-
【路線】一畑電車大社線(川跡-出雲大社前間)
【開業】1930年2月2日
【訪問】初訪問-1990年8月
【1日あたり平均乗車人員】 280人/日 (2012年)
【近隣の都市駅】(川跡方面)川跡駅→4駅
出雲市駅→8駅 (川跡経由出雲市方面)
雲州平田駅→8駅 (川跡経由松江しんじ湖温泉方面)
▼電車でここまで来なかった為、ホームの様子の写真はありません。
代わりにといってはなんですが、改札出た後の駅舎内を天井中心に撮ったものです。
ステンドグラス調になっていたり、シャンデリアっぽくなっていたり、規模は中途半端ですが、オシャレ要素のある駅舎内となっていました。
この駅は、一畑電鉄の中でもメインの本線ではなく、本線途中の川跡駅という駅から「大社線」へ分岐しての終着駅となっています。
今は出雲市に属していますが、平成の大合併以前は「簸川郡大社町」という形で郡部に属していました。
この付近にJR大社駅がありましたが、1990(平成2)年4月1日をもって大社線廃止に伴い、その役目を終えております。今ではこの旧大社町にはJR駅は存在せず、一畑電車の駅のみが存在する形となっています。
ただ、この大社駅の駅舎はそのまま保存されていて、少し歩けばその勇壮な姿を見る事ができます。
▼駅を出ると、出雲大社への参道が横に通っていて、駅を出て右向いてそのまんま突き当りまで歩いて行くと、そこは出雲大社です。
そしてその参道沿いには実に沢山のお店があり、さすが島根きっての観光名所・出雲大社だけの事はあるな、と思いますし時々「ここって島根県なのか?」という驚きにも似た感情を抱きます、それくらい賑やかです。島根県に住んでいた事があるのでついこのような表現をしてしまいますが、本来ののどかな島根県は大好きです。故郷に帰ったような気分になって。
▼出雲大社前駅の駅舎です。
角と丸をふんだんに使った独特の形の駅舎となっています。
そして屋根の丸さと多数の縦線横線??が建物にものすごくアクセントを与えています。上半分は主に丸が使われ、下半分は角が多く使われている感じです。
出雲大社の前にありますが、そんなに大きな駅ではありません。
といっても一畑電車の沿線駅では駅舎があるだけでも少々格上感があり、ましてやこんな立派な駅舎があるという事で、一畑電鉄の中でも屈指の規模の駅という事になります。
▼駅舎の真ん中部分のみのアップです。
窓の枠の組み具合というのか?独特のものがあります。
▼この出雲大社前駅はたいそうな建物で、
登録有形文化財 (1996年)
近代化産業遺産(2009年)
と複数の指定を受けている素晴らしい駅舎です。
登録有形文化財は全国に約12,000件あるそうで、島根県には約200件あり、これもその1つに入ります。意外と多いのですね。
出雲大社へ歩いて行けるこの駅、素晴らしい建物遺産であるこの駅、
一度は訪ねてみられては??と推したいと思います。近くには平成の初めに廃駅後もそのまま残っている「旧国鉄の大社駅もあります。
そして島根県きっての観光地の最寄駅であります。
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