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2023年6月 4日 (日)

生活と思い出と世の中と(1990年③)

遡って振り返る、「生活と思い出と世の中と」。43回目は1990(平成2)年の第3回です。

当時見たドラマ、聴いた音楽などに焦点を当てて書いていきたいと思います。

 

●ドラマ(自分が見たもののみ)

・「刑事貴族」 …舘ひろしさんが主演した刑事ドラマで、「あぶない刑事」のようなコンビものではなく、一匹狼的な捜査課のエースとして活躍し、かつ他の刑事の活躍も描かれる群像もののタッチでも描かれていました。ところが放送16回で舘さんが石原プロの「代表取締役刑事」の出演が決まった為、降板を余儀なくされ、演じる牧刑事の殉職という形で番組を去りました。

同僚の女性刑事として黒木瞳さんが演じた志村刑事との微妙なラブロマンスも同時並行的に描かれ、彼女とデートする為に向かっていた途中で、彼女らが追っていた犯人と曲がり角でぶつかり、その際に犯人の持っていたナイフが牧刑事の胸に刺さり、薔薇にキスをしながら逝くという形で、2時間スペシャルで放送されました。

そういえば、このドラマの初回も2時間スペシャルでゲストというより1話限りのレギュラー的な形寺尾聰さんが須藤刑事役で登場、舘さんの牧刑事とはラグビー仲間だったという「タメ」の設定で、「西部警察」では先輩後輩の関係性でしたが、久々の共演でここでは対等の関係が新鮮でした。須藤刑事は壮絶な殉職を遂げて1話限りで退場しますが。

そして主演舘さんの降板後、10月からは郷ひろみさんがニューヨーク帰りの風間刑事として主演し、以後は群像劇的要素が強くなり、他の刑事の活躍も明確に描かれ、また黒木さんの降板に伴い高樹沙耶さんが後任の刑事として、また最年少として宍戸開さん演じる村木刑事が同時に登場しました。

最終回は翌3月でしたが、布川敏和さん演じる岩田刑事が、風間刑事の身代わりの形で爆死による殉職を遂げ、復讐に燃えた風間は犯人である警察官を意図的に射殺した事で警察官を辞職し、布施博さん演じる泉刑事は、この事件で風間刑事に助けられる形となりましたが転勤となり、ドラマは終幕しました。

・「ホットドッグ」 …柳葉敏郎さん主演のドラマ。「テキ屋の信ちゃん」として後にスペシャル化されますが、ギバちゃんの独特のショートヘアが印象的でした。矢沢永吉さんの主題歌「PURE GOLD」も同時に印象的でした。

・「外科医 有森冴子」 …三田佳子さんが外科医に扮して奮闘するドラマ。当時50歳近いながらもバイクに乗るシーンやらもあった記憶があります。この当時はこういうキャリアウーマン的なドラマもよく作られるようになってきていました。

・「ザ・刑事」 …水谷豊さんが主演した刑事ドラマで片岡鶴太郎さんとのコンビによるもの。途中で江口洋介さん演じる坂上刑事が壮絶な殉職を遂げ、小西博之さん演じる中西刑事が登場、色黒でアロハ風の派手なシャツに口ひげとめちゃ強面な刑事でした。音楽が「太陽にほえろ!」を担当した大野克夫氏でした。

・「代表取締役刑事」 …舘ひろしさんが「刑事貴族」を半年で降板して出演したのがこのドラマで、4月に自身の壮絶すぎる殉職で幕引きとなった「ゴリラ・警視庁捜査第八班」以来半年ぶりに渡哲也さんとの共演となりました。

・「日本一のカッ飛び男」 …田原俊彦さんと時任三郎さんの兄弟コンビのハツラツぶりを描いたドラマで、トシちゃんの歌う主題歌「JUNGLE
 JUNGLE」も印象的でした。あと五十嵐淳子さんが久々のドラマ出演で、料理屋の女将役でしたが、そのお店ではいつも山口百恵さんの曲が流れていました。

・「マザコン刑事の事件簿」 …テレビ東京系の連ドラですが、渡辺裕之さん主演の刑事ドラマです。渡辺裕之さんには個人的に「刑事貴族」の舘さんの後釜として主演してほしいと思っていましたが、この主演作はそれとは全くかけ離れたアクションと無関係なものでした。

・HOTEL …ロングランヒットドラマの第一作が放送されたのはこの年でした。高嶋政伸さんを中心に話が展開され、てっきり主演かと思ったら松方弘樹さんが主演だったというのはビックリしました。ここでも丹波哲郎さんが「ボス」だったのは、プロデューサーが「Gメン'75」と同じ方だったからでしょうか。

 

●音楽

・JEEP/長渕剛 

 …3年前アルバム「LICENSE」で🎵取ったばかりのカーライセンス…と歌っていましたが、その3年後にマイジープを運転している、という流れで、CD買った時にジープをバックにした彼のポスターがついていました。

その他は…後から聴いたものはありますが、この当時最新の音楽を聴く習慣がまるでなかったので、あまり挙げられないですね。

 

●訃報

・栃錦 …元横綱・栃錦として若乃花と「栃若時代」の主役に。当時の春日野親方として理事長職を勇退したばかりで65歳定年直前の逝去。

・東久邇宮稔彦王 …皇族にして内閣総理大臣経験者。102歳の大往生。

・龍興山 …大相撲幕内力士。新入幕で勝ち越した翌月に22歳の若さで突然死。

・毛利公子さん …元「シュガー」のベーシスト。死産直後に突然死。

・成田三樹夫さん …ニヒルで残忍な悪役として鳴らした俳優で、ガンによる55歳の早世。

・池波正太郎さん …「鬼平犯科帳」や「仕掛人藤枝梅安」など時代劇もので知られる小説家。

・藤山寛美さん …関西お笑い界の重鎮で、松竹新喜劇で大活躍。破天荒芸人の典型でもあった。

・高峰三枝子さん …フルムーンで高齢入浴シーンを見せた事でも有名な女優。

・中村竹弥さん …「大江戸捜査網」の内藤勘解由役があまりに有名な俳優。

・出門英さん …「ヒデとロザンナ」で歌手としてヒット曲を飛ばし、司会・俳優としても活躍も47歳の早世。

・若原一郎さん …「おーい中村君」のヒット曲で有名な歌手。若原瞳さんの父。

・金井豊さん …マラソン選手。北海道で交通事故死。

・芥川隆行さん …昭和の名作ドラマには欠かせない、独特の名調子が印象的なナレーター。

・飛鳥田一雄さん …社会党の委員長として活躍。

・ボビー・マルカーノさん …阪急で活躍した優良外国人選手。ヤクルトでもプレー。

この時は20歳になる年で、そんなに親しみのある方の逝去はなかったはずですが、特に前半、早世の方が多くて、よく新聞を見ては驚いてました。

 

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