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51中国

2017年11月 8日 (水)

中国/天津② 巨川白玉蘭酒店のおもてなし

中国/天津市、中国/天津① 天津濱海国際空港2016に続く記事です。その②として今回は宿泊したホテル編です。

●入った所

から撮ってみたものです。

ちなみにホテルの名はタイトル通り「巨川白玉蘭飯店」です。

『白玉蘭』は英語ではマグノリアと表記されていて、モクレンとかこぶしの花などが英名でマグノリアと表記されています。

2013年にオープンしたという新しいホテルで、宿泊料の記憶が定かではないのですが400何軒か払ったように思います。日本円で7,000円台程度だったとか。その割にはハイグレードに感じました。

このホテルは天津導軌電車という路面電車の「第三大街」という駅から歩いて5分強程度の位置にあります。あと、日本語は通じません。この時は現地アテンドの方がおられたのでチェックインは全部お任せしていました。なので日本語の通じるホテルに泊まりたい方はここは外してください。

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●スイッチ類

カードキー式で、その横に各スイッチがありました。

スイッチには中国語の漢字表記と英語表記がありました。浴室灯なんかは分かり易いですね。

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●バストイレ周り

洗面所を中間にして、トイレが右、バスが左に位置していました。

うちの部屋でもこういう配置につき、特に違和感はないですが、バスの部分のガラス仕切りがちょっと高級感あって良かったです。新しいホテルでピカピカ感があるし、色の雰囲気からか高級っぽく見える何かがあるな、と感じさせられました。

ちゃんと湯船あってよかったです。海外のホテルじゃ、湯船なくてシャワーだけのとこもザラにありますから。

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●ベッド周り

部屋を奥に入って、右の壁にぴったりフィットする形でTVがあり、少しの距離を挟んでベッドの配置です。枕がフッカフカで良かったです。向こうには金色っぽい椅子が!

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●TVを見てみる

色んなチャンネルがありましたが、日本のNHKもやっていて、真ん中の写真は「ライフ」ですね。日本のチャンネルが写るとやはり安心します!

いちばん上のは中国大陸の天気予報でしょうか?ここは天津ですが、上海の天気予報やらやっていました。5月でこの気温です。日本よりやや低いぐらいでしょうか。

いちばん下のは当時のオバマ大統領(昨年当時)ですが、これは中国の放送局のです。

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●ウェルカムドリンクなど

左の水はウェルカムドリンクです。右のはコンビニで買ったものです。

水が置いてあるのはいいのですが、サービスのものか?サービスのようにおいていて実はMini Barになっていてお金を取るのか??分からない場合がありますよね。この時はどっちか分からんけど、金取りたかったら取ってくれや!いうぐらいの感じで水飲んでましたけど。

でもまぁ歯みがきで使う事もあるのでサービスだろうな、みたいには思っていました。水道の水で口をゆすぐことすらちょっと怖いと思っていましたので中国では。

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●スニッカーズ

ここでも売っていました。

漢字にするとこんな感じです。士力架。

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●外の風景

同じ形のビル(マンション?)がきれいに建っていました。

その横は運動公園でした。

スタジアム状の運動公園で、トラックもあれば砂場みたいな遊び場もあり、真ん中では思い思いに音楽をかけて色んなジャンルの踊りが展開されていたり、実際ここに行って踊ってきましたが、緩い踊りに見えても結構全身使ってあっという間に息が上がったり筋肉痛になったり、なかなかのものでした。

日本人が1人紛れ込んでもそんなの全くお構いなしで、音楽がかかる中で何気に入って行って、周りが踊るままに体を動かせば、あっという間にそこに溶け込んでしまいます。

ただ、ホテルからここへ行くまでに道路ひとつ渡るだけなのですが、これが辛かったです。

中国なので自動車優先、その中をすり抜けるようにして渡る、コツがつかめるまでなかなか難しい、、現地人が渡るのにピッタリくっついて渡ってました。変に走って渡ると逆に跳ねられる率が上がりそうで。中国と道路横断は切っても切り離せないものがありますね。

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●廊下

最後はこの写真、ホテルの部屋へ行くところの様子です。

木のシックな内壁がずっと続いていて、すごく高級感がありました。

天津で日本語ホテル取るならニッコーですかね。でもこういういかに地のホテルでもこれはこれで気分を味わえます。言葉が無理ならなんなりかのアテンドをつけてもらうかですね。

そんなこんなで天津で泊まったホテルでした!

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2016年12月20日 (火)

大連地下鉄/西安路駅 (中国/大連市)

中国/大連市の大連地下鉄/西安路駅です。

-大連地下鉄/西安路
【路線】大連地下鉄1号線(姚家-会展中心間)
            2号線(東海-辛寨子間)

【開業】2015年5月22日?
【訪問】2015年8月 
【近隣の主要駅 (東海方面) 人民広場駅→2駅
           
(辛寨子方面) 機場駅→8駅 
           (姚家方面)興工街駅→隣駅
           (会展中心方面)会展
中心駅→2駅

●駅名標

白い柱に白い駅名標ってセンスがなかなか…

西安は「シーアン」と発音されますが、英字表記にすると「XI'AN」となるんですね

昨年本格的に運行され始めた大連地下鉄にあって、1号線と2号線が交わる数少ない駅のひとつです(他にこのケースは大連北駅のみ)

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●ホームドア

フルスクリーンタイプのもので、大連地下鉄皆一様にこのタイプと思われます。あまり多くの駅を行った訳ではないですが、すべてこのタイプでした。

ここは昨夏の大連旅行の時に最後に寄った駅でしたが、もう少し時間があれば1号線にも乗ってみたかった、という後悔を残して帰国する事となりました。ホテルのチェックアウトが12時で、それまでの時間を有効活用していましたが、さすがに路線乗換えて駅前を歩いて…という時間は計る事ができず、ここで引き返しとなりました。

それでもこの旅行の時に、機場に始まり、青泥窪橋、中山広場、友好広場…などの駅に、開業初年に行く事ができたのは本当に良かったと思っています。

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●ホーム

とにかくまっしろでピカピカ!

出来たてのホヤホヤ感満載でした。

足のマークが各箇所に入っていて「こっから乗るんですよ」という表示でしょうね…

日本でもなかなか経験しないのに海外の新路線に乗れた感動、大連旅行では疲れた事が多かったのですが、この路線に乗れたことは本当に幸せな事でした。

今度は1号線にも乗りたいし、いずれ出来るのかという4号線にも乗ってみたいものです。

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●西安路駅

エスカレータで上がってきてのカットです。

建物も何も無く駅舎と呼べるものではありません。この道隔てて向かいの出口は屋根つきになっていたようですが…

去年の事でだいぶ記憶も薄れかけてきていますが、エスカレータが停まったまま放置されていた、なんて事はここではザラで、動くもんだと思っているところに動かず、またこれが暑い季節となるとひと際疲れが増すというものです。ましてやこのような雨ざらしのもと、エスカレータを動かしてるだなんて…と思わずにはいられませんでした。

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●降りて向かい

向こうにはマイカル?がありましたが、その手前やや左に駅ののりばがあり、ここは屋根つきでした。青っぽい車は全てタクシーです。

にしてもマイカル??MYCALでなくて、「MYKAL」???

まさかパ〇リ?と思ってしまいましたが、元は日本のMYCAL系列の海外店舗であったものが、現地で大連商城集団というところに買収されて、CをKに変える形で改名されたそうです。

この辺りは新規開発区域との事で、かなり賑わっていますが、今後の発展もかなり期待されているようです。

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2016年7月26日 (火)

中国/大連⑤ 大連労働公園のひととき

中国/大連市、 ④金石灘の偽ドラえもんだらけ!」に続く、大連の旅記事第5弾です。

だいぶ間隔が開いてしまいましたが…大連旅行記でまだまだ載せきれていなかったので、久々のupです。気がつけば、実際の旅行から間もなく1年が経とうとしています。

●正門

労働公園の門です。

実は最初からここへ行くつもりはなかったのですが、迷ううちにだいぶ歩いてしまってて、結果的にこれを越えた距離を歩いてきてしまっていたので、じゃあ戻る時はここを通って戻る事にしようとなりました。折角なので寄って行こう、という事で寄った次第です。

中途半端に門が開いていて、有料なのかどうかも全く分からず…、とりあえず入っていく人がいれば、それに合わせて動けばよいかと思い、合わせたところ、全くの無料でフリーで入れました

海外で言葉も分からずに、入って行けるか否かは現地人の動きに合わせる、これ鉄則ですね。あと中国は道路の横切りも現地人に合わせれば大体大丈夫かと。

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●入口

無難に入れた後の入口はこんな感じです。

意外にも盆栽チックというか、日本的で驚きました。中国もこういう文化あるのかな、と思ったり。

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●これぞ中国文化!

この時初めての中国旅行で、中国に来たな…という実感は、機械が停まっていても放置れていたりとか、そういうインフラ面で感じた事はあったものの、文化として触れる事はあまりなかったのですが、この多くの人々が一斉に踊る体操を見てつくづく「中国だな…」という実感がわいたのでした。

一緒に輪の中に入っていってもなんの違和感もなく、快く迎えて下さると思います。この時は入りませんでしだか、別の地でもこれとおんなじような事をやってて、その時は輪の中に入ってみました。

これ、ゆるゆると踊っているように見えますが、実際入って踊ってみると、(曲によりますが)結構しんどいものがありました。ここでのものは盆踊りのように輪になって進んでいくだけのものだったので、そうでもないですが、プチディスコみたいな踊る集団の中だとそれはもうしんどかったです。

いずれにしても中国らしい文化を感じるし、平和だなという事も併せて感じさせられました。中国って色々言われますが、中国の楽しみ方のひとつは、こういう点にあると思います。

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●公園MAP

大連では最も広い公園で、その面積は約100万㎡、正方形にすると1km四方という事になりますが、その中に池や庭園、バラなどの植物園、テニスコートに小動物園、遊園地まで有する実に多機能な公園でもあります。

大連駅からは約1km、方向さえ間違わなければじゅうぶん歩いて行けます。

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●池と蓮

池があって周辺はベンチで囲まれています。

ここまで相当な距離を歩いてきたので、とにかくどっかで座りたかった…と思った時にここのベンチの存在は助かりました。

そしてこの池は蓮で埋め尽くされた部分がありました。蓮っ葉のみならず、立派に見事に咲き誇っている蓮が見られて、感激でした。中国でもきれいな蓮が見れた、という妙な感動をしてしまいました。

大連は中国の中でも特殊ともいえる街で、ロシア風建築の建物が多数見られたりなど、近代的な歴史遺産は多いものの、いわゆる中国四千年を感じさせるようなものが目立たず、こういう佇まいのもの(場所)はあるのかな?と思っていたのですが、今回の大連旅でその事を最も感じられたのがこの労働公園だったように思います。

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●水に浮くもの

水に浮いている大きな球体。この中に小さい子どもが入って遊び回るという大きなおもちゃです。実際に子供が中に入って遊んでいたのを見ましたが本当に楽しそうでした。ハムスターが滑車で遊んでいる姿を思い浮かべました。

前の受付らしき所には「20元/人」とあり、1人あたり20元、つまり300円余りするという事ですね。

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●ロケットとコースター

がいきなり現われますが、この公園はこういった遊園地スペースもある訳です。

メリーゴーランドもありました。こういうスペースへはかつては有料であったものが無料で入れるようになったといいます。エリアには立ち入りできて、各乗り物を利用時にお金を払うシステムでしょうか。

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●遊園地ゲート

夜間は有料という事でしょうか?3元とか4元とか表示がありました。簡体字ホント読めなくてスミマセン…というところですが。

ちなみに公園内のトイレも有料だそうで、この時はどこにあるかも意識していませんでしたが、後から他のサイトで調べると有料とありました。

海外へ行くと、公衆トイレが有料かどうか?というのはとても気になるところで、まして暑い季節に行く事が多いので(調子を崩しがちで)尚更です。タイに行く前はホントによく調べました。どこにトイレがあるのか等含めて。

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●テレビ塔

と手間はサッカーボールのオブジェです。と思っていましたが、中は芸術館なのだそうです。

大連は中国では最もサッカーが盛んな町だといいます。そういえば地下鉄沿線でも、こんなような大きなサッカーボール状のオブジェを道の真ん中で見たように思います。友好広場だったかで。

テレビ塔は夜のライトアップが大変きれいなのだとか。夜はあんまり出歩かないようにしているので見るはずもありませんでしたが。

この2つも、この労働公園で見られる大きな名物です。

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●紫薇園

紫薇とは中国でサルスベリ(百日紅)を意味するそうで、この石碑の奥の植物園的エリアでは、このようなピンクとも紫ともいえる色の花が多数咲き誇っていました。

とまあ、ひとくちに労働公園といっても実に多数の顔を持つこの大連労働公園。

大連に来たからには中山広場近代家建築群や金石灘などと共に外したくない一ヶ所、と言えると思います。

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2016年5月31日 (火)

天津導軌電車/第三大街駅 (中国/天津市)

中国/天津市、天津導軌電車/第三大街駅です。

-天津導軌電車/第三大街
【路線】天津導軌電車1号線(泰達-学院区北間)
【開業】2007年5月10日
【訪問】2016年5月 
【近隣の主要駅 (泰達方面) 泰達駅→3駅
            (学院区北方面) 学院区北駅→10駅

●駅周辺(夜)

天津は北京近郊にある港湾都市で、国鉄は勿論ですが、地下鉄も通っており、更には路面電車も通っています。今回はその「路面電車」の駅の御紹介です。

初めて見たのが夜で、後から昼にも見ましたが、昼との比較の意味でもやや写りは悪いですが、夜の景色をまず載せたいと思います。

路面電車なので、道路のど真ん中に駅がある格好ですが、この写真の赤囲み部分が駅になります。中国は右車線を走るので、この手前に電車が停まる訳ですが、逆方向の電車停留所はここではなく、このやや左に離れた部分にあります。

ここに横断歩道がある訳ですが、青信号になったからといって無条件に走って渡るといつ轢かれるか分からないので本当に要注意です。右車線なので、その事を考慮に入れた上で車が来ないか見た上で渡らなければ…。ほとんどの車が停まっていても、時々別の車線から飛び出してきたりもしますし、中国は本当にこういうところ要注意です。車優先というのがどうしてもあるので。

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●駅名標

これも夜の画像で申し訳ないですが、夜しか撮れなかったので、こういった写り具合です。

沿線の路線図が示してありますが、左端は泰達駅として軽軌も通っている(路線名は地下鉄9号線ですが)駅です。そしてそこから右に並ぶ駅名は…

第一大街、第二大街、そしてこの第三大街と…、、非常に雑です。通りの名称をほぼそのまま駅名にした感じで。

これだけの駅の路線、距離にして約8kmを路面電車が駆け抜けます。

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●通知?

現代電車XX通知、という事で、中身何書いているか確認できませんでしたが、規程規則的な事を書いているのでしょうか?

左下に2元とあり、乗車運賃は路線内一律2元(40円弱)のようです。乗り方とか分かって時間があれば乗ってみようという気持ちもありましたが、何せ日本語で得られる情報があまりに少なく、またそれほど時間があった訳でもないので、駅が見れればそれでいいや、ぐらいな気持ちでまずはこの夜の景色を撮りました。

開業は2007年、わずか9年前です。日本では路面電車はどちらかというと廃れていってるものという認識が強いと思いますが、海外では逆であったりもする(新しくできたりもする)ようですね。

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●第三大街駅(昼)

翌日の明るい時に撮り直したものです。

この駅はまだきちっとした島式スペースもあるし、屋根つきでもあるしで設備的には恵まれていると感じました。

というのも、昨夏行った大連の路面電車は、こんな屋根も壁もなく、島式スペースというより、道路のど真ん中に放り出されるようなイメージが強かったので、それに比べたら…、ここに居れば車に跳ねられる心配がグッと軽減する、そんな安心感があるなと思いまして。

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●駅に停まる路面電車

上の写真で結構な人数が駅で待っていたので、そろそろ来るかと思い待ち構えていました。

するとこのようにやって来たのですが、運行間隔は15~25分との事で、あまり多くはないようです。海外に来て街なかの同じところでじっとしていたくなかったので、「早く電車こい」と思って見ていました。

逆に電車さえ撮れたら、そそくさと去っていきましたが…。でもまぁ天津でこのような電車が見れて本当に良かったと思います。

車体は日本に一般的にあるような路面電車タイプの感じではなくて、富山にあるライトレールタイプのものでした。

「トランスロール」と呼ばれるフランスのロール社が開発したゴムトラムシステムが採用されているといい、アジアでは初めて採用されたのがこの路線だといいます。非常に先進的なものが採用されているのですね。時間があれば乗りたかったです。

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2016年5月29日 (日)

中国/天津① 天津濱海国際空港2016

中国/天津市、昨夏の大連市に続き今月、9ヶ月ぶり2度目の中国訪問となりました。

今回はその空港の一部の写真と共に忘備を兼ねたメモ記事的なものとなるかもですが…

両替については、前回の大連旅行の際は日本でも現地でも両替をしてこのような形でした。

①日本の旅行会社 10,900円ほどで500元
②関西空港      9,810円で450元
③大連空港      10,000円で400元

今回は現地で両替できずに、関西空港でのみ両替しました。

上の②にあたりますが、今回は10,124円で550元の換金となりました。

昨年8月時の空港での両替レートが21.8、今回が18.4と、けっこう円高にふれていて少し多めに人民元が入りました。

大連に続いて天津と、中国で2都市目の訪問となりましたが、いまだに北京、上海に行けていない状況です。そんな中、到着したこの空港は、到着から出口までの行程が短かったと感じました。

到着ホームから通路を歩き、入国審査。特にどのゲートに並ぶとか戸惑う事もなく並べました。パスポートと入出境カードを出すだけで、指紋も採らず何も喋らず、すんなりと入国完了しました。(大連では「この対応は良かったですか?」的な質問にボタンを押すようになっていました)

入国審査完了♪と思ってすっかり安心していたら、直後に荷物のX線検査がありました。人はゲート通過しないのですが、荷物だけX線に通すという。でまた、荷物をカバンに入れて機械へ。無事通過して晴れて自由の身…♪ 別に何も悪いことしてないのに、この時のホッとした気分というのは何度味わっても同じような気がします。

●空港見取図

国際空港ではありますが、国際線の就航は近隣のアジア国のみで、日本では関西、名古屋に直行便があります。日本の航空会社ではJALのみ就航しており、名古屋便のみ運航されています。

この見取図ではターミナル1の2Fで国際線の出発ゲートのあるフロアです。黄色のエリアが国際線用、右のピンクのエリアは国内線用です。ちなみにターミナル1の1Fは到着ゲートで、ターミナル2の方は国内線です。

この記事では、入国と出国の双方につき触れる事とし、ここからは出国の話です。

上部の四角の部分から入るのですが、航空会社のカウンターに直接行くのではなく、まずは入って右側に別の入口があり、ここで一旦パスポートを提示する必要があります。

これを通ってから、ぐるっと回って航空会社カウンターへ。日本語は一切なかったですが、預ける荷物がない旨だけ伝えられたら、パスポートとe-チケットを提示するだけで問題なしでした。預ける方は乗っけるだけですね。

これが済んだら出国審査で、中国は出国時にもカードが必要なので、入国時に提出した入出境カードの半券(入国時に入境カードのみ回収され出境カードのみの状態)を必ず提出しなければなりません。これを忘れて戻される人が結構多いようで要注意です。中国滞在中も大事に持っておかないと、と思い気を遣いました。小さくて薄い紙切れなので、フとした拍子にどこかへ行ってしまいかねないので…(^^; とにかくそれとバスポートと飛行機取った時のBoarding Passさえあれば、他に何のアクションも不要で通過できます。

出国審査は前に5人くらい並んでる程度で、割にすんなり通れました。その後の手荷物検査があるのですが、これが異様に混んでいました。これさえ出てしまえば、あとは徒歩圏域で簡単に行けるし時間もかからないので、とにかくこれを越える事です。

上の四角の一番下の部分、通路が三つ又になっているこの部分を越えればホッと一息です

御覧のようなシンプルな構造で、レストランは見かけませんでしたが、後で調べたら1軒のみでした。カフェの延長上のお店は数件あります。

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●標識

上の写真と同じ場所ですが、出発ゲートの分岐点付近です。

どのくらいおおっぴらに撮って良いのか探り探りだったので、こんな適当なカットになっていますが…

ゲート№は基本的に百何番(1xx)という形でナンバーリングされています。

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●天津空港外観

2Fの出発フロアでの建屋カットです。

向こうの建屋は正面から撮ると「天津」の文字が見えるのですが、この角度では無理でした。正面まで降りていく時間もなかったので、これまた適当なカットとなってしまいました。

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●マンゴーシャーベット

空港内で出発待ちの時にカフェの延長上のお店で頼んで食べてました。

48元!1,000円近くもしました(@@ でもおいしかったです!

カウンターでオーダーする時にメニューを目の前に置いてくれるのでオーダーしやすかったです。空港内なのでいろんな人が来る事を想定しての方法なのかな、とも思いました。

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●停まっていた飛行機群

中国国際航空の機体です。

中国〇〇航空って変な先入観があってまだ利用していないのですが、安価は魅力です。安全面の問題さえ自分の中で納得できたら、そのうち利用するかもしれません。

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さて、海外の空港内であまりバシバシ撮れないと思い、部分的な形となり、あまりお役に立てる情報はないかもしれませんが、天津空港の一端をお届けしました。

2016年2月11日 (木)

中国/大連④ 金石灘の偽ドラえもんだらけ!

中国/大連市、 ③中国で抹茶工房! に続く、大連の旅記事第4弾です。

(2015年8月当時)

●大連海知星酒店

という金石灘駅前(駅とは直角)にあるホテルで、読みとしてはハイ ズ シン(Hai Zhi Xing) ホテルとなります。

大連の中心地・中山広場で沢山見かけた近代建築の素晴らしい建屋同様の佇まいがありますが、この金石灘のリゾート地にもこういうホテルがあるんですね。

その前を観光用でしょうか?連結車輌が通っていました。

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●大商ショッピングセンター

2014年にできたばかりという、金石灘駅前の「大商グループ」のショッピングセンターです。

大商グループは、大連というより中国の東北地方において最大級の小売業者であるといいます。本ブログの大連関連の前記事にあった「抹茶工房」は、大連駅前にあるこのグループの商業施設の一角にあります。

で、この入口周辺には大きなドラえもんが見えています。

これに引きつけられて、当然のように進んで行きました。

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●大きなドラえもん

人の大きさと比べたら、この通り!

いかに大きいかが分かると思います。

中国で、こういう日本のキャラクターものが出てくる場合に、いかにも偽物臭?が漂う、そんなイメージでTVではよく見ていたのですが、これはそんな事なかったです。なぜ、ドラえもんなのか?不明でしたが…

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●モール内

中に入ってみました。

中にもドラえもんの専用スペースがとられていました。

手前のは、三次元水族館みたいなものでしょうか。

中国の地方都市といえど、出来たてのモールの中はやはり綺麗なものです。

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●ドラえもんだらけ in 大連

看板の絵自体は本物感があったものの、散りばめられてあるドラえもんたちはちょっと微妙な感じ…笑えるレベルの「バッタもん」感まではないのですが…。

ドラえもんの実身長(129.3cm)ぐらいの大きさなのかな、と。今思えば。

でもしかし、ここ(このモール)とドラえもんに一体何の関連性があるのか…調べてもサッパリ分かりませんでした。単に人気取りで使っただけか…??

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●四角い箱

サイコロ状のものがステージの看板?前にいくつか積まれていました。

「ドラえもん」は中国語で「多拉A梦(duō lā a mèng)」と表記するそうです。意味よりも読みが重視された感じでしょうか。

中国では、ドラえもんの知名度は極めて高く、最新の映画でも、興行収入が日本を上回る程といいます。人口規模がケタ違いではあるものの、その人気の高さは窺えます。

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●そして、衝撃の…

これを見るまでは、そこそこホンモノらしくて、いってみれば中国らしさ?を感じませんでしたが…

帰国後にこの写真をTwitterであげたら、エラく反響がありました

ドラえもんはともかく、のび太にしずかちゃんの顔

勝手なイメージながら「これぞ中国」と思った、この時の大連旅行で非常に思い出となったカットといっても過言ではありません。

のび太のメガネも偽物臭全開だし、しずかちゃんの顔面が…ジャイアンを女髪型にしたような(笑) 立体で表現するのは難しいでしょうが、それにしても…と感じざるを得ませんでした。

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●俯瞰

上の階から見下ろすとこんな感じでした。

ここからだと、「ドラえもんが沢山いる…」ぐらいな感じですが、よく見てみると、適当感丸出しな像があったり…面白いものです。観光客の立場から見ると単純にクスッと笑えるレベルで。

別にこれでもって金を取ってる訳ではないようですが、堂々と適当なもの?を置いてるところに「らしさ」を感じられて、旅した感は得られました。

大連では、街歩きで疲れた想いが強くて、むしろこういう屋内でゆったりした気分で見れたものの方が良い想い出でした。かなり警戒はしましたが、治安が悪い感じではなかったですね。盗難とは無縁で過ごせました。

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2016年2月 6日 (土)

中国/大連③ 中国で抹茶工房!

中国/大連市、②すばらしき中山広場近代建築群! に続く、大連の旅記事第3弾です。

(2015年8月当時)

●大商新玛特购物休闲广场

大連駅前のショッピングセンターのひとつで「New-Mart」とよばれるものです。

タイトルの「抹茶工房」はこの中の5階、飲食店エリアにあります。

ホテルを大連駅前に取っていたので、この辺りは2泊3日の中でも何度か足を踏み入れました。

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●踊り場

フードコートへ上がるところの踊り場です。

既に抹茶工房の看板が見えていますが、階段を上がって左すぐの所にあります。

上がったエリアはフードコートになっていてラーメンとか色々あった訳ですが、言葉が通じず、オーダーしてもその後何言ってんのかサッパリ分からずで立ち去ったりもして、ここでは店でオーダーしてものが食べられない、とほぼ諦め状態でした。

日本語どころか英語も通じず「中国語のみ」という感じで、筆談も指差しオーダーもなく、全く成立せずでした。大連でマトモにお店に入って、ものが食べられたのは抹茶工房だけだったのでした。ここは日本語メニューがあったので、頼み易かったのが大きかったです。

で、この写真ですが、バスケボール持ったリーゼント(しかみ髪がピンク!)の高校生とその彼女らしき女子高生の顔抜き看板がありました。何かのマンガのキャラクターでしょうか?

その横は果汁100%ジュースのようで、実際に果物が絞られる様が分かるようなものでした。(実際を見ていないので推測ですが…)

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●Juice

その生絞りジュースらしき販売機の様子です。「squeezed orange juice」とありました。

最上部に果物が乗っていて、左下の方でらせん状に溜まっていました。1つ使われるたびにこれらが落ちていくのかなという感じのものでした。下には回転式カッターらしきものがあり、ここでリアルにカッティングしていくのか?そんな想像の出来るモノでした。

試しに買ってみても良かったのですが、捨て場とか変な事を気にしてしまい、結局見送り、他に誰か買わないかとしばらく様子を見てもいましたが、誰も買う人は現われませんでした

10\/1杯などと表記されていますが、10ではないと思います。5元/10元とあったので、あくまで「元」対応と思いますが、この2パターンで何が違うのかよく分かりませんでした。

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●入店

抹茶工房に入りました。

ちなみにですが、なぜ今日この記事を書くかというと、本日2月6日が「抹茶の日」だからです

茶道で釜をかけて湯を沸かす道具である「風炉(ふろ=26」)に因んで、この日になったようです。容易に察しがつく事ですが、風呂の日でもあります。ただし、4月26日が「よい風呂の日」とか、11月26日が「いい風呂の日」とか、そういうのもあるそうです。

ちなみにこの立札?は店の席に置いてあったものです。QRコードからアクセスして何かやらせようというものでしょうか。ちなみに右端のは違いますが…、これはあやちょ(アンジュルム:和田彩花さん)のストラップで、日本からの持込品です

本来は、こういう写真はTwitterで実況したかったのですが、中国では全くアクセスできず、ネットもままならなかったので、そういう面でのストレスもありました…

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●食べたもの

抹茶の日に、抹茶のお店の記事をあげた訳ですが、実際にここで食べたのは…コレ、マンゴーかき氷でした!

台湾に行った時になかなか食べられず後悔の残っていた部分がありましたが、ここ中国大連で食べる事ができました。当初は抹茶パフェか何か、とにかく抹茶のものにしよう、と思っていたのですが、マンゴーかき氷がメニューを見る目に飛び込んできた瞬間に、即切替えました

気になるお値段は…22元でした。400円弱というところでしょうか。

とにかく量がハンパなかったです…これだけ多いとさすがに残してしまいます。出された食事は残す…中国文化でしょうか(笑)それでもって日本的なものを食べるというのもまた良しかな、と。

そんな感じで、中国にあった「抹茶工房」でした

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2016年2月 5日 (金)

中国国鉄/金州駅 (中国/大連市)

中国/大連市の中国国鉄/金州駅です。

-中国国鉄/金州
【路線】瀋大線(瀋陽北-大連間)
    哈大線(大連-ハルビン間)
    金荘線(金州-荘河間)

【開業】1903年
【訪問】2015年8月 
【近隣の主要駅 (瀋陽北、ハルビン方面) 普蘭店駅→5駅
            (大連方面) 大連駅→隣駅
            (荘河方面) 広寧寺駅→隣駅

●駅前モニュメント

駅前にでっかく建っている独特のモニュメントです。

ここへは快軌3号線/和平路駅からはるばる歩いて来ました。距離もそれなりにありましたが、それよりも車がひっきりなしに行き交う中を、道路を何度も横切る事に相当神経を使ってしまっていました。

こういう素晴らしいものを見ても、しんどさの方が先に立ってしまったのは非常に残念でした。

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●モニュメントとビル群

角度を変えてのモニュメント周りのカットです。

この辺りは高層ビル群が大変多かったです。

大連の中心地である大連駅からは33kmもあるという事ですが、田舎然とした部分はほとんど感じられませんでした。

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●駅前広場と共に

周辺の駅前広場とのカットです。

夜の様子は見ていませんが、電灯がつくのでしょうか??

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●金州駅が見えてきた時

長々歩き、渡るのに神経をすり減らした挙句にようやくたどり着いた、というところでした。当初は方向すら正しかったか分からず(金州駅への標識があった訳でもないので…)、まともに着くかも分からず、海外で迷子になる不安との戦いでもありました。

そんなこんなで、「金州公交」の看板の左にチラッと覗いて見えるのが、お目当てだった金州駅です。

金州公交とあるのはバス路線を表わしていますが、これらの路線がここを行き来するという事かと思います。実際、これらの頭の番号の路線バスがとにかくひっきりなしに行き来していました。

路線番号と行きたい場所が頭の中で結びついて、ちゃんと降りられれば、大連ではバスほど使い勝手の良い交通機関はないと思います。そこらじゅうをわずか1元(20円弱)で行けるのも大きな魅力です。

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●金州駅 駅舎

駅前広場と共に金州駅の様子です。

大連に行く前、日本に居た時に「もっとも行きたい」と思った場所は、中山広場の近代建築物群でしたが、その次に行きたかったのはこの金州駅でした。

実際、大連で訪ねた駅の中で最も素晴らしいと感じました。大連駅も立派ではありますが、上野駅がモデルで、ちょっと地味な印象もあるので、それよりもここに来たかった、というのはありました。この時の大連旅行で、大連駅と共にたった2つだけ訪ねた中国の国鉄駅でした。駅の中には入ってないので、このような外カットばっかりになっていますが…

「金州」と表記して日本語的には「きんしゅう」ですが、中国語ではジンジョウ(Jinzhou)と読むそうです。

なんとも素晴らしい駅舎ですが、個人的には台湾の台中駅を思い出します。

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●金州駅 いろいろ

とにかくこの素晴らしい駅舎の、いろんな角度からのカットです。

「金州」とだけ表記されています。

大連駅もそうでしたが、「大連駅」ではなく、「大連」のみ、"駅"という文字は使われていませんでした。

きれいすぎる、というか整い過ぎてプラモデルで造られてるんじゃないか?と何度も錯覚を起こしたものでした。

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●金州犬

最後の写真は駅と何の関係もないのですが、駅の前をウロウロしていた犬です。

野良犬はちょこちょこ居ました。でも追いかけられる事はなかったですね、台湾でもそうでしたが、割と犬の方が逃げていってる印象でした。

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2016年2月 2日 (火)

快軌3号線/和平路駅 (中国/大連市)

中国/大連市の/和平路です。

-快軌3号線/和平路
【路線】大連地下鉄(快軌)3号線金州支線(開発区-九里間)     
【開業】2008年12月28日
【訪問】2015年8月 
【近隣の主要駅】 (開発区方面) 開発区駅→4駅
           (九里方面) 九里駅→2駅

●駅名標

日本語読みでは「わへいろ」 、中国語では「ヘーピンルー」となるそうです。

開発区駅から「金州支線」へ分岐した先で唯一訪ねた駅ですが、この駅を訪ねた目的は…他ならぬ「金州駅」の最寄駅である事です。

金州駅は中国国鉄駅なのですが、快軌等地下鉄の類と接続がなく、この和平路駅から徒歩が最も近いという事で(それでも1km余りあるとの事ですが…)やってきました。金州駅に行きたかったのは、大連駅以外の国鉄駅を訪ねたかった事ともうひとつ、金州駅が素晴らしい駅舎である事、です。

金州駅については次の大連関係記事に譲るとして、今回はまず和平路駅を。

路線図にありますが、あと2駅で金州支線の終点、九里駅に着きますが、今後はこの先にも延伸構想があるそうで、ここからまだ10の駅ができる予定で、2010年に着工しているといいます。大連の旅行に正直あまり良い想い出はなかったのですが、この延伸は楽しみではあります。券売機が充実するなどのインフラ面もついていくといいのですが…

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●ホーム

沿線各駅に多い屋根で覆われた形のホームではありますが、屋根の形は半円だとかそんな凝ったものではなく、ちょっと斜めになって中心部が若干とがってる、くらいの形のものでした。

幅の広いホームが多いのもこの沿線の多くの駅の特徴ではあります。

この駅のホームで気づいたのですが、乗り降りする時のラインが矢印で描かれているんですね。実際は、人が降り切らないうちにうちに乗ってくるし、乗る時も前とちょっとでも間隔開けてたら、割り込んできたり横からスッと入ってきたり…腹立つ前にこれがこの国の文化なんだな、と改めて感じました。

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●ホームの窓から

外の様子です。

生活広場…ホームセンターでしょうか?でもセンターなら、…中心??よく分からずでした。

真ん前に多数の車が止まっていました。

大連の旅で良い想い出に乏しい、と言っていたひとつにはこの「車」がありました。とにかくどこへ行っても車で溢れていて、渡る時も命がけ、24時間眠る事なくクラクションが壮絶…それらがあまりに強烈過ぎました。

ここから金州駅まで徒歩で行く事となったのですが、この道中で道路を渡る時がことごとく辛かったです…

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●横から

上の写真の建屋を少し手前から、横から見る感じでのカットです。

和平路の駅前には大きなショッピングセンターがあります、としてこれに近いカットが載っていた記事がありましたが、ショッピングセンターなんでしょうか?中へ入らなかったので分かりませんでしたが…

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●住宅群

日本の70年代の住宅群にも見えなくもないですが、それらよりもよりゴツゴツしてて、そこはやはり中国?という印象でした。

海外へ行って生活感に満ちた住居というものにあまり触れる事がないと感じるので、こういうカットは個人的にどこか新鮮です。

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●駅前通り

色んなものが売っている通りでした。

でも商品になかなか手が出ませんでした。

隅々観ていると、靴一足じゃなしに片方でも売ってたり、極端に言えば、そころに落ちて多様なのを拾ってきて売ってたりするぐらいなのを大連ではよく見かけました。なんでも売り物にしてやろう的な。実際売れるのかな…?と非常に疑問でしたが。とにかく中国の地方都市の生活が色々と感じられる通りではありました。

野菜果物の類はこの通りでは沢山売っていて、ただ買っても単なる旅の身ではなかなか食べられないので、海外旅行していてこういうとこで野菜果物を買う事は皆無ですが…。よっていつもぼんやり眺めています。

で、この時は金州駅を目指して、この通りをまずは直進していました。

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●和平路駅(站) 駅舎

モノレールのような高架橋が駅舎に突き刺さっていく感じのものでした。

かつて姫路で稼働していたモノレールの今でも残る残骸にこういった感じのものがあって、これを見た時にその存在を思い出しました。

ここかの金州駅が結構時間がかかり、そしてまた徒歩でここまで戻ってきて、券売機で切符を買えなかった為、窓口で筆談購入、それで大連駅までなんとか帰って来れました。

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2016年1月24日 (日)

快軌3号線/開発区駅 (中国/大連市)

中国/大連市の快軌3号線/開発区です。

-快軌3号線/開発区
【路線】大連地下鉄(快軌)3号線本線(大連-金石灘間)
               同   金州支線(開発区-九里間)     

【開業】2003年5月1日
【訪問】2015年8月 
【近隣の主要駅】 (大連方面) 大連駅→7駅
           (金石灘方面)
金石灘駅→4駅
           (九里方面) 九里駅→6駅

●駅名標

日本語読みでは「かいはつく」 、中国のいわゆるピンインでは「Kaifaqu」 (カイファーチュー)とほぼ日本語と同じ読みなのですね。

この駅はなんといっても、快軌3号線で唯一、2つの線に分岐する重要な駅であり、写真の駅名標でいうと、下の横一線が本線で、上へ分岐しているのが金州支線となります。

开发区などと表記され、日本語の字と違いすぎてしまってて、最初は全然分からず、「この路線図のどこに開発区駅があるの?」とずっと思ってました。「中国語といっても漢字だから、大体の雰囲気で分かるだろう」と思っていたら、字体が全然違ってて分からない、のは結構ありました。簡体字だと全然違った漢字になります、ホントに。

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●ホーム

2枚ありますが、上の方が左側、下の方が右側となります。

快軌3号線は大抵、2面2線のような構成が多いのですが、当駅は支線にも分岐している為、右側は支線用のホームとなっています。

大連駅から当駅で支線に分岐して九里駅に至る訳ですが、1日限られた便のみが直通運転され、他の大方の便はこの開発区駅で乗換となります。

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●列車

D Loco FG型という車両だそうで、大連機車車輌有限公司というところの製作です。完全に地場の車両という事ですね。

ちなみに最高時速は100km/hとの事です。

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●ホーム階段

高架ホームへ至る階段ですが、赤というかワイン色の壁面がたいへんインパクトがありました。

漢字が読めるようで読めない、そんなもどかしさがそこかしこにありました(笑)

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●駅構内

階段下の部分ですが、九里駅は支線側、大連は本線側で、おなじく本線側で大連と反対側の金石灘方面はランプがついてなかったり、何かとよく分からなかった標識でした。

ランプがついてなくても放置してるだけ?みたいなのが大連ではそこかしこにあったので、無効という頭はもたなかったですね。「消えてるだけかも…」と(笑)

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●駅向かい商店群

駅舎の向かいに建つ商店群です。

開発区とありますが、「大連経済技術開発区」と正式には称するようです。企業誘致に注力しており、海外企業が多く進出しているという事で、日本企業も数多く出ているようです。

圏域の人口は約30万、その中で日本人駐在者は約2,000人いるという事で、それくらい居たら日本語も聞けそうな気がするのですが、全然そんな事はなかったですね。

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●開発区駅 駅舎

通路がこれだけの幅で、向かいが先ほどの商店群という事もあり、斜めからの苦しい駅舎カットとなりました。

やはり高架駅であり、また支線にも分岐する拠点駅のひとつでもあり、見事な駅舎です。地下鉄路線の延長上のひとつかと思うと、本当に見事です。

道を隔てて商店群があり、その向こうはちょっとした遊園スペース等々あり、これらを眺め歩くだけでも楽しい駅前ではあります。実際、この駅前は通りや街並みらしいものを見てませんでしたが、広場スペースがいい感じなんで、それだけでも寄ってみる価値はあるかと思います。

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