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芸能・アイドル

2025年1月20日 (月)

太田裕美さん 70歳の誕生日!

久々にこちらのブログ更新です。

本当は、このブログを閉鎖しようと、記事の引越しも既にこちらへ済ませていましたが、

1年間更新しないと更新できなくなるという事で、既に半年が経っており、やはり勿体ないと思って更新する事にしました。

↓引っ越し先はコチラ

続々トラベルとかナントカ

 

で、写真容量の制限があり更新できなくなるので、容量を消費しない形での更新としたく、ネットニュースからネタを持ってくることにしました。

今日はコチラの記事を↓

体調不良の太田裕美が古希を迎え「頑張って生きてます」

 

今日1月20日は歌手・太田裕美さん70歳のお誕生日です。

裕美さんは、昨年春より体調不良で活動休止していて、現在療養中です。

春から半年以上「X」での発信がなく、昨年11月1日のデビュー50周年の際に久々にXでの発信があり、療養中ながら生存確認ができました。

そして年を越して、本日70歳の誕生日当日に再びXでの発信がありました。

まだ体調不良が続いているようですが、1日も早く平穏な日が戻ってほしい、と切に願っています。

2016年1月に大阪でコンサートに行ってから生では見ていないのですが、配信ででも1曲でもまたあの往年の素晴らしい歌唱を聴く事ができたらどんなにいいか、と思います。

 

2023年12月17日 (日)

笠原桃奈さん てっぺんおめでとう!

いつもと違う記事を書きますが…

9月から始まったPRODUCE101 JAPAN THE GIRLS(通称:日プガールズ)のオーディションが、昨日12月16日にファイナルを迎え、101人のオーディションメンバーから、最終11人のデビューメンバーが確定しました。

 

     元アンジュルム笠原桃奈 ハロプロOGなどから祝福続々

 

このオーディションの存在を知ったのは、ハロー!プロジェクトの「アンジュルム」の元メンバー・かっさーこと笠原桃奈さんがオーディションに練習生として参加していた事がSNSでバズっていた事でした。

以来この3ヶ月半、この番組を楽しませていただきましたが、かっさー(以後「桃奈」と表記させていただきます)はアンジュルムを2021年11月に卒業した時に「韓国へ行って、歌やダンスを磨いて、再びみなさんにお会いできる日が来ると思います」と言い残してハロプロを卒業し、その後約2年の間、消息が全く知らされませんでした。

オーディションに出るとしても、そこにまず受からないと表舞台に出られない訳で、2度と表舞台には出られない可能性も覚悟しながら、ハロプロの世界から出たんだと思いますが、全く消息が知らされない中、「もう桃奈は見られないんじゃないか?」と思ったハロプロファンもいただろうと思います。

 

そんな中、9月の初めに突如、彼女は表舞台に戻ってきました。

韓国オーディション番組の日本版に現れ、アンジュルムを卒業する時に宣言した「公約通り」に戻ってきた訳で、そこでハロプロファンが「待ってたよ」「戻ってきてありがとう」などと一気に沸き上がり、Xのトレンドにもあがるほどでした。

いわゆる「サバ番」、サバイバル番組というもので、101人の練習生がいくつかのチームを組んで、バトル形式で争い、国民プロデューサーの名の一般投票のもと、50人→35人→20人へと順位発表式の度に人数が絞られる形で脱落していく形式のものでした。

当初このオーディションのテーマ曲LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」が流れる形で彼女の「復活」を知る事となりましたが、オーディションの出場者(練習生)が、それまで普通に高校生だった子もいれば、オーディションにいくつか出た子もいる訳で、桃奈は5年余りもハロプロのアイドルとして何度も武道館公演のような大舞台を経験した「前世持ち」の代表格のような扱いで、他にも元HKTの子や、オーデ番組で有名だった子、韓国のグループでデビュー経験のある子などいましたが、そのような経験者の練習生はごく少数派でした。

その為かパフォーマンスの総合力、言動などはさすがハロプロ仕込みという感じで、ステージングに長けている分、トレーナー陣の評価も高かった一方で、元々の知名度もあり他の練習生が「敵に回したくない」とコメントするシーンもありました。同じチームになったら、「確実に負ける」と思うメンバーもいたように見えました。

最初の見せ場は、同じアイドルグループ経験者である元Cherry Bulletという韓国グループで日本人として参加していた加藤心さんと組んだユニット「Rebloom」でYOASOBIの「アイドル」を披露して、「最強コンビ」として注目を集めました。

この二人は、この時以来「ももここ」として最後までコンビのように称され、強い絆で結ばれた関係として描かれ、順位発表式では2人で1位・2位とワンツーフィニッシュを遂げ、「どちらが1位でも一緒ならよい」的な桃奈のコメントも印象的でした。

このオーデ番組は毎週木曜21時から配信されていましたが、そこで彼女の事がドキュメント的に描かれる、いわゆる「分量」が少ない事でも話題になりました。(「桃奈の分量」がトレンドにあがるほど)

おそらく、感情を乱したり酷評される事がなかったので、番組的に「うま味のある」シーンがなく、結果的にそうなったのだと思いますが、持ち前のリーダーシップを発揮し、ネット上で「ジャンプの主人公」とか「ルフィ」などと称され、関わる仲間たちを事あるごとに励ましたり、常に相手を肯定しながら作業を進めるシーンの一端は描かれていました。

順位発表式の度に1位をとった事もあれば、3位に終わって「悔しい」とコメントする事もありましたが、自分の事よりも他人が良い評価をされた時に自分の事のように喜ぶシーンも描かれたりしていました。

しかし1位を取ったら取ったで「ハロプロヲタクの組織票」と言われたり、歌が特別うまいわけではないといわれたり、アンチが湧くこともありました。

たしかに歌がうまいメンバーは他にも沢山いると思いました、ここの練習生はさすがにみんなハイスペックなメンバーが多く、ダンスが国民的レベルのメンバーや、ラップがバリバリなメンバーなど、個々の能力を取れば、彼女を遥かに凌ぐメンバーも少なからずいたと思います。

しかし全体を考えたステージング、表情をはじめとした「見せ方」、周囲をまとめる人間性など、総合力ではやはり優れていて、それまで彼女の存在を知らなかった層にもファンが確実についていったのは感じられました。これは別にハロプロにいたからだけではなく、そこで培われた部分はありますが、彼女が色々な先輩たちからもらったものにプラスして、独自に築き上げたものも沢山あったと思います。

自分はハロプロ時代から知っていますが、今回彼女に投票したのはそんなハロプロファンばかりではないと感じました。

それに最初からこのような完成された素晴らしい人間性を誇っていた訳ではなく、ハロプロに研修生として入ったのが小6で、アンジュルムのメンバーに抜擢されたのが中1で、それも1人加入で同期がいない、大変心細い状況、更には自ら言う「極度の人見知り」により、グループに馴染むのにかなり時間を要した、と先輩メンバーが口々にいうほどでした。

「仲良くなるんだ」と意気込んでコミュニケーションを取りにいったメンバーもいたほどで、先輩メンバーが「椅子に座りなよ」といっても「いいです」と言って立っていたり、ひとりでスマホ弄って籠ったりするようなエピソードは、初期には数限りなくありました。それこそ「この子大丈夫かな?活動続くのかな??」と思ったぐらいでした。

絶叫マシーンで「絶叫」したことがキッカケで心開いて、急速に先輩たちからも可愛がられ、自身も伸び伸びと育ち…、そして本人の言う「アイデンティティーが形成」され、ここからが本当の彼女のスタートになったように思います。


こんな紆余曲折がありつつ、この「日プ」の舞台で文字通り返り咲いた桃奈、番組での「分量」の少なさも乗り越えて、着実に上位をキープしていきました。

加藤心さんとのコンビネーションは常に絶妙でしたが、このオーディションのもう一人の重要人物・櫻井美羽さんとの関係性…これがよく分からないまま放送回数が重ねられていきました。

この櫻井さんは、他のオーディションでいいところまでいった、それなりに知名度のある人で、ここではかなりのクールなキャラで個人的によく分からない人でした。回を重ねるにつれ、自分が作っていた殻を破り、心を開いて楽曲に向き合う姿が描かれ、以後笑いを誘うシーンの中にいたり、見ている方々の中にも印象がかなり変わった方もいただろうと思います。

そして櫻井さんと桃奈が絡むシーンが遂に見られ、彼女は桃奈の事を「笠原」とよび、桃奈は「櫻井美羽」と呼ぶ関係性であることが分かり、「結構いいんじゃない?」と感じました。当初のイメージだと、それこそ敵対か無視ぐらいしてるんじゃないか、と勝手に考えていましたが、櫻井さんの心が解き放たれコミカルな面も見せるようになり、これが桃奈の波長と絶妙にマッチしたようです。櫻井さんの殻を破らせたのは、桃奈の相棒ともいうべき加藤心さんでした。

そして、桃奈と櫻井さんの1位2位になった時、櫻井さんの口から「"桃奈"と一緒にここに立てて」という言葉が出たのは感動でした。おそらくですが、この練習生たちの中で「桃奈」と呼ぶ人はおらず、ほとんどが「桃奈ちゃん」、また「桃奈さん」と呼ぶ子もいて、盟友・加藤心さんは「桃奈っち」で、櫻井さんは「笠原」でした。その櫻井さんがおそらく誰も呼んだことのない「桃奈」呼びは衝撃でした。あのメンツで、そんな風に呼べるメンバーはたぶん一人もいないだろうな、と勝手に思っていましたので。

そして櫻井さんの2位、桃奈の1位が発表され、この前の順位発表式でもそうでしたが、ガッチガチに緊張して顔をこわばらせていた桃奈に、櫻井さんが優しく頬を撫でるシーンが感涙すぎました。当初見ていておよそそんな事をしなさそうな人と思っていたので、そのギャップがすごすぎました。

 

そして昨日のデビューメンバー決定、桃奈は見事1位を勝ち取り、「てっぺん」を取りましたが、1~10位まで加藤心さんの名前が呼ばれませんでした。「まさかのデビューできず」になるのか??と最後の当選枠・11位の発表、ギリギリの滑り込みで加藤心さんの名前が呼ばれ、桃奈は自分自身の1位発表の時よりも、心ちゃんのデビュー決定に大いに涙し、そして周りがハグし終わるのを待って、ハグしにいってました。

 

激動の3ヶ月半、常にハラハラと楽しみを供給してもらった「日プガールズ」でしたが、このファイナルでビューできなかった9人も素晴らしい才能とスペックとキャラを持ったメンバーでした。彼女たちにも、またそれまでに脱落してしまったメンバーたちにも、今後の幸せな未来が訪れる事を祈念してやみません。

本当に皆さんおつかれさまでした。ここまでありがとうございました。

2019年11月27日 (水)

祝!アンジュルム オリコン 初のデイリー1位!

 

ハロー!ブロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」

11/20発売のシングル「私を創るのは私/全然起き上がれないSUNDAY」で見事、初日デイリーそしてウィークリー1位を獲得しました!

 

これまでデイリーで途中の日で1位を獲った事は旧スマイレージ時代の「旅立ちの春が来た!」(2013年)など数回ありますが、最も枚数の売れる、ウィークリーチャートに直結しやすい初日に1位を獲ったのはおそらく初めてではないかと思います。

そしてウイークリー1位はメジャーデビュー10年目にして初で、第2章幕開けで見事に快挙を成し遂げました!


アンジュルム『私を創るのは私/全然起き上がれないSUNDAY』7.7万枚で現在シングル首位


アンジュルム、メジャー9年半で初の1位 激動の1年乗り越え“第2章”好発進


アンジュルムは今年6月に、旧スマイレージ結成時から10年、一貫してリーダーであった「あやちょ」こと和田彩花がついに卒業を迎え、初期のオリジナルメンバーが1人も残らなくなり、まさにグループ歴史の大きな転換点を迎えました。

更にはそのわずか3ヶ月後の9月には長年活躍した2期メンバー・りなぷーこと勝田里奈が卒業、更に更にまたわずか3ヶ月後となる来月12/10には同じ長年活躍した2期メンバーでサブリーダーでもある、かななんこと中西香菜が卒業してしまいます。 そして更に更に更に…、、キリがないのですが、またまた3ヶ月後の来年2020年3月には「カントリー・ガールズ」と兼任している船木結までもが卒業をしてしまいます。3ヶ月ごとに1人ずつ去っていくという非常事態ともいえる状況で、和田卒業後の「第二章」は大変な船出になってしまっています。

そんな中で迎えた和田卒業後の今回初シングルで、下がるどころか初の初日1位獲得の快挙を成し遂げました。

そんなお祝いムード満点のアンジュルム、今年は女優・蒼井優南海キャンディーズ・山里亮太とが結婚、これを「アンジュルム婚」とも報じられましたが、世間の人々にはこの時「アンジュルム」の言葉なりグループなりがどの程度響いたのか??とても気になるところです。

 

ここでお祝いかねがね、各メンバーについて語っていきたいと思います

◆竹内 朱莉(たけうち・あかり) 1997.11.23生(22歳) 埼玉県出身 2期(2011年加入) ★リーダー

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ニックネームはタケちゃん。(「おでん」の異名もWikipediaにあり) メンバーカラーはレッド→ブルー。

野球観戦が趣味でスポーツも得意、意外にも?!書道の達人で高校生まで教える事の出来る免許を持つという。

長年、スマイレージ・アンジュルムのリーダーであり続けた和田彩花に代わって、ことし6月にアンジュルムの2代目リーダーに就任。それまでは2015年11月のかにょんこと福田花音の卒業後からサブリーダーを務めていた。

更に、来月の中西香菜卒業に伴い、スマイレージからアンジュルム変わる前の6人時代のスマイレージ、いわゆる「6スマ」の最後の生き残りでもある。

「タケちゃん」は最近までほとんどの時期をショートカットで過ごしたボーイッシュスタイルで、性格もサバサバして「乙女」と言われるのを極度に嫌うタイプ。

 

◆安定感あるパフォーマンス、周期的に躍進
加入時は中学2年生、メンバーカラーが赤でエースと目されていたのかな?というフシも感じたものでした。スペックも安定していて、ダンスは初期メンバーと比べても全く見劣りせず、歌唱力もそれなりにあった感じで、既にスキルメンという感じでしたが、まさかリーダーになるとは…という感じで。2011年にグループに入ってハロプロメンバーに昇格、2015年にサブリーダーに昇格、そして2019年にリーダーに昇格と、4年周期で昇格しているのが面白いですね。

個人的主観ながら、歌唱力はアンジュルムで最も安定しており、どんな表現でも縦横無尽にやってのけ、ダンスは元々ピカイチで高スペックさは加入当初から進化し続けてるなと感じられます。


◆第二章のリーダー

前述の通り、今年6月18日にあやちょこと和田彩花がグループを卒業後に2代目リーダーに就任しましたが、グルーブ結成から10年もリーダーを務めてきたいわば「アンジュルムの顔」的存在からバトンを受け、あやちょ卒コンではそのプレッシャーを包み隠さず泣きながらMCをやっていたのが印象的で、性格的に「あっけらかん」としていそうだったのが、とてつもなく重く受け止めていたのだな、というのがヒシヒシと伝わってきました。

しかもバトンを渡されるやりなぷーの卒業、もうすぐかななんが卒業、更に3ヶ月後ふなっきと…荒波の中に船を出している船長のような?状態で、波に飲まれそうになりながらも前へ前へと進んで行くしかない中、今回の週間1位は良いご褒美になったのでは、と思いました。


◆後輩をグイグイ引張るいじられキャラ
丸い顔で丸い心でアンジュルムを包み込むリーダーですが、おでんくんに似ているために「おでん」と呼ばれ、それがWikipediaにまで載るところがすごいなと思いますが、高スペックでパフォーマンス面で後輩仲間をぐいぐい引っ張っていくタイプながら、以前から「いじれらキャラ」でもあり、後輩が新加入する度に、彼女を弄る事によってグループに馴染んでいく場面は幾度となく見受けられてきました。


◆他グループとの交友

モーニング娘。'19の譜久村聖とは研修生時代の同期で、今やハロプロをしょって立つ両雄ともいうべき間柄で、ハロプロの紅白運動会では、2つに分かれたチームのそれぞれキャプテンを務めたりしています。その他、つばきファクトリーの岸本ゆめのとは共に男前?な感じで気が合うのかよく遊びに行くそうです。

 

◆中西 香菜(なかにし・かな) 1997.6.4生(22歳) 大阪府出身 2期(2011年加入) ★サブリーダー

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ニックネームはかななん。 メンバーカラーは水色→薄ピンク。

趣味は映画鑑賞、料理など。お菓子を作ってメンバーに差し入れることもしばしば。

スマイレージで初のつく事の多い画期的な人材であり、グループ初の関西出身メンバーであり、初の関東圏以外の出身メンバーでもある。

また歌やダンスが全く未経験の素人からオーディションを経て合格した。当初は皆に追いつく事で相当苦労しながらも、2015年11月の福田花音卒業時に竹内と共にサブリーダーに就任。この2人がグループ史上初のサブリーダーとなった。

来月12月10日、豊洲Pitの公演にて卒業予定。前述6スマから現時点で竹内と共に残る現役メンバーである。

 

◆素人からの苦労人
スペックは当初お世辞にも高いといえる状況でなく、本人が劣等生と評し続け、まずみんなのパフォーマンスについていく努力が人一倍必要な状況で、またそれだけの努力をしてきて今日があると思います。

加入当初は竹内と同じ中学2年生で、素人からのスタートはあまりに厳しかったか、かなり苦労した事もあり、後に続くメンバーがパフォーマンス面で苦労する時に、自らの実体験から後輩に寄り添う優しい人、それがかななんです。ただ当初はパフォーマンスだけでなく、言動もちょっと変わっていて、危ない子と思われていた面もありました。


◆ヤッタルチャンとの出会い
かななんといえば、アンジュルムメンバーでは珍しく、単独でスポットが当たったシングル曲「ヤッタルチャン」 (2013年)があり、これを抜きに彼女の事は語れないと思います。卒業時のソロ曲とか、すまいる姉妹とかそういう形のフィーチャー曲はグループにいくつかはありますが、卒業でも何でもない平常時に単独のメンバーにスポットが当たる曲、というのはそうそうないかなと思います。

このヤッタルチャンでは、当時のプロデューサーであるつんく♂からの指令で「ヤッタルチャン大作戦」として、大阪でキャンペーンをやってくるように言われ、タケちゃんを相方に展開し、大阪のイベントでは「ヤッタルチャン大作戦 報告会」として現況報告されたりしていました。

その頃はまたブロ野球の始球式での投球フォームが当時のメジャーリーガー・上原浩治投手に似ているとの事で、Twitterから火がついて上原氏から間接的なリプを受けたり、一時期話題になりました。

それまで、どちらかというと歌唱であまりスポットが当たらず、どんな歌声か自体よく分かりませんでしだか、このヤッタルチャンで活躍の場を得て、また以後の曲では低音に活路を見い出し、独自の歌声で歌割も増え、ここいというところで締めるような役目も果たすようになってきました。

 

◆怪我で離脱…卒業へ
昨年は年末に足を痛め、グループ活動をしばらく休止する事となり、あやちょ卒業のツアーになんとか間に合う形で合流しましたが、その休止期間中に色んなことを考えた事がもとで、卒業について考えるようになり…との事で、休養は良い事ですが、その事が心境に変化をもたらす事がある、という事を感じるようになりました。


◆他グループとの交友
モーニング娘。'19の佐藤優樹、juice=juiceの稲場愛香、こぶしファクトリーの広瀬彩海など幅広く、特に広瀬さんは後輩であるにもかかわらず「かななん」と呼ばせるなど、懐の深いところを見せる人徳者、という感じがします。

 

◆室田 瑞希(むろた・みずき) 1998.6.12生(21歳) 千葉県出身 3期(2014年加入) 

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ニックネームはむろたん。 メンバーカラーは水色。

趣味は筋トレ? 特技は人のマネ?アンジュルムの筋トレ活動を率先して引っ張っている。

改名する事の決まっていたスマイレージの3期メンバーに選ばれて加入。当時のハロブロ研修生のエース的存在で、歌もダンスも既に一定の評価を得ており「即戦力」と期待された。

加入後は3期のまとめ役的な役どころを務めつつ、デビュー曲にあたるアンジュルム改名後初作の「大器晩成」で3期でただ一人、ソロバートを与えられており、当初からその期待の高さが窺えた。

当初は9人中7番目の立ち位置であったが、今では11人中3番目の立ち位置となり、来月の中西卒業後には2番目となる。

 

◆笑顔爆発、3期のまとめ役
加入時は高校1年生で、スマイレージで初めて高校生での加入となりましたが、研修生の歴が長かった事もあってか、当初のパフォーマンスはいつ見ても「ハロプロメンバーになれ た」事の喜びを爆発させているようでした。


◆バイタリティーあふれるムードメーカー
「むろたん」は何より誰よりムードメーカーです。いつでもどんな時でも「陽」であり元気で、人の口調を真似して喋り、ハロプロメンバーの仕草をマネしてチェキに写るなど、笑いを取る事を沢山やっているバイタリティー溢れる人、という感じです。

いつもハイテンションなので、常に後輩たちがついて来れるとも限らず、うざがられたりキレられたりする事も頻繁です。


◆パフォーマンスの要
そんなふざける事の大好きな陽気なむろたんですが、パフォーマンス面では、今は特にリーダーであるタケちゃんと二人で牽引している格好で、歌の安定感は元々定評があり、また表情のつくり方はグループ随一で、音ハメもしばしばやりながら「魅せる」事に実に長けたメンバーです。

歌唱力の評価高い事で知られるこぶしファクトリーの曲をカバーした際も、タケちゃんとむろたんのツインで圧倒のステージングを見せ、先輩の貫禄を誇示する充分であった、と感じました。


◆他グループとの交友
juice=juiceの植村あかりと最も仲良しを公言し、他につばきファクトリーの山岸理子など研修生で期の近いメンバーとの交友があります。

 

◆佐々木莉佳子(ささき・りかこ) 2001.5.28生(18歳) 宮城県出身 3期(2014年加入) 

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ニックネームはりかこ。 メンバーカラーは黄色。

趣味は固形石鹸削り。

東北のローカルアイドル時代から美少女として注目され、2013年にハロブロ研修生になって翌年当時のスマイレージ3期メンバーとして加入、室田・佐々木を獲得したスマイレージは「事務所が本腰を入れている」と評されていた。

ハロブロメンバー随一の身体能力の高さを誇り、足が速く、ダンスの技量も抜群。ハロプロきってのダンスマシーン的存在。

そしてまたSeventeenモデルという外部に通る肩書もあり、また加入当時はピチレモンという雑誌のモデル歴もあり、

 

◆鳴り物入りの加入
加入時は中学1年生で、当時の最年少。他のメンバーとは3歳以上年が離れており「ひとりだけ飛びぬけて年下」状態でした。またグループ史上初の21世紀生まれのメンバーであり、初の東北地方出身のメンバーです。

とにかく美少女ぶりが話題先行した感があったものの、ダンスのキレは加入当初より素晴らしく、タケちゃんと双璧という感すらありました。


◆かわいい子から大柄に
当初はそれほど高くなかった身長がぐんぐん伸び、いつしかグループ1の長身になり、次第に大柄な身体で見せるダイナミックなダンスという感じになっていきました。ひとりだけ明らかに違う体の動きをしているなと思ったら大体りかこであり、しばらくその動きに見入ってしまいます。人間が身体を動かしているというより、機械が動いているようにすら見えます。


◆イケメン?への転機
歌は、まだまだこれからといわれつつ時が流れた感じもしましたが、転機は2017年の舞台「夢見るテレビジョン」でプライドの高い昭和の大スターという男役を演じた事で変わってきたように思えます。まず見せ方の幅が広がったと思うし、また歌は翳りを含んだ感じの歌唱がピタッとハマる、そんな感じがしました。「ここを歌わせたら誰よりも似合う」という強みを得たように思います。2018年武道館での「泣けないぜ共感詐欺」の落ちサビの鬼気迫るパフォーマンスはインパクト絶大で、新しいりかこ像をここに見たように思いました。

また加入当初は「〇〇をやって」と振られても「嫌だ」「無理」などで一蹴していましたが、後輩が沢山できるにつれてやりきるようになり、急なむちゃぷりでも変な事でも即興でやってしまいます。これは同期のむろたんの影響が強いのかもしれませんが、今後のアンジュルムは竹内リーダーの下がこの3期の二人となり、間違いなく引っ張っていく立場になっていきます。


◆だけど泣くのはやめられない
それとりかこといえば泣き顔、「泣かない」と決めて強くなった、と言いつつもやはり隠せない涙、ついには「泣かないようしようとしても無理」と悟りひらいた感がありましたが、それはそれで良いのではと思います。


◆他グループとの交友
モーニング娘。'19の加賀楓、牧野真莉愛、juice=juice稲場愛香、つばきファクトリー秋山眞緒と多彩で、研修生時代が1人加入であった為、同期がいないながら逆にそれが親交を深められたのかもしれません。

 

◆上國料 萌衣(かみこくりょう・もえ) 1999.10.24生(20歳) 熊本県出身 4期(2015年加入) 

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ニックネームはかみこ。 メンバーカラーはアクアブルー。

趣味はドラムを少々、ネコが大好き

3期が入った1年後に、初期メンバーの福田花音卒業に伴い、その直前である2015年11月11日に加入が発表され、初めての1人加入となった。

元々モーニング娘。のオーディションを受けていたが落選し、研修生にもならず、九州で普通の生活を送っていたところ、アンジュルムの「大器晩成」を聴いて再度奮起し、アンジュルムの新メンバーオーディションにて合格し、グループ初の九州出身メンバーとなる。

3期として佐々木莉佳子が加入した際も美少女として話題になったが、続いて一般からの加入で佐々木に負けない美少女として1年後に加入する事となる。

 

◆アンジュルムのカナリア
加入時は高校1年生で、1学年上のむろたんの1年後に加入し、決して早いデビューではなく、またデビュー曲が出たのが翌年4月の高2になった時点という事になります。

当初からその澄んだ「クリスタルボイス」は評価が高く、アンジュルム歌唱で即戦力となり、デビュー曲のひとつである「糸島Distance」には長いソロバートがあります。また150cmほどの身長で小柄でかわいらしい印象が強く、そんな中にも最近は歌声に力強さも加わり、タケむろのツイントップに続く存在の歌い手、と勝手に思っております。


◆とにかく猫が好き
かみこを語る上で欠かせないのが「ネコ」です。実家に3匹の猫を飼っていて、なかでも「うーろん」という彼女自身が連れてきた猫が大変ユーモラスな存在で、時々中に人間が入ってるんじゃないか?と思わせる姿を見せてくれます。


◆神の子かみこ
元々人見知りせず、メンバーともあっさり打ち解けて「神の子」の異名があり、実際加入時から皆とのご対面でエアドラムを披露しています。(かなり恥ずかしがっていましたが…)

最近まで、MC等での「喋り」が苦手と言っていたのが「かみこ日和」のレギュラー等を与えられ、最近かなりうまく喋れるようになったと思います。

またソロ仕事が増え、モデルの仕事が舞い込み、evelynなどのブランドのモデルやこれに絡むイベントなども開催され、モデルになるべくしてなった感はありますが、メンバー内でもソロの外仕事が充実している部類のメンバーだと思います。

華があるタイプなので、舞台でも大抵主役級に抜擢され、特に17年の「夢見るテレビジョン」では2時間の舞台をほぼ出ずっぱりでこなしていたのが印象的でした。


◆他グループとの交友

モーニング娘。'19野中美希、つばきファクトリー谷本安美などの同じオーディションを受けた同級生を中心に仲が良いようです。

 

◆笠原 桃奈(かさはら・ももな) 2003.10.22生(16歳) 神奈川県出身 5期(2016年加入) 

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ニックネームはかっさー。 メンバーカラーはホットピンク。

趣味は深海魚を見る事、音楽鑑賞、カメラ等、特技はバレエ

2016年にめいめいこと田村芽実が卒業して1ヶ月半後に研修生から電撃加入、前の4期上國料に続いての単独加入となる。

研修生時代にペストパフォーマンス賞を同点1位(もうひとりは現BEYOOOOONDS雨ノ森川海の清野桃々姫)で獲得し、同賞ではそれまでデビュー者が出ないまま研修活動を終了したりデビューできない者ばかりで、その存在価値を問われていた矢先に受賞→デビューの道を切り開く事となった最初のハロプロメンバーである。

 

◆12歳で加入、デビュー
加入時は中学1年生で、3期りかこ以来の中1加入で、彼女の加入によりりかこが最年少でなくなりました。以降7期「はちれら」が加入するまで2年余り最年少の立ち位置でした。翌年(つまり今年)の鈴ちゃん加入までは最年少学年のひとりでもありました。13歳の誕生日直前にデビュー曲がリリースされた格好で「忘れてあげる」などのシングルで歌唱があり、メジャーデビュー後スマイレージ時代からを通して12歳時点でソロ歌唱があるのは、かっさーのみです。

加入時発表はアンジュルム史上最高のサプライズ劇で、リーダーあやちょと二人で番組収録のテイからのいきなりアンジュルムメンバーに選ばれたとの通告で固まってしまい、後からでも「タチの悪いドッキリ」と本人が振り返るほどで、その後他のメンバーが勢ぞろい登場し、あいあいこと相川茉穂から「かっさー」のニックネームをつけられました。


◆極度の人見知りからアンジュルムの大型犬へ
当初は相当な人見知りで、本人は笑っているつもりでも写真ではほぼ真顔で、またメンバーが声をかけても返事は一言で、よく一人でうつむいていたといわれ、グループに馴染むのに史上最も時間がかかったメンバーといわれています。

しかし一度殻を破ると豹変!いまや「アンジュルムの大型犬」といわれるほどで、先日のオリコンデイリーチャート1位の報を受けた際は、1人でステージ前方へ飛び出して大暴れしていましたし、新メンバーが入るごとにいちばん騒いでいます。

デビュー当時12歳であったのは2期めいめい以来で、めいめいとは活動期間が被っていないのでかなり久々の若年デビューであり、その分だけ「はちれら」は同級生ながら、活動歴の長い分だけ垢抜けており、また元々先輩のかみこよりも「大人っぽい」といわれた容姿でもあり、グループ内でも大柄でダイナミックなダンスでもあり、ステージングはかなり大人っぽくて毎年のように「かっさーってまだ〇〇歳なの?」というコメントがチラホラ見られます。


◆アンジュルムの未来の象徴
最近は「アンジュルムの未来」と評される事も多く、節目節目に書くブログの熱量の大きさに反響が高く、またコンサートのMCでも卒業が決まっていたあやちょにいきなり「がんばります!」といってハイタッチをするなど熱い行動も度々するようになりました。


◆他グループとの交友…
研修生同期にBEYOOOOONDS前田こころ、つばきファクトリー小野瑞歩、秋山眞緒といますが、あまり交流は聞いた事がなく、同じ同期の梁川奈々美とは仲が良かったようで、グループ内では超絶はじけていますが対外的には今も人見知り発動中で、他のグループメンバーにはいけないようです…

 

◆船木 結(ふなき・むすぶ) 2002.5.10生(17歳) 大阪府出身 6期(2017年加入) ※カントリー・ガールズに2015年加入→移籍・兼任

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ニックネームはふなっき。 メンバーカラーはライトグリーン。

趣味はメイク動画を見る事

2015年にももちこと嗣永桃子が率いる「カントリー・ガールズ」の追加メンバーとして加入し、ももち先輩の引退に伴い他グループへの移籍・兼任制度が敷かれ、そのもとでアンジュルムへの移籍加入となった。

扉を開けたら移籍先のリーダーが待っているという設定で、あやちょが目に見えてそのもとへ飛び込むや号泣した。

2019年末でのカントリー・ガールズの活動休止が発表され、その後はアンジュルム専任となるが翌2020年3月での卒業が決まっている。今現在でハロブロを卒業したまたは卒業が決まっているメンバーの中では最年少となる。

 

◆カントリー・ガールズからの移籍・兼任
加入時は中学1年生で、同期加入の梁川奈々美と共に「やなふな」と呼ばれ、とりわけコンビ性の高い組み合わせとして注目されていました。

ももち先輩仕込みのいわゆる「ももちイズム」を引っ提げて2017年のハロブロ大改編でアンジュルムに入りました(当時中3)が、移籍であった事もあり、やはりハロプロ加入がほぼ同時であったかみことはお互いにタメ口で、研修生で後輩にあたるかっさーとは「船木さん」「かっさー」と、結局は船木先輩笠原後輩の形で接しています。またアンジュルム同期加入のかわむーとは互いにタメ口であり、この辺りにアンジュルムの先輩後輩ねじれ現象が生じています。


◆多忙を極めた頃
アンジュルムに加入したといっても、カントリー・ガールズとしても兼任しており、ラジオ出演や新曲など、他のメンバー以上にスケジュールをこなす必要があり、またアンジュルムでもこれまでの曲を含めて覚えていかなければならず、その多忙さは察するに余りあるというところです。更には「おはスタ」の「おはガール」に選ばれて活動していたので、その多忙ぶりは今から考えれば無茶だったように思えます。


◆小さい身体
歴代メンバーの中でも随一の背の低さで、147cmしかなく、最長身のりかことは20cm近い身長差があり、後輩であるかっさーからもその事をしばしば弄られています。若くして医者から「これ以上背は伸びない」と宣告されたそうで、そんなのが今の日本の医学で分かるのですね…。

◆迫力ある歌唱…
ふなっきは、かつてのめいめいを彷彿とさせる雰囲気と迫力のある歌唱が持ち味で、紛れもなくアンジュルムの歌唱に緊張感を吹き込むような存在といえます。彼女の存在がある限り、アンジュルム歌唱は一定以上のレベルは保てるであろう、そう思っていました。しかし…

今年末のカントリー・ガールズ活動停止の余波なのか、来年3月での卒業が決まってしまいました…、まだ17歳、「やなふな」コンビで1学年上だったやなみんのちょうど1年後にいなくなるとは、想いもしませんでした。


◆典型的大阪人
ハロプロアイドルは関西人も少なからずいますが、基本は標準語で話し、関西弁をバリバリ話すのは、つばきファクトリー・岸本ゆめのと彼女だけのように思えます。いわゆる「いちびり」の喋り方も良く披露しますが、先日のライブツアーで「ヤッタルチャン」の関西弁のセリフ部分が妙に不自然に思えたのがなんか不思議でした。


◆他グループとの交友

juice-juiceの段原瑠々やモーニング娘。'19羽賀朱音などの研修生同期や、つばきファクトリー・岸本ゆめのや秋山眞緒などの大阪人も仲良しです。

◆川村 文乃(かわむら・あやの) 1999.7.7生(20歳) 高知県出身 6期(2017年加入) ★サブリーダー

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ニックネームかわむー、かむ。 メンバーカラーはパーブル。

特技はカツオをさばく事。左利き。

幼少時から「高知県おさかなPR大使」に任命されたりも高知のめーかるアイドルとして活動した期間を経て、高校2年になる2016年にハロブロ研修生加入、ラストチャンスとして臨んだ2017年の研修生実力診断テストで見事賞を獲得し、6月のハロブロ大変革の一連の動きの中でアンジュルムに新メンバーとして加入。そのドラマチックな加入は感動を呼んだ。

当時加入した6期は、ふなつきは移籍組でキャリアがあり、このかわむーはハロブロ歴こそ短いもののローカルアイドル活動歴が長く、グループに入っても新メンバー感が薄く?パフォーマンスでも喋りでもあらゆる方面で「即戦力」とみなされ、違和感なく馴染んでいったように思える。

 

◆大器晩成?
加入時は高校3年生で、文字通りのラストチャンスを掴んだといえます。グループ史上最も遅い加入で、今で加入後2年余りになりますが、既に成人しているという状態です。

しかしながらその20歳になる直前に、あやちょ卒業後の新体制として、コンサート会場にてサブリーダーになる事が発表されました。

加入歴で並ぶと12人いるうちの下から3番目(年齢では上から6番目)という立場ながら、サブリーダーに大抜擢される人事には、メンバーもファンも大変驚きながらも「かわむーなら納得」との見方が殆どでした。本人はあくまでも「リーダーや皆を支える」所存である事を常日頃公言しており、そんな謙虚なところがまた彼女の人徳というものかと思います。


◆川村「有能」文乃
かわむーはしばしばのこのように評されます。

とにかくファン心理の理解に長けており、また自らがローカルアイドルとして長年活動してきた経験から「どうやったら売り込めるか?」という事を常に意識しているように思えます。

またとにかくマメで、ライブ会場で販売される「日替り生写真」のイラストを何時間もかけて書き込む事もしばしばで、ブログは加入当初より欠かした事がなく、ハロブロ全体で自粛せざるを得なかった時以外は毎日更新し続けています。

そのブログでリリースイベントの予定表を自身で分かり易くまとめ上げてアップしたり、他のメンバーやグループの舞台やイベントにもマメに足を運び、握手会では力強く握りながら一声かける事も忘れず、とにかく「応援したくなる」メンバーである事は誰の目にも明らかと思います。

パフォーマンスのスペックとしても優れており、当初声が浮かないかの懸念もありながらそつなくこなし、また長い手足で優雅に踊り上げ、脚がめちゃくちゃ上がり、むろたん、りかこと共に脚が上がるトリオ(笑)です。


◆高知県愛

かわむーはハロブロメンバーとしては実に珍しい四国出身のメンバーです。そしてその故郷である高知県への愛はとてつもなく大きいです。高知でイベントやライブあると、ファンに対してついでに観光してほしいと、様々な名所を紹介してくれます。先日も高知でライブがあったばかりですが、遠征民も少なからずで会場が溢れかえったので、きっと彼女の「観光ガイド」を見て巡ってきた人々も少なからずいたであろうと思います。


◆他グループとの交友

最も仲の良いメンバーはモーニング娘。'19の横山玲奈で、研修生同期で最も歳の近いメンバーでもあります。

その他BEYOOOOONDS雨ノ森川海の前田こころ、清野桃々姫、など年下ながら研修生の先輩にあたるメンバーとも仲が良いようです。

 

◆太田 遥香(おおた・はるか) 2003.10.21生(16歳) 北海道出身 7期(2018年加入)

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ニックネームははーちゃん、はち。 メンバーカラーはブラライドグリーン。

特技はスキー、好きな食べ物はきゅうりとちくわ

2018年11月、パシフィコ横浜のコンサートで伊勢鈴蘭と共にお披露目され、現在で加入1年が経過。

2016年にハロプロ研修生北海道のメンバーとなり、いわゆる「北研」からは初のハロブロメンバーとなり、彼女のデビューを契機にその後北研メンバーが続々とハロブロメンバーに昇格し現在3名を数えている。

 

◆北海道でサプライズ
加入時は中学3年生で、かっさーとは同級で誕生日が1日はーちゃんの方が早い格好です。4つ年上のかみこが3日違いで、10月下旬誕生日に3人ものメンバーが固まっています。

その加入劇はリーダーのあやちょが北海道を訪ねて、スタジオ?まで来て待ち構えているところに入っていく、というもので、そこで対面して加入を告げられ、かわいい顔で美しい涙を流していた、と思ったら、こんなキャラとは知りませんでした。


◆ただひたすらに「きゅうり」

きゅうりが大好きで、しかも漬物や何かをかける訳でなく、生のきゅうりをそのままバクバク食べるという事で、本人いわく「きゅうりがないと死んじゃう」というコメントは最初笑いましたが、その後そのハンパない好きさ加減は、アンジュルムの期間限定カフェ「アンジュルーム」でいかんなく発揮される事となります。

アンジュルームでは「グラスの先にスライスしたきゅうりが何本も刺さっているという画期的な飲み物(ジュース自体はメロンジュース)が本人考案のメニューとして出されていました。

そして質問に対してはなんでも「きゅうり」で回答します。無人島にひとつ持っていくとしたら…の類の質問で。

カバンの中から何本ものきゅうりが出てくる、とはメンバーの証言です。


◆真面目なカッパ
個性が溢れ出す集団、それこそがアンジュルムですが、その並み居る先輩を蹴散らすぐらいの強烈な個性を放つ「はーちゃん」。

当初は自分の事を「はーちゃん」と言い、ブログでもそのように書き、「〇〇〇と、はーちゃんは思いました」が定番フレーズでした。

天然の塊のような雰囲気で、喋りもゆっくり。ボケッーとしてるように思われがちながら、学校の勉強は結構できるらしく、また振り付けなども他人の分まで完璧に覚えてくる才能と努力の塊でもあるようです。

意識しているのかいないのか(きっとしてる)ですが、表情の見せ方などはかなり先輩を見て研究している感じが窺えます。

真面目なカッパとは北研メンバーのラジオ番組のインタビューでたけちゃんとれいらが彼女の印象をそれぞれ述べて、その結果出たのがこのフレーズでした。

◆他グループとの交友
やはり同じ北研のモーニング娘。'19の山﨑愛生とjuice=juiceの工藤由愛とは仲間意識が強いようです。

 

◆伊勢 鈴蘭(いせ・れいら) 2004.1.19生(16歳) 北海道出身 7期(2018年加入)

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ニックネームはれいら、れらたん。 メンバーカラーはライトオレンジ。

趣味は宝塚鑑賞、特技はバレエで、宝塚を志していた時期があったほど

2018年11月、パシフィコ横浜のコンサートで太田遙香と共にお披露目され、事前に加入者発表がある事が予告されており、誰が入るだろうと色々噂が飛び交う中で、まさかの一般加入に会場がどよめいた。というわけで当時のハロプロ「ONLY YOU」オーディションで合格してアンジュルム入り(他のメンバーはBEYOOOOONDS入り)となる。

 

◆はちれら
同期で入ったはーちゃんとは、「はちれら」コンビとしてすっかりは馴染みになりました。

はーちゃんは「はち」と呼ばれ、彼女はそのはーちゃんから「れらたん」と呼ばれ、そのままくっつけて"はちれら"です。

同じ北海道出身で同級生で、似たような背格好で、しかも同期で、かみこ・かっさーの「かみかさ」よりも、もっと双子っぽい組み合わせです。性格的には冷静で淡々としたれらたんとボケた発言のはーちゃんと対照的ですが…。


◆宝塚、からの姉の導き
れらたんを語る上で欠かせないのが「宝塚」です。

宝塚歌劇団の大ファンで、それのみならず宝塚を志していた時期もあり、それでバレエを習ったといいます。結局その夢は諦めたというのですが、元々アイドルに興味があった訳ではなく、姉(本人ブログによく「姉ピ」として登場します)に応募されてオーディションに出てみたらトントン拍子に進んでいったといいます。

結局その「ONLY YOU」オーディション合格したのは、BEYOOOOONDSの追加メンバー3名と彼女だけだった訳で、1人だけBEYOOOOONDSに入らずにアンジュルムに入る事になったのですが、このオーイディションに選ばれる時点で相当な逸材と見受けました。

またハロプロ研修生を経験していない「一般」からの加入は4期かみこ以来3年ぶりとなります。


◆束の間の最年少
去年11月に加入し、それまでかっさーが2年以上にわたって最年少の座にありましたが、2004年生まれの彼女が遂に最年少の立場を更新しました。しかし、わずか8ヶ月でりんちゃん(橋迫鈴)にその座を明け渡す事となりました。正直「はちれら」の末っ子ぶりをもう少し長く見ていたかったですが…


◆他グループとの交友
BEYOOOOONDS CHIKA#TETSUの江口紗耶などの同級生や、またBEYOOOOONDSの追加メンバーは、はーちゃん含め5人で「ハロプロ同期」にあたりますが、その中でも里吉うたのとは仲が良いようで、共通の好み(もっさりもさお)があり、街の中でその行列にお互い並んでいて偶然出会った逸話があります。また同じ同期のBEYOOOOONDSの追加メンバー平井美葉とは宝塚という共通の趣味があります。

◆橋迫 鈴(はしさこ・りん) 2005.10.6生(14歳) 愛知県出身 8期(2019年加入)

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ニックネームりんちゃん。 メンバーカラーはピュアレッド。

趣味はお菓子作りやドッキリをする事?など

2019年7月、2代目リーダーとなった竹内朱莉の実質的な初リーダー業務?で、祖母の実家を訪ねるとそこに竹内がいて、グループ加入を伝えられるというサプライズの形で8期として単独加入。初の前リーダー和田彩花と共に活動した事のないメンバーとなる。

現時点でアンジュルム唯一の中学生であり、ローティーンである。

 

◆りんちゃん
愛知県出身で、アンジュルムでは初の中部地方出身者で、現役ハロプロメンバーで中部地方出身者がいないグループはjuice=juiceのみとなりました。

とにかく「りんちゃん」「りんちゃん」と呼ばれまくり、ひたすらに先輩達からたかわいいかわいいされている状態で、大切に育てられている感じがします。

口数が多い方ではなく、比較的おとなしいですが、アンジュルムではかっさーの前例がある為「いつはじけるか?」などという事をよく言われています。

アンジュルムではもちろん最年少ですが、全ハロプロメンバーの中でも現時点では最年少です。

りんちゃんについては、まだまだこれからいろんな面が見られることでしょう。

 

◆他グループとの交友
研修生を中心に交友がありますが、ハロプロメンバーであれば同学年のjuice=juice松永里愛と仲が良く、よく喧嘩もするそうですが、一緒に勉強していてお互いに問題を出すのに段々答えられないような問題を出し合って喧嘩したり、などという話がブログに書かれていました。

同じ愛知県出身で研修生同期である山﨑夢羽の存在も大きいかと思います。

 

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という訳で長々と書いてきましたが、要するに

やふぞう

違う

アンジュルム オリコン週間1位、おめでとう🎶

という事です。

 

本当に素晴らしい「第二章」の幕開けでした!

2019年10月19日 (土)

カントリー・ガールズの事実上解体

♪午後10~時のSNS~

という感じで、ハロプロ界に激震が走りました!

http://helloproject.com/news/11156/

カントリー・ガールズが「活動休止するとの事。

活動休止、とありますが、事実上の解散、解体です。

 

2人の専任メンバー(山木梨沙・小関舞)は卒業、更に「アンジュルム」との兼任メンバー(船木結)までも卒業、

残るのは「モーニング娘・'19」との兼任メンバーである(森戸知沙希)ただ一人…。

激震でした、専任メンバーもですが、まさか兼任メンバーまで卒業するとは…

 

カントリー・ガールズは元々はTVで世に出た「里田まい」らの「半農半芸」を標榜するアイドルユニット「カントリー娘」がその母体であり起源であった訳ですが、その後事実上の活動休止をしつつも、里田さんが1人で残ってグループの看板を守っていた格好でした。

その後2014年に、、里田さんがスーパーバイザーに就任する形で、グループの一線から離れ、当時Berryz工房の無期限活動停止を公表していた「ももち」こと「嗣永桃子」をプレーイングマネージャーとして兼任させ、新メンバーを5人抜擢して、カントリー娘からグローバルに通用するように「カントリー・ガールズ」と改名して再始動しました。というwiki的な事をサワリとして(笑)

ももちはBerryz工房活動停止後に専任となりますが、その後2年余りの間「ももちイズム」を仲間に叩き込み2017年6月に卒業します。これは既定路線だったので、惜しまれつつも皆彼女の夢を応援する形で、送り出されていった訳です。今回の激震とは真逆の状況と言ってよいです。

問題はその後で残ったメンバーから山木梨沙ちゃんをリーダーにするなどして、ももちイズムを継承しながら「第二章」をスタートするものだと勝手に思っていましたが… 

ナントその後の展開は「山木・小関は学業と両立しつつ活動を抑えて継続」、「森戸・梁川・船木は他のグループと兼任」というここからが迷走でした。

その後、カントリー・ガールズとしての活動が著しく減り、新曲はハロコンに合わせて出る程度で、通常のシングル的には売り出されず、またシングルのリリースイベントはなく、節目のイベントだけで、なんとも細々とした活動展開となり、他グループとの兼任メンバーにとっては、兼任先が主で、カントリーがたまに帰ってくる実家的な感じになっていきました。出される曲は概ね可愛いものが多く、好評ではありましたが、一定のところで無難にまとまっている感じがして、冒険心がないというか、カントリーのもうひとつの味であったオールディーズ的なものは完全になくなってしまいました。

 

これはカントリー・ガールズ改名初期の頃に行ったイベントのポスターです、4年半ほど前ですがナント懐かしい…今は亡き「千里セルシー」です。

写真横になってすみません、修正できないもので…

まなかん(稲場愛香)デコ出し設定だったよな、と…

そしてうたちゃんはカントリーヲタの希望だったよな、とも。この2人とも途中で離脱してしまいましたが。

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これはその3か月後、1人脱退して5人体制になった時のものです。

カントリーのミニライブあんまり行ってなかったけど、こういうイベントもほぼ「ももち先輩」がいた頃だけだったかなというところです。

この時は、うたちゃんロスみたいなのが結構あった頃ですね。新生カントリーの超人気メンバーでもあったし。

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↓上の写真のから1年少し経って、こんなのもあったな、という事でこれは、追加メンバーとして加入したふなっき(船木結)とももち先輩との姫路でのトークイベントの時のです。

ラジオ関西の番組の公開録音で、番組タイトルコールをヲタ全員でやってたっけ?と思い出されます(自発)

ふたりともちっちゃいので、後ろからだと全然見えませんでした(笑) 声だけ聴いてる感じで。

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これは2017年3月のSATOYAMAイベントの時のものです。

やはり追加メンバーだったやなみんとももち先輩とのショットですが、このときもう「ももち」は卒業を発表していて、残された時間を過ごすという状態でした。

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ももち卒業後に、著しい活動縮小があり、それなりに皆の理由づけにより色々動いていった訳ですが、その中で色んな力が働き、その中には無理な力もあったように思います。

なんとなく、もう死に体の状態を保持するようにしか見えなかった、と感じた時もありました。

フルに活動する状態に戻すには、また兼任メンバーの兼任を解除しなければならない訳で、結局それはしなかった訳ですね。

ここの事務所は「とりあえずこうする」と暫定的に置いたものはそれが定着する、のがほぼ100%だったので…。

 

今となっては残された時間を楽しむ事と、新たな道へ進むメンバーの発展・多幸を祈るばかりです。

 

2018年7月20日 (金)

西城秀樹フォーエバー 思い出のシングル列伝!(その1)


今年も馴染みの方が数多く亡くなって、その訃報を聞く度に「えっ!」と声を上げてその記事に見入ってしまいます。

それなりの御年の方ならまだしも、西城秀樹さんのような昭和30年代生まれの方が、鬼籍に入られるとは!と思うと…

そういう意味で今年最もその訃報が衝撃的だったのは、紛れもなく「ヒデキ」でした。

そんなヒデキのシングルで思い出や思い入れなどをつれづれなるままに書き連ねていきたいと思います。

恋する季節 ('72.3.25 最高42位)

Photo

記念すべきデビュー曲!

キャッチフレーズは「ワイルドな17才」という事で、翌月17歳になるという16歳ラストのタイミングでメジャーデビューとなりました。

直毛に長髪のヒデキって妙な感じがします。リアルタイムで知らないので余計そう思うのかもしれませんが。

新御三家でのデビュー順は'71年に(野口)五郎、翌年になって春にヒデキ、秋に(郷)ひろみという順といいます。

♪雨の日の日曜は 我慢できなくて~ の部分に若さを感じます。雨の日の室内でいつかこの曲を聴いた時にこのフレーズが心に刺さった覚えがあります。

恋の約束 ('72.7.25 最高18位)

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2枚目のシングル。

前作より4ヶ月に発売され、最高位も10位台に乗せてきました。

オリコンでベスト10にランクインするのは5枚目の「情熱の嵐」まで待たねばならず、それまでの曲はヒデキファン以外の世間にはあまり知られていないかもしれません。ですが。そんな中では最も個人的に好きな曲です。

まず出だしの爽快感が個人的にすごくツボです。

このバイクと写ったジャケットも印象的です。この時もリアルには知りませんが後から振り返る形で聴いてもカッコイイ曲です。

チャンスは一度 ('72.11.25 最高20位)

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3枚目のシングル。

デビューした'72年に結局シングル3枚をリリースしました。それにしても若い分顔がよけいに濃いのか?!自分の知っているヒデキとは少々違和感があります。

この曲の時に「夜のヒットスタジオ」に初登場したといいます。以後190回の出演を重ね、これは歴代3位の記録といわれています。

この曲は個人的には30年以上の'84年頃から知っていました。知っていた、というより正確にはこの曲のメロディーを知っていた、です。

というのもラジオで当時「歌のない歌謡曲」というのをやっていて、当時BGMにはまっていた中学生の自分は、この曲と知らずに気に入ったそのメロディーをカセットに録音していました。

それから暫くはこの曲が誰の何の曲かも知らずに過ごしていたのですが、12年後の'96年に突如レコードにハマった若き大人となっていた自分は、偶々ヒデキの初期の曲であるこのレコードを買って聴いてみたところ…「あれ??この曲は…」となって、先のBGMの出自が解明できたという訳です。このスッキリ感ったらなかったですね。

この曲はオープニングから騒々しい?賑やかです。で、錆びの♪アーーー、の歌唱がいかにもヒデキです。必聴。

情熱の嵐 ('73.5.25 最高6位)

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5枚目のシングル。

4枚目「青春に賭けよう」までがベストテンにはランクインできず、続いたこの曲で初のオリコンチャートベスト10入りで、6位まで上がりました。累計で25万枚売れたそうです。

多くの人が知っているヒデキの曲で最も古いのがこの曲だと思います。

最初からコールが入る事が前提でつくられている事もあまりに有名ですね。

♪君が望むなら(ヒデキー) ってやつです。

某教団が世を賑わしていた頃に、この曲のフレーズがよく取り沙汰されていました。この曲はそういう系の歌だとかで。

とにかくキャッチーそのものの曲で、ジャケットもパワー全開という感じです。

ちぎれた愛 ('73.9.5 最高1位)

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6枚目のシングルにして初のオリコンチャート1位獲得作品、それも4週連続で。

今では考えられない事ですが、レコード発売日がある程度画一化されていた事と、遠国に対する消費ペースが緩かった事もあって、複数週1位を取る曲もザラにあった時代でした。

その割にはあまり世間的には知れ渡っていないような気がします。

壮大なオープニングで幕開けし、静かに力強く歌い、タメをつくるようにしてAh~と一気にエネルギーを放出するような独特の歌唱です。歌い出しの荒涼感の中に静かに力強く歌うその雰囲気がなんともいえません。

それとこの曲はなんといっても「セリフ」です。

歌い終わって落ちサビに入る前のセリフ、♪僕の愛を信じて…の部分は普通のセリフですが、段々とボルテージが上がってきて「好きだ!好きだよ!!好きなんだよおおおおお!!!」 誰が聴いても腰抜かすぐらいの絶叫です。

後年の曲「ジャガー」でも熱いセリフを喋り続けますが、あれはかなりくどい感じで、この「ちぎれた愛」のセリフの方が何倍もインパクトがあります。音の静かな中の絶叫という事もあり尚更です。当時の熱狂的ファンはこのセリフに悶絶した事でしょう?!

愛の十字架  ('73.12.5 最高1位)

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7枚目のシングルで2作連続1位作品。

しかしヒデキのシングル1位は前作「ちぎれた愛」と今作の73年に発売したこの2曲のみです。しかしこの1位を取ったたった2曲が世間的にはあまり知られていない感があります。

ジャケットから見てもかなり翳りを含んだ感じで、それまでの陽のイメージとは一線を画すというか対照的ですらあります。

激しいクラシックのような荘厳感溢れる出だしのミュージックから、この曲もまた最初は淡々、タメを作ってサビで力の限り激しく歌い上げるスタイルで、ヒデキ1位の2曲に共通する曲の進行/歌い上げとなっています。

薔薇の鎖  ('74.2.25 最高3位)

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8枚目のシングル。

3作連続1位にはならなかったものの、久々に陽の路線に回帰した曲。

遅れてきたグループサウンズとでもいうべき曲調で、同時期にジュリーこと沢田研二のリリースしていた「恋は邪魔もの」も同系統になるかなというところです。後の時代でいうなら軽快なロック調のナンバーです。

この曲はドリフのコントでメンバーが一部フレーズを口ずさんでいたり、そこそこ世間に浸透していた曲かと思います。

激しい恋  ('74.5.25 最高2位)

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9枚目のシングル

♪やめろと言われても~(ヒデキー) があまりにも有名な曲です。昔の「ドラえもん」の単行本でもジャイアンがこの曲のこのフレーズを熱唱して、周りから「やめろやめろ」と言われています(笑)

ジャケット自体が「激しい」ですよね(笑)

この当時のヒデキの曲はオリコンチャートレベルでは殆ど最高3位以内を獲っていて、その面ではピークでもあり、かなり充実した時期であったかと思います。

傷だらけのローラ  ('74.8.25 最高2位)

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記念すべき10枚目のシングル。

この曲も♪ローラーーーー、の絶叫があまりに有名ですね、

こんなに世に浸透する曲を連発する西城秀樹というこの歌手は、やはりただならぬものを「持ってる」なぁ、とつくづく感じさせられます。

1位を獲った「愛の十字架」のような自己陶酔型ソングとでもいうか。ある説明では「絶唱型」とありました、言い得て妙です。

段々と盛り上がってくる激しい曲の割には、ジャケットは意外とあっさりしてるのですね。

紅白に初出場した際に歌われていたのもこの曲です。翌年にフランス語版でも録音され、カナダのチャートでは2位を獲ったとか。凄すぎます。

 

…とまあ、今回は10作目までを書いてきましたが、この時点でまだ19歳、それまでにこれだけの印象に残る曲を世に放ってきたこの歌手の影響力の大きさには感服の一語です。

次の機会にはこの先の曲について書き綴っていきたいと思います。

2018年7月 6日 (金)

アンジュルム香港公演参戦記(2018.6.30)

2018年6月30日、アンジュルムの「アジアツアー」2日目となる香港公演に参加してきました

このツアーは6/29韓国から、6/30香港を経て7/1台湾と3日連続で3ヶ国を回り歩くというツアーで、この中日に当たる香港公演。会社を休まずに行こうと思ったら、この公演に出るしかなかった、それが最大のポイントでした。

参加を決める前にまずチケットが問題でした。

サイトから予約してもコンビニで引換しないと…などと載っていたのでハードル高いな、と思っていました。おまけにカード払いでJCBは対象外という事で、JCBカードしか持っていない自分にとっては、その時点で門前払い食ったようなものでした。

こうなったら…

代購サイトに頼るしか

という事で「ES JAPAN」 という代購サイトをみつけ、迷った挙句にアクセスしました。

代購サイトは数多あり、騙される事も覚悟で半信半疑、まずはTwitterアカウントがあったので、ここからアクセスしてリプで確認してみました。そしたら少し間があったものの「あります」との返事、よしこれでアンジュルムのチケットを買おう!と決意しました。

チケット代がまず880HKD。日本円だと…??×16として、14,000円??高っ!!

香港ってそもそもコンサートチケット高いの??ライブハウスに\14,000って!!

でもって、この代購サイトは\19,500+手数料\2,000のしめて\21,500なり…

現地で引換しなくてよいチケットが手に入るなら背に腹は代えられない…、金に糸目はつけず購入手続きを取りました。

すぐには反応なく、気長に待つつもりでしたが、ちょっと待っててヤバいかな??と思った矢先にチケット取った連絡が!番号だけ聞いて404。?400番台?ライブハウスで400番台って見えなくない??と不安でした。

そしてまた数日経ってチケットが発送された連絡がありました。じきに届いたのですが、宅配便で届き連日の不在通知により受け取れず。このまま1週間も放置したらせっかくとったチケットが水の泡に…それだけは避けるべく運送会社の事務所に直接タクシーで乗り込む事となりました。またまた背に腹は代えられずで…。

なんやかやありましたが、無事にチケットをゲットするに至りました。ES JAPANさんありがとうございました。

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チケットが届いてからというもの、あっという間に日が経って飛行機もホテルもドタバタで間際に取りました。

あっという間に前日が来て、6/29(金)この日は一旦帰宅してから晩に前泊で大阪府岸和田市へ。関空を午前に発つ時には大抵この岸和田で泊まる事にしていますが、南海/岸和田駅前の「ステーションホテルみやこ」へ。ここがMY常宿です。朝は6時までロックされているので早朝出発時は要注意です。

【飛行機】

CX567便 9:20関空発 ⇒12:20香港着 

本当は前夜の便にしたかったのですが、早朝についてもなんだなと思い、翌朝の極力早い便であるこちらを選びました。CXはキャセイパシフィック航空ですが、この便は日本航空(JAL)とのコードシェア便です。

帰りはこれと対??になるCX568便で帰りました。沖縄に台風が来ていてこれを避けるルードで飛ぶって事で11:40発予定が1時間半も遅れて、香港空港に着いてから帰宅まで半日かかってしまいましたが…

両替は\30,000もしましたが、これはグッズを買う事を想定してでした。しかしグッズは目当てものがまるでなく、両替したお金は殆どが交通費に遣われ、しかも少額に終わってしまいました。

今年初の海外、直前まで実感が湧きませんでしたが、こんな感じであやちょFSKと共に日本を出発しました!

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行きの飛行機の機内食です。

Congee?キノコ粥みたいなのに魚の肉団子??みたいな、いい感じのメニューでした。

しかしここで水分を撮りすぎてしまったせいか後でえらい目にあってしまいました体調崩したとかではないのですが…。

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香港国際空港に着きました!

これは天井の様子。

ホントに大きな空港です。

2年半ぶりの香港、今回は1泊で24時間も滞在しない「弾丸」です!

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香港空港に着いてからの話と時の経過は色々あった訳ですが、ここではアンジュルムのライブ参戦がメインにつき、過程は端折ります。

今回のライブ会場である「九龍湾国際展貿中心」の建物の入口で「E~MAX」とありますが、この建屋内の「Music Zone@ E~Max」が会場です。

香港地下鉄であるMTRの駅からは少し距離があり「九龍湾」駅が最寄りですが、歩いて10分強かかり、利便性が良いとは言い難いです。

また、MTRも「九龍」の名のつく駅は多いので要注意です。「九龍」もあれば「九龍塘」もあり紛らわしいので。

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紆余曲折あり、あまり早くに着けなかった現場では、会場階でグッズを細々と売っていた感じでした。ミュージックCD/DVD関係が数種と後はTシャツやバッグくらいで生写真は全く見られず、けっこう買う事を想定していましたが、1銭も1HKDも出しませんでした。そういえばそこで売っていたCD/DVDが現地版でしたが「泣けないぜ…共感詐欺!」の"共感詐欺"の部分が「同情詐欺」と表記されていて、現地ではそのような表現になるのか!と思いました。

ライブハウスなのにスタッフが扉を開け閉めさせては、思いっきり音漏れしていました。

しかしここまで来ても、結構時間迫っててもヲタクが皆無で、まさかコンサート明日でした…ってなるんじゃないか??と勝手に不安に思いつつ上の階が賑わっていたので行ってみたら居ました居ましたヲタクの群れが!何百人とないレベルで。しかも見る限り、殆どが現地の方々のよう…。正直自分みたいな日本からはるばる来たのが結構幅を利かせてるんじゃないか…と思いましたが、話し声から日本語を拾う方が難しかったです。

香港にこんなにヲタクさんが居たのか!それが新鮮な驚きでした。言葉が分からなくてもこんなにハマれるのか!という感じで。

それでもって、このウチワをもらいました!ヲタ集団を見つけた時にみんなが悉く手にしていて、また配っている気配も既になく、「遅かったか…貰いたかったな」と思っていたら配っている方を発見!現地の方のようでしたが、無言で(笑)もらいました。

いいですね「ANGERME 香港に来てくれてありがとう」

周辺に各メンバーとこれに因んだ形でキャラとして描かれていました。元メンバーのあいあいも本当に「天使」になってしまっていましたが、存在していました。おでんくんがそのまますぎて(笑)

そして裏面は表面のキャラの真裏の形で影のように描かれていたところがまた凝った感じでした。

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チケットの番号はあったものの番号通りに並んでいるのかも怪しく、至極適当に並んでいた感じでした。もぎりの方も番号まで見ていたのかどうか…

入場時に手荷物検査があって、カバンの中をミニライトで照らして見られました。ドリンクはありませんでした。

写真についてはライブ中はNGで、これは開演前ですが、この時とアンコールの時のメンバーが出ていない時は、周りもバシバシ撮っていました。この辺はちょっと日本と違うところかも。

会場はキャパ600との事でしたが「広っ!」が第一印象で、もっと入るだろって感じでした。前から2/3くらいはキュウキュウに埋まって、うしろ1/3くらいはかなりスペースがあって、ゆったり見れていたのでは、という感じでした。会場いっぱいに埋まらなかったのは残念でした、次に繋がるのかどうか…。でも数はそこそこいたとは思います。

「ほーんこん、アンジュルム!」とコールが始まって、少しずつそれが広がって、そんな盛り上がりをしながらライブ本編が19:00に始まりました。

最初の曲は最新曲「泣けないぜ…共感詐欺!」。曲がかかるや「ウォーーー!キャーーー!」とそれはもうすごい歓声が湧きまくっていました。日本のライブにはない盛り上がりで、ヲタクとしての原点を思い出させてくれるようでした(笑)

その後も曲がかかるや「ウォーーー」と大ヒット曲がかかった時のような大歓声がどよめきまくっていました、これが海外公演か!と思い知りました。香港のファンの方は日本にライブを見に行っていれば、生で見た事があるでしょうが、日本へ出る事がなければアンジュルムのライブを生で見る事がなく、動画でしか見た事がない訳ですから、それはもう待ち遠しかったでしょうね。その気持ちの表れがもものすごい大歓声なのかな、と。その盛り上がりに乗じてこちらも自然とあげる声が大きくなっていました。

3曲ほど終わったところでメンバーが広東語?で挨拶、ほぼみんな手に書いたカンペを見ながら喋ってましたが、やはり難しそうでした。通じないのか観客側がキョトンとなったり、ちょっと通じたらワー!と盛り上がっていましたが、逆にこっちは全然分かりませんでした。

「愛さえあればなんにもいらない」が久々にワルツを踊るシーンが見れて良かったです、ここでタケちゃんとかっさーが踊るシーンが楽しそうすぎて毎回見入っていたものですが、今回もそっちへ目に行ってしまいました。

「魔女っ子メグちゃん」は選曲が意外だったのかこれまた大歓声、この曲といえば間奏中に「むろたん」が足を高々と上げるシーンがオリジナルのMVにはありますが、今ライブで見せているのはむろたんと、このMVリリース時にメンバーではなかった「かわむー」がツインで足を高々と上げる体制となっており、これが両サイドから繰り広げされているもので、この部分の迫力も倍増以上のものになったのではないか?と思います。

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MCは質問コーナーで、観客側からアンジュルムのメンバーへの質問、という超絶レアなもの。これも海外公演ならではですね。現地語でも質問できるように通訳の方がついて回る贅沢さ。「七転び八起き」衣装を着た、タケちゃんヲタ(4、5人ほどで青のペンライトを持っていた)の団体さんが質問してたりしました。

看板曲「大器晩成」はめちゃめちゃ盛り上がったのは言わずもがなですが、この時のあやちょのソロバート♪なににも~、の声の張り具合はこれまで聴いた中での最高値だった気がしました。

もうホント、あっという間にラストナンバー!ってタケちゃんのシャウトが来て、早かった事。

アンコール明けの一曲が終わった後、スマイレージ初期のナンバー「シューティングスター」のフレーズを皆で大合唱して 「あやちょ!」「ブラボー」のコール&レスポンス。香港まで来てこれがまた出来るとは!!あやちょが大感激していて「私がいるうちにもう一度来たい」と高らかに宣言していたのも印象深かったですね。

欲をいえば最後は「友よ」で締めてほしかったですが「君だけじゃないさ…Friends」の元バージョンが久々に見れて、それはそれでよかったかなというところでした。

圧倒的な存在感は日本でのパフォーマンスそのままで、これに通常以上の熱気盛り上がりで、本当に来て良かった、それ以外の言葉がなかなか見当たりませんが…

最後はハイタッチ会で「ありがとう」と言いながら出て行きましたが、剥がしは日本と一緒だな、と(笑) めちゃくちゃ感激して出てきた現地のヲタさんの顔も何人も見ました。会場の外では「あやちょ」とか「ももな」とか書かれたボードを持った皆さんが記念撮影したりしてました。

改めてですが、香港にこんなにアンジュルムが来るのを心待ちにしていた現地の方が居た、その事を思い知り、その事に感動していました。

そんな感じで、異国で初めて見たライブはとても素晴らしいものでした。そこまでするか!って感じもしましたが、そこまでする価値が十分にありました。

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2018年4月 7日 (土)

アンジュルム和田彩花ついに卒業発表

4月5日、アンジュルムのリーダーであり、ハロー!ブロジェクト全体のリーダーも務める和田彩花さん(23)の卒業が発表されました。以後彼女の事を愛称である「あやちょ」と書きます。

 皆さまへ

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あのあやちょが遂に卒業発表…衝撃的というか、まさかと思って見ていたら現実でした…このあやちょの推しだけにショックを通り越して放心していました。

やはり「ハロプロ25歳定年説」の壁にまたもやられてしまったのか…。去年引退したももちこと嗣永桃子さんや先代のハロプロリーダーで℃-uteの矢島舞美さん、更に先代のハロプロリーダー道重さゆみさん…みんな25歳で卒業しています。初代モーニング娘。リーダーの中澤裕子さんは別として。

正直あやちょだけは、この25歳の壁を越えて、30歳に手が届くくらいになってもアンジュルムで歌って踊っているんじゃないか、と思わされ、本人もずっといつまでも活動していたい、と言っていたのですが…。あやちょをもってしても抗しがたかったこの「25歳の壁」、かなり分厚かった。まぁこれをいうとハロプロではjuice=juiceの宮崎由加さんは4月2日に24歳になり、モーニング娘。18の飯窪春奈さんも来年11月には25歳になりますが…

激しいダンスを踊りながら一定の歌唱力を求められ、1日に複数回まわすコンサートやリリースイベント、個別握手会やその他イベントなど、激務を強いられるハロー!ブロジェクトの活動において、25歳というのはある程度その限界とされる年齢、と事務所が定めているのか?と思わされてしまいます、ボクサーが原則35歳以上がNGと聞いた事がありますが、そんな感じなのかも。まして女性たちなので結婚等のライフサイクルに対する考慮や、元々のプロデューサーであるつんく♂の「アイドルとしての人生のその先を考えてほしい」という思想も反映されているのかもしれません。

あやちょは今のハロプロではリーダーであり、様々な記録?をもつレジェンドのような存在です。

ハロプロエッグ一期生

今でいう「ハロプロ研修生」で、現在28期くらいまであると思いますが、その1期生として1期生メンバーの一人として入ったのがあやちょです。2004年に入ったので、来年の卒業まで15年のキャリアをハロプロに捧げる事になります。

このエッグ一期生でいまもハロプロメンバーとして活動しているのはあやちょただ1人であり、その前まで残っていたのはやはりアンジュルムの「まろ」こと福田花音さんで2015年11月まで在籍していました。あやちょはここから3年半も唯一のエッグ初期ハロメンとして活動する事になるのですね。

ハロプロ以外であれば、このエッグ初期メンバーはアイドルやその他の世界で活動しています。かつてTHEポッシボーと称していた「チャオベラ・チンクエッティ」や、「アップアップガールズ(仮)」のメンバーも同期ですが、ハロプロ一筋でここまできたエッグメンバーは和田彩花ただ一人、ずっとハロプロをエッグ初期として守り続けてきたのです。

スマレイージ オリジナルメンバー

アンジュルムは現在10人のメンバーで活動していますが、元は4人組グループ「スマイレージ」としてデビューしました。今でもアンジュルムといわれてもピンとこず、スマイレージは知ってるという芸能人も少なからずで、それくらいのグループでした。

デビュー当時の華やかなメディアでのもてはやされぶりは、今とは全く別物という感じでした。もっとも最近は女優の蒼井優さんがアンジュルムのファンである事を事あるごとに公言しているので、その名も知れ渡ってきているのでは、と思いますが。

そんなスマイレージは2009年に結成され、4作のインディーズリリースを経て、翌2010年5月に「夢見る15歳」でメジャーデビュー、そこから快進撃とみえる重用ぶりで当時のハロプロ先輩グループのどこよりももてはやされていた感が勝手にですがありました。

年末には日本レコード大賞の最優秀新人賞も受賞し、翌2011年も精力的に活動を続けてきてまさに順風満帆、快進撃に死角なし、と思われていました…

が、2011年中にオリジナル(初期)メンバー4人のうち2人が卒業、4人の2期メンバーを迎え入れ、という展開の中ですっかり流れが変わってしまいました。その後の経緯を経て2015年11月に2人残った初期メンバーの一人である福田さんが卒業して以来、唯一の「スマイレージ」初期メンバーとして、スマイレージ→アンジュルムの全歴史を経験してきた、それがあやちょでした。その初期メンバーが遂に来年にはいなくなってしまいます。

一貫してリーダー

スマイレージ初期からリーダーに任命され、当初はリーダーってあってなかったような全員横並びの中で活動していましたが、メンバーの入退場を経験する中で確固たるリーダーとなっていきました。2期が入った頃はまだ横並びの延長のような感じでしたが、3期以降が入ってからは絶対的リーダーの雰囲気満載と感じました。

スマイレージでリーダーとして、改名したアンジュルムでもリーダーとして引き続き活動し、これを続けながら2017年からはハロプロ全体リーダーとして、文字通りグループをハロプロを引っ張ってきた大功労者な訳で、最後にはどんな舞台が用意されるのか?気にかかるところではあります。

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改名して活動

芸能界ではそこそこ名の通った「スマイレージ」の名を捨てて、アンジュルムに改名されたのは2014年12月、3期メンバーを新たに迎え6人→9人になり、一般公募で新グループ名を募り、スマイレージから一新して活動する、という事で大変話題になりました。

アンジュルムになってからはアツい、カッコいい系の曲が連発され、スマイレージ時代のかわいい曲とは打って変わって、というところでした。それだけ再出発の意味合いが大きかったと思いますが、来年スマイレージ結成以来のメンバーであるあやちょの卒業で完全に初期メンバーが居なくなり、ここからが本当の再出発になるのかなと思います。あやちょが卒業発表のブログで書いていた「意味作用が働く」という事なのでしょう。

個人ブログ

あやちょはグループ活動をしている現役ハロプロメンバーの中で唯一、ブログが個人専用となっています。他のメンバーはグループごとであったり、モーニング娘。18などは期ごとにブログが分かれていて(アンジュルムの他のメンバーも同様)、何かしらシェアをしているのですが、あやちょだけは「和田彩花オフィシャルブログ」なのです。

スマイレージ初期メンバーがすべて個人ブログであった事から、その名残で唯一残ったあやちょだけが個人ブログ所持者となった訳です。スマイレージは当初メンバー4人全員が個人Twitterアカウントを持っていて、その厚遇ぶりが窺えるというものです。今のハロメンではほぼ有り得ない事です。

さて、そんなあやちょですが、これまで書いた中でも様々な経験をしているのですが、ここからは自分が見た中で印象的なものをつれづれなるままに書いていこうと思います。

◎歌唱力

あやちょは5年間の研修を経てスマイレージのメンバーに抜擢され、デビューする訳ですが、独特の甘ったるい声ゆえか歌唱に関しての評価が高かったとは正直言い難かった向きがあったと思います。

もちろん甘いかわいい声が良い、との賛同の向きも多かった事と思いますが、ボイトレで厳しく指導される動画もありました。個人的には当時から推しでしたが、正直歌唱に関してはまぁいいかという感じで、活動さえしてくれて誰にも出せない天性のキラキラ感を放ってくれればそれでいいと思っていました。

しかし、、

その歌唱に転機がおとずれた、と感じた時期がありました。

それは2013年、シングルリリースの時期でいえば「ええか!?/良い奴」の頃でした。特に「良い奴」のソロバート♪10年先でも、の部分です。何だこの堂々とした伸びやかな歌唱は??あやちょなの?という感じで。以来この部分をかなり何度も再生していましたね(笑)

やはりグループ歌唱で、全員にそれなりのソロバート割がある状態では、声の質や大小など変化が出るというもので、それが楽しみでもある訳ですが、悪い意味で落差が大きくなってしまう事もある訳ですね。しかしこの「良い奴」のあやちょソロはその悪い意味の落差がなく、「引けを取らない」といったら失礼かもしれませんが、これはあやちょいいぞ、とめちゃくちゃ思いました。

それからというもの、独自の歌唱スタイルをすっかり身につけて声量もぐっと上がり、パフォーマンスも揺らぎないものへなっていったように思えました。

◎舞台

それまでの舞台には色々出ていたようですが正直把握しておりません、個人的に初めて知ったのがBerryz工房とスマイレージで共演した「我らジャンヌ」でした。これが歌唱が飛躍的に向上した最たるキッカケではなかったかと思っています。

何故ならばこの舞台ではBerryz工房・菅谷梨沙子さんとのダブル主演であり、クライマックスではその梨沙子とサシで歌唱するシーンがありました。それも壮大に歌い上げるものでした。

梨沙子といえばBerryzで最年少にして歌唱面では絶対的エースとして君臨し、規格外の声量と歌唱力を誇るメンバーです。そしてあやちょとは同学年とはいえ、梨沙子の方が先輩な訳で、この相手と2人で声を合わせて歌うというのは相当なプレッシャーだった事でしょう。

一緒に歌う以上、音は外せないし声量も上げないと梨沙子1人で歌っていると思われる…とにかく猛練習したに違いない…いろんなことを考えながら、梨沙子とタメで堂々と歌い上げるあやちょを見ていたら自然と涙腺も緩んだというものです。

次に見た舞台が「Lilium」で、ここではスノウという薄幸イメージ満載の主人公(モーニング娘。14(当時)の鞘師里保さんとのダブル主演で、色々救いようもない話でただただ切ない思いで見ていました。この部台では正直他のメンバーのものすごい演技に圧倒されていました。その時の2人が共に今は卒業して、女優の道に進んでいます。

次が「Smile Fantasy」、この時の初日が3期メンバーの加入発表日でした。会見が現場であるかな?とか思っていましたが流石になくて、現場に居ながら結局Twitterで事を知った訳です。

さて「Smile Fantasy」ですが、それまで薄幸のイメージしかなかったあやちょの役柄に、ようやくきた等身大の役柄。この時スマイレージが終わってしまうという現実とのはざまで複雑な思いでこの楽しい舞台を見ていました。

その後「MODE」「夢見るテレビジョン」と業界ものが続きますが、それまでのアイドル枠に収まらずキャリアウーマン的な役どころへとシフトしていってました。特に後者のヒールっぽさには、いつの間にこんなに懐が深くなっていたのか?と感じざるを得ませんでした。

◎乙女の絵画案内

あやちょが著者デビューした絵画の案内本です。

この発売日である2014年3月15日、スマイレージの福岡ライブ当日でした。

その当日に現場の物販でこの本が発売されるという事で買いました。そしたらその後、昼ライブと夜ライブの合間に、あやちょ本人が物販に降臨してきました。本人が買いに来た客に対して本を手渡ししてくれる、というものです。

既に1冊買っていたにかかわらず、また並んで買いました。で、そのお会計をしてる間にあやちょが「え!もう買ってるじゃん!」と言ってきて、ちょっと話ができた事がホントにもう嬉しかった…、個別とか行かないのでなかなか話す事もないのですが、剥がしなしでフリーで話せたのがかなり貴重でした。

◎歌詞とばし

あやちょは大舞台ではビシッとキメてくれますが、ライブハウスのツアーではしばしば自分の歌割を忘れて無音になったりして、生歌ならではなんですが、ちょっと大丈夫かな?と思ったりしましたが、ホールや武道館では全然それがないので、まぁいいかなんて思いながら見ていました、いやまだ過去形にしてはダメですね。

まだまだ書きたい事があるはずですが、取り留めもない事が長々となってしまい、とりあえずここで切ります。

これから1年間、卒業までしっかり見届けたいと思います。

2017年5月 7日 (日)

GWアンジュルムライブ参戦記Ⅱ(5/5)

前回記事に続いて、アンジュルムライブ参戦記、今回は後編として、
5/5のコンサートツアー(名古屋・日本特殊陶業ビレッジホール)についてお送りします。

連休当初はこの公演のチケットは実は持っていませんでした。
5/3の日に池袋でイベントがあった訳ですが、そのスタート前に原宿によって「娯楽道」
さんでチケットを昼夜購入、うち夜公演は「う列」、席は「い」列から始まるので、実に
前から2列目でした。これを¥20,000以下でゲットし、実際眺めはこれ以上にない
素晴らしさでした!

JR金山駅から歩いてすぐにある日本特殊陶業会館はHello Projectのコンサートでも
利用されていますが、そんな所で単独でやるのか!と驚きました。去年の名古屋の
ホール(名古屋市公会堂)の入りが芳しくなかったので、どうか?と思う部分はありました。

今回のコンサートはハロコンでやっている「フォレストホール」ではなくて、下の
「ビレッジホール」の方でした。当初その事に気づかず、2Fで待てど暮らせど進まない
な、と思っていたら思い切り勘違いで、またもや開演間近に入る事に…
ちなみにフォレストホールのキャパは約2,300で、今回のビレッジホールの方は半分の
1,146だそうです。埋まって何よりでした。

さて、この記事がupされる頃には、ホールツアーのファイナル(中野サンプラザ)の夜公演も
終わっていると思うので、ネタバレ的にセットリストに沿って書いていきたいと思います。
(名古屋公演に限った内容ではなく)

武道館はセトリが変わるようですが、それでも武道館まで楽しみとして取っておきたい方は
以下は御覧ならないようにして下さい。

◎オープニング

アンジュルムの「A」とスマイレージの「S」が交互に前面の幕に映されていて、
まだ幕は上がっていない状態で映像が動いていきます。

最後には「ANGERME」の文字がぐるっと3次元的に回って、幕が上がらないまま、
透過的にメンバーの姿が見えた、という「この幕どうなってるの?」という疑問も束の間、
幕が下へ落ちて、メンバーの歌唱がスタート。この演出にはオドロキでした。

①I 無双 Strong

「アイムソーストロング」という事ですが、ツアーで初披露された曲です。

とにかくカッコいい、昔のロックバンドで恐縮ですが「HOUND DOG」(大友康平さん
の)を思わせる「歯ぁくいしばって進んで行くぜ」的な力強い、圧倒的なナンバーです。

かみこのソロがのびやかに、そして力強く歌い上げられ、どうかこのままの声で
声量を上げてくれ、と思ったものです。本当にこの子にはこの声で伸びてほしいです。

最初これが新曲かと思っていたのですが、どうやらそうではないようです。音源と
してどこに入っていくのでしょうか?

②愛のため今日まで進化してきた人間、愛のためすべて退化してきた人間

去年のシングルですね、かっさーのデビュー作で、歌い出しが新人かっさーと
という曲。今回はあいあいが居なくて8人だけのツアーとなりましたが、この穴を
誰が埋めるのか、というのも気にしながら見ていました。

③涙は蝶に変わる

前回のホールツアー「九位一体」ではアンジュルムベストアルバムから色んな
ナンバーがセトリに入っていましたが、唯一この曲だけ抜けてたというかライブで
披露されず、今回が初披露となる曲で、どんな風にパフォーマンスされるのかと
見ていました。フラメンコ調の曲にありがちな薔薇の花が燃えるシーンが
スクリーンに映し出されていて、ベタやなと思って見ていました(笑)

しかしまぁ最初の曲といい、ユニゾンは強いですねこのグループは。1+1=2以上の
力が出ているように思います。

④ぁまのじゃく

3曲終わったところで、セットの幕に学校の写真が写ってチャイムが鳴るので、
学校のセット仕立てで最初のMCか?と思っていたら、そうではなく、この曲の
始まりの前フリだったのでした。

それまで下に居たメンバーが一斉に階段を駆け上がって上からはけていって、
タケちゃんだけが階段上部に座っていて、駆け上がってきたりなぷーに手を引かれて
一緒に上がっていく、すると曲がかかりだし、前の中央入口からかみこが出てくる
のを筆頭に1人ずつ出てくる形で。前奏の間にかっさーが出てきて、かみことこんにちは
とあいさつして、あやちょにはかっさーがお辞儀して、最後はタケちゃんがすべりこみ
セーフという形で駆け出してきて、むろたんとハイタッチして、そのむろたんが歌い出す
という形で進んで行きました。

この9人では初めてだと思いますが、かっさーにも歌割がありました。この曲を
リリース時に歌ったのは今やあやちょだけなのですが、そのあやちょが残りながら、
5期になるかっさーまですべての期が在籍して、この曲を歌うなんて素晴らしいですよね。
メンバーは変わっても、変わらずに在籍するあやちょが他のメンバーと共に
変わらないものを伝えている、この曲にそんな部分が見えました。

⑤スマイル美人

ここで、何というナンバーをもってきたのか!!たしか自分が初めてスマイレージの
ライブツアーに参戦した2014年のスマイルチャージでタケちゃんとめいめいが
コーナー曲として回替わりで歌っていて、それ以来と記憶しています。

冒頭でスクリーンに砂時計が落ちて割れる映像が印象的でした。今回のツアーは
こういう映像にもさまざまな凝りが見られました、②の曲でも病原菌みたいな?!
丸いものの連なりみたいな映像があって(進化を表わしている??)、そんなものにも
ついつい目を奪われたりしていました。

かみこの「バイバイバイ」と、ラストのむろたんの声張り上げての「バイバイバーイ」が
なんとも印象的でした。

⑥パン屋さんのアルバイト

ちょっと…まだ最初のMCやんないの?というぐらい怒涛の展開で曲が続いてきます。

この曲きたか!これはあれです、3期が初めてツアーで歌割もらえた曲といって、
よく莉佳子が喜んでた曲です。最初のフレーズを3期が全員、1人ずつ歌う形でした。
3期も最初はツアーでスマイレージ時代の曲をやっていても歌割がなくて(誰も
メンバーが抜けなかったので)、スマ曲の歌割があると喜んでました。
今回は全然変わってしまい、かななんが最初のソロバートをとっていました。

1人の歌っているメンバーに両手で指差す?振りが楽しいです、ヲタクがやっていても。

⑦ショートカット

まさかの…という感じで、これ見れるのか!と思って見てました(笑)

前髪があろうがなかろうが、額の前でハサミをチョキチョキとするフリをヲタクが
やっていると笑いが止まらずでした(失礼)

あやちょの「フーッ!」ってシャウトが変わらないものとして残り続けるのが嬉し
かったです。そしてラスト、それまでにょんさんが務めていた「旅したーーい」の部分、
むろたんが務めあげていました。

MC1

さて、序盤の幕が下りてから7曲もずっとMCなしでやってきて、初めて大阪公演で
見た時は少々疲れました。

あやちょが1人で出てきてリーダーとして?挨拶「いやー、ここまでやってきましたが…」
という感じで一言二言喋って、楽しんでくれますか-?みたいな煽りを入れつつ、
ここからが本題というところで、1人ひとりリレー形式で、次のメンバーの事を各回の
お題を交えつつ紹介していってました。

あやちょは自分自身のお題に沿った内容をコメントし、「眠れない時は…、ひつじを
数えて、それでも寝れなかったら猫にして…と動物を変えていきます」というように
コメント。「続いてはこの方!」として、登場してきたのがかっさーでした。上の段から
登場してきたメンバーは、各人に因んだ曲に合わせて少し踊りを入れてから階段を
下りていき、かっさーは下りながらお題に沿った内容はあやちょが「最近〇〇な彼女」
てな感じで紹介してはけていきます。そしてかっさーはそれにこたえる形でコメントし、
「続いてはこの方!」とリレーしていきます。

その順番と登場時にかかる曲(BGM)は…

あやちょ 夢見る15歳

かっさー 上手く言えない

りかこ 魔法使いサリー (バックが黄色なので色変えてます)

タケちゃん ドットビキニ

かななん チョトマテクダサイ

むろたん 乙女の逆襲

かみこ 糸島Distance

りなぷー 好きよ純情反抗期

全員、登場時には上段ステージで少し踊る訳ですが、むろたん!!

乙女の逆襲の落ちサビ前の間奏部分に合わせて、スカートを右に左にヒラヒラと
翻して、魅せる事を怠らないな、とつくづく思いました。

りなぷーは眠れない時は友達に電話するそうで、それで余計眠れなくなる事もあると。

最後のりなぷーが「今日はこんなテーマでお送りしましたが、続いては少し雰囲気を
変えて、この曲!」とフリを入れてはけます(すぐ出てきますが・(笑))

⑧恋ならとっくに始まってる

りなぷーが横へはけて同時に前からあやちょが1人で出てきて、「もう…」と発します。
それから他のメンバーが一斉に登場、この曲最近こういう形の演出がされてますね。
ライブツアーでも同様だった記憶があります。

今のメンバーが違和感なく歌ってるのでついつい忘れがちですが、この曲もう1年も
前でかっさーはまだ居なかった頃なんですね。殆どが2期までの歌唱なんでこの曲
にはそんな変化はないのですが、もうひとつ前のシングルになるとかみこすら居なかった
のに、今では当時から居たような感じでパフォーマンスしてて、「これいつ出たんだ
っけ?」的な事を色んな曲につきいちいち考えてしまいます。

⑨糸島Distance

この曲結構あいあいのソロ歌唱のイメージが個人的にあって、能古島のくだりは
かっさーが歌っています。すいとーとも最初はかっさーが歌ってて、結構代役こなし
てるなと。ハーフなのでかみこのきれいな歌声は聴けません。個人的にかみこ歌唱で
ベストだと思ってます「天神の灯りが…」のくだり。イベントでここがうまく歌えずに
泣きそうになっていたのをりかこがフォローしていたのを鮮明に覚えています。

間奏で顔を前と横に向けて手拍子するとこが好きです、ヲタクも一緒にやってて(笑)

⑩乙女の逆襲

これこそ、あいあいが居なかったらどうする??曲の筆頭かと思いましたが、ここで
すごい演出が…ヲタの声と相まって一旦涙腺が決壊しかかりました。

例の間奏の部分で、全員が横並びであいあいバレエをやっていました。しかもヲタは
「あいあい!あいあい!」とコールする、しかもその時ステージのライトは緑一色
こんな演出がありますか!!ヤバすぎました。

そのあいあいコールの中で、莉佳子が「あいあい!あいあい」と口開いているのが
見えた瞬間、涙どころではありませんでしたよ年甲斐もなく。これこそ前の席でないと
なかなか見えず、前で見れた名古屋公演サマサマでした。

⑪忘れてあげる

今のメンバーでのシングルですね。あいあいの「桜舞う~」の部分はむろたんが
歌っていました。

この曲は最後のあやちょの「忘れてあげる」と共に横向いて顔見上げる姿が神々しい
の一言です。2期の歌唱も皆いい。

VTR映像で小休止

洋館みたいなところで各メンバーがひとりひとりメイクしたりしていて、あやちょが
入ってくるけど、その入る前に月夜の月に雲がかかり、あやちょは変なメガネを
掛けて入ると、メンバー全員その変なメガネになってた?説明しづらいですが…

その延長上で、次の曲が始まります。

⑫ミステリーナイト

ミステリアスの名映像から、衣装替えしたメンバーが中央の入口から各人ポーズを
取った形で静止し、曲が始まると共に振りも始まりました。

この曲はやはり「未来はミステリー~イーーーー」の部分ですね、タケちゃん、かみこ、
むろたんが担当していましたが個人的にはめいめいの印象が強くて、これはなかなか
越えられない、と思ってしまいます。めいめいの途中からファルセットになっていく
歌唱がなんとも小気味よかったのです。でもま、今のメンバーは各人なりの歌唱が
あるので、そこはそれを大事にしてほしいなとは思いますね。

⑬さよならさよならさよなら

えっ!この曲が来た??とばかりにこのツアーで初めて見た時声を上げてしまいましたが、
まさかコンサートで見れるとは思ってもみませんでした。ちょうど六スマにハマりかけて頃
で、イベントの現場で流れていたこの曲にも惹きつけられた覚えがあります。

この曲はあやかのんの印象が個人的に強くて、二人の対照的な歌唱がすごくよく出た
曲だと思っていましたが、今のメンバーで聴くのも面白いですね。ちょうどあやちょの
歌唱が飛躍的に向上する前夜ともいうべき時期の曲でした。


⑭良い奴

そのあやちょの歌唱の飛躍的向上を感じたのがこの曲でした。「10年先でも」の部分
は聞き惚れます。いい方向に成長していってくれたなぁ(上からでスミマセン)とつくづく
思ったものでした。

この辺りのスマ曲を今回のツアーで掘り起こして、アンジュ期に入ったメンバーが
歌うのですが、やはりむろたんの存在は大きいですね。スマ期から普通に居たみたい
に主力としてサラッと歌ってる感じで。田村さんを受け継ぐと言った1年前の決意を
今体現しているのかなと思いました。

⑮同じ時給で働く友達の美人ママ

恋ブーが好きなのかライブツアーでも歌ってましたが、久々にこの曲来たな、という
感じでした。

りなぷーのセリフに最後「ありえなーい!」がすごいというか、りなぷーにこのパート
やらせるか!というその起用がなんとも素晴らしいなと思いました。

曲的にはこの辺からノリノリが続いていきます。

MC2

曲が済んで4人残って、他の4人の着替え待ちがてら、話をするコーナーです。
かななんが「りなぷーどう?楽しい??」りなぷー「楽しいー」と返して、
「りなぷーが楽しそうで何よりです」とかななんがしめる事が多かったような。

着替え終わった4人が出てくると、それまでの4人が着替えにはけて、
ここでは客席への声掛けやってました。「まだまだ盛り上がれますか~」と。
1F席お腹から声出せるか?とか、2F席しっかり見えてるので気を抜かないでよ、
とかまぁそんなようなやつです。

⑯大器晩成

ここからがラストスパート。

ここで鉄板中の鉄板曲が登場です。

あやちょが「Aw!」の口をしているのが見えて面白かったのと、やはり莉佳子ジャンプ、
ジャンプもそうですが、着地してすぐにクルッと一回転できるその感覚がすごいな、と
思うのですいつも。

⑰次々続々

この曲の時はかっさー居なかったんだ、とか思って聴いてました。

しかしこの曲はカウントダウンとか独特のヲタコールがつくり上げられていきましたね。


⑱ドンデンガエシ

この曲はかみこも居なかったんだと。でもかっさーにしても、オリジナルの頃から普通に
居たように踊ってます。かみこは入って数か月でスッと溶け込みましたが、かっさーは
1人年が離れての1人加入で相当馴染む事自体に月日を要したようですが、
パフォーマンス的に悪目立ちもせずこなしてると思えます。

確かに去年研修生のベストパフォーマンス賞を獲ったというものの、どういう意図経緯で
アンジュに抜擢されたのか謎です。でもとにかくグループに馴染んで着実にファンも
取り込み成長しているのが分かり、これがグルーブ、それもアンジュルムの凄さなの
かなと思わされます。

この曲の最初でタケちゃんが「〇△☆∩いくー!」とシャウトしていますが、これが
とてつもなく好きです、カッコよすぎ!漢です(笑) これはタケちゃんしかできない。

⑲出すぎた杭は打たれない

史上最速のこの曲で本編は終わり、タケちゃんの「ラストナンバー~」の叫びがまたまた
炸裂します。

りなぷーがこの曲のヲタコールがなかなか合わず、イライラしていたのが大阪の時か
見事に合っていて「やればできる」的な事言っててワロタという感じでした。

アンコール

⑳私の心

選曲は素晴らしかったです、ここにこれもってきたか!と思って。花嫁衣裳?もきれい
でした。がしかし、幕が…半透明な感じでメンバーが見えていて、誰がどこに居て
歌っていたのか分かりづらかったです。完全に幕が下りるのが落ちサビ前の演奏
部分でもありで。しかしあやちょの「見てくれない…」は神でした。

ラストMC

21友よ

最後はこの曲で一つになりましょう「友よ~」ってあやちょが叫んではじまりますが、
あやちょって大声張り上げて叫ぶとき大抵目を閉じてるなってよく思います。

この曲、ホントにいいです。単に曲がいいというのではなくて、円陣組んだり、
くっついたり離れたりしますけど、くっつく時にメンバーがちゃんと隣接するメンバー
を見ている所が素晴らしくて。両サイド組む相手がいる時は必ず両側を見ていて、
ビジネス抜きの絆か仲良さか、そういうものを見せてくれます。本人たちが
楽しんでくれないと、見ているこっちも楽しくならないので、ホント大事と思います。

…以上
書いてるだけでとてつもない量になってしまったので、ちょっと疲れましたが、
覚えているうちに書いておかないと、というところで、今日の中野も両公演とも満員で
いい形で来週の武道館に繋がっていければ、と思いますね。

GWアンジュルムライブ参戦記Ⅰ(4/30、5/3)

いつも旅ブログを書いておりますが、このGWは旅と並行してヲタクと化しておりました。

愛してやまない「アンジュルム」の参戦記をとりとめもなく綴っていきたいと思いますが、
読者対象はヲタクさんとして、ある程度御存知の体で書き、導入的な内容はまた別で
書きたいと思います。

さて、今回のGW休みで自分が参戦した内容は以下のものです。

4/30 コンサートツアー(名取市文化会館)

5/3 新曲予約イベント(東武池袋)

5/5 コンサートツアー(日本特殊陶業ビレッジホール)

5/6 新曲予約イベント(エアポートウォーク)

まず、4/30の名取市文化会館の公演から。

一応まだ本日の中野サンプラザ公演が残ってるのでネタバレ的なものは避けます。
(多少小出ししてしまうかもしれませんが…)

この時は個人的には4/23のNHK大阪ホールに続く、2度目のコンサートツアー参戦となり、
1週間ぶりに、しかも長期連休最初の参戦という事で、仕事もロクに手につかず?!に過ごし
ておりました。以下日記兼ねて行程などを。

チケットとホテル(会場すぐ傍のルートイン!)は早くから確保していましたが、
航空券を取っておらず、初日どこへ行くかも考えるようになり、動向を見ていたら、
つばきファクトリー茨城のイベントというのが4/29にあるのを知り、これ経由で行こうか
と思いました。が、連休前夜に行ったゴルフ練習で背筋がバキバキと音を立て激痛に
襲われて、態勢を変えのるのにも悶えまくりで翌朝も芳しくなく、回避しました。

結局4/29は昼寝後に、出かけるくらいなら問題ないと判断して、他の予定を検討して
いましたがこれがムリとなり、時既に夕方で飛行機も高く、前泊移動を中途半端に。
新横浜で泊まって翌日仙台(名取)へ向かう事としました。(東京のホテルも空いてなくて)

東京からは新幹線で仙台へ約2時間。11時前に仙台に着いて、東北本線で名取へ。
1時間に2本しかなかったので要ダイヤ確認でした。名取からは徒歩で会場である
「名取市文化会館」へ。
最寄駅は空港アクセス線の「社せきのした」という駅ですが、名取駅からも十分
徒歩で行けます。

しかしこの時別の症状が出て、鼻炎で首から上が耐え難い状態に。会場前の木で
寝ながら、昼公演開場時刻を過ぎてもボーっとした意識で会場入り口を見ていました。
意を決して入って、とっとと席に着きました。この会場では結構後ろの席でしたが、
アルファベットの並びでSとかUとかの列で、でもそんなに距離は感じませんでした。

昼は1階はほぼ埋まって、2階はよく見えずでしたが結構埋まってた印象でした。
これなら佐々木莉佳子凱旋公演もいい感じになるかな、と。なにしろアンジュルム
ではホールツアーは今回、初の宮城公演(仙台ではなく)となるので莉佳子も楽しみ
とブログで書いており、ただ「ぴあ」のサイトなどを見ると、予約が「○」状態が続いて
いたので正直心配ではありました。

体調最悪…と思いながら、「莉佳子、おかえり」コールを心地よく聞いておりました。

そして始まりました。初の宮城での単独コンサート。これだけで胸熱でした。

大阪で公演を見たのでセトリ的にはフムフムといった具合でしたが、莉佳子コールが
やはりすごかった…。気持ちがはやり過ぎたか、最後のMCで衣装の一部が取れたか
何かではけてから再び喋ったりしていました。泣くのは夜??とか勝手に想像しながら
見ておりました。

とにかくオープニングの仕掛けが凝っていて、ここから出てくるの?みたいな感じでした。
幕が上がり下がりするのが少々あれかなと思った部分は正直ありましたが。
で、最初の曲はこのツアー初公開でしたが、とにかくカッコいい。
あの曲もこの曲も、結構鉄板モノがないのに成立してる…そんな感じですね。

昼公演後グッズ買いに行きましたが、莉佳子は勿論あやちょや何人かのメンバーの
日替りは既に売り切れていました。宮城しか来れないお客さんもいるだろうし、
そういう人たちは買えたらいいなと思いましたがグッズは結構売れていたようでした。

昼と夜の間、ひどい体調を立て直すため現場をはけて(笑)、泊まりのホテルにチェックインかねがね部屋で寝ていたら開演20分前とかになっていて、慌てて会場へ。

さらに盛り上がるぞ夜公演!と思っていましたが、この時は日曜日の晩、明日仕事の
方も少なからずで、仙台から更に離れた名取という地(空港は近いですが…)での公演、
悪条件が重なったか、自分の席であるS列の後ろからは5,6列程殆ど空席で、
2階も前面のファミリー席以外ほとんど空席でした。

「これはまずい…」とヲタクが感じるほどで、こんなのメンバーが、特に莉佳子が見たら
どう思うか??と考えてしまいました。メンバーがそれまでTwitterで事ある毎に「当日券
あるんで来て下さい」と言ってたけど、昼は埋まってて「そんなに言う程じゃないのでは?」
と思っていましたが、夜のこの状態を受けて言ってたのか??と思い知りました。

で、夜公演スタート。いつものように進んで行くけど、決定的に昼公演あったものが
なくなっていました。それは客席への煽りで、「1階席、まだまだ声出せますか?」
「2階席も~」というのが昼ありましたが、夜は「会場の皆さん~」と纏められていました。
これはメンバー士気下がってるかな??とか余計な事を考えながら見ていました。

このツアーはとにかく、最初っから飛ばしまくりで、何曲歌ってもMCは出てきません。
で、MCは最初のメンバーが喋って、回ごとに決まったお題につき、次のメンバーへ
振る形で次々続々とメンバーが登場します(これってネタバレ?)

その紹介シーンであやちょが「今回のテーマ?…わすれちゃった!どうしよう…
誰も助けてくれない…」とか、ハプニングもまたライブの醍醐味です。

曲は…そうですね、現メンバーでは初披露のものもあって、ここの歌割は
こうきたか!という感じで見れるかと思います。かみこやかっさーの歌割が
ここなのか!まろやめいめいが抜けた後は、こんな感じか、といった具合に。

そんなこんなで宮城の公演も終わりを迎えようとというところのラストMCで、
地元の莉佳子は今回の宮城公演と武道館では泣かない、という事を目標に
しているので泣きません!と。でも目はウルウル来てるのかな…というところ。

でもしかし、その後、意外な人物の目から涙が…

タケちゃん。最初なんだかモゴモゴ喋っていて、後ろの方からだと「何言ってるん
だろうな?」という感じでしたが、言いにくかった事に対して意を決したのか、
「ぶっちゃけ言うと」の前置きで、この公演の空席が目立った事が悔しくて、
自分たちの実力の現状を改めて思い知ったという事。諸条件悪かったと思い
ますが、間違ってもこれで今後「宮城のホールは1公演にする」とか「宮城は
ライブツアーに戻す」という事はしないでほしいと思います。

そのタケちゃんの涙で莉佳子もかみこもいよいよ堪え切れなくなったか、という
ところでした。

話は武道館のチケットの件にも及び、とにかくまだ足りないという事で、
ちょっとスマイレージのどん底時代(自分はまだ在宅でしたが)を思わせるシーンに
生で遭遇する事になりました。

とはいっても、あやちょが「初めてみなさんが敵に思えた」と発言。その意味は、
「こっちがいくら盛り上がって煽っても、それ以上の力で客席から押し返してくる」
という事で、この公演の盛り上がりのすごさを感じたという事かなと。
必ずしも数だけが問題ではなくて、そこに居る人々の熱い盛り上がり具合を含め
メンバーもファンも同じ想いで受け止めて、しっかりとした一体感がそこにある、
とあやちょは言いたかったのでしょう。

ホールで唯一完売しなかった名取のツアーでしたが、盛り上がりに関しては
すごかったと思います。たまには壁にぶち当たってヲタクも一緒に思いを共有
するのも良いかと思いました。スマイレージ期に在籍していたメンバーは
「もうあんな思いはしたくないし、後輩にさせたくない」と強く思っているでしょうが、
それをまた跳ね返す事も経験しているので、まだまだ強く大きくなれると
この公演で感じました。

あやちょは、テーマ忘れたりライブハウス同様御愛嬌な部分もありましたが、
テーマの「~変わるもの 変わらないもの~」の中で、"変わらないもの"を一手に
引き受けていたと感じました。

スマイレージとしてデビューした当時から見ると、メンバーはガラッと変わってしまい、
彼女だけがオリジナルメンバーとして今も残り続けている訳で、メンバーどころか
グループ名すら変わってもやはり彼女はこのグループに必要だと思うし、個人的には
オリジナルメンバーが1人もいない形になった状態で見るのはちょっと辛いと思います。

そういう意味でのグループの良心であり、革命への期待感もあります。

色んなステージでの色んな姿をこのグループに見てきましたが、それでもやはり
「あやちょがいる」この安心感が、これまでの様々な変化にもすんなり受け入れて
見てこれたのかな、と思っています。

かななんは、相変わらずスペるな思って見ていましたが、タケちゃんが泣いた時の
フォローとかやはり年輪を積んできたからこそのものがあるなと感じました。
「ずんだ」がとにかく大好きで、という話もしていました。

特にアンジュルムになってからそうですが、歌割に存在感が出てきたというか、
それ以前は歌割もそんなになくて、あってもなんか歌ってるなぐらいな印象しか
無かったのですが、七転び八起きあたりから本当に歌の中で活路を見出した、
と思えます。来月には遂にグループ2人目の成人となりますが「継続は力なり」
を体現したこれまで通り活躍してほしいと思います。

タケちゃんはやはり、先ほどの悔し涙。確かに夜公演はしんみりする時間が
それなりにあったけど、なんとなくメンバー・ヲタとも触れないでおく事も出来たかも
しれませんが、そこを切り込んだくれて良かったと思いました。ここから大きくなる為
に、やはり蓋をせずに直視して、みんなで共有する、それができてよかった、と
見ていて思いました。

タケちゃんはやはりステージ上での「OJT」がすごい、本当の意味での「現場で教育
する」を実践しているなと思います。曲中に後輩にスキンシップして絆を深めたり、
特にこの面でかなり苦戦したと思われる新人「かっさー」への対応、普段やトークの
時に弄れなくても、曲中のフリーな部分でわざとかっさーに自分を弄らせるような
仕草もしていて、こうやって後輩を馴染ませてる、というのが手に取るように分かります。

一昨年にょんさん卒業時にサブリーダーを任命されたけど、その時はノリと勢いだけ
じ゛ゃない?と思ってたけど、すごく後輩をよく纏めてるなとヒシヒシ伝わります。

りなぷーは「宮城で今回やるという事で、ずっと仙台って言ってたけど、スタッフさんに
"仙台じゃないよ、宮城だよ名取だよ"といわれて、こまかっ!と思った」という話が
印象的でした。でも地元の人たちからすると、ここは仙台ではない訳で、今後気を
つけます、という事も言っていましたが。

むろたんは本当にステージングが大舞台向きだなといつも思います。自分にカメラの
抜きが入る時にことごとくキメポーズを炸裂させて、これが大画面に映し出される訳
ですが、本当にキマってる。そういう格好いいポーズとか常に研究してるんだろうな
というのがよく分かります。

それとやはり1年前に「田村さんのポジションを受け継ぎます」と宣言してましたが、
歌唱に情念のようなものが入って行きつつあるなと感じました。勿論めいめいの
歌割を受け継ぐ自体がある意味重圧で、必要に駆られてそうなっていったのかも
しれませんが、きっともっとハロプロを代表する歌姫になっていくと思っています。

りかこはいわずもがな、ここが華の凱旋公演な訳で、泣かない事を目標にした
と言っていたけど、泣きたい時には思い切り泣けばいい、と思って見ていました。

歌唱はだいぶ幅が出てきたと思いますが、発声が苦しそうにも感じました。
喉の調子なのか本人の声質なのか分かりませんが。でもそれを補って余りある
ダンスはさすがお見事でした。人間というより動物の本能で踊ってるのか、
というぐらい俊敏な面も見え、その身体の動きをみているだけでスカッとした
気分になったりもしました。

かみこはとにかくかなり早い段階からすぐに汗だくになって、ホールだとその姿が
スクリーンに映し出されるのですが、髪の毛がぐちゃぐちゃになっていて、ちょっと
かわいそうにも思えました。でもある曲であの伸びやかな声を声量大に歌い上げて、
この子はこの声のまま声量をつけて成長してほしい、と思いました。
ハロプロらしからぬ歌唱でそのまま伸びていくのもありかな、というところで。

そしてかっさー、この13歳の新人にとって今回が初のホールツアーな訳で、
りかこでも初ホールツアーは14歳になっていて(武道館ではギリギリ13歳)、
しかもかっさーの場合は1人加入でこの状態、初ホールという体験を同じくする
相手が居ない中でかなり緊張したのではと思います。

ステージでは沢山の先輩に支えられながら個性を折られる事なく、のびのび育って
るなという事をライブハウスツアーでもそうですが感じてました。MCで長々喋る
かと思って見いていたら、結構簡潔にホール向けの喋りもできていて、やるなと
思ったし、何より表情が本当に豊かになったと思います。自分が楽しんで、それを
客席に伝染させて…という事ができる驚異の新人かと思います。

実際現場では最近かっさーにはまる人が多いようで、よく耳にします。歌に関しては
めいめいを彷彿する憑依型の片鱗は見られますが、これからどうなっていくのか、
今のアンジュルムって結局このかっさーがどんなふうに成長していくか?が
最も分かり易いテーマかな?と個人的に思っていて、それを楽しみに来ている
ヲタの方も少なからずではないかなと思うので、まだまだ期待したいところです。

次は、5/3の池袋での新曲予約イベントです。

5/1,2は世間レベルの出勤日という事で活動なく、5/3に東京の東武池袋百貨店の
8Fスカイガーデンにて6/21発売の23枚目のシングル発売イベントが行われました。

ここ行くの初めてでした!池袋といえば「サンシャインガーデン 噴水広場」の
イメージばかりありますが、リリース週でもなく、とにかくGWはガッチリ集客しよう、と
いう事で組まれたイベントかと思います。

これまでならメンバーが散らばってあちこちで2,3人ずつトーク&握手会でやっていた
ものを今回はミニライブ&握手会にした、というところでしょうか。ライブ形式にして
くれたのは個人的に嬉しいです。

しかし、なんとも中途半端すぎるイベントでした。

箇条書きすると

・新曲はまだ撮影もしていない

 

・振り入れはしたが、まだ人様にお見せできるレベルではない

 

・曲名は1曲(愛さえあれば何にもいらない)だけは言える

 

・あとはタイトルは言えないがバラードである

 

・もう1曲(トリプル)あって、国民的アニメの曲である

というところで、こんな様な制約の中でメンバーも言いたくても言えない、「ここまでは
話せる…」という部分を曲間のMCで話していました。どんな曲か分からんものに
対して、CDを予約購入するというある種の戦略にはまった格好ですが、
アンジュルムの単独ライブが見れるなら、とつい行ってしまうのです悲しい性か。

でも、新曲について話せる限りは話してくれました。バラードの曲はコンテンポラリー
ダンスというもので、振りつけがかなりかなり難しかったと。

普段は3時間で振りが体に入る、という事でこれもまた何気にハロプロのすごさだ
と思いますが、今回の曲は2日やってもまだ怪しい…とか、いつもすぐに覚える
りなぷーが相当苦戦して、その間違って覚えたものをかななんが真似して
一緒に間違っていたという話もありました。

ミニライブのセトリ的にはアンジュルムの前作までのシングルから、という形でした。
この日は2回まわしで13:00~と15:30~でしたが、
「大器晩成」「臥薪嘗胆」「ドンデンガエシ」「出すぎた杭は打たれない」「次々続々」
「糸島Distance」「恋ならとっくにはじまってる」
こんなようなところでしょうか、
いつもより1曲多い6曲でした。
現場のBGMではスマイレージの頃からの古い曲も流れていましたが。

武道館チケットがいまひとつのようで、ここでは新曲の話をすると共に武道館の
告知を強めにしてました。それまでの完売していた回では武道館告知は「来て下さい」
程度でしたが、今回は少し厳しいようで。
「携帯持ってるならパーバーパーとやればできるから」とかタケちゃんがいえば、
かななんは「そこの階段に居るおじいちゃんとお孫さん!」と明らかにヲタではない
ギャラリーでもない通行中の方に振るぐらいでした。

ただ、このイベントの券の枚数は予定分完売したそうです。
翌日は行ってませんが、ららぽーと豊洲のイベントでは武道館チケットも販売し、
持っていった分は完売したそうで、まずは何よりでした。

とりあえず、GW前半ヲタ活記はここまでです。ありがとうございました。

2016年12月29日 (木)

アンジュルム ライブツアー2016秋-絆- ツアー参戦記

アンジュルムのライブツアー「絆」が、この12/23の高崎公演をもって終了しました。

今回参加したのは、鹿児島、周南、大分、松山と西日本が主体で、最後の高崎は元々は行く予定なかったんですが、間際にまだチケット販売がされていた(追加で?)のてい゛急遽参加する事にしました。結果ホントに良かったです。

回ごとに色々エピソードがありましたが、曲ごとに触れていきます。今回はツアー限りのユニット2曲を除く、全員でのパフォーマンスは全曲「アンジュルム改名後にリリースした曲」という縛りが設けられていました。

そんな中でオープニングをかざったのが、

1.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間

というとても長いタイトルの曲、現時点でのアンジュルムの最新曲のひとつです。

今作はこの7月に加入したばかりの新メンバー・かっさー(笠原桃奈)のデビュー作であり、彼女の13歳の誕生日直前の10/19にリリースされています。つまりこの時点で彼女は12歳な訳です。スマイレージメジャーデビュー後アンジュルムを通じて今まで、12歳時点でソロバートが与えられているのはこのかっさーただひとりです。そしてこの曲の冒頭こそが、そのかっさーのソロバートで始まるのです。

どうでもいいのですが、彼女のパートの後ヲタのコールは「ももな(ももにゃ?)ー」と入るんですが、個人的にはすごく「かっさー」なイメージなんで「かっさー」とコールしたいところです。

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▲12歳で加入した新メンバー笠原桃奈

そのかっさー加入まで最年少であったりかこ(佐々木莉佳子)が、かっさーが後ろにもたれかかってるのを支えるという出だしで、音が鳴らないで莉佳子がずっと支えてる事もありました。

人造人間がモチーフになっていて、ラストは真顔でどこ見てるか分からない人造人間を各自演じているようですが、人造人間ゆえの心の無さのようなものを表現しているのでしょうか?

まず、このツアー自体がかっさーのツアーデビューであり、彼女を含めた新しい9人体制の「絆」がツアー自体の主題だと思いますが、そんな中での最初の曲、かっさーにとってツアーで生まれて初めて披露した曲という事です。

2.次々続々

最初のMCが終わった後に紹介されるのがこの曲。前作シングル曲で、ハロプロ全体でもこの2016年通してのベストシングルに挙げられてもおかしくないほどの名曲といえます。

こちらはかみこ(上國料萌衣)のデビュー曲であり、今年出た2枚のシングルでは、4月のこの次々続々などがかみこのデビュー作、10月の「愛のため今日まで…」などがかっさーのデビュー作となり、最近のアンジュルムは特に、曲のリリースごとに誰かの最終曲やデビュー曲になったりしていてメンバー変動の激しさが窺えます。

かみこは今回が2度目のツアーで、初ツアーの初日が今回のファイナルと同じ高崎という偶然でした。

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▲今回が2度目のツアーの上國料萌衣

かみこのデビュー曲であるということは、今年5月に卒業しためいめい(田村芽実)のラストシングルであり、彼女のパートは今ツアーで現メンバーに受け継がれている訳ですね。ラップの部分に莉佳子が起用されていたり、色々実験なのか冒険なのか、やっていってるな、という感じは窺えました。♪変わり続けられるような勇気~の部分を勝田里奈(りなぷー)が受継ぐとは予想だにしませんでした。

3.七転び八起き

アンジュルムになってから2曲目のシングルで、メンバー9人のうち3人がマイクも持たずダンサーに専念する構成の曲です。今回は歌う6人がめいめいからかっさーに変わった形で、ダンサー陣はりなぷー(勝田里奈)、むろたん(室田瑞希)、りかこと変わらずでした。オリジナルのダンサーは卒業したかにょん(福田花音)、りなぷー、りかこでしたが、かにょん卒業後にむろたんがダンサー入りして現在に至ります。

個人的に♪明日の事よ-りも、の歌唱部分がツボで、これを相川茉穂(あいあい)が担当している箇所もあったり、必ずしも元々歌割の多いメンバーばかりがやっている訳ではなく、各メンバーにスポットが当たるところがアンジュルムの良いところかとも思います。最後のタケちゃん(竹内朱莉)のドスの利いたボーカルは理由なしに大好きです。

4.カクゴして!

春のホールツアーで初めてライブで公開されて大人気だったアルバム曲。今回の全員曲セトリの中で唯一、シングル盤に入っていない曲でもあります。

はっちゃけ感が満載で、アンジュルムの楽屋がそのまま楽曲になったような曲?!ただ、フリが曲に忠実で、いわゆるフリーの部分が意外と少なかったかな、という印象でした。

めいめいが居なくなった分、かみこの存在感がこの曲では大きいなと個人的には感じました。


◆一人喋りコーナー(3分)

それまでは、その場の抽選で喋るメンバーを決めていた「ガチなやつ」だったのを、予め喋るメンバーを決めてのトークに切り替わっていました。抽選だと回数の不公平感が出るからでしょうか。

最後の回でリーダー・あやちょ(和田彩花)が真剣に話してくれて、この先もまだまだ頑張っていくと宣言してくれたのは感動しました。りかこもこれから真剣に考える機会を増やしていきたい、という大人の階段を上っていく姿が垣間見られたし、皆結構3分きっかりにうまく纏められてるな、とも感じました。かみこのトークはまだまだこれからで結構「イェー」で誤魔化してた感がありましたが、なんでもこなす彼女の事なので、気がつけば喋りも達者になってる事かと。


5.恋ならとっくに始まってる

1人喋りのコーナーが終わってメンバーが袖へはけていくと、あやちょ一人だけが出てきて「もぅ…」とセリフを言い始め、曲がかかりだして、そのタイミングで全員が出てくるというちょっとした演出がなされていました。

アンジュルムになって初めてのつんく♂によって手がけられたこの曲は卒業しためいめいで始まりめいめいで終わる、めいめいの卒業曲のようなものでしたが、今ではあやちょと2期の見せ場になっている状態で、3期以降のメンバーは逆に脇に回っているような状態です。

ライブハウスであやちょが自分のパートをすっ飛ばしたりというのはそこそこあると感じますが、この曲でその事態によく出くわす気がします。


6.乙女の逆襲

アンジュルム改名後たで占められている今回のセトリにあって、「大器晩成」と並ぶ最も古い曲という事になります。

ワンハーフで披露される事が多く、フルコーラスはなかなか貴重のように思います。大器晩成ほどではないものの、ソロバートがあまり多い曲ではなくて、個人的には淡々と流れていく曲、というイメージが強いです。かななん(中西香菜)の低音がうまく活かされている曲で、声の高いタケちゃんとのコントラストは見事であり、めいめい×かななん、の組み合わせに負けず劣らずいい味を出しています。

上からになってしまいますが、かななんは本当にうまくなったなと思います。正直最初は色々厳しいと感じ、1年半が経とうとしていた2期イベントの動画を見ていても歌が…と思う部分はありましたが、舞台経験とか、表現力の塊であるめいめい仕込みの甲斐あってか?歌唱や表現に幅が出てきて、昔のヘタレぶりなどどこ吹く風?という感じです。スマイレージの頃は自虐的に劣等生と言っていたのが、今やアンジュルムのサブリーダーですから。

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▲低音で魅せる中西香菜

7.忘れてあげる

こちらは打って変わって最も新しい曲です。

しっとりしたある意味アンジュルムらしくない曲かもしれませんが、楽曲に幅をもたせる意味でアリな曲だと思うし、「こういうのもできるよ」というのを見事に見せつけてくれたな、という感じがします。

あやちょの「♪忘れてあげる」と歌い上げて横顔見せるシーンが芸術的ですらあると感じます。かっさーのソロバートの歌唱はどこかかつてのハロプロ感を彷彿とさせ、Berryz工房の菅谷梨沙子のようになりそうな、そんな片鱗をちらりと見せているようにも思え、将来をついつい期待してしまいます、スペック的にもキャラ的にも色々未知数な部分が多いように見えますが、結構歌唱枠で獲ったのかな、とも思います、1人加入ですし。

8.~9.(ツアー限定ユニット)2曲

あやちょ・かななんの「Do It!Now」が印象的でした。まだモーニング娘。が全国区で轟いてた末期だったかなと思いますが、ちょくちょく行きがかりの店でも耳にしたので、

あとはかみことかっさーという初々しいコンビの「泣き虫少年」。かみこが先輩としてアクトするのが初めてでそこも注目点でしたし、2人並ぶとどうしてもかっさーの方が大人っぽく見えてしまうなんとも言えない不思議な雰囲気を持ったコンビです。かみこの方が4歳も年上なんですが…

あいあい・むろたんの同期コンビの「会いたいロンリークリスマス」でむろたんが、歌詞のてにをはを間違えて、終曲後あいあいがむろたんにグーパンチしてた貴重な回に出くわしました。逆の事があっても…とは思うけど、あいあいがこんな事をやるなんて3期が加入した時には想像打に出来なかったですね。

ユニット限定曲が終わると歌い終わったメンバーはそのまま残って、他のメンバーが出てきて再び全員集合。先ほどの2曲について、それぞれ歌ったメンバーに感想を求める、というちょっとしたMCが入ります。曲の感想を求める趣旨ながら、全然関係ない話になったり、単なる弄りになったり…そこがまだアンジュルムでした。

10.糸島Distance

MC明けに始まるしっとり系の曲。といっても「忘れてあげる」よりはかなり賑やかな感じではありますが。北海道のライブでは「嗚呼すすきの」をやるといいますが、今後ツアーのセトリから外れる事があっても福岡のライブでは特別に差し挟まれそうなご当地ソングになっていくものと思われます。

かみこの「♪天神のあかりが浮かび始める頃~」というパートに彼女らしいまっすぐで素直なボーカルが堪能でき、彼女の持ち味はこういうところなんだな、と感じ取れます。あるイベントでこの部分が上手く発声できずに泣きかかった事があり、それを当時先輩になったばかりの年下りかこが優しくフォローするシーンが見られたのを思い出します。

されにしても「まだ間に合うかな」に始まり、「まだ間に合うよね」とか「まだ間に合うでしょ」とか似たような歌詞が何度も出てきて、よく間違えずに歌えるなと毎度毎度感心するばかりです。

この曲からは最後までひたすら突っ走っていくのみです!

11.臥薪嘗胆

割にしっとりした糸島distanceから打って変わってここからギアはトップにシフトチェンジして、そのままぶっちぎっていく、そんな最初の曲がこれです。

オリジナルで出た当初は冒頭部分は延々と、卒業したかにょんが歌い続けていて、彼女の卒業宣言直後のリリースでもあり、フィーチャー曲でもあったのかな?と思いましたが、今では3期を中心としてそれぞれ節ごとに歌割が分散されています。

間奏の部分でこれまた卒業しためいめいが円になって走った後に中心に立って独特のクイックな踊りをやっていたのですが、これを新人のかっさーが受継いでいて、何かが壊れたような、憑りつかれたような動きをするかっさーを見てるのが面白かったです。何にせよこの子は結構な表現者になるのではないか?と思って見ています。今回のツアーで結構ヲタを惹きつけたようでもありますし。

12.大器晩成

アンジュルムの名刺代わりともいうべき、欠くべからざる曲です。

この曲もまためいめいが独特の大振りなダンスをやっていたのですが、これをかっさーが引き継いでいて、これまた豪快というか、かっさーの動きが全体に激しく、また固さも感じました。しなやかさと対照的な剛な感じですね。

あやちょが端っこで機材に隠れながらモグラたたきのモグラみたいに顔を出したり引っ込めたりして遊んでる回もありました。で、最期落ちサビ始まる時の、りかこジャンプの後、着地してすぐさまクルッと1回転する莉佳子がカッコよすぎました、めまいしないかなと思うんですが…、恐るべき身体能力、と思います。

13.出すぎた杭は打たれない

ハロプロ史上最速曲といわれる、速くてまた重厚なサウンドの曲です。

オイオイというヲタのかけ声が早すぎるのか、途中で絶対ついていけなくなったヲタの声とずれていくのが聴いてて面白くもあります。

今回のセトリは全編アンジュルム曲で構成されていて、スマイレージ時代の曲がゼロという事ですが、アンジュルム期でも既に様々な局面があり、例えばこの曲の時はめいめいはおろかかにょんすらいた訳ですが、現メンバーで考えてみて「この曲の時、かみこメンバーだったっけ?かっさーは??」とか、どの曲もそうですが、ついついそんな事を考えてしまいます。それでも今のメンバー達、特にオリジナルのリリース時に居なかったかみこやかっさーは、その事を感じさせない、リリース時から自分達居たよ、と言わんばかりのパフォーマンスをやってくれます。

14.ドンデンガエシ

本編最後の曲です。曲が始まって歌い出した直後の間奏部分でタケちゃんの気合十分の掛け声がツボです、今は何と言ってるのでしょうか?「〇〇(地名?)いくよー!!」でしょうか?これはもうライブ見るか、動画見て感じてもらうしか!ですよホントに。

ワンハーフだと披露されないむろたんとあいあいの手をタッチして見合いながら前進していくシーンがとても好きなんですが、これもまた彼女たちの対等さというのか打ち解け具合?が感じられて、いいなと思えるのです。ホントに3期加入時はこんな事絶対想像できなかったわけですから。それどころかあいあいすぐ辞めちゃうんじゃないか、という話すら出たりしてて。よくここまで、良い意味で居ついてくれたなと思うし、抜擢した方はこのような化学変化を想像、あるいは期待していたのでしょうか、そこんところも是非知りたいですね。

そんなこんなで、本編は終了します。本当に怒涛に2文字がピッタリなここまででした。

アンコール
15.上手く言えない

アンコールではトリプルA面最新曲のうちの1曲をもってきました。

途中の「ピヨピヨピョ」という部分をヲタが段々大声で言うようになり、それをメンバーが規程笑ってしまう事があるので、それを見ていて面白さもありました。

16.友よ

一人一人感想を述べて笑わせてもらった後は、この曲で一つになりましょう!って事で、ラストの曲にふさわしい、1年前に初披露されてすっかり定番曲になった感すらあります。

岡林信康ではありません、といっても若い人たちには全く分からないですね。学生紛争等日本が今とは全く違う時代であった頃、彼のこの同じタイトルの曲はよく流れいたそうです。

ある程度アドリブを利かしていて、メンバーの素であったり、あるいはタイトル通りの「絆」の深さも感じられます。また間奏部の円になって肩組む(円陣組む、と言った方が早いか?)で♪Yes、Yes!と叫ぶんですが、そのフレーズの合間に「ハイ」とかメンバー達が最近合いの手を入れるようになり、ライブで生ものとして曲を進化させたな、という事を感じずにいられませんでした。

肩を組んだり離れたり…「絆」そのものの曲かと思います。かっさーの馴染み具合をあやちょはずっとはかっていたようですが、今回はホールツアーがなしの結果で良かった、とも言っていました。当初の形ではとても大きな舞台ではできない、と。でもツアー終わった今なら絶対にホールも通用する、と確信できた、というのがとてもよかったです。メンバーたち自身がそう思えないと前へ進んで行けないので。

という事で、今からホールツアー楽しみではありますが、その前に今年中にこのツアーの振返りができて良かったです。

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