JR新下関駅 (山口県下関市)
山口県下関市のJR新下関(しん・しものせき)駅です。
下関市ではJR下関駅をupした事がありますが、これに続いての「新」を冠する駅の御紹介です。
-JR新下関駅-
【路線】JR山陽本線(神戸-門司間)
山陽新幹線(新大阪-博多間)
【開業】1901年5月27日
【訪問】初訪問-2006年12月
【1日あたり平均乗車人員】 4,972人/日 (2016年)
【近隣の主要駅】(神戸方面)厚狭駅→4駅
(門司方面)下関駅 →隣駅
(新大阪方面)新山口駅→2駅 ※新幹線
(博多方面)小倉駅→隣駅 ※新幹線
●駅名標
新幹線ホームですの駅名標です。「新」下関駅となったのは新幹線が開通した1975(昭和50)の事で、これ以前は「長門一ノ宮」駅という名前で、開業時は単に「一ノ宮」駅であったそうです。
新幹線では本州最西端の駅となり、西隣は九州、福岡県の小倉駅となります。
在来では下関駅が本州最西端となり、ここから2駅西に位置しています。
新幹線も在来線もありますが、在来線のみの下関駅に比べて利用者数は半分程度で、山口県の駅では第5位となります。ちなみに開業日は下関駅と同じです。
新幹線としては各駅停車の「こだま」以外では「さくら」の一部が停車する程度で、そういう意味での新幹線駅としての格はあまり高くない感じです。
ここへ初めて訪ねたのは2006年12月の事ですが、本記事での写真は、特に断りのない限りは2017年2月再訪時の写真です。
新幹線ホームです。
2面3線あります。前はこだま以外ももう少し停まっていたように思うのですが気のせいだったのか…。山口県では近年まで郡部だった新山口がキー駅化していって、元々(現在も)山口県一の人口を誇るこの市の駅がこういうポジションなのは不思議な感じはします。
●動く歩道
長い通路を持つこの駅には動く歩道が存在します。
中国地方の駅でこのような形は極めて珍しいかと思います。
この歩道、新幹線ホームの端から端まで歩くのと同じくらいの距離との事で、決して賑やかとは言い難い駅ですが、スペースが広い事もあってこういうのがあるのでしょうかね。
この写真から下3枚の在来線への移動、在来線の様子のものは2006年初訪問時のものです。
新幹線から在来線へとやってくると、こんな階段があります。
在来線と新幹線は直角に交差している形で、宮城県大崎市の古川駅を思い起こさせます。
在来線の様子です。
これも2006年ですが、夜しか撮っていないのでこんなカットしかありませんが…。
駅舎内の柱に歓迎のメッセージが写真入りで入っていました。海峡の街らしく画になる建造物が豊富な街です。「関門橋」の「関」は下関ですから。
向こうに見えるのはかわいらしい「ふぐ」たちです。下関はなんといってもフグの街でもあります。こういったかわいいやつがいくつも見られました。
フグが吊ってあるのと、向こうには壮大な建造物が。
これは市内の観光名所「赤間神宮」です。
土台が白で上部の建屋が赤というめっぽうコントラストに効いた門がお出迎えです。場所的には関門橋の近くで、この新下関駅からではバス20分、タクシー15分とありました。
ちゃんと「新下関駅」と表示の見える場所で撮れずに、こんな形でのカットとなってしまいましたが、新下関駅の駅舎です。
どうも新幹線と在来線が十字交差した駅というのは撮りにくいという勝手なイメージを持っています。古川駅にもそんなイメージがありました。
別の出口から撮ればはっきり分かり易い表示があり、また大きな建屋だったようで、そこんとこは結構残念で、また再訪リベンジしたいものです。
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