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12千葉県

2019年6月 8日 (土)

千葉/白井② こんなところさ 白井市は

千葉県白井市、千葉/白井① しろい七福神とそろばんと続く白井市の様子です。

▼前回より更に白井駅に向かって歩いて行ったところに、このようなパチンコ屋がありましたが、ド派手というかつぎはぎ感がものすごかったです。

綺麗な建物なのかもしれませんが、ボロボロに見えるところがなんとも、でした。

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▼白井市役所へ近づいてきたところで、このようなお店を見つけたので入ってみました。歩きすぎて空腹にもなって来ていたので。

「カントリーキッチン」という名前のお店ですが、画廊喫茶みたいな感じでした。

後で調べて知りましたが2016年の10月にオープンしたという新しいお店で、メニューが50種ほどもあるといいます。確かにメニューに色々あった気がしますが、そんなに多かったとは、、たしかパスタを頂いたと記憶しています。

その下の写真は「おやじサロン」という一見「???」な感じでしたが、交流の場を提供しているものでした。その場所のひとつとしてこのお店も利用されているようです。

【カントリーキッチン】

住所/白井市根102-6

TEL/047-404-5115

営業時間/11:00〜21:00(L.O 20:30)

定休日/月曜日

駐車場/5台

Facebook⇒  https://goo.gl/WdP5ey

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白井市役所です。

名前の通り?白い市役所でした。まぁ市役所の色は白が多いですが…でも真っ白ではありませんでした。

実はこの庁舎は大変新しいもので、2018年に5月に全面開庁したばかりのものです。

それまであった8階建ての庁舎の5階から上を潰して4階建てにして、一方新しい4階建ての庁舎をつくるという「増減」方式でできたものでもあります。

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▼白い白井市役所を更にアップで。

これくらい迫れば、その新しさ具合も分かり易いというものです。

建屋前の屋根つき通路もズラッと長く続いていました。

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▼白井市役所の裏手にあたる部分にある「白井総合公園」の一角です。

その中で、ここは松の広場になっていました。

一定の間隔を置きつつ、ポンポンと立っている松の木が穏やかな雰囲気を醸し出していました。

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▼そしてここも総合公園エリア内の「白井市文化センター」です。

図書館や郷土資料館、プラネタリウム等を内包した複合施設です。

この市役所付近は公共施設がとにかく密集している、そんな感じでした。

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▼郷土資料館に入ってみました。

それこそ「白井ってどんなところ?」を知る絶好の場と思い、見てきました。この旅の目的がまさにそれだったので。

学校で習う「ごんぎつね」に出てくる道具として大八車とかわら縄とか相当品が並べ立てられていました。特にごんぎつねと縁がある訳ではなく、学校の授業に役立つようにという意図のもとで企画されているようです。

そして「逆刃刀」なるものが特にクローズアップされる形で展示されていました。

刀の「刃」と「峰」が逆で、普通に切ろうとしたら「峰打ち」になるというわけですね。マンガの世界だといって話題になったのだそうですが、残念ながら刀剣扱いにはなっていないようです。

撮影禁止につき関連資料(逆刃刀)のみあげています。

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▼文化センターを出て周辺の敷地です。

「芝桜」の看板があり、この時は冬だったので花のない木が延々と続いていましたが、桜の季節になると、すっかり桜並木となるそうで、白井の桜名所の代表的な一ヶ所ではないかと思います。

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▼白井市役所の裏手に位置するこの場所に、この白井消防署があり、1979(昭和54)年竣工とありました。

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▼白井総合公園を出て、再度白井駅へ向かうところにこんな倒れそうな看板がありました。

足下を見てみたら…

相当危ない感じでした。よくこれで支えられてるな、と。

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▼白井市文化センターで取ってきた資料の一部です。

千葉県で自治体等の場所を表現する時に「チーバくんのこのへん」などと指し示すのが千葉あるあると聞いた事がありますが、ここ白井市はチーバくんの鼻の付け根あたり、という事になるでしょうか。余談ですが、先日某所でチーバくんの実物をたまたま見る機会があり、本当に見事なほどに真っ赤でした(笑)

市章が意外と色々な意味がうまく込められたものになっているなと感じます。「白」の漢字をイメージしたもので、外周に「し」の字、内側に「井」の字をイメージしたものが織り込まれていたりします。

そしてやはり「梨」が名産の街らしく「なし坊」という実にシンプルなネーミングのキャラがいました。一般公募で選ばれたもので、1995年に誕生しています。そしてこのなし坊には家族?がいるようで、おじいさん おばあさん おとうさん おかあさんと女の子のキャラもいました。

市制施行は2001年とあり、それまで印旛郡白井町という郡部の町でしたが、2000年に人口が50,000人を突破し、そのまま市へと移行しています。

この1枚で白井市が色々知れて良かったです。

もう1枚は白井の歴史の歩みをまとめたものがあり、これももらってきました。

縦長画像を縦に貼れず横向きになってしまい見苦しいことをお詫びいたします。

また画像も小さく内容が見えづらいですが、文章の先頭が〇になっている部分が白井に関連する内容との事で、旧石器時代から関連する遺跡があるようです。

江戸時代の享保年間には将軍吉宗が複数回「鷹狩り」を行っていたようです。江戸時代は「鷹匠」などいたりして、人と鷹はそれなりに密接な関係があったのてすね。今からあまり想像はつかないのですが。

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▼最後は前回記事でふれた「しろい七福神」のマップです。

これは便利ですね、効率よく七福神を制覇できるというものです。

しかし結構広範囲に及んでおり、駅の近くにあるものがあまりないようで、そういう意味でしんどいかもしれません。

そして残念ながら白井市にはレンタサイクルがないようです。レンタカーでめぐるしかないのかも…

それでもこのようにして巡るべき支場所がある、というのはそれだけ旅の価値があるというもので、この白井の街に色々と観光する場がある事を知れて本当に良かったし、やはり実際に訪ねてみないとなかなか分からない部分があるものだなとつくづく思いました。逆に行けば行くほど色々と見つかり、また他の見たい場所が増えていってしまう「旅あるある」にも陥りました。

とにかく「白井って何があるんだろう?」が疑問でしたが、もしも同じ事を思った事が居られるならば、参考にして頂ければ非常に幸いです。

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2019年6月 5日 (水)

千葉/白井① しろい七福神とそろばんと 

千葉県白井(しろい)市、 北総鉄道/白井駅からの旅です。

(2019年1月当時)

▼白井駅の駅記事は2011年8月訪問時のものですが、この辺りは駅前のほんのわずかな所しか歩いておらず、街の記事をupし辛い状況にあり、今年の1月に7年半ぶりに再訪しました。今回記事の写真はその2019年1月当時のものとなります。

駅記事と時期が同じではありませんが、再訪時は初回とさほど雰囲気が変わっておらず、違和感は特にありませんでした。

まず最初に白井駅の両サイド出口への案内となるマップです。

両出口の周辺に何があるかを大体これで確認した訳ですが、公共施設系が中心で、観光要素が感じられなかったので、Google Mapで観光名所を検索しました。徒歩圏域は街の風景がただ続くだけで、これといったものは見つけられそうになく、バスを利用する事としました。

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▼駅前南口へ出てきました。

駅記事にありますが、駅を出て左へ曲がると南口になりますが、まずは長い線路を横切る橋を渡って、そしてこの広場スペースに行き着きます。

噴水みたいなのがありましたが水は出ていませんでした。

そして円形の噴水?の向こうには「梨の泉」と名づけられた水溜めのようなスペースがありました。手前の噴水含め「梨の泉」のようですが、その噴水部分には直径1mもの御影石の球体があり、水が流れている時は「梨が洗われているよう」だそうです。

白井市はづくりが盛んで、その生産量は日本屈指であるといいます。日本の都道府県で梨生産量の最も多いのはやはり千葉県で、平成28年時点で全体の10%を越えて(13%)います。2006年度の資料ですが、自治体ごとの生産ランキングでは白井市は全国4位でした。

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▼白井市のマンホールです。

色違いバージョンも見つかりました。

やはり梨の生産がアピール材料であり、真ん中にドカンと据えられていました。外周は市の花である「さつき」と思われます。ちなみに市の木は「シイ」であり、梨ではありません(笑)

カラーバージョンが複数種あるケースは結構珍しいと思いますが、観れてラッキーでした。

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▼噴水の部分の写真で向こうにチラッと見えていたのが、このスーパーチェーン「マルエツ」で、東京を中心に関東に多数の店舗を有し、東京143店舗に対して、千葉県内では50店舗を有しているといいます。

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▼白井駅南口の実質的な駅前通りです。

高い枯れ木に挟まれた、やや幅の狭い道路に沿って色んな建物が並んでいました。

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▼バスのりばに戻って、周辺の様子です。

のりばとしては「ちばレインボーバス」1番(JR西船橋駅行き)2番(鎌ヶ谷市市役所行き)のりばがあり、これ以外に「白井市循環バス」というコミュニティバスがあります。空に架かる虹を思わせるどこかメルヘンチックな車体は癒しの雰囲気でした。

そしてここから乗ったバスは2番のりばから、鎌ヶ谷市役所行きの便に乗りました。

1時間に1~2本程度でしたが、この辺にでも行ってみれば何かあるかな??と思い、乗ってみたものです。

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▼白井駅からバスに乗る事約7分、行き着いたのはここでした。

バス停名にして「本白井郵便局」です。

色々あった末に降り立った所です。なんでこんな所に降りたんだよ?という感じですが…

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▼実はこの本白井郵便局バス停に着いたのは偶々で、ここへ下りた必然性は全くありません。

元々日帰り温泉の付近へ行きたかったのですが、乗った路線のバスが間違っていたようで、急に思っていたのと違う方面へ進み出したので、オーバーしすぎない程度に降り立ったのがここだったという訳です。本当にこの白井市という所は、観光名所とかご当地ならではの何かを探しづらい街でした。

結果少々オーバーしてしまったので、とりあえず白い駅方面に最悪徒歩で戻る事も想定しつつ、少しずつ戻っていきました。

まず降りたバス停付近ではこんな感じの昭和な掲示物が遺っていました。いちばん下の分など、顔がもはや錆色になってしまっていますが、元の色を知るべくもない状態でした。

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▼昭和な看板のすぐそばに、昭和に建てられたであろう崩れんばかりのこの建物がかなり印象的でした。

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▼歩いて程なく日蓮宗の「秋本寺」というお寺に出くわしました。

秋本太郎左衛門尉勝光という武将によって1303年に開山されたという歴史あるお寺で、開山者の名字を取って寺の名になるって結構珍しいのでは?と思いましたが、白井市では唯一の日蓮宗寺院です。

そしてここに幟が立っていました。 「しろい七福神」と。

ここでやっと観光的な要素をこの白井市に見出す事ができました。

「七福神めぐり」ができるではないか!と。

たしかにできます。市内各寺院に七福神が点在しており、ここ秋本寺には毘沙門天がいます。

その他詳細はコチラ

白井に旅の要素が見出せてなんとも安心しました、色々行って見るものだなと。

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▼更には、このような年季の入った建物に出くわしました。

右読みの看板です。 「銅鐵板金」とあり下に「建築請負」とありました。

検索しても全く出てません。いつ稼働を閉じたのか全く知る術もありませんでした。

両サイドの銅板イラストのようなものも何気にインパクトありますが、こんな建物が残り続けている事が貴重の一言でした。

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▼更に駅方面へ向かって歩いて行く途中にこの「そろばん博物館」がありました。

こういうのこそ、ご当地ならではという感じのものに出会えたというものでした。

幹線道沿いの一角にポツンとある実にこじんまりとした建物でした。

2011年の5月に開館してまだ8年という意外と歴史に浅い建物でした。

中にもチラッと入りましたが、帳場みたいなのとそろばんが色んな種類のがありました。2Fの展示コーナーだとじっくり見れたと思いますが、他のお客さんが偶々結構来ていて、狭苦しい感じもあって、ちょっと覗いただけで金も払わずに出ていきました。

【白井そろばん博物館】

住所:千葉県白井市復1459-12

電話番号:047-492-8890

利用時間:10:00~16:00

休館日:月・火曜日(祝日の場合は開館)

入館料:大人300円、学生200円 幼児無料

HP:https://www.soroban-muse.com/

アクセス:JR白井駅より徒歩約25分

     白井駅より千葉レインボーバス「白井」バス停徒歩1分

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▼そのそろばん博物館からわずか50mの位置にある「白井」バス停です。

そこには、そろばん博物館のベンチがありました。

とりあえず白井市にて観光できるものが見つけられたのが、第一の収穫でした。

一旦ここで白井市の旅記事を〆ます。

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2019年3月10日 (日)

千葉/香取 佐原・雨に濡れた水の街

千葉県香取市、JR佐原駅からの歩き旅です。

(2011年2月当時)

▼まずはマンホールから。

ここは香取市ですが、旧・佐原市時代のマンホールでした。佐原は「さはら」ではなく「さら」です。今はこの「さわら」が「かとり」に置き換わっているかもしれません。

市の花あやめが描き込まれていますが、これは現香取市でも同じ市の花だそうです。

他に描き込まれているのは「水郷 佐原の原風景」をコンセプトにしたもの、だそうです。

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▼佐原駅南口からの駅前道路にあたる部分です。

そんな高い建物はなく、商店街という感じでした。

観光地は駅から少し歩く事となり、この辺りは普通に街の一部でした。

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▼上の写真から少し進んだ所で、佐原駅から100m程の地点です。

かなり建物的に渋さが増してきていました。

向こうには大きな鳥居が見えてきていますが「諏訪神社」の鳥居で、ここから参道的な道路になっていきます。といってもきわめて普通の道がしばらく続くのですが…。

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▼上の写真の交差点を左折し、東へ100m強歩いた地点です。佐原駅からだと200m強になるでしょうか。

「東通り」という事で、商店街独特の街灯と小さな幟が並んでいました。

「佐原の大祭」という関東三大祭のひとつと称される祭りがあり、そこでの秋祭りで沢山の山車が登場し、かなり華やかなものとなっていて、この幟に「大楠公」と記されているのは、大楠公=楠木正成の大人形の山車が現われる事と関係がありそうです。

楠木正成というと関西系で、この関東地方の佐原と何か関わりがあるのか?と思い調べてみましたがよく分かりませんでした。祭りの山車には様々な人物を模したものが現われますが、なぜ正成なのか?謎のままでした。しかもこうして商店街の幟にまで出てきているのに。

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▼だいぶ渋い建物が並ぶところへ出てきました。

手前の円城寺本店というてものはかなり渋いですね。看板にあたる面の形がレトロでした。これ以外にもコンクリートの渋い建物が続いていました。

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▼更に渋い街並みが続き、よりしっかりした?建屋群が続いていくここは観光客で賑わう辺りで、佐原駅から南東へ徒歩10分程度の地点です。

バス停の標識が3本立っていましたが「新橋本」とか「忠敬橋」とかありました。佐原といえば…というぐらいの象徴的存在の伊能忠敬の記念館が近くにあります。

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▼佐原の町並、として案内板がありました。いよいよもって観光地という感じで、見ておりました。

思った以上に賑わっていて、当初はそんな観光地だと思ってここまで歩いてきた訳ではなかったので、嬉しい誤算でした。

江戸末期の書物によると、佐原は下利根附随一の繁昌の地なる記載があったそうです。川がある事で水運が栄え、昼夜止むことなく狭い川を船が先を争ったとの記載もありました。そんなサバイバルをこの川でやっていたのか…と、今はのどかな川を見つめて思いました。

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▼モダンとよばれる建物もありました。

「佐原三菱館」という1914年に建てられた旧三菱銀行の支店だそうです。銀行支店の役割を終えた後、当時の佐原市に寄贈され、1991年には千葉県の有形文化財の指定を受けたという建物です。現在は観光案内所として使用されているとか。

旧ソウル駅舎のようで、どこか東京駅っぽさもあり、目に入ると大抵惹かれるだろうな、と思わされる建物です。

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▼この佐原地区の町並観光地のメインともいえる、小野川を挟んだ街の様子です。

当時のこの川幅がどの程度であったか分かりませんが、江戸時代はここでいろんな船が我先にといわんばかりにひしめき合っていたのかと思うと時代の変遷を思わずにいられず、そんな想いでこの川を眺めておりました。

このエリアをもつ佐原の街は、色々と呼び名があるようで、

  • 北総の小江戸
  • 水郷の街

などと呼ばれ、この小野川沿いの町並は、関東地方で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に認定されています。他に関東では5ヶ所ほどしかなく(千葉県ではここだけ)、そんな貴重な街のひとつとなっています。

更には「平成百景」というものにも指定されており、どこもそこそこ名の知れた日本の景観のある所で、また「日本遺産」にもしてされ、そのようなもののひとつに選ばれているというのは、ここはやはり本物の観光地という事を感じます。

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▼ここに写っている中村屋商店の建物の辺りが市街地と古い街並みを繋ぐ場所になりますが、この建物の辺りの写真がどこから撮ってもいい感じで、撮り所としておススメと感じます。

この商店は江戸末期1855年の築といわれ、横にある白壁の土蔵は1892年の築といわれており、いずれも築100年を超す歴史ある建物です。右から読む商店名も当時からのものでしょうか。

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▼小野川沿いの佐原の町並を歩道目線で撮ったものです。

この時は雨降りだったので、歩道も濡れて光っていました。それで全体的にダークな雰囲気になっていました。

緩い曲線もあれば、きつい曲線もありで、メリハリのついた町並でした。

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樋橋(とよはし)とよばれる、小野川との町並の中で、象徴的な橋です。

別名をジャージャー橋といい、橋の部分で水が川に向かって落ちていく仕様にされ、今の姿になったのは1992年の事で、後年「日本の音風景100選」に選ばれています。

元々は農業用水を水田へ送るため小野川に架けられた樋であったものが、人の渡る橋へとなっていったという事です。

AKB48の「言い訳Maybe」という曲にこの橋が出てきます。メンバーが次々と自転車で渡っていきますが、このシーンでは晴れていたので、この下の写真とは全然違うもののような印象を受けました。

橋のたもとにある「天候不順のため欠航 」とあるのは、この川の観光遊覧船の事であり、通常は10:00~16:00の間に行なわれていて、約30分を1,300円でめぐるというものです。

天気が良ければ川を船がめぐる姿が見られたかもしれませんが、結構な雨が降っていて叶いませんでした。

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▼街並みを歩いていて横目に見える「伊能忠敬記念館」です。

佐原といえば伊能忠敬、というくらいの象徴的な存在で、この町並とともに観光名所として一体化しているのが、この記念館です。

残念ながら中には入りませんでしたが、伊能忠敬の生涯に迫り、また忠敬の業績といえる「伊能図」を余すところなくご紹介、とありました。また、地図の歴史にも迫るコーナーもあるとか、行っておけばよかったな、と少々後悔しました。

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▼伊能忠敬記念館から小野川を挟んで向かいにある「伊能忠敬旧家」です。

この母屋は忠敬自身の設計といいます。

伊能忠敬は現在の千葉県にあたる地の生まれではありますが、九十九里の生まれであり、伊能家へ婿養子に入る形でこの佐原へやってきたといいます。

当初は家業の醸造に勤しんでいたといい、勝手に生粋の測量家かと思っていましたが、測量に興味を持つようになったのは48歳ごろと「人生50年」の時代において、かなりの「御年」ではなかったかと思います。

江戸へ出たのは50歳の時で、測量を始めたのは55歳で、随分と大器晩成というか、今でいうと80歳くらいで物事を始めるようなそんな感覚でしょうか。とにかく年齢の割にかなりのバイタリティーを持った人物だったのだな、と感服せざるを得ませんでした。

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▼最後はここ、伊能忠敬旧宅の庭にあたる部分です。

「この一歩から」の碑文が心に沁みました…

日本全土の測量という大事業を成し遂げた人物でも、最初の一歩がなければ達成しえない事である訳で、この一言がすべてを物語っているな、と感じざるを得ませんでした。

伊能忠敬と佐原の街とでお届けしたこの香取市、千葉でも指折りの観光地と思われ、派手な所ではないと思いますが、歴史や町並を楽しみたい方にはうってつけの地だと思います。

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2018年12月21日 (金)

東武/流山おおたかの森駅 (千葉県流山市)

千葉県流山市東武/流山おおたかの森駅です。

流山市ではJR南流山駅をupした事がありますが、この駅はつくばエクスプレスも通っていて、今回の流山おおたかのもり駅はこの沿線にあります。

-つくばエクスプレス・東武/流山おおたかの森
【路線】つくばエクスプレス線(秋葉原-つくば間)
    東武野田線(大宮-船橋間)

【開業】(共通)2005年8月24日
【訪問】初訪問-2012年5月
【1日あたり平均乗車人員】 つくば-36,491人/日(2017年)
                  東武-56,910人/日(2017年)

【近隣の都市駅】(秋葉原方面)南流山駅→2駅 
           (つくば方面)守谷駅→3駅
           (大宮方面)野田市駅→5駅
           (船橋方面)柏駅→2駅

●駅名標

ながれやまおおたかのもり

ひらがな字数にして実に12文字の長い駅名です。

流山市には流鉄/流山駅という市名そのものを名乗る駅が存在しますが、この駅はあまり利用者数は多くなく、この「おおたかの森」駅の方が桁違いに多い形となっています。流山→南流山→当駅へと利用者数が流れていってるといいます、さすがは「流」山だと思いました。

「おおたかのもり」ってなんだ??って話ですが、実にそのまんまで「大鷹が生息する森」からきているそうです。当初の公募案の名称は「流山中央」であったといいます。

2005年に開業した新しい駅で、つくばエクスプレス開業が2005年8月24日で、これに合わせて開業した訳ですが、東武野田線としてもこの時に新設された形となります。

2017年に別の新駅が開業するまで12年間は東武では最新の駅で、野田線では今でも最新の駅であり、まだ13歳の若い駅です。

ちなみにこれは東武の駅名標です。

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●ホーム

これも東武のホームで改札のない側の様子です。

ちょうど電車が離れていくところです。

ここに写っている車両は東武野田線のもので、いかにもエクスプレスな感じではないものでした。

ホームは2面2線で、つくばエクスプレスは2面4線、共用ではなく別の場所にあります。

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●ホーム2

東武駅の改札側のホームの様子です。

幅の広いホームとなっていますが、東武ってホーム幅が広かったり駅名標の幅がワイドだったり、何かと幅広い?なと、よく思わされます。

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●階段とエスカレータ

これを上がって改札へ向かいます。

つくばエクスプレスへの乗換は改札を一旦出てからとなります。

若い駅だけにきれいです。この時が2012年5月なので、まだ7歳にもなっていない頃の駅の様子です。

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●ホームを見下ろす

階段を上がった後の窓からホームを見下ろした形です。

ホームの真上は屋根が広く覆われていますが、間の線路の部分は両端をつなぐものだけが断続的に存在していました。

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●東武駅舎

右肩下がりのサイドの駅舎です。ちょっと体育館っぽいというか。

テラスではありませんが、それっぽいものが装飾されていて、このサイドでは青色のものが施されています。

駅前広場は森の中っぽい雰囲気でした。

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●東武駅舎2

今度は反対に右肩上がりのサイドです。

窓の下の施しはこちら側では赤色になっています。

色違いになっているとはなかなか凝っていますね。

駅前広場の様子を見ると、こちらの方が明らかにメイン側という感じでした。

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●つくばエクスプレス駅名標周辺

さて、ここからはつくばエクスプレス側のホームの様子から入りたいと思いますが、先ほどの東武が2012年5月の様子ですが、ここからの写真は2017年5月当時の様子となります。

駅名標は赤バックに白抜き文字です。

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●沿線地図

真ん中やや左下から右上へ赤く伸びているのが、つくばエクスプレスの沿線となります。

真ん中左下が秋葉原駅(東京駅からJR山手線で2駅)で、これを右上に青矢印で辿った先にあるのがここ「流山おおたかの森」駅であり、東京からこんなに近い訳です、と言いたい訳です(笑) 両隣は共に長い駅名で、長い駅名が続く沿線となっています。

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●ホーム

高架ホームで、東武と違って線路上にあたる部分もかなり屋根で覆われています。

濃いブルーの柱や梁が印象的なホームです。

先述通り2面4線のホームで、それぞれ1面2線ごとに上り下りが割り当てられています。

そしてホームに柵が施され、自動開閉型になっています、さすがはつくばエクスプレス。

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●階段

高架ホームを降りていく様子です。

新しい駅だからかスタイリッシュです。

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●出口

駅を出て、階段を下りる所です。

降りた先には広場が広がっていますが、階段のサイドが波状になっていてデザインとして面白いと感じます。

エスカレータの屋根部分も曲線状で、曲線がふんだんに利用された駅といえます。

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●パネル展示

駅前のショッピングセンターである「おおたかの森S.C.」の開業10周年を記念して、広場周辺の様子等がパネル展示されていました。

このショッピングセンターが開業したのが2007年の事で、駅の開業から1年半くらいの頃でした。この訪問時が2017年で、開業10周年だった訳です。

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●つくばエクスプレス駅舎

こちらは高架の豪華そうな駅舎です。新幹線駅のような。

手前の階段がまた立派な感じで、華を添えている感じでした。

流山市って中心地がよく分からない街ですが、駅レベルでいえばこの辺りはかなり賑わっています。

この階段を下りた広場、おおたかの森S.C.ではイベントが催されたりして、ミニライブがあったりして賑わいを見せていました。

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2018年8月 2日 (木)

千葉/八街 やっちまった八街!

千葉県八街(やちまた)市、JR八街駅からの歩き旅です。

(2011年2月当時)

●駅前通り

「栄町商店会」の名前の入った看板に2連の街灯が街に続いていました。

それにしても千葉県というところは、「八」で始まる主要地が多いと感じます。ここ街もですが、日市場(匝瑳市)や、千代市など。末広がりで縁起良さそうです。ひらがなにすると、「やちまた」、「っ」を入れて「やっちまった」となってしまいますが、そこは「八」の字の縁起の良さ優先で

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●カーブする商店街

昭和の香り佇む駅前の商店街色濃いところですが、上の写真より道幅が広そうで明らかな2車線道路でした。

左手前に渋すぎる出で立ちの店が立ち並んでいました。

信州屋は洋品店で、ぽっちはここの商店かい゛の振興組合が運営する店との事で、ここの振興組合のキャラクターもズバリ「ぼっちくん」というそうです。ひとりぼっちじゃないよ、などと但し書きがありましたが…。

ちなみにここの商店街は、昔懐かしいランプ式でした。

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●八街「ほ」

電柱にあったこの文字。

八街には「八街市八街」の「い」「ろ」「は」「に」「ほ」「へ」などが住所として存在するようです。ここはその「ほ」なのです。

千葉県にはこのような形式の区割りが結構あるらしく、大字を大胆にイロハニホなどと振った事が原因といわれています。「お前住所どこ?」「へ」とかそんな会話があったりするのでしょうか?

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●八街駅入口バス停

「ちばフラワーバス」と八街市の「ふれあいバス」の標識がそれぞれ立っていました。

この停留所は八街駅バス停の隣の停留所です。

千葉らしく落花生のイラストが描かれていますが、どこか「バーバパパ」っぽいですね!

ふれあいバスの方は、東ルートとして1日9便あり月~金で運行しており、土曜日は朝便夕便を除いた7本あります。(日曜は運休)

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●けやきの森公園

八街駅から徒歩5分の所にある公園です。

2月の訪問でしたが、うっすら雪化粧の部分もありました。

案内板がありましたが、この八街の開拓は1869(明治2)年だそうで、まるで北海道の開拓かというぐらいの時期だったのですね。八街農林保育園として1990(平成2)年まで使用されていたと記されていました。

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●イラストシャッター

ちょっと裏通りという感じの通りに出てきてみたら、シャッターが軒並みこのようなイラストのあるお店が並ぶ通りでした。

下2枚の上側の写真の手前はキョーレオピンって感じの絵でした。

ひと気は皆無でしたが、イラストのあるせいかゴーストタウン的な感じはありませんでした。

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八街の名所としては、名物である落花生や、また動物にまつわるものも複数あるようで、今度はそんなアプローチからしてみるのも楽しいかなと思いました。

2018年6月 3日 (日)

JR藤沢駅 (神奈川県藤沢市)

神奈川県藤沢市のJR藤沢(ふじさわ)です

藤沢市は、千葉県の中南部に位置し、人口は429,317人(2018.4.1現在)です。いわゆる湘南地域で最大の都市で、神奈川県では横浜、川崎、相模原の各市に次いで県内4位の人口を誇り、「江の島」の存在があまりに有名な市です。

-JR・小田急・江ノ島電鉄/藤沢駅-
【路線】
JR東海道本線(東京-神戸間)
    小田急江ノ島線(相模大野-片瀬江ノ島間)
    江ノ島電鉄線(藤沢-鎌倉間)

【開業】JR-1887年7月11日
    小田急-1929年4月1日
    江ノ電-1902年9月1日

【訪問】初訪問-2004年9月
【1日あたり平均乗車人員】 JR-108,205人/日 (2016年)
                  小田急-164,255人/日 (2016年) 

                  江ノ電-22,769人/日 (2016年)  
                           小田急、江ノ電は乗人員
【近隣の主要駅 (東京方面)横浜駅→3駅  
            (神戸方面)茅ヶ崎駅→2駅
            (相模大野方面)大和駅→8駅
            (片瀬江ノ島方面)片瀬江ノ島駅→3駅
            (鎌倉方面)江ノ島駅→5駅


●駅名標周辺

ここへ初めて訪ねたのが2004年の事でありますが、当時写真が見るに堪えない状態であった為、今年3月に再訪して今回記事用に撮りました。なので今回記事の写真は今年3月のものです。

JRでは東海道本線に属していて、横浜駅からわずか3駅というアクセスの良さで、小田急や江ノ島電車なども通っている神奈川県の拠点駅のひとつです。

新幹線駅からのアクセスでは、新横浜駅から約35分といったところで、やはり新横浜から横浜駅までのアクセス時間が多少かかるので、その分上積みされる格好となります。

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●ホーム

JR、小田急、江ノ島電車とそれぞれで別ホームになっています。

ここではJRホームのカットを載せていますが、JRでは2面4線となっており、他の路線と面線数を合算すると6面8線にもなり、それはやはり大きな駅だな、となります。

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●湘南カラーKiosk

駅ホームのど真ん中にデンと置かれた電車の建物がありました。

これがKioskになっています。オレンジと緑の湘南カラーはインパクトがありますが、JRの電車として真っ先にイメージする柄のひとつではないかと思うくらいですね。それがこのように堂々と立っているのがなんとも印象的でした。

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●ペデストリアンデッキ

関東の都市部の駅前によくある構造ですが、このような2F部分に長い通路が通り、いくつもの階段が下りていて、バスのりばへ下りたり、向かいの大きな商業施設などに繋がったりしているタイプの構造です。

向かいの右側にあるのは小田急百貨店です。小田急百貨店と聞くと、神奈川県中心に手広く展開しているのかなと思っていましたが、調べてみると百貨店では新宿と町田とここ藤沢のみで、神奈川県ではここしかないという事実に驚きました。

ちなみにこの小田急百貨店は今月から全面改装が行なわれ、来年春に開業予定だそうですが業態転換になるほどのレベルの改装だそうです。

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●取り囲む通路

2F通路はかなりの長さで駅前広場1周分をぐるっと囲むように続いています。

高層ビルが立ち並び商店が数多く、タクシーもですがバスも多数行き来しており、さすが都会というその一言でした。

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●駅前通り

東京の都市部の駅前の通り同様に、駅前の通りが高層ビルに挟まれて各商業施設が両サイドに並び続け、という風景が広がっています。

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●藤沢駅 駅舎

2F出口からの通路がかなり広くて、駅の全貌を撮るのが難しかったのですが、駅舎から距離を置いて撮れば全体像が大体分かるかな?という感じで撮れました。

江ノ島電車では鎌倉へ行けますが、この路線は40年ほど前に廃止間近で風前のともしび状態でした。そんな折、往年の人気TVドラマ「俺たちの朝」で沿線駅が舞台として使われた事で、人気を吹き返し現在も存続しています。このドラマがなかったら今頃、この記事でもこの路線について触れていなかった事と思います。

また、小田急ではここから3駅の「片瀬江ノ島」駅から江の島まで歩いて行けます。

江の島=藤沢市というのがなかなか結びつかないかもしれませんが、江の島へのアクセスはまずここ藤沢という事で。

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2018年3月24日 (土)

千葉/銚子 海辺の街としょうゆソフト

千葉県銚子市、JR銚子駅からの歩き旅です。

(2011年2月当時)

●駅前通り

銚子駅前のメインの通りです。

幅の広い道路が通っていてかなり都市感のある雰囲気でした。人口6万の街の割には都会って感じでした。やはり観光地的な要素が強いからでしょうか。

沿線が普通に流れる都市という感じが続いていく中で、この銚子というシーサイドな、街なかを外れた感じが観光地な感じなのでしょうか。

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●しおさいの郷

と銘打たれた観光案内板が出ていました。

先っぽほとんどが海に面している感じで、街も海の近くに広がっていて、拡大されているのは銚子駅付近です。海を眺めるのが必然ともいうべきか。

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●醤油工場

千葉県で醤油といえば、野田が有名ですが、ここ銚子も駅前に複数の醤油工場があって、これもそのひとつです。レンガ塀に大きなサイロが特徴的です。

野田と銚子で醤油づくりが盛んなのは、どちらも利根川が流れていてその水運が関係しているそうです。江戸時代からその流れを利用する形で発達し、また千葉県で全国の醤油の40%を生産しているそうです。

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●路地裏

細い路地に出て風情のある空間へ。

昭和時代もこんな雰囲気だったのでは?と思わせる通りでした。

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●銚子商工会議所跡

銚子商工会議所は1936(昭和11)年この地に千葉県下初の商工会議所として誕生したもので、1980年までここで活動し、以後別の地へ移転して現在に至るといいます。

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●銚子港利用規制案内図

という事で銚子港まで来ました。

ここではプレジャーボートの係留禁止区域の表示などされていました。

銚子漁港は年間水揚げ量が日本有数レベルで、2011~2013年の間は3年連続で1位を記録したベストオブ漁港です。2013年は214,000tあまりで2位の焼津漁港は160,000tあまりとかなりの差をつけてのトップを記録していました。

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●港に停まる船

とにかくたくさんの船が停まっていましたが、船っていろんな線?が複雑に入り組んでいて、写真を撮るには実に絵になるなと感じさせられるものです。

水揚げ港日本一の漁港だけに船の数もハンパないというところですし、漁業というものがまだまだ活発に行われている事を感じさせられます。

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●伊勢神宮

千葉県にあった伊勢神宮です。

いわゆる「お伊勢さん」といわれる神社は「神明社」というもので全国に4,000も5,000もあるといわれています。これもその中のひとつでしょうか、その中でも伊勢神宮と称されているところです。三重県の伊勢神宮を総本宮とする神社ですね。

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●シーサイドロード

漁港とは違った雰囲気の海沿いの道です。

海伝いに町が展開されていて、海辺の風景も場所によって全く違った顔を見せてくれます。

そしてこんなブリッジも見えたりします。

これは「銚子大橋」というもので、橋長1,200m余りの巨大な橋であり、県を跨いで茨城県神栖市と繋がっています。この橋の向こうは茨城県なのです。

1962年に開通した当時は国内最大級といわれていました。当時の総工費で8億5千万円だそうで、これを当初30年で償還する予定であったものが、予想以上に交通量が多く結局12年で償還されたそうです。

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●ボンビー石造

桃鉄の貧乏神・ボンビーの石造が何故か銚子駅前にありました。

桃鉄やっててこれが出てくると嫌な気分になりますが、進むにつれてキングボンビーやメガボンビーなどシャレにならないものが出てきて、それらを見るとこのノーマルなボンビーはかわいく見えるものです(笑)

で、これは上に鳥が載っている「鳥バージョン」という事ですが、犬版も猿版も他の場所にあるそうです。ハドソンと銚子電鉄が提携してこれを造り、沿線駅にもあるそうですが、このように街なかにもありました。

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●しょうゆソフト!

最後はコレです。

かまぼこでお馴染みのヤマサですが、ここ銚子では醤油工場があります。

そしてここの名産ともいうべき?この「しょうゆ味」のソフトクリームが銚子駅前で売っていました。

しょうゆとソフトクリーム??と想像もつかずにためらいましたが結局買って食べました。クリームを食べながらほんのりと醤油味が感じられ、意外とマッチしていました。全然ありですね!銚子以外の別の街でもあるようですが、個人的には銚子=このしょうゆソフトクリームですね。ヤマサ醤油の工場見学センターの売店で売っています。

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2018年1月24日 (水)

千葉/旭 ミヤスズの在りし頃

千葉県旭市、JR旭駅からの歩き旅です。

(2011年2月当時)

●旭の風景

を材料とした写真コンテストのポスターがありました。

朝日の風景ではなく、「旭」の風景です。

この時が2011年で第2回を迎えていましたが、ネットで調べる限りでは「第3回」までし確認できず、第4回からはやってないのかどうなのか…??

ちばてつや先生のマンガが印象的なポスターでした。ちば先生と旭市の関わりですが、お父さんの出身地がここ旭で、また先生が中国から引き揚げの時に1年間過ごしたのもこの地だそうです。

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●ミヤスズ旭店

という旭駅前のショッピングセンターがありましたが、インパクトが大きかったです。上からせり出す感じの迫力が!

この時は現役で稼働している店舗であったようですが、2013年9月に破産手続きに入ったとの事で、この当時は前に車は停まっていたし、室内には蛍光灯の明かりが見えていたしで、稼働している様が窺えました。

よくこんな佇まいの店舗が残っていたなぁ…と思いましたが、この2年半後には破産を迎えていたとは、、この記事を書く今この時期になった初めて知りました。銚子やここ旭など千葉県内13店舗があったといいます。今の姿はどんなやら…破産のニュースを知るとまた行ってみたくなります。

何せ、千葉県の旭って何を見たんだっけ?あんまり覚えてないや…と思っていましたが、こうやって見返して、この店が強烈に記憶に残っていました、「この店のあった街か!」と。旭で最も印象的な風景がコレでした。

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●商店街

「しんちょう通り」と記されているフラッグが街灯ごとに立ち並ぶ商店街です。

冷たくシャッターに閉ざされた店が多かった事…、これが7年ほど前の姿ですが、今ではもっとそれが加速しているかも。

この写真の最も手前のお店からしてシャッターに閉ざされて「管理」の文字が…。

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●マンホール

旭市のマンホールです。

まさにそのものですが「あさひ」ですね、サンライズ。あとは市の木、市の花であるクロマツとアジサイが描かれています。

つばきも市の花のようですが、ここには書かれていないようです。つばきがあれば、つばきと日の出の太陽で、”つばきファクトリー「初恋サンライズ」”になるのですが(ならない…)、昨年末日本レコード大賞の最優秀賞を獲ったグループです。

真ん中左端水平線の上にちょこっと何気に灯台が描き込まれていて、あまりの何気なさが渋すぎて、カラー版でこのマンホールの絵を見るまで全く気づきませんでした。

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●商店街2

ここはまだ割と開店している店が多かったかもしれません。

ここのフラッグは「GINZA」とありました。旭銀座とよばれる辺りで、「銀座」といっても東京・銀座以外にもそう呼ばれるエリアは日本にいくつとなくあります。ここもその一つなわけですね。

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●告白!

銀座通りのフラッグをアップで見たら「好きです」とありました。「好きです この街」と人魚の姿で(笑)なんだかパチンコのマリンのやつみたいでした。

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●竹下稲荷神社

旭駅から南西約200mの地点にありますが、由緒由来は不明だそうです。

稲荷神社はこんな感じで朱の鳥居が続いていて見栄えがいいですね。写真映えします。

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●旭市民会館

駅からまっすぐ至近にある施設です。

市民会館って駅と程よく距離があったりするもんですが、ここはかなり近くにあります。

コンクリート色まんまの建屋が渋すぎて語彙力…という感じですが、時の流れが停まっている感満載でした。

この当時駅の真ん前からして工事がお盛んな様子でしたが、どれほど変わったものでしょうか?そういう意味でもまた再訪したいものです。

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旭市で次行きたい所…「屏風ヶ浦」です!

2017年12月10日 (日)

千葉/袖ヶ浦 大きなカニが空高く

千葉県袖ケ浦市、JR袖ヶ浦駅からの歩き旅です。

(2011年1月当時)

●駅前通り

さて、駅記事では"町の写真はまたの機会に。"なんて書いていましたが、それが2011年3月の事で、6年半かかってようやくその街の記事を今回upする事になりました

駅前の通りは、少し広めの道路がまっすぐ伸びて、曲線を描いた街灯が両サイドを埋めていて駅前通り感はありますが、建物があんまり立っておらず、閑散とした感じでした。先日あげた同じ千葉県の柏駅とは全く様子が違っています。

しかしこれは2011年当時の姿で、現在はまず駅舎が当時のような小さいものではなく、大きくユニークな形のものへと変わっていました。2014年に新駅舎ができたようです。6年行ってないうちにだいぶ変わったようで…、この駅前もこの景色から変わっていってるのでしょうか?

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●マンホール

袖ケ浦のマンホールです。

真ん中の市章を中心に両サイドに2つの丸があり、あとはこれ以外にいっぱいに広がっているという構成で、両サイドの間の左側は、梅の木にとまる市の鳥ウグイスで、右側は市の花のヤマユリだそうです。その他いっぱいに広がっているのは市の木である椎の葉と実だそうです。「市の〇〇」で固めたタイプの構成ですね。

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●袖ヶ浦郵便局

袖ヶ浦駅前の道路を道なりに500m程進んで行った所にあります。方向は南東気味で、駅前からの道路は曲がる事なく進むのですが左へカーブを描きながらの直進となります。

この時が1月3日であったので、年賀状の返しでポストに入れに来る人が少なからずでした。

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●福王台交差点 歩道橋

袖ヶ浦郵便局を南東へほんの少し進んだ所、この交差点に行き当たり、幅の広い道路とこれを横切る長い歩道橋がありました。この道路は国道16号線です。

下の写真はその歩道橋を上がったところです。

駅からこうして来ましたが、袖ヶ浦で見た景色らしい景色って、この歩道橋の上からの様子くらいかな、というところでした。駅から歩いてさほどかからない範囲、という制約もあったので、ただ目に飛び込んできた風景を撮るのみでしたが。

歩道橋の向こうには商工会館が見えます。

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●歩道橋から(北)

先程の歩道橋の上から国道16号線福王台交差点より北側の風景です。

ここから見渡すこれらの景色が今回の袖ケ浦の風景のメインになりますが、歩道橋から道路を見下ろすとなんでも絵になるような気がしました。

チェーン店をもつ飲食店が点在している感じでした。向こうに遮るものが何もないのがまた景色として良かったかもしれません。

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●歩道橋から(南)

上の写真と反対方向で福王台交差点から南へ向かってのカットです。

なんといっても、巨大なカニが空にハサミを向けているこれがインパクトありました。個人的に袖ヶ浦といえば、このカニが真っ先に浮かぶくらい、頭の中に刷り込まれています。

ここは「活き活き屋」という海産物販売のチェーン店です。当初はここの地場のお店かと思っていましたが、調べてみると千葉県内で展開しているチェーン店で、県内の木更津市に本社機能を持ち、木更津市2ヶ所と東金市に、ここと同様のスタイルのお店があります。

この形態のお店はここ含め4ヶ所という事で、それなりに地場のお店かもしれませんが、袖ヶ浦で見た最もインパクトのあるものがこれでした。

街をバックにして、カニの存在感が!

袖ヶ浦駅から南へ駅前の道路を道なりに500m程進み、「福王台」交差点で右折してすぐの所にあります。 

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●活き活き屋

へ下りてきてのカットはこれだけですが、2匹のたぬきが並んでいました。

ドラえもんがタヌキと間違われるのはなんだか分かる気がしました(笑)

ここまでしか行けませんでしたが、そんな袖ヶ浦で観光するところは……、

「袖ヶ浦海浜公園」というのがありました。こちらは駅から南側ですが、海浜公園は逆に北側へ2kmほどの所にあります。高さ25mの展望タワーもあって、街ゆ東京湾、富士山なども見下ろしたりできるというので、今度袖ヶ浦に来る事があれば、そこへ行ってみたいなと思います。

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2017年12月 9日 (土)

JR柏駅 (千葉県柏市)

千葉県柏市のJR・東武/柏(かしわ)です

柏市は、千葉県の北西部に位置し、人口は420,824人(2017.10.1現在)で、Jリーグの柏レイソルでお馴染みの街ですが、人口はずっと増え続けており2010年に40万人の大台を突破して現在42万あまりいる「中核都市」です。

-JR・東武/柏駅-
【路線】
JR常磐線(綾瀬-取手間)
    東武野田線(大宮-船橋間)

【開業】JR-1896年12月25日
    東武-1911年5月9日

【訪問】初訪問-2007年8月
【1日あたり平均乗車人員】 JR-124,190人/日 (2016年)
                  東武-144,666
人/日 (2016年) ※東武は乗者数
【近隣の主要駅 (綾瀬方面)新松戸駅→3駅 
           (取手方面)安孫子駅→2駅
           (大宮方面)野田市駅→7駅
           (船橋方面)鎌ヶ谷駅→7駅


●駅ホーム

ここへ初めて訪ねたのは2007年8月の事ですが、2017年10月再訪時の様子を中心にお送りします。

ハングル表記もあるんですね。「フト」と書いて「か」です。

隣駅表示が松戸と安孫子というここと同じ千葉県の市の代表駅となっていて、3つ続く格好となっていますが、これは常磐線快速のホームです。

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●東武駅名標

これだけが東武のカットで他のホーム関連の写真はすべてJRのものですが、これは移動の時に乗換えた際に撮ったものです。東武野田線では利用者数が最多の駅です。

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●ホーム

JRのホームとしては2面4線です。

屋根のあるエリアが長く続いています。さすが首都近郊の駅ですね。東京駅までは約40分で着きます。

ホーム上にNewDaysの売店が入っています。関東の駅といえばNewDaysそんなイメージですね。

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●駅周辺図

東葛飾高校というのが見られますが、この辺りはいわゆるその東葛飾地区といわれ、その辺りの中心地とされています。

大都市の真ん中の駅という感じで逆に、ここならではというものをあまり窺い知る事ができませんでした。この辺りどこでもそれなりに都会やん、という平たく言えばそんな感じです。

それぞれの駅に行ってそれぞれに感じるところはあるのですが、こうやって記事にして写真をあげてみると、関東の首都近郊の駅に対しては同じような文言を書いてしまいます。

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●定点対比

上が2017年、下が2007年の様子です。

基本構造は変わっていませんが、住友信託銀行が三井住友信託銀行になっていたり、業界再編の歴史も感じさせる対比になっています。偶然なんですが同じような場所を撮っていました。

あとはかつらのお店と消費者金融がずいぶんと存在感のある通りだなと思わされますが、2007年ではアデランスとアートネイチャーだったのが、2017年はアートネイチャーが広がっていました(看板ベースで) ただしアデランスは今もこの地点にあるようです。

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●ステーションモール新館

柏高島屋ステーションモールとして、柏駅駅ビルに1992年にオープンしましたが、高島屋柏店自体は1973年にオープンしています。

この写真のものは新館として2008年にオープンしたモールで、12F建ての高層のものです。

渡り廊下が2つ繋がっていて、その間のフロア分が空洞で骨組みで繋がっているのも構造として面白いと感じます。

で、長い2F通路(ペデストリアンデッキ)が張り巡らされ、関東の駅にはこんな構造の駅が多いですが…。

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●ステーションモールS館

この柏駅のステーションモールは新館と本館とこのS館で構成されているといいます。

うち駅ビルそのものなのが、このS館です。StationのSだそうです単純に。

開業25周年ステモ秋のFestivalとありました。ステモはステーションモールの略ですね。ピチモのような…ピチモはピチレモン(2015年より休刊)という雑誌の略ですが…

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●ステーションモール本館

この右側の建物が本館だそうです。駅とは全くの別棟でここにもTAKASHIMAYAの文字が。

都心近郊の駅前ってみんなこんな景色に見えますが…

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●西口バスターミナル付近

駅の2F出口から通路を通って、上から見た様子です。

駅側には「西口バスターミナル」とあります。ここからバスに乗って別の地に行きましたが、柏で観光する、ってなって、どこへ行こうか随分と迷いました。

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●上の通路

上の写真と同じ場所で、上の写真は下へ向かって撮ったもので、こちらは上の階に焦点を当てて撮ったものです。通路の描く絶妙のカーブ具合がいいね!という感じでした。あまり伝わらないかもしれませんが…

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●柏駅 駅舎

2Fペデストリアンデッキが広く取られている為、全体像が見えづらい駅ですが、都心近郊の都会駅はだいたいこんな感じなんですよね、色んなところへ行けば行くほど、同じに見えてきますね。

そんな中でオリジナルの内容を伝えるのがなかなか難しく、読者の方には何ら役に立たない記事のようにしか思えませんが、柏駅の周りの風景はこんな感じだ、というのがせめて伝われば、と思います。

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より以前の記事一覧