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48台湾

2015年11月20日 (金)

台鉄/板橋駅 (台湾/新北市)

台湾/新北市のMRT/板橋駅です。

-高鐵・台鉄・MRT(台北捷運)/板橋駅-
【路線】台湾高速鉄道(台北-左営間)
    台鉄縦貫線(基隆-竹南間)
    
MRT板橋線(西門-府中間)
【開業】高鐵-2006年11月16日
     台鉄-1901年8月25日
     MRT-2006年5月31日

【訪問】2013年5月
【乗車人員】高鐵-7,952人/日、台鉄-20,181人/日、MRT-32,579人/日
【近隣の主要駅(台北方面)台北駅→隣駅 ※高鐵
           (左営方面)桃園駅→隣駅 
※高鐵
           (基隆方面)台北駅→2駅
           (竹南方面)鶯歌駅→4駅
           (西門方面)龍山寺駅→3駅
           (府中方面)府中駅→隣駅

●駅名標周辺

台湾の新幹線にあたる「高鐵」、在来線相当の「台鉄」、そして地下鉄である「MRT」と3種の線全てを有するキー駅で、1日約60,000人余りの人々が乗車に利用する拠点駅であります。

台鉄は最近、兵庫県の「山陽電車」と国際姉妹鉄道協定を結んだ事でも知られますが、これは互いに「亀山」駅を有する事からだそうです。そういえばこの駅は「板橋」、東京23区内にも同名の「いたばし」駅がありますね…。ちなみに台鉄のこの駅の読みは「バンチャオ」となるようです。

ごく近年まで台鉄のみの駅であり、2006年5月にMRTが、11月には高鐵が相次いでの形で開業しています。

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●板橋駅周辺図

周辺の地図と乗換案内(写っていませんが…)板です。

ちなみにここの場所は「新北市板橋区」であり、東京と同じ「板橋区」です。

市役所に相当する新北市政府もここ板橋区にあります。

Dsc01618

●台鉄駅名標

最初の写真がどの路線のホームか、正直忘れました。

高鐵でないのは確かですが、この駅へは台鉄とMRT(地下鉄)を利用したので。

この駅名標は隣駅の名前から台鉄のものと分かります。

両隣が浮州(Fuzhou)← →萬華(Wanhua)とありました。

Dsc01647

Dsc01649

●板橋駅時刻表

結構な本数の列車が出ています。

終電も0時40分までありました。1時間平均7,8本はあるといったところでしょうか。

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●ホームに列車

日本でいう特急に相当する自彊号という列車のものと思われますが、E1000型とされる120~130km/h程度出る列車のようです。初めて見た時はこれが台湾の新幹線か、と思っていましたが違うかったみたいです…。

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●出口

日本でも台湾でも、出口は「出口」なんですね(笑)

そんな訳で、地下からこの階段を上って出口へと向かいます。

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●丸池

どこかのプールのような、きれいな円形の池が駅前にありました。

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●牛の石像

これも駅前にあったゴツゴツとした石造りの牛。

後ろで人間が引っ張られているのでしょうか。

牛は農業を助けてくれる存在として、今でも台湾人の中で食べない方も居るのだとか。一方で台湾では牛肉麺という定番があったりもしますが…

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●板橋駅 駅舎

横のちょっと傾いたのは階段部分かと思いますが、どこか幾何学を思わせる形で構成された駅舎のように思います。

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●板橋駅 駅舎・2

流石は高鐵も台鉄もある駅の駅舎、と思わされるのがこの巨大な建物です。

駅舎であり、オフィスビルでもありで、地上25階建ての見事なものとなっており、最上階は展望台があるといい、地下も5階まであるという実に30層もの建屋であります。

建物の大半が別用途であるとしても、その建物の一番下のど真ん中に「板橋駅」なる表記があれば、それはもう「素晴らしい駅舎」という事になるのだ、と勝手に解釈してこの駅を楽しんでいました。

そんな「台湾の」板橋駅でした。

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2015年2月22日 (日)

台湾/彰化 赤い三級古墳

台湾/彰化市、台鉄/彰化駅からの歩き旅です。

(2013年5月当時)

●駅前通り

の1カットです。

右向こうに見える「台湾大飯店」とはつまり「Hotel Taiwan」という事です。サイトを見ると普段の宿泊費は1750元という事で、6,000円弱くらいでしょうか。そんな高層ではなく、中級ホテルかなという感じでした。彰化駅前という鉄道アクセスは至便の位置にあります。

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●新宿日式拉麺

と看板に書いてあったのを目撃しました。

店がやってる風ではなく、存在してるかしてないかよく分かりませんでしたが…。

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●華南銀行あたり

華南銀行は台湾を代表する大手商業銀行のひとつで、当地に在住した華僑や日本人が設立したいわれています。

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●小西風華

「こにし」?とか思いました(笑)

日本語で書いた情報がなくて、現地の言葉のサイトから翻訳したものを見たのですが、日本語が意味不明で結局これが何を意味してるのかサッパリ分かりませんでした。

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●定光仏廟

と書かれた寺廟です。個人的に彰化の街ではここの印象がすごく強いです。国家三級古墳、ともあります。

とにかくキラキラしてました。このイメージが強くて、自分の中で彰化=赤という図式が出来上がってしまいました。

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●中華電信と彰化銀行

彰化駅前のオフィス街という感じで、付近の台中駅前と似たような雰囲気ですが、台中の彰化銀行はさらに素晴らしい建屋でした。先述の華南銀行と並び大手商業銀行のひとつでもあります。

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●彰化市公所

彰化市の市役所です。街の規模と考えると日本の市役所ほど大きくはないのかな、と。

近年では石川県小松市の市議団が表見訪問したとの記事がありました。

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●OLD

最後はこの写真で。2枚上の写真と対照的といってもいいような、古い建物が密集したエリアです。

すごくローカルっぽくていいなと思います。勿論街の綺麗な景色を見るのも海外旅行の醍醐味ですが、こういう本来の街の姿というか飾りない部分を見るのも現地らしくていいかな、と。ただし、こういう所は危険とも背中合わせと思うので、その辺は危うきに近寄らずの気持ちも必要ですね。

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2014年8月31日 (日)

台湾/台北③ 壮観!龍山寺

台湾/台北市、台北の旅行記第3弾は、ここ龍山寺(ローサンスー)です

(2013年5月当時)

●門 遠景

台北の地下鉄であるMRTの龍山寺駅の広場を越えてすぐそこにあります。駅からこの立派な門が見えてるのでとても分かり易いです。台湾は何といってもこういった寺院が観光において重要なもののひとつです。数ある台湾の寺院の中でも、ここは特によくガイドブックの類に載っている寺院です。

この門の下の部分(内側の支柱2本の上の部分)は電光掲示になっています。

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●門 近景

上の写真と同じ門、近くまで行ってアップで撮ったものです。

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●名勝古蹟

として刻まれた石碑です。台北101故宮博物院中正紀念堂と並ぶ台北市の「四大外国人観光地」とされ、艋舺清水巌大龍峒保安宮と並ぶ「台北の三大廟門」といわれ、観光地として名門というところでしょうか。

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●境内に滝

という不思議なシチュエーションに出会いましたが、素晴らしいものがありました。

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●前殿

門をくぐった先にある入口です。これが拝殿ではなく、その手前の入口です。

前記事の韓国の首露王陵同様に右から入って、左から出る式です。

屋根がいちいち反り上がっていて撮る気持ちも高まるというものです。

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●楼

多角形の建屋で、各方面に龍やら何やらが突き出ています。

台湾の寺院って反り上がったり突き出たり、外へ向かってのエネルギーみたいなものが感じられて、建屋としてもとっても絵になるなと感じます。

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●塀とビル

龍山寺を囲む塀と外に建つビルとのコラボカットです。

この対照的な感じが不思議な世界を作り上げているような気がして、カットとしては結構気に入ってます。

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●池

滝があったり、別の場所に池があったり、こういうものにも事欠かないのがここの観光地として人気を高くしている所以かもしれません。

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●本殿

門を入り、前殿を入りした後に見えるこれこそが本殿です。

この前は煙が出ていて、浅草浅草寺を思い出させてくれます。

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●本殿内

煙が立ち込めている様子がよく分かると思います。

台湾はまた日本とは違った形でのお参りの方法があるようで、それはやりませんでしたが、ツアー客とか結構やってたように思います。あと日本語がかなり聞こえてきてて日本人観光客もそれなりに居たようです。海外行って日本語聞けるというのはやはり安心しますね。

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●花々

本殿前は花も沢山飾られていました。

実に色とりどりでこれもまた見どころなのかもしれません。

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●出口

壮観な印象のお寺全体でありますが、この出口はえらくアッサリしてるなという印象でした。

ともあれ台北に来たら寄っておいて損はない場所かなと思います。同様の寺院は台湾には多数あります。ここがかなり有名すぎて、他の寺院の情報は結構乏しかったりしますが、単純に景色としては素晴らしいので見る価値充分です。大きな御神体があったりもしますし、ここと同様にきらびやかな建屋が多いので、個人的にはおススメです。

ちなみに現地の「台湾 開運小旅行」という本には、この手の寺院とその周辺の店情報が何十も見開きで紹介されていて、読んでいるだけで素晴らしかったです。(買って帰って手元に持ってます) ⇒こちら

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以上、龍山寺でした!

2014年6月29日 (日)

台湾/台中 素晴らしき銀行建屋

台湾/台中市、台鉄/台中駅からの歩き旅です。

(2013年5月当時)

Dsc01959●駅前通り

台中の駅を出て、まっすぐ伸びた通りを交差点ひとつ分進まんとする所です。

右側には寶華商旅とありますが、これはホテルです。

左側の大きなビルの年季の入り具合はなんともいえないものがあり、つくづく台湾に来た事を感じさせられます。

あと、この時の台湾旅行では、台北から南へ主要駅(らしきところ)を次々に訪ねて行ったのですが、時間が限られていたので北部ばかりという感じになっていたのですが、ここまで来てやっと「中部」まで来れたかな、とある種の達成感を得ました。できる限り北部のみの訪問で終わりたくなかったというのもありまして。

Dsc01962●更に進む

とこんな風景です。

「SONY」の看板もかかっていました。

手前の縦筋の入った大きな建物はこれまたホテルです。台中駅前はやはり台湾有数の大都市エリアという事もありホテルも数多くあります。

Dsc01963●台中電子街

台中駅前の通りを十文字状に形成しているPC関連の店舗が立ち並ぶエリアです。

字体が中華っぽくて、なんだか中華街かな?と思わせる雰囲気のゲートでした。

Dsc01964●電子街の通り

上の写真から街の中へ入った様子です。

必ずしも電子関連ばかりという訳ではなく、食品関係の店舗もありました。

天井あたりの両サイドから内側へ向かって伸びている突起?が通りに強烈なアクセントをつけていました。

Dsc01968●継光商店街

台中電子街と交差する通りですが、賑やかに店舗が立ち並んでいました。

服飾店が多かったという印象でした。縦長の看板が建屋毎にズラーッと並んでいて、中華系を強く感じさせる通りでした。

Dsc01969●39均

ケンタッキーフライドチキンとダイソーの看板がありました。

ケンタッキーは「肯徳基」と表記するんですね。

そしてダイソー、$39均一とありました。日本ではないので、百均ではないのでしょうが39NT$(台湾ドル)を日本円にすると120円は超える計算になります。30均ぐらいが日本の百均に相当するかな、と。細かく言えば(笑

Dsc01977●彰化銀行台中支店

彰化銀行は台湾を代表する大手銀行のひとつで、かつては省属三商銀と呼ばれる台湾省政府に属する三つの商業銀行のひとつでした。

今では台湾の大手銀行で唯一、台北以外に本拠地(台中)を置いている銀行です。「彰化」と名がついていますが、彰化市ではなく台中市に本社があります。

そんな御紹介より、この建屋が素晴らしくて載せてみた次第です。日本では昭和初期にこんな感じのモダン建築の建屋がよく見られますが、この建屋のつくられた時期も1938(昭和13)年という事で、やはりこの時期のものだったんですね。ちなみに創立は1905年と100年以上の歴史を有します。

Dsc01983●臺灣銀行台中支店

お次も銀行ですが、こちらは臺灣銀行です。向こうのレンガっぽい建屋の方です。

臺灣銀行は桃園国際空港のターミナルでも両替所を出しているいわば「名門」の台湾最大の商業銀行です。

彰化銀行に負けず劣らずの素晴らしい建屋でした。支店ではあるものの№1の銀行なので、それなりのものが造られている、というところでしょうか。

手前の建屋には「長崎カステラ」の文字が見えます。台湾の別の街でも見たような…。

異国の地でちょいちょい日本語を見かけると嬉しい気分になります。ひとり旅で孤独の身で、分からない言葉に包まれているとホームシックにも似た感情が時折湧いてくるのですが、そんな時にこういう日本語に救われる気がするのです。旅自体は楽しんでるので、決して苦しい悲しい訳ではないのですが…。雨の中で思うように風景が撮れなかったのが少々厳しいところでしたが、これらの素晴らしい建屋が見られる台中駅前通りは、なかなか楽しめます。

2014年4月27日 (日)

台湾/中壢 迷いながら…

台湾/中壢市、台鉄/中壢駅からの歩き旅です。

(2013年5月当時)

Dsc01749 ●旅店

左手前にある「旅店」というのは、日本語では「旅館」に近い意味合いのようで、入口部分に「HOTEL」とありますが、佇まいが旅館に近い雰囲気でした。

結構年季の入った様子ですが、これでも2009年に改装したような事を書いていました。中壢駅の真ん前にあるので、この辺りで宿泊する分には便利な宿ではあると思います。宿代も1,000台湾ドル~というので、日本円で3,000円強でしょうか。

で、他はやはり漢字ばかりの看板がズラーッと並んでいます。

Dsc01751 ●娃娃王国

駅前の通りをちょいと横にそれた通りを歩いてみたら、こんな風景に出会いました。

英語で表現するところの「TOYS KINGDOM」に相当するそうで、おもちゃ王国というとちょっと違う気もしますが、ぬいぐるみが窓の外へ溢れ出さんばかりにひしめき合っていました。

Dsc01755_2 ●住商不動産

がありました。(右手前)

古めかしいコンクリート色のビルに派手な看板、という台湾らしいというか日本にはない感覚が、海外に来たなという気分にさせてくれ、異国感を味わう事が海外旅行の醍醐味というものですね。

Dsc01757_2 ●中壢客運

中歴の主要バス路線のひとつで、1979年に成立したとあります。

中壢-台北となっており、このバスで台北へ行く事も出来るのでしょう。(鉄道でも行けます)

日本の車両では日野、三菱、トヨタなどが使われているそうです。

Dsc01759 ●漢字看板

満載の台湾の街ならどこでも見かける光景はついつい撮りたくなってしまいます。特に1文字1枚ずつの看板とか。

房屋、とは「住宅」を意味し、住宅会社ではないかと思います。

通りを示す標識が出ていて、中光路というのと、これと垂直に元化路という通りになっています。

Dsc01760 ●高層マンション

と思われる建屋群も見受けられます。

商業系ビル群の賑やかしい看板の様子とは違い、こちらは洗練された都会の雰囲気を感じます。

Dsc01765 ●幹線道周辺

だいぶ歩いて太い道路に出て来てのカットです。

ここも7-Elevenがありました。

だんだんどこへ行ったのか分からなくなってしまい、道に迷い出して焦りました。やはり海外なので、道に迷ってどうにもならないのはキツいと思い、ホントに焦りました。この時の旅は台湾の多くの街を訪ねましたが、最も迷ったのはここでした。

Dsc01770●M

マクドナルドがありました。

ビルが立ち並ぶこの通り、迷った時の事を思い出しました。とにかく駅を探す事に夢中でした。

Dsc01774●日本語学校

かと思われますが、日語とか中国語会話コースとかありました。

「コース」などとカタカナ表記があり、また下に書いてある分も完全に日本語でした。

海外に行って日本語に出会うと、何故か妙に懐かしい気分になるし、独りで心細くなっている時などは、それだけで妙に心強くなったりもします。その時につくづく日本人であることを実感もしますね。

Dsc01776●ビル

最後になりますが、迷子の危機に陥りながらも何とか駅前まで戻って来れました。

で、駅前の道路の手前部分にあったのがこの渋いビルでした。台湾ってホントこのてのものが多かったなと思い、これが台湾に来ている事を実感させてくれるのですが、実に年季の入ったビルです。ビルもですが、看板が年季入ったまま、というイメージも強いですね。年中暑くて色褪せるのが早くてメンテが追い付かないのでしょうか、分かりませんがとにかく渋いです。こんなところを楽しむのも旅のひとつかな、と改めて思った次第です。

2014年3月30日 (日)

台鉄/新烏日駅 (台湾/台中市)

台湾/台中市の台鉄(臺鐵)/新烏日駅です。

-台鉄/新烏日-(臺鐵/新烏日車站)
【路線】
台鉄・台中線<山線>(竹南-彰化間)
 

【駅区分】三等駅
【開業】
2006年12月1日
【訪問】2013年5月
【1日あたり平均乗車人員】 1,982人/日 (2008年)
【近隣の主要駅(竹南方面)台中駅→3駅
           (彰化方面)彰化駅→2駅

Dsc02138●駅名標

といっても名前だけでした。

隣駅表示も何もなし。

こういう綴りですが、発音でいうと「シンウーリー」という感じです。

この当時は去年5月、GWを利用しての台湾2泊3日ひとり旅の2日目も最終というところで、かなり暗くなってきていました。

それまで割に都市の中心駅に降りてきたのですが、こんな何もないような所に降りてきたのは訳がありました。

Dsc02139●ホーム

妙に波打った形のひさしが印象的でした。ベンチは結構置いてありました。

この時は、山線の電車が19:00に2番線に来るとの電光掲示板の表示でした。

台中からここへやって来たのですが、それまで分岐の殆どない電車ばかり乗って来たので、まともに着けるか不安でたまらない状態だった、そんな道中でした。

Dsc02143●周辺風景

もう夜になりかかっていた頃でよく分からないかもしれませんが、とりあえず建物が立ち並ぶといったものとは対照的といってもよい閑散とした景色がそこには広がっていました。

草むらと道路が続くだけ、そんな景色ですが、それでもここに降り立つのは必要があっての事でした。それが分かるのがこの次の写真で分かります。

Dsc02140●ホーム階段

ちょっと光って見えにくいですが、出口と書いてある上には「高鐵臺中站」とあります。

台鉄の台中駅から3駅離れたこの新烏日駅は同時に高鐵、つまり新幹線の台中駅でもあり、この階段を上っていけば、高鐵駅としての立派な広い駅内となっています。

台湾では在来と新幹線とが同じ駅名で場所が違うという事が結構あり、ここもその一例です。

それは日本の場合のように在来も新幹線も共にJRという形ではなく、台湾の場合はそれぞれが別会社という事にも起因するもので、ここはまだ鉄道路線で繋がっていますが、新竹や桃園といった駅は高鐵と台鉄が全く違う場所で、鉄道連絡もないという状態です。

この駅に寄った理由は、この日の旅でひたすら在来に乗って台湾中部の台中まで来てしまい、台北へ帰らねばという事になって、高鐵で台中から早く帰ろうという為です。在来で帰ってたら何時間かかかってしまいそうだったんで…

Dsc02142●高鐵台中へ

上の写真の階段を上り始めたところです。

視界の向こうには高鐵台中駅を兼ねた駅舎内の見事な天井が覗いて見えます。

駅ホームとその階段上の様子のギャップの大きさに驚きます。

Dsc02144●駅舎内

高鐵台中駅の構内も兼ねてという事もあり、実に豪華さ溢れる雰囲気の駅舎内です。

在来と新幹線の同名駅が違う場所にある事が多い台湾で、このように鉄道で繋がっている事は有難いものがあります。海外に1人で行ってタクシーやバスでの移動というのは不安が伴うものなので。鉄道もそうではありますが、乗り方さえ覚えれば難なく移動できるので、非常に助かります台北などの大都市では地下鉄があり、より使いやすいのですが、台中より南から台北へ行く時は新幹線である高鐵の利用も視野に入れて考えた方が良いでしょうね、ってこの駅の紹介と関係ない話ですが…

そんな訳で、新烏日駅=高鐵の台中駅、です。

2014年2月17日 (月)

台湾/台北② 隻城夜市をウロウロ

台湾/台北市にある「隻城夜市」に行った時の様子です。

ちなみに台北①はコチラ

(2013年5月当時)

今回から少々載せ方を変えてみます!

Dsc01609●横断幕

臺北夜市として前面に出ており、右端に隻城街夜市と出ています。

この前に公館駅前で「公館夜市」を見ていたのですが、結局何も買えず、ここでもなかなか手が出せずにいたのです。値段は書いてないし、いくら取られるのかな?みたいなのが結構ありました。それに金の受け渡しもちゃんとできるかな、という不安も。

なんだかんだで結局は一品だけは注文して食べる事とはなりました。個人的に台湾で唯一、夜市を堪能した場所です。

Dsc01604●隻城街

Lane10巷、と表記がありました。

住所表記では、巷の次に号があったので、巷は日本でいう「番」に相当するのかな、と。

ちなみにこの夜市の場所は、MRT中山國小駅と民権西路駅の中間、ホテルルートイン台北から徒歩5分もしないほどの至近です。

Dsc01597_2 ●市の様子

基本人混みなので、あまり正面切って撮れる状態ではありませんでしたが、様子だけは記録にも残しておきたくて少々引いてのカットです。夜の10時過ぎまでこの辺り何周もウロウロしてましたが、夜でも衰えない活気を感じました。こんなのが習慣的になっているというのがすごいですね、特にお祭りでもないのに。

今考えると、かなり無防備な状態でウロウロしてたな、と思いました。まぁほぼ手ぶらに近かったし、格好がみすぼらしかったんで狙われる事もなかったかもしれませんが…。

手前を横切っているのは優良タクシーです。この時の台湾旅行でタクシーを利用したのは桃園駅から桃園国際空港へ向かった時のみでしたが、親切に対応してくれました。相場から見てもボラれてはいないようだし…、いや、つい海外だとそう考えてしまうもので…。

Dsc01600_2●現烤玉米

夜市で唯一、買ったもの「焼きとうもろこし」です。

言葉も通じないし、値段もよく分からないし、ボラれるのでは??の心配もしながら、恐る恐る指差しオーダーしました。

店はおぱあちゃんが1人でやってた感じでしたが、先に「金を出せ」といった感じで手を出してきたので、幾らかわからぬままにとりあえず100元札出してみたら、30元のお釣りをくれました。70元(250円ほど)だったんですね。 金を渡したら、おばあちゃんは慣れた手つきで、これを機械に固定し焼き始めました。

Dsc01601●焼きとうもろこし

これがその中身です。

独特のタレがかかっていて、旨かったです。

夜市の端の机つきの座席に腰掛けて、ただひたすら黙々とこれを食べてました。

ちなみにこの通りの存在は、泊まっていたホテルから裏通りへ出てみたらたまたま行き着いて知る事となったもので、海外で裏通りへ不用意に出るのはタブーともいえるので、おススメはできませんが、結果的にこういったよい成果を得ることにもなるかな、と。たまたまいい結果になったもので、国柄等把握できない時点では注意しなければ、と自分で振り返ってみても思いました。あと、衛生面が気になる方は十分チェックしてから食べるかどうか決めた方が良いと思います。ここもまた必ずしも日本基準とは違うので。

でも、せっかく来たんなら何かひとつは食べてみたいものですね。

2014年2月 9日 (日)

台湾/新竹② 新竹駅への道!

台湾/新竹(しんちゅう)市、「台湾/新竹 新苑名流都会館の夜」に続き、今回は屋外につきお送りします。

初の屋外カット

これこそが、私が海外に行って初めて撮った屋外でのカットです。

これより先にホテルの部屋から外の様子を撮ったカットはありますが、実際に外へ出て、ちゃんと街の様子を撮ったのがこれが最初です、厳密にはこの前夜に暗い中、ケータイで撮ったのが最初ですが、それは公園風景であり、海外っぽさが感じられないものでした。

この風景を肌で感じて、中華圏に来たな…という事を改めて実感させられ、「海外に来たんだ!」と高まったものでした。

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電気店も

ホテルを出て最初の角に当たる位置、NikonとかSONYとかの看板が続いています。正面から文字の見えている「手機」というのは携帯電話の事のようです。

とにかくどこへ出ても店が並んでいる通りで、逆に一般家庭が全然見受けられない状態でした。

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東門城

新竹の駅から徒歩5分程度、新苑のホテルから出ても5分程度ですが、周辺の色んな通りを一つに結ぶ円状のロータリーのようになった中心地にある建物です。

1733年、かつての「清」の時代に新竹城を守る城壁を造る際に建てられたそうです。日本でいえば江戸中期ですが、周辺の建造物はすべて取り壊され、この建物だけが残り、修復されて現在に至るそうです。

海外でこういう建物に迂闊に近寄るのもためらわれたんで、あまり近くまでは行ってませんが、地下にも遺構があるそうです。夜はライトアップされていて、きれいでした!

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東門橋

上の写真の東門城はこの隠れた左手前に位置します。

この道路が向こうで左カーブをえがいていますが、ずっとこれが続いていて、円状のトラックになっています。そして、そのトラックから枝分かれするように、色んな通りが走っています。

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またまた通りへ

円状のロータリーから別の通りへ。

またも、これでもかってぐらい字の書かれた看板の店がずーっと軒を連ねていました。

手書きっぽい字体?!のも多くて、実に惹かれます。

Img_5060

スクーター群

台湾といえば、スクーターです。

とにかく、この動きときたらハンパないです。車も怖いですが、路地を横切るのもスクーターの動きをよく見ておかないと、日本みたいに渡ってるからといって停まってくれないので、ホントに要注意です。

道路を走るスクーターの様子を見て、日本基準で考えると、正直戦闘的なイメージを受けると思います。

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東門郵局

という名のバス停になっていますが、その郵便局はこの右に写っている縁が緑の建物です。「郵局」として、その横に「POST」と表されています。

手前の看板の「請勿停車」は"駐車しないでください"という意味のようです。「人行道」というのは、人が通る道、歩道ということでしょうか。

Img_5063

郵便ポスト

緑と赤に分かれていました。台湾方式のようですが、赤は特殊郵便用で緑が普通郵便用だそうです。それぞれに2つの口があるのは、新竹地区とそれ以外とをここの時点で分けるというものです。

ポストが日本と似ていても、色や仕分け方が違っていたりで、そこにまた文化の違いが見えて、やっぱり海外を旅するのって見分が深まっていいな、と今更ながら思いました。初海外が年齢的に遅くなってしまいましたが、何事を始めるにも、始めて遅いという事はない、というものですね。

そんな感想をもって、本記事終了とします。

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2014年2月 7日 (金)

MRT/龍山寺駅 (台湾/台北市)

台湾/台北市のMRT/龍山寺駅です。

-MRT(台北捷運)/龍山寺駅-
【路線】MRT板橋線(西門-府中間)
 

【開業】
1999年12月24日
【訪問】2013年5月
【近隣の主要駅(西門方面)西門駅→隣駅、台北駅→2駅
           (府中方面)板橋駅→3駅

駅名標

台北のMRT路線図、駅構内にあるものです。

龍山寺と書いて、「ローシャンシー」と読み、ここでは英語訳なのか「TEMPLE」の文字も続いています。信濃川が「SHINANOGAWA RIVER」というように(笑

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路線図等

路線図や周囲の地図や駅構内の様子です。

路線図ですが、当駅の位置は真ん中部分を横切る青いラインが、縦に走る赤いラインと交差する所(台北駅)から、左へ2駅分行ったところになります。

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ホーム

ちょうど電車が走り去るところのカットが撮れました。

Dsc01462

観音菩薩

駅の地下構内にありました。

この駅は地下街的なものが多少あり、その一角に置かれていました。

日本のより顔が人間っぽいというか。仏チックじゃないというか。これもまた異国のものを見る楽しさだと思います。

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マッサージ

これも地下の様子です。

按摩とあり、日本でも近年あちこちに見られるようになったマッサージの類かなと。

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駅前広場

駅地下から上がった先の公園的な広場です。

御年輩の方がギター弾いて、周りの方々が歌ってたり、和む光景が見られました。

写真の先に見えているのが、この駅の名でもある「龍山寺」です。

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駅前の街並み

「吉野屋」があります!そこに一番最初に目が行きました。

年季の入った建屋が多いな、と感じます、台湾の街はどこへ行っても。

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龍山寺駅 駅舎

地下鉄駅ながら「駅舎」と呼べるに近いレベルの建屋があります。

エスカレータ上がった先にある部分の天井を覆う建屋ではありますが、それ自体が「駅舎」に近いものとなっていて、両サイドは柱で支えています。

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2014年1月20日 (月)

MRT/民権西路駅 (台湾/台北市)

台湾/台北市のMRT/民権西路駅です。

-MRT(台北捷運)/民権西路駅-
【路線】MRT淡水線(淡水-中正記念堂間)
     同・新荘線(迴竜-古亭間)

 

【開業】
1997年3月28日
【訪問】2013年5月
【近隣の主要駅(淡水方面)士林駅→3駅
           (中正記念堂方面)台北車站→3駅
           (迴竜方面)台北橋駅→2駅
           (古亭方面)行天宮駅→2駅

路線図

台北のMRT路線図、駅構内にあるものです。

真ん中よりやや左上、赤い縦のラインとオレンジの横ラインが交差する所、これがこの駅の位置です。

民権西路と書いて「ミンチュエンシールー」と読むようです。私は勝手に「みんけん・にしじ」と読んでましたが(笑

泊まっていたホテルの最寄駅だった訳ですが、当初はこの隣の中山國小駅に降り立って、チェックインしていたのですが、地下鉄の色々な駅へ移動する事を考えると、色んな路線に分岐している当駅の方が利用しやすい、って事でこの駅とホテルとはよく行き来しました。ホテルは中山國小とこの民権西路とのほぼ中間点でしたが。

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トークン

台北の地下鉄であるMRTを利用する際に欠かせなかったのが、この「トークン」でした。自動券売機で買うとこれが出てきます。

改札に入る際は、日本のICOCA等(関東は何でしたっけ??)のように改札機の前の部分をこれをかざして改札を開きます。出る時は、これを自販機の硬貨入れのように放り込めば、改札が開き外へ出られるという訳です。

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駅出てすぐ

の所にこんなのがありました。

基督教の教会によるオブジェでしょうか。

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民権西路駅 駅舎

地下鉄につきいくつか出口がありますが、そのうちのひとつです。

駅から出て、またそこから階段を数段降りていく事となります。

屋根部分は傾斜がついていて、なかなかカッコ良い構造になっています。この屋根の部分が平たかったらどうしても平板で平凡な印象を受けてしまいますが、この形だとひと工夫感じられるというものでした。

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駅と周辺

大きな街の中にあるので、金融機関やら何やらの大きなビルがとにかく目立ちます。

あと、通りはカフェやら飲食店やらにも事欠かず、マクドナルドやスタバ、あと日本食の渋い店までありました。台湾は何処へ行っても飲食する場所には不自由しないな、という印象が個人的にかなり強いですね。

下の写真は駅周辺の夜の風景ですが、昼も夜も寄ったので両方の写真があります。

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