台鉄/板橋駅 (台湾/新北市)
台湾/新北市のMRT/板橋駅です。
-高鐵・台鉄・MRT(台北捷運)/板橋駅-
【路線】台湾高速鉄道(台北-左営間)
台鉄縦貫線(基隆-竹南間)
MRT板橋線(西門-府中間)
【開業】高鐵-2006年11月16日
台鉄-1901年8月25日
MRT-2006年5月31日
【訪問】2013年5月
【乗車人員】高鐵-7,952人/日、台鉄-20,181人/日、MRT-32,579人/日
【近隣の主要駅】(台北方面)台北駅→隣駅 ※高鐵
(左営方面)桃園駅→隣駅 ※高鐵
(基隆方面)台北駅→2駅
(竹南方面)鶯歌駅→4駅
(西門方面)龍山寺駅→3駅
(府中方面)府中駅→隣駅
●駅名標周辺
台湾の新幹線にあたる「高鐵」、在来線相当の「台鉄」、そして地下鉄である「MRT」と3種の線全てを有するキー駅で、1日約60,000人余りの人々が乗車に利用する拠点駅であります。
台鉄は最近、兵庫県の「山陽電車」と国際姉妹鉄道協定を結んだ事でも知られますが、これは互いに「亀山」駅を有する事からだそうです。そういえばこの駅は「板橋」、東京23区内にも同名の「いたばし」駅がありますね…。ちなみに台鉄のこの駅の読みは「バンチャオ」となるようです。
ごく近年まで台鉄のみの駅であり、2006年5月にMRTが、11月には高鐵が相次いでの形で開業しています。
周辺の地図と乗換案内(写っていませんが…)板です。
ちなみにここの場所は「新北市板橋区」であり、東京と同じ「板橋区」です。
市役所に相当する新北市政府もここ板橋区にあります。
最初の写真がどの路線のホームか、正直忘れました。
高鐵でないのは確かですが、この駅へは台鉄とMRT(地下鉄)を利用したので。
この駅名標は隣駅の名前から台鉄のものと分かります。
両隣が浮州(Fuzhou)← →萬華(Wanhua)とありました。
結構な本数の列車が出ています。
終電も0時40分までありました。1時間平均7,8本はあるといったところでしょうか。
日本でいう特急に相当する自彊号という列車のものと思われますが、E1000型とされる120~130km/h程度出る列車のようです。初めて見た時はこれが台湾の新幹線か、と思っていましたが違うかったみたいです…。
日本でも台湾でも、出口は「出口」なんですね(笑)
そんな訳で、地下からこの階段を上って出口へと向かいます。
どこかのプールのような、きれいな円形の池が駅前にありました。
これも駅前にあったゴツゴツとした石造りの牛。
後ろで人間が引っ張られているのでしょうか。
牛は農業を助けてくれる存在として、今でも台湾人の中で食べない方も居るのだとか。一方で台湾では牛肉麺という定番があったりもしますが…
横のちょっと傾いたのは階段部分かと思いますが、どこか幾何学を思わせる形で構成された駅舎のように思います。
流石は高鐵も台鉄もある駅の駅舎、と思わされるのがこの巨大な建物です。
駅舎であり、オフィスビルでもありで、地上25階建ての見事なものとなっており、最上階は展望台があるといい、地下も5階まであるという実に30層もの建屋であります。
建物の大半が別用途であるとしても、その建物の一番下のど真ん中に「板橋駅」なる表記があれば、それはもう「素晴らしい駅舎」という事になるのだ、と勝手に解釈してこの駅を楽しんでいました。
そんな「台湾の」板橋駅でした。
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